JP2006262381A - 双方向光通信網 - Google Patents

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弘之 佐々木
Mitsuyoshi Takeda
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Abstract

【課題】 局を介すことなく、加入者同士の双方向通信を可能とし、かつ低損失な光通信網を提供する。
【解決手段】 第1又は第2の光ポートからの入射光を第3及び第4の光ポートに分岐出射し、第3及び第4の光ポートからの入射光を第1及び第2の光ポートに分岐出射する4ポートの方向性光結合器を複数個相互接続してなる双方向光通信網であって、それぞれ第1の光ポートを全反射終端とした2個の方向性光結合器(2×2光カプラ11,11)の第2の光ポート同士を相互接続し、それら全反射終端を有する2個の方向性光結合器(2×2光カプラ11,11)のそれぞれ第3及び第4の光ポートに、無反射終端を有する方向性光結合器(2×2光カプラ11〜11)をツリー状に多段接続する。方向性光結合器の段数を従来よりも少なくすることができ、よってその分信号の減衰を低減できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は光ファイバを用いた光通信網に関し、特に複数の加入者同士で双方向の通信を行うことができる双方向光通信網に関する。
図2は現在、公衆通信で用いられている光通信網の概要を示したものであり、図中、11は2×2光カプラを示し、12は加入者を示す。また、13は局(センター)を示す。
この例では複数の2×2光カプラ11が多段に従属接続されてツリー形の光通信網が構成されており、頂点に位置する2×2光カプラ11に局13が接続され、末端に位置する2×2光カプラ11に加入者12がそれぞれ接続されている。
4ポートの方向性光結合器として用いられている2×2光カプラ11は第1又は第2の光ポートからの入射光を第3及び第4の光ポートに分岐出射し、第3又は第4の光ポートからの入射光を第1及び第2の光ポートに分岐出射するもので、具体的には例えば2×2光ファイバカプラとされる。各2×2光カプラ11の4つの光ポートのうちの1つ(第1光ポート)は無反射終端とされている。
このような光通信網はいわゆるPON(Passive Optical Network)と呼ばれているもので、矢印21で示したように局13からの情報は2×2光カプラ11をいくつか介して加入者12に多分岐される。一方、加入者12間の双方向通信は局13を介すことによって行われ、即ちこの例では加入者12同士の双方向通信は局13を介さなければ実現できないものとなっている。
これに対し、局(センター)を介さないで加入者同士の双方向通信を可能とする双方向光通信網が特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載されている双方向光通信網は図2と同様のツリー形光通信網において、双方向通信すべき(双方向通信を必要とする)複数の加入者をカバーして頂点に位置する1個の2×2光カプラが全反射膜付きの終端ポートを備えるように構成されたもので、例えば図3に示したような構成とされる。
図3は8加入者間での双方向通信を例として示したものであり、図中、8加入者を12〜12とし、ツリー形光通信網を構成する7個の2×2光カプラを11〜11とする。この例では8加入者12〜12をカバーして頂点に位置する2×2光カプラ11が全反射膜付きの終端ポートを備えるものとされる。図中、14は2×2光カプラ11の第1光ポート11−1に配設された全反射膜を示す。
この図3に示した光通信網では例えば矢印22で示したように加入者12から発信された情報は2×2光カプラ11の第1光ポート11−1の全反射膜14によって全反射され、矢印21で示したように折り返されて各加入者12〜12に発信される。同様に、他の加入者12〜12から発信された情報も全反射膜14によって全反射されて各加入者12〜12に発信され、従って局を介すことなく、8加入者12〜12間で双方向通信を行えるものとなっている。なお、図2と同様、局がある場合には2×2光カプラ11の第2光ポート11−2の先に(上り方向に)局が存在することになる。
図3では8加入者間で双方向通信を行う場合を例に説明したが、この場合、2×2光カプラは3段7個使用することになる。なお、加入者数が多くなれば、それに応じて使用する2×2光カプラの段数と数量はさらに増える。
特公平7−77367号公報
ところで、上述したような2×2光カプラを多段、従属接続してなるツリー形の光通信網では信号は1個の2×2光カプラを介する毎に半分に(3dB)減衰するため、2×2光カプラの段数の増加に伴い、損失が増大し、通信品質が劣化することになる。
例えば図3に示した双方向光通信網において、加入者12から加入者12へ通信を行う場合を例にとると、介する2×2光カプラは11,11,11<全反射>11,11,11となり、全部で6個の2×2光カプラを介することになり、この場合、信号は18dBも減衰することになる。
この発明の目的はこの問題に鑑み、局を使用せず、加入者同士の双方向通信を可能とするものであって、同じ加入者数で比較すると従来よりも方向性光結合器(2×2光カプラ)の段数を少なくすることができ、よって低損失とすることができる双方向光通信網を提供することにある。
この発明によれば、第1又は第2の光ポートからの入射光を第3及び第4の光ポートに分岐出射し、第3又は第4の光ポートからの入射光を第1及び第2の光ポートに分岐出射する4ポートの方向性光結合器を複数個相互接続してなる双方向光通信網は、それぞれ第1の光ポートが全反射終端とされた2個の方向性光結合器の第2の光ポート同士が相互接続され、それら全反射終端を有する2個の方向性光結合器のそれぞれ第3及び第4の光ポートに、無反射終端を有する方向性光結合器がツリー状に多段接続されてなるものとされる。
この発明では上記構成を採用したことにより、局を介すことなく、加入者同士の双方向通信を行うことができ、かつ従来よりも使用する方向性光結合器の段数を少なくすることができるため、その分低損失化を図ることができる。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1は図3に示した従来の双方向光通信網と同様、加入者を8加入者として、この発明の実施例を示したものであり、この例では方向性光結合器として6個の2×2光カプラ11〜11を使用するものとなっている。
6個の2×2光カプラ11〜11のうち、2個の2×2光カプラ11,11のそれぞれ第1の光ポート11−1,11−1には全反射膜14が配置され、即ちこれら2個の2×2光カプラ11,11は全反射終端をそれぞれ有するものとされる。また、この例ではこれら2個の2×2光カプラ11,11の第2の光ポート11−2,11−2同士が互いに接続される。図1中、15はその接続光ファイバを示す。
2×2光カプラ11,11の第3及び第4の光ポートには無反射終端を有する2×2光カプラ11〜11がそれぞれ接続され、それら2×2光カプラ11〜11の第3及び第4の光ポートに加入者12〜12がそれぞれ接続される。
この例では例えば矢印22で示したように加入者12から発信された情報は2×2光カプラ11の第1及び第2の光ポート11−1,11−2に至り、一方は全反射膜14によって全反射され、他方は光ファイバ15を介して2×2光カプラ11の第2の光ポート11−2に至る。全反射膜14で全反射された情報は矢印21で示したように加入者12〜12に発信され、また2×2光カプラ11に至った情報も矢印21で示したように加入者12〜12に発信される。従って、加入者12から発信された情報は全ての加入者12〜12に発信されるものとなっており、同様に他の加入者12〜12から発信された情報も各加入者12〜12に発信され、8加入者12〜12間で双方向通信を行えるものとなっている。
この図1に示した双方向光通信網において、例えば加入者12から加入者12へ通信する場合の信号損失を計算すると、介する2×2光カプラは11,11<全反射>11,11の4個となるため、損失は12dBとなる。一方、加入者12から例えば加入者12へ通信する場合の信号損失を計算すると、介する2×2光カプラは11,11,11,11となって同様に4個となり、よって損失も同じ12dBとなる。
つまり、この例では図3に示した従来の双方向光通信網と同様、8加入者12〜12間の双方向通信を可能とする構成において、加入者12〜12間の通信における損失は12dBとなっており、よって従来の損失が18dBであったことと比較すると、損失を6dBも小さくすることができ、低損失化を図ることができる。
なお、図1に示した構成において、全反射膜14には例えば誘電体多層膜が用いられ、第1光ポート11−1,11−1より延びる光ファイバの垂直切断面に使用波長のすべてにわたって全反射特性を有する誘電体多層膜をそれぞれ成膜形成することによって配置される。
ここで、図1に示した双方向光通信網を試作して信号損失を実際に測定した結果について説明する。
光波長1.3μm用のコア径10μm、クラッド径125μmのシングルモード光ファイバと、そのシングルモード光ファイバを用いて作製した融着延伸型の2×2光カプラ(光ファイバカプラ)11〜11を使用した。全反射膜14として光波長1.3μmで反射率100%の誘電体多層膜を光ファイバ端面に形成した。各2×2光カプラ11〜11間を接続する光ファイバの長さはすべて10cm程度とした。
損失の測定は加入者12から全加入者12〜12へ通信を行う場合について行った。実測の結果を以下に示す。
加入者12 → 加入者12の損失 : 12.42dB
→ 加入者12の損失 : 12.47dB
→ 加入者12の損失 : 12.34dB
→ 加入者12の損失 : 12.42dB
→ 加入者12の損失 : 12.34dB
→ 加入者12の損失 : 12.31dB
→ 加入者12の損失 : 12.35dB
→ 加入者12の損失 : 12.31dB
上記の通り、損失は理論値とほぼ一致しており、この発明の実現性が実証できた。ここで、理論値12dBより少し損失が大きいのは、2×2光カプラ自体の過剰損失と2×2光カプラ同士を接続した際に発生した接続損失が含まれているためである。
以上、8加入者間で双方向通信を行う場合を例に説明したが、加入者数がさらに多くなれば、全反射終端をそれぞれ有し、かつ相互接続された2個の2×2光カプラをそれぞれ頂点として2×2光カプラをツリー状に多段、従属接続すればよく、言い換えればこの発明は複数の2×2光カプラを多段、従属接続して2つのツリー形光通信網を構成し、それら2つのツリー形光通信網の頂点に位置する2個の2×2光カプラ同士を接続すると共に、それらがそれぞれ全反射終端を有するものとなっている。
このような構成としたことにより、この発明では図3に例示して説明した従来例と比較して、同じ加入者数であっても加入者同士の双方向通信において使用する2×2光カプラの段数を2段少なくすることができ、よって信号損失を6dB低減することができる。
なお、方向性光結合器として用いる2×2光カプラは具体的には2×2光ファイバカプラを用いるのが好ましいが、これに限らず、例えば基板型光導波路を用いる構成のものであってもよい。
上述したような双方向光通信網は例えば航空機において搭載される複数のIME(Inertial Measurement Equipment:慣性計測装置)、オートパイロット装置、航法に必要な各種制御部等を相互に接続する航空機制御用のデータバス等に用いることができる。
なお、CATV網等のネットワークに用いることもでき、この場合、ネットワークに必要なセンター(局)は任意の加入者の位置に位置され、つまり2つのツリー形光通信網の末端のいずれかの位置に接続される。
この発明による双方向光通信網の一実施例を示す図。 光通信網の一般的な構成例を示す図。 局を介さない双方向光通信網の従来構成例を示す図。

Claims (1)

  1. 第1又は第2の光ポートからの入射光を第3及び第4の光ポートに分岐出射し、第3又は第4の光ポートからの入射光を第1及び第2の光ポートに分岐出射する4ポートの方向性光結合器を複数個相互接続してなる双方向光通信網であって、
    それぞれ第1の光ポートが全反射終端とされた2個の上記方向性光結合器の第2の光ポート同士が相互接続され、
    それら全反射終端を有する2個の方向性光結合器のそれぞれ第3及び第4の光ポートに、無反射終端を有する上記方向性光結合器がツリー状に多段接続されてなることを特徴とする双方向光通信網。
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