JP2006280311A - 水槽 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水槽は、収納している10トン以上の貯溜水2を所定の温度に加温する加温機構1を備える。加温機構1は、貯溜水2を加温する温水パイプ3と、この温水パイプ3に温水を供給して温水パイプ3を加熱する加熱循環器4とを備えている。水槽は、底をコンクリート底5として、このコンクリート底5に温水パイプ3を埋設している。この水槽は、加熱循環器4が温水パイプ3を加温し、加温された温水パイプ3がコンクリート底5を加温し、加温されたコンクリート底5が貯溜水2を所定の温度に加温する。
【選択図】図7
Description
また、本発明の他の大切な目的は、加熱部分の温度変化を少なくして、貯溜水の時間に対する温度変化も少なくできる水槽を提供することにある。
(1) 上面を水平面とする土間コンクリート5Aを設ける。
(2) 土間コンクリート5Aの上に温水パイプ3を配置する。温水パイプ3は、図5に示すように、螺旋状に配管し、又は隣接する配管を平行な姿勢とするように配管する。図5は、水槽の下に配置する温水パイプ3は螺旋状とし、この水槽の水をろ過するろ過装置12の下に配置する温水パイプ3は隣接する配管を平行な姿勢としている。温水プールの下に配管する温水パイプ3は、ろ過装置12と同じように隣接する配管を平行に配置する。温水パイプ3は、上面が同一面に位置するように配管する。したがって、温水パイプ3が交差する部分は、土間コンクリート5Aに凹部を設け、ここに交差部分を入れて温水パイプ3の上面を同一面とする。
(3) 温水パイプ3を埋設するように、土間コンクリート5Aの上にモルタルを打設し、モルタルの上面を温水パイプ3の上面と同じ水平面に仕上げる。温水パイプ3は、モルタルの内部に埋設されるが、上面をコンクリート底5の上面と同一面とする。このコンクリート底5は、土間コンクリート5Aの上にモルタル層5Bを積層した積層構造で、温水パイプ3はモルタル層5Bに埋設される。温水パイプ3は、その上面とモルタル層5Bの上面とを同一面とし、下面をモルタル層5Bの下面と同一面とする。このモルタル層5Bは、その厚さを温水パイプ3の外径にほぼ等しくしている。この構造のコンクリート底5は、温水パイプ3の上面をコンクリート底5の上面と同一面として、簡単に能率よく施工できる。コンクリート底の上面と同一面に配置される温水パイプは、高い熱効率で水槽を加温する。ただし、本発明の水槽は、温水パイプの上面をコンクリート底の上面よりも低くして、すなわち温水パイプをコンクリート底に完全に埋設することもできる。とくに、コンクリート底の上面に底板を固定しない水槽は、温水パイプをコンクリート底に完全に埋設して、底面温度を均一にできる。底板20のある水槽は、コンクリート底5の上面に底板20を固定する。底板のない水槽は、コンクリート底5を水槽の底とする。
(1) 上面を水平面とし、かつ温水パイプ3を入れる配管溝13を上面に設けている土間コンクリート5Aを設ける。配管溝13の深さと幅は、ここに温水パイプ3を案内できるように、温水パイプ3の外径に等しく、あるいはこれより大きくする。さらに、配管溝13は、土間コンクリート5Aの上面に螺旋状に、又は隣接する溝を平行な姿勢とする形状で設けられる。
配管溝13は、土間コンクリート5Aの上面を掘削して設けられ、あるいは土間コンクリート5Aが硬化しない状態で、未硬化のコンクリートを除去して設けられ、あるいは又、土間コンクリート5Aの上面に型枠を入れて設けられる。
(2) 土間コンクリート5Aの配管溝13に温水パイプ3を入れて配管する。この温水パイプ3も、図5に示すように、螺旋状に配管され、又は隣接する配管を平行な姿勢とするように配管される。
(3) 配管溝13にモルタルを充填して温水パイプ3を埋設し、モルタルの上面を水平面に仕上げる。この状態で、温水パイプ3は配管溝13に充填されるモルタル層5Bの内部に埋設される。このコンクリート底5は、土間コンクリート5Aの一部にモルタル層5Bを設けて、モルタル層5Bに温水パイプ3を埋設した構造となる。この構造のコンクリート底5は、配管溝13の深さを温水パイプ3の外径よりも深くして、温水パイプ3をモルタル層5Bの内部に埋設する。したがって、温水パイプ3は、モルタル層5Bの表面に表出しない。
2…貯溜水
3…温水パイプ
4…加熱循環器
5…コンクリート底 5A…土間コンクリート
5B…モルタル層
6…温度センサー
7…流水路
8…壁体
9…排水口
10…仕切り
11…給水手段
12…ろ過装置
13…配管溝
14…バーナー
15…循環ポンプ
16…制御回路
17…室内温度センサー
18…貯溜水温度センサー
19…温度センサー
20…底板
21…加温手段
22…ヒーター
23…熱拡散板
24…断熱材
25…底面温度センサー
Claims (9)
- 収納している10トン以上の貯溜水(2)を所定の温度に加温する加温機構(1)を備える魚介類を飼養する水槽であって、
加温機構(1)が、貯溜水(2)を加温する温水パイプ(3)と、この温水パイプ(3)に温水を供給して温水パイプ(3)を加熱する加熱循環器(4)とを備えており、
水槽は底をコンクリート底(5)として、このコンクリート底(5)に温水パイプ(3)を埋設しており、加熱循環器(4)が温水パイプ(3)を加温し、加温された温水パイプ(3)がコンクリート底(5)を加温し、加温されたコンクリート底(5)が貯溜水(2)を所定の温度に加温するようにしてなる水槽。 - 収納している10トン以上の貯溜水(2)を所定の温度に加温する加温機構(1)を備える温水プールである水槽であって、
加温機構(1)が、貯溜水(2)を加温する温水パイプ(3)と、この温水パイプ(3)に温水を供給して温水パイプ(3)を加熱する加熱循環器(4)とを備えており、
水槽は底をコンクリート底(5)として、このコンクリート底(5)に温水パイプ(3)を埋設しており、加熱循環器(4)が温水パイプ(3)を加温し、加温された温水パイプ(3)がコンクリート底(5)を加温し、加温されたコンクリート底(5)が貯溜水(2)を所定の温度に加温するようにしてなる水槽。 - 温水パイプ(3)がコンクリート底(5)に螺旋状に配置され、水槽が同心円に複数列の流水路(7)を有し、螺旋状の温水パイプ(3)を流水路(7)に沿って配管している請求項1または2に記載される水槽。
- 温水パイプ(3)がコンクリート底(5)に螺旋状に配置されており、加熱循環器(4)が螺旋状に配置している温水パイプ(3)に中心から外周に向かって温水を流動させる請求項1ないし3のいずれかに記載される水槽。
- 温水パイプ(3)がコンクリート底(5)に螺旋状に配置されており、加熱循環器(4)が螺旋状に配置している温水パイプ(3)に外周から中心に向かって温水を流動させる請求項1ないし3のいずれかに記載される水槽。
- 温水パイプ(3)がプラスチックパイプである請求項1ないし5のいずれかに記載される水槽。
- 加温機構(1)が温度センサー(6)を備え、この温度センサー(6)が温水の温度を検出して、加熱循環器(4)の加温状態をコントロールし、温水温度をコントロールして貯溜水(2)の温度を制御する請求項1ないし5のいずれかに記載される水槽。
- 加温機構(1)が温度センサー(19)を備え、この温度センサー(19)がコンクリート底(5)の温度を検出して、加熱循環器(4)の加温状態をコントロールし、コンクリート底(5)をコントロールして貯溜水(2)の温度を制御する請求項1ないし5のいずれかに記載される水槽。
- 温水パイプ(3)を埋設しているコンクリート底(5)の上面に底板(20)を固定している請求項1ないし5のいずれかに記載される水槽。
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