JP2006262544A - 無線端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 無線端末の電流表示では、通信のタイムラグにより定格電流の表示は可能だが起動時の始動電流を測定できず、設置時やメンテナンス時に電動機の始動電流特性による劣化診断や異常診断が正しくできないという課題を有していた。
【解決手段】負荷に接続する電動機の起動、停止、動作速度または方向の変更等の制御を遠隔操作で行なうために前記電動機を制御する制御装置と通信する無線端末装置であって、少なくとも前記電動機の起動時の電流値表示を要求する入力機能を有する入力手段と、要求入力があると電流値要求信号を前記制御装置に送信する送信手段と、電動機の起動時から所定時刻までの時系列電流値データを前記制御装置から受信する受信手段とを備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】負荷に接続する電動機の起動、停止、動作速度または方向の変更等の制御を遠隔操作で行なうために前記電動機を制御する制御装置と通信する無線端末装置であって、少なくとも前記電動機の起動時の電流値表示を要求する入力機能を有する入力手段と、要求入力があると電流値要求信号を前記制御装置に送信する送信手段と、電動機の起動時から所定時刻までの時系列電流値データを前記制御装置から受信する受信手段とを備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線端末使用した水処理プラントの電動機始動電流測定に関するものである。
上下水道の水処理プラントにおいては、上下水道の貯水、循環、放流等の水流制御を行なうのにポンプ等の動力を用い、それを遠隔で制御する方法が用いられている。図3に、従来の一般的な水処理プラント装置における概略ブロック図を示す。
図3において、101は制御対象であるポンプやファンバルブ等の電動機102に動力を供給する動力部を示す。また103は、電動機102とつながり、その負荷対象である機器によって上下水道の揚水や放流を行なう現場付近で操作を行なう現場操作盤、104は、上下水道の制御をどのように行なうかの各種条件により制御を行う制御部を示す。
そして、図3に示す従来の水処理プラント装置においては、作業者が現場操作盤103を操作し、上下水道の制御を現場の状況を監視しながら行なっていた。すなわち現場操作盤103には、上下水道の水量、水質、流速などを表示した計器や状況を示すLEDなどが備わっており、制御部104から送信される上下水道の監視情報や計測した計装情報などにより各種情報が表示される。そして、これらの情報と現場に状況等から作業者は、制御部104へ操作情報を送信し、さらに制御部104からは動力部101に制御指令が送信され、動力部1により電動機2が作動し、目的の上下水道の制御ができるようにしている。
なお近年、図4に示すように、この設備のコスト削減を目的とし、現場操作盤103を従来のスイッチ及び指示計などより無線端末を用いて本設備を構築している。このように、現場操作盤と制御部等を無線でつなぐものとしては、特許文献1に記載のような技術がある。尚、従来の現場操作盤には、負荷の劣化状態や負荷特性を認識するために電流計を設け表示しているものである。
特開平6−34556号公報
しかしながら、従来の構成で現場操作盤を無線端末に変更した場合、無線端末の電流表示では、通信のタイムラグにより定格電流の表示は可能だが起動時の始動電流(ラッシュ)を測定できず、設置時やメンテナンス時に電動機の始動電流特性による劣化診断や異常診断が正しくできないという課題を有していた。
本発明は、無線端末上に始動電流測定を提供することを目的とする。
本発明は、無線端末上に始動電流測定を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、動力部からの電流信号を制御部上で計測するとともに、起動時の時系列な電流値を蓄積することにより始動電流を収集し、無線端末からの送信要求により本データを送信する。
そして、この構成により始動電流を収集し、始動電流情報を無線端末にグラフィック表示できることとなる。
以上のように本発明によると、無線端末に始動電流の表示を非常に簡単な構成で達成でき、また、無線端末との送信間隔も一定にできるという多大な効果を奏する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図1を用いて説明する。
以下、本発明の実施の形態1について、図1を用いて説明する。
本発明におけるシステムは管理者が実際に電動機を起動/停止操作する無線端末、その無線端末からの操作や異常などの操作条件により電動機の起動/停止指令を判定する制御部と、具体的に電動機に電源を供給する動力部で構成されるものである。
又、この制御部には、動力部よりの電動機状態や電流信号を取込む入力部3と各種条件により起動/停止を判定する判定部1、その信号を動力部へ出力する出力部4、入力部3からの電流信号と判定部1からの起動情報を基に電流が安定するまでの間電流値を時系列に蓄積する収集部2、無線端末と通信を行なう通信部5で構成される。
同様に、無線端末は、その情報を視覚的に表示する表示部6、起動/停止操作などを行う操作部7、制御部と通信を行う通信部5から構成される。
図2によれば、電動機が起動したのち、始動電流のデータを所定のサンプルリング間隔でサンプリングし、電流値1から電流値nまでを電流値時系列データ蓄積値として収集部2に蓄積する。
具体的には、今回の測定目的である電動機(モータ)の始動電流は、約0.2秒から0.5秒の間、定格電流の約5〜10倍流れるものである。よって本電流の測定方法としては、判定部1で判定した電動機起動情報を基に、入力部3よりの電流信号を収集部12で約5ms程度(設定により可変:5ms〜10ms)のサンプリング間隔で電流信号が一定時間同一になるまでの間、収集及び蓄積するものとする。
また、無線端末より要求により本始動電流データを通信するものとし、通常監視・操作のレスポンスタイムが遅延することを軽減するほか、無線端末をPDAやノートパソコンにすることにグラフ表示ができ、詳細な始動電流の特性を把握できる。同様に、ノートパソコンなどに納入当初の始動電流特性データを保存しておけば、納入時の現在の特性比較が可能となり、異常及び劣化の判定要素のひとつとなるものと考える。
又、無線端末にグラフ表示が困難な場合は、始動電流の最大値と始動時間を無線端末上に提供するものとする。
又、無線端末にグラフ表示が困難な場合は、始動電流の最大値と始動時間を無線端末上に提供するものとする。
本発明の「無線端末を使用した水処理プラント機器の始動電流測定」は、無線端末に始動電流表示を簡単な構成で達成でき、また、無線端末との送信間隔も一定にできる。
1 判定部
2 収集部
3 入力部
4 出力部
5 通信部
6 表示部
7 操作部
2 収集部
3 入力部
4 出力部
5 通信部
6 表示部
7 操作部
Claims (4)
- 負荷に接続する電動機の起動、停止、動作速度または方向の変更等の制御を遠隔操作で行なうために前記電動機を制御する制御装置と通信する無線端末装置であって、少なくとも前記電動機の起動時の電流値表示を要求する入力機能を有する入力手段と、要求入力があると電流値要求信号を前記制御装置に送信する送信手段と、電動機の起動時から所定時刻までの時系列電流値データを前記制御装置から受信する受信手段とを備えた無線端末装置。
- 受信手段は、電動機の起動時から送信手段で制御装置に電流値要求信号を送信した時刻近辺までの時系列電流値データを受信する請求項1記載の無線端末装置。
- 負荷に接続する電動機の起動、停止、動作速度または方向の変更等の制御を遠隔操作で行なうために前記電動機を制御する制御装置と通信する無線端末装置であって、少なくとも前記電動機の起動時の電流値表示を要求する入力機能を有する入力手段と、要求入力があると電流値要求信号を前記制御装置に送信する送信手段と、電動機の起動時から所定時刻までの時系列電流値データを受信する受信手段と、受信した前記時系列電流値データをグラフィック表示する表示手段を備えた無線端末装置。
- 表示手段は、電動機の起動時から送信手段で制御装置に電流値要求信号を送信した時刻近辺までの時系列電流値データをグラフィック表示する請求項3記載の無線端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005072546A JP2006262544A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | 無線端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005072546A JP2006262544A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | 無線端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006262544A true JP2006262544A (ja) | 2006-09-28 |
Family
ID=37101164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005072546A Pending JP2006262544A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | 無線端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006262544A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020111105A1 (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 日本電産株式会社 | モータユニット、モータ動作表示システム、及びモータ動作表示装置 |
-
2005
- 2005-03-15 JP JP2005072546A patent/JP2006262544A/ja active Pending
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WO2020111105A1 (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 日本電産株式会社 | モータユニット、モータ動作表示システム、及びモータ動作表示装置 |
CN113169698A (zh) * | 2018-11-29 | 2021-07-23 | 日本电产株式会社 | 电动机单元、电动机动作显示系统以及电动机动作显示装置 |
US20220014076A1 (en) * | 2018-11-29 | 2022-01-13 | Nidec Corporation | Motor unit, motor operation display system, and motor operation display device |
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