JP2006268451A - 退職金ポイント算出システム及び退職金算出システム - Google Patents

退職金ポイント算出システム及び退職金算出システム Download PDF

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Abstract

【課題】 人事制度のマイナーチェンジが行われたとしても容易に退職金ポイントの付与作業を行うことができ、容易に退職金の算出を行うことができる退職金算出システムを提供する。
【解決手段】 日付情報及び人事情報を入力して退職金を算出する退職金算出システムにおいて、有効期限が定められたマスターテーブルが保存されたデータベース1と、日付情報に基づいてデータベースからマスターテーブルを選択するマスターテーブル選択手段2と、人事情報に基づいて選択されたマスターテーブルから退職金ポイントを抽出する退職金ポイント抽出手段3と、抽出された退職金ポイントを保存する退職金ポイント登録手段4と、退職金ポイントから所定の計算式に基づいて退職金を算出する退職金算出手段5を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は退職金ポイント算出システム及び退職金算出システムに関する。詳しくは、日付情報に基づいて有効な基礎データを選択し、選択された基礎データから退職金ポイントを抽出することによって制度変更を特に意識することなく退職金ポイントを算出することができる退職金ポイント算出システム及び退職金算出システムに係るものである。
従来、会社及び会社に類する組織を有する企業(以下、両者を含めて「会社」と称する。)に従事する従業員の退職金を計算する場合の退職金算定式としては、
(退職金)=(算定基礎給)×(勤続年数別支給率)×(退職事由別係数)+(各種加算)
といったものが用いられている。
なお、算定基礎給とは、基本給または基本給の一定割合で月例賃金と連動したものであり、毎年の賃上げは算定基礎給に即反映され、基本給が年功的賃金であれば退職金もその影響を受けることとなる。また、勤続年数別支給率には、一律増加型、段階的増加型、累進的増加型等いくつかの種類があるが、いずれも勤続年数に応じて支給率が増加するものであり、支給率の増加幅は長期間勤続するほど大きくなるのが一般的である。また、退職事由別係数は、定年あるいは会社都合退職、自己都合退職等の退職事由によって支給率に差を発生させるための係数である。なお、各種加算には、功労加算や役職加算等が考えられる。
上記の様な退職金算定式で算出される従来の退職金制度は、月例賃金と密接な関係を有しており、長期間の勤続を重視する支給率を用いている点が特長であり、反面問題でもある。更に最近では、個人業績に応じて給与額が増減する「年俸制」の採用も増えてきており、こうした賃金制度の改定によって、従来型の退職金の基本給という考え方が崩れ、上記した様な退職金の算定ができないケースが増加している。
この様な問題に対応すべく、退職金を賃金(特に基本給)から完全に切り離した成果及び能力主義退職金制度、即ち、ポイント制退職金制度が急速に普及している。ここで、ポイント制退職金制度で退職金を計算する場合の退職金算定式としては、
(退職金)={(累積資格等級ポイント)+(累積勤続年数ポイント)}×(ポイント単価)×(退職事由別係数)+(各種加算)
といったものが用いられている。
なお、累積資格等級ポイントとは、人事制度に職能資格制度または職務等級制度を採用している会社において、資格等級に応じて付与されるポイントのことであり、例えば、下記表1に示す様な職能資格等級が与えられている場合、新入社員は入社時にJ−1の資格等級が与えられ、このJ−1の資格等級で1年間在籍すると6ポイントが付与されることとなる。その後同じ資格等級で1年間在籍すると更に6ポイントが付与され、累積資格等級ポイントは12ポイントということになる。
Figure 2006268451
また、累積勤続年数ポイントは、勤続年数に対してポイントが付与されるものであり、例えば、下記表2に示す様な勤続年数ポイントが与えられている場合、勤続年数が3年未満の場合には、勤続1年につき5ポイントが付与されることとなる。
Figure 2006268451
なお、ポイント単価とは上記の様にして付与されるポイントの1ポイント当たりの金額であり、一般的には(1ポイント)=(10000円)に設定されることが多いが、会社によっては、(1ポイント)=(8000円)の場合や、(1ポイント)=(6000円)という場合もある。
また、最近では上記したポイント制退職金制度の発展形として、役職在職ポイントを加え、更に個人業績成果を反映させる会社が増えてきている。この場合の退職金算定式としては、
(退職金)={(累積資格等級ポイント)+(累積勤続年数ポイント)+(累積役職在職ポイント)+(累積成果反映ポイント)}×(ポイント単価)×(退職事由別係数)+(各種加算)
といったものが用いられている。
なお、累積役職在職ポイントとは、役職者に対してその在職1年にポイントが付与されるものであり、例えば、下記表3に示す様な役職ポイントが与えられている場合、係長で1年間在籍すると4ポイントが付与されることとなる。
Figure 2006268451
また、累積成果反映ポイントとは、個人業績の成果、即ち定期人事考課における評価ランク(例えば、Sランク、Aランク、Bランク、Cランク、Dランク)によって、資格等級ポイントや役職在職ポイントに加算するものであり、例えば、下記表4や表5に示す様な資格等級ポイントや役職在職級ポイントが与えられている場合、社員1級で評価ランクがAランクの場合には、社員1級としての6ポイントに加えて成果ポイントとして2ポイントが付与されることとなり、課長代理で評価ランクがBランクの場合には、課長代理としての6ポイントに加えて成果ポイントとしての1ポイントが付与されることとなる。
Figure 2006268451
Figure 2006268451
なお、上記したポイント制退職金制度及びその発展形共に、毎年のポイントの算出基準日(通常は決算期末日)に資格等級の在籍期間のポイント及び勤続年数のポイントを求め、各従業員に対して台帳形式で記録を行い、退職時に退職月日までの各ポイントを求め、上記した計算式によって退職金額の計算を行うものである。
ところで、人事制度というのは、一度決めたとしても社内事情や外部経営環境の変化で変更を余儀なくされることが多く、ポイント制退職金制度及びその発展形においても、付与するポイント数や成果ポイント数等の変更(以下、こうした変更を「マイナーチェンジ」と称する。)は数年に一度の間隔で行われるのが一般的である。即ち、マイナーチェンジによって、付与するポイントを決定する際の基礎となるデータ(以下、「基礎データ」と称する。)に変更が加えられることとなる。なお、制度のマイナーチェンジは、事前に会社と従業員代表または労働組合との話し合いが行われ、全従業員に告知等した後に所定期間経過後に実施されることとなる。このことは、現行の制度を適用しながら制度変更実施月日から一斉に新しい制度内容を適用していくことを意味する。
ここで、こうしたマイナーチェンジが行われると、マイナーチェンジの前後で基礎データに変更が生じるわけであるが、マイナーチェンジが行われる度に異なる基礎データを参照してのポイント付与作業は非常に煩雑であり、マイナーチェンジが行われたとしても容易にポイント付与を行うことができるシステムが強く求められていた。
なお、マイナーチェンジが行われる度に基礎データを更新し、即ち、マイナーチェンジ前の基礎データを完全に破棄し、システム内に現在有効な基礎データのみを格納するという方法によって、マイナーチェンジが行われたとしても容易にポイントの付与作業を行うといった方法も考えられる。しかし、過去に遡ってポイント付与の訂正等を行う場合も考えられるところ、現在有効なデータのみならず、過去に有効であったデータをも格納する必要があるため、現在有効なデータのみを格納するという方法による対応では充分であるとは言えない。
本発明は、こうした要求に応じるべく創案されたものであって、マイナーチェンジが行われたとしても容易に退職金ポイントの付与作業を行うことができる退職金ポイント算出システム及びこうした退職金ポイント算出システムを用いて容易に退職金の算出を行うことができる退職金算出システムを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る退職金ポイント算出システムは、少なくとも日付情報及び人事情報を入力情報として入力し、該入力情報に基づいて退職金ポイントを導く退職金ポイント算出システムにおいて、複数の人事情報が登録され、それぞれの人事情報が所定の退職金ポイントと関連付けられると共に、有効期間が定められた基礎データが格納されたデータベースと、外部から入力された日付情報を認識し、同日付情報に基づいて有効な前記基礎データを前記データベースから選択する基礎データ選択手段と、外部から入力された人事情報を認識し、前記基礎データ選択手段によって選択された基礎データから、前記人事情報と関連付けられた退職金ポイントを抽出する退職金ポイント抽出手段とを備える。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る退職金算出システムは、少なくとも日付情報及び人事情報を入力情報として入力し、該入力情報に基づいて退職金を算出する退職金算出システムにおいて、複数の人事情報が登録され、それぞれの人事情報が所定の退職金ポイントと関連付けられると共に、有効期限が定められた基礎データが格納されたデータベースと、外部から入力された日付情報を認識し、同日付情報に基づいて有効な前記基礎データを前記データベースから選択する基礎データ選択手段と、外部から入力された人事情報を認識し、前記基礎データ選択手段によって選択された基礎データから、前記人事情報と関連付けられた退職金ポイントを抽出する退職金ポイント抽出手段と、外部から入力された日付情報及び人事情報と共に、前記ポイント抽出手段によって抽出された退職金ポイントが登録される退職金ポイント登録手段と、前記退職金ポイント登録手段に登録された退職金ポイントに基づいて退職金を算出する退職金算出手段とを備える。
ここで、基礎データ選択手段により外部から入力された日付情報を認識し、この日付情報に基づいて有効な基礎データをデータベースから選択した後に、退職金ポイント抽出手段により外部から入力された人事情報を認識し、基礎データ選択手段により選択された基礎データから、認識した人事情報と関連付けられた退職金ポイントを抽出することによって、複数の有効期限の異なる基礎データがデータベースに格納されていたとしても、常に同じ処理ロジックを実行するだけで退職金ポイントの抽出が実現し、マイナーチェンジが行われたか否かを全く意識することなく処理を行うことができる。
上記した退職金ポイント算出システムでは、マイナーチェンジが行われたとしても常に同じ処理ロジックを実行するだけで退職金ポイントの抽出が実現し、マイナーチェンジが行われたか否かを全く意識することなく処理を行うことができるために極めて容易に退職金ポイントの付与作業を行うことができる。同様に、上記した退職金算出システムでは極めて容易に退職金ポイントの付与作業を行うことができるために、退職金の算出の容易化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は本発明を適用した退職金算出システムの一例を説明するための模式図であり、ここで示す退職金算出システムは、退職金ポイントを算出する基礎データであるマスターテーブルが保存されたデータベース1と、外部から入力される日付情報に基づいてデータベースから条件を満たすマスターテーブルを選択するマスターテーブル選択手段2と、外部から入力される人事情報に基づいてマスターテーブル選択手段によって選択されたマスターテーブルから所定の退職金ポイントに関する情報を抽出する退職金ポイント抽出手段3と、退職金ポイント抽出手段によって抽出された退職金ポイント情報を保存する退職金ポイント登録手段4と、退職金ポイント登録手段に保存された退職金ポイント情報に基づいて退職金を算出する退職金算出手段5を有している。
ここで、データベースには人事履歴管理と退職金ポイントの計算に必要なマスターテーブルが保存されており、保存されるマスターテーブルの例としては、職種名マスターテーブル(図2(a)参照。)、資格等級ポイントマスターテーブル(図2(b)参照。)、役職在職ポイントテーブル(図2(c)参照。)、勤続年数ポイントマスターテーブル(図2(d)参照。)、ポイント単価マスターテーブル(図2(e)参照。)、退職事由係数マスターテーブル(図2(f)参照。)等が考えられ、また、個人業績成果を退職金ポイントに反映させる場合には、個人業績成果反映型資格等級ポイントマスターテーブル(図3(a)参照。)や役職在職ポイントマスターテーブル(図3(b)参照。)等が考えられる。
なお、いずれのマスターテーブルも各マスターテーブルの有効期間の始期である実施年月日と有効期間の終期である終了年月日が定められている。
さて、上記した様に、人事制度は数年に一度マイナーチェンジがなされることが一般的であるため、ここでは、2000年4月1日に会社を設立しポイント制退職金制度の導入を開始し、2004年4月1日に第1回目のマイナーチェンジを、2006年4月1日に第2回目のマイナーチェンジが行われた場合を例に挙げて上記したデータベースについて説明を行う。なお、説明の便宜のため、資格等級ポイントマスターテーブル及び勤続年数ポイントマスターテーブルについてのみ説明を行うこととする。
先ず、会社設立(2000年4月1日)から第1回のマイナーチェンジがなされるまでの間は、図4(a)で示す様に、第1の資格等級ポイントマスターテーブル6a及び第1の勤続年数ポイントマスターテーブル7aがデータベースに保存されている。この時、両マスターテーブルの実施年月日は2000年4月1日とされ、終了年月日は2999年12月31日とされている。なお、終了年月日はシステム上許容される年月日の最大値を入力するものとし、必ずしも2999年12月31日である必要は無い。
続いて、第1回目のマイナーチェンジがなされると、図4(b)で示す様に、新たに第2の資格等級ポイントマスターテーブル6b及び第2の勤続年数ポイントマスターテーブル7bがデータベースに追加される。ここで、実施年月日が2004年4月1日である第2の資格等級ポイントマスターテーブルがデータベースに追加されると、第1の資格等級ポイントマスターテーブルの終了年月日が2999年12月31日から第2の資格等級ポイントマスターテーブルの実施年月日の前日である2004年3月31日に書き換えられ、第2の資格等級ポイントマスターテーブルの終了年月日は2999年12月31日とされる様に構成されている。同様に、実施年月日が2004年4月1日である第2の勤続年数ポイントマスターテーブルがデータベースに追加されると、第1の勤続年数ポイントマスターテーブルの終了年月日が2999年12月31日から第2の勤続年数ポイントマスターテーブルの実施年月日の前日である2004年3月31日に書き換えられ、第2の勤続年数ポイントマスターテーブルの終了年月日は2999年12月31日とされる様に構成されている。
更に、第2回目のマイナーチェンジがなされると、図4(c)で示す様に、新たに第3の資格等級ポイントマスターテーブル6c及び第3の勤続年数ポイントマスターテーブル7cがデータベースに追加される。ここで、実施年月日が2006年4月1日である第3の資格等級ポイントマスターテーブルがデータベースに追加されると、第2の資格等級ポイントマスターテーブルの終了年月日が2999年12月31日から第3の資格等級ポイントマスターテーブルの実施年月日の前日である2006年3月31日に書き換えられ、第3の資格等級ポイントマスターテーブルの終了年月日は2999年12月31日とされる様に構成されている。同様に、実施年月日が2006年4月1日である第3の勤続年数ポイントマスターテーブルがデータベースに追加されると、第2の勤続年数ポイントマスターテーブルの終了年月日が2999年12月31日から第3の勤続年数ポイントマスターテーブルの実施年月日の前日である2006年3月31日に書き換えられ、第3の勤続年数ポイントマスターテーブルの終了年月日は2999年12月31日とされる様に構成されている。
上記の様に構成された退職金算出システムでは、先ず、日付情報及び人事情報、即ち、入社、定期考課、特別昇格、特別昇進、臨時考課、休職、復職、自己都合退職、定年退職といった人事業務行為(以下、「人事アクション」と称する。)が行われた日付情報及びいかなる人事アクションが行われたかといった人事情報が入力情報として入力される。
日付情報が入力されると、入力された日付情報に基づいて、マスターテーブル選択手段によって、人事アクションが行われた際において退職金ポイントを算出する上で有効なマスターテーブルの選択を行う。
例えば、ポイント計算の基準日が毎年4月1日であるとして、
(1)日付情報が2001年4月1日である場合には、2000年4月1日から2001年3月31日までの間に与えられるポイントを計算することとなるために、この期間が有効期間内に含まれている第1の資格等級ポイントマスターテーブル及び第1の勤続年数ポイントマスターテーブルを選択し、
(2)日付情報が2005年4月1日である場合には、2004年4月1日から2005年3月31日までの間に与えられるポイントを計算することとなるために、この期間が有効期間内に含まれている第2の資格等級ポイントマスターテーブル及び第2の勤続年数ポイントマスターテーブルを選択し、
(3)日付情報が2008年4月1日である場合には、2007年4月1日から2008年3月31日までの間に与えられるポイントを計算することとなるために、この期間が有効期間内に含まれている第3の資格等級ポイントマスターテーブル及び第3の勤続年数ポイントマスターテーブルを選択する。
次に、日付情報に基づいてマスターテーブル選択手段により選択されたマスターテーブルから、入力された人事情報に基づいて退職金ポイントを抽出し、日付情報及び人事情報と共に、抽出された退職金ポイント情報を退職金ポイント登録手段に保存する。
例えば、2000年4月1日時点で入社1年目であり、社員1級であった従業員Aに対して、「日付情報:2001年4月1日、人事情報:社員1級」といった入力情報が入力された場合には、上記の(1)の様に第1の資格等級ポイントマスターテーブルが選択され、社員1級という入力情報(人事情報)に基づいて、2000年4月1日から2001年3月31日まで社員1級という資格等級で在籍したことに対して、資格等級ポイントとして4ポイントが付与されることとなり、入力情報と共に資格等級ポイントとして4ポイントが付与されたという情報が退職金ポイント登録手段に保存されることとなる。
同様に、上記(1)の様に第1の勤続年数ポイントマスターテーブルが選択され、勤続年数1年目として2000年4月1日から2001年3月31日まで1年間在籍したことに対して、勤続年数ポイントとして5ポイントが付与されることとなり、入力情報と共に勤続年数ポイントとして5ポイントが付与されたという情報が退職金ポイント登録手段に保存されることとなる。
上記した様な、マスターテーブル選択手段によるマスターテーブルの選択処理、退職金ポイント抽出手段による退職金ポイントの抽出処理及び退職金ポイント登録手段への保存処理によって、例えば、図5に示す様な情報が保存されることとなる。なお、図5では、上記で説明を行った資格等級ポイント及び勤続年数ポイントの他に、資格等級ポイントの成果ポイント、役職在職ポイント及び役職在職ポイントの成果ポイント等についても保存がされているが、これらのポイントの抽出方法についても資格等級ポイント及び勤続年数ポイントの抽出方法と同様である。
その後、退職金の算出を行う際には、退職金算出手段によって、
(退職金)=(退職金ポイント登録手段に保存された累積退職金ポイント)×(ポイント単価)×(退職事由別係数)+(各種加算)
といった計算処理を行うことで退職金を算出し、出力することとなる。
なお、ポイント単価や退職事由別係数についてもマイナーチェンジによって基礎データに変更が加えられることが一般的であるため、退職金の算出の際には、これら基礎データについても上記した資格等級ポイント及び勤続年数ポイントの抽出と同様に、入力された日付情報に基づいて適当なマスターテーブルをデータベースより選択して用いるものとする。
上記した本発明を適用した退職金算出システムでは、データベースに新たなマスターテーブルが追加された場合に、既存のマスターテーブルの終了年月日を新規のマスターテーブルの実施年月日の前日に書き換えると共に、新規のマスターテーブルの終了年月日を2999年12月31日とすることで、複数の有効期限の異なるマスターテーブルをデータベース内に格納し、常に同じ処理ロジックを実行するだけで退職金ポイントの抽出が可能であり、マイナーチェンジが行われたか否かを全く意識することなく処理を行え、極めて容易に退職金の算出を行うことができる。
本発明を適用した退職金算出システムの一例を説明するための模式図である。 職種名マスターテーブルを説明するための図である。 資格等級ポイントマスターテーブルを説明するための図である。 役職在職ポイントマスターテーブルを説明するための図である。 勤続年数ポイントマスターテーブルを説明するための図である。 ポイント単価マスターテーブルを説明するための図である。 退職事由係数マスターテーブルを説明するための図である。 資格等級ポイントマスターテーブル(発展型)を説明するための図である。 役職在職ポイントマスターテーブル(発展型)を説明するための図である。 データベースにマスターテーブルが追加された際の処理を説明するための模式図である。 退職金ポイント登録手段に保存される情報を説明するための模式図である。
符号の説明
1 データベース
2 マスターテーブル選択手段
3 退職金ポイント抽出手段
4 退職金ポイント登録手段
5 退職金算出手段
6a 第1の資格等級ポイントマスターテーブル
6b 第2の資格等級ポイントマスターテーブル
6c 第3の資格等級ポイントマスターテーブル
7a 第1の勤続年数ポイントマスターテーブル
7b 第2の勤続年数ポイントマスターテーブル
7c 第3の勤続年数ポイントマスターテーブル

Claims (4)

  1. 少なくとも日付情報及び人事情報を入力情報として入力し、該入力情報に基づいて退職金ポイントを導く退職金ポイント算出システムにおいて、
    複数の人事情報が登録され、それぞれの人事情報が所定の退職金ポイントと関連付けられると共に、有効期間が定められた基礎データが格納されたデータベースと、
    外部から入力された日付情報を認識し、同日付情報に基づいて有効な前記基礎データを前記データベースから選択する基礎データ選択手段と、
    外部から入力された人事情報を認識し、前記基礎データ選択手段によって選択された基礎データから、前記人事情報と関連付けられた退職金ポイントを抽出する退職金ポイント抽出手段とを備える
    ことを特徴とする退職金ポイント算出システム。
  2. 一の基礎データが前記データベースに格納された状態で他の基礎データが前記データベースに格納されると、一の基礎データの有効期限の終期を他の基礎データの有効期限の始期の前日に変更する様に構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の退職金ポイント算出システム。
  3. 少なくとも日付情報及び人事情報を入力情報として入力し、該入力情報に基づいて退職金を算出する退職金算出システムにおいて、
    複数の人事情報が登録され、それぞれの人事情報が所定の退職金ポイントと関連付けられると共に、有効期限が定められた基礎データが格納されたデータベースと、
    外部から入力された日付情報を認識し、同日付情報に基づいて有効な前記基礎データを前記データベースから選択する基礎データ選択手段と、
    外部から入力された人事情報を認識し、前記基礎データ選択手段によって選択された基礎データから、前記人事情報と関連付けられた退職金ポイントを抽出する退職金ポイント抽出手段と、
    外部から入力された日付情報及び人事情報と共に、前記ポイント抽出手段によって抽出された退職金ポイントが登録される退職金ポイント登録手段と、
    前記退職金ポイント登録手段に登録された退職金ポイントに基づいて退職金を算出する退職金算出手段とを備える
    ことを特徴とする退職金算出システム。
  4. 一の基礎データが前記データベースに格納された状態で他の基礎データが前記データベースに格納されると、一の基礎データの有効期限の終期を他の基礎データの有効期限の始期の前日に変更する様に構成された
    ことを特徴とする請求項3に記載の退職金算出システム。
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