JP2006285491A - 表示入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディスプレイに表示された操作部品が視差によって実際の表示位置と異なる位置に見えても、操作部品を正しくタッチ操作することができる表示入力装置を提供する。
【解決手段】 タッチパネル2に設けられた距離センサによって、操作者の指などの指示体とタッチパネル2との間の距離を検出し、かつ距離検出位置の座標を検出する。また、ポインタ表示部51によって、検出された上記の距離に応じた表示形態のポインタ画像をディスプレイ3の表示面31において上記の距離検出位置に表示させる。これにより、ポインタ画像の表示された位置が、タッチパネル2(表示面31)において指示体がタッチしようとしている位置となるので、その位置と操作部品の表示位置とが重なるように指示体の位置を調整することで、操作部品に正しくタッチすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、タッチパネルを入力デバイスとして備え、表示画面上で入力操作をする表示入力装置に関するものである。
タッチパネルは、タッチされた位置を電気的に検出することによって、タッチ位置の座標での入力を受け入れることができることから、一般に、ディスプレイ上に設けられて、ディスプレイに表示されたボタンやスイッチの操作に用いられている。例えば、タッチパネルを用いたスイッチの押圧動作においては、タッチ操作によりタッチパネルから出力されるタッチ信号およびタッチ位置のXY座標を基に、スイッチの表示位置でスイッチが押されたか否かが判断される。また、その後、操作者の指がタッチパネルから離れることによりタッチパネルから出力される非タッチ信号および離れた位置のXY座標を基に、スイッチの表示位置でスイッチが押されなくなったか否かが判断される。
このようなタッチパネルにおいて、ディスプレイに表示される操作対象のスイッチのような操作部品が画像によって形成されて実体を有さないため、操作感を得ることができない。そこで、操作者が操作感を得られるように、操作によって操作部品の表示状態を変化させる技術が知られている(例えば特許文献1)。
また、タッチパネルは、使用される環境によっては、水滴や油滴等から保護するための透明な保護カバーが装着されることもある(例えば特許文献2)。
特開平10−105735号公報(1998年4月24日公開) 特開平11−330730号公報(1999年11月30日公開)
ところが、上記のような保護カバーがタッチパネルに装着されると、保護カバーの厚さにもよるが、操作者が操作部品を見る方向によっては、保護カバーによる屈折作用で、操作者が操作部品を見る位置と操作部品が実際に表示されている位置とに視差が生じることがある。タッチパネル正面から見る場合では上記のような視差による位置ずれの問題はないが、タッチパネルの設置位置に応じて操作者が斜め方向に操作部品を見る場合、上記のような視差が生じやすい。
操作者は、このような視差が生じている状態で操作部品をタッチしようとしても、実際の表示位置と異なる位置でタッチする可能性がある。このような視差があることは、操作感が得られる上記のような技術を用いても、実際に操作部品を操作してみないと正しく操作されたか否かがわからないため、複数の操作部品が近接して配置されている場合などでは誤操作の虞がある。このような問題を回避するには、視差による操作位置のずれが生じても確実に操作できるように操作部品を大きくすることが考えられる。しかしながら、操作部品を大きくすれば、限られた表示画面において配置される操作部品数が減少するので、表示画面の設計が制約されるという不都合が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、上記のような視差が生じている状態でも、表示された操作部品を正しく操作することができる表示入力装置を実現することにある。
本発明に係る表示入力装置は、表示面上に操作目標画像を表示する表示装置と、表示面上での操作指示体の接触位置を検出するタッチパネルとを備えている表示入力装置において、上記課題を解決するために、前記操作指示体と前記タッチパネルとの間のタッチパネル面に垂直な方向の距離と、その距離を検出する位置のタッチパネル面の2次元座標とを検出する距離検出手段と、前記表示面における前記検出位置の2次元座標に表示されるポインタのデータを生成するポインタ生成手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、距離検出手段によって、上記距離および距離検出位置の2次元座標が検出されると、ポインタ生成手段がその検出距離に基づいてポインタのデータを生成する。表示装置は、そのポインタのデータに基づいて、上記の2次元座標にポインタを表示する。ポインタが表示される位置は、操作指示体とタッチパネルとを結び、タッチパネル面に垂直な直線のタッチパネル面との交点であるから、操作指示体がタッチパネルにタッチしようとする位置とほぼ同じである。それゆえ、ポインタが、表示面において表示される操作目標画像としての操作部品上に表示されると、操作指示体が操作部品にタッチできる位置で近づいていることがわかる。また、ポインタが操作部品から外れた位置に表示されると、操作指示体が操作部品にタッチできない位置で近づいていることがわかる。
それゆえ、操作者は、視差によって、操作部品が実際に表示されている位置からずれた位置に見えても、ポインタによって操作指示体が指している位置がわかるので、ポインタを確認しながら操作指示体の指示位置を調整して、正しく操作部品にタッチすることができる。
前記表示入力装置において、前記ポインタ生成手段は、検出距離に応じて異なる表示形態のポインタのデータを生成することが好ましい。これにより、操作指示体とタッチパネルとの距離の変化がポインタの表示形態で表されるので、操作者は距離感を容易に把握することができる。
例えば、前記ポインタ生成手段は、検出距離が小さくなるほど濃くなるように前記ポインタのデータを生成したり、検出距離が小さくなるほど小さくなるように前記ポインタのデータを生成したりする。これにより、操作指示体がタッチパネルに近づいたり遠ざかったりしている様子をポインタの表示形態によって容易に把握することができる。さらに、前記ポインタ生成手段が、操作指示体の影を表現する画像として前記ポインタのデータを生成することにより、より自然な使用感を操作者に与えることができる。
本発明に係る表示入力装置は、以上のように、操作指示体とタッチパネルとの間の距離を検出し、かつ距離検出位置の座標を検出する距離検出手段と、検出された距離に応じた表示形態のポインタ画像を上記距離検出位置に表示させるポインタのデータを発生するポインタ生成手段とを備えている。したがって、タッチ対象となる操作部品が視差によって実際の表示位置とずれて見えても、ポインタを目標にタッチ位置を調整することにより、正しくタッチ操作を行うことができ、誤操作を容易に回避することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図4に基づいて説明すると、以下の通りである。
図1に示すように、本実施の形態に係る表示入力装置1は、タッチパネル2、ディスプレイ3(表示装置)、座標検出部4、表示処理部5、画面メモリ6、ポインタテーブル7および制御部8を備えている。
タッチパネル2は、ディスプレイ3の表示面31上に設けられており、押圧操作された位置を検出する位置検出デバイスである。このタッチパネル2は、例えば、図2に示す構造を有している。
図2に示すように、タッチパネル2は、操作側基板21と、表示側基板22と、透明導電膜23,24と、距離センサ25とを有している。図2に示すタッチパネル2は、アナログ抵抗膜式のタッチパネルである。また、本表示入力装置1は、タッチパネル2の表面を保護するために、タッチパネル2の全面を覆う保護カバー9を必要に応じて備えている。
操作側基板21と表示側基板22とは、互いに対向するように一定間隔をおいて配されている。表示側基板22は、透明なフィルムまたはガラスによって形成されており、ディスプレイ3の表示面31に近接して配されている。操作側基板21は、押圧操作を可能とするようにフィルムなどの可撓性透明材料によって形成されている。
操作側基板21の対向面には、ITO(インジウム錫酸化物)などの透明導電材料からなる薄膜状の透明導電膜23が形成されている。一方、表示側基板22の対向面には、ITOなどの透明導電材料からなる薄膜状の透明導電膜24が形成されている。
表示側基板22上には図示しない多数のドットスペーサが形成されており、このドットスペーサによって操作側基板21と表示側基板22との間が一定間隔に保持される。そして、操作側基板21と表示側基板22とは、基板周縁に塗布されたシール材(図示せず)によって貼り合わされている。
なお、タッチパネル2は、上記のようなアナログ式に限らず、デジタル式のタッチパネルであってもよい。デジタル式のタッチパネルは、操作側基板21と表示側基板22とに互いに直交する方向にストライプ状の電極が形成されることにより、マトリクス状の電極構造を有している。
距離センサ25は、タッチパネル2に接触する操作者の指などの指示体(操作指示体)とタッチパネル2との間のタッチパネル2の表面(タッチパネル面)に垂直な方向の距離、およびその距離が検出されるタッチパネル2における位置(距離検出位置)の2次元座標(X座標値およびY座標値)を検出するセンサであり、操作側基板21の操作側表面に設けられている。この距離センサ25は、例えば、静電容量方式のセンサグリッドであり、格子状に形成されたセンサ単体と指示体との間の静電容量の大きさが上記距離と比例するように設定されている。距離センサ25は、指示体の先端部分の大きさに応じた領域における各センサ単体の静電容量の大きさを電圧の大きさとして各センサ単体のX方向出力電極とY方向出力電極との間に出力する。
なお、距離センサ25は、指示体とタッチパネル2との間の距離と、その距離が検出されるタッチパネル2における位置の2次元座標とを検出できれば、上記の例に限定されない。例えば、距離センサ25は、ペンなどの指示体による磁界の変化を利用して磁界の変化を指示体とタッチパネル2との間の距離として検出するようなセンサであってもよい。また、特開2004−240634号公報には、ペンから発生する音波をディスプレイに設けられた検出センサで検出してペンの位置を特定することが開示されていることから、そのような検出センサを距離センサ25として利用してもよい。
座標検出部4は、タッチパネル2から出力される検出電圧に基づいて演算処理を行い、タッチパネル2において押圧操作された入力位置のX座標値およびY座標値を出力する。タッチパネル2において操作側基板21が押圧操作されると、透明導電膜23においては押圧点(入力点)で透明導電膜23のY方向の両端の電極(図示せず)間の抵抗値(Y座標方向の抵抗値)が分割され、透明導電膜24においては押圧点(入力点)で透明導電膜24のX方向の両端の電極(図示せず)間の抵抗値(X座標方向の抵抗値)が分割される。座標検出部4は、透明導電膜24の一方の電極(正極)に所定電圧を印加してこの電極から押圧点を経て透明導電膜23の一方の電極(負極)に現れる電圧を計測することによりX座標値を検出する。また、座標検出部4は、透明導電膜23の他方の電極(正極)に所定電圧を印加してこの電極から押圧点を経て透明導電膜24の他方の電極(負極)に現れる電圧を計測することによりY座標値を検出する。
座標検出部4は、上記の電圧が印加可能となることで、その電圧値を以てタッチパネル2がタッチされたことを検出するタッチ信号を得ている。
また、座標検出部4は、タッチパネル2がデジタル式である場合、上記のストライプ状電極が交差するマトリクス状のスイッチ部(操作領域)が、操作側基板21の押圧操作によって接触することによりオンすると、操作側基板21と表示側基板21とのそれぞれのストライプ状電極の端部から出力される電圧に基づいて、スイッチ部でのオン抵抗を計測し、押圧された入力座標位置を特定(検出)する。また、上記の電圧がタッチ信号となる。
座標検出部4は、距離センサ25から出力される距離に応じた物理量(電圧等)に基づいて距離のデータを算出する。上記のセンサグリッドを距離センサ25として用いた場合、複数のセンサ単体から物理量や距離検出位置の座標が得られるので、座標検出部4は、それらの平均値から距離のデータを算出するとともに、複数得られた距離検出位置の座標についても平均値を算出して1つの座標データを出力する。距離のデータは、Z=0をタッチパネル2の表面とするZ座標として表される。
なお、座標検出部4は、距離(Z座標)が所定の値以下になったことを検出すると、そのことをタッチパネル2からのタッチ信号と同等のタッチ信号が入力されたこととして認識する。
表示入力装置1において、距離センサ25および座標検出部4によって、距離検出手段が構成される。
表示処理部5は、画像メモリ6に格納された画面データを読み出してディスプレイ3の表示面31に表示する処理を行う。また、表示処理部5は、タッチパネル2が押圧操作されたときに、座標検出部4から出力されるタッチ信号とタッチ位置の座標データとに基づいて、表示された画面において所定座標に設けられている操作部品(スイッチやボタン等)が操作されたか否かを判定し、操作されたと判定したときに、制御部8にその判定結果を通知するとともに、操作部品の表示形態を変更する。制御部8は、表示入力装置1からの通知を受けて、操作部品の操作によって動作する所要各部に動作指示を与える。
表示処理部5は、ポインタ表示部51を有している。このポインタ表示部51は、指示体がタッチパネル2に近づいたときに、座標検出部4から出力される距離(指示体とタッチパネル2との間の距離)データ、および距離検出位置の座標データに基づいて、ディスプレイ3にポインタ画像を表示する処理をポインタテーブル7を参照して行う。ポインタテーブル7には、いくつかの距離データとそれに対応するポインタ画像のデータとが、距離が近づくほどポインタ画像が小さくかつ濃くなる関係で格納されている。ポインタ表示部51は、距離データによってポインタテーブル7から取得したポインタ画像のデータおよび上記の距離検出位置の座標データをディスプレイ3に与える。ディスプレイ3は、これらのデータを受けると、距離検出位置にポインタ画像を表示する。また、ポインタ表示部51は、座標検出部4からタッチ信号を受けると、ポインタ表示を停止する。
上記の表示処理部5は、CPUなどの演算手段が、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶手段に記憶されたプログラムを実行することにより実現される機能ブロックである。したがって、演算手段が、上記プログラムを記録した記録媒体を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態の装置の各種機能および各種処理を実現することができる。また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、タッチパネル2と同様なタッチパネルを備える表示入力装置においても、上記記録媒体から上記プログラムをインストールことにより、上記の各種機能を実現することができる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであってもよいし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読取り可能なプログラムメディアであってもよい。
また、いずれの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
また、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
上記のように構成される表示入力装置1において、ポインタ表示部51によるポインタ画像の表示動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、操作者の指などの指示体がタッチパネル2に近づくと、距離センサ25の出力値に基づいて座標検出部4によって求められたZ座標値(距離データ)が所定値(ポインタ画像を表示させる最大値)以下であるかを判定する(S1)。このとき、ポインタ表示部51は、距離データをポインタテーブル7における所定値と比較してその大小を判定する。
Z座標値が所定値以下であると判定されると、ポインタ画像の表示を開始する(S2)。このとき、ポインタ表示部51が距離データをポインタテーブル7に与えることによって、ポインタテーブル7からそのZ座標値に対応したポインタ画像のデータが出力される。ポインタ表示部51は、そのポインタ画像データと距離検出位置の座標データとをディスプレイ3に与える。
また、ポインタ画像の表示を開始してからも、S1と同様、Z座標値が所定値以下であるかを判定する(S3)。ここで、Z座標値が所定値以下であると判定されると、ポインタ画像の表示が維持され、さらに、指示体がタッチパネル2にタッチしたか否かを判定する(S4)。このとき、ポインタ表示部51は、座標検出部4からタッチ信号を取得することにより、指示体がタッチパネル2にタッチしたと判断する。ここで、指示体がタッチパネル2にタッチしていないと判定されると処理がS3に戻り、タッチしたと判定されると、ポインタ画像の表示を停止して(S5)、処理を終える。
また、S3において、距離データ(Z座標値)が所定値を超えたと判定されると、ポインタ画像の表示を停止して(S6)、処理をS1に戻す。これにより、一旦ポインタ画像が表示されても、指示体がタッチパネル2から遠ざかると、ポインタ画像が消えることになる。
以上に述べたように、本実施の形態の表示入力装置1は、指示体とタッチパネル2との間の距離を検出し、かつ距離検出位置の座標を検出する距離センサ25と、検出された距離に応じた表示形態のポインタ画像を上記距離検出位置に表示させるポインタ表示部51とを備えている。
これにより、図4に示すように(便宜上、保護カバー9の図示を省略している)、ディスプレイ3は、表示面31に距離検出位置の座標にポインタ画像Pを表示する。ポインタ画像Pが表示される位置は、指示体としての操作者の指Fとタッチパネル2とを結び、タッチパネル2の表面に垂直な直線のタッチパネル2の表面との交点であるから、指Fがタッチパネル2にタッチしようとする位置とほぼ近い。それゆえ、ポインタ画像Pが、表示面31において表示される操作部品としてのスイッチS上に表示されると、指FがスイッチSにタッチできる位置で近づいていることがわかる。また、ポインタ画像PがスイッチSから外れた位置に表示されると、指FがスイッチSにタッチできない位置で近づいていることがわかる。
それゆえ、操作者は、保護カバー9の存在などが起因する視差によって、スイッチSが実際に表示されている位置からずれた位置に見えても、ポインタ画像Pによって指Fが指している位置がわかるので、ポインタ画像Pを確認しながら指Fの指示位置を調整して、正しくスイッチSにタッチすることができる。したがって、タッチ対象が視差によって実際の表示位置とずれて見えても、ポインタ画像Pを目標にタッチ位置を調整することにより、正しくタッチ操作を行うことができ、誤操作を容易に回避することができる。
また、ポインタ表示部51が、検出距離に応じて異なる表示形態のポインタ画像Pのデータを生成するので、指Fとタッチパネル2との距離の変化がポインタ画像Pの表示形態で表される。それゆえ、操作者は距離感を容易に把握することができる。特に、ポインタ表示部51は、指Fがタッチパネル2に近づくほど濃くかつ小さくなるようにポインタ画像Pのデータを生成するので、指Fがどこに近づいているのかが明確になる。また、ポインタ表示部51が、影状(指の影)としてポインタ画像Pのデータを生成するようにすれば、より自然な使用感を操作者に与えることができる。この場合、ポインタ画像Pを表示し始めたときには大きめの影で表示し、タッチ直前の最も近づいたときに、ほぼ指の大きさの影に表示するように、ポインタ表示部51がポインタ画像Pのデータを生成することが好ましい。。
なお、ポインタ画像PがスイッチSと重なった状態で両者が区別できなければポインタ画像Pを確認することができないので、スイッチSの表示濃度に対するポインタ画像Pの濃度の割合を制限したり(50%程度の上限)、スイッチSを透過視できるようにポインタ画像Pを透過表示したりすることが好ましい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の表示入力装置は、指示体とタッチパネルとの距離を検出して、その検出した位置にポインタを表示させることにより、表示されたタッチ対象が視差によってずれた位置に見えても、ポインタを目標にタッチすることにより、タッチ対象に正しくタッチ操作することができるので、ディスプレイに表示された操作部品に対してタッチパネルを介してタッチ操作(入力操作)を行う表示入力装置に好適に利用できる。
本発明の実施の一形態を示す表示入力装置の構成を示すブロック図である。 上記表示入力装置におけるタッチパネルおよびディスプレイの構造を示す縦断面図である。 上記表示入力装置がポインタ画像表示動作を行うときのポイント表示部による処理手順を示すフローチャートである。 操作者の指が近づいた状態でポインタ画像を表示したディスプレイを示す斜視図である。
符号の説明
1 表示入力装置
2 タッチパネル
3 ディスプレイ(表示装置)
4 座標検出部(距離検出手段)
5 表示処理部
7 ポインタテーブル
25 距離センサ(距離検出手段)
31 表示面
51 ポインタ表示部(ポインタ生成手段)
F 指(操作指示体)
P ポインタ画像(ポインタ)
S スイッチ(操作目標画像)

Claims (5)

  1. 表示面上に操作目標画像を表示する表示装置と、表示面上での操作指示体の接触位置を検出するタッチパネルとを備えている表示入力装置において、
    前記操作指示体と前記タッチパネルとの間のタッチパネル面に垂直な方向の距離と、その距離を検出する位置のタッチパネル面の2次元座標とを検出する距離検出手段と、
    前記表示面における前記検出位置の2次元座標に表示されるポインタのデータを生成するポインタ生成手段とを備えていることを特徴とする表示入力装置。
  2. 前記ポインタ生成手段は、検出距離に応じて異なる表示形態のポインタのデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の表示入力装置。
  3. 前記ポインタ生成手段は、検出距離が小さくなるほど濃くなるように前記ポインタのデータを生成することを特徴とする請求項2に記載の表示入力装置。
  4. 前記ポインタ生成手段は、検出距離が小さくなるほど小さくなるように前記ポインタのデータを生成することを特徴とする請求項2または3に記載の表示入力装置。
  5. 前記ポインタ生成手段は、前記操作指示体の影を表現する画像として前記ポインタのデータを生成することを特徴とする請求項4に記載の表示入力装置。
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