JP2006275808A - ナビゲーション装置、サーバ、ナビゲーションシステム、制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 自車の目的地設定後、目的地設定情報を算出して交通情報収集/提供システムに送信する。この受信情報及び同様の経路を利用する他車の情報を目的地設定情報DBに格納する。その後走行中に他車が渋滞に進入すると、遅延判定機能が算出された最短時間経路及び旅行時間に基づいて、その地点における予測通過時間と実際の通過時間とを比較する。その結果、閾値以上に遅延した場合、他車の現在地と遅延時間情報とを交通情報収集/提供システムに送信する。新たな渋滞情報の受信後、交通情報収集/提供システムは、これから該渋滞箇所を通過する予定の車両に対して更新された渋滞情報を送信する。そして、各車両毎に新たな渋滞情報の受信後、目的地への経路を再検索する。
【選択図】 図1
Description
図2は、第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
図3は、第1の実施形態の動作を示すシーケンスチャートである。
また、本実施形態におけるナビゲーションシステムによれば、他車30や他車40のみならず自車10が渋滞に突入してしまった場合にも、自車10側から渋滞情報を送信して、他車30や他車40のデータを更新することが可能である。第2の実施形態では、自車10が渋滞情報を検出する場合について、図面を参照しながらより詳細に説明する。
図7は、第2の実施形態の動作を示すシーケンスチャートである。
11,31,41,51 カーナビゲーションシステム
12,32,42 経路探索機能
13,23,33,43 渋滞予測データベース(DB)
14,34,44 遅延判定機能
20 交通情報収集/提供システム
25 目的地設定情報データベース(DB)
30,40,50 他車両
100 ネットワーク
Claims (33)
- 車両の目的地までの誘導経路を探索するナビゲーション装置であって、
過去の渋滞情報を蓄積して、蓄積された前記渋滞情報から渋滞予測情報を生成する渋滞予測情報生成手段と、
前記誘導経路内の任意の地点における通過予測時間と実際の通過時間との時間差を算出する通過時間差算出手段と、
予め設定された閾値と前記時間差とを比較して、前記時間差が前記閾値を越えたか否かを判定する判定手段と、
前記時間差が前記閾値を超えた場合には、前記通過予測時間に対して前記時間差分の遅れが生じていることを判断する遅延判断手段と、
を有することを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記遅れが生じていると判断した場合には、前記時間差と、遅延判定時点における位置情報とを遅延情報として生成する遅延情報生成手段と、
前記渋滞予測情報を前記遅延情報に関連付けて更新して、渋滞予測更新情報を生成する渋滞予測更新情報生成手段とをさらに有し、
前記渋滞予測更新情報を外部に送信することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。 - 前記閾値は、ユーザが設定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
- 各車両からの前記渋滞予測更新情報を受信する渋滞予測更新情報受信手段と、
前記渋滞予測更新情報に基づいて自車両の渋滞予測情報を更新する渋滞予測情報更新手段と、
更新された前記渋滞予測情報に応じて目的地までの前記誘導経路を再度探索する誘導経路再探索手段とをさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。 - 再探索された前記誘導経路と、再探索する直前までの前記誘導経路とを比較する誘導経路比較手段をさらに有し、直前までの前記誘導経路が前記目的地まで最短時間で到着する場合には、前記誘導経路を更新しないことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のナビゲーション装置。
- 車両の目的地までの誘導経路を探索するサーバであって、
過去の渋滞情報を蓄積して、蓄積された前記渋滞情報から渋滞予測情報を生成する渋滞予測情報生成手段と、
各車両から送信される前記目的地までの誘導経路に関する目的地設定情報を受信して蓄積する目的地設定情報蓄積手段と、
前記各車両の中の第1の車両から送信される渋滞予測更新情報を受信して、前記渋滞予測情報を更新する渋滞予測情報更新手段とを有することを特徴とするサーバ。 - 前記渋滞予測更新情報は、前記各車両の、
前記誘導経路内の任意の地点における通過予測時間と実際の通過時間との時間差を算出する通過時間差算出手段と、
予め設定された閾値と前記時間差とを比較して、前記時間差が前記閾値を越えたか否かを判定する判定手段と、
前記時間差が前記閾値を超えた場合には、前記通過予測時間に対して前記時間差分の遅れが生じていることを判断する遅延判断手段と、
前記遅れが生じていると判断した場合には、前記時間差と、遅延判定時点における位置情報とを遅延情報として生成する遅延情報生成手段と、
前記渋滞予測情報を前記遅延情報に関連付けて更新する手段と、
によって生成される情報であることを特徴とする請求項6に記載のサーバ。 - 前記第1の車両から渋滞予測更新情報を受信した場合には、前記目的地設定情報を参照して、前記第1の車両と同じ前記誘導経路を通過する後続車両を検索する車両検索手段をさらに有することを特徴とする請求項6又は7に記載のサーバ。
- 前記車両検索手段によって検出された前記後続車両に前記渋滞予測更新情報を送信することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のサーバ。
- ナビゲーション装置がネットワークを介してサーバに接続され、車両の目的地までの誘導経路を探索するナビゲーションシステムであって、
前記ナビゲーション装置は、
過去の渋滞情報を蓄積して、蓄積された前記渋滞情報から渋滞予測情報を生成する渋滞予測情報生成手段と、
前記誘導経路内の任意の地点における通過予測時間と実際の通過時間との時間差を算出する通過時間差算出手段と、
予め設定された閾値と前記時間差とを比較して、前記時間差が前記閾値を越えたか否かを判定する判定手段と、
前記時間差が前記閾値を超えた場合には、前記通過予測時間に対して前記時間差分の遅れが生じていることを判断する遅延判断手段と、
を有し、
前記サーバは、
前記渋滞予測情報生成手段と、
前記ナビゲーション装置から送信される前記目的地までの誘導経路に関する目的地設定情報を受信して蓄積する目的地設定情報蓄積手段と、
前記ナビゲーション装置の中の第1の前記ナビゲーション装置から送信される前記渋滞予測更新情報を受信して、前記渋滞予測情報を更新する渋滞予測情報更新手段と、
を有することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 前記ナビゲーション装置は、
前記遅れが生じていると判断した場合には、前記時間差と、遅延判定時点における位置情報とを遅延情報として生成する遅延情報生成手段と、
前記渋滞予測情報を前記遅延情報に関連付けて更新して、渋滞予測更新情報を生成する渋滞予測更新情報生成手段とをさらに有し、
前記渋滞予測更新情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項10に記載のナビゲーションシステム。 - 前記ナビゲーション装置は、
前記閾値が、ユーザが設定可能であることを特徴とする請求項10又は11に記載のナビゲーションシステム。 - 前記ナビゲーション装置は、
各ナビゲーション装置からの前記渋滞予測更新情報を受信する渋滞予測更新情報受信手段と、
前記渋滞予測更新情報に基づいて自車両の前記ナビゲーション装置の渋滞予測情報を更新する渋滞予測情報更新手段と、
更新された前記渋滞予測情報に応じて目的地までの前記誘導経路を再度探索する誘導経路再探索手段とをさらに有することを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載のナビゲーションシステム。 - 前記ナビゲーション装置は、
再探索された前記誘導経路と、再探索する直前までの前記誘導経路とを比較する誘導経路比較手段をさらに有し、直前までの前記誘導経路が前記目的地まで最短時間で到着する場合には、前記誘導経路を更新しないことを特徴とする請求項10から13の何れか1項に記載のナビゲーションシステム。 - 前記サーバは、
前記第1のナビゲーション装置から前記渋滞予測更新情報を受信した場合には、前記目的地設定情報を参照して、前記第1の車両と同じ前記誘導経路を通過する後続車両を検索する車両検索手段をさらに有することを特徴とする請求項10に記載のナビゲーションシステム。 - 前記サーバは、
前記車両検索手段によって検出された前記後続車両に前記渋滞予測更新情報を送信することを特徴とする請求項10又は15に記載のナビゲーションシステム。 - 車両の目的地までの誘導経路を探索するナビゲーション装置の制御方法であって、
過去の渋滞情報を蓄積して、蓄積された前記渋滞情報から渋滞予測情報を生成する渋滞予測情報生成工程と、
前記誘導経路内の任意の地点における通過予測時間と実際の通過時間との時間差を算出する通過時間差算出工程と、
予め設定された閾値と前記時間差とを比較して、前記時間差が前記閾値を越えたか否かを判定する判定工程と、
前記時間差が前記閾値を超えた場合には、前記通過予測時間に対して前記時間差分の遅れが生じていることを判断する遅延判断工程と、
を有することを特徴とするナビゲーション装置の制御方法。 - 前記遅れが生じていると判断した場合には、前記時間差と、遅延判定時点における位置情報とを遅延情報として生成する遅延情報生成工程と、
前記渋滞予測情報を前記遅延情報に関連付けて更新して、渋滞予測更新情報を生成する渋滞予測更新情報生成工程とをさらに有し、
前記渋滞予測更新情報を外部に送信することを特徴とする請求項17に記載のナビゲーション装置の制御方法。 - 前記閾値は、ユーザが設定可能であることを特徴とする請求項17又は18に記載のナビゲーション装置の制御方法。
- 各車両からの前記渋滞予測更新情報を受信する渋滞予測更新情報受信工程と、
前記渋滞予測更新情報に基づいて自車両の渋滞予測情報を更新する渋滞予測情報更新工程と、
更新された前記渋滞予測情報に応じて目的地までの前記誘導経路を再度探索する誘導経路再探索工程とをさらに有することを特徴とする請求項17から19のいずれか1項に記載のナビゲーション装置の制御方法。 - 再探索された前記誘導経路と、再探索する直前までの前記誘導経路とを比較する誘導経路比較工程をさらに有し、直前までの前記誘導経路が前記目的地まで最短時間で到着する場合には、前記誘導経路を更新しないことを特徴とする請求項17から20の何れか1項に記載のナビゲーション装置の制御方法。
- 車両の目的地までの誘導経路を探索するサーバの制御方法であって、
過去の渋滞情報を蓄積して、蓄積された前記渋滞情報から渋滞予測情報を生成する渋滞予測情報生成工程と、
各車両から送信される前記目的地までの誘導経路に関する目的地設定情報を受信して蓄積する目的地設定情報蓄積工程と、
前記各車両の中の第1の車両から送信される渋滞予測更新情報を受信して、前記渋滞予測情報を更新する渋滞予測情報更新工程とを有することを特徴とするサーバの制御方法。 - 前記第1の車両から渋滞予測更新情報を受信した場合には、前記目的地設定情報を参照して、前記第1の車両と同じ前記誘導経路を通過する後続車両を検索する車両検索工程をさらに有することを特徴とする請求項23に記載のサーバの制御方法。
- 前記車両検索工程によって検出された前記後続車両に前記渋滞予測更新情報を送信することを特徴とする請求項22又は23に記載のサーバの制御方法。
- 過去の渋滞情報を蓄積して、蓄積された前記渋滞情報から渋滞予測情報を生成する渋滞予測情報生成処理と、
前記誘導経路内の任意の地点における通過予測時間と実際の通過時間との時間差を算出する通過時間差算出処理と、
予め設定された閾値と前記時間差とを比較して、前記時間差が前記閾値を越えたか否かを判定する判定処理と、
前記時間差が前記閾値を超えた場合には、前記通過予測時間に対して前記時間差分の遅れが生じていることを判断する遅延判断処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするナビゲーション装置のプログラム。 - 前記遅れが生じていると判断した場合には、前記時間差と、遅延判定時点における位置情報とを遅延情報として生成する遅延情報生成処理と、
前記渋滞予測情報を前記遅延情報に関連付けて更新して、渋滞予測更新情報を生成する渋滞予測更新情報生成処理と、
前記渋滞予測更新情報を外部に送信する送信処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項25に記載のナビゲーション装置のプログラム。 - 前記閾値は、ユーザが設定可能であることを特徴とする請求項25又は26に記載のナビゲーション装置のプログラム。
- 各車両からの前記渋滞予測更新情報を受信する渋滞予測更新情報受信処理と、
前記渋滞予測更新情報に基づいて自車両の渋滞予測情報を更新する渋滞予測情報更新処理と、
更新された前記渋滞予測情報に応じて目的地までの前記誘導経路を再度探索する誘導経路再探索処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項25から27のいずれか1項に記載のナビゲーション装置のプログラム。 - 再探索された前記誘導経路と、再探索する直前までの前記誘導経路とを比較する誘導経路比較処理をさらに行い、
直前までの前記誘導経路が前記目的地まで最短時間で到着する場合には、前記誘導経路を更新しないようにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項25から28の何れか1項に記載のナビゲーション装置のプログラム。 - 過去の渋滞情報を蓄積して、蓄積された前記渋滞情報から渋滞予測情報を生成する渋滞予測情報生成処理と、
各車両から送信される前記目的地までの誘導経路に関する目的地設定情報を受信して蓄積する目的地設定情報蓄積処理と、
前記各車両の中の第1の車両から送信される渋滞予測更新情報を受信して、前記渋滞予測情報を更新する渋滞予測情報更新処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするサーバのプログラム。 - 前記第1の車両から渋滞予測更新情報を受信した場合には、前記目的地設定情報を参照して、前記第1の車両と同じ前記誘導経路を通過する後続車両を検索する車両検索処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項30に記載のサーバのプログラム。
- 前記車両検索処理によって検出された前記後続車両に前記渋滞予測更新情報を送信する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項30又は31に記載のサーバのプログラム。
- 請求項25から33に記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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