JP2006281112A - メタン発酵処理方法及びメタン発酵槽 - Google Patents

メタン発酵処理方法及びメタン発酵槽 Download PDF

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Abstract

【課題】 可溶化しにくい有機性固形物やその他の異物が付着して担体が閉塞されるのを防止し、発酵液と担体との接触性を良好にして発酵効率を高められるようにしたメタン発酵処理方法及びメタン発酵槽を提供する。
【解決手段】 スラリー化した有機性廃棄物をメタン発酵槽10内に投入して、嫌気性微生物によりメタン発酵させる際に、メタン発酵槽10内に、支持体11に吊り下げられた複数本の担体12を配置し、支持体11を駆動させて、担体12に付着したバイオガス及び発酵汚泥を除去すると共に、メタン発酵槽10内の発酵液Lを攪拌する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、嫌気性微生物を用いて、糞尿、生ゴミ、食品加工残滓等の有機性廃棄物を処理するメタン発酵処理方法及びメタン発酵槽に関する。
生ゴミ等の有機性廃棄物のほとんどは、焼却や埋立処分されているが、焼却に伴うダイオキシンの発生や埋立処分地の逼迫、悪臭などの問題から、環境負荷の少ない処理方法が求められている。これらの問題を解決するために有機性廃棄物をメタン発酵処理し、発生したメタンガスを燃料電池やガスエンジンを用いて発電するシステムが研究、開発されている。
メタン発酵処理は、有機性廃棄物を粉砕・スラリー化した後、このスラリーを発酵槽に投入し、嫌気性下でメタン菌により発酵処理して有機性廃棄物をバイオガスと水とに分解する方法であり、有機性廃棄物を大幅に減量することができると共に、副産物として生成するメタンガスをエネルギーとして回収できるメリットがある。また、嫌気性のため曝気動力が不要であるため省エネルギーな処理法である。
ごみ等の有機性廃棄物をメタン発酵法で効率的に処理するメタン発酵装置として、例えば下記特許文献1、2には、有機性廃棄物をペースト状に粉砕して、50〜60℃で大きな活性を示す高温メタン菌で処理するメタン発酵装置が開示されている。高温菌は36〜38℃の中温で活性が大きくなる中温菌に比べ2〜3倍程の活性を持っており、高温菌でメタン発酵を行うことで分解速度の向上と消化率の向上を図っている。有機性廃棄物を用いたメタン発酵は、メタンガスの生成量を増大でき、燃料電池などのガス発電に有効利用できるメリットがある。
また、メタン発酵槽内に微生物を担体に担持したろ床を設けて処理効率を向上させることも検討されており、例えば、下記特許文献3には、合成樹脂からなる線材を紐状に編み込んで形成した担体に、メタン菌を主体とする嫌気性微生物を担持させた固定化微生物を発酵槽内に充填することが記載されている。また、この文献には、担体の内部に磁性体となり得る金属を充填し、外部から磁力によって固定化微生物を流動させてもよいことが記載されている。
特開平10−137730号公報 特開2001−46997号公報 特開2004−41929号公報
しかしながら、メタン発酵システムにおける有機性廃棄物の希釈されたスラリーには、可溶化しにくい有機性固形物やそれ以外の異物が多く含まれており、メタン発酵槽内のメタン菌の生息する担体を閉塞させ、安定なメタン発酵の阻害の要因となり、担体の異物除去費や交換費がランニングコストに大きく占める問題があった。
また、担体と担体との隙間の流路が閉塞した場合には、発酵液の液循環が悪化して槽内の温度分布に偏りが生じ、安定かつ効率的なメタン発酵ができなくなるという問題があった。
前記特許文献3には、担体の内部に磁性体となり得る金属を充填し、外部から磁力によって固定化微生物を流動させてもよいことが記載されているものの、一般に磁力は距離が離れると吸引力が急激に低下するため、発酵槽の内周に近接した担体しか流動させることができず、担体を効果的に流動させることができなかった。
したがって、本発明の目的は、可溶化しにくい有機性固形物やその他の異物が付着して担体が閉塞されるのを防止し、発酵液と担体との接触性を良好にして発酵効率を高められるようにしたメタン発酵処理方法及びメタン発酵槽を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のメタン発酵処理方法は、スラリー化した有機性廃棄物をメタン発酵槽内に投入して、嫌気性微生物によりメタン発酵させるメタン発酵処理方法において、前記メタン発酵槽には、支持体に吊り下げられた複数本の担体が配置されており、前記支持体を駆動させて、前記担体に付着したバイオガス及び発酵汚泥を除去することを特徴とする。
そして、担体を吊り下げた支持体の駆動により、担体がメタン発酵槽内の発酵液を揺るがすか、あるいは支持体の駆動力によっては、メタン発酵槽内が撹拌状態となれば、なお好ましい。
本発明のメタン発酵処理方法においては、前記支持体を回転及び/又は上下方向に駆動させることが好ましい。
また、前記担体の下端部を、別の支持体にそれぞれ連結して、複数本の担体を所定の間隔を有しながら上下の支持体間に支持させることが好ましい。
一方、本発明の発酵槽は、スラリー化された有機性廃棄物を、嫌気性微生物によりメタン発酵させるメタン発酵槽において、
前記メタン発酵槽には、嫌気性微生物を担持させるための担体と、該担体を吊り下げ支持する支持体と、この支持体を駆動させる機構とが設けられていることを特徴とする。
本発明の発酵槽においては、前記駆動機構は、前記支持体を回転及び/又は上下移動させるものであることが好ましい。また、前記担体の下端部が別の支持体にそれぞれ連結され、複数本の前記担体が所定の間隔を有して上下の支持体間に支持されていることが好ましい。
本発明によれば、複数本の担体が支持体に吊り下げられて発酵槽内に配置されているので、担体どうしの間隙を保って配置することができる。また、支持体を駆動させることにより、発酵液中で全ての担体を同時に動かすことができ、担体に付着した可溶化しにくい有機性固形物やその他の異物を払い落して、担体が閉塞されるのを防止できる。更に、発酵液中で担体を動かすことにより、発酵液が流動して担体との接触性を高め、支持体の駆動力によっては発酵槽内全体を撹拌できるので、効率よく発酵に寄与できる状態にすることができると共に、発酵液の温度分布を均一にすることもできる。したがって、有機性廃棄物のメタン発酵効率を高めると共に、メタン発酵処理を長時間安定して行うことが可能となる。
本発明の好ましい態様において、前記支持体を回転及び/又は上下方向に駆動させる場合には、担体を発酵液中で効果的に動かして、有機性固形物やその他の異物による担体の閉塞を防止し、発酵液を流動させることができる。
また、前記担体の下端部を、別の支持体にそれぞれ連結して、複数本の担体を所定の間隔を有しながら上下の支持体間に支持させる場合は、担体を回転等させたときに、担体の下端部に連結された別の支持体が、上方の支持体に対して遅れて動作することにより、複数本の担体が互いによじれ合ってこすられるため、担体に付着した有機性固形物やその他の異物を効果的に払い落すことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1〜4には、本発明のメタン発酵槽を用いたメタン発酵処理装置の一実施形態が示されている。
図1に示すように、このメタン発酵処理装置は、メタン菌等の嫌気性微生物によって有機性廃棄物を発酵処理するためのメタン発酵槽10を有している。メタン発酵槽10内には、支持体11に吊り下げられて支持された複数本の担体12が配置されている。各担体12の下端部には、重り13が取付けられ、発酵液L中で浮遊しないようにされている。
支持体11の形状は、特に限定されるものではないが、この実施形態の場合、図2に示すように、環状の枠体14に格子状の桟15を配設し、枠体14の中央部に位置する桟15に、後述する支軸16の連結部17を設けた形状をなしている。そして、前記担体12は、枠体14及び桟15の複数の取付け部18に連結されて吊り下げ支持されるようになっている。
また、担体12の材質及び形状も、特に限定されないが、例えば、ポリプロピレン、ポリスチレン、ビニロン、塩化ビニリデン、ピリジウムポリマー等の合成樹脂からなる不織布、織布、紐体等で形成されたものが好ましく使用される。その他、発泡樹脂等の多孔質な材料で形成されていてもよい。また、担体12の材質としては、ポリ(β−ヒドロキシ酢酸)、ポリεカプロラクタム、ポリブチレンサクシネート、ポリ乳酸等の生分解性プラスチックを用いることもできる。担体12は、例えば図3に示すように、その断面が放射状をなす柱状等に形成されて、その表面積ができるだけ大きくなるようにされている。
なお、メタン発酵槽10内の担体12の充填率、言い換えると、メタン発酵槽10の発酵液Lが貯留される部分の容積中に占める担体12の体積の割合は、5〜40%とすることが好ましい。充填率が上記よりも低いと、発酵液が固定化微生物に接触しにくくなって発酵効率が低下し、充填率が上記よりも高いと、担体12どうしの間隙が小さくなるため、担体12を動かしたときの乱流効果が乏しくなり、担体12表面に付着する不溶性固形物や異物を払い落しにくくなる。
支持体11の前記連結部17には、駆動装置19によって駆動される支軸16が連結されている。そして、駆動装置19により、支軸16は、回転動作A、昇降動作B、揺動動作Cなどの動作を行い、支軸16に支持された支持体11が動かされ、支持体11に吊り下げ支持された複数の担体12が動くようになっている。
図4は、上記駆動装置19の一例を示している。この駆動装置19は、フレーム20を有し、このフレーム20の上下面に設けられた軸受け21,22に支軸16が挿通支持されている。支軸16は、その上半部がスプライン軸16aをなしており、このスプライン軸16aには、スリーブ23がスプライン嵌合して装着され、このスリーブ23に従動ギヤ24が取付けられている。
また、フレーム20上の上記軸受け21の側方には、モータ25が設置され、その駆動軸26は、下方に向けてフレーム20の内方に突出し、この駆動軸26に、上記従動ギヤ24に歯合する駆動ギヤ27が装着されている。なお、スリーブ23及び従動ギヤ24は、図示しない支持部材によって、上下移動を規制されつつ回転可能に支持されている。
更に、支軸16のスプライン軸16aの下方部分には、支軸16に固着された一対のフランジ28,29で上下を挟まれたスリーブ30が装着されている。そして、このスリーブ30の斜め上方には、図示しないモータによって回転するクランク31が配置され、このクランク31と上記スリーブ30とがリンク32によって連結されている。
したがって、モータ25の作動により駆動軸26及び駆動ギヤ27が回転すると、従動ギヤ24、スリーブ23を介して、スリーブ23にスプライン嵌合する支軸16が矢印Aで示す如く回転する。また、図示しないモータによってクランク31が回転すると、リンク32を介してスリーブ30が上下動し、スリーブ30と一緒に支軸16も矢印Bで示す如く上下動する。
このようにして、支軸16が回転及び上下動することにより、支軸16に支持された支持体11も回転及び上下動し、支持体11に吊り下げ支持された複数本の担体12を動かすことができる。
なお、上記駆動装置19において、図示しない連動機構を介してモータ25にクランク31が連動するようにすれば、1つのモータ25で回転及び上下動を行わせることができる。また、モータ25の回転方向を所定時間毎に切り替えて反復回転させれば、支持体11を反復回転させることができ、発酵液Lと担体12との衝突力を高めて、担体に付着した有機性固形物やその他の異物を効果的に払い落すことができる。
図5に、上記駆動装置19の別の実施例を示す。図4と同一の部材には、同一の符号を付してある。本実施例が示す駆動装置19では、支持体11が1台のモータ25で、支軸16を中心とする回転と同時に上下移動する機構を備えている。支軸16は、フレーム20aの上下面に設けられた軸受け21,22の間では、ネジ加工されたネジ軸16bとなっており、ネジ軸16bが通るフレーム20a内部の一部分が雌ネジ部20bになっている。駆動装置19は、メタン発酵槽に固定されており、雌ネジ部20bも固定部分となるので、ネジ軸16b回転すると、回転に伴って回転方向により上下に移動する。モータ25の回転動力は、駆動ギア27とプーリー27aにより支軸16に伝達する。プーリー27aも回転と同時に上下するので、プーリー27aは、上下方向が固定された駆動ギア27から外れないような、長さを有している。
上記駆動装置19では、回転及び上下動を行う機構となっているが、公知の駆動機構によって、支持体11を水平方向に揺動させることも可能である。
再び図1に示すように、メタン発酵槽10には、図示しない前処理装置及びスラリー調整槽によって処理された有機性廃棄物のスラリーがスラリー供給管33を介して供給されるようになっている。
また、メタン発酵槽10の底部には、残渣取出し管34が取付けられている。更に、メタン発酵槽10の側壁下部には、発酵廃液取出し管35が連結され、この発酵廃液取出し管35は、活性汚泥槽などの生物反応槽からなる廃液処理設備36に連結されている。更に、この廃液処理設備36で処理された廃液は、排出管37を通して外部に排出されるようになっている。
また、メタン発酵槽10の側部には、汚泥循環ポンプ38を途中に有する引き抜き管39が連結されており、この引き抜き管39は、汚泥熱交換器40を介して、返送管41に連結されており、返送管41を通して汚泥を発酵槽10内に戻すようになっている。汚泥熱交換器40には、温水が循環しており、汚泥を加熱して発酵槽10内に戻し、発酵槽10内の発酵液Lの温度を一定に保つようにしている。
更に、メタン発酵槽10の上部には、発酵によって発生するバイオガスを取出すバイオガス取出し管42が接続されている。
次に、上記メタン発酵処理装置を用いた、本発明によるメタン発酵処理装置の一実施形態を説明する。図示しない前処理装置及びスラリー調整槽を通して供給されるスラリー化した生ゴミ等の有機性廃棄物は、スラリー供給管33を通してメタン発酵槽10に供給され、メタン発酵槽10内に配置された担体12に担持された嫌気性微生物によりメタン発酵がなされる。こうして発生したバイオガスは、バイオガス取出し管42を通して取出され、図示しない発電機等に送られる。
このとき、前述した駆動装置19により、支持体11が回転しつつ上下動を行うため、支持体11に支持された担体12が発酵液L内で動き、発酵液Lと担体12との接触性が良好となり、発酵液Lが担体12に保持された嫌気性微生物に効果的に接触するため、発酵効率を高めることができる。また、担体12に付着する不溶性の固形物やその他の異物が、担体12の動きによって衝突する発酵液Lの乱流によって払い落とされ、担体12の目詰まりを防止して、発酵効率を長期に亘って良好に維持することができる。更に、担体12が動くことによって、メタン発酵槽10内で発酵液Lが攪拌されるため、発酵液Lの温度を均一に保つことができる。
こうして発酵処理がなされた発酵廃液は、発酵廃液取出し管35を通して取出され、廃液処理設備36で処理された後、排出管37を通して外部に排出される。
図6には、本発明のメタン発酵槽を用いたメタン発酵処理装置の他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略することにする。
このメタン発酵槽10aは、支持体11に吊り下げ支持された複数本の担体12の下端部が、もう1つの支持体43によって連結された状態で吊り下げられている点が、前記実施形態と相違している。これによって、複数本の担体12は、所定の間隔を有しながら並列して、上下の支持体11、43間に支持される。そして、駆動装置19により支持体11が回転すると、下方の支持体43は、上方の支持体11よりも遅れて回転するため、担体12が捩られて互いに接触し合い、担体12表面に付着した不溶性の固形物やその他の異物を効果的に払い落すことができる。この場合、支持体11を反復回転させることにより、上記効果を高めることができる。
本発明のメタン発酵処理方法及び発酵槽は、生ゴミ、食品加工残滓、活性汚泥処理などの余剰汚泥等の、有機性廃棄物のメタン発酵処理に好適に用いられる。
本発明のメタン発酵槽を用いたメタン発酵処理装置の一実施形態を示す説明図 同メタン発酵槽に用いられる支持体を示す平面図 同メタン発酵槽に用いられる担体の断面図 同メタン発酵槽に用いられる駆動装置の説明図 同メタン発酵槽に用いられる別の実施例を示す駆動装置の説明図 本発明のメタン発酵槽を用いたメタン発酵処理装置の他の実施形態を示す説明図
符号の説明
10、10a:メタン発酵槽
11:支持体
12:担体
14:枠体
15:桟
16:支軸
16a:スプライン軸
16b:ネジ軸
17:連結部
18:取付け部
19:駆動装置
20、20a:フレーム
20b:雌ネジ部
23:スリーブ
24:従動ギヤ
25:モータ
25a:モータ固定板
26:駆動軸
27:駆動ギヤ
27a:プーリー
28,29:フランジ
30:スリーブ
31:クランク
32:リンク
33:スラリー供給管
34:残渣取出し管
35:発酵廃液取出し管
36:廃液処理設備
37:排出管
38:汚泥循環ポンプ
39:引き抜き管
40:汚泥熱交換器
41:返送管
42:バイオガス取出し管
43:支持体

Claims (6)

  1. スラリー化した有機性廃棄物をメタン発酵槽内に投入して、嫌気性微生物によりメタン発酵させるメタン発酵処理方法において、
    前記メタン発酵槽には、支持体に吊り下げられた複数本の担体が配置されており、
    前記支持体を駆動させて、前記担体に付着したバイオガス及び発酵汚泥を除去することを特徴とするメタン発酵処理方法。
  2. 前記支持体を回転及び/又は上下方向に駆動させる請求項1に記載のメタン発酵処理方法。
  3. 前記担体の下端部を、別の支持体にそれぞれ連結して、複数本の担体を所定の間隔を有しながら上下の支持体間に支持させる請求項1又は2に記載のメタン発酵処理方法。
  4. スラリー化された有機性廃棄物を、嫌気性微生物によりメタン発酵させるメタン発酵槽において、
    前記メタン発酵槽には、嫌気性微生物を担持させるための担体と、該担体を吊り下げ支持する支持体と、この支持体を駆動させる機構とが設けられていることを特徴とするメタン発酵槽。
  5. 前記駆動機構は、前記支持体を回転及び/又は上下移動させるものである請求項4に記載のメタン発酵槽。
  6. 前記担体の下端部が別の支持体にそれぞれ連結され、複数本の前記担体が所定の間隔を有して上下の支持体間に支持されている請求項4又は5に記載のメタン発酵槽。
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