JP2006279204A - Ip電話端末、登録サーバ及びip電話システム - Google Patents

Ip電話端末、登録サーバ及びip電話システム Download PDF

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Abstract

【課題】 IP電話端末に対するプロキシサーバ情報の設定ミスに係る不都合を解決できるIP電話端末、登録サーバ及びIP電話システムを提供する。
【解決手段】 本発明のIP電話システムは、IP電話端末と、IP電話端末の情報を登録する登録サーバと、このサーバとは別個であるコネクションの接続時にアクセス先となるプロキシサーバとを含む。IP電話端末は、プロキシサーバの情報を設定者に設定させるプロキシサーバ情報設定手段と、設定されたプロキシサーバの情報を、登録サーバへの登録要求に盛り込んで送信する登録要求送信手段とを含む。登録サーバは、到来した登録要求に盛り込まれているプロキシサーバの情報の正当性を確認するプロキシサーバ情報確認手段と、プロキシサーバの情報の正当性が確認できないときに、登録拒否応答を送信する登録拒否応答送信手段とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IP電話端末、登録サーバ及びIP電話システムに関し、特に、SIPプロトコルを使用するIP電話システムであってプロキシサーバ(PROXYサーバ)と登録サーバ(REGISTERARサーバ)とを分けて運用するシステムに適用して好適なものである。
IP電話機等のIP電話端末の初期化の際には、IP電話端末に対してプロキシサーバの情報などを設定したり、IP電話端末から登録サーバに自装置(IP電話端末)の情報を登録させたりする(後述する図2参照)。登録サーバに登録された装置情報は、例えば、ロケーションサーバに蓄積され、プロキシサーバが、IP電話端末(ユーザエージェント)の位置などを特定するために利用される。上述したようなIP電話端末から登録サーバに自装置の情報を登録させる方法は、非特許文献1に記載されている。
RFC3261
登録サーバに情報登録のためにIP電話端末から登録サーバへ送信する、非特許文献1に記載されているフォーマットのREGISTERメッセージには(後述する図3参照)、プロキシサーバ情報は挿入されていない。そのため、IP電話端末に対するプロキシサーバの情報の設定が誤っていても、登録サーバの情報登録は実行される。
IP電話端末の初期化が終了した後、IP電話端末が最初の通話のためにINVITEメッセージ(セッション確立要求のメッセージ)を送出しても(後述する図4参照)、IP電話端末に対するプロキシサーバの情報の設定が誤っていると、そのINVITEメッセージがプロキシサーバに到達しないので、当然に、プロキシサーバは応答しない。このような場合、ユーザからは、登録は正常に実行できるのに発信ができないという不具合に見え、プロキシサーバ情報の設定ミスが原因であることに気付きにくい。
そのため、IP電話端末に対するプロキシサーバ情報の設定ミスに係る不都合を解決できるIP電話端末、登録サーバ及びIP電話システムが望まれている。
かかる課題を解決するため、第1の本発明は、IP電話端末の情報を登録する登録サーバと、コネクションの接続時にアクセス先となるプロキシサーバとが別個のIP電話システムにおけるIP電話端末において、コネクションの接続時に必要となる上記プロキシサーバの情報を設定者に設定させるプロキシサーバ情報設定手段と、上記プロキシサーバ情報設定手段によって設定された上記プロキシサーバの情報を、上記登録サーバへの登録要求に盛り込んで送信する登録要求送信手段と、上記登録要求に対する登録拒否応答が返信された際に、そのことを報知する報知手段とを含むことを特徴とする。
第2の本発明は、IP電話端末の情報を登録する登録サーバと、コネクションの接続時にアクセス先となるプロキシサーバとが別個のIP電話システムにおけるIP電話端末において、上記登録サーバへ登録要求を送信する登録要求送信手段と、上記登録要求に対する登録終了応答が返信された際に、その登録終了応答の中から、コネクションの接続時に必要となる上記プロキシサーバの情報を抽出して保存設定するプロキシサーバ情報抽出設定手段とを含むことを特徴とする。
第3の本発明は、コネクションの接続時にアクセス先となるプロキシサーバとは別個である、IP電話端末の情報を登録する登録サーバにおいて、到来した登録要求に盛り込まれている上記プロキシサーバの情報の正当性を確認するプロキシサーバ情報確認手段と、 上記プロキシサーバの情報の正当性が確認できないときに、登録拒否応答を送信する登録拒否応答送信手段とを含むことを特徴とする。
第4の本発明は、コネクションの接続時にアクセス先となるプロキシサーバとは別個である、IP電話端末の情報を登録する登録サーバにおいて、到来した登録要求の正当性を確認して登録する登録実行手段と、登録を実行したときに、上記プロキシサーバの情報が盛り込まれている登録終了応答を、上記登録要求元に返信する応答返信手段とを含むことを特徴とする。
第5の本発明は、IP電話端末と、上記IP電話端末の情報を登録する登録サーバと、コネクションの接続時にアクセス先となる、上記登録サーバとは別個のプロキシサーバとを有するIP電話システムにおいて、上記IP電話端末として第1の本発明のIP電話端末を適用すると共に、上記登録サーバとして第3の本発明の登録サーバを適用したことを特徴とする。
第6の本発明は、IP電話端末と、上記IP電話端末の情報を登録する登録サーバと、コネクションの接続時にアクセス先となる、上記登録サーバとは別個のプロキシサーバとを有するIP電話システムにおいて、上記IP電話端末として第2の本発明のIP電話端末を適用すると共に、上記登録サーバとして第4の本発明の登録サーバを適用したことを特徴とする。
本発明のIP電話端末、登録サーバ及びIP電話システムによれば、IP電話端末に対するプロキシサーバ情報の設定ミスに係る不都合を解決することができる。
(O)第1〜第4の実施形態に共通する前提技術
以下、本発明によるIP電話端末、登録サーバ及びIP電話システムの第1〜第4の実施形態について、図面を参照しながら説明する。ここで、図1が、第1〜第4の実施形態のIP電話システムに共通する構成を示すブロック図である。
図1において、IP電話システム1は、SIPプロトコル対応の複数のIP電話端末(以下、適宜、端末と呼ぶ)2−1、2−2と、IP網3内に設けられた登録サーバ4、ロケーションサーバ5及びプロキシサーバ6を有している。
各IP電話端末2−1、2−2は、自己の情報をサービス対象として登録サーバ4に登録させる登録機能部2Pを備え、登録サーバ4も、各IP電話端末2−1、2−2の情報を登録させる登録機能部4Pを備えている。第1〜第4の実施形態は、ソフトウェア処理で特徴機能を実現しており、IP電話端末2−1、2−2、登録サーバ4、ロケーションサーバ5及びプロキシサーバ6のハードウェア構成は、既存のものと同様である。
図2は、登録サーバ4への情報登録動作の概要(一般的な流れ)を示し、図4は、セッション確立動作の概要(一般的な流れ)を示している。
まず、登録サーバ4への情報登録動作を説明する。端末2−1が起動されると(S100)、その端末2−1は、自己に係る情報が挿入された認証情報なしの「REGISTER」メッセージを登録サーバ4に送信する(S101)。登録サーバ4は、IP電話端末2−1の認証データとしてダイジェスト認証を使用しているため、端末2−1に対して、ダイジェスト認証を行うように「401 Unauthorized」レスポンスを返信する(S102)。
端末2−1は、登録サーバ4から、認証情報にダイジェスト認証を行うよう指示されたため、再度、ダイジェスト認証情報を設定して、図3に示すような「REGISTER」メッセージを登録サーバ4に送信する(S103)。このとき、「Authorization」ヘッダには、認証データ(ID、PASS)を設定してリクエストを行う。登録サーバ4は、認証情報にダイジェスト認証情報が設定されてきたので、自己が保持している装置登録情報をも利用したチェックを行い、認証が正常であれば、端末2−1に「200 OK」レスポンスを返信する(S104)。また、登録サーバ4は、端末2−1に係る登録情報を、例えば、当該登録サーバ4に関連するロケーションサーバ5に転送して蓄積させ、プロキシサーバ6が、発信端末や着信端末などを確認するためなどに利用される。
なお、登録サーバ4は、図示は省略しているが、認証し得ないときには、その認証できない原因に応じたレスポンス(例えば、「401 Unauthorized」、「403 Forbidden」や「404 Not Found」など)を端末2−1に返信する。
次に、セッション確立動作を、図4を参照しながら説明する。なお、この動作には、登録サーバ4は関与しない。
端末2−1で受話器が取られ、着信端末2−2の番号がダイヤルされると(S200)、端末2−1は、自己に係るプロキシサーバ6に対して「INVITE」リクエストを送信する(S201)。プロキシサーバ6は、リクエストを処理中になったこと(「100 Trying」)を端末2−1に通知し(S202)、また、端末2−1からのINVITE」リクエストを分析して、認証されている端末か否かをチェックする。上述したステップS201の「INVITE」リクエストに認証データが入っていなかった場合には、プロキシサーバ6は、認証データを追加することを求めるレスポンス(「407 Proxy Authentication Required」)を返信する(S203)。
端末2−1は、「407 Proxy Authentication Required」レスポンスで一つのトランザクションが完了するので、「ACK」リクエストを送信して、トランザクションの完了確認を行う(S204)。また、端末2−1は、「407 Proxy Authentication Required」レスポンスによって、このプロキシサーバ6には、ダイジェスト認証が必要なことを認識し、再度、認証データを設定した「INVITE」リクエストを行う(S205)。
プロキシサーバ6は、端末2−1に対して、「100 Trying」レスポンスを返信する(S206)。また、プロキシサーバ6は、到来した「INVITE」リクエストのURIなどに基づいて、端末2−2宛のメッセージであることを認識して、「INVITE」メッセージを端末2−2宛に送信する(S207)。
端末2−2は、プロキシサーバ6に対して、「100 Trying」レスポンスを返信する(S208)。また、端末2−2は、呼出音を発音出力すると共に(S209)、プロキシサーバ6に対して、呼出音を鳴動したことを通知する「180 Ringing」レスポンスを送信し(S210)、プロキシサーバ6も、発信端末2−1に対して、着信端末2−2が呼出音を鳴動したことを通知する「180 Ringing」レスポンスを送信する(S211)。
端末2−2のユーザが応答すると(オフフックすると)(S212)、端末2−2は、そのことを表す「200 OK」レスポンスをプロキシサーバ6に対して送信し(S213)、プロキシサーバ6も、発信端末2−1に対して、着信端末2−2が応答したことを表す「200 OK」レスポンスを送信する(S214)。このとき、発信端末2−1は、プロキシサーバ6に対して、ステップS205の処理から始まるトランザクションを終了させるための「ACK」リクエストを送信し(S215)、プロキシサーバ6も、着信端末2−2に対して、「ACK」リクエストを送信する(S216)。
これにより、発信端末2−1及び着信端末2−2間で、RTPによる音声通話を行う状態となる(S217)。
(A)第1の実施形態
第1の実施形態のIP電話端末、登録サーバ及びIP電話システムは、以下の特徴点が上述した前提技術から異なっている。
すなわち、第1の実施形態は、端末2−1からの「REGISTER」メッセージに拡張ヘッダを設け、端末2−1に設定されたプロキシサーバ6の情報をその拡張ヘッダを用いて登録サーバ4に送り、登録サーバ4が、そのプロキシサーバ6の情報を、内部記憶の情報と照合することによりチェックし、端末2−1に設定されたプロキシサーバ6の情報が正しいか否かを登録処理時に確認し得るようにしたものである。
図5は、第1の実施形態における登録サーバ4への情報登録動作の概要を示す説明図であり、図6は、第1の実施形態における「REGISTER」メッセージ(認証あり)の例を示す説明図であり、それぞれ、上述した図2及び図3に対応する図面である。なお、図5においては、図2との同一、対応ステップに同一、対応符号を付して示している。
第1の実施形態においても、登録サーバ4への情報登録動作の流れは、前提技術と同様である。しかし、第1の実施形態の場合、図6に例示するように、「REGISTER」メッセージ(認証あり)には、プロキシサーバ6のIPアドレス(この例では3.3.3.3)を規定するヘッダ情報HAEが含まれており、図示は省略しているが、「REGISTER」メッセージ(認証なし)にも、同様に、ヘッダ情報HAEが含まれている。
第1の実施形態においても、登録サーバ4は、「REGISTER」メッセージ(認証あり)が与えられたときには(S103A)、認証動作を行うが、さらに、プロキシサーバ6のIPアドレス(「3.3.3.3」)のチェックをも行う(S103a)。なお、登録サーバ4には、自サーバに関連する1又は複数のプロキシサーバ6のIPアドレスが予め記憶されている。
登録サーバ4は、端末2−1を認証でき、かつ、「REGISTER」メッセージに含まれているプロキシサーバ6のIPアドレスの正当性を確認できたときに、端末2−1に対して、「200 OK」レスポンスを返信する(S104)。端末2−1を認証できたが、プロキシサーバ6のIPアドレスの正当性を確認できない場合には、登録サーバ4は、端末2−1に対してその旨のレスポンスを返信する。例えば、「500 Server Internal Error Bad Proxy address」レスポンスを返信する。
このようなプロキシサーバ6のIPアドレスの正当性を確認できない旨のレスポンスが返信されたときには、端末2−1は、その旨の表示動作などを行う。
従って、第1の実施形態によれば、IP電話端末に対するプロキシサーバの情報の設定が誤っていても、登録サーバへの登録用メッセージにプロキシサーバの情報を盛り込んで登録サーバに確認させるようにしたので、登録動作時において、IP電話端末に対するプロキシサーバの情報の設定ミスを設定者が知ることができる。そのため、IP電話端末に対するプロキシサーバの情報の設定ミスで発信できない場合の原因を直ちには追求できないという課題を、未然に防止することができる。
(B)第2の実施形態
第2の実施形態のIP電話端末、登録サーバ及びIP電話システムは、以下の特徴点が上述した前提技術から異なっている。
すなわち、第2の実施形態は、端末2−1に設定されたプロキシサーバ6の情報をユーザ名に盛り込み、端末2−1からの「REGISTER(認証あり)」メッセージにおける認証情報を、プロキシサーバ6の情報が盛り込まれたユーザ名を利用して形成して登録サーバ4へ通知し、登録サーバ4での認証処理を通じて、端末2−1に設定されたプロキシサーバ6の情報の適否を確認し得るようにしたものである。
図7は、第2の実施形態における登録サーバ4への情報登録動作の概要を示す説明図であり、図8は、第2の実施形態における「REGISTER」メッセージ(認証あり)の例を示す説明図であり、それぞれ、上述した図2及び図3に対応する図面である。なお、図7においては、図2との同一、対応ステップに同一、対応符号を付して示している。
第2の実施形態においても、登録サーバ4への情報登録動作の流れは、前提技術と同様である。しかし、第2の実施形態の場合、端末2−1へのユーザ名(ID)の設定や登録サーバ4へのユーザ名(ID)の設定で、本来のユーザ名(USERID1)に加えてプロキシサーバ6のIPアドレス(3.3.3.3)も含まれて行われている(S99b)。本来のユーザ名(USERID1)へのプロキシサーバ6のIPアドレス(3.3.3.3)の付加は、本来のユーザ名又はプロキシサーバ6のIPアドレスのうち後で入力される項目が入力されたときに、自動的に行うようにすることが好ましい。
ユーザ名(ID)にプロキシサーバ6のIPアドレス(3.3.3.3)が含まれているため、端末2−1が作成した「REGISTER(認証あり)」メッセージにおける認証情報(図8のAUT参照)も、プロキシサーバ6のIPアドレス(3.3.3.3)が反映されたものとなり(S103b1)、登録サーバ4が受信したメッセージの認証情報と照合するために作成した認証情報も、プロキシサーバ6のIPアドレス(3.3.3.3)が反映されたものとなる(S103b2)。
端末2−1においてプロキシサーバ6のIPアドレスが正しく入力された場合(他の項目も正しく設定された場合)には、登録サーバ4での認証結果も正当という結果が得られ、登録サーバ4から端末2−1へは、「200 OK」レスポンスが返信される(S104)。なお、端末2−1においてプロキシサーバ6のIPアドレスが誤って設定された等の原因で、不当という認証結果が得られた場合には、登録サーバ4は端末2−1へ、「401 Unauthorized」レスポンスを返信する。
このような認証しない旨のレスポンスが返信されたときには、端末2−1は、その旨の表示動作などを行い、設定者は、設定入力した内容を確認することになる。これにより、プロキシサーバ6のIPアドレスが誤って設定された場合でも、登録動作時に設定者が気付くことになる。
従って、第2の実施形態によれば、IP電話端末に対するプロキシサーバの情報の設定が誤っていても、登録サーバへの登録用メッセージにおける認証情報にプロキシサーバの情報を反映させ、登録サーバでの認証動作を通じてプロキシサーバの情報を確認させるようにしたので、登録動作時において、IP電話端末に対するプロキシサーバの情報の設定ミスを設定者が知ることができる。そのため、IP電話端末に対するプロキシサーバの情報の設定ミスで発信できない場合の原因を直ちには追求できないという課題を、未然に防止することができる。
ここで、第2の実施形態の場合、プロキシサーバの情報をユーザ名(ID)に付加する処理ステップを設ければ、他の処理は既存のプログラム部分をそのまま利用することができる。
なお、端末で設定するユーザ名(ID)にはプロキシサーバの情報を含めず、端末で認証情報を作成する際だけ、ユーザ名(ID)として、本来のユーザ名にプロキシサーバの情報を追加したものを適用するようにしても良い。登録サーバについても同様である。
(C)第3の実施形態
第3の実施形態のIP電話端末、登録サーバ及びIP電話システムについて簡単に説明する。
上述した第2の実施形態は、端末2−1に設定されたプロキシサーバ6の情報をユーザ名に盛り込み、端末2−1からの「REGISTER(認証あり)」メッセージにおける認証情報を、プロキシサーバ6の情報が盛り込まれたユーザ名を利用して形成して登録サーバ4へ通知し、登録サーバ4での認証処理を通じて、端末2−1に設定されたプロキシサーバ6の情報の適否を確認し得るようにしたものである。
この第3の実施形態は、端末2−1に設定されたプロキシサーバ6の情報をパスワード(PASS)に盛り込み、端末2−1からの「REGISTER(認証あり)」メッセージにおける認証情報を、プロキシサーバ6の情報が盛り込まれたパスワードを利用して形成して登録サーバ4へ通知し、登録サーバ4での認証処理を通じて、端末2−1に設定されたプロキシサーバ6の情報の適否を確認し得るようにしたものである。
すなわち、第3の実施形態と上述した第2の実施形態との相違は、端末2−1に設定されたプロキシサーバ6の情報をパスワードに付加するのか、ユーザ名に付加するかの相違であり、他の点は同様であるので、これ以上の説明は省略する。なお、図9及び図10に、第3の実施形態における登録サーバ4への情報登録動作の概要と、第3の実施形態における「REGISTER」メッセージ(認証あり)の例を示している。
第3の実施形態によっても、上述した第2の実施形態と同様な効果を奏することができる。
なお、端末で設定するパスワード(PASS)にはプロキシサーバの情報を含めず、端末で認証情報を作成する際だけ、パスワード(PASS)として、本来のパスワード(PASSWD1)にプロキシサーバの情報(3.3.3.3)を追加したものを適用するようにしても良い。登録サーバについても同様である。
(D)第4の実施形態
第4の実施形態のIP電話端末、登録サーバ及びIP電話システムは、以下の特徴点が上述した前提技術から異なっている。
すなわち、第4の実施形態は、端末2−1に対するプロキシサーバ6の情報の設定操作は不要であり、登録サーバ4が「REGISTER(認証あり)」メッセージを受信した際の認証動作で正当という結果を得たときに端末2−1に返信する「200 OK」レスポンスに、プロキシサーバ6の情報を含め、端末2−1がこの「200 OK」レスポンスからプロキシサーバ6の情報を抽出して自動設定することにより、端末2−1に対するプロキシサーバ6の情報の設定操作を不要にしたものである。
図11は、第4の実施形態における登録サーバ4への情報登録動作の概要を示す説明図であり、上述した図2に対応する図面である。なお、図11においては、図2との同一、対応ステップに同一、対応符号を付して示している。図12は、第4の実施形態における「200 OK」レスポンスの例を示す説明図である。
第4の実施形態においても、登録サーバ4への情報登録動作の流れは、前提技術と同様である。
しかし、第4の実施形態の場合、端末2−1は、プロキシサーバ6の情報が未設定のままで、「REGISTER(認証なし)」メッセージや「REGISTER(認証あり)」メッセージを送信する(言い換えると、未設定をエラー扱いすることなく、登録要求動作を実行する)。
また、登録サーバ4は、「REGISTER(認証あり)」メッセージを受信した際の認証動作で正当という結果を得たときには、図12に示すような、プロキシサーバ6のIPアドレス(3.3.3.3)を拡張ヘッダHEAに有する「200 OK」レスポンスを、端末2−1へ返信する(S104D)。すなわち、登録サーバ4は、図12に示すような「200 OK」レスポンスを作成して(S104d1)、端末2−1へ返信する。
さらに、端末2−1は、図12に示す「200 OK」レスポンスを受信した際には、そのレスポンスから、プロキシサーバ6の情報(IPアドレス:3.3.3.3)を抽出し、自己のプロキシサーバ6の情報の記憶エリアに書き込む(S104b2)。
従って、第4の実施形態によれば、設定者が端末2−1に対してプロキシサーバの情報を設定することなく、端末2−1にプロキシサーバの情報を設定でき、設定ミスをなくすことができ、設定ミスによる各種の課題を解決することができる。
(E)他の実施形態
上記各実施形態は、3サーバ構成のIP電話システムを示したが、ロケーションサーバが登録サーバ又はプロキシサーバの一方と融合したものであっても良い。
また、上記各実施形態では、IP電話端末の形態について言及しなかったが、IP専用電話端末であっても良くソフトフォンであっても良く、要は、IP網にアクセスし得るものであれば良く、アナログ電話とSIPゲートウェイの組合せのようなものであっても良い。
さらに、上記各実施形態では、SIPプロトコルに従うIP電話システムを示したが、登録サーバとプロキシサーバとが分離されているIP電話システムであれば、他のプロトコル(例えば、H.323)に従うシステムにも本発明を適用することができる。
第1〜第4の実施形態に共通な網構成を示すブロック図である。 第1〜第4の実施形態の前提となる登録動作を示すシーケンス図である。 第1〜第4の実施形態の前提となる「REGISTER(認証あり)」メッセージを示す説明図である。 第1〜第4の実施形態の前提となるセッション確立動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の登録動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の「REGISTER(認証あり)」メッセージを示す説明図である。 第2の実施形態の登録動作を示すシーケンス図である。 第2の実施形態の「REGISTER(認証あり)」メッセージを示す説明図である。 第3の実施形態の登録動作を示すシーケンス図である。 第3の実施形態の「REGISTER(認証あり)」メッセージを示す説明図である。 第4の実施形態の登録動作を示すシーケンス図である。 第4の実施形態の「200 OK」レスポンスを示す説明図である。
符号の説明
1…IP電話システム、2−1、2−2…IP電話端末、3…IP網、4…登録サーバ、6…プロキシサーバ。

Claims (10)

  1. IP電話端末の情報を登録する登録サーバと、コネクションの接続時にアクセス先となるプロキシサーバとが別個のIP電話システムにおけるIP電話端末において、
    コネクションの接続時に必要となる上記プロキシサーバの情報を設定者に設定させるプロキシサーバ情報設定手段と、
    上記プロキシサーバ情報設定手段によって設定された上記プロキシサーバの情報を、上記登録サーバへの登録要求に盛り込んで送信する登録要求送信手段と、
    上記登録要求に対する登録拒否応答が返信された際に、そのことを報知する報知手段と
    を含むことを特徴とするIP電話端末。
  2. 上記登録要求送信手段は、上記登録要求の中に、上記プロキシサーバの情報を記述して送信することを特徴とする請求項1に記載のIP電話端末。
  3. 上記登録要求送信手段は、上記登録要求に含める認証情報を、上記プロキシサーバの情報を利用して作成することを特徴とする請求項1に記載のIP電話端末。
  4. IP電話端末の情報を登録する登録サーバと、コネクションの接続時にアクセス先となるプロキシサーバとが別個のIP電話システムにおけるIP電話端末において、
    上記登録サーバへ登録要求を送信する登録要求送信手段と、
    上記登録要求に対する登録終了応答が返信された際に、その登録終了応答の中から、コネクションの接続時に必要となる上記プロキシサーバの情報を抽出して保存設定するプロキシサーバ情報抽出設定手段と
    を含むことを特徴とするIP電話端末。
  5. コネクションの接続時にアクセス先となるプロキシサーバとは別個である、IP電話端末の情報を登録する登録サーバにおいて、
    到来した登録要求に盛り込まれている上記プロキシサーバの情報の正当性を確認するプロキシサーバ情報確認手段と、
    上記プロキシサーバの情報の正当性が確認できないときに、登録拒否応答を送信する登録拒否応答送信手段と
    を含むことを特徴とする登録サーバ。
  6. 上記プロキシサーバ情報確認手段は、上記登録要求の中に記述されている上記プロキシサーバの情報が、自己が管理している上記プロキシサーバの情報と一致するか否かで正当性を確認することを特徴とする請求項5に記載の登録サーバ。
  7. 上記プロキシサーバ情報確認手段は、上記登録要求に含まれている認証情報と、自己が管理している上記プロキシサーバの情報を利用して作成した認証情報との照合により、上記プロキシサーバの情報の正当性を確認することを特徴とする請求項5に記載の登録サーバ。
  8. コネクションの接続時にアクセス先となるプロキシサーバとは別個である、IP電話端末の情報を登録する登録サーバにおいて、
    到来した登録要求の正当性を確認して登録する登録実行手段と、
    登録を実行したときに、上記プロキシサーバの情報が盛り込まれている登録終了応答を、上記登録要求元に返信する応答返信手段と
    を含むことを特徴とする登録サーバ。
  9. IP電話端末と、上記IP電話端末の情報を登録する登録サーバと、コネクションの接続時にアクセス先となる、上記登録サーバとは別個のプロキシサーバとを有するIP電話システムにおいて、
    上記IP電話端末として請求項1に記載のIP電話端末を適用すると共に、上記登録サーバとして請求項5に記載の登録サーバを適用したことを特徴とするIP電話システム。
  10. IP電話端末と、上記IP電話端末の情報を登録する登録サーバと、コネクションの接続時にアクセス先となる、上記登録サーバとは別個のプロキシサーバとを有するIP電話システムにおいて、
    上記IP電話端末として請求項4に記載のIP電話端末を適用すると共に、上記登録サーバとして請求項8に記載の登録サーバを適用したことを特徴とするIP電話システム。

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JP2009049582A (ja) * 2007-08-16 2009-03-05 Fujitsu Telecom Networks Ltd Ip電話システム及びip電話設定方法

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JP2009049582A (ja) * 2007-08-16 2009-03-05 Fujitsu Telecom Networks Ltd Ip電話システム及びip電話設定方法

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