JP2006280311A - 水槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】設備コストを低減しながら、熱交換器面積を大きくして熱効率を高くし、しかも水槽内の貯溜水流速速度を低くしながら貯溜水の温度差を少なくする。加熱部分の温度変化を少なくして、貯溜水の時間に対する温度変化も少なくする。
【解決手段】水槽は、収納している10トン以上の貯溜水2を所定の温度に加温する加温機構1を備える。加温機構1は、貯溜水2を加温する温水パイプ3と、この温水パイプ3に温水を供給して温水パイプ3を加熱する加熱循環器4とを備えている。水槽は、底をコンクリート底5として、このコンクリート底5に温水パイプ3を埋設している。この水槽は、加熱循環器4が温水パイプ3を加温し、加温された温水パイプ3がコンクリート底5を加温し、加温されたコンクリート底5が貯溜水2を所定の温度に加温する。
【選択図】図7

Description

本発明は、魚介類を飼養する水槽、又は温水プールとして使用される水槽に関する。
魚介類を養殖し、あるいは一時的に蓄養する水槽は、収納している貯溜水の温度を設定温度よりも低くならないように加温して、寒い冬期にも魚介類を理想的な環境で飼養できる。このことを実現する水槽の加温装置は開発されている。(特許文献1参照)
この公報に記載する加温装置は、内部にバーナーの燃焼ガスを噴射する閉鎖構造の金属筒を水中に沈めて、水槽の貯溜水を加温する。バーナーは金属筒を加温し、金属筒が貯溜水を加温する。この構造の加温装置は、簡単な構造で貯溜水を加温できる。しかしながら、この構造は、水槽の貯溜水を均一な温度に加温できない欠点がある。金属筒の近傍の貯溜水の温度が高く、離れた部分の貯溜水の温度が低くなるからである。また、この加温装置は、貯溜水の温度変化が大きくなる欠点もある。バーナーを点火すると貯溜水の温度が上昇し、バーナーの運転を停止すると貯溜水の温度が低下すからである。
貯溜水を加温する水槽は、貯溜水の温度を均一に保持し、かつ温度むらを少なくすることが大切である。たとえば魚介類の水槽にあっては、水槽全体の温度を均一にして温度変化を少なくすることが大切である。それは、棲息する場所や時間によって温度が変化する水槽は、魚介類を快適な環境で飼養できないからである。とくに、魚介類は、種類によって、水中を遊泳するもの、あるいは底に棲息するものがある。底に棲息する魚介類は貯溜水の温度のみでなく、水槽の底温度も均一に保持することが大切である。
このような弊害は、水槽の底にヒーターを設け、このヒーターで貯溜水を加温する構造で解消できる(特許文献2参照)。この公報の水槽を、図1の断面図に示す。この水槽は、底面の下に、ヒーター22からなる加温手段21を配置している。加温手段21は、上面の熱拡散板23の下面にヒーター22を固定し、ヒーター22の下面に断熱材24を配置している。さらに、この加温手段21は、ヒーター22の通電を制御するために、底面の温度を検出する底面温度センサー25と、底面温度センサー25の検出温度でヒーター22の通電を制御する制御回路(図示せず)とを備えている。制御回路は、底面温度センサー25で底面の温度を検出し、底面温度が設定温度よりも低いときにヒーター22に通電して底面を加温する。底面温度が設定温度よりも高くなると、ヒーター22の通電を停止して、底面温度を設定温度に制御している。
実開昭49−22100号公報 特開平5−328877号公報
この水槽は、底面温度を設定温度にコントロールして、貯溜水を所定の温度に加温する。ただ、この構造の水槽は、ヒーターをオンオフして底面の温度を制御するので、底面の温度を一定温度に保持できない。ヒーターが通電されると底面温度は次第に上昇し、ヒーターの通電が停止されると底面の温度が次第に低下するからである。このため、たとえば、底に棲息する習性のあるヒラメやカレイ等を快適な環境で生育できない。
また、水泳用の温水プールとして使用される水槽も、魚介類を飼養する水槽と同じように、温水の温度むらを少なくして均一な温度とすることが大切である。ところが、従来の温水プールは、水槽に配管を介して熱交換器を連結し、この熱交換器に貯溜水である温水を循環加温して一定の温度に保持している。熱交換器は、温水の温度が設定温度よりも低くなると、温水を加温してプールに排出する。この温水プールは、熱交換器で加温されて水槽に排出される部分の水温が高くなる。とくに、温水プールは極めて大きいので、排出された温水をプール全体に均一に拡散するには時間がかかり、部分的な温水差を解消できない。さらに、温水プールは、揚魚池のように貯溜水を撹拌できない。それは、内部で温水が流動すると、温水の流動によって泳ぐ速度や方向が変化するからである。このため、従来の温水プールは、局部的に発生する温水むらを効果的に解消できないのが実状である。このことはまた、温水プールで快適に遊泳するのを阻害する。とくに、プールを遊泳する人は、水槽内を移動するので、温水の温度変化は極めて敏感に感じられる。
さらに、底からヒーターで加温する揚魚水槽と、熱交換器で循環温水を加温する温水プールは、限られた領域で温水を加温するので、熱交換器面積が狭く、熱交換器効率を高くするのが難しい。熱交換器面積は、理論的にはヒーターの面積を大きくし、また熱交換器を大きくして実現できる。ただ、現実には、10トン以上もの貯溜水を蓄える水槽において、水槽の底のほぼ全面にヒーターを配設することは、経済的に到底に実現できない。また、温水プールの熱交換器にしても、設備コストや設置面積を考慮すると、熱交換器の熱交換面積は制限されて、それほど大きくはできない。熱交換面積が小さい領域で貯溜水を加温する水槽は、所定の熱を貯溜水に伝達させるために、加温部分の温度を高くする必要がある。伝導熱量が温度差に比例するからである。このことは、水槽の局部的な温度を高くする原因となり、温度むらをさらに大きくする。
さらにまた、温水プールにあっては、熱交換器への温水循環流量を多くして、実質的には熱交換面積を大きくしたのと同じ効果が期待できる。ただ、循環流量を多くすると、温水プール内に供給される温水の流速が速くなって、水槽内における温水の流動速度も速くなる。このことは、前述したように、温水プールの用途からして決して好ましいことではない。このため、温水プールの用途からすれば、熱交換器への温水循環流量は、むしろ少なくすることが要求される。ただ、温水循環流量が少なくなると、熱交換器で加温される温水温度が高くなり、水槽内の温度むらを大きくする。このため、温度プールにおける温水の流動速度と、温度むらは互いに相反する特性であって、両特性を同時に満足できない。
本発明は、従来の水槽が有する以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、設備コストを低減しながら、熱交換器面積を大きくして熱効率を高くでき、しかも水槽内の貯溜水流速速度を低くしながら貯溜水の温度差を少なくできる水槽を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、加熱部分の温度変化を少なくして、貯溜水の時間に対する温度変化も少なくできる水槽を提供することにある。
本発明の請求項1の水槽は、魚介類を飼養する水槽であって、収納している10トン以上の貯溜水2を所定の温度に加温する加温機構1を備える。加温機構1は、貯溜水2を加温する温水パイプ3と、この温水パイプ3に温水を供給して温水パイプ3を加熱する加熱循環器4とを備えている。水槽は、底をコンクリート底5として、このコンクリート底5に温水パイプ3を埋設している。この水槽は、加熱循環器4が温水パイプ3を加温し、加温された温水パイプ3がコンクリート底5を加温し、加温されたコンクリート底5が貯溜水2を所定の温度に加温する。
本発明の請求項2の水槽は、温水プールである水槽であって、収納している10トン以上の貯溜水2を所定の温度に加温する加温機構1を備える。加温機構1は、貯溜水2を加温する温水パイプ3と、この温水パイプ3に温水を供給して温水パイプ3を加熱する加熱循環器4とを備えている。水槽は、底をコンクリート底5として、このコンクリート底5に温水パイプ3を埋設している。この水槽は、加熱循環器4が温水パイプ3を加温し、加温された温水パイプ3がコンクリート底5を加温し、加温されたコンクリート底5が貯溜水2を所定の温度に加温する。
本発明の水槽は、温水パイプ3をコンクリート底5に螺旋状に配置することができる。さらに、水槽は、同心円に複数列の流水路7を設けて、螺旋状の温水パイプ3を流水路7に沿って配管することができる。加熱循環器4は、螺旋状に配置している温水パイプ3に、中心から外周に向かって温水を流動させることも、外周から中心に向かって温水を流動させることもできる。温水パイプ3は、プラスチックパイプとすることができる。
さらに、本発明の水槽は、加温機構1が温度センサー6を備え、この温度センサー6で温水の温度を検出して、加熱循環器4の加温状態をコントロールし、温水温度をコントロールして貯溜水2の温度を制御することができる。
さらにまた、本発明の水槽は、加温機構1が温度センサー19を備え、この温度センサー19でコンクリート底5の温度を検出して、加熱循環器4の加温状態をコントロールし、コンクリート底5の温度をコントロールして貯溜水2の温度を制御することができる。
また、本発明の水槽は、温水パイプ3を埋設しているコンクリート底5の上面に底板20を固定して、底面温度をより均一にできる。底板20は、プラスチック板や金属板である。この水槽は、温水パイプ3をコンクリート底5の表面に配設しながら、底面温度を均一にできる。それは、温水パイプ3の熱を底板20で均一に拡散できるからである。
本発明の水槽は、設備コストを低減しながら、熱交換器面積を大きくして熱効率を高くし、しかも水槽内の貯溜水の温度差を少なくできる特長がある。それは、本発明の水槽が、底をコンクリート底として、このコンクリート底に加温機構の温水パイプを埋設しており、加熱循環器で温水パイプを加温し、加温された温水パイプがコンクリート底を加温し、加温されたコンクリート底が貯溜水を所定の温度に加温するからである。本発明の水槽は、温水パイプを循環する温水の熱で直接に貯溜水を加温するのではない。本発明の水槽は、温水パイプでコンクリート底を加温し、加温されたコンクリート底が貯溜水を加温する。温水パイプを埋設しているコンクリート底は、重量が極めて大きいために蓄熱量も極めて大きくなり、温水パイプから伝導される多量の熱を蓄熱する。このように、蓄熱量を極めて大きくできるコンクリート底で貯溜水を加温する構造は、コンクリート底の温度変化を小さくし、温度変化の少ないコンクリート底でもって、貯溜水を一定の温度に保持できる。したがって、本発明の水槽は、設備コストを低減しながら、熱交換器面積を大きくして熱効率を高くし、しかも貯溜水の温度差を少なくできる。さらに、本発明の水槽は、加熱部分の温度変化を少なくして、貯溜水の時間に対する温度変化を少なくできる特長も実現できる。
とくに、本発明の請求項1の水槽は、魚介類を飼養する水槽に使用するので、ヒーターをオンオフして底面の温度を制御する従来の水槽のように、底面に温度むらを生じさせることなく、底面の温度を一定温度に保持して、底に棲息する習性のある魚介類を快適な環境で生育できる。
さらに、本発明の水槽は、コンクリート底に埋設してなる温水パイプに温水を循環させるので、温水パイプを循環する温水が、直接に水槽内に供給されることがない。このため、貯溜水の流速速度に影響を及ぼすことがなく、また、水槽内に温度むらが生じるのを有効に防止できる。
とくに、本発明の請求項2の水槽は、温水プールとして使用するので、従来の温水プールが有する、温水循環流量を多くすることで温水の流動速度が速くなる問題点と、温水循環流量を少なくすることで水槽内に温度むらが生じる問題点とを一挙に解決して、理想的な状態で温度プールの貯溜水を一定の温度に保持できる特長が実現される。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための水槽を例示するものであって、本発明は水槽を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2ないし図7は、10トン以上の貯溜水2を収納する魚介類を飼養する水槽を示し、図8は温水プールに使用される水槽を示す。これ等の図に示す水槽は、貯溜水2を所定の温度に加温する加温機構1を備える。図の水槽は、建物の室内に配置している。建物は、壁と天井に断熱材を固定して、水槽を屋外から断熱している。このため、この水槽は、冷たい屋外空気で貯溜水2が冷却されるのを防止できる。ただ、水槽は、屋外に設置することもできる。水槽は、10トン以上の貯溜水2を蓄える外形と深さを有する。
図2ないし図7に示す魚介類を飼養する水槽は、外径を約10〜12mとするほぼ円形で、深さを1.5〜1.8mとして、約200トンの貯溜水2を収納するようにできる。この水槽は、図6の平面図に示すように、同心円に複数列の流水路7を設けている。水槽は、中央部に排水口9を設け、排水口9を中心として同心円の壁体8を複数列に配置して、壁体8の間を流水路7としている。各壁体8の一部には、流水路7を流れる水流を妨げないが、魚は通過しない魚の仕切り10を設けている。この水槽は、排水口9から排水した水を、給水手段11で壁体8と平行な方向に供給する。供給された水は、流水路7の水を一定の方向に加速して流水路7に沿って流動させる。供給された水は、仕切り10を通過して渦巻状に流れ、中心の排水口9から排水される。この水槽は、流水路7に沿って水を一定の方向に流動させるので、魚は流水路7の流動に逆らって遊泳する。すなわち、魚を運動させながら飼養して、魚を元気な状態にできる。また、魚が流れに逆らって遊泳する習性を利用して、魚の衝突や接触を防止しながら、貯溜水に対する魚の飼養量を多くできる特徴がある。また、貯溜水を流動させる水槽は、貯溜水の温度と、底面温度の両方をより均一にできる特徴がある。
温水プールは、周囲に壁体8を設けて内部に貯溜水2を収納している。温水プールは、壁体8間の寸法を、たとえば25m×10mとし、深さを1.5mとして、約250トンの温水を貯溜する。
本発明の水槽は、10トン以上の貯溜水2を蓄える大容積のものであって、家庭内に熱帯魚等の観賞用として使用される水槽を含まない。さらに、本発明の水槽は、魚介類の飼養に使用され、または温水プールとして使用されるものに特定する。
図の水槽は、底をコンクリート底5として、このコンクリート底5の上面に底板20を固定している。コンクリート底5の上面に底板20を固定している水槽は、底板と壁体を、連続する一枚のプラスチック板や金属板からなる板材で製作して、底板と壁体の境界を防水構造にできる。プラスチック板には、ポリプロピレン、ポリエチレン等を板状に成形したものを使用する。金属板は鉄板、ステンレス板等を使用する。この水槽は、板材を直角に折曲加工して、中央を底板20に、両側を壁体8とする。この水槽は、複数枚の板材を、その境界で防水して並べて所定の大きさにできる。ただし、水槽はコンクリート底の上面に必ずしも底板を固定する必要はなく、コンクリート底の上面を水槽の底面とすることもできる。
底板のないコンクリート底は、壁体の下部を埋設して垂直姿勢に固定する。コンクリート底と壁体との間は、コーキングして水漏れしないように水密構造とする。壁体と底の両方を、コンクリートとその内面に固定される板材で構築する水槽は、コンクリートで底と壁体を構築してその内面に板材を固定し、温水パイプを埋設するコンクリート底を構築した後、壁体内面の板材を所定の位置に垂直に固定し、その外側に生コンクリートを打設して構築できる。
水槽の貯溜水2を一定の温度に保持する加温機構1は、貯溜水2を加温するための温水パイプ3と、この温水パイプ3に温水を供給して温水パイプ3を加熱する加熱循環器4とを備えている。
温水パイプ3は、図3、図7及び図8の断面図に示すように、水槽のコンクリート底5に埋設して固定される。図5は温水パイプ3の配管状態を示す平面図である。この図は、水槽を鎖線で示している。図5の温水パイプ3は、コンクリート底5に螺旋状に配置している。さらに、螺旋状の温水パイプ3は、水槽の流水路7に沿って配管している。この水槽は、各々の流水路7の水温を一定の温度に保持できる特徴がある。それは、ひとつの流水路7が、長い温水パイプ3の特定の領域で加温されるからである。
温水パイプ3は、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチックパイプである。ただ、温水パイプは、銅パイプやアルミニウムパイプ等の金属パイプも使用できる。
温水パイプ3を埋設しているコンクリート底5の一例を図9の拡大断面図に示す。このコンクリート底5は、以下の工程で施工される。
(1) 上面を水平面とする土間コンクリート5Aを設ける。
(2) 土間コンクリート5Aの上に温水パイプ3を配置する。温水パイプ3は、図5に示すように、螺旋状に配管し、又は隣接する配管を平行な姿勢とするように配管する。図5は、水槽の下に配置する温水パイプ3は螺旋状とし、この水槽の水をろ過するろ過装置12の下に配置する温水パイプ3は隣接する配管を平行な姿勢としている。温水プールの下に配管する温水パイプ3は、ろ過装置12と同じように隣接する配管を平行に配置する。温水パイプ3は、上面が同一面に位置するように配管する。したがって、温水パイプ3が交差する部分は、土間コンクリート5Aに凹部を設け、ここに交差部分を入れて温水パイプ3の上面を同一面とする。
(3) 温水パイプ3を埋設するように、土間コンクリート5Aの上にモルタルを打設し、モルタルの上面を温水パイプ3の上面と同じ水平面に仕上げる。温水パイプ3は、モルタルの内部に埋設されるが、上面をコンクリート底5の上面と同一面とする。このコンクリート底5は、土間コンクリート5Aの上にモルタル層5Bを積層した積層構造で、温水パイプ3はモルタル層5Bに埋設される。温水パイプ3は、その上面とモルタル層5Bの上面とを同一面とし、下面をモルタル層5Bの下面と同一面とする。このモルタル層5Bは、その厚さを温水パイプ3の外径にほぼ等しくしている。この構造のコンクリート底5は、温水パイプ3の上面をコンクリート底5の上面と同一面として、簡単に能率よく施工できる。コンクリート底の上面と同一面に配置される温水パイプは、高い熱効率で水槽を加温する。ただし、本発明の水槽は、温水パイプの上面をコンクリート底の上面よりも低くして、すなわち温水パイプをコンクリート底に完全に埋設することもできる。とくに、コンクリート底の上面に底板を固定しない水槽は、温水パイプをコンクリート底に完全に埋設して、底面温度を均一にできる。底板20のある水槽は、コンクリート底5の上面に底板20を固定する。底板のない水槽は、コンクリート底5を水槽の底とする。
温水パイプ3を埋設するコンクリート底5は、図10の拡大断面図に示す構造として、以下の工程で施工することもできる。
(1) 上面を水平面とし、かつ温水パイプ3を入れる配管溝13を上面に設けている土間コンクリート5Aを設ける。配管溝13の深さと幅は、ここに温水パイプ3を案内できるように、温水パイプ3の外径に等しく、あるいはこれより大きくする。さらに、配管溝13は、土間コンクリート5Aの上面に螺旋状に、又は隣接する溝を平行な姿勢とする形状で設けられる。
配管溝13は、土間コンクリート5Aの上面を掘削して設けられ、あるいは土間コンクリート5Aが硬化しない状態で、未硬化のコンクリートを除去して設けられ、あるいは又、土間コンクリート5Aの上面に型枠を入れて設けられる。
(2) 土間コンクリート5Aの配管溝13に温水パイプ3を入れて配管する。この温水パイプ3も、図5に示すように、螺旋状に配管され、又は隣接する配管を平行な姿勢とするように配管される。
(3) 配管溝13にモルタルを充填して温水パイプ3を埋設し、モルタルの上面を水平面に仕上げる。この状態で、温水パイプ3は配管溝13に充填されるモルタル層5Bの内部に埋設される。このコンクリート底5は、土間コンクリート5Aの一部にモルタル層5Bを設けて、モルタル層5Bに温水パイプ3を埋設した構造となる。この構造のコンクリート底5は、配管溝13の深さを温水パイプ3の外径よりも深くして、温水パイプ3をモルタル層5Bの内部に埋設する。したがって、温水パイプ3は、モルタル層5Bの表面に表出しない。
以上のコンクリート底5は、土間コンクリート5Aの全面又は一部にモルタル層5Bを積層するが、モルタル層には、温水パイプ3の間に充填でき、あるいは温水パイプ3と配管溝13との間に充填できる骨材を混練りしている生コンクリートを打設することもできる。
温水パイプ3をコンクリート底5と同一面に配置する水槽は、温水パイプ3の熱交換効率を高くできるが、温水パイプ3をコンクリート底5の内部に完全に埋設する水槽は、温水パイプ3でコンクリート底5をより均一な温度に加温できる。温水パイプ3の熱が直接には貯溜水2を伝導されないからである。本発明の水槽は、温水パイプ3がコンクリート底5と底板20を介して貯溜水を加温し、あるいはコンクリート底5を介して貯溜水2を加温する。コンクリート底5の重量は極めて大きく、蓄熱量が重量と比熱の積に比例して大きくなる。このため、コンクリート底5は極めて大きい蓄熱量となる。したがって、コンクリート底5は、温水パイプ3から伝導される多量の熱を蓄熱する。蓄熱量を大きくできるコンクリート底5は、温水パイプ3の温度変化を吸収して、貯溜水2を一定の温度に保持する。すなわち、本発明の水槽は、蓄熱量を極めて大きくできるコンクリート底5でもって、コンクリート底5の時間的な温度変化を小さくし、温度変化の少ないコンクリート底5でもって、貯溜水2を一定の温度に保持する。
加熱循環器4は、温水パイプ3に温水を循環させて温水パイプ3を加温する。加熱循環器4は、図7と図8に示すように、温水を加温するバーナー14と、加熱された温水を温水パイプ3に強制的に循環させる循環ポンプ15と、バーナー14の運転を制御する制御回路16とを備える。図11に示す水槽は、温水パイプ3に複数の加熱循環器4を連結している。複数の加熱循環器4を温水パイプ3に連結する構造は、運転する加熱循環器4の台数をコントロールして、コンクリート底5を温水する熱量を調整できる。たとえば、水槽の貯溜水2の温度を高くするとき、あるいは外気温度が低くなって、コンクリート底5への供給熱量を増加するときには、運転する加熱循環器4の台数を多くする。加熱循環器4の運転は制御回路16でコントロールする。
バーナー14は、オンオフに切り換えられ、あるいは発生熱量を調整して、温水パイプ3に循環する温水の温度を設定温度に保持する。バーナー14の運転は制御回路16でコントロールされる。加熱機構1は、温水パイプ3に循環される温水の温度を検出する温度センサー6を備える。制御回路16は、この温度センサー6で温水温度を検出し、温水温度が第1設定温度よりも低くなるとバーナー14を運転し、温水温度が第2設定温度よりも高くなると運転を停止する。図7、図8及び図11の水槽は、温水の温度を検出する温度センサー6を加熱循環器4の排出側と温水パイプ3の流入側との間に連結している。
循環ポンプ15は連続運転されて、温水を温水パイプ3に循環させる。ただ、図11に示すように、複数の加熱循環器4を温水パイプ3と並列に接続する装置にあっては、バーナー14をオンオフに切り換えて運転する加熱循環器4に接続している循環ポンプ15のみを連続して運転し、バーナー14を常にオフに保持する加熱循環器4の循環ポンプ15は運転させない。
循環ポンプ15は、一定の流量で温水を温水パイプ3に循環させる。ただ、循環ポンプ15は、外気温度や貯溜水2の温度で温水の循環流量を変化するポンプとすることもできる。流量をコントロールする循環ポンプ15は、図示しないが、複数の循環ポンプを並列に運転して、運転する循環ポンプの台数で流量をコントロールし、あるいはインペラの回転速度で流量をコントロールする。循環ポンプ15が温水パイプ3への循環流量を多くすると、温水パイプ3の平均温度を高くして、温水パイプ3からコンクリート底5への伝導熱量を増加できる。したがって、流量を調整できる循環ポンプ15は、水槽の貯溜水2の温度を高く設定するときに循環流量を多くして、コンクリート底5への伝導熱量を増加させる。また外気温度が低いときに循環流量を多くして、伝導熱量を多くする。
制御回路16は、バーナー14の運転をコントロールして、温水パイプ3に循環させる温水温度を一定の範囲に制御する。温水パイプ3に循環される温水温度は、温水パイプ3からコンクリート底5に伝導する熱量を特定するひとつの要素である。温水温度を高くして、温水パイプ3からコンクリート底5への伝導熱量を増加でき、反対に温水温度を低くして、温水パイプ3からコンクリート底5への伝導熱量を減少できる。制御回路16は、バーナー14の運転を制御して、温水パイプ3に循環させる温水温度をコントロールし、温水で加温される温水パイプ3からコンクリート底5への伝導熱量を調整し、これによって、コンクリート底5で加温される貯溜水2の温度をコントロールする。すなわち、制御回路16は、温水パイプ3に循環される温水温度を検出して、バーナー14の運転を制御するのであって、貯溜水2の温度を検出してバーナー14の運転を制御するのではない。制御回路16は、温水温度でバーナー14の運転を制御して温水温度を一定の範囲に制御し、これによって温水パイプ3の温度を設定温度に保持する。設定温度に保持される温水パイプ3はコンクリート底5を加温し、コンクリート底5が貯溜水2を加温する。設定温度に保持される温水パイプ3は、コンクリート底5に所定の熱を伝導させる。コンクリート底5に伝導される熱は、コンクリート底5を介して貯溜水2に伝導される。したがって、温水パイプ3から所定の熱量が貯溜水2に伝導されて、貯溜水2が所定の温度に保温される。
ただ、加温機構1は、図7と図8に示すように、底面温度を検出する温度センサー19を備え、この温度センサー19で検出される底面温度に基づいて、制御回路16が加熱循環器4の加温状態をコントロールし、貯溜水2の温度を制御することもできる。さらに、加熱機構1は、温度センサー6で検出される温水温度と、温度センサー19で検出される底面温度の両方をパラメーターとして、底面温度をコントロールして貯溜水2の温度を制御することもできる。
以上の状態で、水槽の貯溜水2を加温するメカニズムは、水槽の底面温度を一定に保持し、さらにコンクリート底5で加温される貯溜水2の温度も一定の温度に保持する。コンクリート底5は、蓄熱量を極めて大きくできるので、温水パイプ3の温度変化を吸収して一定の温度に保持される。また、コンクリート底5は、水槽の底の全面とすることができるので、水槽底面の広い面積とすることができ、しかもこれの温度変化が少ないので、水槽の貯溜水2は理想的な状態で加温状態に保持される。
温水パイプ3に循環させる温水温度を一定の温度に保持することで、貯溜水2の温度は一定に保持できる。ただ、外気温が極めて低くなって、室内温度が長期間低下すると、貯溜水2からの放熱量が増加して、貯溜水2の温度は低下する傾向となる。しかしながら、水槽には、10トン以上もの貯溜水2を蓄えるので、室内温度が夜間と昼間とで変化しても、時間による変化はほとんど無視できる。ただ、冬期に連続して1カ月以上も寒い日が続くと、貯溜水2の温度は低下する傾向となる。この状態になるときは、図11に示すように、温水パイプ3に接続している加熱循環器4の運転台数を増加し、あるいは温水パイプ3に循環する温水の循環流量を増加し、あるいはまた温水温度を高く設定して、貯溜水2の温水を一定に保持できる。
図11の制御回路16は、温水パイプ3に循環させる温水温度を検出する温度センサー6と、室内温水を検出する室内温度センサー17と、貯溜水2の温水を検出する貯溜水温度センサー18を接続している。この制御回路16は、室内温度センサー17から入力される信号と、貯溜水温度センサー18から入力される温水信号を演算して、運転する加熱循環器4の台数をコントロールし、あるいは温水パイプ3に循環させる温水温度を調整して、貯溜水2の温水を一定温水に保持する。
従来の水槽を示す概略断面図である。 本発明の一実施例にかかる水槽であって魚介類を飼養する水槽の概略斜視図である。 図2に示す水槽の概略垂直断面図である。 図2に示す水槽の平面図である。 図3に示す水槽の温水パイプの配置を示す平面図である。 図2に示す水槽の拡大平面図である。 図2に示す水槽の加温手段を示す概略構成図である。 本発明の他の実施例にかかる水槽であって温水プールに使用される水槽を示す概略垂直断面図である。 図3に示す水槽のコンクリート底に温水パイプを埋設する状態を示す拡大断面図である。 コンクリート底に温水パイプを埋設する他の一例を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかる水槽を示す概略断面図である。
符号の説明
1…加温機構
2…貯溜水
3…温水パイプ
4…加熱循環器
5…コンクリート底 5A…土間コンクリート
5B…モルタル層
6…温度センサー
7…流水路
8…壁体
9…排水口
10…仕切り
11…給水手段
12…ろ過装置
13…配管溝
14…バーナー
15…循環ポンプ
16…制御回路
17…室内温度センサー
18…貯溜水温度センサー
19…温度センサー
20…底板
21…加温手段
22…ヒーター
23…熱拡散板
24…断熱材
25…底面温度センサー

Claims (9)

  1. 収納している10トン以上の貯溜水(2)を所定の温度に加温する加温機構(1)を備える魚介類を飼養する水槽であって、
    加温機構(1)が、貯溜水(2)を加温する温水パイプ(3)と、この温水パイプ(3)に温水を供給して温水パイプ(3)を加熱する加熱循環器(4)とを備えており、
    水槽は底をコンクリート底(5)として、このコンクリート底(5)に温水パイプ(3)を埋設しており、加熱循環器(4)が温水パイプ(3)を加温し、加温された温水パイプ(3)がコンクリート底(5)を加温し、加温されたコンクリート底(5)が貯溜水(2)を所定の温度に加温するようにしてなる水槽。
  2. 収納している10トン以上の貯溜水(2)を所定の温度に加温する加温機構(1)を備える温水プールである水槽であって、
    加温機構(1)が、貯溜水(2)を加温する温水パイプ(3)と、この温水パイプ(3)に温水を供給して温水パイプ(3)を加熱する加熱循環器(4)とを備えており、
    水槽は底をコンクリート底(5)として、このコンクリート底(5)に温水パイプ(3)を埋設しており、加熱循環器(4)が温水パイプ(3)を加温し、加温された温水パイプ(3)がコンクリート底(5)を加温し、加温されたコンクリート底(5)が貯溜水(2)を所定の温度に加温するようにしてなる水槽。
  3. 温水パイプ(3)がコンクリート底(5)に螺旋状に配置され、水槽が同心円に複数列の流水路(7)を有し、螺旋状の温水パイプ(3)を流水路(7)に沿って配管している請求項1または2に記載される水槽。
  4. 温水パイプ(3)がコンクリート底(5)に螺旋状に配置されており、加熱循環器(4)が螺旋状に配置している温水パイプ(3)に中心から外周に向かって温水を流動させる請求項1ないし3のいずれかに記載される水槽。
  5. 温水パイプ(3)がコンクリート底(5)に螺旋状に配置されており、加熱循環器(4)が螺旋状に配置している温水パイプ(3)に外周から中心に向かって温水を流動させる請求項1ないし3のいずれかに記載される水槽。
  6. 温水パイプ(3)がプラスチックパイプである請求項1ないし5のいずれかに記載される水槽。
  7. 加温機構(1)が温度センサー(6)を備え、この温度センサー(6)が温水の温度を検出して、加熱循環器(4)の加温状態をコントロールし、温水温度をコントロールして貯溜水(2)の温度を制御する請求項1ないし5のいずれかに記載される水槽。
  8. 加温機構(1)が温度センサー(19)を備え、この温度センサー(19)がコンクリート底(5)の温度を検出して、加熱循環器(4)の加温状態をコントロールし、コンクリート底(5)をコントロールして貯溜水(2)の温度を制御する請求項1ないし5のいずれかに記載される水槽。
  9. 温水パイプ(3)を埋設しているコンクリート底(5)の上面に底板(20)を固定している請求項1ないし5のいずれかに記載される水槽。
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