JP2006285396A - テキストマイニングシステム - Google Patents

テキストマイニングシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2006285396A
JP2006285396A JP2005101476A JP2005101476A JP2006285396A JP 2006285396 A JP2006285396 A JP 2006285396A JP 2005101476 A JP2005101476 A JP 2005101476A JP 2005101476 A JP2005101476 A JP 2005101476A JP 2006285396 A JP2006285396 A JP 2006285396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
license
analysis
charge
registration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005101476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4395094B2 (ja
Inventor
Kazutomo Naganuma
和智 永沼
Hitoshi Ookashi
仁司 大樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Information Systems Corp, Mitsubishi Electric Information Technology Corp filed Critical Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Priority to JP2005101476A priority Critical patent/JP4395094B2/ja
Publication of JP2006285396A publication Critical patent/JP2006285396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4395094B2 publication Critical patent/JP4395094B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】テキストマイニングシステムにおいて、従量制の課金と制限を行うことを課題とする。
【解決手段】登録受付部が分析対象の文書を受付けたり、概念辞書作成部が分析に使用する概念辞書を作成する際に、登録制限確認部により、課金種別に応じて、文書の登録回数、概念辞書の作成回数などによる従量のカウントと、制限値による実行の制限を行うことができる。分析受付部が分析を行う際に、分析制限確認部により、課金種別に応じて、分析の実行回数による従量のカウントと、制限値による実行の制限を行うことができる。料金算定部により従量から料金の算定ができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テキストマイニングシステムに関する。
製品企画や品質管理などの業務で必要とされる重要な情報を、蓄積された大量のテキスト、例えばアンケート、修理依頼書などから抽出して概念辞書を作成し、分析を行い、業務改善のために活用することを可能とするテキストマイニングシステムが、近年増加している。
特開2001−184351号公報 特開2003−141134号公報 高山泰博、他3名、「単語の連想関係に基づく情報検索システムInfoMAP」、情報学基礎No.053−001、1999年3月
この様な従来のテキストマイニングシステムは実際に使ってみないと効果の多少を事前にユーザは判断できない。売り切りのパッケージソフトウェアのような一律の料金設定では、興味はあるものの効果を判断できないユーザにとっては高額に見えてしまう。一方、効果が出たため十分に利用するようになったユーザからも、使用量に見合った料金を徴収できない。本発明は、前述のような問題点を解決するためのものであり、テキストマイニングに適した従量制の課金を行うことができるテキストマイニングシステムを得ることが目的である。
本発明に係るテキストマイニングシステムは、ライセンス保持を確認するためのライセンスIDと、解析対象である複数の文書の登録とを受付ける登録受付部と、前記文書に含まれる単語と、前記単語の共起情報とを抽出するテキスト解析部と、前記単語と、前記共起情報から算出した概念ベクトルとを関連付けて概念辞書を作成する概念辞書作成部と、前記ライセンスIDと、前記文書の指定と、分析条件の指定とを受付ける分析受付部と、前記文書に係る前記概念辞書を、前記分析条件により分析した結果を出力する分析部と、前記ライセンスIDごとに、予め定められた課金種別と、現状値とを格納する制限記憶部と、前記ライセンスIDに対応する前記課金種別に応じて、予め定められた処理の実行回数、作成物の個数、又は作成物の量を、現状値に加算する制限確認部と、前記制限記憶部が格納する前記ライセンスIDに対応する現状値と、前記課金種別に応じて予め定められた料金単価とから、料金を計算する料金算定部とを備えたことを特徴とする。
前記制限確認部は、前記ライセンスIDに対応する課金種別が概念辞書業務範囲であり、かつ、前記概念辞書作成部が新規の概念辞書を作成する場合、新規の前記概念辞書において、既存の概念辞書と単語が重複する割合が、すべての既存の概念辞書のいずれかひとつについて、予め定めれた値よりも小さい場合には、概念辞書業務範囲に1を加算することを特徴とする。
前記制限記憶部は、前記ライセンスIDごとに制限値をさらに格納し、前記制限確認部は、前記現状値に加算すると制限値を越えると判断した時に、前記登録受付部、又は前記分析受付部は処理を中断することを特徴とする。
前記制限値として値を指定できる他に、無制限を指定できることを特徴とする。
前記制限記憶部は、さらに前記ライセンスIDごとに、複数の課金種別に基づく料金の算定種別として、和、高、及び安のいずれかの値を有する料金算定種別を格納し、前記制限確認部は、前記ライセンスIDに対応する複数の課金種別に応じて、各々の前記課金種別に対応する現状値に加算し、前記料金算定部は、前記ライセンスIDに対応する複数の課金種別に応じて、各々の前記課金種別に対応する料金を算出し、前記料金算定方法が和であれば、各々の前記料金の和を、前記料金算定方法が高であれば、最も高い前記料金を、前記料金算定方法が安であれば、最も安い前記料金を、前記ライセンスIDに対する料金とすることを特徴とする。
前記制限記憶部は、前記ライセンスIDごとに、複数の前記課金種別に基づく制限種別として、すべて、又はひとつのいずれかの値を有する制限結合種別をさらに格納し、前記制限確認部は、前記制限種別がすべての場合、前記ライセンスIDに対応する複数の課金種別に応じて、各々の前記課金種別に対応する現状値に加算し、加算後の値が、すべての現状値について制限値を越えた場合、前記登録受付部はエラーを出力し、前記制限種別がひとつの場合、前記ライセンスIDに対応する複数の課金種別に応じて、各々の前記課金種別に対応する現状値に加算し、ひとつの現状値について制限値を越えた場合、前記登録受付部は処理を中断することを特徴とする。
前記分析受付部は、ユーザIDを受付けて、前記ユーザIDが予め定められた前記ライセンスIDに対応するユーザIDでなければエラーとすることを特徴とする。
前記登録受付部は、複数の前記クライアント端末から、前記ライセンスIDと前記文書を受信し、前記テキスト解析部は、前記ライセンスIDごとに、前記単語の前記共起情報とを抽出し、前記概念辞書作成部は、前記ライセンスIDごとに、前記概念辞書を作成し、前記受付部は、前記ユーザIDとに、前記ユーザIDと、前記文書の指定と、前記分析条件の指定とを受信し、前記分析部は、前記ユーザIDごとに、前記分析条件により分析した結果を前記クライアント端末に対して送信することを特徴とする。
本発明によれば、テキストマイニングにおいて、従量制の課金を実現できるので、効果を判断できていないユーザにとっても初期導入の決断がし易くなる。また、効果が出たため使用量が多くなったユーザからは多くの使用料金を徴収することに納得を得られやすい。
実施の形態1.
以下、図1を用いて、本実施の形態におけるテキストマイニングシステムの構成を説明する。本実施の形態におけるテキストマイニングシステムは、分析対象である文書の登録を行うための登録受付部101、テキスト解析部102、概念辞書作成部103、文書索引作成部104、及び属性情報作成部105と、登録した文書に関連する情報を格納するための文書記憶部106、テキスト解析結果記憶部107、概念辞書記憶部108、文書索引記憶部109、属性情報記憶部110、及び管理情報記憶部111と、登録した文書の分析を行うための、分析受付部112、及び分析部113と、登録に係る課金を行うための登録課金種別確認部114、及び登録制限確認部115と、登録に係る課金に関連する情報を格納するための登録制限記憶部116と、分析に係る課金を行うための分析課金種別確認部117、及び分析制限確認部118と、分析に係る課金に関連する情報を格納するための分析制限記憶部119と、予め定められた期間の料金算定を行う料金算定部120と、料金算定に関連する情報を格納するための課金情報記憶部121とから構成される。
登録受付部101は、ユーザからライセンスID122、登録条件123、及び文書124を受付けて、テキスト解析部102、概念辞書作成部103、文書索引作成部104、及び属性情報作成部105を制御し、かつ制御に係るデータを送受信することにより、登録条件123に従って、文書124を文書記憶部106に格納し、文書124から分析部113において分析に必要となる情報を作成して、テキスト解析結果記憶部107、概念辞書記憶部108、文書索引記憶部109、属性情報記憶部110、及び管理情報記憶部111に格納する。
また、さらに登録受付部101は、登録課金種別確認部114、登録制限確認部115を制御し、かつ制御に係るデータを送受信することにより、登録制限記憶部116に格納されたライセンスID122に係る課金種別を確認し、課金種別と登録処理の使用状況に応じて、従量制の課金を行うために必要な値をカウントし、登録制限記憶部116に格納する。
ライセンスID122は、テキストマイニングシステムを使用するライセンス保持を確認するためのIDであり、例えば、テキストマイニングシステムの使用契約を結ぶある通信販売会社のマーケッティング部門に割り振られたライセンスIDである。登録条件123は、既存の文書、又は既存の概念辞書を使用するかどうかを確認するための条件であり、図2において後述する。文書124は、分析したい文書の集まりであり、例えばお歳暮に関するアンケートを集めたもの、特定商品に係る修理依頼書を集めたものなどである。
テキスト解析部102は、文書124に含まれる単語と、前記単語の共起情報(同一文書、同一段落、同一文など、所定範囲で共に出現する2つの単語の組合せ)とを抽出し、テキスト解析結果記憶部107に記憶する。概念辞書作成部103は、テキスト解析部102で抽出された単語と、共起情報から算出した概念ベクトルとを関連付けて概念辞書を作成し、概念辞書記憶部108に記憶する。文書索引作成部104は、テキスト解析結果記憶部107から文書124の文書索引情報を作成し、文書索引記憶部109に格納する。属性情報作成部105は、文書124に含まれる各文書に付与される属性を抽出し属性情報を作成し、属性情報記憶部110に格納する。
なお、登録受付部101は、前述のライセンスID122、文書記憶部106に格納した文書、概念辞書記憶部108に格納した概念辞書、属性情報記憶部110に格納した属性情報を関連付けて、管理情報記憶部111に記憶する。
登録課金種別確認部114は、登録制限記憶部116に格納されたライセンスID122に係る課金種別を取得する。登録制限確認部115は、登録受付部101が制御して行う登録処理の流れの中で、登録処理の使用状況と課金種別に応じて、従量制の課金を行うために必要な値をカウントし、登録制限記憶部116に格納する。
分析受付部112は、ユーザからユーザID125、及び分析条件126を受付けて、分析部113を制御し、かつ制御に係るデータを送受信することにより、分析条件126で指定された文書を、分析条件126で指定された方法で分析して、分析結果127を出力する。
また、さらに分析受付部112は、ユーザID125に対応するライセンスID122を管理情報記憶部111から取得し、分析課金種別確認部117、分析制限確認部118を制御し、かつ制御に係るデータを送受信することにより、分析制限記憶部119に格納されたライセンスID122に係る課金種別を確認し、課金種別と分析処理の使用状況に応じて、従量制の課金を行うために必要な値をカウントし、分析制限記憶部119に格納する。
ユーザID126は、ライセンスID122ごとに割り振られた分析者を確認するためのIDであり、例えば、テキストマイニングシステムの使用契約を結ぶある通信販売会社のマーケッティング部門のAさんに割り振られたライセンスIDである。分析条件126は、分析対象の文書、分析手法、及び分析の軸となる属性又はキーワードなどの情報を指定する条件である。分析結果127には、例えば、主要キーワードの抽出、属性ごとの傾向分析、時系列な傾向分析などを行った結果が出力される。
分析受付部112は、分析受付部で受付けたユーザID125に対応するライセンスIDを取得し、分析部113に分析を依頼する。分析部113は、管理情報記憶部111を参照して、分析部113から受付けたライセンスIDと、分析条件126で指定された文書とに関連付けされた概念辞書、文書索引情報、及び属性情報を、各々概念辞書記憶部108、文書索引記憶部109、及び属性情報記憶部110から取得して、これらを用いて分析を行い、分析受付部112を介して分析結果127を出力する。
分析課金種別確認部117は、分析制限記憶部119に格納されたライセンスID122に係る課金種別を取得する。分析制限確認部118は、分析受付部112が制御して行う分析処理の流れの中で、課金種別に応じて、従量制の課金を行うために必要な値をカウントし、分析制限記憶部119に格納する。
料金算定部120は、テキストマイニングシステムの管理者からの指示を受付け、又は予め定められた期日に自動的に、登録制限記憶部116及び分析制限記憶部119に格納した登録処理、及び分析処理の使用状況と、課金情報記憶部121に格納した料金単価とにより、ライセンスID122ごとの料金128を算定する。
以下、図2を用いて、図1の登録条件123について説明する。図1を用いて説明したように、本実施の形態におけるテキストマイニングシステムは、登録受付部101の制御により、文書から概念辞書と文書索引情報と属性情報とを作成し、文書と関連付けて格納するという登録処理と、分析受付部112の制御により、概念辞書と文書索引情報と属性情報とを用いて分析する分析処理と、料金算定部120により料金算定処理とを行うものである。しかし、登録条件の指定によっては、すべてのデータを新規に作成するのではなく、既存のデータを流用することができる。登録条件123には、例えば、新規文書登録かつ新規概念辞書作成、新規文書登録かつ既存概念辞書流用、及び追加文書登録かつ既存概念辞書流用がある。
登録条件123が新規文書登録かつ新規概念辞書作成の場合は、登録受付部101は受付けた文書124を文書記憶部106に格納し、テキスト解析部102は、文書124を解析した結果をテキスト解析結果記憶部107に格納し、概念辞書作成部103は、テキスト解析結果記憶部107に格納したテキスト解析結果から、概念辞書を作成して概念辞書記憶部108に格納し、文書索引作成部104は、テキスト解析結果記憶部107に格納したテキスト解析結果から、文書索引情報を作成して文書索引記憶部109に格納し、属性情報記憶部110は、文書123から属性情報を作成して属性情報記憶部110に格納し、新規の文書123と、新規の概念辞書と、新規の文書索引情報と、新規の属性情報との関係を管理情報記憶部111に格納し、これらのデータが後の分析処理に使用される。例えば図2の行201に例を示すが、通常は、アンケート1文書から、アンケート1辞書を作成し、後の分析処理では、アンケート1文書の分析にアンケート1辞書を使用する。
登録条件123が新規文書登録かつ既存概念辞書作成の場合は、登録受付部101は受付けた文書124を文書記憶部106に格納し、テキスト解析部102は、文書124を解析した結果をテキスト解析結果記憶部107に格納し、概念辞書作成部103は概念辞書を作成せずに、代わって登録受付部101が既存の概念辞書の指定を受付け、文書索引作成部104は、テキスト解析結果記憶部107に格納したテキスト解析結果から、文書索引情報を作成して文書索引記憶部109に格納し、属性情報記憶部110は、文書123から属性情報を作成して属性情報記憶部110に格納し、新規の文書123と、既存の概念辞書と、新規の文書索引情報と、新規の属性情報との関係を管理情報記憶部111に格納し、これらのデータが後の分析処理に使用される。例えば図2の行202に例を示すが、アンケート1文書とアンケート2文書とが、比較的似通った内容であると予想される場合には、時間又は概念辞書記憶部108の記憶容量を節約するために、概念辞書は作成せずに、後の分析処理では、アンケート1文書の分析にアンケート1辞書を使用する。
登録条件123が追加文書登録かつ既存概念辞書作成の場合は、登録受付部101は、指定された既存の文書に、新規に受付けた文書124を追加した文書を文書記憶部106に格納し、テキスト解析部102は、追加した文書を解析した結果をテキスト解析結果記憶部107に格納し、概念辞書作成部103は概念辞書を作成せずに、代わって既存の文書が使用していた既存の概念辞書と関連付け、文書索引作成部104は、テキスト解析結果記憶部107に格納したテキスト解析結果から、文書索引情報を作成して文書索引記憶部109に格納し、属性情報記憶部110は、追加した文書から属性情報を作成して属性情報記憶部110に格納し、追加した文書と、既存の概念辞書と、新規の文書索引情報と、新規の属性情報との関係を管理情報記憶部111に格納し、これらのデータが後の分析処理に使用される。例えば図2の行202に例を示すが、アンケート1文書とアンケート2文書とが、比較的似通った内容であると予想される場合には、時間又は概念辞書記憶部108の記憶容量を節約するために、概念辞書は作成せずに、後の分析処理では、アンケート1文書とアンケート2文書との分析にアンケート1辞書を使用する。
次に、図3から図8までを用いて、各記憶部が格納するデータの内容を説明する。文書記憶部106は、複数の文書を格納し、通常は、1回の登録処理で受付けた文書を、ひとまとまりの文書として格納する。ただし、登録条件123の指定によっては、図2を用いて説明したように、既存の文書に新規の文書を追加して格納することもある。
テキスト解析結果記憶部107は、登録対象の文書(前述のように、新規の文書の場合は、既存の文書に新規の文書を追加した場合がある。)に含まれる単語と、単語の共起情報(同一文書、同一段落、同一文など、所定範囲で共に出現する2つの単語の組合せ)とを格納する。なお、テキスト解析結果記憶部107は一時的な記憶領域であり、1回の登録処理完了後、その内容は消去される。
概念辞書記憶部108は、複数の概念辞書を格納する。図3は、ひとつの概念辞書の例である。列301は登録対象の文書に含まれる単語であり、列302以降は、前述の共起情報をSVD(特異値分解)という手法を用いて圧縮した概念ベクトル306である。
文書索引記憶部109は、複数の文書索引情報を格納する。ひとつの文書索引情報は、ひとつの登録対象の文書に対応して作成される。また、ひとつの文書索引情報は、ひとつの登録対象の文書124に含まれる、さらに細かなレベルの文書各々について、文書索引情報を関連付けたものである。
属性情報記憶部110は、複数の属性情報を格納する。ひとつの属性情報は、ひとつの登録対象の文書に対応して作成される。また、ひとつの属性情報は、ひとつの登録対象の文書に含まれる、さらに細かなレベルの文書各々について付与された属性情報をまとめたものである。
管理情報記憶部111は、前述のようにして、ライセンスID122と、作成された登録対象の文書、概念辞書、文書索引情報、及び属性情報などの登録物の関連情報を格納する。図4は、登録物の関連情報の例であり、ライセンスID401、文書名402、概念辞書名403、文書索引情報名404、及び属性情報名405を保有する。
さらに、管理情報記憶部111は、ライセンス情報を格納する。図5は、ライセンス情報の例である。ライセンス情報は、ライセンスID501、及びユーザID502を関連付けて保有する。その他に、ライセンスIDに係るライセンス相手の名称、パスワードなどの属性情報、ユーザIDに係る分析者の名称、パスワードなどの属性情報を保有していてもよい。
登録制限記憶部116は、従量制課金の従量である現状値、及び使用制限を行うための制限値を格納する。図6は、登録制限記憶部116のデータ例であり、ライセンスID601、課金種別602、現状値603、及び制限値603を保有する。本実施の形態では、ひとつのライセンスID601に対して、ひとつの課金種別602、現状値603、及び制限値604が定義される。ライセンスID601、及び課金種別602の値は、予め設定されている。現状値603には、登録処理の流れの中で、登録制限確認部115により課金種別602と登録処理の使用状況に応じてカウントされた値が常時更新される。制限値604の値は、予め設定されており、現状値603が制限値を超えると、登録処理の使用が制限される。なお、制限値604には、あえて無制限を指定することもできる。この場合には、登録処理の使用は制限されない。
分析制限記憶部119は、従量制課金の従量である現状値、及び使用制限を行うための制限値を格納する。図7は、分析制限記憶部119のデータ例であり、登録制限記憶部116と同様に、ライセンスID601、課金種別602、現状値603、及び制限値603を保有するが、課金種別602については、分析処理に適した課金種別が設定される。本実施の形態では、ひとつのライセンスID601に対して、ひとつの課金種別602、現状値603、及び制限値604が定義される。ライセンスID601、及び課金種別602の値は、予め設定されている。現状値603には、分析処理の流れの中で、分析制限確認部118により課金種別602と登録処理の使用状況に応じてカウントされた値が常時更新される。制限値604の値は、予め設定されており、現状値603が制限値を超えると、分析処理の使用が制限される。
課金情報記憶部121は、料金算定を行うための料金単価を格納する。図8は、課金情報記憶部121のデータ例であり、課金対象処理801、課金種別602、及び料金単価803を保有する。課金種別602ごとに、課金対象処理801及び料金単価803が予め設定される。課金対象処理801は、該当する課金種別602が、登録処理及び分析処理いずれの使用状況に係る者であるかを設定する。料金単価803は、該当する課金種別602について、登録制限記憶部116の現状値603、及び分析制限記憶部119の現状値603の1カウントについての、料金単価を設定する。
課金種別602は、従量制課金の従量とする対象の種別を定義するものであり、予め定められた処理の実行回数、作成物の個数、又は作成物の量などが考えられる。さらに具体的な例を上げれば、文書登録回数、文書追加回数、概念辞書作成回数、文書量、単語数、概念辞書容量、概念辞書業務範囲、分析実行回数などがある。
文書登録回数とは、新規の文書124を登録する回数である。文書追加回数とは、既存の文書に新規の文書124を追加する回数である。概念辞書作成回数とは、新規の概念辞書を作成する回数である。文書量とは、新規の文書124に含まれる語数である。単語数とは、新規の文書124に含まれる語数である。概念辞書容量とは、新規の概念辞書の容量である。単位はMBなど、予め定められている。概念辞書業務範囲とは、新規の概念辞書が、該当ライセンスID122に係る既存の概念辞書と比較した時に、異なる業務範囲に係る概念辞書であるか否かの判断であり、詳しくは後述する。分析実行回数とは、分析を行う回数である。
以下、図9を用いて、本実施の形態におけるテキストマイニングシステムのH/W構成を説明する。テキストマイニングシステムは、バスで接続された外部記憶装置901、CPU(中央処理装置)902、メインメモリ(主記憶装置)903、入力装置904、表示装置905、及び通信装置906から構成される。テキストマイニングシステムの文書記憶部106、概念辞書記憶部108、文書索引記憶部109、属性情報記憶部110、管理情報記憶部111、登録制限記憶部116、分析制限記憶部119、及び課金情報記憶部121などの各記憶部は、例えばハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、MO、CD、DVD、磁気テープなどの外部記憶装置901で構成される。また、テキスト解析結果記憶部107、及びプログラムの実行に必要となる一時的な記憶領域は、例えばRAM(Random Access Memory)などのメインメモリ(主記憶装置)903、又は外部記憶装置901で構成される。登録受付部101、テキスト解析部102、概念辞書作成部103、文書索引作成部104、属性情報作成部105、分析受付部112、分析部113、登録課金種別確認部114、登録制限確認部115、分析課金種別確認部117、分析制限確認部118、料金算定部120は、外部記憶装置901、メインメモリ(主記憶装置)903、及びCPU(中央処理装置)902で構成され、外部記憶装置901からメインメモリ(主記憶装置)903にロードされたデータ処理に係わるプログラムがCPU(中央処理装置)902に順次読み込まれて処理を行う。また、各処理部は、例えばマウス、キーボードなどの入力装置904、LANやWANなどに接続された通信装置906、例えばディスプレイなどの表示装置805などを介して、入力を受付けたり、出力を行うことができる。
以下、図10から図12までを用いて、本実施の形態における登録処理の流れを説明する。登録受付部101は、ライセンスID122を受付ける(ステップS1001)。登録受付部101は、管理情報記憶部111を参照して、該当ライセンスID122の存在を確認する(ステップS1002)。なお、該当ライセンスID122が存在しなければ、登録処理を中断し、エラーの旨を出力する。登録課金種別確認部114は、登録制限記憶部116を参照して、該当ライセンスID122の登録に係る課金種別602を取得する(ステップS1003)。登録受付部101は、ユーザから、登録条件123の指定、文書124を受付ける(ステップS1004)。
登録制限確認部115は、課金種別602が文書登録回数であり、登録条件123が新規文書登録を指定している場合、登録制限記憶部116の該当するライセンスID122の現状値603に1を加算する。登録制限確認部115は、課金種別602が文書追加回数であり、登録条件123が追加文書登録を指定している場合、登録制限記憶部116の該当するライセンスID122の現状値603に1を加算する。登録制限確認部115は、課金種別602が概念辞書作成回数であり、登録条件123が新規概念辞書作成を指定している場合、登録制限記憶部116の該当するライセンスID122の現状値603に1を加算する。登録制限確認部115は、課金種別602が文書量である場合、文書124の文字数をカウントし、登録制限記憶部116の該当するライセンスID122の現状値603に文字数を加算する。(ステップS1005)。なお、ここで加算後の現状値603が制限値604を超えた場合は、現状値603を元に戻し、登録処理を中断し、エラーの旨を出力する。
登録受付部101は、文書記憶部106に文書124を保管する(ステップS1006)。なお、登録条件123が追加文書登録を指定している場合には、指定された既存の文書に文書124を追加する。
テキスト解析部102は、該当文書124に含まれるテキストを解析し、単語に分割し、共起情報を作成する(ステップS1101)。
登録制限確認部115は、課金種別602が単語数である場合、テキスト解析部102がカウントした単語数を取得し、登録制限記憶部116の該当するライセンスID122の現状値603に単語数を加算する。(ステップS1102)。なお、ここで加算後の現状値603が制限値604を超えた場合は、現状値603を元に戻し、文書記憶部106に登録された文書も元に戻し、登録処理を中断し、エラーの旨を出力する。
登録制限確認部115は、課金種別602が概念辞書容量であり、登録条件123が新規概念辞書作成を指定している場合、テキスト解析部102がカウントした単語数を取得し、単語数に予め定められた数値を乗算することにより、概念辞書容量の推測値を算出し、登録制限記憶部116の該当するライセンスID122の現状値602に推測値を加算して、制限値604を超える場合には、その旨出力する。(ステップS1103)。なお、この時、登録処理の継続又は中断の判断を受付けて、中断を受付けた場合には、文書記憶部106に登録された文書も元に戻し、登録処理を中断し、エラーの旨を出力する。
テキスト解析部102は、解析結果をテキスト解析結果記憶部107に格納する(ステップS1104)。
概念辞書作成部103は、テキスト解析結果から、各単語の概念ベクトルを計算して概念辞書を作成する(ステップS1105)。なお、登録条件123が既存概念辞書流用を指定している場合には、概念辞書は作成せず、ステップS1105、S1106、ステップS1107は実行しない。
登録制限確認部115は、課金種別602が概念辞書容量であり、登録条件123が新規概念辞書作成を指定している場合、概念辞書作成部103が作成した概念辞書の容量を取得し、登録制限記憶部116の該当するライセンスID122の現状値603に概念辞書容量を加算する。登録制限確認部115は、課金種別602が概念辞書業務範囲であり、登録条件123が新規概念辞書作成を指定している場合、概念辞書作成部103が作成した概念辞書の業務範囲を、登録された単語の既存の概念辞書との重複割合から判定し、業務範囲が既存の概念辞書いずれとも異なると判定されれば、登録制限記憶部116の該当するライセンスID122の現状値603に1を加算する(ステップS1106)。なお、ここで加算後の現状値603が制限値604を超えた場合は、現状値603を元に戻し、文書記憶部106に登録された文書も元に戻し、登録処理を中断し、エラーの旨を出力する。なお、このような概念辞書業務範囲判定の方法については、図15を用いて後述する。
概念辞書作成部103は、作成した概念辞書を、概念辞書記憶部108に格納する(ステップS1107)。
文書索引作成部104は、テキスト解析結果から文書索引情報を作成し、文書索引記憶部109に格納する(ステップS1201)。属性情報作成部105は、文書124の属性情報を作成し、属性情報記憶部110に格納する(ステップS1202)。登録受付部101は、ライセンスID410と、各記憶部に格納された文書、概念辞書、文書索引、属性情報の各名称を関連付けて、図4に例示するように管理情報記憶部111に保管する(ステップS1203)。登録受付部は、テキスト解析結果記憶部107のテキスト解析結果を削除する(ステップS1204)。
以下、図13を用いて、本実施の形態における分析処理の流れを説明する。分析受付部112は、ユーザID125を受付ける(ステップS1301)。分析受付部112は、管理情報記憶部111を参照して、該当ユーザID125と、対応するライセンスID122の存在を確認する(ステップS1302)。なお、該当ユーザID125が存在しなければ、登録処理を中断する。分析課金種別確認部117は、登録制限記憶部116を参照して、該当ライセンスID122の分析に係る課金種別602を取得する(ステップS1303)。
分析制限確認部118は、課金種別602が分析実行回数である場合、分析制限記憶部119の該当するライセンスID122の現状値603に1を加算する(ステップS1304)。なお、ここで加算後の現状値603が制限値604を超えた場合は、現状値603を元に戻し、分析処理を中断し、エラーの旨を出力する。
分析受付部112は、ユーザから分析対象の文書名、及び分析条件126(キーワード、属性など)を受付け、分析部113に該当分析対象文書124の該当分析条件126による分析を依頼する(ステップS1305)。
分析部113は、該当分析対象文書124に対応する概念辞書、文書索引情報、属性情報を取得して、該当分析条件126により分析し、分析結果127を出力する(ステップS1306)。
以下、図14を用いて、本実施の形態における料金算定処理の流れを説明する。すべてのライセンスIDについて、ステップS1401からステップS1406までの処理を繰り返す(ステップS1401)。料金算定部120は、登録制限記憶部116及び分析制限記憶部119から、該当ライセンスID122に係る現状値603を取得する(ステップS1402)。料金算定部120は、課金情報記憶部121を参照し、登録処理及び分析処理に係る料金を各々算出し、すべて加算し、該当ライセンスID122の料金128とする(ステップS1403)。
料金算定部120は、料金128を出力する(ステップS1404)。料金算定部120は、登録制限記憶部116及び分析制限記憶部119の該当ライセンスID122に係る現状値603を0にする(ステップS1405)。すべてのライセンスID122について算定していれば、料金算定処理を完了する。それ以外の場合は、ステップS1401に戻る。
以下、図15を用いて、本実施の形態における概念辞書業務範囲判定処理の流れを説明する。本処理は、図11のステップS1106で説明した、課金種別602が概念辞書業務範囲である場合に、登録制限確認部115が概念辞書業務範囲判定を行う処理の流れである。
すべての既存概念辞書について、ステップS1501からステップS1505までの処理を繰り返す(ステップS1501)。新規の概念辞書と既存の概念辞書との両方に、重複して格納された重複単語数を確認する(ステップS1502)。重複単語数を、新規の概念辞書に登録された単語数により割算した、重複割合を取得する(ステップS1503)。
重複割合が予め定められた値よりも小さいくなければ、ステップS1507に進む。それ以外の場合は、ステップS1505に進む。(ステップS1504)。
すべての既存概念辞書について確認していれば、ステップS1506に進む。それ以外の場合は、ステップS1501に戻る(ステップS1505)。
新規概念辞書は、すべての既存概念辞書に対して、単語の重複割合が予め定められた値よりも小さいことが、確認された。すなわち新規概念辞書は、既存の概念辞書のいずれと比べても、異なる用語が多く使用されており、業新規概念辞書は、既存の概念辞書のいずれとも異なる業務範囲であると判断する。(ステップS1506)。
新規概念辞書は、少なくともひとつの既存概念辞書に対して、単語の重複割合が予め定められた値よりも小さいないことが、確認された。すなわち新規概念辞書は、少なくともひとつの既存概念辞書に対して、似通った用語が多く使用されており、新規概念辞書は、既存の概念辞書のいずれかと同じ業務範囲であると判断する。(ステップS1507)。
本発明によれば、テキストマイニングにおいて、従量制の課金を実現できるので、効果を判断できていないユーザにとっても初期導入の決断がし易くなる。また、効果が出たため使用量が多くなったユーザからは多くの使用料金を徴収することに納得を得られやすい。
課金種別として、概念辞書業務範囲を指定できることいより、客先でテキストマイニングシステムの使用部門や用途が広がった場合に、課金を増加させることが出来る。
制限値の指定により、ユーザが予想以上の支出となるのを防ぐことができる。
制限値に無制限を指定できることにより、ライセンスIDによって、制限をかける場合と、制限をかけない場合とを使い分けることができる。
ライセンスIDごとにユーザIDを複数設定することができる。テキストマイニングシステムのひとつの運用形態としては、登録処理は、定期的業務として、クライアント側管理者が実施し、分析処理は、様々なノウハウを持つ、複数の人物が試行錯誤を繰り返しながら不定期に行うことが想定されるが、このような運用形態に対応できる。
実施の形態2.
次に実施の形態2について説明する。本実施の形態では、ひとつのライセンスID601に対して、複数の課金種別602を設定できる実施例を説明する。本実施の形態におけるテキストマイニングシステムの構成は、実施の形態1で説明した図1と同じである。ただし、登録制限記憶部116に格納されるデータが、実施の形態1とは異なる。
図16は、本実施の形態における、登録制限記憶部116のデータ例であり、ライセンスID601、課金種別602、現状値603、及び制限値603に加えて、料金結合種別1601、及び制限結合種別1602を保有する。本実施の形態では、ひとつのライセンスID601に対して、複数の課金種別602、現状値603、及び制限値604が定義され、ひとつのライセンスID601に対して、ひとつの料金結合種別1601、及び制限結合種別1602が定義される。
ライセンスID601、及び課金種別602の値は、予め設定されている。現状値603には、登録処理の流れの中で、登録制限確認部115により課金種別602と登録処理の使用状況に応じてカウントされた値が常時更新される。これは複数の課金種別602について、実行される。制限値604の値は、予め設定されており、現状値603が制限値を超えると、登録処理の使用が制限される。料金結合種別1601は予め設定されており、複数の課金種別602に係る料金をどのように合わせるのかを表す値として、和、高、及び安を設定できる。制限結合種別1602は予め設定されており、複数の課員種別602に係る制限をどのように合わせるのかを表す値として、全て、及びひとつを設定できる。
実施の形態1では、図10から図12に示す登録処理のステップS1005、ステップS1102、及びステップS1106において、課金種別602に応じた現状値603の加算を行うが、本実施の形態でも同様であり、複数の課金種別602について、加算を行う。
また、実施の形態1では、ステップS1005、ステップS1102、及びステップS1106において、加算後の現状値603が制限値604を超えた場合は、現状値603を元に戻し、登録処理を中断し、エラーの旨を出力しているが、本実施の形態では、制限結合種別1602の値に応じて、以下のように処理を進める。制限結合手段1602が全ての場合には、登録処理を行うライセンス者のライセンスID601に係る全ての課金種別602について、現状値603が制限値604を超えた場合には、現状値603を元に戻し、登録処理を中断し、エラーの旨を出力する。制限結合手段1602がひとつの場合には、登録処理を行うライセンス者のライセンスID601に係るひとつの課金種別602について、現状値603が制限値604を超えた場合には、現状値603を元に戻し、登録処理を中断し、エラーの旨を出力する。
実施の形態1では、図13に示す分析処理のステップS1304において、課金種別602に応じた現状値603の加算と、現状値603が制限値604を超えた場合の、分析処理の中断を行う。本実施の形態では、分析処理については、ひとつの課金種別602しか用意していないので、分析処理についての動作は、実施の形態1と同様である。なお、分析処理についても複数の課金種別602がある場合には、登録処理の場合と同様に、すべての課金種別602について加算を行い、制限結合種別1602に応じて、制限を行う。
また、実施の形態1では、図14に示す料金算定処理のステップS1403において、料金算定部120は、課金情報記憶部121を参照し、登録処理及び分析処理に係る料金を各々算出し、すべて加算し、該当ライセンスIDの料金とするが、本実施の形態では、料金結合種別1601の値に応じて、以下のように処理を進める。
料金算定部120は、課金情報記憶部121を参照し、料金算定対象のライセンスID601に係る全ての課金種別602について、課金種別602ごとの料金を算出する。次に、料金算定部120は、料金結合種別1601が和の場合は、課金種別602ごとの料金の和を算出する。又は、料金結合種別1601が高の場合は、課金種別602ごとの料金の中で、最も高い料金を選択する。又は、料金結合種別1601が安の場合は、課金種別602ごとの料金の中で、最も安い料金を選択する。このようにして算出又は選択された料金を、該当ライセンスIDの料金とする。
本実施の形態の発明によれば、テキストマイニングにおいて、複数の課金種別を用いて、クライアントのニーズに応じた柔軟な従量制の課金を実現できる。
また、複数の課金種別を用いて、クライアントのニーズに応じた柔軟な使用制限を実現できる。
なお、実施の形態1又は実施の形態2において、図1を用いて説明したテキストマイニングシステムの構成に、文書索引作成部104、属性情報作成部105、文書索引記憶部109、属性情報記憶部110を含めなくてもよい。
この場合には、図4を用いて説明した管理情報記憶部111は、文書索引情報名404、及び属性情報名405を保有せず、ライセンスID401、文書名402、及び概念辞書名403を保有する。図12を用いて説明した登録処理の流れでは、ステップS1201、及びステップS1202は不要となる。図13を用いて説明した分析処理の流れのステップS1306では、分析部113は、該当分析対象文書124に対応する概念辞書を取得して、該当分析条件126により分析し、分析結果127を出力する。
なお、実施の形態1又は実施の形態2において説明したテキストマイニングシステムは、LANやWANなどに接続された通信装置906を介して、複数のクライアント端末に対して、入出力を可能としてもよい。
本発明によれば、LAN、又はWANを通じて、多数のクライアントにテキストマイニングシステムを提供することができ、クライアントにとっては初期導入しやすく、また、テキストマイニングシステムを運営する管理者側にとっても、多数のクライアントを管理しやすい。
その他にも、総合的に以下のような効果がある。テキストマイニングシステムの効果を判断できていないユーザにとっても初期導入の決断がし易くなる。また、効果が出たため使用量が多くなったユーザからは多くの使用料金を徴収することに納得を得られやすい。社内のイントラネットで複数ユーザがサーバ上のテキストマイニング装置を使用する場合には、従量制の課金を実現することによって、規模に応じた使用料金を徴収することができる。テキストマイニング装置をインターネット上のサーバで稼動し、あらかじめ登録した技術文書や特許情報などの分析機能を一般に提供するサービスを想定した場合、従量制の課金を実現することによって、規模に応じた使用料金を徴収することができる。
この発明の実施の形態1におけるテキストマイニングシステムの構成図である。 この発明の実施の形態1における登録条件を説明する模式図である。 この発明の実施の形態1における概念辞書記憶部のデータ例の図である。 この発明の実施の形態1における管理情報記憶部のデータ例の図である。 この発明の実施の形態1における管理情報記憶部のデータ例の図である。 この発明の実施の形態1における登録制限記憶部のデータ例の図である。 この発明の実施の形態1における分析制限記憶部のデータ例の図である。 この発明の実施の形態1における課金情報記憶部のデータ例の図である。 この発明の実施の形態1におけるテキストマイニングシステムのH/W構成図である。 この発明の実施の形態1における登録処理のフローを示す図である。 この発明の実施の形態1における登録処理のフローを示す図である。 この発明の実施の形態1における登録処理のフローを示す図である。 この発明の実施の形態1における分析処理のフローを示す図である。 この発明の実施の形態1における料金算定処理のフローを示す図である。 この発明の実施の形態1における概念辞書業務範囲判定処理のフローを示す図である。 この発明の実施の形態2における登録制限記憶部のデータ例の図である。
符号の説明
101 登録受付部、102 テキスト解析部、103 概念辞書作成部、104 文書索引作成部、105 属性情報作成部、106 文書記憶部、107 テキスト解析結果記憶部、108 概念辞書記憶部、109 文書索引記憶部、110 属性情報記憶部、111 管理情報記憶部、112 分析受付部、113 分析部、114 登録課金種別確認部、115 登録制限確認部(制限確認部)、116 登録制限記憶部(制限記憶部)、117 分析課金種別確認部、118 分析制限確認部(制限確認部)、119 分析制限記憶部(制限記憶部)、120 料金算定部、121 課金情報記憶部。

Claims (8)

  1. ライセンス保持を確認するためのライセンスIDと、解析対象である複数の文書の登録とを受付ける登録受付部と、
    前記文書に含まれる単語と、前記単語の共起情報とを抽出するテキスト解析部と、
    前記単語と、前記共起情報から算出した概念ベクトルとを関連付けて概念辞書を作成する概念辞書作成部と、
    前記ライセンスIDと、前記文書の指定と、分析条件の指定とを受付ける分析受付部と、
    前記文書に係る前記概念辞書を、前記分析条件により分析した結果を出力する分析部と、
    前記ライセンスIDごとに、予め定められた課金種別と、現状値とを格納する制限記憶部と、
    前記ライセンスIDに対応する前記課金種別に応じて、予め定められた処理の実行回数、作成物の個数、又は作成物の量を、現状値に加算する制限確認部と、
    前記制限記憶部が格納する前記ライセンスIDに対応する現状値と、前記課金種別に応じて予め定められた料金単価とから、料金を計算する料金算定部と
    を備えたことを特徴とするテキストマイニングシステム。
  2. 前記制限確認部は、前記ライセンスIDに対応する課金種別が概念辞書業務範囲であり、かつ、前記概念辞書作成部が新規の概念辞書を作成する場合、新規の前記概念辞書において、既存の概念辞書と単語が重複する割合が、すべての既存の概念辞書のいずれかひとつについて、予め定めれた値よりも小さい場合には、概念辞書業務範囲に1を加算する
    ことを特徴とする請求項1に記載のテキストマイニングシステム。
  3. 前記制限記憶部は、前記ライセンスIDごとに制限値をさらに格納し、
    前記制限確認部は、前記現状値に加算すると制限値を越えると判断した時に、
    前記登録受付部、又は前記分析受付部は処理を中断することを
    特徴とする請求項1又は2に記載のテキストマイニングシステム。
  4. 前記制限値として値を指定できる他に、無制限を指定できる
    ことを特徴とする請求項3に記載のテキストマイニングシステム。
  5. 前記制限記憶部は、さらに前記ライセンスIDごとに、複数の課金種別に基づく料金の算定種別として、和、高、及び安のいずれかの値を有する料金算定種別を格納し、
    前記制限確認部は、前記ライセンスIDに対応する複数の課金種別に応じて、各々の前記課金種別に対応する現状値に加算し、
    前記料金算定部は、前記ライセンスIDに対応する複数の課金種別に応じて、各々の前記課金種別に対応する料金を算出し、
    前記料金算定方法が和であれば、各々の前記料金の和を、前記料金算定方法が高であれば、最も高い前記料金を、前記料金算定方法が安であれば、最も安い前記料金を、前記ライセンスIDに対する料金とする
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかひとつに記載のテキストマイニングシステム。
  6. 前記制限記憶部は、前記ライセンスIDごとに、複数の前記課金種別に基づく制限種別として、すべて、又はひとつのいずれかの値を有する制限結合種別をさらに格納し、
    前記制限確認部は、
    前記制限種別がすべての場合、前記ライセンスIDに対応する複数の課金種別に応じて、各々の前記課金種別に対応する現状値に加算し、加算後の値が、すべての現状値について制限値を越えた場合、前記登録受付部はエラーを出力し、
    前記制限種別がひとつの場合、前記ライセンスIDに対応する複数の課金種別に応じて、各々の前記課金種別に対応する現状値に加算し、ひとつの現状値について制限値を越えた場合、前記登録受付部は処理を中断する
    ことを特徴とする請求項3から4のいずれかひとつに記載のテキストマイニングシステム。
  7. 前記分析受付部は、ユーザIDを受付けて、前記ユーザIDが予め定められた前記ライセンスIDに対応するユーザIDでなければエラーとする
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかひとつに記載のテキストマイニングシステム。
  8. 前記登録受付部は、複数の前記クライアント端末から、前記ライセンスIDと前記文書を受信し、
    前記テキスト解析部は、前記ライセンスIDごとに、前記単語の前記共起情報とを抽出し、
    前記概念辞書作成部は、前記ライセンスIDごとに、前記概念辞書を作成し、
    前記受付部は、前記ユーザIDとに、前記ユーザIDと、前記文書の指定と、前記分析条件の指定とを受信し、
    前記分析部は、前記ユーザIDごとに、前記分析条件により分析した結果を前記クライアント端末に対して送信する
    ことを特徴とする請求項7に記載のテキストマイニングシステム。
JP2005101476A 2005-03-31 2005-03-31 テキストマイニングシステム Expired - Fee Related JP4395094B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005101476A JP4395094B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 テキストマイニングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005101476A JP4395094B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 テキストマイニングシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006285396A true JP2006285396A (ja) 2006-10-19
JP4395094B2 JP4395094B2 (ja) 2010-01-06

Family

ID=37407291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005101476A Expired - Fee Related JP4395094B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 テキストマイニングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4395094B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023188229A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 三菱電機株式会社 監視支援システム、監視支援装置、及び監視支援方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023188229A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 三菱電機株式会社 監視支援システム、監視支援装置、及び監視支援方法
JP7544842B2 (ja) 2022-03-31 2024-09-03 三菱電機株式会社 監視支援システム、監視支援装置、及び監視支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4395094B2 (ja) 2010-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2811408C (en) Determining local tax structures in an accounting application through user contribution
KR100692209B1 (ko) 맞춤형 상품 정보 제공 방법 및 그 시스템
Tian et al. Hybrid single-valued neutrosophic MCGDM with QFD for market segment evaluation and selection
US20200057918A1 (en) Systems and methods for training artificial intelligence to predict utilization of resources
EP3029581B1 (en) Processing program, processing system, and processing method
WO2018011895A1 (ja) データ処理フロー管理システムおよび方法
Pérez-Solà et al. Another coin bites the dust: an analysis of dust in UTXO-based cryptocurrencies
US20070083446A1 (en) Method, system, and program product for providing revisional delta billing and re-billing in a dynamic project environment
CN111639121A (zh) 一种构建客户画像的大数据平台及构建方法
CN113205402A (zh) 对账方法、装置、电子设备及计算机可读介质
CN1783120B (zh) 计算机系统的分析技术
JP5685654B1 (ja) ポータルサイトシステム及びポータルサイトシステムを用いたアプリケーション、コンテンツ、サービスの利用方法
JP4395094B2 (ja) テキストマイニングシステム
KR102547033B1 (ko) 키워드 인식 기능을 활용하여 사용자가 선택한 방식으로 정보를 제공하는 방법
Dai et al. Research on the design and application of sports competition ticketing platform based on edge computing
KR20180113306A (ko) 온라인 삽입 이미지 검색 방법, 장치 및 컴퓨터-판독가능 매체
CN102982495A (zh) 自适应的数据处理装置和数据处理方法
JP5934736B2 (ja) 加盟店提供データ出力システム
JP2006039691A (ja) 営業活動用の資料提供システム、営業活動用の資料提供方法、および営業活動用の資料提供プログラム
KR101651957B1 (ko) 포털 사이트의 비용 분배·회수 시스템
US20130166421A1 (en) Real time processing of large volume of vendor data
JP5662595B1 (ja) ポータルサイトの利用実績収集システム及びポータルサイトにおける利用実績収集方法
Giovanoli et al. Building a knowledge base for guiding users through the cloud life cycle
JP6511749B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
US11657070B2 (en) Management of data warehouse for electronic payment transaction processing networks

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091013

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4395094

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees