JP2006273237A - 測位機能付きナンバープレート - Google Patents

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靖 春日井
Hiromi Moriya
浩実 森谷
Kazuhiro Nakanishi
一弘 中西
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Abstract

【課題】 管理センタに登録された全車両の位置情報を定期的に、あるいは外部からの指示によって把握することが可能であり、厳密な車両管理を行うことが可能なナンバープレートを提供することを課題とする。
【解決手段】 測位信号を取得する測位信号受信部と、前記測位信号受信部によって受信された測位信号から位置を算出する位置算出部と、前記位置算出部によって算出された位置を外部に送信する送信処理部と、データの処理を行うデータ処理部とを備えた測位機能付きナンバープレートであって、前記データ処理部が、外部からの位置情報送信指示を受けると、前記位置算出部によって算出された位置を取得し、前記送信処理部は、前記データ処理部によって取得された位置情報を外部に送信する構成とした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、登録された全車両の位置を把握する測位機能付きナンバープレートに関する。
従来、個々の車両を識別する方法および個々の車両の位置を把握する方法としては、ナンバープレートを撮影し、画像処理技術を利用してナンバー情報、すなわち車両識別情報を取得する方法が用いられている。
また、盗難された車両や犯罪に利用された車両を捜索する方法としては、車両の目撃情報から検問等で捜査員が目視により当該車両を捜索するという方法が用いられており、主として人手により捜索が実施されている。
さらに、他の手法として、GPS装置により取得した位置情報と、計時装置から出力された時刻情報と、デジタルカメラにより撮影した撮影情報とをメモリに記憶させ、事故等があった場合、メモリに記憶された情報を事後処理に活用するナンバープレートの技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2001−097251号公報(段落0021〜0046、図3)
しかしながら、従来の画像処理によって車両識別および位置把握を行う手法では、渋滞時等に識別対象の車両の前後の車両等によってナンバープレートが遮蔽される場合には、ナンバープレートが撮影されないという問題がある。また、ナンバープレートに汚れが付着している場合には、ナンバーの読み取りおよび識別ができないという問題がある。さらに、識別に利用されるナンバープレートは、アルミの板を成型し、着色するという簡単な構造であるため、その製作に特殊な技術を必要としない。そのために、ナンバープレートは偽造されやすく、偽造されたナンバープレートが装着されている場合は、正確なナンバーの読み取りおよび識別ができないという問題がある。また、識別に利用されるナンバープレートは、道路運送車両法第11条、同法施行規則第8条で取り外しが禁止され、ナンバー交付時に封印がなされるが、車両の前方に装着されたナンバープレートはある範囲内に取り付けるという規制がある程度で、厳密に取り付け位置が決められているわけではない。そのために、ナンバープレートの取り付け位置が標準位置からずれている場合があり、その場合、ナンバープレートが撮影されないという問題がある。
また、車両の目撃情報から検問等で捜査員が目視により盗難された車両や犯罪に利用された車両を捜索する手法では、車両を見つけるための人件費および時間が莫大なものとなるという問題がある。また、識別に利用されるナンバープレートが取り外され、偽造されたナンバープレートが装着されている場合、目の前に捜索対象の車両があっても見逃してしまうという問題がある。
さらに、特許文献1で開示されている技術によれば、ナンバープレートのメモリを参照すれば、交通事故の発生前後の撮影情報を取得することができるが、車両管理センタに登録された車両の位置情報を定期的に把握することはできないという問題がある。また、外部からの指示によって車両の位置情報を把握する機能がないという問題がある。
そこで本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、車両管理センタに登録された全車両の位置情報を定期的に、あるいは外部からの指示によって把握することが可能であり、厳密な車両管理を行うことが可能なナンバープレートを提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するために創案されたものであり、本発明の測位機能付きナンバープレートは、測位信号を取得する測位信号受信部と、前記測位信号受信部によって受信された測位信号から位置を算出する位置算出部と、前記位置算出部によって算出された位置を外部に送信する送信処理部と、データの処理を行うデータ処理部とを備えた測位機能付きナンバープレートであって、前記データ処理部が、外部からの位置情報送信指示を受けると、前記位置算出部によって算出された位置を取得し、前記送信処理部は、前記データ処理部によって取得された位置情報を外部に送信する構成とした。
かかる構成によれば、車両管理センタは、登録された全車両の位置情報を外部からの指示によって把握することが可能となる。
本発明によれば、車両管理センタは、登録された全車両の位置情報を定期的に把握することが可能となる。また、車両管理センタは、登録された全車両の位置情報を外部からの指示によって把握することが可能となる。さらに、車両管理の信頼性を向上させることが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という)について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレートが取り付けられた車両の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレートを装着した車両の斜視図である。図1に示すように、測位機能付きナンバープレート10は、車両本体6の後方に取り付けられ、電源線2を介して車両本体6内部のバッテリ4と、信号線3を介して車両本体6内部の認証処理部5と電気的に接続される。なお、測位機能付きナンバープレート10は、車両本体6の前方に取り付けてもよいが、車両本体6の後方に取り付けたほうが、車両の衝突等によって壊れる可能性が低く、また、ナンバープレートを取り付ける位置等に対する規制が厳しいので、より好ましいと考えられる。
次に、図2を参照(適宜図1参照)して、本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレート(取り付け式)の構成について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレート(取り付け式)の構成図であり、図2(a)は正面側から見た斜視図である。図2(a)に示すように、測位機能付きナンバープレート10の背面にはGPS受信アンテナ11を上部に具備した測位機能および認証用データ格納機能を備えたモジュール(以下、「測位・認証モジュール」という)12が装着され、位置情報(緯度、経度、高度、および時刻等)および暗号化された車両情報を送信し、情報発信命令を受信するためのデータ送受信用双方向アンテナ13がナンバープレート14の外周に装着されている。また、データ送受信用双方向アンテナ13は、ナンバープレート14の外周ではなく、全面または背面に取り付けてもよい。なお、ナンバープレート14は、電波の送受信を行うため、誘電体などの材料で作成されている。
図2(b)は、本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレートの側面図である。
図2(c)は、本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレートの背面側から見た斜視図である。図2(c)に示すように、測位・認証モジュール12は、電源線2を介して車両本体6のバッテリ4と接続され、信号線3を介して車両本体6内部の認証処理部5と接続されている。なお、本実施形態では信号線3を用いて認証処理部5と電気的に接続する場合について説明するが、信号線3によらず無線で認証処理部5と接続する構成としてもよい。
次に、図3を参照(適宜図1参照)して、本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレート(組み込み式)の構成について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレート(組み込み式)の構成図であり、図3(a)は正面側から見た斜視図である。図3(a)に示すように、測位・認証モジュール12は、ナンバープレート14’の中に組み込む形態にしてもよい。ナンバープレート14’の上部には、GPS受信アンテナ11が具備されている。また、位置情報および暗号化された車両情報を送信し、情報発信命令を受信するためのデータ送受信用双方向アンテナ13がナンバープレート14’の外周に装着されている。
図3(b)は、本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレート(組み込み式)の側面図である。
図3(c)は、本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレート(組み込み式)の背面側から見た斜視図である。なお、以下の説明では、取り付け式の測位機能付きナンバープレート10を用いることにする。
図4を参照(適宜図1参照)して、測位・認証モジュール12の構成について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る測位・認証モジュールのブロック図である。測位・認証モジュール12は、測位情報と暗号化された車両情報とを取得し、車両管理センタ(図6参照)に送信する機能を有する。また、エンジンを起動する操作がなされた場合に、暗号化された車両情報を取得して暗号化して、車両情報を二重に暗号化し、車両本体6の認証処理部5に送信する機能も有する。なお、測位・認証モジュール12には、車両本体6のバッテリ4から電源線2を介して電源が供給される。
GPSモジュール1201は、GPS受信アンテナ11で受信した測位信号に基づいて現在位置の測位情報を生成するものである。ここでは、GPSモジュール1201は、データ処理部1204から位置情報を取得する命令を受けると、GPS受信アンテナ11で受信した測位信号に基づいて現在位置の測位情報を生成し、データ処理部1204に出力する。
メモリ1202は、暗号化された車両情報を格納するものである。なお、メモリ1202に格納される暗号化された車両情報の構成例については、後記する。
ヘルスチェック機能部1203は、GPSモジュール1201が正常に機能しているかどうかを監視し、監視結果情報をデータ処理部1204に出力するものである。
データ処理部1204は、GPSモジュール1201から位置情報を受け取ると、位置情報を暗号化された車両情報に重畳させ、送信処理部1205に送信するものである。
また、データ処理部1204は、エンジンを起動する操作がなされ、認証処理部5から読み出しの命令を受け取ると、暗号化された車両情報をメモリ1202から読み出して、暗号化処理部1206へ送信し、ヘルスチェック機能部1203にGPSモジュール1201が正常であるかをチェックする要求を出すものである。
また、データ処理部1204は、内部時計1209の時刻に基づいた所定のタイミングになると、または車両管理センタ23(図6参照)から位置情報送信指示を受けると、暗号化された車両情報をメモリ1202から読み出して、ヘルスチェック機能部1203にGPSモジュール1201が正常であるかをチェックする要求を出すものである。
さらに、データ処理部1204は、ヘルスチェック機能部1203から監視結果を受け取った場合、監視結果を判定するものである。ここでは、データ処理部1204は、GPSモジュール1201が故障していると判定した場合は、GPS故障情報を作成して、作成されたGPS故障情報と暗号化された車両情報を送信処理部1205に送信する。また、GPSモジュール1201が故障していないと判定した場合は、GPSモジュール1201に位置を測定する要求を出す。
送信処理部1205は、受け取った情報を送信するものである。ここでは、送信処理部1205は、データ処理部1204から受け取った情報を、データ送受信用双方向アンテナ13を介して車両管理センタ23(図6参照)に向けて送信する。また、送信処理部1205は、暗号化処理部1206から受け取った二重に暗号化された車両情報を、信号線3を介して車両本体6内の認証処理部5に送信する。
暗号化処理部1206は、エンジンを起動する操作がなされた場合に、暗号化された車両情報を暗号化して、二重に暗号化するものである。ここで、暗号化処理部1206は、データ処理部1204から暗号化された車両情報を受け取ると、暗号化された車両情報を暗号化し、二重に暗号化された車両情報を送信処理部1205に出力する。
データ送受信用双方向アンテナ1207は、測位・認証モジュール12の中に存在し、測位・認証モジュール12の外にあるデータ送受信用双方向アンテナ13が故障して使用できなくなった場合等に、予備として使用するためのものである。
バッテリ1208は、測位・認証モジュール12の中に存在し、車両本体6にあるバッテリ4が切れた場合等に、予備として使用するためのものである。
内部時計1209は、測位機能付き車両1が位置情報を定期的に発信する場合などに使用するものである。
図5を参照(適宜図1参照)して、車両本体6の構成について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る車両本体のブロック図である。車両本体6は、測位・認証モジュール12から暗号化された車両情報を受け取り、認証する機能を有する。また、認証の結果が正常な場合に、エンジンを起動する機能も有する。
認証処理部5は、データ受信部501と復号化処理部502とメモリ503と認証部504とエンジン起動部505とから構成される。
データ受信部501は、測位・認証モジュール12から送信された二重に暗号化された車両情報を受信するものである。ここでは、データ受信部501は、測位・認証モジュール12から送信された、二重に暗号化された車両情報を受信し、復号化処理部502へ出力する。
復号化処理部502は、二重に暗号化された車両情報を復号するものである。ここでは、復号化処理部502は、二重に暗号化された車両情報を暗号化された車両情報に復号し、暗号化された車両情報を認証部504へ出力する。
メモリ503は、暗号化された車両情報を格納するものである。なお、メモリ503は、ICカードのような形態として、ナンバー交付時に配布されるようにしてもよい。メモリ503に格納される暗号化された車両情報の構成例については、後記する。
認証部504は、復号された暗号化された車両情報の認証を行うものである。ここでは、認証部504は、エンジンを起動する操作がなされると、暗号化された車両情報をメモリ503から読み出し、復号化処理部502で復号された暗号化された車両情報とメモリ503から読み出された暗号化された車両情報とを比較して認証し、認証結果をエンジン起動部505に送信する。
エンジン起動部505は、認証部504から送信された認証結果に従い、エンジンを起動するものである。ここでは、エンジン起動部505は、認証部504から受け取った認証結果を判定し、認証に成功したと判定した場合は、エンジンを起動する処理を行う。また、認証に失敗したと判定した場合は、認証失敗情報を作成して、作成された認証失敗情報と暗号化された車両情報を車両管理センタ23(図6参照)に送信する。
図6を参照して、基地局を経由する場合の車両管理システムの構成について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る車両管理システム(基地局経由)の構成図である。図6に示すように、車両管理システム20は、測位機能付き車両1と通信網21と複数の基地局22と車両管理センタ23とから構成される。
測位機能付き車両1は、車両本体6に測位機能付きナンバープレート10を取り付けたものである。
基地局22は、測位機能付きナンバープレート10を備えた測位機能付き車両1から送信された情報を受信し、通信網21に送信するものである。ここで、基地局22としては、既存の携帯電話等の基地局を利用することが可能である。
通信網21は、基地局22から情報を受信し、車両管理センタ23に送信するものである。ここで、通信網21としては、既存の通信網を利用することが可能である。
車両管理センタ23は、通信網21から送信された情報を受信するものである。車両管理センタ23の説明は後記する。
図7を参照して、読み出し装置を経由する場合の車両管理システムの構成について説明する。図7は、本発明の実施形態に係る車両管理システム(読み出し装置経由)の構成図である。図7に示すように、車両管理システム20’は、測位機能付き車両1と通信網21と読み出し装置24と車両管理センタ23とから構成される。
測位機能付き車両1は、車両本体6に測位機能付きナンバープレート10を取り付けたものである。
読み出し装置24は、測位機能付きナンバープレート10を備えた測位機能付き車両1から送信された情報を受信し、通信網21に送信するものである。ここでは、読み出し装置24は、測位機能付き車両1から情報を読み出すために設置されたものである。なお、読出し装置24としては、図7に示すような設置型の他に、携帯型を利用してもよい。また、以下の説明では、基地局22(図6参照)を経由した場合の車両管理システム20を用いることにする。
図8を参照(適宜図6参照)して、車両管理センタ23(図6参照)のシステムの構成について説明する。図8は、本発明の実施形態に係る車両管理センタのシステム構成図である。図8に示すように、車両管理センタ23は、データ収集部231と復号化処理部232と車両位置情報DB233と車両基本情報DB234とデータ処理部235と表示部236とから構成される。
データ収集部231は、基地局22から送信された測位機能付き車両1の情報および暗号化された車両情報を受信するものである。ここでは、データ収集部231は、基地局22から送信された測位機能付き車両1の情報および暗号化された車両情報を受信し、測位機能付き車両1の情報および暗号化された車両情報をデータ処理部235に出力する。
データ処理部235は、データ収集部231から受け取った測位機能付き車両1の測位情報(位置情報、GPS故障情報、または認証失敗情報等)および暗号化された車両情報を用いて、車両位置情報DB233(図10参照)を更新するものである。ここでは、データ処理部235は、データ収集部231から測位機能付き車両1の測位情報および暗号化された車両情報を受け取り、暗号化された車両情報を復号化処理部232に送信する。
また、データ処理部235は、復号化処理部232で復号された車両情報を受け取り、測位機能付き車両1の測位情報を判定する処理を行う。測位機能付き車両1の測位情報が位置情報またはGPS故障情報の場合、データ処理部235は、位置情報またはGPS故障情報と復号された車両情報とを用いて車両位置情報DB233(図10参照)を更新する。ただし、測位機能付き車両1の測位情報がGPS故障情報の場合は、車両位置情報DB233(図10参照)の緯度、経度および高度に故障値を設定する方法等が考えられる。また、測位機能付き車両1の測位情報が認証失敗情報の場合は、車両情報等を表示部236に出力し、アラームを発する等の処理を行う。なお、車両位置情報DB233の説明は、後記する。
復号化処理部232は、データ処理部235から受け取った測位機能付き車両1の暗号化された車両情報を復号するものである。ここでは、復号化処理部232は、データ処理部235から出力された測位機能付き車両1の暗号化された車両情報を復号し、データ処理部235に返却する。
表示部236は、図示しないモニタを備え、そのモニタに車両の情報を表示するものである。ここでは、表示部236は、データ処理部235から認証失敗情報を受け取った場合に、モニタに表示する処理等を行う。
図9を参照して、車両基本情報DB234(図9参照)に格納される情報について説明する。図9は、本発明の実施形態に係る車両基本情報DBに格納される情報の一例を示す図である。図9に示すように、車両基本情報DB234は、車両ID234a、ナンバー情報234j(管轄支局等表示文字234b、塗色234c、かな文字234d、および登録番号234e)、車種234f、所有者氏名234g、所有者住所234hおよび盗難フラグ234i等を属性にもつものである。
車両ID234aは、登録時に付与されるIDである。また、盗難フラグ234iには、車両の所有者による車両盗難届け、または違反暦等の周辺情報等を元に値が設定され、盗難、自動車利用犯罪時の捜索、および防犯等に活用される。その他に、車両基本情報DB234には、ナンバー情報234jとして自動車種別分類番号等を設けてもよい。また、所有者性別、所有者年齢等を設けてもよい。
図10を参照して、車両位置情報DB233(図8参照)に格納される情報について説明する。図10は、本発明の実施形態に係る車両位置情報DBに格納される情報の一例を示す図である。図10に示すように、車両位置情報DB233は、車両ID233aおよび位置情報233f(緯度233b、経度233c、高度233dおよび時刻233e等)を属性にもつものである。
車両位置情報DB233は、図10に示すように、車両ID233aの他に、位置情報233fのみを格納する形式とするのが好ましい。車両位置情報DB233の属性の数を最小限に抑えることで、更新される頻度が高い場合でも、比較的効率よく車両位置情報DB233を運用することが可能となるからである。
図11を参照(適宜図6および図9参照)して、メモリ1202(図4参照)に格納される情報について説明する。図11は、本発明の実施形態に係る測位・認証モジュールのメモリに格納される情報の一例を示す図である。図11に示すように、メモリ1202は、暗号化された車両ID1202aを属性にもつものである。
暗号化された車両ID1202aは、例えば、ナンバーが交付されるときに、車両管理センタ23で暗号化すればよい。このように、メモリ1202に格納される情報を、暗号化された車両ID1202aのみとすることで、送信データ量の節減を図ることが可能である。暗号化の処理時間を省略することも可能である。また、車両管理センタ23の車両基本情報DB234に登録されている車両情報と同じものをメモリ1202に格納して、駐車場等特定の地域内でのローカルな認証・車両管理に利用する方法等も考えられる。
図12を参照(適宜図6および図9参照)して、メモリ503(図5参照)に格納される情報について説明する。図12は、本発明の実施形態に係る認証処理部のメモリに格納される情報の一例を示す図である。図12に示すように、メモリ503は、暗号化された車両ID503aを属性にもつものである。
暗号化された車両ID503aは、例えば、ナンバーが交付されるときに、車両管理センタ23で暗号化すればよい。このように、メモリ503に格納される情報を、暗号化された車両ID503aのみとすることで、メモリ503の情報を読み出す速度を上げることが可能である。暗号化の処理時間を省略することも可能である。暗号化された車両ID503aの配布方法としては、ナンバーが交付されるときに、カーディーラー等でメモリ503に直接書き込む方法が考えられる。また、認証処理部5(図5参照)にICカードを読み出す機能を付加し、ICカード等を配布する方法を採用してもよい。また、車両管理センタ23の車両基本情報DB234に登録されている車両情報と同じものをメモリ503に格納して、駐車場等特定の地域内でのローカルな認証・車両管理に利用する方法等も考えられる。
図13を参照(適宜図2、図4、図5、図6、および図8参照)して、エンジン起動時の認証処理の動作について説明する。図13は、本発明の実施形態に係るエンジン起動時の認証処理の動作を示すフローチャートである。
まず、運転者は、エンジンを起動する操作を行う(S101)。
車両本体6内部の認証処理部5の認証部504は、エンジンを起動する操作がなされると、メモリ503に格納された暗号化された車両情報を読み出す処理を開始する(S102)。また、測位機能付きナンバープレート10の測位・認証モジュール12に読み出しの命令を送信する。
測位機能付きナンバープレート10の測位・認証モジュール12のデータ処理部1204は、認証処理部5から読み出しの命令を受けると、メモリ1202から暗号化された車両情報を読み出す処理を開始する(S103)。
暗号化処理部1206は、読み出された暗号化された車両情報を暗号化して、車両情報を二重に暗号化し(S104)、送信処理部1205に送信する。
送信処理部1205は、暗号化処理部1206から送信された二重に暗号化された車両情報を受信し、信号線3を介して車両本体6内部の認証処理部5へ送信する(S105)。
車両本体6内部の認証処理部5のデータ受信部501は、二重に暗号化された車両情報を受信し(S106)、復号化処理部502に送信する。
復号化処理部502は、二重に暗号化された情報を暗号化された車両情報に復号し(S107)、暗号化された車両情報を認証部504に送信する。
認証部504は、復号化処理部502から暗号化された車両情報を受け取ると、復号化処理部502から送信された暗号化された車両情報と、S102でメモリ503から読み出された暗号化された車両情報とを比較し、認証処理を行う(S108)。認証部504は、認証結果をエンジン起動部505に送信する。
エンジン起動部505は、認証部504から受け取った認証結果を判定し(S109)、認証が成功した場合(S109でYesの場合)、エンジンを起動する処理を行う(S110)。そして運転者は、運転を開始することが可能となる(S111)。エンジン起動部505は、認証が失敗した場合(S109でNoの場合)、認証失敗情報を作成して、作成された認証失敗情報と暗号化された車両情報を車両管理センタ23に送信する(S112)。
車両管理センタ23のデータ収集部231は、エンジン起動部505から認証失敗情報と暗号化された車両情報を受信し、データ処理部235に出力する。
データ処理部235は、認証失敗情報と暗号化された車両情報を受信し(S113)、車両情報等を表示部236に出力し、アラームを発する等の処理を行う(S114)。
一方、送信処理部1205は、S105で、二重に暗号化された車両情報を車両本体6内部の認証処理部5へ送信した後、ヘルスチェック機能部1203にGPSモジュール1201が正常であるかをチェックする要求を出す。
ヘルスチェック機能部1203は、送信処理部1205から命令を受けると、GPSモジュール1201が正常に機能しているかどうかを監視し(S115)、監視結果情報をデータ処理部1204に出力する。
データ処理部1204は、ヘルスチェック機能部1203から監視結果を受け取ると、監視結果を判定する(S116)。データ処理部1204は、GPSモジュール1201が故障していると判定した場合(S116でYesの場合)、GPS故障情報を作成して、作成されたGPS故障情報と暗号化された車両情報とを送信処理部1205に送信する。
送信処理部1205は、データ処理部1204から受け取ったGPS故障情報と暗号化された車両情報とを車両管理センタ23に送信する(S117)。
車両管理センタ23のデータ収集部231は、GPS故障情報と暗号化された車両情報とを受信し、データ処理部235に出力する。
データ処理部235は、データ収集部231からGPS故障情報および暗号化された車両情報を受け取り、暗号化された車両情報を復号化処理部232に送信する。
復号化処理部232は、データ処理部235から出力された暗号化された車両情報を復号し(S118)、データ処理部235に返却する。
データ処理部235は、GPS故障情報と復号された車両情報とを用いて車両位置情報DB233(図10参照)を更新する(S119)。
また、データ処理部1204は、GPSモジュール1201が故障していないと判定した場合(S116でNoの場合)、GPSモジュール1201に現在位置の測位を行う命令を出す。
GPSモジュール1201は、データ処理部1204から位置情報を取得する命令を受けると、GPS受信アンテナ11で受信した測位信号を受け取り、受け取った測位信号に基づいて現在位置の測位情報を生成し、データ処理部1204に出力する(S120)。
データ処理部1204は、GPSモジュール1201から位置情報を受け取ると、位置情報を暗号化された車両情報に重畳させ、送信処理部1205に送信する。
送信処理部1205は、データ処理部1204から受け取った情報を、データ送受信用双方向アンテナ13を介して車両管理センタ23に向けて送信する(S121)。
車両管理センタ23のデータ収集部231は、位置情報と暗号化された車両情報とを受信し、データ処理部235に出力する。
データ処理部235は、データ収集部231から位置情報および暗号化された車両情報を受け取り、暗号化された車両情報を復号化処理部232に送信する。
復号化処理部232は、データ処理部235から出力された暗号化された車両情報を復号し(S122)、データ処理部235に返却する。
データ処理部235は、位置情報と復号された車両情報とを用いて車両位置情報DB233(図10参照)を更新する(S123)。
図14を参照(適宜図2、図4、図5、図6、および図8参照)して、位置測位機能付き車両1が位置情報を定期的に送信する動作について説明する。図14は、本発明の実施形態に係る位置測位機能付き車両が位置情報を定期的に送信する動作を示すフローチャートである。
まず、内部時計1209は、所定のタイミングで、データ処理部1204に位置情報の送信指示を行う(S201)。ここでは、データ処理部1204が、内部時計1209の時刻に基づいて位置情報を送信するか否かのタイミングを判断するようにしてもよい。また、所定のタイミングは、特に限定されるものではない。
データ処理部1204は、内部時計1209から位置情報の送信指示を受けると、暗号化された車両情報をメモリ1202から読み出す(S202)。また、ヘルスチェック機能部1203にGPSモジュール1201が正常であるかをチェックする要求を出す。
ヘルスチェック機能部1203は、GPSモジュール1201が正常に機能しているかどうかを監視し、監視結果情報をデータ処理部1204に出力する(S203)。
データ処理部1204は、ヘルスチェック機能部1203から監視結果を受け取ると、監視結果を判定する(S204)。データ処理部1204は、GPSモジュール1201が故障していると判定した場合(S204でYesの場合)、GPS故障情報を作成して、作成されたGPS故障情報と暗号化された車両情報とを送信処理部1205に送信する。
送信処理部1205は、データ処理部1204から受け取ったGPS故障情報と暗号化された車両情報とを車両管理センタ23に送信する(S205)。
車両管理センタ23のデータ収集部231は、GPS故障情報と暗号化された車両情報とを受信し、データ処理部235に出力する。
データ処理部235は、データ収集部231からGPS故障情報および暗号化された車両情報を受け取り、暗号化された車両情報を復号化処理部232に送信する。
復号化処理部232は、データ処理部235から出力された暗号化された車両情報を復号し(S206)、データ処理部235に返却する。
データ処理部235は、GPS故障情報と復号された車両情報とを用いて車両位置情報DB233(図10参照)を更新する(S207)。
また、データ処理部1204は、GPSモジュール1201が故障していないと判定した場合(S204でNoの場合)、GPSモジュール1201に現在位置の測位を行う命令を出す。
GPSモジュール1201は、データ処理部1204から位置情報を取得する命令を受けると、GPS受信アンテナ11で受信した測位信号を受け取り、受け取った測位信号を元に現在位置の測位情報を生成し(S208)、データ処理部1204に出力する。
データ処理部1204は、GPSモジュール1201から位置情報を受け取ると、位置情報を暗号化された車両情報に重畳させ、送信処理部1205に送信する。
送信処理部1205は、データ処理部1204から受け取った情報を、データ送受信用双方向アンテナ13を介して車両管理センタ23に向けて送信する(S209)。
車両管理センタ23のデータ収集部231は、位置情報と暗号化された車両情報とを受信し、データ処理部235に出力する。
データ処理部235は、データ収集部231から位置情報および暗号化された車両情報を受け取り、暗号化された車両情報を復号化処理部232に送信する。
復号化処理部232は、データ処理部235から出力された暗号化された車両情報を復号し(S210)、データ処理部235に返却する。
データ処理部235は、位置情報と復号された車両情報とを用いて車両位置情報DB233(図10参照)を更新する(S211)。
図15を参照(適宜図2、図4、図5、図6、および図8参照)して、位置測位機能付き車両1が位置情報を車両管理センタ23からの指示で送信する動作について説明する。図15は、本発明の実施形態に係る位置測位機能付き車両が位置情報を車両管理センタからの指示で送信する動作を示すフローチャートである。
まず、車両管理センタ23は、データ処理部1204に位置情報の送信指示を行う(S301)。
データ処理部1204は、内部時計1209から位置情報の送信指示を受けると、暗号化された車両情報をメモリ1202から読み出す(S302)。また、ヘルスチェック機能部1203にGPSモジュール1201が正常であるかをチェックする要求を出す。
ヘルスチェック機能部1203は、GPSモジュール1201が正常に機能しているかどうかを監視し、監視結果情報をデータ処理部1204に出力する(S303)。
データ処理部1204は、ヘルスチェック機能部1203から監視結果を受け取ると、監視結果を判定する(S304)。データ処理部1204は、GPSモジュール1201が故障していると判定した場合(S304でYesの場合)、GPS故障情報を作成して、作成されたGPS故障情報と暗号化された車両情報とを送信処理部1205に送信する。
送信処理部1205は、データ処理部1204から受け取ったGPS故障情報と暗号化された車両情報とを車両管理センタ23に送信する(S305)。
車両管理センタ23のデータ収集部231は、GPS故障情報と暗号化された車両情報とを受信し、データ処理部235に出力する。
データ処理部235は、データ収集部231からGPS故障情報および暗号化された車両情報を受け取り、暗号化された車両情報を復号化処理部232に送信する。
復号化処理部232は、データ処理部235から出力された暗号化された車両情報を復号し(S306)、データ処理部235に返却する。
データ処理部235は、GPS故障情報と復号された車両情報とを用いて車両位置情報DB233(図10参照)を更新する(S307)。
また、データ処理部1204は、GPSモジュール1201が故障していないと判定した場合(S304でNoの場合)、GPSモジュール1201に現在位置の測位を行う命令を出す。
GPSモジュール1201は、データ処理部1204から位置情報を取得する命令を受けると、GPS受信アンテナ11で受信した測位信号を受け取り、受け取った測位信号を元に現在位置の測位情報を生成し、データ処理部1204に出力する(S308)。
データ処理部1204は、GPSモジュール1201から位置情報を受け取ると、位置情報を暗号化された車両情報に重畳させ、送信処理部1205に送信する。
送信処理部1205は、データ処理部1204から受け取った情報を、データ送受信用双方向アンテナ13を介して車両管理センタ23に向けて送信する(S309)。
車両管理センタ23のデータ収集部231は、位置情報と暗号化された車両情報とを受信し、データ処理部235に出力する。
データ処理部235は、データ収集部231から位置情報および暗号化された車両情報を受け取り、暗号化された車両情報を復号化処理部232に送信する。
復号化処理部232は、データ処理部235から出力された暗号化された車両情報を復号し(S310)、データ処理部235に返却する。
データ処理部235は、位置情報と復号された車両情報とを用いて車両位置情報DB233(図10参照)を更新する(S311)。
本実施形態では、GPS受信アンテナ11、測位・認証モジュール12およびデータ送受信用双方向アンテナ13を、ナンバープレート14に取り付けることにしたが、これらは、車両本体6に取り付けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、車両情報を暗号化の技術を用いて認証を行うこととしたが、認証を行わない形態も考えられる。しかし、車両管理の信頼性を向上させるためには、暗号化の技術を取り入れたほうが好ましい。
本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレートを装着した車両の斜視図である。 本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレート(取り付け式)の構成図であり、(a)が正面側から見た斜視図、(b)が側面図、(c)が背面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る測位機能付きナンバープレート(組み込み式)の構成図であり、(a)が正面側から見た斜視図、(b)が側面図、(c)が背面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る測位・認証モジュールのブロック図である。 本発明の実施形態に係る車両本体のブロック図である。 本発明の実施形態に係る車両管理システム(基地局経由)の構成図である。 本発明の実施形態に係る車両管理システム(読み出し装置経由)の構成図である。 本発明の実施形態に係る車両管理センタのシステム構成図である。 本発明の実施形態に係る車両基本情報DBに格納される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両位置情報DBに格納される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る測位・認証モジュールのメモリに格納される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る認証処理部のメモリに格納される情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るエンジン起動時の認証処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る位置測位機能付き車両が位置情報を定期的に送信する動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る位置測位機能付き車両が位置情報を車両管理センタからの指示で送信する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 測位機能付き車両
5 認証処理部
6 車両本体
10 測位機能付きナンバープレート
10’ 測位機能付きナンバープレート
11 GPS受信アンテナ
12 測位・認証モジュール
13 データ送受信用双方向アンテナ
14 ナンバープレート
14’ ナンバープレート
1201 GPSモジュール
1202 メモリ
1203 ヘルスチェック機能部
1204 データ処理部
1205 送信処理部
1206 暗号化処理部
1209 内部時計

Claims (7)

  1. 測位信号を受信する測位信号受信処理部と、
    前記測位信号受信処理部によって受信された測位信号から位置を算出する位置算出部と、
    前記位置算出部によって算出された位置を外部に送信する送信処理部と、
    データの処理を行うデータ処理部と
    を備えた測位機能付きナンバープレートであって、
    前記データ処理部は、外部からの位置情報送信指示を受けると、前記位置算出部によって算出された位置を取得し、
    前記送信処理部は、前記データ処理部によって取得された位置情報を外部に送信すること
    を特徴とする測位機能付きナンバープレート。
  2. 測位信号を受信する測位信号受信処理部と、
    前記測位信号受信処理部によって受信された測位信号から位置を算出する位置算出部と、
    前記位置算出部によって算出された位置を外部に送信する送信処理部と、
    データの処理を行うデータ処理部と、
    時刻を計時する内部時計と
    を備えた測位機能付きナンバープレートであって、
    前記データ処理部は、前記内部時計の時刻に基づいた所定のタイミングで、前記位置算出部によって算出された位置を取得し、
    前記送信処理部は、前記データ処理部によって算出された位置情報を外部に送信すること
    を特徴とする測位機能付きナンバープレート。
  3. 前記測位機能付きナンバープレートは、車両に関する情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記データ処理部は、前記位置情報を外部に送信する際、記憶部に格納された車両情報を読み込み、
    前記送信処理部は、前記データ処理部によって読み込まれた車両情報も外部に送信すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の測位機能付きナンバープレート。
  4. 前記測位機能付きナンバープレートは、車両情報を暗号化する暗号化処理部をさらに備え、
    前記データ処理部は、車両本体からエンジン起動の通知を受けると、記憶部に格納された車両情報を読み込み、
    前記暗号化処理部は、前記データ処理部によって読み込まれた車両情報を暗号化し、
    前記送信処理部は、前記暗号化処理部によって暗号化された車両情報を車両本体に送信すること
    を特徴とする請求項3に記載の測位機能付きナンバープレート。
  5. 前記測位機能付きナンバープレートは、暗号化された車両情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記データ処理部は、前記位置情報を外部に送信する際、記憶部に格納された暗号化された車両情報を読み込み、
    前記送信処理部は、前記データ処理部によって読み込まれた暗号化された車両情報も外部に送信すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の測位機能付きナンバープレート。
  6. 前記測位機能付きナンバープレートは、暗号化された車両情報を暗号化して、車両情報を二重に暗号化する暗号化処理部をさらに備え、
    前記データ処理部は、車両本体からエンジン起動の通知を受けると、記憶部に格納された暗号化された車両情報を読み込み、
    前記暗号化処理部は、前記データ処理部によって読み込まれた暗号化された車両情報を暗号化して、車両情報を二重に暗号化し、
    前記送信処理部は、前記暗号化処理部によって二重に暗号化された車両情報を車両本体に送信すること
    を特徴とする請求項5に記載の測位機能付きナンバープレート。
  7. 前記測位機能付きナンバープレートは、前記データ処理部が機能しているかを監視するヘルスチェック機能部をさらに備え、
    前記ヘルスチェック機能部は、データ処理部から位置情報送信指示を受けると、位置算出部が正常に機能しているかを監視し、正常に機能していない場合は、故障情報を外部に送信すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の測位機能付きナンバープレート。
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