JP2006266064A - 木造住宅補強器材 - Google Patents
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Abstract
【課題】木材や土台を1枚の金属坂にて包み込む工法の補強器材であるため従来より補強度は拡大され、器材の角度の保持のため各箇所に補強板を設け、接合部の細く削られた弱い箇所を守るため、留め金を削減している木造住宅補強器材を提供する。
【解決手段】
基礎や木材を1枚の金属板で包む工法は、事前に施工箇所の調査を行い寸法の測定、基礎の形態の違い、木材の大きさの違いを確認し、各家屋の違いに基づく器材製作を基本としているが、本発明の基本形態は、維持され、1箇所に1個、状況によっては2〜4個の器材の組み合わせは可能となる。木材を包み90度を保ち、器材の外側には角度を強固に保持するためと、筋かい部分へ固定する目的のために取り入れた 四角形、三角形 の補強板が存在する。従来の補強製品の3〜4個の器材が1度に1個の器材で固定できるため留め金は、従来の1/3〜1/4に削減できる事を、特徴とする木造住宅補強器材である。
【選択図】図1
【解決手段】
基礎や木材を1枚の金属板で包む工法は、事前に施工箇所の調査を行い寸法の測定、基礎の形態の違い、木材の大きさの違いを確認し、各家屋の違いに基づく器材製作を基本としているが、本発明の基本形態は、維持され、1箇所に1個、状況によっては2〜4個の器材の組み合わせは可能となる。木材を包み90度を保ち、器材の外側には角度を強固に保持するためと、筋かい部分へ固定する目的のために取り入れた 四角形、三角形 の補強板が存在する。従来の補強製品の3〜4個の器材が1度に1個の器材で固定できるため留め金は、従来の1/3〜1/4に削減できる事を、特徴とする木造住宅補強器材である。
【選択図】図1
Description
本発明は、1枚の金属板の連結工法による木造住宅の補強の強化を目的とし、留め金削減により、さらに補強度の充実を図った木造住宅補強器材に関するものである。
従来より有る事例については、Cマーク表示金物、Zマーク表示金物がある。これは、上下階の管柱などを帯状の金物とボルトで留める器材や、通し柱と2方向からの胴差しがL字形に取り合う場合に、胴差しが落下しないように止め付ける金物など、その他多数ある。他には、特許メタルBOX工法と言われる基礎土台を中心とした防水、防虫効果の研究が施された木造住宅補強器材がある。
そのために、次のような問題点があった。
(イ)器材は、2面部、や3面部分の分活された固定であり、柱や梁の幅より狭めであったため、安定性、安全性に欠ける向きがある。
(ロ)安定性、安全性を補うため、多数の留め金が使用されている。そのため、木造物の重さや力の集中する重要な接合分の強度を逆に低下させている懸念がある。
(ハ)メタルBOX工法においては、新築での活用は有効だが中古住宅においは、外壁を剥がしたり、筋かいを一旦取外したりと不必要な外力が必要とされるので「補強」という視点からは、やや逸れる向きがある。
本発明は、これらの問題点を、解決するためになされたものである。
(イ)器材は、2面部、や3面部分の分活された固定であり、柱や梁の幅より狭めであったため、安定性、安全性に欠ける向きがある。
(ロ)安定性、安全性を補うため、多数の留め金が使用されている。そのため、木造物の重さや力の集中する重要な接合分の強度を逆に低下させている懸念がある。
(ハ)メタルBOX工法においては、新築での活用は有効だが中古住宅においは、外壁を剥がしたり、筋かいを一旦取外したりと不必要な外力が必要とされるので「補強」という視点からは、やや逸れる向きがある。
本発明は、これらの問題点を、解決するためになされたものである。
基礎や木材を1枚の金属板で包み込む工法は、事前に施工箇所の調査を行い寸法の測定、基礎の形態の違い、木材の大きさの違いを確認し、各家屋の違いに基づく器材製作を基本としているが、本発明の基本形態は、維持され、1箇所に1個、状況によっては2〜4個の器材の組み合わせは可能となる。木材を包み90度を保ち、器材の外側には、角度を強固に保持するためと、筋かい部分へ固定する目的のために取入れた 四角形、三角形 の補強板が存在する。従来の補強製品の3〜4個の器材が1度に1個の器材で固定できるため留め金は従来の1/3〜1/4に削減できることを、特徴とする木造住宅補強器材である。
各方向からの木材が、1枚の金属板により90度を保ち包み込む工法の補強である事と、留め金を削減したことにより木造物の接合部である継ぎ手、仕口、ほぞ など木材の細く削られた弱い箇所を守り、自然災害から受ける横揺れ 縦揺れ 捻じれなどの被害は、従来に比べ格段に抑えられ、家屋の老朽化による歪みの進行が緩和でき、工事中に及ぼす家屋に与える衝撃は少なく、個人の財産と生命を守るための極めて安全性の高い貴重な木造住宅補強器材である。
以下、本発明の実施の形態について説明する
床下については、基礎、土台、床梁、柱、筋かい を一度に固定する器材〔図1、2〕には、筋かいへの固定及び2方向の角度の保持目的(1)と、単に2方向の角度保持目的のみ(2)補助板を設ける。又、建物が出隅の場合には土台、基礎の角度を2箇所から保持された器材〔図3〕があり、独立基礎、束柱、床梁、筋かい の場合も同様に(1)、(2)を取り入れた〔図4〕がある。 床上について、建物が出隅になっている場合の床梁、小屋梁、筋交い、柱では、(1)、(2)を3〜5箇所取り入れた〔図5,6〕がある。大梁、小梁、小屋梁、柱、筋かい では(1)、(2)をそれぞれ取り入れた器材〔図7、8、9〕がある。又、壁に接しているため木材の露出が減少している場合や、揺れ止め、方づえ などの補強木材のため接合部が複雑になっている場合は(1)、(2)をそれぞれに取り入れた〔図10、11、12、13、14、15〕の器材が有りこれらは、用途や状況により使い分けたり、組み合わせが必要となる。 新築住宅への取り付けは、〔図1〜9〕が活用され、中古住宅については、これに加えて使い分けと組み合わせ可能な〔図10〜15〕が必要となる。本発明では、筋交いが存在する建物外側の構造上の提供が主であるが、建物の中央付近では筋かいは減少する、しかし(1)、(2)は角度の保持と補強目的のため、そのまま存在し、その分 土台、梁、柱 を包み込む面積がわずかに拡張するため、補強度も拡張する。
器材に関する材料として
*鉄板は、(鉄100%、厚さ2.3mm、亜鉛めっき)
*留め金は、(鉄100%、電気めっき)
1、オールアンカー
2、六角コーチ.角座金.スプリングワッシャー
3、六角ボルト.角座金.スプリングワッシャー
六角ナット
床下については、基礎、土台、床梁、柱、筋かい を一度に固定する器材〔図1、2〕には、筋かいへの固定及び2方向の角度の保持目的(1)と、単に2方向の角度保持目的のみ(2)補助板を設ける。又、建物が出隅の場合には土台、基礎の角度を2箇所から保持された器材〔図3〕があり、独立基礎、束柱、床梁、筋かい の場合も同様に(1)、(2)を取り入れた〔図4〕がある。 床上について、建物が出隅になっている場合の床梁、小屋梁、筋交い、柱では、(1)、(2)を3〜5箇所取り入れた〔図5,6〕がある。大梁、小梁、小屋梁、柱、筋かい では(1)、(2)をそれぞれ取り入れた器材〔図7、8、9〕がある。又、壁に接しているため木材の露出が減少している場合や、揺れ止め、方づえ などの補強木材のため接合部が複雑になっている場合は(1)、(2)をそれぞれに取り入れた〔図10、11、12、13、14、15〕の器材が有りこれらは、用途や状況により使い分けたり、組み合わせが必要となる。 新築住宅への取り付けは、〔図1〜9〕が活用され、中古住宅については、これに加えて使い分けと組み合わせ可能な〔図10〜15〕が必要となる。本発明では、筋交いが存在する建物外側の構造上の提供が主であるが、建物の中央付近では筋かいは減少する、しかし(1)、(2)は角度の保持と補強目的のため、そのまま存在し、その分 土台、梁、柱 を包み込む面積がわずかに拡張するため、補強度も拡張する。
器材に関する材料として
*鉄板は、(鉄100%、厚さ2.3mm、亜鉛めっき)
*留め金は、(鉄100%、電気めっき)
1、オールアンカー
2、六角コーチ.角座金.スプリングワッシャー
3、六角ボルト.角座金.スプリングワッシャー
六角ナット
Claims (3)
- 基礎、土台、柱、梁、筋かい などの接合部を、正常な角度の90度を保った1枚の金属板により、中心部を連結した包み込む工法により、縦揺れ、横揺れ、捻じれなどの外力に強固に対応できる木造住宅補強器材。
- 接合部が90度に保たれている器材の外側には、より強固に角度を保持する目的と筋かい部への固定目的のため、三角形、四角形の補強板を設けた木造住宅補強器材。
- 1枚の金属板による連結した包み込む工法により、留め金が削減できる、そうすることにより、木造物の接合部である細く削られた弱い箇所の損傷を最小限に抑える事ができ、新築住宅及び、中古住宅に不可欠な木造住宅補強器材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005135377A JP2006266064A (ja) | 2005-02-23 | 2005-04-04 | 木造住宅補強器材 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005087046 | 2005-02-23 | ||
JP2005135377A JP2006266064A (ja) | 2005-02-23 | 2005-04-04 | 木造住宅補強器材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006266064A true JP2006266064A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37202309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005135377A Pending JP2006266064A (ja) | 2005-02-23 | 2005-04-04 | 木造住宅補強器材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006266064A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084850A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Keriage Kensetsu Kk | 住宅用免震架台 |
CN103132706A (zh) * | 2011-11-24 | 2013-06-05 | 上海建工五建集团有限公司 | 一种针对保护性木结构建筑的梁柱修复替换方法 |
CN106836842A (zh) * | 2017-02-21 | 2017-06-13 | 安徽工业大学 | 古建木梁柱卯榫节点加固装置 |
CN108643602A (zh) * | 2018-05-21 | 2018-10-12 | 同济大学 | 一种适用于混凝土梁柱节点的外包锚钢加固结构 |
-
2005
- 2005-04-04 JP JP2005135377A patent/JP2006266064A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084850A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Keriage Kensetsu Kk | 住宅用免震架台 |
JP4491004B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2010-06-30 | 蹴揚建設株式会社 | 住宅用免震架台 |
CN103132706A (zh) * | 2011-11-24 | 2013-06-05 | 上海建工五建集团有限公司 | 一种针对保护性木结构建筑的梁柱修复替换方法 |
CN106836842A (zh) * | 2017-02-21 | 2017-06-13 | 安徽工业大学 | 古建木梁柱卯榫节点加固装置 |
CN106836842B (zh) * | 2017-02-21 | 2018-09-11 | 安徽工业大学 | 古建木梁柱卯榫节点加固装置 |
CN108643602A (zh) * | 2018-05-21 | 2018-10-12 | 同济大学 | 一种适用于混凝土梁柱节点的外包锚钢加固结构 |
CN108643602B (zh) * | 2018-05-21 | 2021-02-02 | 同济大学 | 一种适用于混凝土梁柱节点的外包锚钢加固结构 |
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