JP2006280286A - 緑化材 - Google Patents
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Abstract
【課題】植栽に地面を必要とせず、短期間で緑化を完成でき、しかも、しっかりとした強度を発現できながら、構造が簡素で軽量な緑化材を提供する。
【解決手段】周壁2aが植物4を通せる三次元格子構造をした筒状支持躯体2の筒内に植栽用の培地材3が設けられている緑化材である。
【選択図】 図1
【解決手段】周壁2aが植物4を通せる三次元格子構造をした筒状支持躯体2の筒内に植栽用の培地材3が設けられている緑化材である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、緑化材に関する。
ガーデニングなどに採用されている緑化手段として、地面に植えた蔓性植物をバーコラに這わせたり、植栽された緑化パネルをシステム化して支持躯体に取り付けて壁面緑化を行ったりするものは、従来より提供されている。
しかしながら、地面に植えた蔓性植物をバーコラに這わせて緑化するものでは、植物を植える地面が必要であると共に、植物を這い上がらせるの長い期間を必要とし緑化の完成に期間を要するという問題がある。
また、植栽された緑化パネルをシステム化して支持躯体に取り付けるものでは、支持躯体にしっかりとした強度をもたせる必要があり、支持躯体が大掛かりなものになってしまうというという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、植栽に地面を必要とせず、短期間で緑化を完成でき、しかも、しっかりとした強度を発現することができながら、構造が簡素で軽量な緑化材を提供することを課題とする。
上記の課題は、周壁が植物を通せる三次元格子構造をした筒状支持躯体の筒内に植栽用の培地材が設けられていることを特徴とする緑化材によって解決される。
この緑化材では、筒内の培地材に植栽された植物が周壁の格子開口部を通じて外に突出し、筒状支持躯体の外周部が緑化されるので、植栽に地面を必要とせず、植物の種類を問わず、短期間で緑化を完成することができる。
しかも、支持躯体は、周壁が三次元格子構造をした筒状のものからなっているので、三次元格子構造によってしっかりとした強度を発現することができながら、非常に軽量であり、また、筒形状を利用して筒内に培地材を設けたものであるから、構造も簡素である。
本発明の緑化材は、以上のとおりのものであるから、植栽に地面を必要とせず、短期間で緑化を完成でき、しかも、簡素な構造でしっかりとした強度を発現することができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示す実施形態の緑化材1において、2は筒状支持躯体、3は培地材である。
筒状支持躯体2は、図2(イ)(ロ)に示すように、繊維混入樹脂製などの線材からなる8本の縦軸4…が八角形の頂点配置となるように環状に配置されると共に、同じ線材からなる四角形螺旋形状の2本の螺旋軸5,5が、筒軸回りの位相を互いに45°異ならせ、螺旋部を交互配置にし、前記縦軸4…回りを縦軸4…と交差させて周回するように配置され、かつ、縦軸4…と螺旋軸5,5とがそれらの交差部で結合されて全体が硬化一体化されたものからなっていて、そのような構造によって、周壁2aが、その外周側に多数のピラミッド形の突出を備えた、植物を通せる三次元格子構造に形成されている。
緑化材1は、この筒状支持躯体2の筒内に培地材3が設けられたもので、培地材3は、筒状支持躯体2の周壁2aを通じてこぼれでないようなものであればよく、不織布の袋に土壌を詰めたようなものであってもよいし、各種人工培地材であってもよい。なお、6は灌水用のパイプである。
上記の緑化材1では、培地材3に設けられた種や苗を成長させることにより、植物が培地材3から筒状支持躯体2の周壁2aの格子開口部を通じて外に突出して成長していき、筒状支持躯体2の外周側が例えば図1(イ)に示すように植物7で緑化される。
このように、上記の緑化材1によれば、植栽に地面を必要とせず、また、植物の種類を問わず、筒状支持躯体2の外周側を短期間で緑化させることができる。
しかも、支持躯体2は、周壁2aが三次元格子構造をした筒状のものからなっているので、三次元格子構造によってしっかりとした強度を発現することができながら非常に軽量であり、また、筒形状を利用して筒状支持躯体2内に培地材3を設けたものであるから、構造も非常に簡素である。
上記の緑化材1は、例えば、図2(ハ−1)に示すような直線緑化部品8や図(ハ−2)に示すような曲がり緑化部品9として部品化することによって、図(ハ−3)に示すようなジョイント部品10を用い、図3(イ)に示すような緑化アーチ11を形成したり、図3(ロ)に示すような緑化ウイング12を形成したり、図3(ハ)に示すように緑化ポール標識13を形成したり、図3(ニ)に示すような緑化ガゼボ14を形成したり、図3(ホ)に示すように緑化格子壁面15を形成することができる。
また、上記の緑化材1を用いることによって、図4に示すように、例えばカーポート16やカーゲート17等の設備緑化を行うことも可能であり、これまでには容易になしえなかった緑化を容易に実現することができるようになる。特に、筒状支持躯体2は、周壁2aが三次元格子構造をしているので、軽量にして強度的に非常に強く、そのため、培地材3を筒内に設けた筒状支持躯体2を、カーポート16やカーゲート17等の設備を構成する構造部材として用いることも可能であり、それにより、設備回りの緑化に必要な部品点数を削減することができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、筒状支持躯体の周壁が、8本の縦軸4…と2本の四角形螺旋軸5,5で三次元格子構造にされている場合を示したが、これに限られるものではなく、周壁は各種形態の三次元格子構造をしていてよい。
1…緑化材
2…筒状支持躯体
2a…周壁
3…培地材
7…植物
2…筒状支持躯体
2a…周壁
3…培地材
7…植物
Claims (1)
- 周壁が植物を通せる三次元格子構造をした筒状支持躯体の筒内に植栽用の培地材が設けられていることを特徴とする緑化材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005105276A JP2006280286A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 緑化材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005105276A JP2006280286A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 緑化材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006280286A true JP2006280286A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37402831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005105276A Pending JP2006280286A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 緑化材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006280286A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011067140A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Hideyuki Yasumoto | 緑化ポール |
CN102204483A (zh) * | 2010-12-15 | 2011-10-05 | 张宇顺 | 稳固型墙面立体绿化结构及方法 |
JP2020150803A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社竹中工務店 | 吊構造 |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005105276A patent/JP2006280286A/ja active Pending
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
JP2011067140A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Hideyuki Yasumoto | 緑化ポール |
CN102204483A (zh) * | 2010-12-15 | 2011-10-05 | 张宇顺 | 稳固型墙面立体绿化结构及方法 |
JP2020150803A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社竹中工務店 | 吊構造 |
JP7298097B2 (ja) | 2019-03-18 | 2023-06-27 | 株式会社竹中工務店 | 吊構造体 |
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