JP2006268254A - 識別番号設定方法および座標入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 デイジーチェーン接続された各情報処理装置に自動的に識別番号を設定する識別番号設定方法を提供する。
【解決手段】 座標入力装置は、上位の座標入力装置から「ID=Nの設定コマンド」を受信すると、識別番号としてID=Nを設定する(S11)。下位の座標入力装置が接続されているか否かを判別し(S12)、下位の座標入力装置が接続されている場合、「ID=N+1の設定コマンド」を下位の座標入力装置に送信する(S13)。このID設定コマンドを送信してから所定時間内に下位の座標入力装置から「MAX=Mの設定コマンド」を受信したか否かを判別する(S14)。「MAX=Mの設定コマンド」を受信した場合、接続台数MAXに値Mを設定するとともに、上位の座標入力装置に「MAX=Mの設定コマンド」を送信する(S15)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数の情報処理装置がデイジーチェーン接続されたシステム内で、各情報処理装置に識別番号を設定する識別番号設定方法および座標入力方法に関する。
従来、コンピュータ等のホストマシンに、複数の周辺機器をデイジーチェーン接続して使用するために、それぞれの周辺機器に異なるIDを設定する必要があった。デイジーチェーン接続された情報処理装置にIDを設定する方法として、ディップスイッチ等で、ユーザが個別にIDを設定する方法が知られている。また、ホストマシンにID設定ルーチンを持たせ、全ての情報処理装置を検索し、各情報処理装置にIDを割り振る方法も知られている(特許文献1参照)。
また、ホストマシンに始端IDを設定する機能を持たせ、IDが設定された情報処理装置は、設定されたIDに値1を加えたIDを、次の情報処理装置に順次設定していく方法も知られている(特許文献2、3参照)。また、デイジーチェーン接続された各情報処理装置は、受信した番号を自装置のIDとして設定し、受信した番号と異なり、かつ他の情報処理装置に設定されたIDと重複しない番号を次の情報処理装置に出力してIDを設定する方法も知られている(特許文献4参照)。
また、ホストマシンに、異なる時間にデイジーチェーン接続された情報処理装置の電源を投入するルーチンを持たせ、各デイジーチェーン接続された情報処理装置は、各情報処理装置内のタイマのカウント値からIDを設定する方法も知られている(特許文献5参照)。
また、始端に始端IDが設定されている情報処理装置がデイジーチェーン接続されたシステムにおいて、始端の情報処理装置が次の情報処理装置にIDを変化させて順に設定していく方法、また、始端に始端IDが設定されている情報処理装置がデイジーチェーン接続されたシステムにおいて、始端の情報処理装置がホストマシンにID情報を出力し、ホストマシンが次の情報処理装置にIDを設定し、IDが設定された情報処理装置は、ホストマシンにID情報を出力することを繰り返してIDを設定する方法、さらに、ホストマシンがデイジーチェーン接続された情報処理装置のうち、IDが設定されていない情報処理装置の中から最もホストマシンに近い情報処理装置から順にIDの設定を行う方法も知られている(特許文献6参照)。
また、ホストマシンに座標入力装置がデイジーチェーン接続されたシステムにおいて、全ての座標入力装置にホストマシンの座標が同じようにマッピングされるか、あるいはユーザが座標のマッピングを変更できるペンタブレット(株式会社ワコムの製品)が知られている。
特開平6−274443号公報 特開平10−105335号公報 特開平11−272601号公報 特開平8−182029号公報 特開2000−339265号公報 特開2002−346171号公報
しかしながら、上記従来の識別番号設定方法では、以下に掲げる問題があった。すなわち、ホストマシンにIDを設定する処理ルーチンが必要な方法では、ホストマシンにIDを設定するためのアプリケーションをインストールしなければならず、ホストマシンが変わる度にインストール作業が必要となっていた。
また、デイジーチェーンの始端に、始端IDが設定されている情報処理装置を接続するシステムでは、デイジーチェーンの接続順を間違えると、IDの設定が行われなくなっていた。
また、上記従来の座標入力方法では、デイジーチェーン接続された画像出力機能付き座標入力装置がホストマシンに接続されている場合、ホストマシンの座標が同じようにマッピングされ、座標入力位置と表示位置の対応が取れなくなってしまったり、接続順を変更する度に座標のマッピングを設定する作業が必要になっていた。
そこで、本発明は、ホストマシンに識別番号を設定するためのアプリケーションを必要とせず、かつ情報処理装置の接続順を気にすることなく、デイジーチェーン接続された各情報処理装置に自動的に識別番号を設定する識別番号設定方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、座標入力装置がデイジーチェーン接続されたシステム内で、座標処理装置の座標のマッピングを自動的に行う座標入力装置において、座標入力位置と表示位置の対応が取れた座標のマッピングを自動的に行う座標入力方法を提供することを他の目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の識別番号設定方法は、複数の情報処理装置がデイジーチェーン接続されたシステム内で、前記各情報処理装置に識別番号を設定する識別番号設定方法であって、前記各情報処理装置は、上位の情報処理装置から所定の番号を識別番号に設定するための指令を受信する受信ステップと、前記受信した指令にしたがって、前記番号を識別番号に設定する設定ステップと、前記下位の情報処理装置が接続されているか否かを判別する判別ステップと、前記下位の情報処理装置が接続されている場合、前記識別番号として設定された番号に対応する次の番号を識別番号に設定するための指令を下位の情報処理装置に送信する識別番号送信ステップと、前記下位の情報処理装置が接続されていない場合、前記設定された識別番号に対応する数を、前記システムに接続されている情報処理装置の接続台数として前記上位の情報処理装置に送信し、前記下位の情報処理装置が接続されている場合、前記下位の情報処理装置から受信した接続台数を前記上位の情報処理装置に送信する接続台数送信ステップとを有することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の識別番号設定方法によれば、上位の情報処理装置から所定の番号を識別番号に設定するための指令を受信し、受信した指令にしたがって、前記番号を識別番号に設定し、前記下位の情報処理装置が接続されているか否かを判別し、前記下位の情報処理装置が接続されている場合、識別番号として設定された番号に対応する次の番号を識別番号に設定するための指令を下位の情報処理装置に送信し、前記下位の情報処理装置が接続されていない場合、前記設定された識別番号に対応する数を、前記システムに接続されている情報処理装置の接続台数として前記上位の情報処理装置に送信し、前記下位の情報処理装置が接続されている場合、前記下位の情報処理装置から受信した接続台数を前記上位の情報処理装置に送信するので、ホストマシンとなる情報処理装置に識別番号を設定するためのアプリケーションを必要とせず、かつ情報処理装置の接続順を気にすることなく、デイジーチェーン接続された各情報処理装置に自動的に識別番号を設定することができる。また、全ての情報処理装置に接続台数を通知することができる。
請求項2に記載の識別番号設定方法によれば、下位に情報処理装置が接続された場合、自動的に下位の識別番号の設定と接続台数の再設定を行うことができ、また下位の情報処理装置が切断された場合、自動的に接続台数の再設定を行うことができる。
また、請求項3に記載の座標入力方法によれば、複数の座標入力装置がデイジーチェーン接続されたシステム内で、座標入力装置間で重複することなく、各座標入力装置に対し、座標入力位置と表示位置の対応が取れた座標のマッピングを自動的に行うことができる。
本発明の識別番号設定方法および座標入力方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の識別番号設定方法および座標入力方法は、マルチモニタ環境が構築された座標入力システムに適用される。図1は実施の形態における座標入力システムの構成を示す図である。本実施形態の座標入力システムは、ホストマシン101および3台の画像出力機能(ディスプレイ)付き座標入力装置(デジタイザ)102、103、104から構成される。ホストマシン101と3台の座標入力装置102、103、104との間には、各座標入力装置に画像データを転送するための画像出力ケーブル101a〜101cがそれぞれ接続されている。また、ホストマシン101および3台の座標入力装置102、103、104はUSBケーブル102d〜104dでデイジーチェーン接続されている。尚、本実施形態では、3台の座標入力装置が接続されている場合を示したが、3台に限らず、デイジーチェーン接続可能な最大数のうち、任意の数N(N:自然数)まで接続してもよいことは勿論である。
また、座標入力装置102、103、104には、それぞれの表示画面から座標位置を入力するためのペン105、106、107が設けられている。座標入力装置102、103、104の各表示部102a、103a、104aの画面上には、タッチパネル129が設けられており、ペン105、106、107で、ホストマシン101の座標がマッピングされた画面上の位置を指示することにより、ホストマシン101に対して座標位置を入力することが可能である。
図2は座標入力装置の構成を示すブロック図である。座標入力装置102、103、104は、同一の構成を有しており、周知のCPU121、ROM122、RAM123の他、表示部102a、103a、104a、I/Oインタフェース(I/F)125、USBファンクションI/F126、USBホストI/F127、RGB入力インタフェース128等がバス130を介して接続された構成を有する。RAM123には、座標入力装置の識別番号(ID)を記憶するID記憶領域、およびシステムに接続されている座標入力装置の接続台数MAXを記憶するMAX記憶領域が割り当てられている。I/Oインタフェース125には、タッチパネル129が接続されている。USBファンクションI/F126には、上位の情報処理装置であるホストマシン101あるいは座標入力装置が接続され、USBホストI/F127には、下位の情報処理装置である座標入力装置が接続される。尚、ホストマシン101は、座標入力装置102、103、104と同様の構成の他、画像データを出力するRGB出力インタフェース、画像データを蓄積する大容量の記憶装置等を有する。
図3は上位の情報処理装置が接続された場合の座標入力装置102、103、104におけるID設定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは座標入力装置102、103、104内のROM122に格納されており、CPU121によって実行される。CPU121は、バス130を介してUSBファンクションI/F126およびUSBホストI/F127に接続される周辺機器の有無を常に監視しており、USBファンクションI/F126に上位の情報処理装置(ホストマシンもしくは座標入力装置)が接続されると、本処理を開始する。
上位の情報処理装置が接続されると、まず、識別番号としてID=1、接続台数としてMAX=1を設定する(ステップS1)。そして、下位の座標入力装置が接続されているか否かを判別する(ステップS2)。下位の座標入力装置が接続されていない場合、そのまま本処理を終了する。一方、下位の座標入力装置が接続されている場合、「ID=2の設定コマンド」を下位の座標入力装置に送信する(ステップS3)。この後、本処理を終了する。この段階では、本処理を実行した座標入力装置には、ID=1、MAX=1が設定されている。
図4は上位の情報処理装置から「ID=Nの設定コマンド」を受信した場合のID設定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは座標入力装置102、103、104内のROM122に格納されており、CPU121によって実行される。まず、受信した「ID=Nの設定コマンド」に従って、識別番号としてID=Nを設定する(ステップS11)。ここで、Nは自然数である。下位の座標入力装置が接続されているか否かを判別する(ステップS12)。下位の座標入力装置が接続されている場合、「ID=N+1の設定コマンド」を下位の座標入力装置に送信する(ステップS13)。
そして、このID設定コマンドを送信してから所定時間内に下位の座標入力装置から「MAX=Mの設定コマンド」を受信したか否かを判別する(ステップS14)。ここで、Mはこの座標入力装置に設定されているIDより大きな値(自然数)である。「MAX=Mの設定コマンド」を受信した場合、接続台数MAXに値Mを設定するとともに、上位の座標入力装置に「MAX=Mの設定コマンド」を送信する(ステップS15)。この後、本処理を終了する。
一方、ステップS12で下位の座標入力装置が接続されていない場合、上位の情報処理装置(ホストマシンもしくは座標入力装置)に「MAX=Nの設定コマンド」を送信する(ステップS16)。この後、本処理を終了する。また一方、ステップS14で所定時間内に下位の座標入力装置から「MAX=Mの設定コマンド」を受信していない場合、ステップS16で同様に上位の座標入力装置に「MAX=Nの設定コマンド」を送信する。ここで、Nはこの座標入力装置に設定されているIDと同じ値である。また、所定時間内に下位の座標入力装置から「MAX=Mの設定コマンド」を受信しなかった場合としては、例えば、下位の座標入力装置は接続されているが、正常に動作していないことが挙げられる。また、本実施形態の識別番号設定機能がない情報処理装置が下位に接続された場合である。
図5は下位の座標入力装置が切断された場合のMAX設定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは座標入力装置102、103、104内のROM122に格納されており、CPU121によって実行される。下位の座標入力装置が切断されると、MAXにIDを設定し(ステップS20)、上位の座標入力装置に「MAX=IDの設定コマンド」を送信し(ステップS21)、本処理を終了する。
図8は下位の座標入力装置が接続された場合のID設定処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは座標入力装置102、103、104内のROM122に格納されており、CPU121によって実行される。下位の座標入力装置が接続されると、下位の座標入力装置に「MAX=ID+1の設定コマンド」を送信し(ステップS41)、本処理を終了する。

このように、本実施形態の識別番号(ID)の設定処理および接続台数MAXの設定処理では、ホストマシンにIDを設定するためのアプリケーションを必要とせず、かつ座標入力装置の接続順を気にすることなく、デイジーチェーン接続された各座標入力装置に自動的にIDを設定することができる。また、ホストマシンにIDを設定するためのアプリケーションをインストールする必要がないので、どんなホストマシンと接続してもIDの設定を自動的に行うことができる。
つぎに、座標入力装置102、103、104における識別番号(ID)および接続台数MAXの設定が完了した後の座標入力動作を示す。図6は座標入力動作を示す図である。座標入力装置102、103、104の各表示部102a、103a、104aの画面上には、ホストマシン101の座標がマッピングされている。すなわち、座標入力装置102の表示部102aには、ホストマシン101の座標(0,0)〜(1/3PC_MAX_x,1/3PC_MAX_y)の範囲の画像が表示される。座標入力装置103の表示部103aには、ホストマシン101の座標(1/3PC_MAX_x,0)〜(2/3PC_MAX_x,2/3PC_MAX_y)の範囲の画像が表示される。座標入力装置104の表示部104aには、ホストマシン101の座標(2/3PC_MAX_x,0)〜(PC_MAX_x,PC_MAX_y)の範囲の画像が表示される。図中、座標入力装置104の表示部104aには、ペン107で座標(Px,Py)が入力された場合が示されている。
図7は座標入力装置104における座標変換処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、ROM122に格納されており、CPU121によって所定時間毎に実行される。尚、座標入力装置102、103においても同様の処理が行われる。まず、タッチパネル129を介してペン107で座標(Px,Py)が入力されたか否かを判別する(ステップS31)。座標(Px,Py)が入力されていない場合、そのまま本処理を終了する。一方、座標(Px,Py)が入力された場合、数式(1)に従って、座標入力装置104の座標(Px,Py)をホストマシン101の座標(PX,PY)に変換する(ステップS32)。ここで、PC_MAX_x,PC_MAX_yは、それぞれホストマシンにおけるx座標の最大値、y座標の最大値である。また、IN_MAX_x,IN_MAX_yは、それぞれ各座標入力装置におけるx座標の最大値、y座標の最大値である。
PX=PC_MAX_x*[(ID−1)/MAX+Px/IN_MAX_x]
PY=PC_MAX_y*[(ID−1)/MAX+Py/IN_MAX_y]……(1)
ステップS32で変換された座標(PX,PY)を、USBファンクションI/F126を介して上位の座標入力装置103に送信する(ステップS33)。この後、本処理を終了する。座標入力装置103は、USBホストI/F127を介して下位の座標入力装置104から入力した座標(PX,PY)を、USBファンクションI/F126を介してそのまま上位の座標入力装置102に出力する。同様に、座標入力装置102は、USBホストI/F127を介して下位の座標入力装置103から入力した座標(PX,PY)を、USBファンクションI/F126を介してそのまま上位のホストマシン101に出力する。そして、ホストマシン101は、入力された座標(PX,PY)が反映された画像データを座標入力装置104に出力する。
このように、本実施形態の座標入力処理では、座標入力装置104上で入力された座標(Px,Py)は、ホストマシン101上の座標(PX,PY)に変換されるので、ホストマシン101に対し、座標入力位置と表示位置の対応が取れた座標データを入力することができる。したがって、ホストマシンの座標を、デイジーチェーン接続された座標入力装置間で重複することなく、自動的にマッピングすることができ、システム構築後、すぐに座標入力を行うことができる。また、マルチモニタ環境が構築されると、各座標入力装置がホストマシンの座標位置を計算するので、ホストマシンに専用のドライバをインストールしなくて済み、HID(ヒューマンインタフェースデバイス)等の既存のドライバを使用することができる。
尚、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、デイジーチェーン接続されるインタフェースとして、USBを用いたが、IEEE1394、SCSI等、他のインタフェースであってもよい。
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
又、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
実施の形態における座標入力システムの構成を示す図である。 座標入力装置の構成を示すブロック図である。 上位の情報処理装置が接続された場合の座標入力装置102、103、104におけるID設定処理手順を示すフローチャートである。 上位の情報処理装置から「ID=Nの設定コマンド」を受信した場合のID設定処理手順を示すフローチャートである。 下位の座標入力装置が切断された場合のMAX設定処理手順を示すフローチャートである。 座標入力動作を示す図である。 座標入力装置104における座標変換処理手順を示すフローチャートである。 下位の座標入力装置が接続された場合のID設定処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101 ホストマシン
102、103、104 座標入力装置
105、106、107 ペン
121 CPU
122 ROM
126 USBファンクションI/F
127 USBホストI/F
129 タッチパネル

Claims (8)

  1. 複数の情報処理装置がデイジーチェーン接続されたシステム内で、前記各情報処理装置に識別番号を設定する識別番号設定方法であって、
    前記各情報処理装置は、
    上位の情報処理装置から所定の番号を識別番号に設定するための指令を受信する受信ステップと、
    前記受信した指令にしたがって、前記番号を識別番号に設定する設定ステップと、
    前記下位の情報処理装置が接続されているか否かを判別する判別ステップと、
    前記下位の情報処理装置が接続されている場合、前記識別番号として設定された番号に対応する次の番号を識別番号に設定するための指令を下位の情報処理装置に送信する識別番号送信ステップと、
    前記下位の情報処理装置が接続されていない場合、前記設定された識別番号に対応する数を、前記システムに接続されている情報処理装置の接続台数として前記上位の情報処理装置に送信し、
    前記下位の情報処理装置が接続されている場合、前記下位の情報処理装置から受信した接続台数を前記上位の情報処理装置に送信する接続台数送信ステップとを有することを特徴とする識別番号設定方法。
  2. 前記各情報処理装置は、
    前記上位の情報処理装置が接続されたことに応じて、識別番号に初期番号を設定するとともに、前記接続台数を初期値に設定する初期設定ステップと、
    前記下位の情報処理装置が接続されたことに応じて、前記設定された識別番号に対応する次の番号を識別番号に設定するための指令を下位の情報処理装置に送信する下位接続ステップと、
    前記下位の情報処理装置が切断されたことに応じて、前記設定された識別番号に対応する数を前記接続台数として設定するとともに、前記接続台数を設定するための指令を上位の情報処理装置に送信する下位切断ステップとを有することを特徴とする請求項1記載の識別番号設定方法。
  3. 請求項1または2記載の識別番号設定方法によって識別番号が設定された情報処理装置である座標入力装置が座標処理装置にデイジーチェーン接続されたシステム内で、前記座標処理装置に対して座標を入力する座標入力方法であって、
    前記座標入力装置は、
    入力された座標位置を前記座標処理装置の座標位置に変換する変換ステップと、
    前記変換された座標位置を上位の座標入力装置を中継して前記座標処理装置に送信する座標送信ステップとを有することを特徴とする座標入力方法。
  4. 前記変換ステップでは、
    入力された座標位置を前記座標入力装置の入力可能な最大座標値で割った値と、前記設定された識別番号に対応する数から値1を引いた値に前記接続台数で割った値とを加えた加算値に、前記座標処理装置の入力可能な最大座標値を乗じることによって、前記座標処理装置の座標位置に変換することを特徴とする請求項3記載の座標入力方法。
  5. 請求項1または2記載の識別番号設定方法、あるいは請求項3または4記載の座標入力方法が適用されたことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置が複数デイジーチェーン接続されたことを特徴とする情報処理システム。
  7. 請求項1または2記載の識別番号設定方法、あるいは請求項3または4記載の座標入力方法を実行するためのコンピュータ読み取り可能なプログラムコードを有するプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを格納した記憶媒体。
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