JP2006273236A - キャスタ用緩衝器及びその取付構造 - Google Patents

キャスタ用緩衝器及びその取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2006273236A
JP2006273236A JP2005098391A JP2005098391A JP2006273236A JP 2006273236 A JP2006273236 A JP 2006273236A JP 2005098391 A JP2005098391 A JP 2005098391A JP 2005098391 A JP2005098391 A JP 2005098391A JP 2006273236 A JP2006273236 A JP 2006273236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caster
main body
shock absorber
connecting portion
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005098391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4459101B2 (ja
Inventor
Mitsuru Kokado
満 古角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurashiki Kako Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Kako Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurashiki Kako Co Ltd filed Critical Kurashiki Kako Co Ltd
Priority to JP2005098391A priority Critical patent/JP4459101B2/ja
Publication of JP2006273236A publication Critical patent/JP2006273236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4459101B2 publication Critical patent/JP4459101B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 緩衝性能だけでなく耐久性にも優れ、長期間に亘って所望の緩衝性能を発揮することのできるキャスタ用緩衝器を提供する。
【解決手段】 キャスタから本体に伝わる衝撃を和らげるためのキャスタ用緩衝器100を、コイルスプリング111と、コイルスプリング111の内側に挿入された棒状ゴム112とからなる、複合弾性材110を用いたものとした。キャスタ用緩衝器100は、キャスタ用緩衝器100をキャスタ側に連結するためのキャスタ側ケース(キャスタ連結部)121と、キャスタ用緩衝器100を本体側に連結するための本体側ケース(本体側連結部)122とを備えたものとすると好ましい。この場合、複合弾性材110は、キャスタ側ケース121と本体側ケース122とで構成される伸縮可能な筒状ケース120の内部に収容される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、台車などに取り付けられたキャスタに加えられた衝撃を和らげるためのキャスタ用緩衝器と、このキャスタ用緩衝器の取付構造に関する。
従来より、キャスタから本体に伝わる衝撃を和らげるために、キャスタ用緩衝器をキャスタと本体との間に介在させることが行われている。キャスタ用緩衝器は、コイルスプリングのみを用いた単純な構造のものから、油圧機器を用いた複雑な構造のものまで、種々のものが提案されており、その中には、コイルスプリングとゴムとを組み合わせたものもある。
例えば、特許文献1には、コイルスプリング(特許文献1では「コイルばね」と表記)を防振体で被包したキャスタ用緩衝器(特許文献1では「緩衝部材」と表記)を用いたキャスタが記載されている。これにより、段差を乗り越える際などに発生する騒音を防止したり、コイルスプリングの共振を抑えて振動を軽減したりすることなどが可能になるとされている。特許文献1には、防振体の原料としてゴムを採用することについても記載されている。
特開2004−034859号公報(請求項1、[0013]、発明の効果、図3)
特許文献1のキャスタ用緩衝器は、騒音を防止したり、揺れを軽減したりすることについては一定の効果を奏するものではあったが、必ずしもその耐久性に優れたものとはいえなかった。すなわち、特許文献1のキャスタ用緩衝器では、圧縮時に防振体がコイルスプリングによって挟み込まれる構造となっているために、長年の使用においてはコイルスプリング周辺の防振体がへたってしまい、そのうち緩衝性能が著しく低下するおそれがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、緩衝性能だけでなく耐久性にも優れ、長期間に亘って所望の緩衝性能を発揮することのできるキャスタ用緩衝器を提供するものである。また、このキャスタ用緩衝器に好適な取付構造を提供することも本発明の目的である。
上記課題は、キャスタから本体に伝わる衝撃を和らげるためのキャスタ用緩衝器であって、コイルスプリングと該コイルスプリングの内側に挿入された棒状ゴムとからなる複合弾性材を用いてなることを特徴とするキャスタ用緩衝器を提供することによって解決される。これにより、前記棒状ゴムのへたりを防止することが可能になる。また、前記コイルスプリングで衝撃を和らげるだけでなく、前記棒状ゴムで衝撃振動を速やかに減衰させることのできるキャスタを提供することも可能になる。
前記棒状ゴムの素材は、ゴムであれば特に限定されず、フッ素ゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、スチレンゴム、シリコンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、ウレタンゴムなどの各種のゴムを用いることができるが、通常、温度23℃における損失正接(tanδ)が0.05以上のゴムが用いられる。前記棒状ゴムは、温度23℃における損失正接が0.2以上のゴム(いわゆる高減衰ゴム)であると好適である。これにより、キャスタで生じた振動をさらに速やかに減衰させることが可能になる。前記棒状ゴムの損失正接が大きければ大きいほど、キャスタで生じた衝撃振動を速やかに減衰させることができる。
前記棒状ゴムの両端部に前記コイルスプリングの各端部をそれぞれ係止するためのフランジを設けることも好ましい。これにより、複合弾性材が伸長する際に、棒状ゴムをコイルスプリングに追従させて伸長させることが可能になり、本体に生じうる振動をさらに速やかに減衰させることが可能になる。前記フランジの素材は、ゴムであると好適である。これにより、前記棒状ゴムを前記コイルスプリングの内部に容易に挿入することができるだけでなく、前記フランジと前記筒状ケースとの接触によって発せられる高周波の騒音を防止することも可能になる。前記フランジの素材は、高減衰ゴムであるとより好ましい。ただし、前記フランジの成形が困難となるような場合には、前記フランジを金属や硬質樹脂などの硬質素材を用いて形成する場合もある。この場合には、コイルスプリングの内部に棒状ゴムを挿入した後に、接着剤などの固着手段を用いて前記フランジを棒状ゴム本体に固着するとよい。
前記棒状ゴムの外周部に長手方向に沿って延びる複数本の凸条を設けることも好ましい。これにより、コイルスプリングと棒状ゴムとの間に生じる摩擦をさらに軽減させて、棒状ゴムのコイルスプリングに対する追従性をさらに良好にすることが可能になる。また、複合弾性材が圧縮されると棒状ゴムは径方向に膨張しようとするが、膨張した棒状ゴムが逃げる空間をコイルスプリングと棒状ゴムとの間に確保することも可能になる。
前記複合弾性材の各端部を保持しながらキャスタ側と本体側とに連結するキャスタ側連結部と本体側連結部とが備えられてなることも好ましい。これにより、前記複合弾性材が所望の位置から脱落するのを防止することが可能になる。また、キャスタ側連結部や本体側連結部を軸受として機能させることによって、キャスタ用緩衝器を様々な場所に適応することもできる。
キャスタ側連結部と本体側連結部とがそれぞれ筒状に形成されてなり、前記複合弾性材がキャスタ側連結部と本体側連結部とで完全に覆われてなることも好ましい。これにより、前記複合弾性材を埃などから保護することが可能になる。
キャスタ側連結部と本体側連結部のうち、一方の連結部よりも上方に配される他方の連結部の内径を前記一方の連結部の外径よりも大きく形成し、前記一方の連結部の上端部を前記他方の連結部の下端部から挿入してなることも好ましい。これにより、前記一方の連結部の開口端部に埃が溜まらないようにして、キャスタ側連結部と本体側連結部とで構成される筒状ケースの内部に埃が侵入するのを防止することが可能になる。
キャスタ用緩衝器の取付構造は、特に限定されるものではないが、キャスタ用緩衝器の他に、下端部でキャスタを軸支するキャスタ支持アームと、上端部を本体に連結される本体連結アームとを設けて、キャスタ支持アーム及び本体連結アームの略中間部を互いの交差角度が可変な状態で連結し、キャスタ側連結部の上端部をキャスタ支持アームの上端部に連結し、本体側連結部の下端部を本体連結アームの下端部に連結すると好ましい。
このとき、キャスタ支持アームとキャスタ側連結部との連結点を点A、本体連結アームと本体側連結部との連結点を点B、キャスタ支持アームと本体連結アームとの連結点を点Cとしたときの∠BACの大きさが、常に(キャスタ用緩衝器が最も伸長状態から最も圧縮状態となるまで)45°以上となるように設定されていると好ましい。∠BACが45°未満であると、キャスタ支持アームからキャスタ用緩衝器に力が効果的に作用せず、キャスタ用緩衝器の性能を好適に発揮できなくなるおそれがあるためである。∠BACは、50°以上であると好ましく、55°以上であるとより好ましく、60°以上であると最適である。一方、∠BACの大きさが、常に135°以下となるように設定されていることも好ましい。∠BACが135°を超えると、キャスタ支持アームからキャスタ用緩衝器に力が効果的に作用しにくくなるだけでなく、キャスタ用緩衝器の取付けに必要なスペースが大きくなるおそれもあるためである。∠BACは、110°以下であるとより好ましく、100°以下であるとより好ましく、95°以下であると最適である。
以上のように、本発明によって、緩衝性能だけでなく耐久性にも優れ、長期間に亘って所望の緩衝性能を発揮することのできるキャスタ用緩衝器を提供することができる。また、本体に振動が生じた場合であっても、該振動を速やかに減衰させることのできるキャスタ用緩衝器を提供することも可能になる。さらに、このキャスタ用緩衝器の好適な取付構造を提供することもできる。
[キャスタ用緩衝器]
本発明のキャスタ用緩衝器について、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、本発明のキャスタ用緩衝器を分解した状態を示した右側面図である。図2は、図1における棒状ゴムをY−Y面で切断した状態を示した断面図である。図3は、本発明のキャスタ用緩衝器をその中心軸を通る平面で切断した状態を示した断面図である。本発明のキャスタ用緩衝器100は、図1と図3に示すように、コイルスプリング111と棒状ゴム112とからなる複合弾性材110を用いたものとなっている。
[複合弾性材]
複合弾性材110は、図1と図3に示すように、コイルスプリング111と、コイルスプリング111の内部に挿入された棒状ゴム112とからなっている。本例の複合弾性材110では、棒状ゴム112として高減衰ゴムを採用している。棒状ゴム112は、図1と図2に示すように、略円柱状に形成されており、その外周部には、棒状ゴム112の長手方向に沿って延びる複数本の凸条112aが設けられている。このため、コイルスプリング111と棒状ゴム112との間に生じる摩擦を軽減するだけでなく、複合弾性材110が圧縮されたときに径方向に膨張する棒状ゴム112が逃げる空間をコイルスプリング111と棒状ゴム112との間に確保することができるようになっている。また、棒状ゴム112の両端部には、図1に示すように、コイルスプリング111の各端部をそれぞれ係止するためのフランジ112bが設けられている。このため、複合弾性材110が伸長する際に、棒状ゴム112をコイルスプリング111に追従させることができるようになっている。本例の複合弾性材110において、フランジ112bは、高減衰ゴムからなっており、棒状ゴム112の本体と一体的に形成したものとなっている。フランジ112bは、図3に示すように、一方がキャスタ側ケース121の内底部に密着して、他方が本体側ケース122の内底部に密着するように配される。
[キャスタ側連結部及び本体側連結部]
また、本例のキャスタ用緩衝器100は、図1と図3に示すように、複合弾性材110の各端部を保持するためのキャスタ側連結部121と本体側連結部122とが備えられたものとなっている。キャスタ側連結部121は、図4に示すようにキャスタ側に連結され、本体側連結部122は、本体側に連結される。キャスタ側連結部121と本体側連結部122は、複合弾性材110の各端部のみを保持するものであってもよいが、本例のキャスタ用緩衝器100においては、図1と図3に示すように、キャスタ側連結部と本体側連結部とを筒状に形成し、キャスタ側連結部(キャスタ側ケース)121と本体側連結部(本体側ケース)122とで伸縮可能な筒状ケース120が構成されるようにしている。このため、複合弾性材110は、キャスタ側ケース121と本体側ケース122とで完全に覆われるようになっている。上方に配されるキャスタ側ケース121の下端部(開口端部)の内径Dは、図1に示すように、下方に配される本体側ケース122の上端部(開口端部)の外径Dよりも僅かに大きく形成されている。このため、図3に示すように、キャスタ側ケース121の開口端部に本体側ケース122の開口端部を挿入することができるようになっている。筒状ケース120は、キャスタ側ケース121と本体側ケース122とが互いに中心軸方向にスライドすることによって、その中心軸方向に伸縮することができるようになっている。本体側ケース122の下端部には、図1に示すように、拡径部が形成されており、キャスタ側ケース121の下端部を係止することができるようになっている。このため、複合弾性材110に加えられる圧縮応力が許容範囲を超えないように、キャスタ側ケース121のストローク量を拘束することができるようになっている。また、本体側ケース122の外周面には溝が設けられており、該溝にはゴム製のOリング500が嵌め込まれている。このため、キャスタ側ケース121と本体側ケース122とのシール性を良好にして、筒状ケース120の外部から内部に埃などが侵入したり、筒状ケース120の内部から外部に錆や揮発性物質などが漏れたりするのを防止することができるようになっている。
[キャスタ用緩衝器の取付構造]
続いて、キャスタ用緩衝器100の取付構造について、図面を用いてより具体的に説明する。図4は、キャスタ用緩衝器をキャスタと本体との間に取り付けた状態を示した右側面図である。図5は、キャスタ用緩衝器をキャスタと本体との間に取り付けた状態を示した正面図である。図6は、キャスタ用緩衝器をキャスタと本体との間に取り付けた状態を示した平面図である。図7は、図4におけるキャスタ用緩衝器が圧縮されたときの状態を示した右側面図である。
本例のキャスタ用緩衝器の取付構造は、図4に示すように、キャスタ用緩衝器100の他に、下端部でキャスタ200を軸支するキャスタ支持アーム300と、上端部で本体600に連結される本体連結アーム400とが設けられたものとなっている。図5に示すように、キャスタ支持アーム300は、左右一対の側板310,320の間でキャスタ200を軸支するものとなっており、本体連結アーム400は、左右一対の側板410,420の間でキャスタ支持アーム300を軸支するものとなっている。キャスタ支持アーム300と本体連結アーム400は、図4に示すように、その略中間部を連結軸Lによって互いに連結されており、側面視略X字状となるように配されている。キャスタ側ケース121の上端部は、キャスタ支持アーム300の上端部に連結軸Lで連結されており、本体側ケース122の下端部は、本体連結アーム400の下端部に連結軸Lで連結されている。キャスタ支持アーム300と本体連結アーム400との交差角度、キャスタ用緩衝器100とキャスタ支持アーム300とのなす角度、及び、キャスタ用緩衝器100とキャスタ支持アーム300とのなす角度は、全て可変となっている。
また、本例のキャスタ用緩衝器の取付構造では、図4と図7に示すように、キャスタ用緩衝器100が伸長状態にあるときと圧縮状態にあるときとのいずれにおいても、キャスタ支持アーム300とキャスタ側ケース121との連結点Aが、本体連結アーム400と本体側ケース122との連結点Bを通る鉛直線Lよりもキャスタ側となるように、各部の寸法や取付位置が設定されている。∠BACの大きさは、キャスタ用緩衝器100が伸長状態にあるとき(図4)においては約61°となっており、キャスタ用緩衝器100が圧縮状態にあるとき(図7)においては約74°なっている。このため、キャスタ支持アーム300からキャスタ用緩衝器100に作用する力Fの直線ABに平行な成分fを大きく確保して、力Fの大部分をキャスタ用緩衝器100に収容されている複合弾性材110で吸収することができるようになっている。本例のキャスタ用緩衝器の取付構造における力Fに対する成分fの比(f/F)を具体的に求めてみると、キャスタ用緩衝器100の伸長時(図4)においては約0.87となっており、キャスタ用緩衝器100の圧縮時(図7)においては約0.96となっている。このように、本例のキャスタ用緩衝器の取付構造は、力Fの大部分をキャスタ用緩衝器100に平行な方向に印加できるために、キャスタ用緩衝器100の緩衝性能を十分に発揮できるものとなっている。また、キャスタ用緩衝器100に不要な力(直線ABに垂直な方向の力)がかかりにくく、キャスタ用緩衝器100の破損を防止することもできるものとなっている。比(f/F)は、∠BACを90°に近づけることによってさらに高くすることができる。
[用途]
本発明のキャスタ用緩衝器とその取付構造は、台車にキャスタを取り付ける場合だけでなく、各種機器や各種家具にキャスタを取り付ける場合など、様々な場合において好適に採用することができる。
本発明のキャスタ用緩衝器を分解した状態を示した右側面図である。 図1における棒状ゴムをY−Y面で切断した状態を示した断面図である。 本発明のキャスタ用緩衝器をその中心軸を通る平面で切断した状態を示した断面図である。 キャスタ用緩衝器をキャスタと本体との間に取り付けた状態を示した右側面図である。 キャスタ用緩衝器をキャスタと本体との間に取り付けた状態を示した正面図である。 キャスタ用緩衝器をキャスタと本体との間に取り付けた状態を示した平面図である。 図4におけるキャスタ用緩衝器が圧縮されたときの状態を示した右側面図である。
符号の説明
100 キャスタ用緩衝器
110 複合弾性材
111 コイルスプリング
112 棒状ゴム
112a 凸条
112b フランジ
120 筒状ケース
121 キャスタ側ケース(キャスタ側連結部)
122 本体側ケース(本体側連結部)
200 キャスタ
300 キャスタ支持アーム
310,320 側板
400 本体連結アーム
410,420 側板
500 Oリング
600 本体
A キャスタ支持アームとキャスタ側ケースとの連結点
B 本体連結アームと本体側ケースとの連結点
C キャスタ支持アームと本体連結アームとの連結点
キャスタ側ケースの開口端部の内径
本体側ケースの開口端部の外径
キャスタ支持アームと本体連結アームとの連結軸
キャスタ側ケースとキャスタ支持アームとの連結軸
本体側ケースと本体連結アームとの連結軸
連結点Bを通る鉛直線

Claims (9)

  1. キャスタから本体に伝わる衝撃を和らげるためのキャスタ用緩衝器であって、コイルスプリングと該コイルスプリングの内側に挿入された棒状ゴムとからなる複合弾性材を用いてなることを特徴とするキャスタ用緩衝器。
  2. 前記棒状ゴムが、温度23℃における損失正接が0.2以上のゴムからなる請求項1記載のキャスタ用緩衝器。
  3. 前記棒状ゴムの両端部に前記コイルスプリングの各端部をそれぞれ係止するためのフランジが設けられてなる請求項1又は2記載のキャスタ用緩衝器。
  4. 前記棒状ゴムの外周部に長手方向に沿って延びる複数本の凸条が設けられてなる請求項1〜3いずれか記載のキャスタ用緩衝器。
  5. 前記複合弾性材の各端部を保持しながらキャスタ側と本体側とに連結するキャスタ側連結部と本体側連結部とが備えられてなる請求項1〜4いずれか記載のキャスタ用緩衝器。
  6. キャスタ側連結部と本体側連結部とがそれぞれ筒状に形成されてなり、前記複合弾性材がキャスタ側連結部と本体側連結部とで完全に覆われてなる請求項5記載のキャスタ用緩衝器。
  7. キャスタ側連結部と本体側連結部のうち、一方の連結部よりも上方に配される他方の連結部の内径を前記一方の連結部の外径よりも大きく形成し、前記一方の連結部の上端部を前記他方の連結部の下端部から挿入してなる請求項6記載のキャスタ用緩衝器。
  8. 請求項5〜7いずれか記載のキャスタ用緩衝器の取付構造であって、下端部でキャスタを軸支するキャスタ支持アームと、上端部を本体に連結される本体連結アームとが設けられ、キャスタ支持アーム及び本体連結アームの略中間部が互いの交差角度が可変な状態で連結され、キャスタ側連結部の上端部がキャスタ支持アームの上端部に連結され、本体側連結部の下端部が本体連結アームの下端部に連結されてなるキャスタ用緩衝器の取付構造。
  9. キャスタ支持アームとキャスタ側連結部との連結点を点A、本体連結アームと本体側連結部との連結点を点B、キャスタ支持アームと本体連結アームとの連結点を点Cとしたときの∠BACの大きさが、常に45〜135°の範囲に収まる請求項8記載のキャスタ用緩衝器の取付構造。
JP2005098391A 2005-03-30 2005-03-30 キャスタ用緩衝器の取付構造 Expired - Fee Related JP4459101B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005098391A JP4459101B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 キャスタ用緩衝器の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005098391A JP4459101B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 キャスタ用緩衝器の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006273236A true JP2006273236A (ja) 2006-10-12
JP4459101B2 JP4459101B2 (ja) 2010-04-28

Family

ID=37208376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005098391A Expired - Fee Related JP4459101B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 キャスタ用緩衝器の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4459101B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009031667A1 (ja) * 2007-09-05 2009-03-12 Max Co., Ltd. ステープラ
JP2009061537A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Max Co Ltd ステープラ
JP2009078344A (ja) * 2007-09-05 2009-04-16 Max Co Ltd ステープラ
JP2010149653A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Matsunaga Seisakusho:Kk 衝撃吸収キャスター
GB2475791A (en) * 2009-11-26 2011-06-01 John Douglas King Caster wheel assembly
JP2012116336A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Nansin Co Ltd 緩衝機構を有するキャスタ
CN104057989A (zh) * 2014-07-01 2014-09-24 国家电网公司 一种电力工具运输小车滚轮减震装置
CN104890716A (zh) * 2015-06-02 2015-09-09 张维秀 一种滚轮减震装置及其制作方法
CN110101238A (zh) * 2019-03-22 2019-08-09 刘长权 一种弹性连接组件及具有该组件的弹性家具
CN113500882A (zh) * 2018-08-10 2021-10-15 浙江厚达智能科技股份有限公司 一种抗振效果好的高度可变的脚轮总成

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009031667A1 (ja) * 2007-09-05 2009-03-12 Max Co., Ltd. ステープラ
JP2009061537A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Max Co Ltd ステープラ
JP2009078344A (ja) * 2007-09-05 2009-04-16 Max Co Ltd ステープラ
JP2010149653A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Matsunaga Seisakusho:Kk 衝撃吸収キャスター
GB2475791A (en) * 2009-11-26 2011-06-01 John Douglas King Caster wheel assembly
JP2012116336A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Nansin Co Ltd 緩衝機構を有するキャスタ
CN104057989A (zh) * 2014-07-01 2014-09-24 国家电网公司 一种电力工具运输小车滚轮减震装置
CN104890716A (zh) * 2015-06-02 2015-09-09 张维秀 一种滚轮减震装置及其制作方法
CN113500882A (zh) * 2018-08-10 2021-10-15 浙江厚达智能科技股份有限公司 一种抗振效果好的高度可变的脚轮总成
CN113500882B (zh) * 2018-08-10 2022-12-09 浙江厚达智能科技股份有限公司 一种抗振效果好的高度可变的脚轮总成
CN110101238A (zh) * 2019-03-22 2019-08-09 刘长权 一种弹性连接组件及具有该组件的弹性家具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4459101B2 (ja) 2010-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4459101B2 (ja) キャスタ用緩衝器の取付構造
KR101003930B1 (ko) 수목 보호 지지대
US3721417A (en) Elastomeric combination shock and vibration isolator
US8245822B2 (en) Amplitude selective shock absorber
KR20080010297A (ko) 서스펜션 스트럿 및 이를 구비하는 서스펜션 레그
US20100012450A1 (en) Floating piston valve of amplitude selective shock absorber
US6637735B2 (en) Double triad elastomer mount
WO2009066648A1 (ja) 電気掃除機
WO2008095350A1 (fr) Ensemble joint et axe de support
JP4069156B2 (ja) 制振装置
JP4194652B2 (ja) コイルスプリング及びこれを用いた防振装置
US11566681B2 (en) Coaxial spring damper device and system
JP6779223B2 (ja) エネルギーの伝達を減衰させるスプリング及びダンパーシステム
RU2629514C1 (ru) Устройство для гашения ударных и вибрационных воздействий
CN108958391A (zh) 一种移动式计算机减震机箱
DK1197678T3 (da) Indstillelig dæmper til et reducere torsionssvingninger
JP6983045B2 (ja) 緩衝ストッパ
US6852382B2 (en) Four-sided elastomer mount
DE102004016101A1 (de) Federelement
CN218942685U (zh) 一种弹簧床垫包角
US2809724A (en) Friction damper
EP1046469A3 (en) Apparatus for assembling and dismantling spring/shock absorber units for vehicle suspensions
RU2005139684A (ru) Амортизаторы резинометаллические с осевым податливым ограничителем армоо-м
JP2001301405A (ja) キャスタの支持構造
RU2462629C1 (ru) Амортизатор

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20071108

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20100202

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100209

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees