JP2006268310A - 障害監視装置および方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数の監視対象を複数のグループに分割し、この複数のグループに対して監視周期に基づき循環的に障害の有無の監視を実行し、この実行に際して障害監視装置の負荷の状況に応じて監視周期またはグループ規模を変更する。例えば、障害監視装置が過負荷状態であるときには、監視周期またはグループ数を拡大させる。
【選択図】 図1
Description
Processing Unit)内で障害監視処理と通常処理とを並行して行う場合のCPU負荷を低減する技術に関する。
本発明第一実施例の障害監視装置および障害監視方法を図3および図4を参照して説明する。図3は本実施例の障害監視装置のブロック構成図である。図4は本実施例のCPU負荷調節手順を示すフローチャートである。
・一定周期でカウントアップし、カウンタ値満了に伴いCPUに対して、割込みを発生させるタイマT1〜Tnを保有するハードウェアタイマ群HT1
・末端機能部H1〜H21からの動作状況を集約しCPUからの参照を可能にする集積回路A1〜A4
・当該ハードウェアにて実現する機能を保有する末端機能部H1〜H21
・タイマT1〜Tnはそれぞれ識別可能である
なお、タイマT1〜Tnは、本実施例ではn個の独立したタイマとして説明を行うが、独立したタイマT1〜Tnに相当する機能を有する一つのタイマとして実現してもよい。
・割込みを受けたCPUは、ハードウェアタイマ群HT1を参照し、タイマT1〜Tnの内、どのタイマが満了したのかを識別可能である
・集積回路A1〜A4は、末端機能部H1〜H21より常時提供される自機能部の状態を自集積回路内に保持する
・CPUは、集積回路内の状態を参照し、当該ハードウェアにて保有する全末端機能部の状態を監視することが可能である
また、集積回路A1〜A4と末端機能部H1〜H21との間には、これらの接続関係を適宜変更することができるスイッチング回路5を設ける。このスイッチング回路5は、グループ化制御部2の制御によって末端機能部H1〜H21をグループ化し、各グループを集積回路A1〜A4のいずれかにそれぞれ接続する。
・割込み検出処理(I1)により通知を受け、ハードウェアタイマ群HT1のタイマT1〜Tnの内のどのタイマが満了したのか判断するタイマ識別処理(D1)
・タイマ識別処理(D1)によりどのタイマの満了かを認識した後、タイマ毎に対応付けられた監視対象を確認するタイマT1〜T4用監視処理(P1〜P4)
・タイマT1〜T4用監視処理(P1〜P4)により異常を検出した際に異常毎に処理を行う異常検出時処理(PEI)
本発明第二実施例について図7を参照して詳細に説明する。
2 グループ化制御部
3 CPU負荷調節部
4 監視処理部
5 スイッチング回路
A1〜A4 集積回路
(B1)〜(B21) 末端機能部状況確認
(C1)〜(Cn) 監視
(CT) タイマ番号識別処理
(D1) タイマ識別処理
(E1)〜(E21) 正常判定
G ハードウェア監視対象
G1〜Gn 監視対象群
H1〜H21 末端機能部
(HC1)、(HC2) ハードウェア障害監視処理機能
HT1、HT2 ハードウェアタイマ群
(I) タイマ満了検出
(I1) 割り込み検出処理
O1〜Om 監視対象
(P1) タイマT1用監視処理
(P2) タイマT2用監視処理
(P3) タイマT3用監視処理
(P4) タイマT4用監視処理
(PE1) 異常検出時処理
(S) 状態更新
(S1)〜(S8) ステップ
T1〜Tn タイマ
Claims (13)
- 複数の監視対象を一元的に監視する障害監視装置において、
自己の負荷を検出する負荷検出手段と、
前記複数の監視対象を複数のグループに分割するグループ化制御手段と、
この複数のグループに対して監視周期に基づき循環的に障害の有無の監視を実行する監視手段と、
この監視周期を生成する監視周期生成手段と、
前記負荷検出手段の検出結果に応じて前記監視周期生成手段または前記グループ化制御手段を制御して前記監視周期または前記グループ規模を変更する手段と
を備えたことを特徴とする障害監視装置。 - 前記監視周期生成手段は、前記グループ数と同数以上のタイマにより構成され、
個々のタイマには、それぞれ一つのグループが割当てられ、
個々のタイマは、自己に割当てられたグループに対する監視周期を個々に生成する手段を備え、
この監視周期は、自己に割当てられたグループに対する監視実行開始時間間隔および自己に割当てられたグループの監視実行開始時刻と自己に割当てられたグループの後に監視を実行する隣接する他グループの監視実行開始時刻との時間間隔を含む
請求項1記載の障害監視装置。 - 前記変更する手段は、前記負荷検出手段の検出結果が過負荷を示すときには、前記監視周期または前記グループ数を拡大させる手段を備えた請求項1記載の障害監視装置。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の障害監視装置が複数並列に接続され、
これらの障害監視装置相互間には通信手段が設けられ、
前記グループは、いずれか一つの障害監視装置に割当てられる
障害監視システム。 - 複数の障害監視装置には、それぞれに優先順位が設けられ、
優先順位が高い障害監視装置ほど、障害監視に要する処理時間がより長く設けられ、
優先順位が高い障害監視装置ほど、より高い監視優先度を有する監視対象を含むグループが割当てられる
請求項4記載の障害監視システム。 - 複数の監視対象を障害監視装置を用いて一元的に監視する障害監視方法において、
前記複数の監視対象を複数のグループに分割し、この複数のグループに対して監視周期に基づき循環的に障害の有無の監視を実行し、この実行に際して前記障害監視装置の負荷の状況に応じて前記監視周期または前記グループ規模を変更する
ことを特徴とする障害監視方法。 - 前記グループ数と同数のタイマによって前記監視周期が生成され、
この生成に際し、
個々のタイマには、それぞれ一つのグループが割当てられ、
個々のタイマは、自己に割当てられたグループに対する監視周期を個々に生成し、
この監視周期は、自己に割当てられたグループに対する監視実行開始時間間隔および自己に割当てられたグループの監視実行開始時刻と自己に割当てられたグループの後に監視を実行する隣接する他グループの監視実行開始時刻との時間間隔を含む
請求項6記載の障害監視方法。 - 前記障害監視装置が過負荷状態であるときには、前記監視周期または前記グループ数を拡大させる請求項6記載の障害監視方法。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の障害監視装置を複数並列に接続し、これらの障害監視装置が相互に通信を行うことにより連携して動作し、
前記グループは、いずれかの障害監視装置に割当てられる
障害監視方法。 - 複数の障害監視装置には、それぞれに優先順位が設けられ、
優先順位が高い障害監視装置ほど、障害監視に要する処理時間がより長く設けられ、
優先順位が高い障害監視装置ほど、より高い監視優先度を有する監視対象を含むグループが割当てられる
請求項9記載の障害監視方法。 - 複数の監視対象を一元的に監視する障害監視装置に適用されるプログラムにおいて、
情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
自己の負荷を検出する負荷検出機能と、
前記複数の監視対象を複数のグループに分割するグループ化制御機能と、
この複数のグループに対して監視周期に基づき循環的に障害の有無の監視を実行する監視機能と、
この監視周期を生成する監視周期生成機能と、
前記負荷検出機能の検出結果に応じて前記監視周期生成機能または前記グループ化制御機能を制御して前記監視周期または前記グループ規模を変更する機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。 - 前記監視周期生成機能として、前記グループ数と同数以上のタイマ機能を実現させ、
個々のタイマ機能には、それぞれ一つのグループが割当てられ、
個々のタイマ機能として、自己に割当てられたグループに対する監視周期を個々に生成する機能を実現させ、
この監視周期は、自己に割当てられたグループに対する監視実行開始時間間隔および自己に割当てられたグループの監視実行開始時刻と自己に割当てられたグループの後に監視を実行する隣接する他グループの監視実行開始時刻との時間間隔を含む
請求項11記載のプログラム。 - 前記変更する機能として、前記負荷検出機能の検出結果が過負荷を示すときには、前記監視周期または前記グループ数を拡大させる機能を実現させる請求項11記載のプログラム。
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JP2005084148A JP2006268310A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 障害監視装置および方法およびプログラム |
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