JP2006284139A - 軟質球形識別用ボール発射装置、及びそれに供されるべき軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒、並びに軟質球形識別用ボール - Google Patents

軟質球形識別用ボール発射装置、及びそれに供されるべき軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒、並びに軟質球形識別用ボール Download PDF

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Abstract

【課題】識別すべき標的に対して複数の軟質球形識別用ボールを同時に発射し、発射したこれら複数の軟質球形識別用ボールが一定の範囲に間隔を以て分散して該標的に着弾するようにした軟質球形識別用ボール発射装置を提供すること。
【解決手段】軟質球形識別用ボール発射装置10を、終端部20b開口の径を始端部20a開口の径より大としてある圧力ガス導出路20と、該圧力ガス導出路20と別体としてある3個の軟質識別用ボールBを連続的に装填し得る長さ寸法としてある装弾筒23とを有し、該装弾筒23の側面にはこれに装填した3個の軟質球形識別ボールBのうち中央の軟質球形識別ボールBの近傍にガス抜き孔24を有し、これを圧力ガス導出路20の始端部20aに装填し、トリガー50による発射操作により圧力ガスを圧力ガス導出路20の始端部20aに供給し所要複数の軟質球形識別用ボールBを一度に発射し得るように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、、犯罪等の予見される現場、例えば金融機関の窓口や、その警備員の装備として備えられ、強盗等の犯罪を遂行し或いは犯罪の未遂により、その現場から逃走しようとする犯人等の識別すべき標的に対し、内部に識別性液体又は粉体を充填し密封して成る識別用ボールを、圧力ガスを用いて発射し着弾させ、該識別用ボールを着弾による衝撃で破裂させることにより、その内部の識別性液体又は粉体を飛散させ付着せしめ、該標的を識別し得るようにしする軟質球形識別用ボール発射装置、及びそれに供されるべき軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒、並びに軟質球形識別用ボールに関するものである。
このような識別用ボールの発射装置にあっては、主として犯罪を遂行し或いは犯罪の未遂により、その現場から逃走しようとする犯人等の標的を、識別用ボールの着弾による識別性液体又は粉体の付着により識別し易くし、追跡やその後の逮捕を容易とすることを目的としており、識別用ボールを人が投擲することにより標的に着弾させる手段に代えて、より確実に遠方の標的に対して識別用ボールを着弾させる手段として供され、犯罪等の予見される現場、例えば金融機関の窓口や、その警備員の装備として備えられ、且つ、これを一般に周知させることにより犯罪の抑止にも効果を奏している。
従来よりある識別用ボールの発射装置としては、発射すべき識別用ボールを識別用ボールの発射装置の円筒状の圧力ガス導出路の内部に装填し、該圧力ガス導出路に圧縮空気、フロンガス、又は炭酸ガス等の圧力ガスを供給し、該圧力ガス導出路の内部に装填された識別用ボールを発射するようにしたものが一般的である。
ところで、その使用者の多くは、射撃について十分に訓練経験を経た者ではなく、射撃の技術について未熟であることが多く、また、その標的は主として逃走しようとする犯人であり、犯人と直面したことによる動揺も少なからずあることから、識別用ボールを標的に確実に着弾させるよう発射することは困難であり、如何にその命中確率を高めるかが課題となっている。
そこで、このような難点に鑑みて、識別用ボールの発射装置について改良がなされ、狙いを定めた標的に対して識別用ボールを確実に着弾し得るように、圧力ガス導出路を長く構成して、発射した識別用ボールの着弾点の狙いを定めた点との差を縮め、集弾精度を高くして命中精度を高くした識別用ボールの発射装置として、或いは、標的に対して複数の識別用ボールを逐次に発射し少なくとも何れかの識別用ボールが着弾するように、圧力ガス導出路に対して複数の識別用ボールを逐次に供給し装弾し、これを逐次に発射を繰り返し得るようにした逐次発射式の識別用ボールの発射装置として提供されている(例えば、特許文献1、又は特許文献2参照。)。
特開2000−018891号公報 特開2004−309086号公報
然しながら、上述の如き改良による命中精度を高くした識別用ボールの発射装置にあっても、標的に確実に狙いを定めることが出来なければ、発射した識別用ボールを該標的に着弾させることが出来ず、それには、射撃について練習を十分に積まなければ命中率を高めることは困難と言わざるを得なかった。
更に従来は、集弾精度を高くして命中精度を高くするため、使用者の安全や、標的となる犯人等の者の安全について十分に考慮されず、その識別用ボールの発射に供される圧力ガスを高圧なものとする等して、該識別用ボールの発射時における威力を高めてあり、銃刀法にある規定を充足しない強力な識別用ボール発射装置も多くあった。
そして、そのような強力な識別用ボール発射装置においては、識別用ボールを発射するときに該識別用ボールに対して強い圧力や衝撃が加わり、識別用ボールの外殻が柔らかく全体として軟質な識別用ボールでは、圧力ガス導出路の内部で破裂してしまうことから、外殻が硬く全体として硬質な識別用ボールが用いられ、前述の安全性が更に損なわれている現状があった。
また、逐次発射式の識別用ボールの発射装置であっても、その標的は主として逃走しようとする犯人であり、その識別用ボールの発射装置の有効射程内に標的がある時間は限られており、十分な回数の発射を繰り返す時間的な余裕は無いことが多く、必ずしも逐次発射を繰り返すことが有効であるとは言えなかった。
加えて、従来より使用されている識別用ボールとしては、識別すべき標的に着弾し破裂して、該標的にその内部の識別性液体又は粉体の付着せしめ、十分な識別性を有するものとするために、その弾径を15mm以上として十分な識別性液体又は粉体を具えるものが一般的であり、このような識別用ボールを、従来の改良により命中精度を高くした識別用ボールの発射装置や、逐次発射式の識別用ボールの発射装置により、標的に対して十分な射程を確保して発射するには、相当量の圧力ガスをその発射に用いる必要があった。
そのため、これら識別用ボールの発射装置は標的の識別効果を十分に発揮するように実施するには、使用者が携行するに困難な程、全体として大型化する必要があり、その識別用ボールの発射時における威力も高くなり、銃刀法にある規定を充足しない強力な識別用ボール発射装置となることも考えられる。
そこで、これら問題点に鑑みて、狙いを定めた標的に対して複数の識別用ボールを同時に発射し、発射したこれら複数の識別用ボールが一定の範囲に間隔を以て着弾するように分散し、狙いを定めた標的を中心とした一定の範囲に間隔を以て着弾し得るようにした球形識別用ボール発射装置を提供することを本発明が解決しようとする課題とした。
更に、これに供される識別用ボールとしては、外殻と該外殻の内部に充填され密封された識別性液体又は粉体とよりなり、当然に、識別用ボールは内部の識別性液体又は粉体が飛散するように標的に着弾した際の衝撃により破裂する必要があり、また、該標的を傷つけることのないように、その外殻は、全体を柔らかくしたり、薄く脆弱としたり、或いは一部に脆弱部を設ける等して脆弱に構成されており、そのために、識別用ボールが識別用ボールの発射装置の内部において、発射時の衝撃により破裂することの無いような球形識別用ボール発射装置とその発射に供される識別用ボールとすることも重要な課題となっている。
本発明による軟質球形識別用ボール発射装置、及びそれに供されるべき軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒、並びに軟質球形識別用ボールは、上述の課題を解決するための手段として、次の第1乃至第10の構成とした。
第1の構成として、略円筒状の圧力ガス導出路と、圧力ガスタンクを収容し得る圧力ガスタンク収容室と、発射操作するトリガーとを有し、前記の圧力ガス導出路の始端部開口と圧力ガスタンク収容室とは、圧力ガス供給路を介して接続されており、前記の圧力ガス導出路は、始端部にその内径と略同径の発射すべき所要複数の軟質球形識別用ボールの複数個を連続的に装填し得る装弾部を有し、又、前記の圧力ガスタンク収容室には、係止部を有する穿孔針と、該圧力ガスタンク収容室に収容した圧力ガスタンク方向に該穿孔針を付勢し得るコイルバネと、該穿孔針を付勢位置に係止部を介して係止し得る、前記のトリガーの操作により出没操作し得るようにした係止軸とを有し、トリガー操作により所要複数の軟質球形識別用ボールを一度に発射し得るようにすれば、発射した軟質球形識別用ボールが効果的に分散して狙いを定めた標的を中心とした一定の範囲に間隔を以て着弾し得る軟質球形識別用ボール発射装置とすることができる。
また、第2の構成として、先の第1の構成に加え、前記の圧力ガス導出路は、終端部開口の径を始端部開口の径より大とすれば、発射した軟質球形識別用ボールがより効果的に分散して狙いを定めた標的を中心として一定の範囲に間隔を以て着弾し得る軟質球形識別用ボール発射装置とすることができる。
また、第3の構成として、先の第1又は第2の構成に加え、前記の装弾部は、圧力ガス導出路と別体の装弾筒を有し、該装弾筒に所要複数の軟質球形識別用ボールを連続的に装填し、これを圧力ガス導出路の始端部に装填することとすれば、圧力ガス導出路への軟質球形識別用ボールの装填が、円滑かつ適切に行うことのできる軟質球形識別用ボール発射装置とすることができる。
また、第4の構成として、先の第3の構成に加え、前記の装弾筒は、内部に3個の軟質球形識別用ボールを連続的に装填し得る長さ寸法としてあり、該装弾筒の側面の装填した3個の軟質球形識別用ボールのうち中央の軟質球形識別用ボールの近傍に、ガス抜き孔を有することとすれば、該装弾筒の内部において中央に装填される軟質球形識別用ボールが、発射の際に該装弾筒の内部で破裂し難くすることができる。
また、第5の構成として、先の第1乃至第4の構成に加え、前記の圧力ガスタンクは、炭酸ガスを封入してあるものとすれば、別段に圧力調節をせずとも、適切な圧力の炭酸ガスを軟質球形識別用ボールの発射に供することのできる軟質球形識別用ボール発射装置とすることができる。
また、第6の構成として、先の第1乃至第5の構成に加え、レーザー照準器を有するものとすれば、容易に標的に狙いを定めて軟質球形識別用ボールを発射することができ、その熟練者でなくとも、標的に軟質球形識別用ボールを着弾させることのできる軟質球形識別用ボール発射装置とすることができる。
また、第7の構成として、先の第1乃至第6の構成に加え、前記の圧力ガス導出路と把持部の各軸線のなす角度が鈍角の拳銃型とすれば、使用者は手首に負担なく該把持部を把持して、安定して標的に狙いを定めることができる軟質球形識別用ボール発射装置とすることができる。
加えて、第8の構成として、先の第4乃至第7の構成による軟質球形識別用ボール発射装置に供される装弾筒を、全体を筒状とした装弾筒と、その内部に連続的に装填した3個の軟質球形識別用ボールとよりなり、該装弾筒の側面にはこれに装填した3個の軟質球形識別用ボールのうち中央の軟質球形識別用ボールの近傍にガス抜き孔を有することとすれば、該装弾筒の内部において中央に装填される軟質球形識別用ボールが、発射の際に該装弾筒の内部で破裂し難く、軟質球形識別用ボールの装填が適切になされた軟質球形識別用ボール装弾筒を提供することができる。
また、第9の構成として、先の第8の構成に加え、前記の軟質球形識別用ボールは、外殻とその内部に充填し密封した識別性液体とよりなり、該外殻は軟質ポリマーよりなるものとすれば、該軟質球形識別用ボールをその発射の衝撃に耐え、且つ、標的に着弾した際に衝撃が少なくとも破裂し易く、その内部に充填された識別性液体を飛散せしめることができる。
また、第10の構成として、先の第1乃至第9の構成による軟質球形識別用ボール発射装置、及びそれに供されるべき軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒に供されるべき軟質球形識別用ボールを、外殻とその内部に充填し密封した識別性液体又は粉体とよりなり、該外殻はゼラチン、防水皮膜を有するゼラチン、防水性プラスチックの何れかより選択されてなるものとしても、該軟質球形識別用ボールをその発射の衝撃に耐え、且つ、標的に着弾した際に衝撃が少なくとも破裂し易く、その内部に充填された識別性液体又は粉体を飛散せしめることができる。
本発明による軟質球形識別用ボール発射装置、及びそれに供されるべき軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒、並びに軟質球形識別用ボールは、上述の如く構成したことにより、狙いを定めた標的に対して発射した軟質球形識別用ボールは一定の範囲に間隔を以て着弾するように分散し、狙いを定めた点を中心として分散して着弾することにより、確実に標的に狙いを定めることが出来ずとも、その標的に一定の範囲に間隔を以て識別用ボールを着弾させ得るものとなり、また、標的に狙いが確実に定まれば、その標的に複数の軟質球形識別用ボールを着弾させ得るものとなり、且つ、分散して着弾することにより、該軟質球形識別用ボールの内部の識別性液体が広範に亘り飛散することとなり、より効果的に該標的を識別し得るものとすることができる。
本発明による軟質球形識別用ボール発射装置、及びそれに供されるべき軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒、並びに軟質球形識別用ボールの上述の構成による一例について、これを実施をするための最良の形態として、図示をしつつ以下に詳説する。
図1に示される本発明による軟質球形識別用ボール発射装置10は、圧力ガス導出路20と、発射すべき識別用ボールBの発射に供される圧力ガスを充填し密封した圧力ガスタンクTを収容し得る圧力ガスタンク収容室30と、これら圧力ガス導出路20と圧力ガスタンク収容室30とを接続する圧力ガス供給路40を有してなり、識別用ボールBの発射操作をするトリガー50を該発射操作をし易い位置に適宜設けてある。
圧力ガス導出路20は、その始端部20aの開口を介して前記の圧力ガス供給路40と接続してあり、該圧力ガス供給路40より圧力ガスを供給し、該圧力ガスを、圧力ガス導出路20の内部にその始端部20aからその終端部20b方向に流通させ、該終端部20bの開口を介して大気に放出せしめるようにしてある。
そして、この圧力ガスの圧力ガス導出路20の内部の流通に伴い、該始端部20aに有するその内径と略同径の発射すべき複数の識別用ボールBを整列させ連続的に装填し得る装弾部21に装填された複数の識別用ボールBを、圧力ガス導出路20の始端部20a乃至終端部20b方向に発射し得るようにしてある。
ここで、該圧力ガス供給路40の断面積、或いはその端部における開口面積を変れば、これを介して供給する圧力ガスの流量を変え、識別用ボールBの発射の強度を変えることができ、該識別用ボールBの重量や大きさに応じたものとできる。
また、前記の圧力ガス導出路20は、軟質球形識別用ボール発射装置10の本体と別体として、該軟質球形識別用ボール発射装置10の本体に対して着脱可能に固定してあり、圧力ガス導出路20の始端部20aの外側面には、端部よりL字型の取付溝22を刻設してあり、該取付溝22と対応する軟質球形識別用ボール発射装置10の本体側の突起と合わせ、次いで圧力ガス導出路20をその軸線方向に軟質球形識別用ボール発射装置10の本体に対して差し込み、次いで回転させて着脱可能に固定し得るようにしてあることが望ましい。
そして、圧力ガス導出路20と軟質球形識別用ボール発射装置10の本体とを安定的に接続し得るように、また、圧力ガスが圧力ガス導出路20と軟質球形識別用ボール発射装置10の本体との隙間から漏出しないように、圧力ガス導出路20の側周に周回する環状パッキンPを設けて着脱可能に固定し得るようにしてあることが好ましい。
また、前記の圧力ガス導出路20は、始端部20aにおいてその装弾部21を別体として、略円筒状の装弾筒23として有し、該装弾筒23に発射すべき複数の識別用ボールBを整列させ連続的に装填し、次いで該装填筒23を圧力ガス導出路20の内部に始端部20aの開口より挿入し、圧力ガス導出路20への発射すべき複数の識別用ボールBの装填をすることとしてあることが望ましい。
ここで、前記の圧力ガス導出路20と装弾筒23とは、装弾筒23を圧力ガス導出路20の内部に挿入し設置したときに、装填され発射すべき識別用ボールBが円滑に発射されるように、それらの境界において内面が互いに一致するよう、該境界においては圧力ガス導出路20の内径と装弾筒23の内径とを等しくし、また、装弾筒23を挿入する始端部20aの内径を、装弾筒23の外径と略等しくしてあるとよい。
特に、前記の圧力ガス導出路20は、狙いを定めた標的に向けて発射した識別用ボールBを効果的に標的に一定の範囲に間隔を以て分散して着弾せしめるよう、始端部20aの内径より終端部20bの内径を大としてその内面を緩斜状としてあることが望ましく、装弾部21は平坦状として該装弾部21の終端部20b側から終端部20bにかけて傾斜状としてあればよい。
また特に、前記の装弾部21と別体とした装弾筒23は、内部に3個の識別用ボールBを連続的に装填する際に、該装弾筒23の内部において中央に装填される識別用ボールBが、これを発射するときに、発射方向の後方の識別用ボールBに押され、且つ、発射方向の前方の識別用ボールBに抑えられることにより、圧迫され、該装弾筒23の内部で破裂することがあり、これに対して、該装弾筒23の側面の装填した3個の識別ボールBのうち中央の識別ボールBの近傍に、ガス抜き孔24を穿孔して、該装弾筒23の外周面と圧力ガス導出路20の内周面との僅かな間隙に圧力ガスを逃がすようにし、該装弾筒23の内部において中央に装填される識別用ボールBの発射に伴う破裂を防止するようにしてあることが望ましい。
そして、そのガス抜き孔24を有する装弾筒23は、その内部の適当な位置に予め識別用ボールを装填し、使用者に対して提供されることが好ましく、これにより、識別用ボールBの装弾筒23への装填について未熟な使用者であっても、軟質球形識別用ボール発射装置10への識別用ボールBの装填を円滑にすることができる。
なお、ガス抜き孔24は、円筒状の装弾筒23の周面に少なくとも対角位置に1対設けてあることが好ましく、その形状は、円孔や、装弾筒23の長さ方向を長尺とする長孔等としてあればよく、その効果は、内径が18.4mmの装弾筒23において、3mmの丸孔や、幅2mmの長さ10mmの長孔を対角に穿孔して設け、これに装填した識別用ボールを発射することにより有効であることが確認されている。
次に、圧力ガスタンク収容室30は、概ね、識別用ボールBの発射に供される圧力ガスを充填し密封した圧力ガスタンクTを収容し得る空間と、該空間に収容した圧力ガスタンクTの先端口部を穿孔しその内部に充填した圧力ガスを放出せしめる穿孔針31を収容する空間とに分かれている。
そして、圧力ガスタンクTを収容し得る空間は、収容した圧力ガスタンクTを安定状に収容し得るよう、該圧力ガスタンクTの表面の各部と圧力ガスタンク収容室30の内壁とを密着状として保持してあり、また、穿孔針31を収容する空間は、該穿孔針31が一定幅を移動し得るようにしてある。
前記の圧力ガスタンクTは、口部を介して内部に圧力ガスを充填し該口部を密封した、口部及び底部の膨出した円筒状の金属製の密封容器としてあり、先端口部等に前記の穿孔針31による穿孔が容易の脆弱部を有していることが望ましい。
前記の穿孔針31は、略錐体としてあり、側面に溝を周設してなる係止部31aを有する有底筒状の基部31bの先端底面に、その外側方向に尖端を向けて具えられ、コイルバネ32による発条弾性で、圧力ガスタンク収容室30に収容した圧力ガスタンクT方向、好ましくはその脆弱部方向に付勢し得るようにしてある。
そして、前記の穿孔針31は、これを収容する圧力ガスタンク収容室30の内部の空間において、該発条弾性により移動し該圧力ガスタンク収容室30に収容した圧力ガスタンクT、好ましくはその脆弱部に衝突し、それを穿孔し得る程度に付勢され得る該圧力ガスタンクTから十分に離れた付勢位置と、該圧力ガスタンクTの表面に衝突する衝突位置との間を移動し得るようにしてある。
また、前記の穿孔針31は、前記の付勢位置において、その係止部31aを介して、これを収容する空間の内壁より出没可能としてある係止軸33と係止し得るようにしてあり、識別用ボールBの発射に備える常時は、該係止部31aと係止軸33とが係止してあり、該付勢位置に保持され、識別用ボールBの発射時には、該係止部31aと係止軸33との係止を解除し、発条弾性で圧力ガスタンク収容室30に収容した圧力ガスタンクTに衝突し、該圧力ガスタンクTの先端口部に穿孔し、その内部に充填され密封された圧力ガスを放出させ得るようにしてある。
なお、前記の穿孔針31は、図2に示されるような治具を用い、そのコイルバネ32による発条弾性に抗して押し込まれ、前記の付勢位置に移動され、その係止部31aを係止軸33に係止せしめ、識別用ボールBの発射に備えるようにし、その治具の先端は該穿孔針31の先端と対応する孔を有し、該穿孔針31の押し込みを容易にし得るようにしてある。
そして、係止軸33は、軟質球形識別用ボール発射装置10に取付軸51を介して回動可能に軸着した前記のトリガー50に係止軸連結部52を介して接続してあり、該トリガー50を識別用ボールBの発射操作可能に起こした状態で、該係止軸33が係止部31aと係止し得る位置に圧力ガスタンク収容室30の内壁より突出状となり、該トリガー50を識別用ボールBの発射操作をする際の引いた状態で、該係止軸33と係止部31aとの係止が解除されるようにしてあり、識別用ボールBの発射に備える常時は、コイルバネ53により該トリガー50を起こした状態に弾性的に保持するようにしてある。
なお、前記の穿孔針31は、圧力ガスタンクTに衝突し、これを穿孔し、その内部に充填され密封された圧力ガスを放出させる際に、その圧力ガスの放出が効率よくなされるように、錐体側面にはガス抜きに供される溝を刻設してあり、基部31bの先端底面には通気孔31cを穿孔してあることが望ましい。
また、前記の圧力ガスタンク収容室30は、これに圧力ガスタンクTを容易に収容し交換し得るように、底面に蓋34を着脱可能に螺着してあり、該圧力ガスタンク収容室30と蓋34との間は、環状パッキンPにより気密にしてあり、圧力ガスタンク収容室30の一部を軟質球形識別用ボール発射装置10と別体としてそれらを螺着して一体とする場合にも、圧力ガスタンク収容室30の一部と軟質球形識別用ボール発射装置10との間を、環状パッキンPにより気密にしてあり、該圧力ガスタンク収容室30の内部を気密として、そこから圧力ガス供給路40に供給され発射に供されるべき圧力ガスタンクTの内部より放出された圧力ガスの漏出を無くしてあることが望ましい。
加えて、前記の軟質球形識別用ボール発射装置10は、識別用ボールBを発射可能とした状態において、使用者等がトリガー50を誤って識別用ボールBの発射操作をする等して起こる誤射や暴発を防止すべく、トリガー50に穿孔してなる固定孔と、これと対応する軟質球形識別用ボール発射装置10の本体側に穿孔した挿通孔とに亘り、図3に示すような挿入部と把持部とを有する安全ピンSを挿通し、該トリガー50を固定し得るようにしてあることが好ましい。
また、前記の軟質球形識別用ボール発射装置10は、標的に狙いを定め易くするように、レーザー照準器60を該軟質球形識別用ボール発射装置10の圧力ガス導出路30の軸線と同一軸線上を指示方向61として着弾予測点を指し示すようにしてあることが好ましく、これにより、射撃について熟練していない使用者であっても、容易に標的に狙いを定めることが可能となる。
そして、レーザー照準器60には、これを作動させるスイッチが適宜操作し易い位置に設けられているが、前記の安全ピンSを軟質球形識別用ボール発射装置10より抜き、トリガー50の固定を解除することにより作動するようにしてあり、使用者が標的に対して識別用ボールBを発射する際の手数を減らし、且つ、安全ピンSの抜き忘れを防止し得るようにしてあることが好ましい。
また、これと併せて、日中の明るい屋外であっても、咄嗟に標的に狙いを定め易くするように、該軟質球形識別用ボール発射装置10の上部に標的に狙いを定めやすくする、照準用の突起を設けてあることがより好ましい。
また、軟質球形識別用ボール発射装置10は、標的に狙いを定め易くするように、その圧力ガス導出路20の軸線と把持部35としてある圧力ガスタンク収容室30の一部の軸線とを、それら各軸線のなす確度を鈍角とした拳銃型としてあることが望ましく、それら各軸線のなす角度を110度乃至120度の範囲とすれば、使用者は手首に負担なく該把持部35を把持して、安定して標的に狙いを定めることが出来る。
上述の如く構成した本発明による軟質球形識別用ボール発射装置には、その発射すべき識別用ボールとして、球形の外殻の内部に識別性液体を充填し密封してなるものが用いられ、識別用ボールは、これを全体として硬いものとしたときに、犯人等の標的に着弾した際に、該標的に対して不必要な身体的損傷を与えることが多くあることから、これを避けるため、該識別用ボールの外殻を軟質の材質よりなるものとして、犯人等の標的に着弾した際に、少ない衝撃で容易に破裂し得る、全体としてや柔らかい識別用ボールとしてあることが望ましい。
ここで、外殻を軟質の材質よりなるものとして、全体として柔らかくした識別用ボールを発射する際に、それに伴う衝撃により圧力ガス導出路の内部で破裂することを防止すべく、その材質としては軟質高分子が用いられ、代表的にはゼラチン、防水皮膜を有するゼラチン、防水性プラスチックの何れかを材質とするものであることが好ましい。
そして、ここに用いられる識別用ボールの外殻の材質としてはゼラチンが最も好適であり、ゼラチンを材料とした外殻を有する識別用ボールとすれば、該識別用ボールを発射する際に圧力ガス導出路の内部で破裂し難く、且つ、標的に着弾した際に該標的を傷つけることなく少ない衝撃で容易に破裂し得るものとできる。
なお、そのゼラチンを材料とした外殻を有する識別用ボールは、湿度の高い保管環境においても長期に亘り質を維持して保管し得るよう、防湿性を有していることが望まれ、その表面にはパラフィン皮膜、その他の防水性プラスチック被膜等の防湿皮膜を設けてあることが好ましい。
そして、該識別性液体又は粉体としては、蛍光染料もしくは蛍光顔料を含み視覚的な識別性に富むものが主に用いられ、その他にも、メルカプタン等の発臭剤を含むものや、唐辛子由来の成分等の刺激物を混入したもの等、更には、該識別性液体又は粉体と共に、標的の追跡に供される電波を発信するIC等のような標的の追跡に供される装置を入れることも可能であり、軟質球形識別用ボール発射装置の使用の態様に合わせ適宜選択して使用することができる。
また、識別用ボールの発射に供される圧力ガスとしては、安定的で毒性がなく危険性が低く扱いやすいことから、炭酸ガスが用いることが望ましいが、他の圧縮空気、フロンガス等の従来よりある圧縮ガスより選択して、圧力ガスタンクに充填し密封して、識別用ボールの発射に供することもできる。
本発明による軟質球形識別用ボール発射装置は、それによる効果を損なわずに、使用者の安全や、標的となる者の安全について考慮し、銃刀法にある規定を充足し得るものとして、これより発射される識別用ボールの有する初速に基づき求められる初速エネルギーについて試験をし、初速エネルギー(J)を次式により求め、これを弾径の断面積で割り単位面積あたりのエネルギー(J/cm)が2を超えないものとした。

初速エネルギー(J) = 初速(m/s) × 弾重量(g) ÷ 2000
前記の試験は、次の条件のにおいて、無風状態のもと、愛媛県の生活保安課により行われた。
なお、次の条件のうち、口径は圧力ガス導出路の先端部における内径の寸法を示し、ガス量は圧力ガスタンクの内部に充填され密封した識別用ボールの発射に供される炭酸ガスの量を示し、バレル長は圧力ガス導出路の長さ寸法を示し、このとき、軟質球形識別用ボール発射装置は主にABSよりなり、圧力ガス供給路の内径の寸法は8mmとしてあり、圧力ガス導出路にはガス抜き孔を有さない装弾筒を用いて識別用ボールを連続的に3個装填してある。

(軟質球形識別用ボール発射装置)
口径 18.4 mm
ガス量 4.2 g
バレル長 125 mm
また、前記の試験は次の識別用ボール1及び識別用ボール2を使用して行われた。
なお、何れの識別用ボールも外殻はゼラチン質よりなり、該外殻の厚さは0.2mmとしてあり、識別用ボール1は識別性液体を充填した犯人等を標的として発射する本番用のものであり、識別用ボール2は無色無臭の液体を充填した使用者の発射の練習に供される練習用のものである。

(識別用ボール1)
弾量 3.9 g
弾径 18.4 mm

(識別用ボール2)
弾量 2.8 g
弾径 17.8 mm
前記の条件の下で行われた試験の結果は、次の通り、識別用ボール1については試験結果1に、識別用ボール2については試験結果2に示される通りとなった。
なお、次の結果のうち、活力は初速エネルギー(J)を示し、活力/断面積は初速エネルギー(J)を弾径の断面積(cm)で割り単位面積あたりのエネルギー(J/cm)を示す。

(試験結果1)
弾速 47 m/s
活力 4.30755 J
活力/断面積 1.62078357 J/cm

(試験結果2)
弾速 50.8 m/s
活力 3.612896 J
活力/断面積 1.45259919 J/cm
また、圧力ガス導出路の終端部の内径を装弾部の終端部側の内径より大とし、該終端部乃至装弾部の終端部側を緩斜状とした際に、狙いを定めた標的に向けて発射した識別用ボールが如何に分散し該標的に着弾するかについても試験を行い、その結果を次ぎに示す。
この試験は、圧力ガス導出路に挿入される部分が5cmの装弾筒を用い、圧力ガス導出路の装弾部の終端部側の内径を18.4 mm、終端部の内径を19.6mmとし、その他の条件は、前記の試験のと同様の条件において、無風状態のもと行われた。
なお、距離は識別用ボールを発射した軟質球形識別用ボール発射装置の圧力ガス導出路の終端部先端から標的までの距離を示し、着弾円は着弾した全3個の識別用ボールの着弾点を含む最小の円の径である。

(試験結果)
距離 5 m 30 mm
距離 10 m 60 mm
距離 15 m 130 mm
以上に示されるように、上述の如く構成した本発明による軟質球形識別用ボール発射装置、及びそれに供されるべき軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒、並びに軟質球形識別用ボールは、安全かつ効果的なものとすることができる。
本発明による軟質球形識別用ボール発射装置、及びそれに供されるべき軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒、並びに軟質球形識別用ボールは、犯罪等の予見される現場、例えば金融機関の窓口や、その警備員の装備として備えられれば、犯罪を遂行し或いは犯罪の未遂により、その現場から逃走しようとする犯人の背中等の標的に対し、高い確度で識別用ボールを遠方から発射して着弾させその内部の識別性液体又は粉体を広範に亘り付着せしめることができ、これにより、後で犯人を検挙等することができ、更には、犯罪等の予見される現場に球形識別用ボールの発射装置が備えられていることを周知させることにより犯罪の抑止にも効果を奏すことができ、治安の維持又は向上に資することができる。
本発明による軟質球形識別用ボール発射装置の概要を示す断面図 治具の斜視図 安全ピンの斜視図
符号の説明
10 軟質球形識別用ボール発射装置
20 圧力ガス導出路
20a 始端部
20b 終端部
21 装弾部
22 取付溝
23 装弾筒
24 ガス抜き孔
30 圧力ガスタンク収容室
31 穿孔針
31a 係止部
31b 基部
31c 通気孔
32 コイルバネ
33 係止軸
34 蓋
35 把持部
40 圧力ガス供給路
50 トリガー
51 取付軸
52 係止軸連結部
53 コイルバネ
54 固定孔
60 レーザー照準器
61 指示方向
B 識別用ボール
P 環状パッキン
T 圧力ガスタンク
S 安全ピン

Claims (10)

  1. 略円筒状の圧力ガス導出路と、圧力ガスタンクを収容し得る圧力ガスタンク収容室と、発射操作するトリガーとを有し、前記の圧力ガス導出路の始端部開口と圧力ガスタンク収容室とは、圧力ガス供給路を介して接続されており、前記の圧力ガス導出路は、始端部にその内径と略同径の射出すべき所要複数の軟質球形識別用ボールの複数個を連続的に装填し得る装弾部を有し、又、前記の圧力ガスタンク収容室には、係止部を有する穿孔針と、該圧力ガスタンク収容室に収容した圧力ガスタンク方向に該穿孔針を付勢し得るコイルバネと、該穿孔針を付勢位置に係止部を介して係止し得る、前記のトリガーの操作により出没操作し得るようにした係止軸とを有し、トリガー操作により所要複数の軟質球形識別用ボールを一度に発射し得るようにしてなることを特徴とする軟質球形識別用ボール発射装置。
  2. 前記の圧力ガス導出路は、終端部開口の径を始端部開口の径より大としてあることを特徴とする請求項1記載の軟質球形識別用ボール発射装置。
  3. 前記の装弾部は、圧力ガス導出路と別体の装弾筒を有し、該装弾筒に所要複数の軟質球形識別用ボールを連続的に装填し、これを圧力ガス導出路の始端部に装填することを特徴とする請求項1又は2に記載の軟質球形識別用ボール発射装置。
  4. 前記の装弾筒は、内部に3個の軟質球形識別用ボールを連続的に装填し得る長さ寸法としてあり、該装弾筒の側面の装填した3個の軟質球形識別用ボールのうち中央の軟質球形識別用ボールの近傍に、ガス抜き孔を有することを特徴とする請求項3に記載の軟質球形識別用ボール発射装置。
  5. 前記の圧力ガスタンクは、炭酸ガスを封入してあることを特徴とする請求項1乃至4に記載の軟質球形識別用ボール発射装置。
  6. レーザー照準器を有することを特徴とする請求項1乃至5に記載の軟質球形識別用ボール発射装置。
  7. 前記の圧力ガス導出路と把持部の各軸線のなす角度が鈍角の拳銃型としてあることを特徴とする請求項1乃至6に記載の軟質球形識別用ボール発射装置。
  8. 請求項4乃至7に記載の軟質球形識別用ボール発射装置に供されるべき、全体を筒状とした装弾筒と、その内部に連続的に装填した3個の軟質球形識別用ボールとよりなり、該装弾筒の側面にはこれに装填した3個の軟質球形識別用ボールのうち中央の軟質球形識別用ボールの近傍にガス抜き孔を有してなることを特徴とする軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒。
  9. 前記の軟質球形識別用ボールは、外殻とその内部に充填し密封した識別性液体又は粉体とよりなり、該外殻は軟質ポリマーよりなることを特徴とする請求項8に記載の軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒。
  10. 請求項1乃至9に記載の軟質球形識別用ボール発射装置、及びその軟質球形識別用ボールを装填した装弾筒に供されるべき、外殻とその内部に充填し密封した識別性液体又は粉体とよりなり、該外殻はゼラチン、防水皮膜を有するゼラチン、防水性プラスチックの何れかより選択されてなることを特徴とする軟質球形識別用ボール。
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