JP2006279427A - ネットワークシステムの管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 統括ノードが末端ノードの作動を制御する際の応答性を向上させる。
【解決手段】 ネットワークには、複数の統括ノード20および末端ノード30が接続されている。統括ノード20は、制御パラメータを末端ノード30に送信して、末端ノード30の作動を制御する。統括ノード20には末端ノードリストが設けられ、同末端ノードリストには末端ノード30ごとに識別番号、世代番号および制御パラメータが格納されている。末端ノード30にも、前記と同じ識別番号、世代番号および制御パラメータが記憶されている。統括ノード20が末端ノード30の制御パラメータを変更したとき、統括ノード20は統括ノード20および末端ノード30内の世代番号を更新する。統括ノード20は、前記制御パラメータの更新時に、両世代番号を比較して直前に自己が末端ノード30を制御したかを確認する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、統括ノードおよび末端ノードを含み、統括ノードが制御パラメータを末端ノードに送信し、末端ノードが前記送信された制御パラメータを用いて動作するようにしたネットワークシステムの管理方法に関する。
従来から、下記特許文献1に示すように、通信ネットワーク上に複数の統括ノードおよび末端ノードを接続したネットワークシステムは知られている。そして、この種のネットワークシステムにおいて、一つの末端ノードは、異なる時刻において、複数の異なる統括ノードからの制御パラメータをそれぞれ受けて、異なる統括ノードによってその作動が制御される。例えば、ある時刻には、図7(A)に示すように、末端ノードC,Dは統括ノードAによって制御される。また、異なる時刻には、図7(B)に示すように、末端ノードC,Dは統括ノードA,Bによってそれぞれ制御される。
特開2003−244171号公報
このような統括ノードA,Bによる末端ノードC,Dの制御においては、図8に示すように、統括ノードAが末端ノードCを占有し、制御パラメータを末端ノードに送信して末端ノードCの作動を制御した後に同制御を開放すると、その後には、他の統括ノードBが末端ノードCを占有し、制御パラメータを末端ノードCに送信して末端ノードCの作動を制御することがある。なお、統括ノードA(または統括ノードB)が末端ノードCを占有している状態では、統括ノードB(または統括ノードA)は末端ノードCを占有しようとしても、同占有に失敗する。このような制御においては、末端ノードCに記憶されている制御パラメータは、統括ノードA(または統括ノードB)が末端ノードCを以前に制御した状態から変更される。したがって、統括ノードA(または統括ノードB)が末端ノードC,Dの動作を制御するたびに、統括ノードA(または統括ノードB)は末端ノードC,D内に記憶されている制御パラメータを取得して、末端ノードC,Dの状態を確認する必要がある。このため、従来のこの種のネットワークシステムにおいては、統括ノードA,Bと末端ノードC,D間の通信量が多くなるととともに、統括ノードA,Bによる制御パラメータの取得のための処理時間が長くなるという問題がある。
本発明は、末端ノード内の制御パラメータが統括ノードによる制御時から変化していない場合には、統括ノードが末端ノードから制御パラメータを取得する必要がないことに着目するものである。そして、本発明の目的は、統括ノードが末端ノードの作動を制御する際の応答性を向上させたネットワークシステムの管理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、統括ノードおよび末端ノードを含み、統括ノードが制御パラメータを末端ノードに送信し、末端ノードが前記送信された制御パラメータを記憶するとともに同記憶した制御パラメータを用いて動作するようにしたネットワークシステムの管理方法であって、統括ノードが末端ノードを表す識別情報および末端ノードに送信した制御パラメータを記憶する過程と、統括ノードが末端ノードに記憶されている制御パラメータを変更したとき、統括ノードまたは末端ノードが制御パラメータを管理するための管理情報を統括ノードおよび末端ノードに更新記憶する過程と、統括ノードが末端ノードに記憶されている制御パラメータを必要とするとき、統括ノードは末端ノードに記憶されている管理情報と統括ノードに記憶されている末端ノードの管理情報とを比較する過程と含むようにしたことにある。
この場合、ネットワークシステムの管理方法は、さらに、両管理情報が一致したとき、統括ノードが末端ノードから制御パラメータを取得することなく統括ノードに記憶されている制御パラメータを利用し、両管理情報が一致しないとき統括ノードが末端ノードに記憶されている制御パラメータを取得して同取得した制御パラメータを利用する過程を含むようにするとよい。また、識別情報は、例えば、末端ノードを構成する機器に予め与えられている同機器を特定するためのユニークな識別データの全部または一部である。また、管理情報は、例えば、末端ノードにおいて更新される制御パラメータの世代を表す。さらに、管理情報および制御パラメータは、統括ノードおよび末端ノードの不揮発性メモリにそれぞれ記憶されるようにするとよい。
上記のように構成した本発明においては、統括ノードが末端ノードに記憶されている制御パラメータを変更したとき、統括ノードまたは末端ノードが統括ノードおよび末端ノードに記憶されている管理情報を更新する。そして、統括ノードが末端ノードに記憶されている制御パラメータを必要とするとき、統括ノードは末端ノードに記憶されている管理情報と統括ノードに記憶されている末端ノードの管理情報とを比較する。したがって、末端ノードの制御パラメータが変更されるたびに更新される管理情報を調べるだけで、末端ノードに記憶されている制御パラメータが統括ノードによる前回の制御時から変化していないかどうかを確認することができる。すなわち、統括ノードは末端ノードの現在の状態を確認することができる。その結果、統括ノードによる制御パラメータの取得または制御パラメータの送信のための処理時間をトータルで短くすることができ、統括ノードによる末端ノードの作動制御の応答性をトータルで向上させることができる。
本発明は、ネットワークシステムの管理方法の発明として構成しかつ実施することができるのみならず、ネットワークシステム自体、またはネットワークシステムに適用されるコンピュータプログラムの発明として構成しかつ実施することもできる。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明すると、図1は本発明に係るネットワークシステムを概略図である。ネットワークシステムは、ネットワーク10に互いに通信可能に接続された複数の統括ノード20および複数の末端ノード30を備えている。
統括ノード20は、末端ノード30に制御パラメータを送信して末端ノード30を制御するコンピュータ装置を備えた機器を表している。そして、統括ノード20は、末端ノード30を管理しかつ制御するための少なくとも上位層のソフトウェアおよびハードウェアを備えている。末端ノード30は、統括ノード20から送信された制御パラメータを記憶し、同記憶した制御パラメータを用いて作動、すなわち統括ノード20に制御されて作動するコンピュータ装置を備えた機器を表している。そして、末端ノード30は、少なくとも統括ノード20による制御の下に作動する下位層のソフトウェアおよびハードウェアを備えている。ただし、本発明および本実施形態においては、統括ノード20は統括ノードとしての機能のみを有する場合だけではなく、末端ノードの機能も備えており、他の統括ノード20に対しては末端ノードとして機能する場合もある。末端ノード20に関しても、末端ノードとしての機能のみを有する場合だけではなく、統括ノードの機能も備えており、他の末端ノード20に対しては統括ノードとして機能する場合もある。
具体的には、ネットワーク10は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、例えば、mLAN(商標)である。そして、このネットワーク10を介して、統括ノード20と末端ノード30は、所定の通信規格(例えば、IEEE1394規格)に従って互いに通信する。
統括ノード20の一例を図面を用いて説明すると、図2は統括ノード20のハード構成を示している。統括ノード20は、キーボード21a、マウス21bおよび表示器22aを備えている。キーボード21aおよびマウス21bは、ユーザによる指示を入力するための操作子群であり、それらの操作はバス23に接続された検出回路21cによって検出される。表示器22aは、液晶ディスプレイ、CRTなどで構成され、文字、数字、図形などを表示する。この表示器22aの表示内容は、バス23に接続された表示制御回路22bによって制御される。
また、統括ノード20は、バス23にそれぞれ接続されていてマイクロコンピュータ本体部を構成するCPU24a、ROM24bおよびRAM24cを備えているとともに、通信インターフェース回路25および外部記憶装置26も備えている。CPU24aには、タイマ24dが接続されている。通信インターフェース回路25は、ネットワーク10に接続されてネットワーク10に対してデータを送受信するもので、例えばIEEE1394規格に従った通信インターフェース回路である。外部記憶装置26は、統括ノード20に予め組み込まれているHD、DVDなど、同統括ノード20に装着可能なCD、FD、MOなどの種々の不揮発性の記録媒体と、同各記録媒体に対するドライブユニットを含むものであり、データおよびプログラムの記憶および読み出しを可能にしている。
特に、本実施形態においては、外部記憶装置26(不揮発性の記録媒体)には、図4および図5に示すプログラムなどが記憶されているとともに、複数の末端ノード30にそれぞれ関する情報を末端ノード30ごとに記憶するための末端ノードリスト(図6(A)参照)が用意されている。末端ノード30に関する情報は、識別情報としての識別番号、制御パラメータの管理情報としての世代番号および複数の制御パラメータ1,2・・Nからなる。識別番号は、末端ノード30を表わすもので、例えば、末端ノード30の出荷時に与えられているIEEE1394規格のEUI−64(GUIDともいう)であり、イーサーネットのMACアドレスに相当する。なお、このEUI−64(すなわち、ユニークな識別データ)を識別番号として利用する場合、EUI−64は64ビットからなる多数ビットで構成されているので、LSB側の12ビットだけ、またはMSB側の8ビットとLSB側の8ビットの組み合わせだけのように、末端ノード30に予め与えられたユニークな識別データの一部だけを用いるようにしてもよい。制御パラメータは、統括ノード20から末端ノード30に送信されて末端ノード30の作動を制御するためのものである。世代番号は、末端ノード30における制御パラメータの更新状態(すなわち世代)を表すもので、例えば、前記制御パラメータの更新のたびにカウントアップされる値を示す。
次に、末端ノード30の一例を図面を用いて説明すると、図3は末端ノード30のハード構成を示している。末端ノード30は、表示器31aを備えている。表示器31aは、液晶ディスプレイ、CRTなどで構成され、文字、数字、図形などを表示する。この表示器31aの表示内容は、バス32に接続された表示制御回路31bによって制御される。
また、末端ノード30は、バス32にそれぞれ接続されていてマイクロコンピュータ本体部を構成するCPU33a、ROM33bおよびRAM33cを備えているとともに、通信インターフェース回路34a、オーディオインターフェース回路34bおよび外部記憶装置35も備えている。CPU33aには、タイマ33dが接続されている。通信インターフェース回路34aは、ネットワーク10に接続されてネットワーク10に対してデータを送受信するもので、例えばIEEE1394規格に従った通信インターフェース回路である。オーディオインターフェース回路34bは、外部オーディオ機器36を接続するために設けられて、バス32および通信インターフェース回路34aと、外部オーディオ機器36との間におけるディジタルまたはアナログ信号の送受信を行う。外部オーディオ機器36は、例えば、マイク、CDプレーヤ、オーディオ出力端子を備えた電子楽器、スピーカ、アンプなどである。
外部記憶装置35は、末端ノード30に予め組み込まれているHD、DVD、フラッシュメモリ(EEPROM)など、同末端ノード30に装着可能なCD、FD、MOなどの種々の不揮発性の記録媒体と、同各記録媒体に対するドライブユニットを含むものであり、データおよびプログラムの記憶および読み出しを可能にしている。特に、本実施形態においては、外部記憶装置35(不揮発性の記録媒体)には、図6(B)に示すように、末端ノード30に関する情報として、ロックフラグ、識別番号、世代番号および複数の制御パラメータ1,2・・Nが予め記憶されまたは新たに記憶されるようになっている。ロックフラグは、統括ノード20による末端ノード30の占有状態(すなわちロック状態)または開放状態を表すもので、統括ノード20によって更新設定される。識別番号は、前述した統括ノード20の末端ノードリスト中の末端ノードを表す識別番号と同じものであり、予め記憶されている。世代番号も、統括ノード20の世代番号と同様に、制御パラメータの更新ごとに更新されて末端ノード30における制御パラメータの更新状態(すなわち世代)を表すもので、初期には所定の初期値が記憶されている。制御パラメータも、前述した統括ノード20の制御パラメータと同じである。
次に上記のように構成した実施形態の動作を、図4および図5のプログラムを用いて説明する。一つの統括ノード20が一つの末端ノード30に制御パラメータを送信して、同末端ノード30の作動制御を開始しようとする場合、統括ノード20は図4のプログラムの実行をステップS10にて開始する。このプログラムの開始後、統括ノード20は、ステップS11にて指定された末端ノード30を占有(ロック)するための制御信号を同末端ノード30に出力し、ステップS12にて末端ノード30からの応答信号により占有が成功したか否かを判定する。この場合、指定された末端ノード30が他の統括ノード20によって占有されていなければ、すなわち指定された末端ノード30が開放状態(フリー状態)にあれば、末端ノード30は占有されたことを表す信号を統括ノード20に返信する。したがって、この場合には、統括ノード20はステップS12にて「Yes」と判定してステップS13以降に進む。一方、指定された末端ノード30が他の統括ノード20によって既に占有されていれば、統括ノード20は末端ノード30から占有されたことを表す信号を受け取らないので、ステップS12にて「No」と判定して、ステップS23にてこのプログラムの実行を終了する。
この場合、末端ノード30側においては、占有された時点で、ロックフラグが占有状態を表す値に設定される。そして、このロックフラグが開放状態を表す値に変更されるまで、他の統括ノード20による占有を禁止し、占有した統括ノード20によってその作動が制御されるようになる。
ステップS13においては、統括ノード20は、前記占有した末端ノード30から識別番号および世代番号を取得する。そして、統括ノード20は、ステップS14にて、末端ノードリスト中に前記取得した識別番号が存在するかを調べることにより、占有した末端ノード30が統括ノード20に既に登録済みか否かを判定する。前記取得した識別番号と同一の識別番号が末端ノードリスト中に存在しなければ、統括ノード20はステップS14にて「No」すなわち占有した末端ノード30は登録済みでないと判定して、ステップS15に進む。ステップS15においては、前記占有した末端ノード30から全ての制御パラメータを取得して、前記取得した識別番号および世代番号と共に、末端ノードリスト中に書き込んで新たに登録する。その後、ステップS18に進む。
一方、前記ステップS14にて「Yes」すなわち占有した末端ノード30が既に統括ノード20に登録済みであれば、統括ノード20は前記取得した世代番号が末端ノードリスト中の世代番号と一致するか否かを判定する。前記両世代番号が一致しなければ、統括ノード20はステップS16にて「No」と判定し、前記占有した末端ノード30から全ての制御パラメータを取得して、前記取得した世代番号と共に、末端ノードリスト中の前記取得した識別番号に対応した世代番号と全ての制御パラメータを更新する。その後、ステップS18に進む。さらに、前記両世代番号が一致すれば、前記ステップS16にて「Yes」と判定して、ステップS18に進む。
ステップS18においては、統括ノード20は、前記占有した末端ノード30の作動を新たな制御に変更するために、末端ノード30内に記憶されている以前の制御パラメータを新たな制御パラメータに変更する。この場合、前記占有した末端ノード30が統括ノード20に登録されていない場合には、ステップS15の処理により、末端ノード30に記憶されている変更前の制御パラメータは統括ノード20の末端ノードリスト中に記憶されている。また、前記占有した末端ノード30が登録されていても、世代番号が異なる場合には、ステップS17の処理により、末端ノード30に記憶されている変更前の制御パラメータは統括ノード20の末端ノードリスト中に記憶されている。さらに、前記占有した末端ノード30が登録され、かつ世代番号が同一である場合には、後述するように次のステップS19の処理により、末端ノード30に記憶されている変更前の制御パラメータが統括ノード20の末端ノードリスト中に記憶されている。したがって、このステップS18の処理においては、統括ノード20は、新たな制御パラメータと末端ノードリストに記憶されている前記占有した末端ノード30に対応した制御パラメータとを比較して、新たな制御パラメータのうちで末端ノードリスト中の制御パラメータと異なるものだけを末端ノード30に送信して末端ノード30に記憶させればよい。
次に、統括ノード20は、ステップS19にて、端末ノードリスト中の前記占有した末端ノード30に対応した制御パラメータを前記新たな制御パラメータに変更する。この場合も、統括ノード20は、新たな制御パラメータと末端ノードリストに記憶されている前記占有した末端ノード30に対応した制御パラメータとを比較して、末端ノードリスト中の制御パラメータのうちで新たな制御パラメータと異なる制御パラメータを新たな制御パラメータに変更すればよい。
前記ステップS19の処理後、統括ノード20は、ステップS20にて末端ノードリスト中の世代番号を更新する。次に、ステップS21にて同更新した世代番号を前記占有した末端ノード30に送信して末端ノード30に記憶されている世代番号を前記末端ノードリスト中の更新した世代番号に更新する。この世代番号の更新においては、末端ノードリスト中の世代番号を所定値(例えば、「1」)だけカウントアップすればよい。また、このカウントアップされる値を世代番号とするのに代えて、末端ノード30を占有した統括ノード20を表す識別番号の全部またはその一部を世代番号とすることもできる。
そして、統括ノード20は、ステップS22にて占有した末端ノード30を開放制御して、ステップS23にてこのプログラムの実行を一旦終了する。一方、開放制御された末端ノード30は、ロックフラグを開放状態を表す値に変更し、以降、前記ステップS18の処理によって変更された制御パラメータを用いて動作するようになる。そして、前記占有した統括ノード20または新たな統括ノード20が末端ノード30の作動を制御する場合には、前記統括ノード20が前述したステップS11〜S22の処理に従って末端ノード30を占有するとともに、制御パラメータを送信してその作動を制御する。
上述のように、統括ノード20が末端ノード30の作動を制御する場合には、ステップS16の処理により、末端ノード30に記憶されている世代番号と、統括ノード20内の末端ノードリスト中の世代番号を比較して、末端ノード30を新たに制御しようとする統括ノード20が、直前に末端ノード30を制御していた統括ノード20と同じであるかを判定する。そして、同じであれば、末端ノード30から制御パラメータを取得することなく、しかも前回の制御時と異なる制御パラメータのみを末端ノード30に送信すればよいので、統括ノード20が末端ノード30から制御パラメータを取得する処理(ステップS15,S17)および末端ノード30の制御パラメータを変更する処理(ステップS18)に要する時間をトータルで短くすることができ、統括ノード20による末端ノード30の作動制御の応答性をトータルで向上させることができる。
また、上記識別番号、世代番号および制御パラメータは、共に不揮発性に構成した統括ノード20の外部記憶装置26および末端ノード30の外部記憶装置35に記憶される。したがって、これらの識別番号、世代番号および制御パラメータは、統括ノード20または末端ノード30の電源を切っても有効に保たれているので、前記電源を再投入した後にも、統括ノード20は末端ノード30の制御を即座に開始できる。
ユーザが末端ノード30の状態を確認しようとする場合には、統括ノード20は図5のプログラムを実行する。このプログラムの実行はステップS30にて開始され、図4のステップS11〜S17と同様なステップS31〜S37の処理を実行する。このステップS31〜S37の処理により、統括ノード20の末端ノードリスト中には末端ノード20に現在記憶されている制御パラメータと同じ制御パラメータが格納される。前記ステップS31〜S37の処理後、統括ノード20は、図4のステップS22と同様なステップS38の処理により、末端ノード30を開放する。そして、統括ノード20は、ステップS39にて表示器22aに末端ノードリスト中に格納されている制御パラメータを用いて末端ノード30の状態(制御状態)を表示器22aに表示して、ステップS40にてこのプログラムの実行を終了する。
この表示器22aによる末端ノード30の状態表示により、ユーザは末端ノード30の状態を確認できる。そして、必要に応じて図示しないプログラムの実行により、ユーザは末端ノード20の状態を変更するための指示をキーボード21aおよびマウス21bを用いて行う。この場合も、ステップS36の処理により、末端ノード30に記憶されている世代番号と、統括ノード20内の末端ノードリスト中の世代番号を比較して、現在の状態を確認しようとする統括ノード20が直前に末端ノード30を制御していた統括ノード20と同じであるかを判定する。そして、同じであれば、末端ノード30から制御パラメータを取得しないので、統括ノード20が末端ノード30から制御パラメータを取得する処理(ステップS35,S37)に要する時間をトータルで短くすることができ、統括ノード20による末端ノード30の状態確認のための処理効率を向上させることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、制御しようとする末端ノード30が統括ノード20に未登録の場合(ステップS14の「No」判定の場合)、および新たに制御しようとする統括ノード20と直前に末端ノード30を制御していた統括ノード20とが一致しない場合(ステップS16の「No」判定の場合)には、ステップS15,S17の処理により、全ての制御パラメータを末端ノード30からそれぞれ取得するようにした。しかし、全ての統括ノード20が末端ノード30の全ての機能を同等に制御するように構成されている場合には、次のような方法も採用できる。すなわち、ステップS15,S17の処理によって末端ノード30から制御パラメータを取得することなく、ステップS18の処理により、前記末端ノード30の未登録および前記統括ノード20の不一致の両場合にのみ、全ての制御パラメータを統括ノード20から末端ノード30に送信するようにしてもよい。この場合にも、新たに制御しようとする統括ノード20と直前に末端ノード30を制御していた統括ノード20とが一致している場合には、統括ノード20はステップS18にて前回と異なる制御パラメータのみを末端ノード30に送信する。したがって、この変形例の場合にも、ステップS16の世代番号の判定処理を行うことにより、統括ノード20が制御パラメータを末端ノード30に送信する処理(ステップS18)に要する時間をトータルで短くすることができ、統括ノード20による末端ノード30の作動制御の応答性をトータルで向上させることができる。
また、上記実施形態においては、統括ノード20は、ステップS18の処理により末端ノード30内の一つまたは複数の制御パラメータを更新したときに、末端ノード20および末端ノードリストの世代番号を1回だけ更新した。しかし、これに代えて、ステップS18の処理により末端ノード30内の一つの制御パラメータが更新されるごとに、末端ノード20および末端ノードリストの世代番号を更新するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、制御パラメータの更新時に、統括ノードが図4のステップS20,S21の処理により末端ノードリストおよび末端ノード30に記憶されている世代番号を更新するようにした。しかし、これに代えて、末端ノード30が、プログラム処理により、前記制御パラメータの更新時に、末端ノードリストおよび末端ノード30に記憶されている世代番号を更新するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るネットワークシステムの全体概略図である。 図1の統括ノードの一例を示す全体ブロック図である。 図1の末端ノードの一例を示す全体ブロック図である。 図1の統括ノードによって実行されるプログラムを示すフローチャートである。 図1の統括ノードによって実行される他のプログラムを示すフローチャートである。 (A)は統括ノードに設けられた末端ノードリストに記憶されている情報を表し、(B)は末端ノードに記憶される情報を表す。 (A)(B)は、従来のネットワークシステムにおける統括ノードと末端ノードの接続状態および動作を説明するための図である。 従来のネットワークシステムにおける統括ノードと末端ノードの動作を説明するための動作フローチャートである。
符号の説明
10…ネットワーク、20…統括ノード、21a…キーボード、21b…マウス、22a,31a…表示器、24a,33a…CPU,25,34a…通信インターフェース回路、26,35…外部記憶装置、30…末端ノード

Claims (5)

  1. 統括ノードおよび末端ノードを含み、前記統括ノードが制御パラメータを前記末端ノードに送信し、前記末端ノードが前記送信された制御パラメータを記憶するとともに同記憶した制御パラメータを用いて動作するようにしたネットワークシステムの管理方法であって、
    前記統括ノードが前記末端ノードを表す識別情報および前記末端ノードに送信した制御パラメータを記憶する過程と、
    前記統括ノードが前記末端ノードに記憶されている制御パラメータを変更したとき、前記統括ノードまたは前記末端ノードが前記制御パラメータを管理するための管理情報を前記統括ノードおよび前記末端ノードに更新記憶する過程と、
    前記統括ノードが前記末端ノードに記憶されている制御パラメータを必要とするとき、前記統括ノードは前記末端ノードに記憶されている管理情報と前記統括ノードに記憶されている前記末端ノードの管理情報とを比較する過程と
    含むネットワークシステムの管理方法。
  2. 請求項1に記載したネットワークシステムの管理方法は、さらに、
    前記両管理情報が一致したとき前記統括ノードが前記末端ノードから前記制御パラメータを取得することなく前記統括ノードに記憶されている制御パラメータを利用し、前記両管理情報が一致しないとき前記統括ノードが前記末端ノードに記憶されている前記制御パラメータを取得して同取得した制御パラメータを利用する過程を含む。
  3. 前記識別情報は、前記末端ノードを構成する機器に予め与えられている同機器を特定するためのユニークな識別データの全部または一部である請求項1または請求項2に記載したネットワークシステムの管理方法。
  4. 前記管理情報は、前記末端ノードにおいて更新される制御パラメータの世代を表す請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載したネットワークシステムの管理方法。
  5. 前記管理情報および制御パラメータは、前記統括ノードおよび末端ノードの不揮発性メモリにそれぞれ記憶される請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載したネットワークシステムの管理方法。
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