JP2006277122A - データ管理システム及びプログラム - Google Patents

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明久 小川
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Abstract

【課題】博物館などが所有する展示品等についてのデジタルデータやそれに関する属性情報を、一般利用者や博物館員等がそれぞれ与えられた権限の範囲内で利用することが可能なデータ管理システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】複数の博物館から提供されるデジタルデータと、それらのデジタルデータの特性を示す属性情報とを対応付けて記録するとともに、利用者又は博物館職員の権限とその権限に応じて利用可能なデジタルデータ又は属性情報を対応付けて記録するストレージサーバ4を有する。また、利用者又は博物館職員の権限を取得し、その権限に対応して利用可能なデジタルデータ又は属性情報を決定し、そのデジタルデータをストレージサーバ4から読み出す、又は、その属性情報に基づいてストレージサーバ4を検索することによりデジタルデータを読み出す管理サーバ2を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク上のサーバに蓄積されるデジタルデータを、利用者等の要求に応じて提供するデータ管理システム及びプログラムに関する。
従来から、複数の利用者に使用されるコンテンツを、そのコンテンツの特性を示す属性情報とともに、共通の記憶装置に記録して管理するデータ管理システムが知られている。このデータ管理システムでは、複数の提供者からのコンテンツを統合して管理し、コンテンツの提供者を含む利用者が使用を希望するコンテンツを、属性情報を指定して検索することにより、記憶装置から読み出して提供している(特許文献1)。
特開平9−6666号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている情報管理システムでは、複数の提供者から提供されるコンテンツを統合して管理することはできるものの、利用者ごとに定められる権限に応じて、その利用者に提供するコンテンツの利用を制限したり、コンテンツを検索する際に使用する属性情報の利用を制限したりすることができないという問題があった。
また、記憶装置に記録されているコンテンツや、そのコンテンツに関する属性情報の利用を、所定の利用者に対して所定の制限を加えた上で認めるといった処理ができないという問題があった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、博物館などが所有する展示品等についてのデジタルデータやそれに関する属性情報を、一般利用者や博物館員等がそれぞれ与えられた権限の範囲内で利用することが可能なデータ管理システム及びプログラムを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、複数のデータ提供者から提供されるデータを、利用者又は前記データ提供者が使用する端末で利用するためのデータ管理システムであって、前記複数のデータ提供者から提供されるデータと、それらのデータの特性を示す属性情報とを対応付けて記録する第1の記録手段と、前記利用者又は前記データ提供者の権限と、その権限に応じて利用可能なデータ又は属性情報を対応付けて記録する第2の記録手段と、利用者又はデータ提供者の権限を取得する権限取得手段と、前記権限取得手段が取得した権限により利用可能なデータ又は属性情報を、前記第2の記憶手段を参照することにより管理する管理手段と、前記管理手段が管理しているデータを前記第1の記録手段から読み出して前記端末に対して提供する、又は、前記管理手段が管理している属性情報に基づいて前記第1の記録手段を検索することによりデータを読み出して前記端末に対して提供する提供手段とを有することを特徴とするデータ管理システムである。
また、請求項2に記載の発明は、前記第2の記録手段は、更に、前記利用者又は前記データ提供者と、そのID及びパスワードを対応付けて記録し、前記権限取得手段は、前記利用者又は前記データ提供者のID及びパスワードを取得し、前記管理手段は、前記第2の記録手段が記録しているID及びパスワードと、前記権限取得手段が取得したID及びパスワードが一致する利用者又はデータ提供者の権限を認証することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システムである。
また、請求項3に記載の発明は、前記第2の記録手段は、更に、前記利用者又は前記データ提供者と、その接続元識別情報を対応付けて記録し、前記権限取得手段は、前記利用者又は前記データ提供者の接続元識別情報を取得し、前記管理手段は、前記第2の記録手段が記録している接続元識別情報と、前記権限取得手段が取得した接続元識別情報が一致する利用者又はデータ提供者の権限を認証することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システムである。
また、請求項4に記載の発明は、前記管理手段は、前記第1の記録手段に送信されるデータ及びその属性情報を監視し、既に前記第1の記録手段に記録されているデータ及びその属性情報との差分のみを前記第1の記録手段に記録することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載のデータ管理システムである。
また、請求項5に記載の発明は、前記第2の記録手段は、属性情報として、データ提供者ごとに提供されたデータを識別する情報を記録することを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載のデータ管理システムである。
また、請求項6に記載の発明は、前記提供手段は、前記利用者の権限に応じて属性情報の利用を制限し、その利用者に提供するデータの表示様式を変更することを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載のデータ管理システムである。
また、請求項7に記載の発明は、複数のデータ提供者から提供されるデータを、利用者又は前記データ提供者が使用する端末で利用するためのデータ管理プログラムであって、前記複数のデータ提供者から提供されるデータと、それらのデータの特性を示す属性情報とを対応付けて記録させる第1のステップと、前記利用者又は前記データ提供者の権限と、その権限に応じて利用可能なデータ又は属性情報を対応付けて記録させる第2のステップと、利用者又はデータ提供者の権限を取得させる第3のステップと、前記第3のステップで取得した権限により利用可能なデータ又は属性情報を、前記第2のステップで記録した権限、及び、利用可能なデータ又は属性情報を参照することにより管理させる第4のステップと、前記第4のステップで管理するデータを前記第1のステップで記録したデータ及び属性情報から読み出させて前記端末に対して提供させる、又は、前記第4のステップで管理する属性情報に基づいて前記第1のステップで記録したデータ及び属性情報を検索させることによりデータを読み出させて前記端末に対して提供させる第5のステップとをコンピュータに実行させるためのデータ管理プログラムである。
本発明では、複数のデータ提供者から提供されるデータをその属性情報と対応付けて第1の記録手段に記録し、利用者又はデータ提供者が所定の権限を有する場合にのみ、そのデータや属性情報を使用できるようにした。
これにより、利用者又はデータ提供者は、第1の記録手段に記録されている複数のデータ提供者から提供されるデータを利用できるとともに、利用者又はデータ提供者に所定の権限を付与することで、データや属性情報の利用に対して制限を設けることができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態によるデータ管理システム1の構成図である。このデータ管理システム1は、管理サーバ2、Webサーバ3、ストレージサーバ4、検索サーバ5、利活用サーバ6を有する。データ管理システム1は、データセンタなどに設置される。
データ管理システム1を利用する前提として、デジタルコンテンツ制作事業者は、博物館が所有する展示品をデジタルカメラ等で撮影することによりデジタルデータを登録する。また、その展示品に関連するタイトルやキーワードなどの属性情報が、そのデジタルデータに関連付けられて登録される。なお、本実施形態では、複数の博物館が所有する展示品をデジタルデータとして登録する場合について説明しているが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、美術館が所有する美術品などをデジタルデータとして登録するようにしてもよい。また、展示品を扱えるのは学芸員などに限られるので、展示品をデジタルカメラ等で撮影してデジタルデータを登録するのは、デジタルコンテンツ制作事業者ではなく、博物館職員であってもよい。
本実施形態によるデータ管理システム1は、一般利用者、博物館、利活用事業者などが利用を希望する展示品についてのデジタルデータを取得するために利用される。一般利用者、博物館職員、利活用事業者などは、インターネットなどのネットワーク7を介してデータ管理システム1へアクセスすることが可能であり、博物館等が所有する展示品のデジタルデータを取得した利、そのデジタルデータに関連する属性情報を利用して検索を行うことなどが可能である。また、利活用事業者は、データ管理システム1により利用が認められたデジタルデータについて、その展示品の商品化等の二次利用をすることができる。
データ管理システム1と博物館(A博物館、B博物館、C博物館、・・・)等は、地域IP網などの閉域網のネットワーク8により接続されている。なお、ネットワーク8は、閉域網であることが好ましいが、インターネットなどを利用してもよい。
管理サーバ2は、一般利用者、博物館職員、利活用事業者によるデジタルデータや属性情報の利用、デジタルデータについての変更や修正などの利用を制限するためのサーバである。例えば、管理サーバ2は、データ管理システム1に登録されているデジタルデータや属性情報に対して変更、修正等が可能な者としては、ある一定の資格を持つ博物館職員などを登録する。
また、管理サーバ2は、一般利用者などから検索サーバ5に対してある展示品がデータ管理システム1に登録されているか否かの検索を依頼された場合に、ある博物館(例えば、A博物館)内のデータベースのみを検索の対象とするのか、あるいは、全ての博物館(例えば、A博物館、B博物館、C博物館、・・・)のデータベースを検索の対象とするのかについて管理する。
Webサーバ3は、一般利用者などがデータ管理システム1に登録されているデジタルデータを閲覧する際にアクセスするサーバである。
ストレージサーバ4は、博物館などが所有する展示品等についてのデジタルデータや、そのデジタルデータに関連する属性情報やアクセス権限の情報を、記憶領域を分割することにより博物館ごとに分類して記録している。ここで、属性情報としては、博物館の展示品のタイトルやその展示品に関連するキーワードなどが用いられる。また、アクセス権限としては、デジタルデータについて変更や修正を認めるか否か、利活用業者に対して二次利用を認めるかなどについての情報が記録される。アクセス権限についての情報の一例を図2に示す。アクセス権限の情報としては、図2(a)、(b)に示すように、展示品ごと(A展示品、B展示品、・・・)ごとに、「一般利用者」、「利活用事業者」、「博物館職員」、「他の博物館の博物館職員」等に対して、ストレージサーバ4に登録されているデジタルデータの「閲覧」、「検索」、「データ登録・修正」等のいずれの機能の使用を認めるかについての情報などが記録されている。
ここで、「閲覧」とは、検索した情報を基に展示品を選択し、デジタルデータ及びその属性情報をPC等の端末上に表示することをいう。また、「検索」とは、「一般利用者」「利活用事業者」、「A博物館職員」、「B博物館職員」などのデータ管理システム1の利用者が、キーワード(例えば「展示品(○○博物館)」、「時代」、「年代」、「作者」、「分野(土器、絵図、彫刻など)」)を入力することで、展示品との部分一致や完全一致による調査を行うことをいう。
なお、図2では、アクセス権限について利用者ごとに使用可能な機能を登録しておく場合について説明したが、属性情報についても同様に利用者ごとに閲覧可能な項目を設定する。
検索サーバ5は、一般利用者、博物館職員、利活用事業者などが、それぞれの端末から検索条件を入力することにより、属性情報を利用して、博物館が所有する展示品についての情報を検索するサーバである。
利活用サーバ6は、利活用事業者がデータ管理システム1を利用する際にアクセスするサーバであり、博物館が所有する展示品についての二次利用が可能な展示品を検索する際などに利用される。
図1で示したデータ管理システム1を使用することにより、一般利用者等は、実際に博物館に行くことなく、ネットワーク7を介して博物館が所有する展示品を閲覧等することが可能である。一方、博物館職員がデジタルデータにアクセスする際は閉域網のネットワーク8を介するために、インターネットなどのネットワーク7を利用する場合とは異なり、外部からの不正なアクセスを防止することが可能である。
次に、本実施形態によるデータ管理システム1の動作について説明する。
図3は、本実施形態のデータ管理システム1によるデジタルデータ、その属性情報及びアクセス権限の登録方法を示すシーケンス図である。デジタルコンテンツ制作者は、博物館が所有する展示品をデジタルカメラなどを用いてデジタルデータ化する(ステップS101)。そして、デジタルコンテンツ制作者のID及びパスワードを管理サーバ2により認証した後、デジタルコンテンツ制作者により制作されたデジタルデータは、ストレージサーバ4に登録される(ステップS102)。
一方、博物館職員は、博物館職員が使用するPC(Personal Computer)などの端末からストレージサーバ4に登録された博物館の展示品についてのデジタルデータの閲覧を要求する(ステップS103)。博物館職員が使用する端末により、ストレージサーバ4に対してデジタルデータの送信を要求するデータ要求信号が送信される(ステップS104)。ストレージサーバ4は、博物館職員が使用する端末からデジタルデータのデータ要求信号を受信すると、ストレージサーバ4内を検索し、そのデジタルデータを博物館職員が使用する端末に対して送信する(ステップS105)。
博物館職員は、博物館職員が使用する端末から、ストレージサーバ4から受信したデジタルデータについて、そのデジタルデータに関連する属性情報や、アクセス権限を登録する(ステップS106)。
博物館職員の使用する端末から入力された属性情報についての情報は、ストレージサーバ4に送信され登録される(ステップS107)。また、博物館職員の使用する端末から入力されたアクセス権限についての情報は、管理サーバ2に送信され登録される(ステップS108)。
管理サーバ2では、ストレージサーバ4を調査することにより、ステップS107で送信され登録された属性情報と、先に登録されている属性情報との差分を、一定間隔あるいは随時、監視し(ステップS109)、属性情報が追加又は変更されているか否かについて調査する(ステップS110)。
ストレージサーバ4では、前回調査したときの属性情報と、今回調査したときの属性情報に差分があるか否かについて判定する(ステップS111)。両者のデータに差分がない場合には、ステップS111で「No」と判定し、更新されたデータはないものとして処理を終了する(ステップS112)。一方、両者のデータに差分がある場合には、ステップS111で「Yes」と判定し、その属性情報のうち、検索に必要な属性情報の部分を検索サーバ5に登録する(ステップS113)。これによって、検索サーバ5により検索を行う際に利用する属性情報が最新の情報に更新される(ステップS114)。
図4は、本実施形態のデータ管理システム1による一般利用者のデジタルデータの利用方法を示すシーケンス図である。始めに、一般利用者は、一般利用者が使用するPC等の端末により(ステップS201)、データ管理システム1のWebサーバ3にアクセスする(ステップS202)。Webサーバ3は、アクセスしてきた一般利用者が使用する端末に対して、データ管理システム1のWebサイトのデータを転送する(ステップS203)。一般利用者は、閲覧等を希望している展示品の属性情報等の検索条件を、一般利用者が使用する端末から入力する(ステップS204)。なお、一般利用者等が検索条件を入力する際に、一部の属性情報の項目のみを表示することにより、一般利用者等が検索条件として利用できる属性情報を制限するようにしてもよい。
一般利用者が使用する端末から入力された検索条件は、検索サーバ5に送信され(ステップS205)、検索条件に合う展示品がデータ管理システム1に登録されているか否かについて検索する(ステップS206)。検索条件に合う展示品が存在しなかった場合には、ステップS206で「No」と判定し、「検索条件に合う展示品はデータ管理システム1に登録されていない」旨のメッセージを利用者が使用する端末に対して送信し(ステップs207)、そのメッセージを表示画面等に表示する(ステップS208)。一方、検索条件に合う展示品が存在する場合には、ステップS206で「Yes」と判定し、管理サーバ5に問い合わせることにより(ステップS209)、その展示品が公開してもよいものであるか否かについて、図2に示したようなアクセス権限の情報に基づいて判定する(ステップS210)。
公開が認められていない展示品である場合には、ステップS210で「No」と判定し、「該当する展示品は公開が認められていない」旨を通知するメッセージを一般利用者が使用する端末に対して送信し(ステップS211)、そのメッセージを表示画面等に表示する(ステップS212)。
一方、公開が認められている展示品である場合には、ステップS210で「Yes」と判定し、その展示品に関する情報をストレージサーバ4に対して送信し(ステップS213)、検索を行う(ステップS214)。そして、その展示品のデジタルデータをWebサーバ3に送信し(ステップS215)、検索結果として一般利用者が使用する端末に対して送信し(ステップS217)、表示画面に表示させる。なお、デジタルデータを一般利用者が使用する端末の表示画面に表示させる際には、ステップS216のように一般利用者が「予め指定した様式」に従って表示するようにしてもよいし、デフォルトの設定を適用して所定の様式に従って表示するようにしてもよい。
なお、「予め指定した様式」は以下のように指定される。つまり、一般利用者が、一般利用者が使用する端末からWebサーバ3にアクセスし、Webサイトのデータを取得する。そして、そのWebサイトにおける表示画面を編集するための表示画面編集サイトを選択し、その表示画面編集サイトで表示項目を選択する。そして、その選択した表示項目の情報と一般利用者の識別情報とを、一般利用者の使用する端末からWebサーバ3に対して送信することにより、それらの情報をWebサーバ3に登録する。Webサーバ3からは一般利用者が使用する端末に対して、登録が完了した旨を通知することにより「予め指定した様式」の設定を完了する。
図5は、本実施形態によるデータ管理システム1による博物館職員等によるデジタルデータの検索方法を示すシーケンス図である。
なお、「博物館職員」は、「全体管理者」、「各部署における管理者」、「一般職員」などにより構成される。図2において、「全体管理者」は、権限設定のための管理者であり、博物館に1、2名程度配置される。この「全体管理者」は、博物館内における「閲覧」、「検索」、「データ登録・修正」などの全ての作業が可能である。また、「各部署における管理者」は、データの登録・修正作業を行う実務者であり、博物館に2、3名程度配置される。この「各部署における管理者」は、博物館内における「閲覧」、「検索」や、部署内における「データ登録・修正」などの作業が可能であるとともに、「一般職員」に対する権限付与も可能である。また、「一般職員」は、博物館内における「閲覧」、「検索」などは可能であるが、「データ登録・修正」は認められておらず行うことができない。
図5に戻り、博物館管理者は、データ管理システム1に登録してあるデジタルデータのについてのアクセスの可否について規定するアクセス許可情報を、PC等の端末から入力する(ステップS301)。博物館管理者が使用する端末から入力されたアクセス許可情報は、管理サーバ2に送信される(ステップS302)。
一方、博物館職員は、PC等の端末から閲覧したい展示品の属性情報等の検索条件を入力する(ステップS303)。検索条件として閲覧できる属性情報は、博物館職員の資格などに応じて異なるようにすることも可能である。博物館職員の資格などに応じて、検索条件として閲覧できる属性情報を異なるようにするには、ID及びパスワードによって博物館職員を識別する。博物館職員に、全ての属性情報を利用して検索可能とするか、一部の属性情報のみを利用して検索可能とするかについての情報は予め登録される。
博物館職員が使用する端末から入力された検索条件は、検索サーバ5に送信され(ステップS304)、その検索条件に合うデータが存在するか否かについて判定する(ステップS305)。検索条件に合うデータが存在しない場合には、ステップS305で「No」と判定し、「検索条件に合うデータが存在しない」旨のメッセージを博物館職員が使用する端末に対して送信し(ステップS306)、そのメッセージを表示画面に表示して検索結果を通知する(ステップS307)。一方、検索条件に合うデータが存在する場合には、ステップS305で「Yes」と判定し、「検索条件に合うデータが存在する」旨のメッセージを博物館職員が使用する端末に対して送信し(ステップS308)、そのメッセージを表示画面に表示して検索結果を通知する(ステップS309)。
博物館職員は、検索結果に基づいて、端末から管理サーバ2に対してデジタルデータの閲覧要求信号を送信する(ステップS310)。管理サーバ2は、博物館職員が使用する端末から送信された閲覧要求信号で特定されるデジタルデータが、博物館職員に対して公開してもよい展示品であるか否かについてステップS301及びS302で登録したアクセス許可情報のデータベースを参照することにより判定する(ステップS311)。公開が認められない展示品である場合には、ステップS311で「No」と判定し、「当該展示品は公開が認められない」旨のメッセージを博物館職員が使用する端末に対して送信し(ステップS312)、そのメッセージを表示画面等に表示する(ステップS313)。
一方、公開が認められている展示品である場合には、ステップS311で「Yes」と判定し、ストレージサーバ4に対してデジタルデータの送信を要求するデータ要求信号を送信する(ステップS314)。ストレージサーバ4は、管理サーバ2から送信されたデータ要求信号で特定されるデジタルデータを読み出し、検索サーバ5に対して送信する(ステップS315)。検索サーバ5は、博物館職員が予め設定した様式で検索結果を表示画面に表示し(ステップS316)、表示結果を博物館職員が使用する端末に対して送信する(ステップS317)。なお、デジタルデータを博物館職員が使用する端末の表示画面に表示させる際には、博物館職員が予め指定した様式に従って表示するようにしてもよいし、デフォルトの設定を適用して所定の様式に従って表示するようにしてもよい。
なお、博物館管理者が、博物館職員の資格などによって表示範囲を異にする様式を予め指定することにより、博物館職員の資格などに応じて見ることができる情報を変更することも可能である。
図6は、本実施形態のデータ管理システム1に登録されているデジタルデータの修正方法を示すシーケンス図である。ここでは、博物館職員がデータ管理システム1に登録されているデジタルデータの修正を行う場合について説明する(ステップS401)。博物館職員は、PC等の端末から修正を希望するデジタルデータの送信を要求する閲覧要求信号を管理サーバ2に対して送信する(ステップS402)。管理サーバ2は、閲覧要求信号を送信した博物館職員が、そのデジタルデータの修正や変更を行う権限を有しているか否かについて判定する(ステップS403)。
この判定は、博物館管理者によって予め定められているアクセス許可情報及びIDなどに基づいて行われる。博物館職員が権限を有していない場合には、ステップS403で「No」と判定し、「デジタルデータを修正、変更等する権限を有していない」旨のメッセージを、博物館職員が使用する端末に対して送信し(ステップS404)、そのメッセージを表示画面に表示する(ステップS405)。一方、博物館職員が権限を有している場合には、ステップS403で「Yes」と判定し、ストレージサーバ4に対してデジタルデータの送信を要求するデータ要求信号を転送する(ステップS406)。ストレージサーバ4は、該当するデジタルデータを読み出し、そのデジタルデータを博物館職員が使用する端末に対して送信する(ステップS407)。
博物館職員は、受信したデジタルデータに基づいて、そのデジタルデータの修正や変更等の作業を行い(ステップS408)、その作業が終了すると修正等を行ったデジタルデータをストレージサーバ4に対して送信する(ステップS409)。
ストレージサーバ4は、ステップS407で博物館職員が使用する端末に対して送信したデジタルデータと、ステップS409で博物館職員が使用する端末から受信したデジタルデータを比較することにより、両者のデータに差分があるか否かについて判定する(ステップS410)。差分がない場合には、ステップS410で「No」と判定し(ステップS411)、デジタルデータに修正や変更等はなかったものとして処理を終了する(ステップS412)。一方、差分がある場合には、ステップS410で「Yes」と判定し、その差分のうち、検索に必要な部分を検索サーバ5に登録する(ステップS413)。このような処理を行うことにより、検索サーバ5により検索を行う際に利用するデジタルデータが最新の情報に更新される(ステップS414)。
図7は、本実施形態のデータ管理システム1において博物館が他の博物館に対してデジタルデータの閲覧を許可して当該他の博物館が閲覧する場合の処理方法を示すシーケンス図である。このシーケンス図は、研究目的などでは、ある博物館職員が他の博物館が所有する展示品についての情報を取得することが必要な場合などに利用される。ここでは、A博物館がB博物館職員に対して、A博物館の所有する展示品についてのデジタルデータの閲覧を許可する場合について説明する。
A博物館管理者は、A博物館が所有する展示品のデジタルデータについて、B博物館等を含めた他の博物館に閲覧等を許可するか否かについて規定するアクセス許可情報を入力する(ステップS501)。A博物館管理者の端末から入力されたアクセス許可情報は、管理サーバ2に送信され登録される(ステップS502)。
一方、B博物館職員は、B博物館職員の端末を介して閲覧を希望する展示品についての検索情報を入力する(ステップS503)。B博物館職員の端末から入力された検索情報は、検索サーバ5に送信され(ステップS504)、検索条件に合うデジタルデータが存在するか否かについて判定する(ステップS505)。検索条件に合うデジタルデータが存在しない場合には、ステップS505で「No」と判定し(ステップS506)、「検索条件に合うデジタルデータが存在しない」旨をB博物館職員の端末に表示し通知する(ステップS507)。一方、検索条件に合うデジタルデータが存在する場合には、ステップS505で「Yes」と判定し、そのデジタルデータの展示品を所有する博物館をB博物館職員の端末に送信し(ステップS508)、表示画面に表示する(ステップS509)。ここでは、デジタルデータの展示品をA博物館が所有している場合について説明する。B博物館職員は、検索結果に基づいて管理サーバ2に対して、デジタルデータの送信を要求する閲覧要求信号を送信する(ステップS510)。
管理サーバ2は、閲覧要求信号を受信したデジタルデータがB博物館職員に対して公開することが認められている展示品であるか否かについて判定する(ステップS511)。この判定のために、B博物館職員からのアクセスであることを、ID及びパスワードにより識別する。また、接続元IPアドレスなどの接続元識別情報を参照することにより、B博物館の端末からのアクセスであることを識別するようにしてもよい。
B博物館職員に対して公開が認められていない場合には、ステップS511で「No」と判定し(ステップS512)、B博物館職員が使用する端末に対して、要求された展示品の公開は認められていない旨を通知する(ステップS513)。一方、B博物館職員に対して公開が認められている場合には、ステップS511で「Yes」と判定し(ステップS514)、要求された展示品の公開が認められている旨を通知する(ステップS515)。なお、A博物館管理者は、B博物館職員に対して、全ての展示品についてのデジタルデータを開示せずに、一部の展示品についてのみ公開するようにしてもよい。このように特定の博物館職員に対して所定の展示品の公開を制限する場合には、前述した図2に示すようなデータベースに、展示品ごと、博物館職員ごとの公開・非公開の情報を予め記録しておく。
B博物館職員は、閲覧等を希望するA博物館の展示品のデジタルデータを取得するために、ID及びパスワードの入力を行う(ステップS516)。なお、このID及びパスワードの情報はB博物館職員がデータ管理システム1を利用する前提として、予め登録しておく必要がある。
B博物館職員が使用する端末から入力されたID及びパスワードは、管理サーバ2に送信され(ステップS517)、管理サーバ5に予め登録されているID及びパスワードと一致しているか否かについての判定が行われる(ステップS518)。ID及びパスワードが一致していない場合には(ステップS519)、ステップS518で「No」と判定し、ステップS516へ進み、再度、ID及びパスワードの入力を求める。一方、ID及びパスワードが一致している場合には、管理サーバ2は、ストレージサーバ4に対してデジタルデータの送信を要求するデータ要求信号を送信する(ステップS520)。
ストレージサーバ4は、該当するデジタルデータを読み出して検索サーバ5に対して、そのデジタルデータを送信する(ステップS521)。検索サーバ5は、ストレージサーバ4から受信したデジタルデータを、B博物館職員が予め設定した様式等により表示画面に表示し(ステップS522)、そのデジタルデータをB博物館職員が使用する端末に対して送信する(ステップS523)。
なお、上記説明では、システムのセキュリティを保護するために、IDとパスワードを使用して利用者を認定する場合について説明したが、このような構成に限定されるものではない。例えば、B博物館職員のID及びパスワードが一致しなかった場合には、一般利用者としてデータ管理システムを使用させるようにしてもよい。
図8は、本実施形態のデータ管理システム1において利活用事業者がデジタルデータを取得する場合の処理方法を示すシーケンス図である。利活用事業者は、利活用事業者が使用するPC等の端末によりデータ管理システム1を利用して(ステップS601)、利活用サーバ6にアクセスする(ステップS602)。利活用事業者が利活用サーバ6へアクセスする際には、ID及びパスワードで利活用事業者からのアクセスであることを識別する。
利活用サーバ6からは利活用事業者が使用する端末に対して属性情報などを用いて検索を行う機能等を備えるWebサイトのデータが送信される(ステップS603)。利活用事業者は、利活用事業者が使用する端末から、デジタルデータを取得することを希望する展示品の属性情報などについての検索条件を入力する(ステップS604)。
この検索条件は、検索サーバ5に送信され(ステップS605)、その検索条件に合うデジタルデータが存在するか否かについて検索する(ステップS606)。検索条件に合うデジタルデータが存在しない場合には、ステップS606で「No」と判定し(ステップS607)、「検索条件に合う展示品は存在しない」旨のメッセージを利活用事業者の端末に表示して通知する(ステップS608)。一方、検索条件に合うデジタルデータが存在する場合にはステップS606で「Yes」と判定し(ステップS609)、管理サーバ2によりそのデジタルデータが二次利用等の利活用してもよい展示品であるか否かについて判定する(ステップS610)。利活用してもよい展示品か否かは、博物館の各部署における博物館管理者(デジタルデータの登録者など)が利活用の可否を登録しておき、その登録情報に基づいて利活用の可否を利活用サーバ6により判定する。
利活用できない展示品である場合には、ステップS610で「No」と判定し(ステップS611)、利活用事業者の端末にその展示品が利活用できない展示品であることを表示する(ステップS612)。一方、利活用できる展示品である場合には、ステップS610で「Yes」と判定し(ステップS613)、ストレージサーバ4でデジタルデータを検索し(ステップS614)、利活用サーバ6に対してそのデジタルデータを送信する(ステップS615)。利活用サーバ6は、利活用事業者が予め設定した様式等でデジタルデータを表示し(ステップS616)、そのデジタルデータを利活用事業者の端末に対して送信する(ステップS617)。
一般利用者が検索できるデジタルデータには電子透かし等が埋め込まれているので利活用することはできないが、利活用できるデジタルデータには電子透かし等が埋め込まれていないので利活用事業者が利活用することができる。
本実施形態のデータ管理システム1を使用すれば、図9に示すような機能を実現することができる。つまり、管理サーバ2は、ストレージサーバ4に記録されているデジタルデータや属性情報の更新を監視し、更新された情報の差分のうち、検索に必要な部分のみを検索サーバ5へ登録する。このようにして検索を実現することができる(図3参照)。これにより、デジタルデータや属性情報の更新があった場合に、それらのデータを全て登録し直す必要がなく、差分情報のみを登録すればよいので更新作業を効率的に行うことが可能になる。
また、本実施形態のデータ管理システム1を使用すれば、図10に示すような機能を実現することができる。つまり、ある博物館に対する一般利用者から検索の依頼に対して、博物館ごとに区切られた記憶領域に保存されているデータベースの中から、特定の博物館のデータベースに記録されているデジタルデータや属性情報を指定して検索を実行することができる(図4参照)。また、全ての博物館のデータベースに対して、ある条件に基づいて利活用事業者等から依頼された検索を実行することができる(図8参照)。これにより、本実施形態によるデータ管理システム1は、多数の博物館及び美術館のデジタルデータを一元的に管理することが可能になり、ある博物館だけのデジタルデータ等だけを検索したり、全ての博物館についてのデータベースを検索したりすることが可能になるので、一般利用者等の要求に柔軟に対応することが可能となる。
また、本実施形態のデータ管理システム1を使用すれば、図11に示すような機能を実現することができる。つまり、博物館職員の資格や職位に応じて、デジテルデータや属性情報に対する利用を制限することができる(図5参照)。これにより、デジタルデータや属性情報の利用、修正などの権限を、博物館職員毎に設定することができ、実際の展示品を管理する場合と同様の権限を博物館職員毎に付与することが可能となる。
また、本実施形態のデータ管理システム1を使用すれば、図12に示すような機能を実現することができる。つまり、ある博物館が所有する展示品についてのデジタルデータや属性情報に対して、他の博物館の博物館職員からの閲覧や利用を許可することが可能になる(図7参照)。ただし、この場合、他の博物館職員によるデジタルデータや属性情報について変更や修正を行うことについては認めないようにしている。これにより、ある博物館の博物館職員が他の博物館が所有する展示品を調査する必要がある場合に、実際にその博物館に出向くことなく、ネットワークを介して展示品のデジタルデータを閲覧等することが可能になる。
また、本実施形態のデータ管理システム1を使用すれば、図13に示すような機能を実現することができる。つまり、一般利用者、博物館職員、利活用事業者が予め登録した様式に基づいて、検索結果をそれぞれにカスタマイズして表示することが可能になる。これにより、1つの展示品について数百も登録されることがある属性情報の項目に対して、一般利用者、博物館職員、利活用事業者といった利用者の専門性、興味の分野、必要とする項目などの相違に応じて、表示する様式を変更して表示したり、各個人の設定に基づいて表示したりすることが可能となる。
なお、以上説明した実施形態において、図1の管理サーバ2、Webサーバ3、検索サーバ5、利活用サーバ6などの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりデータ管理システム1の制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の実施形態によるデータ管理システム1の構成図である。 アクセス権限についての情報の一例を示す図である。 本実施形態のデータ管理システム1によるデジタルデータ、その属性情報及びアクセス権限の登録方法を示すシーケンス図である。 本実施形態のデータ管理システム1による一般利用者のデジタルデータの利用方法を示すシーケンス図である。 本実施形態によるデータ管理システム1による博物館職員等によるデジタルデータの検索方法を示すシーケンス図である。 本実施形態のデータ管理システム1に登録されているデジタルデータの修正方法を示すシーケンス図である。 本実施形態のデータ管理システム1において博物館が他の博物館に対してデジタルデータの閲覧を許可して当該他の博物館が閲覧するする場合の処理方法を示すシーケンス図である。 本実施形態のデータ管理システム1において利活用事業者がデジタルデータを取得する場合の処理方法を示すシーケンス図である。 本実施形態によるデータ管理システム1を使用することにより実現できる機能を示す図である。 本実施形態によるデータ管理システム1を使用することにより実現できる機能を示す図である。 本実施形態によるデータ管理システム1を使用することにより実現できる機能を示す図である。 本実施形態によるデータ管理システム1を使用することにより実現できる機能を示す図である。 本実施形態によるデータ管理システム1を使用することにより実現できる機能を示す図である。
符号の説明
1・・・データ管理システム、
2・・・管理サーバ、
3・・・Webサーバ、
4・・・ストレージサーバ、
5・・・検索サーバ、
6・・・利活用サーバ、
7・・・ネットワーク、
8・・・ネットワーク

Claims (7)

  1. 複数のデータ提供者から提供されるデータを、利用者又は前記データ提供者が使用する端末で利用するためのデータ管理システムであって、
    前記複数のデータ提供者から提供されるデータと、それらのデータの特性を示す属性情報とを対応付けて記録する第1の記録手段と、
    前記利用者又は前記データ提供者の権限と、その権限に応じて利用可能なデータ又は属性情報を対応付けて記録する第2の記録手段と、
    利用者又はデータ提供者の権限を取得する権限取得手段と、
    前記権限取得手段が取得した権限により利用可能なデータ又は属性情報を、前記第2の記憶手段を参照することにより管理する管理手段と、
    前記管理手段が管理しているデータを前記第1の記録手段から読み出して前記端末に対して提供する、又は、前記管理手段が管理している属性情報に基づいて前記第1の記録手段を検索することによりデータを読み出して前記端末に対して提供する提供手段と、
    を有することを特徴とするデータ管理システム。
  2. 前記第2の記録手段は、更に、前記利用者又は前記データ提供者と、そのID及びパスワードを対応付けて記録し、
    前記権限取得手段は、前記利用者又は前記データ提供者のID及びパスワードを取得し、
    前記管理手段は、前記第2の記録手段が記録しているID及びパスワードと、前記権限取得手段が取得したID及びパスワードが一致する利用者又はデータ提供者の権限を認証することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システム。
  3. 前記第2の記録手段は、更に、前記利用者又は前記データ提供者と、その接続元識別情報を対応付けて記録し、
    前記権限取得手段は、前記利用者又は前記データ提供者の接続元識別情報を取得し、
    前記管理手段は、前記第2の記録手段が記録している接続元識別情報と、前記権限取得手段が取得した接続元識別情報が一致する利用者又はデータ提供者の権限を認証することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システム。
  4. 前記管理手段は、前記第1の記録手段に送信されるデータ及びその属性情報を監視し、既に前記第1の記録手段に記録されているデータ及びその属性情報との差分のみを前記第1の記録手段に記録することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載のデータ管理システム。
  5. 前記第2の記録手段は、属性情報として、データ提供者ごとに提供されたデータを識別する情報を記録することを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載のデータ管理システム。
  6. 前記提供手段は、前記利用者の権限に応じて属性情報の利用を制限し、その利用者に提供するデータの表示様式を変更することを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載のデータ管理システム。
  7. 複数のデータ提供者から提供されるデータを、利用者又は前記データ提供者が使用する端末で利用するためのデータ管理プログラムであって、
    前記複数のデータ提供者から提供されるデータと、それらのデータの特性を示す属性情報とを対応付けて記録させる第1のステップと、
    前記利用者又は前記データ提供者の権限と、その権限に応じて利用可能なデータ又は属性情報を対応付けて記録させる第2のステップと、
    利用者又はデータ提供者の権限を取得させる第3のステップと、
    前記第3のステップで取得した権限により利用可能なデータ又は属性情報を、前記第2のステップで記録した権限、及び、利用可能なデータ又は属性情報を参照することにより管理させる第4のステップと、
    前記第4のステップで管理するデータを前記第1のステップで記録したデータ及び属性情報から読み出させて前記端末に対して提供させる、又は、前記第4のステップで管理する属性情報に基づいて前記第1のステップで記録したデータ及び属性情報を検索させることによりデータを読み出させて前記端末に対して提供させる第5のステップと、
    をコンピュータに実行させるためのデータ管理プログラム。
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