JP2006267078A - Optical measuring instrument - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、光ファイバー通信、光計測、光制御などの分野で用いられる光学測定器のうち,特に偏波状態を測定する光学測定器に関する。 The present invention relates to an optical measuring instrument for measuring a polarization state among optical measuring instruments used in fields such as optical fiber communication, optical measurement, and optical control.
光のパラメータとしては,波長,光パワー,偏波状態がある.そのうち通信では波長はITUなどで定められた波長を用い,パワーの大小によって信号伝達を行う.一方偏波状態は光信号波形の乱れの原因となる偏波モード分散の制御(補償)のためにモニタされることが多い.また一般的に偏波状態を測定する測定器は光パワーの測定器を兼ねるため,波長が固定されている環境下では,偏波モニタと呼ばれる光学測定器を用いれば光信号の状態を特定できる.このことから光学測定器として偏波モニタが重要であることがわかる Optical parameters include wavelength, optical power, and polarization state. In communication, the wavelength is determined by ITU, etc., and the signal is transmitted according to the power level. On the other hand, the polarization state is often monitored for control (compensation) of polarization mode dispersion that causes disturbance of the optical signal waveform. In general, a measuring instrument that measures the polarization state also serves as an optical power measuring instrument. Therefore, in an environment where the wavelength is fixed, the state of the optical signal can be specified using an optical measuring instrument called a polarization monitor. . This shows that polarization monitoring is important as an optical measuring instrument.
従来の偏波モニタとして知られる構造は多いが、反射光を用いる構成は反射時の偏波状態変化、偏波依存性損失を伴うため正確な測定には適さない。また反射光を用いない構成としては、同一のビームを軸方位の異なる偏光子アレイ(ビームの一部は波長板も透過する)に入射する方法として特許文献1記載の構成、特許文献2記載の構成があげられる。またビームをプリズムで4分割し、その4分割されたビームを各々軸方位の異なる偏光子、偏光子と波長板の組み合わせ、または何も無い経路を経てフォトダイオード(以下PDと呼称する)に受光させ、各々のPDの受光強度から偏波状態を算出する特許文献3記載の構成が知られている。
特許文献1記載の構成では光受光部が6分割されているが、特許文献2、非特許文献1にも記載されるようにストークスパラメータ及びDOPの測定に必要なデータは4つであり過剰である。 In the configuration described in
特許文献2記載の構成では、偏光子の個別の軸調整が不要である点は優れているが、単体の受光素子に比べ高価な一体化された受光素子アレイを用いる必要があり、かつ4つの受光部の境界にビームの中心が入射するため、損失が大きいという問題がある。 The configuration described in
また特許文献3記載の構成では、4枚のくさびを接合して1つのプリズムを形成しているが、このようなプリズムは組み立てが困難で高価になりやすい。さらに前記特許文献1から特許文献3記載のいずれの偏波モニタにおいても偏光子間の角度は正確にπ/4(rad)の整数倍の関係を要求しているが、このような場合偏光子の個別の軸調整が必要であり、実用に適する偏光度(DOP)精度を満たすためには必要な軸あわせの精度が0.05°以下であることを考慮すれば現実的でないことがわかる。 In the configuration described in
以上を鑑み、本発明では安価かつ少数の部品を用い、簡略な製造工程で十分な精度を得られ、高性能な偏波モニタを容易に作製できる偏波モニタの実現を目的とする。 In view of the above, an object of the present invention is to realize a polarization monitor that is inexpensive and uses a small number of components, can obtain sufficient accuracy with a simple manufacturing process, and can easily produce a high-performance polarization monitor.
本発明では、平行ビーム源、少なくとも1つのプリズムと少なくとも1枚の1/4波長板、同一の基板上に形成された偏光子アレイを含む偏波モニタであって、前記1つまたは2つのプリズムで平行ビームが4分割され、第1の分岐光路に1/4波長板と偏光子アレイの第1の領域が配置され、第2、第3、第4の光路のはそれぞれ偏光子アレイの第2、第3、第4の領域が配置され、前記偏光子アレイの各領域に対するビームの入射方向がすべて、または少なくとも2つの領域に入射するビームの入射方向がそれぞれ異なる方向であり、かついずれかの領域に対するビームの透過率が最大になるとき、異なるいずれかの領域のビームの透過率が最小または最大値の約1/2になり、前記偏光子アレイの各領域の垂直入射における透過偏光方向の相対的な角度が0度またはπ/4の整数倍から有意な程度ずれている偏波モニタを用いる。 According to the present invention, there is provided a polarization monitor including a parallel beam source, at least one prism and at least one quarter-wave plate, and a polarizer array formed on the same substrate, the one or two prisms. , The parallel beam is divided into four, the quarter wavelength plate and the first region of the polarizer array are arranged in the first branch optical path, and the second, third, and fourth optical paths are respectively in the polarizer array. The second, third, and fourth regions are arranged, and the incident directions of the beams with respect to the respective regions of the polarizer array are all different, or the incident directions of the beams incident on at least two regions are different from each other, and either When the transmission of the beam to the region of the region becomes maximum, the transmittance of the beam of any one of the different regions becomes about half of the minimum or maximum value, and the transmission polarization method at normal incidence of each region of the polarizer array Relative angular uses a polarization monitor are shifted a significant extent from an integral multiple of 0 degrees or [pi / 4.
かつ偏光子の軸の角度αn’はビームの入射角θnに対して、数1の関係を満たす偏光子アレイを用いる。 The polarizer axis angle αn ′ is a polarizer array that satisfies the relationship of
さらに前記偏光子アレイの各領域に対する入射角θの大きさが同一であり、かつ偏光子アレイの各領域の軸方位の間の角度が数2、数3、数4、数5の組み合わせを満たす偏光子アレイを用いることも有効である。 Further, the incident angle θ with respect to each region of the polarizer array is the same, and the angle between the axial orientations of each region of the polarizer array satisfies the combinations of
さらに前記偏光子アレイの各領域の軸方位の間の角度が、数6、数7、数8を満たす偏光子アレイを用いることが有効である。 Furthermore, it is effective to use a polarizer array in which the angle between the axial orientations of the respective regions of the polarizer array satisfies
また本発明では、平行ビ−ムを互いに平行ではない5つの面を光パスとする四角錐型プリズムで4分割し、前記偏光子アレイの境界線に対して対称の位置にビームを入射させる。または2つの互いに平行ではない3つの面を光パスとする5角柱型プリズムを用いて平行ビームを4分割し、前記偏光子アレイの境界線に対して対称の位置にビームを入射させる。 Further, in the present invention, the parallel beam is divided into four by a quadrangular pyramid prism having five surfaces that are not parallel to each other as an optical path, and the beam is incident at a position symmetrical to the boundary line of the polarizer array. Alternatively, a parallel beam is divided into four using a pentagonal prism having two non-parallel three surfaces as an optical path, and the beam is incident on a position symmetrical to the boundary line of the polarizer array.
(実施例1)Example 1
本発明の第1の実施形態を図1から図3を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施形態の構成を示す斜視図である。光ファイバ101、コリメートレンズ102、5角柱型プリズム103、5角柱型プリズム104、1/4波長板105、フォトニック結晶偏光子アレイ106、レンズ付きPD107、レンズ付きPD108、レンズ付きPD109、レンズ付きPD110からなる。 A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a perspective view showing the configuration of the first embodiment of the present invention.
図2は図1に光ビームの進行を加えた図である。光ファイバ101から出射した光はコリメートレンズ102で平行ビームに変換され、ビームの中心が5角柱型プリズム103の頂点に重なるよう入射し、ビームは2分割され斜め方向に出射する。ついで2つのビームの中心が5角柱型プリズム104の頂点に重なるよう入射し、個々のビームは2分割され斜め方向に出射し、併せて4分割される。その後ビーム201のみ1/4波長板105を透過したうえで、4つのビーム201〜204はフォトニック結晶偏光子アレイ106に入射する。ついで、入射偏波状態によって透過率が異なるものの各々PD107〜110に入射する。4つのPD107〜110の受光光強度を解析することで入射偏波状態を知ることができる。なお入射偏波状態のパラメータ(ストークスパラメータ)については、一般的な事柄について非特許文献1、特に偏波モニタに関する事項については非特許文献2に説明されている。 FIG. 2 is a diagram in which the progress of the light beam is added to FIG. The light emitted from the
次にフォトニック結晶偏光子アレイ106の軸方向、透過偏光方向について説明する。図3は用いたフォトニック結晶偏光子アレイの模式図で、領域301は軸方位が0.21°、領域302は軸方位が−89.79°、領域303軸方位が45°、領域304は軸方位が−45°である。なお入射角θの大きさは各々7°である。各領域の軸方位の相対的な角度はπ/4の整数倍から有意な程度はずれているものの、光ファイバ101からの出力光の偏波状態が領域303に対して透過率が最大になる偏波状態であるとき,領域304の透過率は最小,領域302の透過率は最大値の1/2,領域301の透過率は最大値の1/2となることが特徴である。(各ビームが感じる透過偏光方向の相対的な角度は、π/4の整数倍になっている) Next, the axial direction and transmission polarization direction of the photonic crystal polarizer array 106 will be described. FIG. 3 is a schematic diagram of the photonic crystal polarizer array used.
ついで,より一般的な説明を行う。本実施例では4つのビームは偏光子アレイの各領域に対して各々異なる方向で各々同一の入射角にて入射する(4方向に4分岐)が、ビームの入射方向と偏光子の軸方位、実際に透過する偏光方向の間には、極角θn、方位角φn、偏光子の軸方位αn’に対して、透過偏光方向数9は関係を持つことから、数1を満たす。 Next, a more general explanation is given. In the present embodiment, the four beams are incident on the respective regions of the polarizer array in different directions at the same incident angle (four branches in four directions), but the incident direction of the beam and the axial direction of the polarizer, Since the transmission polarization direction number 9 is related to the polar angle θn, the azimuth angle φn, and the polarizer axis direction αn ′ among the polarization directions that are actually transmitted,
よって各々の光経路の透過偏光方向αn’の間の角度が0、π/4、π/2のいずれかを満たす必要がある場合であって、さらに本実施例のように極角が共通、かつ方位角が90度おきと決まっている場合には、偏光子アレイの各領域の軸方位の角度は数2、数3、数4、数5の組み合わせを満たすことが必要となるが本実施例の領域301〜304は十分な精度を持って満たしているといえる。なお本構成において偏光子アレイの各領域の番号付けは便宜的なものであり、偏光子アレイの各領域、たとえば領域302と領域304の配置を入れ替えても何ら問題がないことは当業者には容易に理解できるであろう。 Therefore, when the angle between the transmission polarization directions αn ′ of each optical path needs to satisfy any of 0, π / 4, and π / 2, and the polar angle is common as in this embodiment, If the azimuth angle is determined every 90 degrees, the axial azimuth angle of each region of the polarizer array needs to satisfy the combinations of
次にフォトニック結晶偏光子アレイ106の製造方法について説明する。フォトニック結晶アレイ106は特許文献2及び特許文献4に基づいて、EB描画とエッチングを組み合わせたプロセスで凹凸を形成した石英基板の上に水素化アモルファスシリコンと2酸化珪素(以下SiO2)を交互に14周期成膜した自己クローニング型2次元フォトニック結晶であり、動作波長は通信波長向けで1.55μmである。面内の0.5μmで各領域で共通で、積層周期は0.63μm、水素化アモルファスシリコンとSiO2の膜厚比は4:6である。水素化アモルファスシリコンとSiO2による周期多層膜の他に最上層と最下層にNb2O5とSiO2による反射防止膜が積層されている。消光比は50dB以上、挿入損失は0.5dB以下である。 Next, a method for manufacturing the photonic crystal polarizer array 106 will be described. Based on
次に光線とその他の光学部品の設計について説明する。 Next, the design of light beams and other optical components will be described.
まず5角柱型プリズム103、104の頂角は150°で中心にビームを入射したときの分離角は約14°である。本実施例では2つの5角柱型プリズムを用いているが、同様の作用を持つ四角錐(ピラミッド)型プリズムに比べ製造が容易であり、結果として安価である。ただし全体寸法が大きくなるデメリットも同時に有するが、本実施例のように2つの5角柱型プリズムを使用する程度であれば実用上問題ない。またビーム径はプリズムの稜線での散乱等による損失と全体の寸法を考慮して780μmとした。またPDは各ビームに対して1つずつ個別のPDを用いているが、前述の通り、4つのPDが一体化されたものに比べ位置あわせの許容精度が大きい。また各ビームはPDに対して斜め入射しているが、反射戻り光を排除するのに有効である。 First, the apex angle of the
5角柱プリズムに求められる工作精度についてさらに説明する.5角柱型プリズム103、104の頂角の公差を±0.2°以内した場合,フォトニック結晶偏光子アレイ106の各領域に対する入射角は±0.1°の範囲でばらつくことになる.この程度の入射角のばらつきはDOP精度に影響を与えない. The work accuracy required for the pentagonal prism is further explained. When the tolerance of the apex angles of the
本実施形態では安価な5角柱型プリズムを用いてビームを斜め方向に4分割し、偏光子アレイの軸方位をビームの入射方向に合わせ、通常の角度関係からあえてずらすことで、精度を犠牲にすることなく安価な偏波モニタが実現できる。さらに偏光子の軸あわせが不要であるため製造コストも小さい。なお波長板の軸あわせについては機構精度程度のずれ量ならばキャリブレーションで補償できるため、こちらの軸あわせの必要も特にない。さらに各5角柱型プリズム、レンズ付きPDの位置あわせについてもキャリブレーションによる補償が有効である上に十分なトレランスを確保していることから容易である。本実施例ではDOP精度1%以下を実現できる。 In this embodiment, an inexpensive pentagonal prism is used to divide the beam into four diagonal directions, align the axis direction of the polarizer array with the incident direction of the beam, and deviate from the normal angular relationship, sacrificing accuracy. An inexpensive polarization monitor can be realized without doing so. Further, since the alignment of the polarizer is unnecessary, the manufacturing cost is low. Regarding the alignment of the wave plate, since it can be compensated by calibration if the deviation is about the mechanical accuracy, there is no need for this alignment. Further, the alignment of each pentagonal prism and lens-equipped PD is easy because compensation by calibration is effective and sufficient tolerance is ensured. In this embodiment, a DOP accuracy of 1% or less can be realized.
なお、図中には記載しないが、本実施例を構成する部品を支持するホルダやケースは当然に必要であり、部品、ホルダ、ケースは各々接着剤、半田、YAG溶接などで接合される。 Although not shown in the figure, a holder and a case for supporting the parts constituting this embodiment are naturally necessary, and the parts, the holder, and the case are joined by adhesive, solder, YAG welding, and the like.
(実施例2)(Example 2)
本発明の第2の実施形態を図4及び図5を用いて説明する。図4は本発明の第2の実施形態の構成を示す斜視図である。光ファイバ401、コリメートレンズ402、5角柱型プリズム403、5角柱型プリズム404、5角柱型プリズム405、1/4波長板406、フォトニック結晶偏光子アレイ407、PD408〜411からなる。光ファイバ401、コリメートレンズ402、5角柱型プリズム403、5角柱型プリズム404は実施例1記載のものと共通で、さらに5角柱型プリズム404、5角柱型プリズム405は同一のものを用いる。 A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 4 is a perspective view showing the configuration of the second embodiment of the present invention. The
本構成では5角柱型プリズム405を透過したビームはy方向の距離は一定になるのでPD408とPD411の間隔を実施例1に比べ小さくできる。本実施例は幅(x軸方向)についてはサイズ制限が少なく、高さ(y方向)についてのサイズ制限が厳しい用途に適する。 In this configuration, since the beam transmitted through the pentagonal prism 405 has a constant distance in the y direction, the distance between the
次にフォトニック結晶偏光子アレイ407の軸方向、透過偏光方向について説明する。図5は用いたフォトニック結晶偏光子アレイの模式図で、領域501は軸方位が0°、領域502は軸方位が0°、領域503軸方位が45.21°、領域504は軸方位が−44.79°である。なお入射角θの大きさは各々7°である。各領域の軸方位の相対的な角度はπ/4の整数倍から有意な程度はずれているものの、各ビームが感じる透過偏光方向は、π/4の整数倍になっていることが特徴である。 Next, the axial direction and transmission polarization direction of the photonic
本実施例では4つのビームは偏光子アレイの各領域に対して2つづつのビームがyz平面に対して対称な異なる方向で各々同一の入射角にて入射する(2方向に4分岐)が、ビームの入射方向と偏光子の軸方位、実際に透過する偏光方向の間には、極角θn、方位角φn、偏光子の軸方位αn’に対して、透過偏光方向αnは数9の関係を持ち、各々の光経路の透過偏光方向αn’の間の角度が0、π/4、π/2のいずれかを満たす必要があることから、偏光子アレイの各領域の軸方位の間の角度が数6、数7、数8を満たす必要がある。本実施例の領域501〜504は十分な精度を持って満たしているといえる。 In this embodiment, four beams are incident on each region of the polarizer array in two different directions symmetrical with respect to the yz plane at the same incident angle (four branches in two directions). Between the incident direction of the beam and the axial direction of the polarizer and the polarization direction of the actual transmission, the transmission polarization direction αn is expressed by the following equation (9) with respect to the polar angle θn, the azimuth angle φn, and the axial direction αn ′ of the polarizer. And the angle between the transmission polarization directions αn ′ of each optical path needs to satisfy one of 0, π / 4, and π / 2. It is necessary that the angle satisfies the
本実施例の従来例に対する利点及び特性は実施例1とほぼ同じであるが、部品点数分コストが上昇している代わりに必要とされるサイズが減少している。 The advantages and characteristics of the present embodiment over the conventional example are almost the same as those of the first embodiment, but the required size is reduced instead of increasing the cost by the number of parts.
(実施例3)Example 3
本発明の第3の実施形態を図6から図8を用いて説明する。図6は本発明の第3の実施形態の構成を示す斜視図である。光ファイバ″601、コリメートレンズ″602、四角錐型プリズム″603、1/4波長板″604、フォトニック結晶偏光子アレイ605、四角錐型プリズム″606、PD607〜610からなる。 A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 6 is a perspective view showing the configuration of the third embodiment of the present invention. An optical fiber 601, a collimating lens 602, a quadrangular pyramid prism 603, a quarter wavelength plate 604, a photonic crystal polarizer array 605, a quadrangular pyramid prism 606, and
図7は図6に光路を加えた斜視図である。光ファイバ601から出射した光はコリメートレンズ602で平行光に変換され、ビームの中心が四角錐型プリズム603の頂点に重なるよう入射し、ビームは4分割され斜め方向に出射する。ついで四角錐型プリズム603に分割されたビームは、図7中のビーム601のみ1/4波長板604を透過したうえで、フォトニック結晶偏光子アレイ605に入射する。 FIG. 7 is a perspective view in which an optical path is added to FIG. The light emitted from the optical fiber 601 is converted into parallel light by the collimator lens 602, is incident so that the center of the beam overlaps the apex of the quadrangular pyramid prism 603, and the beam is divided into four and emitted in an oblique direction. Next, the beam divided into the quadrangular pyramid prism 603 is incident on the photonic crystal polarizer array 605 after transmitting only the beam 601 in FIG.
ついで、各々四角錐型プリズム606に入射し、4つのビームの進行方向が同一になって入射偏波状態によって透過率が異なるものの各々PD607〜610に入射する。先に述べた4つのPD607〜610の受光光強度を解析することで入射偏波状態を知ることができる。 Next, the light beams are incident on the quadrangular pyramid prism 606, and the traveling directions of the four beams are the same, and the transmittance varies depending on the incident polarization state, but the light beams are incident on the
図7は図5で用いたフォトニック結晶偏光子アレイ605の正面模式図で、第1領域801は軸方位が90°、第2領域802は軸方位が−44.79°、第3領域803軸方位が90°で第1領域801と同じ、第4領域704は軸方位が44.21°であり4つの領域に分割されている。フォトニック結晶偏光子アレイ605内の各領域の軸方位については実施例1と同様に決定される。波長板を透過したビームが入射するのは第1領域801である。このフォトニック結晶偏光子アレイ605はEB描画とエッチングを組み合わせたプロセスで凹凸を形成した石英基板の上に水素化アモルファスシリコンとSiO2を交互に成膜した自己クローニング型2次元フォトニック結晶からなる。 FIG. 7 is a schematic front view of the photonic crystal polarizer array 605 used in FIG. 5. The
次に光線の設計について説明する。まず四角錐型プリズム603、606の頂角は150°で中心にビームを入射したときの分離角は上下方向、左右方向ともに約14°(z軸に対して対称に7°ずつ)である。またビーム径はプリズムの稜線でのけられによる損失と全体の寸法を考慮して780μmとした。この場合ケラレによる損失は0.3dB以下に抑えられている。またPDは各ビームに対して1つずつ個別のPDを用いているが、入射ビームに対して各々2°程度傾けて配置し、PDとフォトニック結晶偏光子アレイ間の多重反射並びにPD反射光が他のPDに入射することを防止することも有効である。また反射光を遮断する筒をPDの周辺に付け加えることも有効である。 Next, the design of the light beam will be described. First, the apex angles of the quadrangular pyramid prisms 603 and 606 are 150 °, and the separation angle when the beam is incident on the center is about 14 ° in both the vertical and horizontal directions (7 ° symmetrically with respect to the z axis). The beam diameter was set to 780 μm in consideration of the loss due to the ridgeline of the prism and the overall dimensions. In this case, the loss due to vignetting is suppressed to 0.3 dB or less. In addition, although one PD is used for each beam, the PD is arranged with an inclination of about 2 ° with respect to the incident beam, and multiple reflections between the PD and the photonic crystal polarizer array and the PD reflected light are arranged. It is also effective to prevent the light from entering other PDs. It is also effective to add a cylinder that blocks the reflected light to the periphery of the PD.
本実施例の従来例に対する利点及び特性は実施例1とほぼ同じであるが、部品コストが上昇している代わりに必要とされるサイズが減少している。本実施形態は第1の実施形態に比べ、x方向(幅)、y方向(高さ)の寸法が小さくなる利点がある。 The advantages and characteristics of the present embodiment over the conventional example are almost the same as those of the first embodiment, but the required size is reduced instead of increasing the component cost. The present embodiment has an advantage that the dimensions in the x direction (width) and the y direction (height) are smaller than those in the first embodiment.
以上に示したように本発明によれば、高性能な偏波モニタを容易に作製できる。さらに安価な部品を用い、かつ部品点数も少ないこと、偏光子の軸あわせが不要であることから安価でもある。また以上幾つかの実施例によって本発明を説明してきたが、本発明は、その請求の範囲内において種々に変形可能であることは、当業者にとっては明らかなことである。 As described above, according to the present invention, a high-performance polarization monitor can be easily manufactured. Furthermore, it is inexpensive because it uses inexpensive parts, has a small number of parts, and does not require polarizer alignment. Although the present invention has been described with reference to several embodiments, it will be apparent to those skilled in the art that the present invention can be variously modified within the scope of the claims.
101 光ファイバ
102 コリメートレンズ゛
103 角柱型プリズム
104 5角柱型プリズム104
105 1/4波長板
106 フォトニック結晶偏光子アレイ
107〜110 レンズ付きPD
201〜204 ビーム
301〜304 フォトニック結晶偏光子アレイの領域
401 光ファイバ
402 コリメートレンズ
403 5角柱型プリズム
404 5角柱型プリズム
405 5角柱型プリズム
406 1/4波長板
407 フォトニック結晶偏光子アレイ
408〜411 レンズ付きPD
501〜504 フォトニック結晶偏光子アレイの領域
601 光ファイバ
602 コリメートレンズ
603 四角錐型プリズム
604 1/4波長板
605 フォトニック結晶偏光子アレイ
606 四角錐型プリズム
607〜610 レンズ付きPD
701〜704 ビーム
801〜804 フォトニック結晶偏光子アレイの領域101 optical fiber 102
105 1/4 wavelength plate 106 Photonic crystal polarizer array 107-110 PD with lens
201 to 204
501 to 504 Photonic crystal polarizer array region 601 Optical fiber 602 Collimator lens 603 Square pyramidal prism 604 1/4 wavelength plate 605 Photonic crystal polarizer array 606
701-704 Beam 801-804 Region of photonic crystal polarizer array
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