JP2006270830A - カメラユニット取付け構造及びカメラ付き携帯電子機器 - Google Patents

カメラユニット取付け構造及びカメラ付き携帯電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 全方向からの外力に対して十分な剛性を確保し、カメラユニットの破損や機器筺体との位置ずれを防止することができるカメラユニット取付け構造及びカメラ付き携帯電子機器提供を目的とする。
【解決手段】 携帯電話機1は、フロントスクリーン7,カメラユニット2,第一ケース4,主基板3,第二ケース5,ストッパー6及びカメラスクリーン22を備え、第一ケース4と一体的に成形され、カメラユニット2が収納されるカメラフレーム部41と、カメラフレーム部41と第二ケース5を、ストッパー6を用いてねじ締結する構成としてある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カメラユニット取付け構造及びカメラ付き携帯電子機器に関し、特に、第一の筐体部材と一体的に成形され、カメラユニットが収納されるカメラフレーム部を、第二の筐体部材と連結させることにより、全方向からの外力に対して十分な剛性を確保し、カメラユニットの破損や機器筺体との位置ずれを防止することができるカメラユニット取付け構造及びカメラ付き携帯電子機器に関する。
近年、広く普及しているカメラ付き携帯無線通信装置等の携帯電子機器は、CCD(Charge−Coupled Device)等の光電変換素子とレンズを一体化したカメラユニットを、機器筺体内部に搭載している。
上記カメラユニットは、衝撃力を含む外力に対して強い耐性を持たないため、機器の筺体や内装フレーム等でカメラユニットが収納されるカメラフレーム部を形成し、カメラフレーム部がカメラユニットを保持するとともに保護する必要がある。また、カメラ撮影機能の観点からは、カメラユニットと機器筺体との間の相対位置関係を維持することも要求される。
ところで、小型化,薄型化,軽量化が求められる携帯電子機器においては、カメラユニットの取付け構造に対して、小型化,薄型化,軽量化を図りつつ、十分な機械的強度を実現することが要求されてきた。
このため、様々なカメラユニット取付け構造が提案されてきた。
(第一従来例)
図10は、第一従来例に係るカメラユニット取付け構造の要部における概略拡大断面図を示している。
同図において、カメラユニット取付け構造100は、カメラユニット102が収納されるカメラフレーム部141が一体的に形成された第一ケース104と、第一ケース104とカメラユニット102と間に装入されたシート状の弾性部材26と、カメラフレーム部141の背面側端部と当接する第二ケース105とを備えた構成としてある。
カメラフレーム部141は、ほぼ矩形筒状であり、一つの側壁にフレキシブル基板21を引き回すための切欠142が形成してある。
また、カメラユニット102は、カメラフレーム部141に背面側から挿入され、この挿入によって、機器平面方向への移動が規制される。
さらに、第二ケース105は、第一ケース104に取り付けられると、カメラフレーム部141の背面側端部と当接する。この際、第二ケース105がカメラユニット102を正面側に押し込むので、カメラユニット102は、弾性部材26の弾性力によって、背面側端部が第二ケース105に押し付けられ、機器肉厚方向への移動が規制される。
このように、カメラユニット取付け構造100におけるカメラユニット102は、カメラフレーム部141によって、機器平面方向の位置が決められ、さらに、弾性部材26と第二ケース105によって、機器肉厚方向の位置が決められることにより、カメラフレーム部141に収納された状態で保持される。
また、カメラユニット取付け構造100は、カメラユニット102を第二ケース105が押さえ込む構造としてあり、第二ケース105に対し、正面側方向に外力が作用しても、第二ケース105がカメラフレーム部141と当接しているので、この外力をカメラフレーム部141が受けることができる。また、第一ケース104や第二ケース105に対し、機器平面方向の外力が作用しても、第一ケース104と第二ケース105の接合部やケース内部に設けられたリブ等(図示せず)が、この外力を受けることができる。すなわち、上記方向の外力に対して、カメラユニット取付け構造100は、十分な機械的強度を有している。
(第二従来例)
また、特許文献1には、基板上に搭載された撮像素子部と、この撮像素子部上に設けられたレンズ部と、前記基板を支持し、かつ隙間を設けて撮像素子部を覆うカバー部材とからなるカメラ本体の取付け構造であって、基板と筐体の前壁との間に、厚み方向に弾性変形させた弾性部材を配置するとともに、前面側ケースの前壁には係止部を設け、この係止部をカメラ本体と係合させ、カメラ本体が弾性部材の復元方向に移動しようとするのを規制するカメラ本体の取付け構造の技術が開示されている。
なお、この取付け構造では、背面側ケースに窓部が設けられており、カメラ本体は前面側ケースと背面側ケースの間に搭載される。
特開2004−180223号公報
しかしながら、第一従来例のカメラユニット取付け構造100は、第二ケース105に対し、第二ケース105を背面側に変形させようとする方向に外力が作用した場合、この方向の外力に対する構造的な対処がなく、第二ケース105の天面の剛性のみによって、上記外力を受けることとなる。また、携帯電子機器は、薄型化や軽量化のため、各ケース104,105の天面の肉厚が制限されており、十分な機械的強度を有していなかった。すなわち、カメラユニット取付け構造100は、全方向の外力に対し十分な剛性を有していないので、落下等による方向が特定されない外力によって、第一ケース104及び第二ケース105が、離反する方向に変形する可能性が高く、この変形により、カメラフレーム部141の変形を誘引する。これにより、カメラユニット102に外力が作用し、破損や機能低下を生じさせるといった問題があった。また、カメラユニット102の破損や機能低下がない場合であっても、筺体に対するカメラユニット102の相対位置がずれると、カメラ撮影機能に障害が出るといった問題があった。
また、上記特許文献1に記載されたカメラ本体の取付け構造は、係合によりカメラ本体を固定している。この係合固定は、係止部とカメラ本体が単に接触しているだけの場合もあり、剛性が低く、落下等の際携帯機器に加わる衝撃力や外力に対して、カメラ本体の変形を防ぐことが難しいといった問題があった。さらに、係止部は、一方の端が前面側ケースに固定された板状の構造であり、機械的強度が弱く、カメラ本体を強固に固定することができない。すなわち、カメラ本体が変形することに起因して、撮像素子部やレンズ部が破損したり、機器筺体との位置ずれを起こすといった問題があった。
本発明は、上記問題を解決するために提案されたものであり、全方向からの外力に対して十分な剛性を確保し、カメラユニットの破損や機器筺体との位置ずれを防止することができるカメラユニット取付け構造及びカメラ付き携帯電子機器提供を目的とする。
なお、本発明者は、上記不具合を詳細に検討することにより、従来の技術において、カメラユニット102を収納するカメラフレーム部141と第二ケース105とを連結させて、機械的強度を向上させるといった発想が存在しなかった点に着目し、鋭意研究開発を行うことにより、本発明を想到するに至ったものである。
上記目的を達成するため、本発明のカメラユニット取付け構造は、第一の筐体部材と第二の筐体部材を有する筐体に、カメラユニットを保持するカメラユニット取付け構造であって、前記第一の筐体部材と一体的に成形され、前記カメラユニットが収納されるカメラフレーム部と、前記カメラフレーム部と前記第二の筐体部材を連結する連結手段とを具備した構成としてある。
このようにすると、カメラフレーム部が第一の筐体部材と第二の筐体部材によって両端固定されるので、カメラフレーム部の機械的強度が向上し、筐体にどの方向から外力が作用しても、カメラフレーム部が変形しにくくなる。また、連結されたカメラフレーム部が、第一の筐体部材と第二の筐体部材の機械的強度を向上させる補強部材として機能するので、第一の筐体部材及び第二の筐体部材の機械的強度が向上し、カメラフレーム部の変形をさらに抑制することができる。したがって、カメラフレーム部が変形することにより発生する、カメラユニットの破損やカメラユニットの筐体に対する位置ずれを効果的に防止することができる。
また、本発明のカメラユニット取付け構造は、前記連結手段として、前記カメラフレーム部の先端部外周面に形成された雄ねじと、前記第二の筐体部材に形成され、前記先端部が貫通する開口部と、この開口部から突出した前記雄ねじに締め付けられ、前記カメラフレーム部と前記第二の筐体部材を連結する雌ねじ部材を備えた構成としてある。
このようにすると、カメラフレーム部と第二の筐体部材を固定することができるので、連結強度を強固にすることができ、カメラフレーム部や各筐体の機械的強度を向上させることができる。
また、本発明のカメラユニット取付け構造は、前記開口部が、前記第二の筐体部材から前記筐体内部に突設された連結部に形成され、さらに、前記先端部,前記雌ねじ部材及びカメラスクリーンが、前記連結部に収納される構成としてある。
このようにすると、第二の筐体部材から、カメラスクリーンが突出するのを回避でき、カメラスクリーンに傷が付く危険性を低減することができる。
また、本発明のカメラユニット取付け構造は、前記雌ねじ部材として、雌ねじが形成されたねじ付きカメラスクリーンを使用した構成としてある。
このようにすると、生産効率を改善できるとともに、部品点数を削減できるので、生産性を向上させることができる。
また、本発明のカメラユニット取付け構造は、前記ねじ付きカメラスクリーンが、前記雄ねじに締め込まれる際、前記カメラユニットを共締めする構成としてある。
このようにしても、カメラユニットを保持することができ、設計の自由度を増大させることができる。
また、本発明のカメラユニット取付け構造は、前記連結手段として、前記カメラフレーム部の先端部外周面に形成された係止溝と、前記第二の筐体部材に形成され、前記先端部が貫通する開口部と、この開口部から突出した前記係止溝に係入され、前記カメラフレーム部と前記第二の筐体部材を連結する係止部材を備えた構成としてある。
このようにしても、カメラフレーム部と第二の筐体部材を固定することができるので、連結強度を強固にすることができ、カメラフレーム部や各筐体の機械的強度を向上させることができる。
また、本発明のカメラユニット取付け構造は、前記開口部が、前記第二の筐体部材から前記筐体内部に突設された連結部に形成され、さらに、前記先端部,前記係止部材及びカメラスクリーンが、前記連結部に収納される構成としてある。
このようにすると、第二の筐体部材から、カメラスクリーンが突出するのを回避でき、カメラスクリーンに傷が付く危険性を低減することができる。
また、本発明のカメラユニット取付け構造は、前記係止部材として、係止部が形成された係止部付きカメラスクリーンを使用した構成としてある。
このようにすると、生産効率を改善できるとともに、部品点数を削減できるので、生産性を向上させることができる。
また、本発明のカメラユニット取付け構造は、前記係止部付きカメラスクリーンが、前記係止溝に係入される際、前記カメラユニットを押下する構成としてある。
このようにしても、カメラユニットを保持することができ、設計の自由度を増大させることができる。
また、本発明のカメラユニット取付け構造は、前記第一の筐体部材に、前記カメラユニットを前記カメラフレーム部に挿入する挿入口を形成し、さらに、前記挿入口を塞ぐとともに、前記カメラユニットを位置決めするフロントスクリーンを備えた構成としてある。
このようにすると、第一の筐体部材及びカメラフレーム部の構造を成形しやすい構造とすることができるので、製造原価のコストダウンを図ることができる。
上記目的を達成するため、本発明のカメラ付き携帯電子機器は、第一の筐体部材と第二の筐体部材を有する筐体に、カメラユニットを保持するカメラ付き携帯電子機器であって、上記請求項1〜10に記載したカメラユニット取付け構造を有する構成としてある。
このように、本発明は、カメラ付き携帯電子機器としても有効であり、カメラフレーム部が変形することにより発生する、カメラユニットの破損やカメラユニットの筐体に対する位置ずれを効果的に防止することができる。
以上のように、本発明のカメラユニット取付け構造及びカメラ付き携帯電子機器によれば、全方向からの外力に対して十分な剛性を確保し、カメラユニットの破損や機器筺体との位置ずれを防止することができる。
[カメラ付き携帯電子機器の第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態に係る携帯電話機の要部における、正面側から見た概略分解斜視図を示している。
また、図2は、本発明の第一実施形態に係る携帯電話機の要部における、背面側から見た概略分解斜視図を示している。
同図において、カメラ付き携帯電子機器としての携帯電話機1は、フロントスクリーン7,カメラユニット2,第一ケース4,主基板3,第二ケース5,ストッパー6及びカメラスクリーン22を備えた構成としてある。
なお、主基板3上には、映像表示ユニット,キー操作ユニット,無線用電子部品,制御用電子等が実装されているが、理解しやすいように、図中では省略してある。
<カメラユニット>
撮像装置であるカメラユニット2は、CCD等を利用した撮像素子部24および結像面に被写体の像を結像するレンズ23が設けられたレンズ部25を備え、これらを一体的に構成したものである(図3参照)。このカメラユニット2は、直方体状の撮像素子部24と円筒状のレンズ部25を連結した形状としてある。
また、カメラユニット2は、撮像素子部24の底面に、屈曲可能なフレキシブル基板21が設けられている。このフレキシブル基板21は、撮像素子部24から延伸している部分がフラットケーブルとして機能し、主基板3に実装されたカメラコネクタ32と接続される(図6参照)。
<第一ケース>
携帯電話機1は、分割筺体を有する構成であり、分割筐体の一方を第一ケース4とし、もう一方を第二ケース5としてある。第一ケース4と第二ケース5は、携帯電話機1の側面全周に分離面を有するように分割されている。
第一ケース4は、背面側へ主基板3を含む内装部品を実装された後、第二ケース5がねじ締結や嵌合フックによって取り付けられる。
図3は、本発明の第一実施形態に係る携帯電話機のカメラフレーム部を説明するための、背面側から見た概略拡大斜視図を示している。
また、図4は、本発明の第一実施形態に係る携帯電話機のカメラフレーム部を説明するための、正面側から見た概略拡大斜視図を示している。
図3,4において、第一ケース4は、カメラユニット2の撮像素子部24を保持するとともに収納する四角箱状のカメラフレーム部41が、上部背面から背面側に突出している。このカメラフレーム部41は、背面側から見ると、図3に示すように、撮像素子部24を覆う直方体状の凸部411を有し、正面側から見ると、図4に示すように、撮像素子部24が収納される四角穴状の凹部412を有する構造としてある。このように、カメラフレーム部41を四角箱状の構造とし、第一ケース4と一体的に成形することにより、外力が作用する方向にかかわらず機械的強度を強固にすることができる。
ここで、好ましくは、上記凹部412の各側面の両角部近傍に、カメラユニット2の挿入方向に沿って、直線状の凸部46を形成するとよい。このようにすると、凸部46と撮像素子部24の側面が接触することにより、撮像素子部24を凹部412に容易に圧入することができ、また、カメラユニット2を適度な保持力で保持するとともに、カメラユニット2の位置決めを精度よく行うことができる。
また、カメラフレーム部41は、凸部411の天板413に、カメラユニット2のレンズ部25が挿入される円孔414が形成され、さらに、円孔414と同心円状に天板413から、側面に雄ねじが形成された円筒状の雄ねじ部415が背面側に突設してある。このような構造とすることにより、レンズ部25は、円孔414に挿入され、円筒状の雄ねじ部415の内部に収納される。また、レンズ23は、背面側に露出しているので、良好な撮影視界を得ることができる。
さらに、カメラフレーム部41は、矩形箱状の凸部411及び円筒状の雄ねじ部415が、その高さに比べ平面方向の面積が広く、安定した構造となっており、さらに、第一ケース4と第二ケース5に両端が固定されるので、機械的強度が大幅に向上し、変形しにくい構造となる。
また、カメラフレーム部41は、凸部411の根元の一辺に、フレキシブル基板21を引き回すためのスリット状の開口部42が形成されている。この開口部42を介して、フレキシブル基板21を、第一ケース4の正面側から背面側(主基板3側)に引き回すことができる(図6参照)。
第一ケース4は、正面側に、表示画面を保護するフロントスクリーン7が取り付けられる、第一ケース4の外面より一段低い段差面47が形成されている。
上記フロントスクリーン7は、カメラフレーム部41にカメラユニット2が挿入された後、段差面47に貼り付けられ、フロントスクリーン7の背面が、撮像素子部24の表面側端部と当接する。これにより、機器肉厚方向に対する、カメラユニット2の位置決めをより確実に行うことができる。また、カメラユニット2は、フロントスクリーン7,第一ケース4,第二ケース5及びカメラスクリーン22によって、密閉される。
また、好ましくは、カメラユニット2とカメラフレーム部41の加工誤差を吸収する目的で、フロントスクリーン7の背面とカメラユニット2の表面側端部との間に、シート状の弾性部材26を取り付けるとよく、このようにすると、加工誤差を吸収することができるので、隙間が発生したり撮像素子部24が押圧されたりするといった不具合を回避することができる。
なお、弾性部材26は、あらかじめカメラユニット2に貼り付けてもよく、このようにすると、作業効率を向上させることができる。
<主基板>
図5は、本発明の第一実施形態に係る携帯電話機の主基板及び第二ケースを説明するための、背面側から見た概略拡大斜視図を示している。
同図において、主基板3は、上部に、カメラフレーム部41の凸部411及び雄ねじ部415が挿入される矩形孔31が形成され、さらに、矩形孔31の近傍に、カメラユニット2のフレキシブル基板21が接続されるカメラコネクタ32が実装されている。
また、矩形孔31は、フレキシブル基板21を引き回す位置に、引き回しに必要な大きさで成形されているので、フレキシブル基板21を容易にカメラコネクタ32に接続させることができる。
<第二ケース>
第二ケース5は、カメラフレーム部41と対応する位置に、カメラフレーム部41と連結される連結部51が形成してある。この連結部51は、カメラフレーム部41の雄ねじ部415,ストッパー6及びカメラスクリーン22を収容する開口部511と、ストッパー6によって、カメラフレーム部41の天板413とストッパー6の間に螺着される円環状のワッシャー部512と、ワッシャー部512と第二ケース5を一体化する、第二ケース5から正面側に突設された円筒部513とからなっている。
上記連結部51が形成された第二ケース5は、第一ケース4に取り付けられると、カメラフレーム部41の雄ねじ部415が、ワッシャー部512を貫通して背面側に突き出るとともに、ワッシャー部512の正面側端面が、カメラフレーム部41の天板413と当接する構造としてある。
<ストッパー>
雌ねじ部材としてのストッパー6は、断面がほぼ矩形状の円環であり、内周面に、カメラフレーム部41の雄ねじ部415の雄ねじと螺合する雌ねじ61を形成してある。
このストッパー6は、第一ケース4に第二ケース5が取り付けられる際に、ワッシャー部512から突き出る雄ねじ部415に締め込まれ、ワッシャー部512を螺着する。これにより、携帯電話機1は、カメラフレーム部41,連結部51及びストッパー6を介して、第一ケース4と第二ケース5が連結されるので、携帯電話機1に加わる外力に対し、その方向にかかわらず強固な剛性を有することができる。特に、第一従来例のカメラユニット取付け構造100と異なり、背面方向への外力に対しても、第二ケース5は、十分強固な機械的強度を有することができる。
<カメラスクリーン>
カメラスクリーン22は、カメラユニット2のレンズ23を保護するための、円板状の透明部材であり、雄ねじ部415の端面、あるいは、第二ケース5に、接着剤や両面テープ、又は圧入等によって取り付けられる。また、カメラスクリーン22は、携帯電話機1を載置した際に、載置面(図示せず)と接触し傷等が付かないように、第二ケース5の外面より、一段低い位置に取り付けられる。
次に、上記構成の携帯電話機1における、カメラユニット2の組立手順について、図面を参照して説明する。
図6は、本発明の第一実施形態に係る携帯電話機の、カメラユニットの組立手順を説明するための、組立完了後の要部の概略拡大断面図を示している。
同図において、携帯電話機1は、まず、カメラユニット2が、第一ケース4のカメラフレーム部41に収納される。この際、カメラユニット2は、フレキシブル基板21を開口部42に通しながら、レンズ部25が雄ねじ部415に挿入されるとともに、撮像素子部24が凹部412に圧入される(図3,4参照)。また、カメラユニット2は、撮像素子部24の背面側端面が天板413の正面側端面と当接する位置まで、挿入される。
上記収納により、カメラユニット2は、撮像素子部24の各側面が線状の凸部46と当接するので、各側面方向(4方向)から拘束され、機器平面方向の位置が固定される。
次に、カメラユニット2を保持収納した第一ケース4の内側(背面側)に主基板3を取り付ける。これにより、カメラフレーム部41の雄ねじ部415及び凸部411が、主基板3の矩形孔31から突き出る。この際、カメラユニット2のフレキシブル基板21を矩形孔31に通して、フレキシブル基板21の先端部を主基板3の背面側へ移動させる。続いて、引き回したフレキシブル基板21の先端部を、主基板3の背面側に実装されたカメラコネクタ32に装入し、カメラユニット2と主基板3を電気的に接続する。
次に、第二ケース5を、フックおよびねじ締結により第一ケース4に取り付けると、第二ケース5の連結部51のワッシャー部512から、カメラフレーム部41の雄ねじ部415が突き出る。続いて、突出した雄ねじ部415に、第二ケース5の背面側からストッパー6を締め込み、ワッシャー部512を凸部411の天板413に螺着する。このねじ締結により、第一ケース4と第二ケース5が、カメラフレーム部41,連結部51及びストッパー6を介して連結され、第一ケース4,カメラフレーム部41,連結部51及び第二ケース5から構成される構造は、どの方向からの外力に対しても変形抵抗を示すものとなり、強固な構造となる。したがって、第一ケース4や第二ケース5の板厚を厚くしなくても、カメラフレーム部41の変形を効果的に抑制することができ、カメラフレーム部41が変形することにより発生する、カメラユニット2の破損やカメラユニット2の筐体に対する位置ずれを効果的に防止することができる。
ここで、好ましくは、雄ねじ部415の付け根部分に、ワッシャー部512の内周面に嵌入されるいんろう部416を形成するとよい。このようにすると、カメラフレーム部41の機器平面方向への変形が、ワッシャー部512の内周面によって拘束されるので、確実に機器平面方向への変形を防止することができる。
なお、カメラフレーム部41は、機器肉厚方向の外力に対して、圧縮方向及び引張り方向のいずれの方向にも、第二ケース5とねじ締結により連結されることにより、強固な剛性を有することができる。
次に、カメラスクリーン22を第二ケース5の開口部511に取り付ける。これにより、カメラユニット2のレンズ23を保護することができる。
続いて、フロントスクリーン7を第一ケース4の段差面47に貼り付けると、フロントスクリーン7の裏面が、カメラユニット2の正面側端面と当接し、カメラユニット2の光軸方向への移動を拘束する。これにより、カメラユニット2は、カメラフレーム部41及びフロントスクリーン7によって、全方向に対する移動か拘束され、第一ケース4に対する位置が固定される。
上述したように、本実施形態の携帯電話機1によれば、カメラフレーム部41が、第一ケース4と第二ケース5によって両端固定されるので、カメラフレーム部41の機械的強度が向上し、携帯電話機1にどの方向から外力が作用しても、カメラフレーム部41が変形しにくくなる。また、連結されたカメラフレーム部41が、第一ケース4と第二ケース5の機械的強度を向上させる補強部材として機能するので、第一ケース4と第二ケース5の板厚を厚くしなくても機械的強度が向上し、カメラフレーム部41の変形をさらに抑制することができる。したがって、カメラフレーム部41が変形することにより発生する、カメラユニット2の破損やカメラユニット2の筐体に対する位置ずれを効果的に防止することができる。すなわち、携帯電話機1は、使用により発生する落下,曲げ,押しなどによる全方向からの外力に対して、カメラユニット2を保護することができ、カメラユニット2は、その機能を維持することができる。
[カメラ付き携帯電子機器の第二実施形態]
図7は、本発明の第二実施形態に係る携帯電話機の、組立完了後の要部の概略拡大断面図を示している。
同図において、携帯電話機1aは、第一実施形態と比較して、ストッパー6及びカメラスクリーン22の代わりに、有底円筒状の内周面に、雄ねじ部415の雄ねじと螺合する雌ねじ221aを成形したねじ付きカメラスクリーン22aを使用した点が相違する。他の構成要素は第一実施形態と同様としてある。
したがって、図7において、図6と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
上記構成の携帯電話機1aは、ストッパー6の締込み作業及びカメラスクリーン22の取付け作業の代わりに、ねじ付きカメラスクリーン22aの締込み作業だけを行えばすむので、生産効率を改善できるとともに、部品点数を削減できるので、生産性を向上させることができる。
[カメラ付き携帯電子機器の第三実施形態]
図8は、本発明の第三実施形態に係る携帯電話機の要部における、組立完了後の要部の概略拡大断面図を示している。
同図において、携帯電話機1bは、第二実施形態と比較して、円筒状のカメラユニット2bを、第一ケース4bのカメラフレーム部41bに背面側から挿入し、ねじ付きカメラスクリーン22aを用いて、背面側から押さえ付けて保持した点が相違する。他の構成要素は第二実施形態と同様としてある。
したがって、図8において、図7と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第一ケース4bは、カメラユニット2bが収納される有底円筒状のカメラフレーム部41bが背面側に突き出るように形成してある。このカメラフレーム部41bは、中段部にフランジ部417が設けられ、さらに、先端部に、雄ねじ部415が形成されている。また、第一ケース4bは、カメラフレーム部41bの付け根部分に、フレキシブル基板21を引き回すための開口部42bが形成してある。
次に、上記構成の携帯電話機1bにおける、カメラユニット2bの組立手順について説明する。
携帯電話機1bは、まず、あらかじめ弾性部材26が正面側端面に貼り付けられたカメラユニット2bが、第一ケース4bのカメラフレーム部41bに、背面側から収納される。この際、カメラユニット2bは、フレキシブル基板21を開口部42bに通しながら、カメラフレーム部41bに挿入され、続いて、第一ケース4bの正面側に突き出たフレキシブル基板21は、開口部42bに通され、カメラコネクタ32方向に引き回される。
次に、カメラユニット2bを保持収納した第一ケース4bの内側(背面側)に主基板3を取り付ける。これにより、カメラフレーム部41の雄ねじ部415及びフランジ部417が、主基板3の円形孔31bから突き出る。この際、カメラユニット2のフレキシブル基板21を円形孔31bに通して、フレキシブル基板21の先端部を主基板3の背面側へ移動させる。続いて、引き回したフレキシブル基板21の先端部を、主基板3の背面側に実装されたカメラコネクタ32に装入し、カメラユニット2と主基板3を電気的に接続する。
次に、第二ケース5を、フックおよびねじ締結により第一ケース4に取り付けると、第二ケース5の連結部51のワッシャー部512から、カメラフレーム部41bの雄ねじ部415が突き出る。続いて、突出した雄ねじ部415に、第二ケース5の背面側からねじ付きカメラスクリーン22aを締め込み、ワッシャー部512をカメラフレーム部41bのフランジ部417に螺着する。このねじ締結により、第一ケース4bと第二ケース5が、カメラフレーム部41b,連結部51及びねじ付きカメラスクリーン22aを介して連結され、第一ケース4b,カメラフレーム部41b,連結部51及び第二ケース5から構成される構造は、どの方向からの外力に対しても変形抵抗を示すものとなり、強固な構造となる。
また、ねじ付きカメラスクリーン22aを締め込む際、ねじ付きカメラスクリーン22aが、カメラユニット2bの背面側端面を正面側に押下するので、カメラユニット2bは、弾性部材26の弾性力によって、カメラスクリーン22bに押し付けられ、位置決め固定される。すなわち、ねじ付きカメラスクリーン22aが、ワッシャー部512とともに、カメラユニット2bを共締めすることにより、カメラユニット2bを保持することができる。
このように、本実施形態の携帯電話機1bは、カメラフレーム部41bが変形することにより発生する、カメラユニット2bの破損やカメラユニット2bの筐体に対する位置ずれを効果的に防止することができるとともに、設計の自由度を増大させることができる。
[カメラ付き携帯電子機器の第四実施形態]
図9は、本発明の第四実施形態に係る携帯電話機の要部における、組立完了後の要部の概略拡大断面図を示している。
同図において、携帯電話機1cは、第一実施形態と比較して、カメラフレーム部41の雄ねじ部415が形成されていた部分に、一対の係止溝418が形成された円筒部415cを形成し、さらに、ストッパー6の代わりに、係止溝418に係入される係止部材6cを用いて、カメラフレーム部41cと第二ケース5cを連結した点が相違する。他の構成要素は第一実施形態と同様としてある。
したがって、図9において、図3と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第一ケース4cのカメラフレーム部41cは、凸部411の上部に、雄ねじ部415の代わりに、一対の係止溝418が形成された円筒部415cを形成してある。上記係止溝418には、凸部418cが形成されており、係止部材6cを係止する。
また、第二ケース5cは、機器の上方向に開放された開口部511cを有する連結部51cが形成してある。このようにすると、係止部材6cを機器の上方から容易に取り付けることができる。
係止部材6cは、断面が矩形の溝型状の部材であり、係止部材6cに係入される部分に、凸部418cと係合するくぼみ62を形成してある。このようにすると、取り付けた係止部材6cが外れるのを容易に防止することができる。
また、カメラスクリーン22cは、上記連結部51cの開口部511cを覆い隠すように、上部が折り曲げられた形状としてある。
次に、上記構成の携帯電話機1cにおける組立手順について説明する。
携帯電話機1cは、まず、カメラユニット2がカメラフレーム部41cに収納され、主基板3が取り付けられた後、第二ケース5cを、フックおよびねじ締結により第一ケース4cに取り付けると、第二ケース5cの連結部51cのワッシャー部512から、カメラフレーム部41cの円筒部415cが突き出る。続いて、突出した円筒部415cの係止溝418に、第二ケース5cの上方向から係止部材6cが係入され、ワッシャー部512が天板413と当接した状態で連結される。この係止により、第一ケース4cと第二ケース5cが、カメラフレーム部41c,連結部51c及び係止部材6cを介して連結され、第一ケース4c,カメラフレーム部41c,連結部51c及び第二ケース5cから構成される構造は、どの方向からの外力に対しても変形抵抗を示すものとなり、強固な構造となる。
続いて、カメラスクリーン22cが第二ケース5cに取り付けられる。
なお、その他の組立手順は、第一実施形態と同様としてある。
このように、本実施形態の携帯電話機1cは、係止部材6cを用いて第一ケース4cと第二ケース5cを固定することができるので、連結強度を強固にすることができ、カメラフレーム部41cが変形することにより発生する、カメラユニット2の破損やカメラユニット2の筐体に対する位置ずれを効果的に防止することができる。さらに、係止溝418や係止部材6cが、比較的単純な構造とすることができ、また、係止部材6cを容易に取り付けることができるので、製造原価のコストダウンを図ることができる。
なお、本実施形態は、第一実施形態のストッパー6の代わりに係止部材6cを用いて、ねじ固定を係止固定に置き換えた構成としてあるので、上記第二実施形態や第三実施形態についても、同様に、係止部材6cを用いて実現することができる。
[カメラユニット取付け構造]
本発明は、カメラユニット取付け構造の発明としても有効であり、上述した携帯電話機1のように、第一ケース4と第二ケース5からなる筐体に、カメラユニット2を保持するカメラユニット取付け構造であって、第一ケース4と一体的に成形され、カメラユニット2が収納されるカメラフレーム部41と、カメラフレーム部41と第二ケース5を連結するストッパー6とを具備した構成としてある(図1〜6参照)。
このように、本発明にかかるカメラユニット取付け構造によれば、第一ケース4と第二ケース5の板厚を厚くしなくても機械的強度が向上し、カメラフレーム部41の変形を抑制することができ、カメラフレーム部41が変形することにより発生する、カメラユニット2の破損やカメラユニット2の筐体に対する位置ずれを効果的に防止することができる。すなわち、本発明にかかるカメラユニット取付け構造は、使用により発生する落下,曲げ,押しなどによる全方向からの外力に対して、カメラユニット2を保護することができる。
なお、本明細書では、カメラ付き携帯電子機器の実施形態について詳細に説明してきたが、カメラユニット取付け構造についても、上記実施形態が適用されることは勿論である。
以上、本発明のカメラユニット取付け構造及びカメラ付き携帯電子機器について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係るカメラユニット取付け構造及びカメラ付き携帯電子機器は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記携帯電話機1は、第一ケース4にカメラフレーム部41を形成し、カメラユニット2が携帯電話機1の背面側の被写体を撮像する構成としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、第二ケース5にカメラフレーム部41を形成し、携帯電話機1の正面側の被写体を撮像する構成としてもよい。
以上説明したように、本発明のカメラユニット取付け構造及びカメラ付き携帯電子機器は、変形や衝撃に弱いカメラユニットを取り付ける構成としてあるが、被保持体はカメラユニットに限定されるものではなく、たとえば、変形や衝撃に弱い部材に対して広く適用することができる。
本発明の第一実施形態に係る携帯電話機の要部における、正面側から見た概略分解斜視図を示している。 本発明の第一実施形態に係る携帯電話機の要部における、背面側から見た概略分解斜視図を示している。 本発明の第一実施形態に係る携帯電話機のカメラフレーム部を説明するための、背面側から見た概略拡大斜視図を示している。 本発明の第一実施形態に係る携帯電話機のカメラフレーム部を説明するための、正面側から見た概略拡大斜視図を示している。 本発明の第一実施形態に係る携帯電話機の主基板及び第二ケースを説明するための、背面側から見た概略拡大斜視図を示している。 本発明の第一実施形態に係る携帯電話機の、カメラユニットの組立手順を説明するための、組立完了後の要部の概略拡大断面図を示している。 本発明の第二実施形態に係る携帯電話機の、組立完了後の要部の概略拡大断面図を示している。 本発明の第三実施形態に係る携帯電話機の要部における、組立完了後の要部の概略拡大断面図を示している。 本発明の第四実施形態に係る携帯電話機の要部における、組立完了後の要部の概略拡大断面図を示している。 第一従来例に係るカメラユニット取付け構造の要部における概略拡大断面図を示している。
符号の説明
1,1a,1b,1c 携帯電話機
2,2b カメラユニット
3 主基板
4,4b,4c 第一ケース(カメラユニット保持側ケース)
5,5c 第二ケース(カメラユニット非保持側ケース)
6 ストッパー
6c 係止部材
7 フロントスクリーン
21 フレキシブル基板
22,22c カメラスクリーン
22a ねじ付きカメラスクリーン
23 レンズ
24 撮像素子部
25 レンズ部
26 弾性部材
31 矩形孔
31b 円形孔
32 カメラコネクタ
41,41b,41c カメラフレーム部
42,42b 開口部
46 凸部
47 段差面
51,51c 連結部
61 雌ねじ
62 くぼみ
100 カメラユニット取付け構造
102 カメラユニット
104 第一ケース
105 第二ケース
141 カメラフレーム部
142 切欠
221a 雌ねじ
411 凸部
412 凹部
413 天板
414 円孔
415 雄ねじ部
415c 円筒部
416 いんろう部
417 フランジ部
418 係止溝
418c 凸部
511,511c 開口部
512 ワッシャー部
513 円筒部

Claims (11)

  1. 第一の筐体部材と第二の筐体部材を有する筐体に、カメラユニットを保持するカメラユニット取付け構造であって、
    前記第一の筐体部材と一体的に成形され、前記カメラユニットが収納されるカメラフレーム部と、
    前記カメラフレーム部と前記第二の筐体部材を連結する連結手段と
    を具備したことを特徴とするカメラユニット取付け構造。
  2. 前記連結手段として、前記カメラフレーム部の先端部外周面に形成された雄ねじと、前記第二の筐体部材に形成され、前記先端部が貫通する開口部と、この開口部から突出した前記雄ねじに締め付けられ、前記カメラフレーム部と前記第二の筐体部材を連結する雌ねじ部材を備えたことを特徴とする請求項1記載のカメラユニット取付け構造。
  3. 前記開口部が、前記第二の筐体部材から前記筐体内部に突設された連結部に形成され、さらに、前記先端部,前記雌ねじ部材及びカメラスクリーンが、前記連結部に収納されることを特徴とする請求項2記載のカメラユニット取付け構造。
  4. 前記雌ねじ部材として、雌ねじが形成されたねじ付きカメラスクリーンを使用したことを特徴とする請求項2又は3記載のカメラユニット取付け構造。
  5. 前記ねじ付きカメラスクリーンが、前記雄ねじに締め込まれる際、前記カメラユニットを共締めすることを特徴とする請求項4記載のカメラユニット取付け構造。
  6. 前記連結手段として、前記カメラフレーム部の先端部外周面に形成された係止溝と、前記第二の筐体部材に形成され、前記先端部が貫通する開口部と、この開口部から突出した前記係止溝に係入され、前記カメラフレーム部と前記第二の筐体部材を連結する係止部材を備えたことを特徴とする請求項1記載のカメラユニット取付け構造。
  7. 前記開口部が、前記第二の筐体部材から前記筐体内部に突設された連結部に形成され、さらに、前記先端部,前記係止部材及びカメラスクリーンが、前記連結部に収納されることを特徴とする請求項6記載のカメラユニット取付け構造。
  8. 前記係止部材として、係止部が形成された係止部付きカメラスクリーンを使用したことを特徴とする請求項6又は7記載のカメラユニット取付け構造。
  9. 前記係止部付きカメラスクリーンが、前記係止溝に係入される際、前記カメラユニットを押下することを特徴とする請求項8記載のカメラユニット取付け構造。
  10. 前記第一の筐体部材に、前記カメラユニットを前記カメラフレーム部に挿入する挿入口を形成し、さらに、前記挿入口を塞ぐとともに、前記カメラユニットを位置決めするフロントスクリーンを備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項にカメラユニット取付け構造。
  11. 第一の筐体部材と第二の筐体部材を有する筐体に、カメラユニットを保持するカメラ付き携帯電子機器であって、
    上記請求項1〜10に記載したカメラユニット取付け構造を有することを特徴とするカメラ付き携帯電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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