JP2006265839A - 屋外天井設置用遮音パネル及びこれを設置したマンション等の建造物 - Google Patents

屋外天井設置用遮音パネル及びこれを設置したマンション等の建造物 Download PDF

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Abstract

【課題】 道路を走行する車両等の建造物に対する直接騒音及び対面建造物からの反射騒音の屋外騒音を室外側に反射することによって遮音を行なうようにする。
【解決手段】 音波反射性の室内側及び室外側に下降傾斜した傾斜面12,13を室内外に交互に連続配置することによって同一対称角度の対向2面によって下向き開口対称角度のV字をなす拡開対向傾斜面11を屋外天井面Bの奥行方向に多数平行に連続した遮音パネル10を,べランダの屋外天井面Bに配置する。拡開対向傾斜面11の拡開角度を直角とすることによって水平方向乃至直交方向の屋外騒音を遮音して,マンションの下層階と上層階の双方の遮音に適したものとすることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は,例えば道路等の騒音を庇,ベランダスラブ等の屋外天井面で反射して室内に至るのを防止するように用いる屋外天井設置用遮音パネル及びこれを設置したマンション等の建造物に関する。
例えば鉄道沿いの建造物の室内に鉄道を走行する車両が発する騒音が伝搬するのを防止する目的で,室内側に向けて下降傾斜した平行多数の反射面とこれらの上下端間の垂直な連結面を断面鋸刃状をなすように交互に配置した反射パネルを,ベランダスラブの屋外天井面に設置し,該反射パネルの室内側に向けて傾斜した反射面によって鉄道車両からの屋外騒音を室内側に下降傾斜する反射面によって室外側に向けて反射するようにしたマンション等の建造物が提案されている。
特開2004−162274号公報
しかし乍らこの場合,室内側に向けて下降傾斜した反射面に対する屋外騒音は,最も室外側に位置するものにあっては室外側に反射することが可能であるが,その余の多数の室内側に向けて下降傾斜した反射面にあっては,屋外騒音が該反射面によって入射角と同一角度で反射して垂直な連結面に至り,該垂直な連結面によって室内側に向けて再度反射されて室内に至る結果となり,従って上記反射パネルを屋外天井面に設置しても,屋外騒音が室内側に伝搬するのを防止することができないことになる。
例えば,国道沿いのマンション,私鉄沿いのマンション等は,道路,鉄道を挟んで対面する建造物が存在しているのが通常であるところ,道路や鉄道の車両等屋外騒音は下層階と同様に高層階の室内にも伝搬して居住者の悩みとなっているが,下層階と同様に高層階に屋外騒音が伝搬するのは,図1に示すように屋外騒音が対面する建造物に反射して,下層階におけるのと同様に幅広の角度で屋外天井面に至り,屋外天井面から室内側に対して反射されるためと見られるところ,上記従来のものにあって屋外騒音の室内側への伝搬を防止できないのは,このように対面する建造物が存在することによる建造物の反射騒音(間接騒音といってもよい)が,特に無方向的ともいうべく幅広の角度で屋外天井面に伝搬するとともに上記垂直の連結面が室内側に向けた再反射を行なって,むしろ屋外騒音の取り入れを行なう結果を招来するからである。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,音源から直接に伝搬する直接騒音はもとより,建造物によって反射されて伝搬する反射騒音を含めて,無方向的に到来する屋外騒音を簡易な構造で確実に室外側に再反射することによって室内側への伝搬を可及的高度に防止して,その遮音をなし得るようにした建造物屋外設置用遮音パネルを提供するにあり,また該遮音パネルを設置して屋外騒音の室外側への再反射によって室内側への伝搬を可及的高度に防止して,その遮音をなし得るようにしたマンション等の建造物を提供するにある。
上記課題に添って本発明は,音波反射性の室内側及び室外側に下降傾斜した傾斜面を室内外に交互に連続配置することによって同一対称角度の対向2面によって下向き開口対称角度のV字をなす拡開対向傾斜面を屋外天井面の奥行方向に多数平行に連続配置して,該拡開対向傾斜面内で常に屋外騒音を室外側に向けて再反射することによって屋外天井面に到達した屋外騒音が室内側に向けて伝搬するのを防止して,その可及的高度にして常時の遮音をなし得るようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,ベランダスラブ,庇等建造物の室外側に突出乃至露出した屋外天井面に設置して屋外騒音を反射遮音する遮音パネルであって,室内側及び室内側に向けて下降傾斜した音波反射性の傾斜面を同一対称角度をなすように内外交互に配置することによって下向き開口同一対称角度のV字状にして平行多数の拡開対向傾斜面を上記屋外天井面の奥行方向に連続配置して該拡開対向傾斜面に伝搬した無方向的な屋外騒音を該拡開対向傾斜面内で室外側に向けて再反射自在としてなることを特徴とする建造物屋外設置用遮音パネルとしたものである。
請求項2に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記拡開対向反射面の拡開角度を規制することによって,その反射騒音の室外側に向けた再反射を更に有効且つ確実になし得るものとするように,これを,上記拡開対向傾斜面の拡開角度を直角又は略直角としてなることを特徴とする請求項1に記載の建造物屋外設置用遮音パネルとしたものである。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記拡開対向傾斜面の幅を室内外異幅,特に室外側に向けて下降傾斜する傾斜面を幅広とすることによって拡開対向傾斜面内に至る屋外騒音を減少するとともに該拡開対向傾斜面間に至った屋外騒音の室外側への再反射の可能性を可及的確実に防止して,屋外騒音の室内側に向けた伝搬を更に高度に防止して,屋外騒音の遮音を極めて有効且つ確実になし得るものとするように,これを,上記拡開対向傾斜面の室外側に向けて下降傾斜した傾斜面を室内側に向けて下降傾斜した傾斜面より幅広長寸化して該拡開対向傾斜面の室外側に向けて傾斜突出する突出傾斜面を追加的に配置してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の建造物屋外設置用遮音パネルとしたものである。
請求項4に記載の発明は,上記遮音パネルを用いた上記マンション等の建造物を提供するように,これを,室内側及び室内側に向けて下降傾斜した音波反射性の傾斜面を同一対称角度をなすように内外交互に配置することによって下向き開口同一対称角度のV字状にして平行多数の拡開対向傾斜面を上記屋外天井面の奥行方向に連続配置して該拡開対向傾斜面に伝搬した無方向的な屋外騒音を該拡開対向傾斜面内で常時室外側に向けて再反射自在とした建造物屋外設置用遮音パネルを,ベランダスラブ,庇等建造物の室外側に突出乃至露出した屋外天井面に設置して屋外騒音を反射遮音してなることを特徴とするマンション等の建造物としたものである。
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
本発明は以上のとおりに構成したから,音波反射性の室内側及び室外側に下降傾斜した傾斜面を室内外に交互に連続配置することによって同一対称角度の対向2面によって下向き開口対称角度のV字状の拡開対向傾斜面を屋外天井面の奥行方向に多数平行に連続配置して,該拡開対向傾斜面内で常に屋外騒音を室外側に向けて再反射することによって,音源から直接に伝搬する直接騒音はもとより,建造物によって反射されて伝搬する反射騒音を含めて,無方向的に到来する屋外騒音を簡易な構造で確実に室外側に再反射することによって室内側への伝搬を可及的高度に防止して,その可及的高度にして常時の遮音をなし得るようにした建造物屋外設置用遮音パネルを提供することができる。
請求項2に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記拡開対向反射面の拡開角度を規制することによって,その反射騒音の室外側に向けた再反射を更に有効且つ確実になし得るものとすることができる。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,上記拡開対向傾斜面の幅を室内外異幅,特に室外側に向けて下降傾斜する傾斜面を幅広とすることによって拡開対向傾斜面内に至る屋外騒音を減少するとともに該拡開対向傾斜面間に至った屋外騒音の室外側への再反射の可能性を可及的確実に防止して,屋外騒音の室内側に向けた伝搬を更に高度に防止して,屋外騒音の遮音を極めて有効且つ確実になし得るものとすることができる。
請求項4に記載の発明は,上記遮音パネルを設置して屋外騒音の室外側への再反射によって室内側への伝搬を可及的高度に防止して,その遮音をなし得るようにしたマンション等の建造物を提供することができる。
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aはマンション等の建造物であり,該建造物Aは,遮音パネル10を,ベランダスラブ,庇等建造物Aの室外側に突出乃至露出した屋外天井面,本例にあってはベランダスラブの屋外天井面Bに設置して屋外騒音を反射遮音したものとしてあり,このとき遮音パネル10は,室内側及び室内側に向けて下降傾斜した音波反射性の傾斜面12,13を同一対称角度をなすように内外交互に配置することによって下向き開口同一対称角度のV字状にして平行多数の拡開対向傾斜面11を上記屋外天井面Bの奥行方向に連続配置して該拡開対向傾斜面11に伝搬した無方向的な屋外騒音を該拡開対向傾斜面11内で常時室外側に向けて再反射自在としたものとしてある。
遮音パネル10は,例えばアルミ,ステンレス等の金属,ポリカーボネート,塩化ビニール等の合成樹脂等の音波反射性を有する硬質材によって,屋外天井面Bの奥行方向に一体に形成したもの,該奥行方向に複数乃至多数のパネル要素を連結したものを用いることによって該奥行方向に拡開対向傾斜面11を一連に連続配置したものとしてあり,例えば硬質材による板材を折曲加工し,また押出加工することによって一体に形成し,単一の傾斜面をなすパネル要素を隣接相互に溶着,嵌合等の固定手段によって固定し,また,例えば単一乃至複数の拡開対向傾斜面11をなすように室内外に向けて下降傾斜した一対乃至複数対のパネル要素を隣接相互に同様に固定手段によって固定して,奥行方向に連結したものとしてある。
遮音パネル10は,その上記拡開対向傾斜面11が上記室内側に向けて下降傾斜した傾斜面12と室外側に向けて下降傾斜した傾斜面13を上記連続配置することによって同一対称角度,即ち拡開対向傾斜面11の頂角を通る垂直線に対して同一対称角度の対向2面によって下向き拡開V字状をなすものとしてあり,これによって屋外天井面B奥行方向の各拡開対向傾斜面11がこれに至った屋外騒音を可及的に室外側に再反射するようにしてある。
即ち屋外騒音は,音源からの直接騒音と対面する建造物に反射した反射騒音の双方からなるため,その屋外天井面Bに至る角度は無方向的というべく幅広のものとなるために拡開対向傾斜面11,特に室外側に向けて下降傾斜する傾斜面13に対する屋外騒音の入射角度は多様であり,該傾斜面に至った屋外騒音は,その入射角度と同一角度で反射することによって,図5のように室内側に向けて下降傾斜した傾斜面12に当たって直接に室外側に反射されるか,図6のように室内側に向けて下降傾斜した傾斜面12に当った後に更に室外側に向けて下降傾斜した傾斜面13に向けて反射し,該傾斜面13から室外側に再反射されるようにして,これが室内側に反射されるのを阻止して,その可及的高度にして常時の遮音をなし得るようにしてある。
本例にあって該拡開対向傾斜面11は,その拡開角度,即ちそのV字状の下向き開口の頂角の角度を,直角又は略直角をなすものとしてあり,これによって屋外騒音の反射角度が入射角度と同一角度であることから,水平方向乃至直交方向のいずれの場合の屋外騒音に対しても拡開対向傾斜面11が上記室外側に向けた直接の反射を行なうか,拡開対向傾斜面11間の反射を経て室外側に向けた再反射を行なうようにしてあり,マンション等の建造物に対する屋外騒音は下層階で水平方向,傾斜方向の直接騒音となり,上層階で傾斜方向の反射騒音となるところ,上記水平方向乃至直交方向の範囲で屋外騒音を室外側に向けて反射することによって,下層階の窓に直接に伝搬する屋外騒音は別としても,下層階及び上層階の屋外天井面Bを介して室内側に伝搬する屋外騒音を更に有効且つ確実に防止し,その好ましい遮音を行うことができるようにしてある。
拡開角度を直角又は略直角とすることによって遮音パネル10の室内側及び室内側に向けて下降傾斜する傾斜面12,13は45°又は略45°と角度となり,遮音パネル10は,屋外天井面Bとの間で連続する直角2等辺三角形を形成するように拡開対向傾斜面11を配置したものとなるところ,好ましくは拡開角度,即ち頂角を直角とするのがよく,これによって上記直接の反射と再反射の確実性をより向上することができる。
なお拡開角度は,屋外騒音の室外側と室内側に向けた反射を左右するところ,例えば拡開角度を上記例の1/2の45°としたとき,水平方向乃至22〜23°程度の傾斜方向の屋外騒音に対して室外側に向けた反射乃至再反射をなし得るが,これを超えた傾斜角度で伝搬する屋外騒音について室内側に反射される可能性が生じる。また拡開角度を120°とした場合,殆どの屋外騒音が室内側に反射される可能性を生じる。従って拡開角度は上記直角とするのがよいが,これを変更するについても90±10°程度に抑制することが実用上必要であり,該90±10°を上回り又は下回る拡開角度のものは好ましいとはいえない。
遮音パネル10の形成に際して,その屋外天井面Bに対する,例えばアンカー固定部位をなすように,またパネル要素の連結を行う場合にその連結部位をなすように,拡開対向傾斜面11の頂角部分を裁頭し又は該頂角部分を塞ぐ如くに屋外天井面Bの幅方向に帯状をなす帯幅部分を,全て又は一部の拡開対向傾斜面11の上端に配置することが可能であるが,この場合もその延長線による頂角が直角又は略直角となるように拡開対向傾斜面11の拡開角度を設定するのがよい。帯幅部分を広く形成すれば垂直方向等一部の屋外騒音が室内側に向う可能性が残るが,この種の屋外騒音は少ないので実用上然程の影響は生じないので,該帯幅部分が幅広となることによって実用上の影響が生じるものを除いて,上記固定や連結のために比較的幅狭の帯幅部分を,拡開対向傾斜面11の上端に配置することを妨げない。
遮音パネル10は,屋外天井面Bの奥行方向にその高さを,上記例の如くに同一とすることができるが,更に該高さを連続的又は断続的に高くすることによって奥行方向に高く形成する異高のものとすることができる。また拡開対向傾斜面11は屋外天井面Bの奥行方向にその拡開角度を同一とすることが好ましい。一般に遮音パネル10の上下高さは,これを3乃至15cm程度のものとすればよいが,遮音性を確保するとともに屋外天井面Bが低くなるのを防止し且つ設置外観を確保する上では,5乃至10cm程度とするのが好ましい。
図7,8は,他の例を示すもので,本例にあって遮音パネル10は,その上記拡開対向傾斜面11の室外側に向けて下降傾斜した傾斜面13を室内側に向けて下降傾斜した傾斜面12より幅広長寸化して該拡開対向傾斜面11の室内側に室外側に向けて傾斜突出する突出傾斜面14を追加的に配置したものとしてある。
本例の遮音パネル10は,上記例のもの,例えば拡開対向傾斜面11の拡開角度を直角としたものの該拡開対向傾斜面11におけるその室外側に向けて下降傾斜した傾斜面12を,例えば該傾斜面12の2倍程度に幅広長寸化して該拡開対向傾斜面11の幅を室内外異幅のものとしてあり,その突出傾斜面14によって屋外騒音の反射を促進して拡開対向傾斜面11内に至る屋外騒音を減少するとともに該拡開対向傾斜面11間に至った屋外騒音の室外側への再反射の可能性を可及的確実に防止したものとしてある。該室外側に向けて下降傾斜する傾斜面13の幅広長寸化は,屋外天井面Bの奥行方向にその一部,例えば1つ乃至2つ置きに行なうようにすることも可能であるが,本例にあってはその全部について幅広長寸化を施したものとして,該反射の促進と室内側への再反射の可能性を可及的高度のものとし,また上記突出傾斜面14が室外側に向いた面をなすことによって室内側からの外観を良好なものとするようにしてある。
その余は上記例と変らないので同一符合を付して重複する説明を省略する。
図示した例は以上のとおりとしたが,屋外天井面は,例えばベランダの天井面をなす以外の,室外側に突出した庇の裏面,音源に向けて開口した室外側に露出した階段のコンクリートスラブ面としてこれに上記遮音パネルを設置するようにすること,遮音パネルの裏面に,例えばウレタンの吹付け等適宜の吸音材を追加的に配置して反射に際して屋外騒音の減衰をなし得るようにすること,合成樹脂の中実押出材によって形成すること,合成樹脂,例えば発泡系合成樹脂の厚肉板材を加工して傾斜面を溝状に形成し,現場切断を可能とすることによって奥行方向に幅調整自在のものとすること等を含めて,本発明の実施に当って,遮音パネル,その拡開対向傾斜面,傾斜面,必要に応じて用いる突出傾斜面等の各具体的構造,形状,材質,これらの関係,これらに対する付加,遮音パネル設置の屋外天井面等は,上記発明の要旨に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
屋外騒音伝搬のモデルを示すモデル図である。 遮音パネルによる屋外騒音反射のモデルを示すモデル図である。 遮音パネルによる屋外騒音反射のモデルを示す建造物屋外天井面の縦断面図である。 遮音パネルの形状を示す縦断面図である。 遮音パネルによる屋外騒音の反射状態を示す縦断面図である。 遮音パネルによる屋外騒音の再反射状態を示す縦断面図である。 他の例に係る遮音パネルの形状を示す縦断面図である。 他の例の遮音パネルによる屋外騒音の反射状態を示す縦断面図である。
符号の説明
A 建造物
B 屋外天井面
10 遮音パネル
11 拡開対向傾斜面
12 室内側に向けた下降傾斜の傾斜面
13 室外側に向けた下降傾斜の傾斜面
14 突出傾斜面

Claims (4)

  1. ベランダスラブ,庇等建造物の室外側に突出乃至露出した屋外天井面に設置して屋外騒音を反射遮音する遮音パネルであって,室内側及び室内側に向けて下降傾斜した音波反射性の傾斜面を同一対称角度をなすように内外交互に配置することによって下向き開口同一対称角度のV字状にして平行多数の拡開対向傾斜面を上記屋外天井面の奥行方向に連続配置して該拡開対向傾斜面に伝搬した無方向的な屋外騒音を該拡開対向傾斜面内で室外側に向けて再反射自在としてなることを特徴とする建造物屋外設置用遮音パネル。
  2. 上記拡開対向傾斜面の拡開角度を直角又は略直角としてなることを特徴とする請求項1に記載の建造物屋外設置用遮音パネル。
  3. 上記拡開対向傾斜面の室外側に向けて下降傾斜した傾斜面を室内側に向けて下降傾斜した傾斜面より幅広長寸化して該拡開対向傾斜面の室外側に向けて傾斜突出する突出傾斜面を追加的に配置してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の建造物屋外設置用遮音パネル。
  4. 室内側及び室内側に向けて下降傾斜した音波反射性の傾斜面を同一対称角度をなすように内外交互に配置することによって下向き開口同一対称角度のV字状にして平行多数の拡開対向傾斜面を上記屋外天井面の奥行方向に連続配置して該拡開対向傾斜面に伝搬した無方向的な屋外騒音を該拡開対向傾斜面内で常時室外側に向けて再反射自在とした建造物屋外設置用遮音パネルを,ベランダスラブ,庇等建造物の室外側に突出乃至露出した屋外天井面に設置して屋外騒音を反射遮音してなることを特徴とするマンション等の建造物。
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