JP2006268645A - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006268645A
JP2006268645A JP2005088299A JP2005088299A JP2006268645A JP 2006268645 A JP2006268645 A JP 2006268645A JP 2005088299 A JP2005088299 A JP 2005088299A JP 2005088299 A JP2005088299 A JP 2005088299A JP 2006268645 A JP2006268645 A JP 2006268645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
color
document
image data
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005088299A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Yamagishi
信雄 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005088299A priority Critical patent/JP2006268645A/ja
Publication of JP2006268645A publication Critical patent/JP2006268645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】 編集中の文書を印刷する用紙として、予め登録されていない色や模様の用紙を用いる場合においても、実際の印刷物の状態を表現したプレビュー画像の表示が可能な文書編集装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る文書編集装置1においては、予め登録されていない色や模様の用紙については、スキャナ19でスキャンすることにより新たに登録することができ、実際の印刷物の状態を表現したプレビュー画像を表示することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プレビュー表示が可能な文書編集装置に関する。
今日、コンピュータやその周辺機器の発達に伴い、オンデマンド印刷などが容易に可能となってきた。文書内容はコンピュータの画面上で容易に編集、修正が可能であり、印刷の際も、編集された画面の内容そのままに印刷が可能である。また、印刷する紙も自由に設定可能である。
通常、文書編集時の画像背景は白色であるので、印刷する紙が通常の白色紙である場合には、編集画面上の表示は実際の印刷状態とあまり差がなく、印刷時のイメージを把握しやすい。しかし、それ以外の用紙に印刷する場合には、実際の印刷状態のイメージが把握しづらい。
このような問題に対して、実際の印刷物の状態を表現したプレビュー画像を表示可能な装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、文書によっては、そのページ毎に印刷する用紙の種類が異なる場合もある。このような場合に、ページ毎に印刷する用紙を設定することができ、その設定された用紙に応じたプレビュー画像の表示が可能な文書編集装置が知られている。
図11(a)は、そのような文書編集装置における用紙の設定画面の例を示す。この用紙設定画面24において、印刷する用紙のサイズ、タイプ、色などの設定が可能である。ここで、色指定部244のプルダウンボタンを選択すると、図11(b)に示すような色リスト249が色指定部244の下部に表示される。このリストに表示された色については予め登録されているので、プレビュー表示が可能である。ユーザがこの中から1色を選択すると、それに応じて用紙プレビュー画像241を表示することができる。
特開2002−103726号公報
しかしながら、従来の文書編集装置によると、ページ毎に設定された用紙に応じたプレビュー画像を表示するためには、予めその用紙に応じた画像情報が登録されている必要があり、登録がされていない色の用紙などを使用したい場合には、適切なプレビュー画像を表示することができなかった。
すなわち、図11(b)の色リスト249に表示された色以外の色の用紙を印刷用紙として使用したい場合には、ユーザは、色リスト249の最下部の「その他」を選択することとなる。これを選択すると、図11(c)に示すような新色名入力画面25が表示され、ユーザは新色名入力部251に新たな色名を入力する。例えば、色リスト249には「ラベンダー」色は設定されておらず、「ラベンダー」色の用紙に印刷することを所望する場合には新色名入力部251に「ラベンダー」と入力することはできる。
しかし、「ラベンダー」色の用紙画像は文書編集装置に登録されていないため表示することはできず、図11(a)に示すように、色指定部244に「ラベンダー」と表示されたとしても、用紙プレビュー画像241は無色のままとなってしまう。
従って、本発明の目的は、編集中の文書を印刷する用紙として、予め登録されていない色や模様の用紙を用いる場合においても、実際の印刷物の状態を表現したプレビュー画像の表示が可能な文書編集装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、ユーザ定義用の用紙をスキャンして得られた用紙カラー画像データを入力する画像データ入力部と、前記用紙カラー画像データを識別情報とともに記憶する記憶部と、編集対象の文書データを入力する文書データ入力部と、識別情報を入力する識別情報入力部と、前記識別情報入力部によって入力された前記識別情報に対応する前記用紙カラー画像データを前記記憶部から読み出し、その読み出した用紙カラー画像データと前記文書データ入力部によって入力された前記文書データとを合成してプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部と、前記プレビュー画像を表示する表示部とを備えたことを特徴とする文書編集装置を提供する。
上記文書編集装置によれば、登録を希望する用紙をスキャンしてその用紙カラー画像データを登録することで、登録されていない色や模様の用紙でも、プレビュー画像として見ることができる。「ユーザ定義用の用紙」としては、普通紙、光沢紙、タブ紙、OHPシート、穴あき紙、タブ用紙、テクスチャ紙、プリプリント紙等の各種の用紙が対象となり、また、サイズもA4、A3、B4等の各種のサイズが対象となる。「用紙カラー画像データ」には、用紙の輪郭情報、色、模様、平滑度等の紙質等が含まれる。
プレビュー画像生成部は、文書データに対する用紙カラー画像データの向きを回転させる回転部を備えた構成でもよい。用紙の向きを気にせずにスキャンすることができ、用紙画像の読み取り作業を効率的に行うことができる。
識別情報入力部は、用紙カラー画像データの色名を入力してもよい。色付きの用紙の場合、色名により容易に識別することができる。
プレビュー画像生成部は、用紙カラー画像データ上の文字を認識する文字認識部を備え、文字認識部による認識結果に応じて用紙カラー画像データの向きを正立させる回転処理を行い、正立状態の用紙カラー画像データと文書データとを合成してプレビュー画像を生成するようにしてもよい。これにより、用紙カラー画像データの回転操作の手間を省くことができる。
記憶手段は、用紙カラー画像データを用紙の輪郭情報と色情報として記憶するのが好ましい。これにより、記憶容量およびCPU負荷を低減することができる。
色情報は、用紙カラー画像データの全画素あるいは一部について平均化演算を行い、その結果に基づいて決定された単一色であることが好ましい。単一色で記憶することにより、記憶容量およびCPU負荷を低減することができる。
本発明によれば、編集中の文書を印刷する用紙としてどのような色や模様の用紙を用いる場合であっても、実際の印刷物の状態を表現したプレビュー画像の表示が可能となる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る文書編集システムを示す。この文書編集システム100は、文書を編集する文書編集装置1と、編集された文書を印刷するプリンタ18と、用紙等から画像を読み取るスキャナ19とを備え、これらの文書編集装置1、プリンタ18およびスキャナ19をネットワーク17によって接続したものである。
文書編集装置1は、この装置1全体を制御するCPU11と、CPU11のプログラムや画面情報等の各種のデータを記憶する記憶部13と、キーボード,マウス等からなるユーザ指示部14と、ネットワーク17に接続されたネットワークインターフェイス15と、画面等を表示するLCD(液晶ディスプレイ)等からなる表示部16とを備え、これらのCPU11、記憶部13、ユーザ指示部14、ネットワークインターフェイス15および表示部16をメイン内部バス12によって接続したものである。
記憶部13は、後述する図7および図8のフローチャートに示すようなCPU11のプログラムが格納されたプログラム格納部131と、スキャナ19によって読込まれた画像を一時的に保存するための画像メモリ132と、用紙に関する各データをデータベース化して格納するための用紙データベース133とを有し、ROM(リード・オンリー・メモリ)やRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)等によって構成されている。
プリンタ18は、各種の用紙を収納する複数の給紙トレイと、複数の給紙トレイから用紙を印刷位置まで供給する用紙供給部と、印刷位置に供給された用紙に画像を、例えば、電子写真方式により印刷する印刷部とを備える。電子写真方式は、感光体に対する帯電,現像,クリーニングを繰り返すことにより実現される。この電子写真方式の他に、インクジェット方式、感熱転写方式等の各種の方式のものを用いることができる。また、印刷された用紙の仕分け、綴じ処理等の後処理を行う後処理装置を備えていてもよい。
スキャナ19は、用紙が載置される原稿台と、用紙を自動的に1枚ずつ原稿台に供給するADF(自動給紙装置)と、用紙から用紙カラー画像を読み取るカラー光電変換素子アレイと、カラー光電変換素子アレイを走査する走査部とを備え、原稿台に載置された用紙、あるいはADFから供給された用紙に対し光電変換素子アレイを走査して用紙から用紙カラー画像を光学的に読み取り、その用紙カラー画像をネットワーク17を介して文書編集装置1に送信するように構成されている。
(文書編集システムの動作)
次に、文書編集システム100の動作を図2〜図6を参照し、図7および図8のフローチャートに従って説明する。
ユーザが、文書編集装置1のユーザ指示部14を操作して編集作業の開始を指示すると、CPU11は、記憶部13から編集画面を読み出して表示部16に表示する。
図2は、その編集画面を示す。この編集画面21中には、用紙リスト210およびプレビュー画像211が表示される。用紙リスト210は、文書編集装置1において編集しようとする或いはされた文書が用紙毎に合成データとして整理されており、各合成データには、文字や図などからなる文書情報と、用紙の色や形状等に関する用紙種情報が含まれる。
プレビュー画像211は、用紙リスト210中から選択された1つの用紙についての文書情報を、用紙種情報とともにプレビュー表示される。図2に示す場合は、選択された「用紙1」に対応するプレビュー画像211が、用紙種情報が未設定であるか或いは標準設定であるため、無地白色の用紙が表示されている。
(1)既登録用紙の選択
図2が表示された状態において、ユーザが用紙リスト210に表示された用紙の中から1を選択し、マウス等の操作により用紙設定を指示すると(図7:ステップS11)、CPU11は表示部16上に、選択された用紙に対する用紙設定画面を表示する(図7:ステップS12)。
図3は、その用紙設定画面の一例を示す。この用紙設定画面22には、用紙リスト220、用紙プレビュー画像221、サイズ指定部222、タイプ指定部223、色指定部224、新色ボタン225、重量指定部226、穴あき紙指定部227、OKボタン228およびキャンセルボタン229が表示される。
用紙リスト220は、各用紙に用いられる台紙のサイズ、タイプ、色、重量、穴あき紙か否か等の現在の設定状況について表示される。用紙プレビュー画像221は、選択された用紙における台紙の外観がプレビュー表示される。サイズ指定部222、タイプ指定部223、色指定部224、重量指定部226、穴あき紙指定部227は、ユーザの指定によりそれぞれ台紙のサイズ、タイプ、色、重量、穴あき紙か否かを決定するために用いられる。
ユーザがサイズ指定部222のプルダウンボタンを選択すると、CPU11は表示部16上に用紙サイズのリストを表示する。用紙のサイズは、例えば、A4、B4、はがきサイズなど、一般的なサイズについて予めデータが登録されており、ユーザはその中から所望するサイズを選択することができ、選択されたサイズが新たな用紙のサイズとして設定される(図7:ステップS13)。
次に、ユーザがタイプ指定部223のプルダウンボタンを選択すると、CPU11は表示部16上に用紙タイプのリストを表示する。用紙のタイプは、何ら飾りのない矩形上の「標準」の他、上方や側方に見出し部分の付いたインデックス用紙などが予めデータ登録されており、上記サイズと同様に、ユーザの選択が可能である。そして、選択されたタイプが新たな用紙のタイプとして設定される(図7:ステップS14)。
次に、ユーザが色指定部224のプルダウンボタンを選択すると、CPU11は表示部16上に用紙色のリストを表示する。用紙の色は、白、赤、青、黄色など、一般に使用頻度の高い用紙色が予めデータ登録されている。ユーザがその中から所望する色を選択すると、選択されたサイズが新たな用紙の色として設定される(図7:ステップS15)。尚、登録されていない用紙色を使用することもでき、この場合については後述する。
次に、ユーザが重量指定部226に所望の数値を入力すると、CPU11はその数値を新たな用紙の重量として設定する(図7:ステップS16)。用紙の重量は、通常の印刷用紙とは異なる、特別に薄い用紙や、特別に厚い用紙を指定する際に限り、そのデータをユーザが入力する必要があり、通常の印刷用紙の重量でよい場合には、特に入力は要しない。
次に、ユーザが穴あき紙指定部227のプルダウンボタンを選択すると、CPU11は表示部16上に穴あき紙のリストを表示する。穴あき紙とは、2穴、26穴、30穴などのファイリング用に予めファイル穴のあけられた用紙であり、このような紙を用いるか否かについてもユーザの選択が可能である。ユーザがその中から所望する紙を選択すると、選択された穴あき紙が新たな用紙として設定される(図7:ステップS17)。
以上のように各項目についてユーザによる設定がなされた後、その設定内容を保存すべきか否かの判断がなされることとなる(図7:ステップS18)。その設定内容を保存するとユーザが判断した際には(ステップS18:Yes)、OKボタン228が選択され、CPU11は当該設定内容について用紙データベース133に設定内容のデータを格納する(図7:ステップS19)。一方、その設定内容を保存せず削除するとユーザが判断した際には(ステップS18:No)、キャンセルボタン229が選択され、CPU11は当該設定内容について保存することなく設定内容のデータを消去する(図7:ステップS20)。
(2)未登録用紙色の設定
上記ステップS15における用紙色の設定において、登録されていない用紙色を選択する際の設定方法については、図8に示すフローチャートに従ってなされる。
用紙色の設定の際に、ユーザの所望する用紙色がリスト上に設定されていない場合には、ユーザは、図3の用紙設定画面22における新色ボタン225を選択する(図8:ステップS21)。CPU11は、表示部16に新色用紙設定画面を表示する(図8:ステップS22)。
図4は、その新色用紙設定画面を示す。この新色用紙設定画面23Aには、用紙色名入力部231、用紙色プレビュー画面232、スキャン開始ボタン233、OKボタン234およびキャンセルボタン235が表示される。
ユーザが、用紙色名入力部231に、ユーザが新たに設定を希望する色の名称を入力すると(図8:ステップS23)、当該名称が新色の名称として設定される。用紙色プレビュー画面232には、スキャナ19によって取込まれた用紙色情報がプレビュー表示されるのだが、画像読取前には何も表示されない。
ユーザが、画像の読取を所望する色の用紙をスキャナ19にセットした後(図8:ステップS24)、ユーザがスキャン開始ボタン233を選択すると(ステップS25)、CPU11はネットワークインターフェイス13を介してスキャナ19に対してスキャン実行信号を送信する。当該信号を受信したスキャナ19はスキャンを実行し(図8:ステップS26)、読込んだ画像情報を文書編集装置1へ送信する。CPU11は、受信した画像情報を画像メモリ132に一時的に格納し、表示部16に表示された新色用紙設定画面23Aの用紙色プレビュー画面232上にプレビュー画像を表示する。
ユーザは、表示されたプレビュー画像を参照し、表示内容を登録すべきか否かを判断する(図8:ステップS28)。ユーザがキャンセルボタン235を選択した場合には(ステップS28:No)、CPU11は表示内容を保存しないと判断し、再度設定し直すためにステップS23に処理を戻す。一方、ユーザがOKボタン234を選択した場合には(ステップS28:Yes)、CPU11は表示内容を保存すると判断し、新たな用紙色のデータとして用紙データベース133に格納する(図8:ステップ29)。
(3)新たに設定した用紙色の選択
図5は、図3および図4に示す画面表示によって用紙設定の変更がなされた後の用紙設定画面の表示例である。図5において、用紙リスト220中の「用紙1」から「用紙4」までについては、サイズ、タイプ、色、重量、穴あき紙か否か、の各設定がそれぞれ異なっている。また、新たな用紙色として「ラベンダー」色が設定されたとして、「用紙4」の用紙色には「ラベンダー」色が設定されている。上記ステップS12において、登録されている用紙色の中から「ランベンダー」を選択し、OKボタン228を選択すると、用紙色がラベンダー色の編集画面が表示部16に表示される。
図6は、その編集画面の表示例である。この編集画面21には、設定の変更された用紙4のプレビュー画像211が表示される。プレビュー画像211は、新たに設定された「ラベンダー」色の用紙の上に、「用紙4」の文字や図が表記された、現実に印刷した際の外観がイメージ表示される。また、用紙リスト210の「用紙1」から「用紙4」の各用紙名の手前には、設定済みチェック212が付記されているが、これは、用紙設定画面22によって用紙の設定変更が行われたことを示している。
(第1の実施の形態の効果)
以上のように文書編集方法を構成することにより、文書編集装置に予め設定のされていない色や模様の用紙を印刷用紙として指定したい場合であっても、その都度画像情報を読込むことにより、適切にプレビュー表示することが可能となる。
[第2の実施の形態]
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る新色設定画面を示す。この新色設定画面23Bは、図3の用紙設定画面22において新色ボタン225を選択した際に表示される、データ上に設定のない台紙の色を設定するための画面であって、図4とは異なる形態の一例ある。
これまで、用紙色は単色無地を前提として説明してきたが、単色無地以外であっても、複数色による模様の付した用紙や、企業名のロゴの付された用紙などを用いた文書が作製されることも多い。このような場合においても、それらの用紙をスキャナ19で読込み、記憶させることによって、文書に用いる用紙として本発明に係る文書編集装置で利用可能となる。
上記図4で示すような単色無地の用紙においては、スキャナ19によって読込まれた用紙の画像は、上下左右の向きが存在しなかったが、図9の用紙プレビュー画像236に示すような文字入りの用紙などの場合には、スキャンする方向によっては、図9に示すように上下が反転してしまうことが起こり得る。
このような場合に、右90°回転ボタン237、左90°回転ボタン238、180°回転ボタン239等を設けておくことにより、どのような向きで、用紙の画像を取込んだとしても、新色設定画面23B上で、修正することが可能となる。
(第2の実施の形態の効果)
この第2の実施の形態によれば、用紙の画像をスキャンするとき、用紙の向きが異なってスキャンした場合でも後の編集で用紙画像の向きを変更することができるので、用紙画像の読み取り動作を効率的に行うことができる。なお、用紙に文字が記録されている場合に、用紙画像をOCR処理して文字の向きから用紙画像の向きを判断し、用紙画像が正立するように回転処理を自動的に行うようにしてもよい。これにより、用紙画像の回転操作の手間を省くことができ、効率的な編集作業を行うことができる。
[第3の実施の形態]
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る新色用紙設定画面の表示例を示す。この第3の実施の形態は、スキャナで読み込んだ用紙画像イメージの全画素の加算平均から単一色を計算して求め、それを用紙色として採用するものである。
新色用紙設定画面23Cには、図4に示したように、用紙色名入力部231、用紙色プレビュー画面232、スキャン開始ボタン233、OKボタン234およびキャンセルボタン235が設けられており、本実施の形態では、さらに、単一色計算ボタン254を設けたものである。単一色計算ボタン254を選択してから、スキャンを開始すると、スキャンして作成された用紙画像イメージから単一色を計算し、その単一色を用紙色として採用する。
用紙がテクスチャ(texture)がなく、プレプリント(記録面の凹凸を覆い隠す透明層をあらかじめ全面に転写しておき、その表面に画像部のインクを印字する手法)でなく、単色で十分に平滑である場合、スキャナ19で読み込んだ用紙画像イメージの全画素はほとん同じRGB値を持つので、全画素の加算平均から単一色を計算して求め、それを用紙色として採用することができる。
(第3の実施の形態の効果)
用紙色を用紙画像イメージで管理すると、メモリやハードディスクの容量を必要とし、プレビューイメージの作成にも多くのCPU時間を必要とするため、用紙色を単一色として管理することは記憶容量の低減、CPU負荷の低減のメリットがある。
なお、ユーザーが単色用紙であることを保証している訳であるから、用紙画像イメージの全画素から単一色を計算する必要はなく、用紙画像イメージの一部分のみから単一色を計算してもよい。これにより、計算にかかるCPUコストを低減できる。また、単一色の計算を行うか否かを装置が判断してもよい。例えば、用紙をスキャンして作成された用紙画像イメージの全画素を比較し、全画素のRGB値のばらつきが規定の閾値内であるときは、単色用紙であると判断し、自動的に単一色を採用する方法が考えられる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、その発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々と変形実施が可能である。例えば、上記各実施の形態の構成要素を発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に組み合わせることができる。
また、例えば、スキャナを文書編集装置に含めて構成してもよい。スキャン操作と編集操作を近い場所で行うことが可能となり、編集作業を効率的に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る文書編集システムの構成を示すブロック図である。 文書編集画面の表示例を示す図である。 用紙設定画面の表示例を示す図である。 新色用紙設定画面の表示例を示す図である。 用紙設定画面の設定変更後の表示例を示す図である。 文書編集画面の用紙設定変更後の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る文書編集システムにおける用紙設定の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る文書編集システムにおける用紙の新色を設定する際の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る新色用紙設定画面の表示例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る新色用紙設定画面の表示例を示す図である。 (a)〜(c)は従来の文書編集方法における用紙設定画面の表示例である。
符号の説明
1、文書編集装置 11、CPU 12、メイン内部バス 13、記憶部
14、ユーザ指示部 15、ネットワークインターフェイス 16、表示部
17、ネットワーク18、 プリンタ19、 スキャナ
21、編集画面 22、用紙設定画面 23A〜23C、新色用紙設定画面
24、用紙設定画面 25、新色名入力画面 100、編集システム
131、プログラム格納部 132、画像メモリ
133、用紙データベース 210、用紙リスト 211、プレビュー画面
212、設定済みチェック 220、用紙リスト
221、用紙プレビュー画像 222、サイズ指定部
223、タイプ指定部 224、色指定部 225、新色ボタン
226、重量指定部 227、穴あき紙指定部 228、OKボタン
229、キャンセルボタン 231、用紙色名入力部
232、用紙色プレビュー画面 233、スキャン開始ボタン
234、OKボタン 235、キャンセルボタン
236、用紙色プレビュー画像 237、右90°回転ボタン
238、左90°回転ボタン 239、180°回転ボタン
240、用紙リスト 241、用紙プレビュー画像 242、サイズ指定部
243、タイプ指定部 244、色指定部 245、重量指定部
246、穴あき紙指定部 247、OKボタン 248、キャンセルボタン
249、色リスト 251、新色名入力部 252、OKボタン
253、キャンセルボタン 254、単一色計算ボタン

Claims (6)

  1. ユーザ定義用の用紙をスキャンして得られた用紙カラー画像データを入力する画像データ入力部と、
    前記用紙カラー画像データを識別情報とともに記憶する記憶部と、
    編集対象の文書データを入力する文書データ入力部と、
    識別情報を入力する識別情報入力部と、
    前記識別情報入力部によって入力された前記識別情報に対応する前記用紙カラー画像データを前記記憶部から読み出し、その読み出した用紙カラー画像データと前記文書データ入力部によって入力された前記文書データとを合成してプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部と、
    前記プレビュー画像を表示する表示部とを備えたことを特徴とする文書編集装置。
  2. 前記プレビュー画像生成部は、前記文書データに対する前記用紙カラー画像データの向きを回転させる回転部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の文書編集装置。
  3. 前記識別情報入力部は、前記用紙カラー画像データの色名であることを特徴とする請求項1に記載の文書編集装置。
  4. 前記プレビュー画像生成部は、前記用紙カラー画像データ上の文字を認識する文字認識部を備え、前記文字認識部による認識結果に応じて前記用紙カラー画像データの向きを正立させる回転処理を行い、正立状態の前記用紙カラー画像データと前記文書データとを合成して前記プレビュー画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の文書編集装置。
  5. 前記記憶手段は、前記用紙カラー画像データを前記用紙の輪郭情報と色情報として記憶することを特徴とする請求項1に記載の文書編集装置。
  6. 前記色情報は、前記用紙カラー画像データの全画素あるいは一部について平均化演算を行い、その結果に基づいて決定された単一色であることを特徴とする請求項5に記載の文書編集装置。
JP2005088299A 2005-03-25 2005-03-25 文書編集装置 Pending JP2006268645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005088299A JP2006268645A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 文書編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005088299A JP2006268645A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 文書編集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006268645A true JP2006268645A (ja) 2006-10-05

Family

ID=37204515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005088299A Pending JP2006268645A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 文書編集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006268645A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011090640A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Profield Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2012098478A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Canon Inc 画像形成装置、画像形成システム及び制御方法
US10511728B2 (en) 2018-02-01 2019-12-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device, non-transitory computer-readable recording medium containing instructions therefor, and information processing system
US10901672B2 (en) 2018-02-13 2021-01-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information processing device, image processing system and non-transitory computer-readable recording medium storing instructions to control the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011090640A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Profield Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2012098478A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Canon Inc 画像形成装置、画像形成システム及び制御方法
US10511728B2 (en) 2018-02-01 2019-12-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device, non-transitory computer-readable recording medium containing instructions therefor, and information processing system
US10901672B2 (en) 2018-02-13 2021-01-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information processing device, image processing system and non-transitory computer-readable recording medium storing instructions to control the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8407591B2 (en) Image processing apparatus, computer program product, and preview image displaying method
US20080007775A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
US6470155B1 (en) Multi-market optimized user interface assembly and a reprographic machine having same
CN102902495B (zh) 打印系统的预览装置以及打印系统的预览方法
US20090122341A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
US20070146776A1 (en) Image processing apparatus and control method of the same
JP6288931B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法とプログラム
JP2007028105A (ja) 印刷制御装置及びその方法
JP4200388B2 (ja) 印刷用紙、印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法
JP2006268645A (ja) 文書編集装置
JP3844036B2 (ja) 印刷用紙、印刷制御プログラムを記録した媒体、印刷制御装置および印刷制御方法
JP4487843B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成装置の制御プログラム
JP3768654B2 (ja) 情報処理装置、印刷装置およびそれらの制御方法
JP2007015168A (ja) 記録装置および記録装置制御プログラム
US8274689B2 (en) Image processing apparatus, computer-readable recording medium, and method for acquiring and outputting an image
JP4785639B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP2015000515A (ja) 画像形成装置、制御方法及びプログラム
JP2010067183A (ja) 画像レイアウト設定方法、画像レイアウト設定装置および画像レイアウト設定プログラム
JP2005316053A (ja) 画像処理装置
JP2004009454A (ja) プリンタ及びプリント方法
JP2010152490A (ja) 画像形成システム、画像形成装置及びプリンタドライバ
JP2010108165A (ja) アルバムプリント注文受付装置およびアルバムプリント注文受付プログラム
JP2006324954A (ja) 画像形成装置および画像形成方法およびプログラム
JP2005339217A (ja) 印刷管理装置およびこれに用いるプログラム
JP2006254106A (ja) 複写制御装置、方法及びプログラム