JP2006271921A - Ｒ式形皿 - Google Patents

Abstract

【課題】 幼児や老人、身体障害者の手が不自由な人が食事をするときに、それぞれが容易に使用でき、特にスプーン等を用いたとき、複数種類の食物が皿上で混ざることなく載置できる組み合わせ皿を提供する。
【解決手段】 組み合わせ皿１は、大皿２と小皿４とを含む。大皿２は周壁部２ｂと、底面２ａと、周壁部２ｂの上部の装着部２ｃに装着される半Ｒ形状カバー３を含む。小皿４は、大皿２の底面２ａと周壁部２ｂの内面に沿って形成される。
【選択図】 図１

Description

本発明は、組み合わせ皿に関し、特に、幼児や老人、身体障害者の手が不自由な人の食事に使用できる組み合わせ皿に関する。

従来の各種の組み合わせ可能な皿が公知である。

従来の、組み合わせ皿は美観のために組み合わされることが多く、幼児や老人、身体障害者にとっての使用はあまり考慮されていなかった。また、組み合わせ皿としての機能が十分発揮されていなかった。

本発明は、前記した問題点に着目してなされたもので、幼児や老人、身体障害者の手が不自由な人が食事をするときも、それぞれが容易に使用でき、特にスプーン等を用いたとき、複数種類の食物が皿上で混ざることなく載置できる組み合わせ皿を提供することを目的とする。

問題を解決するための手段

この発明にかかる組み合わせ皿は、平状な底面と、その端部から上方に半Ｒ形状カバー着脱可能な上部装着部を有し半Ｒ形状に立ち上がった周壁部とを有する大皿と、大皿の平状底面と周壁部に沿って３６０度回転自在に載置される小皿を含み、小皿は大皿の底面に沿う平状底面と、その周壁部に沿う半Ｒ形状端部とを有する。

大皿の半Ｒ形状周壁部上部の装着部は、その円周に有しているため、任意の位置に半Ｒ形状カバーが着脱可能であり、また、装着後は装着部に沿って３６０度回転できる。その結果、半Ｒ形状カバー部位にスプーン等を押し当てることにより、食物がスプーン上に載ることができる。また、皿上の複数種類の食物が相互に混ざることなく、スプーン上に載せることができる。

小皿は大皿の底面と周壁部に沿って３６０度回転自在に載置できるため、小皿上の複数種類の食物が任意の位置で選択できる。

発明の効果

上述したように本発明のＲ式形皿は、大皿の半Ｒ形状周壁部上部の円周方向に沿って、３６０度回転移動できる半Ｒ形状カバーの装着と、大皿の底面で３６０度回転自在な小皿により、幼児や老人、身体障害者の手が不自由な人がスプーン等で容易に、かつ、複数種類の食物を相互に混ざることなく選択できる機能性の高い組み合わせ皿を提供する。

以下、本発明の実施の形態を図１〜図４に基づいて説明する。

図１はこの発明の一実施の形態に係る組み合わせ皿の断面図である。図１を参照して、この発明の形態にかかる組み合わせ皿１は、大皿２と大皿２の上に載置された小皿４とを含む。大皿２は、平状な底面２ａと、その端部から上方に半Ｒ形状カバー３が着脱可能な装着部２ｃを有し半Ｒ形状に立ち上がった周壁部２ｂとを有する。

小皿４は大皿２の上に３６０度回転自在に載置されるように、大皿２の底面２ａと、その周壁部２ｂの内面に沿って形成される。

半Ｒ形状カバー３は大皿２の周壁部２ｂ上部の装着部２ｃに装着でき、その円周方向に自在に移動できる。

この発明の一実施の形態にかかる、組み合わせ皿の断面図である。 図１における大皿２の正面図である。 図１において３を示す正面図である。 小皿を示す図である。

符号の説明

１ 組み合わせ皿
２ 大皿
２ａ 底面
２ｂ 周壁部
２ｃ 装着部
３ 半Ｒ形状カバー
４ 小皿

Claims (2)

1. 平状な底面と、その端部から上方に半Ｒ形状に立ち上がった周壁部とを有し、周壁部上部の円周方向に３６０度回転自在に着脱可能な半Ｒ形状カバーが装着された大皿と、前記大皿の底面上に３６０度回転自在に載置できる小皿とを含み、前記小皿は、前記底部と前記周壁部の内面に沿う形状を有する、組み合わせ皿。
2. 前記周壁部は円形である。請求項１に記載の組み合わせ皿。

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