JP2006264447A - 燃料ポンプ支持構造 - Google Patents
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Abstract
部品点数の削減、製造の手間・時間の削減を図ることができる燃料ポンプ支持構造を提供すること。
【解決手段】
燃料ポンプ1をサイドフレーム21に支持する支持部材3と、燃料ポンプ1とサイドフレーム21との間に介在されて、支持部材3による支持機能が損なわれたときに、車体側に固定された車体側受部材41と燃料ポンプ1側に固定されたポンプ側係合部材42とが係合して燃料ポンプ1をサイドフレーム21に繋ぎ止める脱落防止機構4と、を備えた燃料ポンプ支持構造であって、脱落防止機構4は、ポンプ側係合部材42を車体側受部材41に対して車体後方から挿入して、この水平挿入方向と異なる下方向へ回動させることによって、挿抜方向への抜け止めを行うよう構成した。
【選択図】 図1
Description
前記脱落防止機構は、前記ポンプ側係合部材を前記車体側受部材に対して所定の水平方向から挿入して、この水平挿入方向と異なる下方向へ回動させることによって、挿抜方向への抜け止めを行うよう構成したことを最も主要な特徴とする。
支持部材3は、略直角の角度を成すL字断面形状の金属板材で形成されており、サイドフレーム21の側面21aに3本のボルト33,33,33で固定され車両上方に延びる取付板31と、燃料ポンプ1を支持する略水平の支持板32とを備えている。なお、前記ボルト33,33,33は、前記サイドフレーム21に溶接されたウエルドナット23,23,23に締結されている。
このポンプ側係合部材42は、図3に示すように、谷部11dを延設して形成されたもので、図4に示すように、前後方向に長い短冊状に形成された係合部42aと、同様に短冊状に形成されて前記係合部42aの中間部と谷部11dとを連結した連結部42bと、により略T字形状に形成されている。
すなわち、車体側受部材41は、各規制片41a,41b,41cおよびその先端の各爪41d,41e,41fにより、係合部42aを前後方向からの挿入可能であるとともに、車両前後方向に直交する向きである上下左右方向に変位した場合に係合するよう構成されている。
次に、実施例1の燃料ポンプ支持構造の作用について説明する。
以上で脱落防止機構4の組付作業を終了する。
その後、ポンプホルダ11を支持部材3にボルト12で取り付け、燃料ポンプ1の組付作業を終了する。
さらに、実施例1では、車体側受部材41の第1規制片41bの下側爪41eの高さを上側爪41dの下端位置よりも高くしている。このため、支持機能が損なわれた場合において、乗員が急ブレーキを踏むなどして、燃料ポンプ1に対して車両前方に大きな重力加速度が作用した場合でも、ポンプ側係合部材42の連結部42bが車体側受部材41から前方に抜けることがなく、燃料ポンプ1の脱落防止を確実に行うことができる。
a)本実施例1では、脱落防止機構4を構成する車体側受部材41とポンプ側係合部材42との組付作業が、係合部42aを車体側受部材41の挿入用空間43に所定の水平方向である車体後方から挿入する挿入ステップSTEP1と、ポンプ側係合部材42を下方に回動させる回動ステップSTEP2の2つの作業を順に行うだけで完了するため、作業が簡単であるとともに、作業時間の短縮を図ることができる。
他の構成及び作用効果については、前記実施例1と同一乃至均等であるので、説明を省略する。
2 車体
3 支持部材
4 脱落防止機構
41 車体側受部材
41a 上側規制片
41b 第1規制片(下側規制片)
41c 第2規制片(下側規制片)
41d 上側爪
41e 下側爪
41f 下側爪
42 ポンプ側係合部材
42a 係合部
42b 連結部
43 挿入用空間
44 挿入時通過用空間
45 回動時通過用空間
Claims (5)
- 燃料ポンプを車体に支持する支持部材と、
前記燃料ポンプと車体との間に介在されて、前記支持部材による支持機能が損なわれた状態では、前記車体側に固定された車体側受部材と前記燃料ポンプ側に固定されたポンプ側係合部材とが係合して燃料ポンプを車体に繋ぎ止める脱落防止機構と、
を備えた燃料ポンプ支持構造であって、
前記脱落防止機構は、前記ポンプ側係合部材を前記車体側受部材に対して所定の水平方向から挿入して、この水平挿入方向と異なる車両下方向へ回動させることによって、挿抜方向への抜け止めを行うよう構成したことを特徴とする燃料ポンプ支持構造。 - 前記ポンプ側係合部材は、前記車体側受部材に係合する係合部と、この係合部を前記燃料ポンプ側に連結する連結部とを有し、
前記車体側受部材は、前記係合部を前記所定の水平方向から挿入可能に形成され、
前記車体側受部材には、前記係合部を前記所定の水平挿入方向から挿入させたときに前記連結部を通過させる挿入時通過用空間と、この挿入時通過用空間に連続して形成されて、前記ポンプ側係合部材を車両下方向へ回動させたときに前記連結部が通過する回動時通過用空間と、が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ支持構造。 - 前記ポンプ側係合部材は、前記連結部が前記係合部の中間部に連結されて略T字形状に形成され、
前記車体側受部材は、前記係合部が挿入される挿入用空間を車両上方および下方から挟む上側規制片および下側規制片を有し、略コの字断面形状に形成されているとともに、前記上側規制片の先端から車両下方に上側爪が延在され、かつ、前記下側規制片の先端から下側爪が車両上方に延在され、
前記挿入時通過用空間が、前記下側爪の上端と前記上側爪の下端との間に形成され、
前記下側規制片が、回動時通過用空間を挟んで第1規制片と第2規制片とに分割されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料ポンプ支持構造。 - 前記第1規制片の下側爪の高さが前記上側爪の下端よりも高く形成され、
前記第2規制片の下側爪と前記上側爪との間のみに、前記挿入時通過用空間が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料ポンプ支持構造。 - 前記車体側受部材が、前記車体に固定された前記支持部材に一体に形成され、
前記ポンプ側係合部材が、前記燃料ポンプの外周に装着されて前記支持部材に連結されたポンプホルダに一体に形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の燃料ポンプ支持構造。
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2005
- 2005-03-23 JP JP2005083595A patent/JP4696623B2/ja not_active Expired - Fee Related
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