JP2006261825A - 情報ネットワークの制御方法、通信ノード、ネットワーク管理装置、情報ネットワークシステム - Google Patents

情報ネットワークの制御方法、通信ノード、ネットワーク管理装置、情報ネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 通信ノード間で授受されるフレームの優先度が階層化された情報ネットワークにおいて、各階層に付与される帯域の総和を、情報ネットワークの物理的な帯域に基づいて的確に管理する。
【解決手段】 RPRリング10を介して接続される複数のRPR局20を備え、個々のRPR局20に接続されるルータ60を介して、ユーザが情報通信を行う情報ネットワークにおいて、複数のRPR局20を管理する管理用情報ネットワーク13が、個々のRPR局20におけるクラスA(サブクラスA0,A1)およびクラスBの全てに関するCIRの設定状態を収集および監視し、全てのRPR局20におけるクラスAおよびクラスBの全てのCIRの総和が、RPRリング10の物理的なRing帯域を超えないように管理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報ネットワークの制御方法、通信ノード、ネットワーク管理装置、情報ネットワークシステムに関し、特に、通信帯域の予約設定が可能な情報ネットワーク等に適用して有効な技術に関する。
IEEE802.17−2004にて規定されているRPR(Resilient Packet Ring)技術では、リング中を伝播するフレームにクラスAからクラスCまで3つの優先度を付与することができる。クラスAとクラスBのフレームについては、RPRリング上にあるRPR局(ステーション)からRPRリング中にフレームを送出するのに伝送帯域を絶対保証しなければならず、これをCIR(Committed Information Rate)と呼ぶ。CIRとして定義された伝送帯域がRPRリング上で絶対保障されるためには、RPRリング上にある各RPR局で定義されたCIRの総和がRPRリングの伝送帯域よりも小さくなる必要がある。
例えばRPRリングの伝送帯域が1Gbpsであり、RPRリング上に6個のRPR局が存在する場合に各RPR局にて一様にクラスAのCIRを200Mbpsと設定したとする。このとき、リング全体でのCIRの総和は200Mbps×6=1.2Gbpsとなり、RPRリングの伝送帯域を越えてしまう。このようなCIR設定がされると伝送帯域の絶対保証はできない。そのためIEEE802.17−2004では各RPR局で設定されているクラスA CIRの値をRPRリング上に流れる制御フレームを使ってその他のRPR局に通知し、それによって各RPR局は現在RPRリング上にて予約されているクラスA CIRの総和を知ることができる。
IEEE802.17−2004においてはクラスAには厳密にはサブクラスA0とサブクラスA1の2つが定義されており、サブクラスA0については上述のとおり各RPR局が自局のCIR値をRPRリング上へ告知する動作を仕様化しているが、サブクラスA1についてはその限りでない。またクラスBのCIR値についてもサブクラスA1同様、RPRリング上への告知を仕様化していない。
サブクラスA1およびクラスBのCIR値がRPRリング上に告知されていないということはRPRリング上の各RPR局にて設定されたサブクラスA0/A1およびクラスBすべてのCIR値の総和が伝送帯域を超えてしまうような場合にそのような設定を予防することができない、または設定されてしまったことに対して警報を発することができない、ことを意味する。
例えば図11のように4つのRPR局間(2−1,2−2,2−3,2−4)で伝送を行う場合、それぞれの局にてサブクラスA0、サブクラスA1およびクラスBのCIR値(m1,l1,k1〜m4,l4,k4)を設定する。サブクラスA0のCIR値は設定局からその他の局に対して制御フレームを用いて通知される。例えば2−1局におけるA0 CIR=m1(Mbps:Megabit per second)という値は、他の2−2、2−3、2−4局にあまねく通知される。また2−1局はその他の局からそれぞれで設定されているA0 CIR値が通知されてくる。そのためそれぞれの局はRPRリング全体でどれだけのA0 CIR(=m1+m2+m3+m4)が予約されているのかを知ることができる。しかし、A1 CIRやB CIRの値はRPR局間でお互いに通知しあうことはない。そのような状況では各RPR局はRPRリングの伝送帯域nMbpsのうちどれだけ空き帯域があるかを知るのに、式(1)に依る見かけの空き帯域しか知ることができない。
見かけの空き帯域 = n-(m1+m2+m3+m4) …(1)
しかし、実際の空き帯域は式(2)のようになる。
実際の空き帯域 = n-(m1+m2+m3+m4)-(l1+l2+l3+l4)-(k1+k2+k3+k4) …(2)
各RPR局において見かけの空き帯域を元にサブクラスA1やクラスBのCIRを設定するとRPRリング全体のCIRの総和がRPRリングの伝送帯域を越えてしまう可能性があり、サブクラスA1やクラスBの伝送帯域を保証することはできなくなってしまう。なお、サブクラスA0についてはIDLEフレームを使って常に帯域確保されているので確実に伝送帯域が保証される。
特許文献1には、MPLS網のAF/EFの各クラスの帯域再配分を、各クラス内で均等に行うことで、AFクラス出力帯域の公平な配分を実現しようとする技術が開示されている。しかし、各クラス階層に割り当てられる帯域の総和と、物理媒体の帯域との関係を管理する技術については、全く言及がない。
特開2004−193975号公報
本発明の目的は、通信ノード間で授受されるフレームの優先度が階層化された情報ネットワークにおいて、各階層に付与される帯域の総和を、情報ネットワークの物理的な帯域に基づいて的確に管理することが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、RPRリングにおいてサブクラスA0のCIRだけでなくサブクラスA1およびクラスBのCIRについてもRPRリング内で的確な帯域保証を行うことにある。
本発明の他の目的は、RPRリングにおいてサブクラスA0のCIRだけでなくサブクラスA1およびクラスBのCIRを考慮して不正な帯域保証を的確に抑止することにある。
本発明の第1の観点は、複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークの制御方法であって、
前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定された前記リング状伝送路における帯域保証値を認識する工程と、
任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する工程と、
を含む情報ネットワークの制御方法を提供する。
本発明の第2の観点は、複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークの制御方法であって、
前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定されたリング状伝送路における帯域保証値を全ての前記通信ノードに通知する工程と、
任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する工程と、
を含む情報ネットワークの制御方法を提供する。
本発明の第3の観点は、リング状伝送路に接続されて情報ネットワークを構成し、前記情報ネットワーク上に流すフレームに複数の優先度を付与する通信ノードであって、
前記優先度の各々の階層について、自通信ノードに設定された前記リング状伝送路における帯域保証値を他の前記通信ノードに通知する通知手段と、
前記リング状伝送路に接続された全ての前記通信ノードにおける前記帯域保証値を記憶する記憶手段と、
自通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、複数の前記通信ノードにおける現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する判別手段と、
を含む通信ノードを提供する。
本発明の第4の観点は、複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークを管理するネットワーク管理装置であって、
前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定されたリング状伝送路における帯域保証値を収集する収集手段と、
任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送容量を超過するか否かを判別する判別手段と、
を含むネットワーク管理装置を提供する。
本発明の第5の観点は、複数の通信ノードと、前記通信ノード間を接続するリング状伝送路とを含み、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークシステムであって、
個々の前記通信ノードは、
前記リング状伝送路に接続された全ての前記通信ノードにおける前記帯域保証値を記憶する記憶手段と、
自通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、複数の前記通信ノードにおける現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する判別手段と、
を含む情報ネットワークシステムを提供する。
本発明によれば、通信ノード間で授受されるフレームの優先度が階層化された情報ネットワークにおいて、各階層に付与される帯域の総和を、情報ネットワークの物理的な帯域に基づいて的確に管理することが可能となる。
また、RPRリングにおいてサブクラスA0のCIRだけでなくサブクラスA1およびクラスBのCIRについてもRPRリング内で的確な帯域保証を行うことが可能になる。
また、RPRリングにおいてサブクラスA0のCIRだけでなくサブクラスA1およびクラスBのCIRを考慮して不正な帯域保証を的確に抑止することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態である情報ネットワークシステムの構成の一例を示す概念図であり、図2は、本実施の形態の情報ネットワークシステムを構成するネットワーク管理システムの構成の一例を示す概念図、図3は、本実施の形態のネットワーク管理システムが持つデータベースの構成の一例を示す概念図である。
図1に例示されるように、本実施の形態の情報ネットワークシステムは、RPRリング10と、このRPRリング10を介して相互に接続される複数のRPR局20と、ネットワーク管理システム30を含んでいる。
RPRリング10は、情報の伝達方向が互いに逆のリングレット11およびリングレット12によって二重に構成されている。
RPR局20にて相互に接続された複数のRPR局20の各々は、ルータ60を介して図示しないLAN等の情報ネットワークに接続されている。そして、個々のRPR局20は、ルータ60を介してLAN側から受け取った情報からデータフレームを生成し、このデータフレームを用いて、RPRリング10を介して、LAN間の情報中継を行う。
個々のRPR局20は、たとえば、RPR以外のSONET/SDH等の管理用情報ネットワーク13を介してネットワーク管理システム30に接続されている。
図2に例示されるように、本実施の形態のネットワーク管理システム30は、MPU(マイクロプロセッサユニット)31、主記憶32、ネットワークインターフェイス33、外部記憶装置34、ユーザインターフェイス35およびバス36を備えている。
MPU31は、主記憶32に格納された図示しないプログラムを実行することで、ネットワーク管理システム30の全体を制御する。
ネットワークインターフェイス33は、管理用情報ネットワーク13を介して個々のRPR局20に接続されており、このネットワークインターフェイス33、管理用情報ネットワーク13を介して、RPR局20からの情報収集を行う。
本実施の形態の場合、主記憶32には、帯域管理プログラム32aが格納されており、この帯域管理プログラム32aをMPU31が実行することで、後述の図4のフローチャートに例示されるような帯域管理処理が行われる。
外部記憶装置34には、CIR値管理データベース37が設けられており、個々のRPR局20から管理用情報ネットワーク13を介して収集されたCIR値等の情報が格納される。
図3に例示されるように、CIR値管理データベース37は、RPR局番号37a、サブクラスA0_CIR値37b、サブクラスA1_CIR値37c、クラスB_CIR値37dの情報が格納される。
上述のように、RPRでは、RPRリング10中を伝播するフレームにクラスAからクラスCまで3つの優先度を付与することができる。クラスAとクラスBのフレームについては、RPRリング上にあるRPR局20からRPRリング10中にフレームを送出するのに伝送帯域を絶対保証しなければならず、これをCIR(Committed Information Rate)と呼ぶ。CIRとして定義された伝送帯域がRPRリング上で絶対保障されるためには、RPRリング10上にある各RPR局20で定義されたCIRの総和がRPRリング10の物理的な伝送帯域(以下、Ring帯域RBと記す)よりも小さくなる必要がある。
本実施の形態の場合には、複数のRPR局20の各々におけるCIR値を、ネットワーク管理システム30が、CIR値管理データベース37を用いて集中して管理することで、RPR局20で定義されたCIRの総和がRPRリング10の物理的な伝送帯域よりも小さくなるように制御する。
CIR値管理データベース37において、RPR局番号37aは、RPRリング10に接続された個々のRPR局20にユニークに付与されたRPR局番号が格納される。サブクラスA0_CIR値37bおよびサブクラスA1_CIR値37cには、対応するRPR局番号37aにて特定されるRPR局20におけるクラスAのサブクラスA0およびサブクラスA1のCIR値が格納される。同様に、クラスB_CIR値37dには、対応するRPR局番号37aにて特定されるRPR局20におけるクラスBのCIR値が格納される。
ユーザインターフェイス35は、たとえば、キーボードやディスプレイからなり、CIR値管理データベース37の内容等の情報の表示や、ネットワーク管理システム30のシステム管理者による管理作業時の情報入力に用いられる。
このように、本実施の形態1の場合、RPRリング10上にある全てのRPR局20の設定情報、運用状態等の情報を収集管理することが可能なネットワーク管理システム30を使用して、複数のRPR局20におけるCIRを集中する。このネットワーク管理システム30は、管理用情報ネットワーク13を介して、RPRリング10上の全てのRPR局20からCIR設定情報を個別に収集することができ、ネットワーク管理システム30の持つCIR値管理データベース37上で一括管理することが可能である。
ネットワーク管理システム30の帯域管理プログラム32aは、一つのRPR局20からその局で設定されているサブクラスA0、サブクラスA1およびクラスBそれぞれのCIR値を読み出す機能を持つ。
また、ネットワーク管理システム30はRPRリング10がもつ物理的な伝送帯域(Ring帯域RB)の情報を同時にRPR局20から収集する。
例えば図1にあるRPRリングネットワークを管理するネットワーク管理システム30のデータベースでは各RPR局20のCIR情報を図3のように管理する。
すなわち、図1および図3の例では、RPR局番号37aが“2−1”のRPR局20では、A0、A1、BのCIR値が、それぞれm1,l1,k1であり、この値が、CIR値管理データベース37のRPR局番号37aが“2−1“のサブクラスA0_CIR値37b、サブクラスA1_CIR値37cおよびクラスB_CIR値37dに記録されている。
このCIR値管理データベース37を使ってネットワーク管理システム30はRPRリング10の全体で予約されているCIR値の総和を把握し、かつRPRリング10の伝送帯域の空き容量を把握することができる。
RPRリング10の伝送帯域を超えるようなCIR設定がなされた場合には、ネットワーク管理システム30から該当するRPR局20に対して警報を出す。
以下、図4のフローチャート等を参照して、本実施の形態のネットワーク管理システム30の作用の一例をついて説明する。
まず、ネットワーク管理システム30は、管理用情報ネットワーク13を介して、RPRリング10のRing帯域RB、および個々のRPR局20から各クラス(サブクラスA0、サブクラスA1およびクラスB)のCIR値の設定状態の情報収集を行い、CIR値管理データベース37に格納する(ステップ201)。
そして、現在の個々のRPR局20(RPR局20の総数=NR)における各クラスの使用帯域の総和を、Ring帯域RBから差し引いて、空き帯域Neを計算しておく(ステップ202)。
その後、任意のRPR局20にて、サブクラスA0、サブクラスA1、クラスBにおける帯域の追加要求が発生すると(ステップ203)、ネットワーク管理システム30は、追加要求された要求帯域Nが現在の空き帯域Neを超過するか否かを判別し(ステップ204)、超過する場合には、要求帯域Nの追加要求を拒絶して要求元に警告を発し(ステップ206)、新たな帯域の追加要求待ちに戻る。
ステップ204で空き帯域Neが要求帯域Nよりも大きい場合は、要求帯域Nの追加要求の割り当てが可能と判断して、要求帯域Nの割り当てを許可した後(ステップ205)、次の、割り当て要求に備えて、ステップ202に戻って、空き帯域Neの再計算を行う。
(実施の形態2)
上述の実施の形態1では、ネットワーク管理システム30が個々のRPR局20のCIR値の収集および管理を行う場合を例示したが、この実施の形態2では、複数のRPR局20の各々が、互いにCIRの設定値を授受し、個々のRPR局20において、CIR値の管理を行う場合を例示する。なお、情報ネットワークシステムの基本的な構成は図1と、同様であり、同一の要素には、同一の符号を付して、説明は割愛する。
RPR局20は従来では、サブクラスA0についてのみCIRの設定値を他のRPR局20へ通知しており、RPRリング10上にある全てのRPR局20がRPRリング10の全体のサブクラスA0 CIR帯域を把握する仕組みがIEEE802.17の標準とされている。
本実施の形態2ではサブクラスA1やクラスBのCIR情報についても他RPR局へ通知する機能、さらに他のRPR局20からの同様の情報を受信する機能およびその情報からRPRリング10の伝送帯域の空き容量を計算し、空き容量を超えるようなCIR設定が実施されることを防ぐ機能、を持つRPR局20を例示する。
図5は、本実施の形態2における個々のRPR局20の構成例を示している。RPRリング10に接続される個々のRPR局20は、フィルタ21、トランジット・キュー21a、CIR管理部22、スケジューラー23、Dropキュー24、Addキュー25、制御フレーム処理部26、トポロジデータベース27、制御フレーム生成部28、RPRフレーマー29、イーサネット(登録商標)ブリッジ29a、を含んでいる。
たとえば、CIR管理部22、制御フレーム処理部26、トポロジデータベース27、制御フレーム生成部28は、RPR局20を構成するコンピュータのソフトウェアやファームウェア等の制御プログラムで実現することができる。
RPRリング10から到来するRPRフレームのデータフレームは、各クラス毎にDropキュー24に取り込まれ、RPRフレーマー29で付加情報の除去が行われた後、イーサネット(登録商標)ブリッジ29aを介して対応するルータ60に受け渡される。
逆に、ルータ60から到来する送信データは、RPRフレーマー29にてRPRフレームに構成され、各クラス毎にAddキュー25に格納され、スケジューラー23にて制御される送信タイミングにてRPRリング10に送り出される。
RPRリング10を単に通過するフレームは、トランジット・キュー21aに一端保持され、スケジューラー23による送信タイミングでRPRリング10に送り出される。
上述のように、RPRリング10からきたRPRフレームはフィルタ21によって、データフレームはDropキュー24へ、制御フレームは制御フレーム処理部26に振り分けられる。
制御フレームには他のRPR局20の運用状態、設定状態を示すトポロジフレームと呼ばれるものがあり、その中にはサブクラスA0のCIR値も情報として入っている。それらの情報を抽出し、トポロジデータベース27においてRPR局20毎に管理される。また制御フレーム生成部28は自局のトポロジデータを他のRPR局20に通知するためのトポロジフレームを生成する機能ブロックである。自局のA0 CIRの設定値はここでトポロジフレームに乗せられ他のRPR局20へ通知される。
図6に例示されるように、トポロジデータベース27は、記述27a、変数27b、設定値27c、を含んでいる。本実施の形態2では、従来のクラスA0のCIR値を管理するための管理項目27d(reservedRate[0]、reservedRate[1])に加えて、サブクラスA1およびクラスBのCIRを管理するための管理項目27e(reservedA1Rate[0]、reservedA1Rate[1]、reservedBRate[0]、reservedBRate[1])が設けられている。
これにより、従来のクラスA0のみならず、サブクラスA1、クラスBの全てのCIR値を、個々のRPR局20において管理することができる。
RPR局20の間でトポロジ情報を運ぶフレームはATD(Attribute Discovery)フレームが使われており、そのフレームフォーマットやヘッダ情報、ATD情報などは全てIEEE802.17の11.3.5章および11.4章に定義されている。
サブクラスA1 CIRやクラスB CIRの情報をRPRリング10上に通知する手段としてはこのATDフレームを使用する。ATDフレームにはIEEE802.17−Figure11.14に示されるtypeLengthValueフィールド(IEEE802.17−Figure11.15参照)のtypeフィールドでそのATDフレームが運ぶ情報を定義できる(IEEE802.17−Table11.7参照)。そのうちIEEE802.17の11.4.8章に示されるOrganization−specific ATTを使ってA1 CIRやB CIR情報を通知する。
IEEE802.17−Figure11.23に示されるOrganizationDataフィールドには以下の情報が書かれる。
1)サブクラスA1 またはクラスB
2)Ringlet0およびRinglet1のCIR設定値
このフレームを受信したRPR局20は、トポロジデータベース27にCIR情報を書き込む。
RPRリング10上の全てのトポロジデータがトポロジデータベース27に揃えば、そのRPR局20のCIR管理部22はRPRリング10における伝送帯域(Ring帯域RB)の正確な空き容量(空き帯域Ne)を把握できる。
本実施の形態2では、CIR管理部22が、RPRリング10上のあるRPR局20においてRPRリング伝送帯域の空き容量(空き帯域Ne)以上の帯域が必要となるようなCIR設定がされようとした場合にはその設定を拒否し、適当なアラームによって設定者に警告を与える動作を行う。
図7は、本実施の形態2において、上述のようにして制御フレーム40を用いて、個々のRPR局20間で、サブクラスA1 CIRや、クラスB CIRの情報を授受する場合の制御フレームの構成例を示す。
制御フレーム40は、コントロールヘッダ41、アトリビュートディスカバリペイロード42およびフレームチェックシーケンス43を含んでいる。
コントロールヘッダ41は、図8に例示されるような構成を持つ。すなわち、コントロールヘッダ41は、RPRリング10内での到達寿命を制御するttlフィールド41a、制御情報が格納されたbaseControlフィールド41b、宛先を示すdaフィールド41c(この場合、ブロードキャスト)を含んでいる。
アトリビュートディスカバリペイロード42は、コントロールタイプ42a、バージョン42b、タイプ・レングス・バリュー42cを含んでいる。
タイプ・レングス・バリュー42cは、“res1”,“type”,“res2”,“length”の各フイールドに区切られ、attDataUnit[length]が設定される。本実施の形態の場合、図9に例示されるタイプエンコーディングの内、value=1023、Name=ATT_ORG_SPECIFIC(タグの定義名)、Length=Size=4〜1023が設定される。
そして、このattDataUnit[length]の部分に、“organizationData”として、data[0],data[1]〜data[n−1]のように、サブクラスA1におけるリングレット0,リングレット1の各々のCIR量、およびクラスBにおけるリングレット0,リングレット1の各々のCIR量が設定される。
そして、このような制御フレーム40を、RPR局20の間で授受し、トポロジデータベース27の管理項目27dおよび管理項目27eに記録することで、RPRリング10に接続された全てのRPR局20において、CIR管理部22が、サブクラスA0のみならず、サブクラスA1、クラスBのCIR値も管理することが可能になる。
(実施の形態3)
RPRリング10をSONET/SDH上に構築して情報を伝送するような場合には、GFP(Generic Framing Procedure)フレームを使用してRPR/over/GFP/over/SONETとして伝送することが一般的である。
上述の実施の形態2においてはサブクラスA1 CIRおよびクラスB CIR情報をATDフレーム(制御フレーム40)によって通知していたが、GFPフレームを用いる場合には、サブクラスA1 CIRおよびクラスB CIR情報を他RPR局に通知する手法として、GFPフレームのExtension Headerも使用可能となる。
図10は、上述のようにフレームを階層化して送る場合に、フレームを構築する動作を行うRPRユニット70の構成の一例を示す概念図である。
RPRユニット70は、複数のイーサネット(登録商標)ポート74に接続されるRPR局20を包含しており、GFPフレーマー71およびVCATフレーマー72、を備えている。VCATフレーマー72は、光通信媒体73に接続され、この光通信媒体73上にRPRリング10が構築される。
すなわち、RPR局20内のRPRフレーマー29は、MACフレーム81をRPR_MACフレーム82にカプセル化し、GFPフレーマー71は、さらに、このRPR_MACフレーム82をGFPフレーム83にカプセル化する。
VCATフレーマー72は、このGFPフレーム83を、VCAT(Virtual Concatenate)のVCATフレーム84にマッピングし、さらに、このVCATフレーム84をSONETフレーム85にカプセル化して、光通信媒体73との間で送受信する。
すなわち、GFPフレーム83は、タイプフィールド83a、タイプフィールド・エラーチェック・訂正部83b、拡張ヘッダフィールド83c、拡張ヘッダフィールド・エラーチェック・訂正部83dを含んでいる。
本実施の形態3では、GFPフレーム83の一部(この場合、拡張ヘッダフィールド83c)に、上述のRPRリング10を構成する個々のRPR局20での、リングレット0、リングレット1に関するクラスA1、クラスBのCIRの設定値を乗せて、RPRリング10内の他の全てのRPR局20に通知する。
なお、GFPフレーム83における拡張ヘッダフィールド83cの使用方法としては、個々のRPR局20毎に、たとえば、上述のRPR局番号37aを用いて、拡張ヘッダフィールド83cの特定部位を先頭側から順に割り当て、個々のRPR局20では、自局に割り当てられた特定部位に、自局に関するサブクラスA1、クラスBのCIRの設定値を格納する。
これにより、個々のRPR局20では、拡張ヘッダフィールド83cにおける、特定部位の先頭部からのオフセット値によって、どのRPR局20のCIRの設定値であるかを識別できる。
以上説明したように、本発明の上述の各実施の形態によれば、RPRリング10内の全てのRPR局20が上述の実施の形態1〜実施の形態3のいずれかの機構を統一して具備していれば、それぞれのRPR局20がその他のRPR局20におけるサブクラスA1およびクラスB CIRの情報を正確に認識することができる。それによってRPRリング10の物理的な伝送帯域(Ring帯域RB)を超えるようなCIRの誤設定を防ぐことができる。このことは、RPRリング10において、完全に帯域保証されたクラスBサービスをルータ60を介して個々のRPR局20に接続される末端ユーザに対して提供する能力を具備することを意味する。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
(付記1)
複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークの制御方法であって、
前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定された前記リング状伝送路における帯域保証値を認識する工程と、
任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する工程と、
を含むことを特徴とする情報ネットワークの制御方法。
(付記2)
付記1記載の情報ネットワークの制御方法において、
前記リング状伝送路は、IEEE802.17に準拠したRPR(Resilient Packet Ring)であり、前記階層は、サブクラスA0およびサブクラスA1からなるクラスAと、クラスBで構成され、前記クラスAおよびクラスBについて前記帯域保証値を認識することを特徴とする情報ネットワークの制御方法。
(付記3)
複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークの制御方法であって、
前記通信ノードを管理するネットワーク管理装置が、前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定された前記リング状伝送路における帯域保証値を収集する工程と、
任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送容量を超過するか否かを前記ネットワーク管理装置が判別する工程と、
を含むことを特徴とする情報ネットワークの制御方法。
(付記4)
付記3記載の情報ネットワークの制御方法において、
前記リング状伝送路は、IEEE802.17に準拠したRPR(Resilient Packet Ring)であり、前記階層は、サブクラスA0およびサブクラスA1からなるクラスAと、クラスBで構成され、前記クラスAおよびクラスBについて前記帯域保証値を収集することを特徴とする情報ネットワークの制御方法。
(付記5)
複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークの制御方法であって、
前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定されたリング状伝送路における帯域保証値を全ての前記通信ノードに通知する工程と、
任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する工程と、
を含むことを特徴とする情報ネットワークの制御方法。
(付記6)
付記5記載の情報ネットワークの制御方法において、
前記リング状伝送路は、IEEE802.17に準拠したRPR(Resilient Packet Ring)であり、前記階層は、サブクラスA0およびサブクラスA1からなるクラスAと、クラスBで構成され、前記クラスAおよびクラスBについて前記帯域保証値を、一つの前記通信ノードから他の前記通信ノードに通知することを特徴とする情報ネットワークの制御方法。
(付記7)
複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受される第1フレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークの制御方法であって、
前記第1フレームを搬送する別のプロトコル階層の第2フレームの一部を用いて、前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定されたリング状伝送路における帯域保証値を全ての前記通信ノードに通知する工程と、
任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する工程と、
を含むことを特徴とする情報ネットワークの制御方法。
(付記8)
付記5記載の情報ネットワークの制御方法において、
前記リング状伝送路は、IEEE802.17に準拠したRPR(Resilient Packet Ring)であり、前記第2フレームは、前記RPRに基づく前記第1フレームを包含して搬送するGFP(Generic Framing Procedure)に準拠したフレームであることを特徴とする情報ネットワークの制御方法。
(付記9)
リング状伝送路に接続されて情報ネットワークを構成し、前記情報ネットワーク上に流すフレームに複数の優先度を付与する通信ノードであって、
前記優先度の各々の階層について、自通信ノードに設定された前記リング状伝送路における帯域保証値を他の前記通信ノードに通知する通知手段と、
前記リング状伝送路に接続された全ての前記通信ノードにおける前記帯域保証値を記憶する記憶手段と、
自通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、複数の前記通信ノードにおける現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する判別手段と、
を含むことを特徴とする通信ノード。
(付記10)
付記9記載の通信ノードにおいて、
前記リング状伝送路は、IEEE802.17に準拠したRPR(Resilient Packet Ring)であり、前記階層は、サブクラスA0およびサブクラスA1からなるクラスAと、クラスBで構成され、前記記憶手段では、前記クラスAおよびクラスBについて前記帯域保証値を記憶することを特徴とする通信ノード。
(付記11)
複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークを管理するネットワーク管理装置であって、
前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定されたリング状伝送路における帯域保証値を収集する収集手段と、
任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送容量を超過するか否かを判別する判別手段と、
を含むことを特徴とするネットワーク管理装置。
(付記12)
付記11記載のネットワーク管理装置において、
前記リング状伝送路は、IEEE802.17に準拠したRPR(Resilient Packet Ring)であり、前記階層は、サブクラスA0およびサブクラスA1からなるクラスAと、クラスBで構成され、前記クラスAおよびクラスBについて前記帯域保証値を収集することを特徴とするネットワーク管理装置。
(付記13)
複数の通信ノードと、前記通信ノード間を接続するリング状伝送路とを含み、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークシステムであって、
個々の前記通信ノードは、
前記リング状伝送路に接続された全ての前記通信ノードにおける前記帯域保証値を記憶する記憶手段と、
自通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、複数の前記通信ノードにおける現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する判別手段と、
を含むことを特徴とする情報ネットワークシステム。
(付記14)
付記13記載の情報ネットワークシステムにおいて、
前記リング状伝送路は、IEEE802.17に準拠したRPR(Resilient Packet Ring)であり、前記階層は、サブクラスA0およびサブクラスA1からなるクラスAと、クラスBで構成され、前記記憶手段は、前記クラスAおよびクラスBについて前記帯域保証値を記憶することを特徴とする情報ネットワークシステム。
(付記15)
複数の通信ノードと、前記通信ノード間を接続するリング状伝送路と、前記通信ノードを管理するネットワーク管理装置とを含み、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークシステムであって、
前記ネットワーク管理装置は、
前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定されたリング状伝送路における帯域保証値を収集する収集手段と、
任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送容量を超過するか否かを判別する判別手段と、
を含むことを特徴とする情報ネットワークシステム。
(付記16)
付記15記載の情報ネットワークシステムにおいて、
前記リング状伝送路は、IEEE802.17に準拠したRPR(Resilient Packet Ring)であり、前記階層は、サブクラスA0およびサブクラスA1からなるクラスAと、クラスBで構成され、前記収集手段は、前記クラスAおよびクラスBについて前記帯域保証値を収集することを特徴とする情報ネットワークシステム。
(付記17)
リング状伝送路に接続されて情報ネットワークを構成し、前記情報ネットワーク上に流すフレームに複数の優先度を付与する通信ノードを制御する制御プログラムであって、
前記通信ノードを、
前記優先度の各々の階層について、自通信ノードに設定された前記リング状伝送路における帯域保証値を他の前記通信ノードに通知する通知手段、
前記リング状伝送路に接続された全ての前記通信ノードにおける前記帯域保証値を記憶する記憶手段、
自通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、複数の前記通信ノードにおける現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する判別手段、
として機能させることを特徴とする通信ノードの制御プログラム。
(付記18)
複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークを管理するネットワーク管理装置の制御プログラムであって、
前記ネットワーク管理装置に、
前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定された前記リング状伝送路における帯域保証値を収集する工程と、
任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送容量を超過するか否かを判別する工程と、
を実行させることを特徴とするネットワーク管理装置の制御プログラム。
本発明の一実施の形態である情報ネットワークシステムの構成の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である情報ネットワークシステムを構成するネットワーク管理システムの構成の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態であるネットワーク管理システムが持つデータベースの構成の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態であるネットワーク管理システムの作用の一例を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態である情報ネットワークを構成するRPR局の構成例を示す概念図である。 本発明の他の実施の形態である情報ネットワークを構成するRPR局に備えられたトポロジデータベースの構成の一例を示す概念図である。 本発明の他の実施の形態である情報ネットワークを構成するRPR局の間で授受される制御フレームの構成の一例を示す概念図である。 本発明の他の実施の形態である情報ネットワークを構成するRPR局の間で授受される制御フレームの構成をより詳細に例示した概念図である。 本発明の他の実施の形態である情報ネットワークを構成するRPR局の間で授受されるATDフレームの情報設定例を示す概念図である。 本発明のさらに他の実施の形態である情報ネットワークを構成するRPRユニットの構成例を示す概念図である。 本発明の参考技術であるRPRリングにおけるCIRの設定および運用を説明する概念図である。
符号の説明
10 RPRリング
11 リングレット
12 リングレット
13 管理用情報ネットワーク
20 RPR局
21 フィルタ
21a トランジット・キュー
22 CIR管理部
23 スケジューラー
24 Dropキュー
25 Addキュー
26 制御フレーム処理部
27 トポロジデータベース
27a 記述
27b 変数
27c 設定値
27d 管理項目
27e 管理項目
28 制御フレーム生成部
29 RPRフレーマー
29a イーサネット(登録商標)ブリッジ
30 ネットワーク管理システム
31 MPU
32 主記憶
32a 帯域管理プログラム
33 ネットワークインターフェイス
34 外部記憶装置
35 ユーザインターフェイス
36 バス
37 CIR値管理データベース
37a RPR局番号
37b サブクラスA0_CIR値
37c サブクラスA1_CIR値
37d クラスB_CIR値
40 制御フレーム
41 コントロールヘッダ
41a ttlフィールド
41b baseControlフィールド
41c daフィールド
42 アトリビュートディスカバリペイロード
42a コントロールタイプ
42b バージョン
42c タイプ・レングス・バリュー
43 フレームチェックシーケンス
60 ルータ
70 RPRユニット
71 GFPフレーマー
72 VCATフレーマー
73 光通信媒体
74 イーサネット(登録商標)ポート
81 MACフレーム
82 RPR_MACフレーム
83 GFPフレーム
83a タイプフィールド
83b タイプフィールド・エラーチェック・訂正部
83c 拡張ヘッダフィールド
83d 拡張ヘッダフィールド・エラーチェック・訂正部
84 VCATフレーム
85 SONETフレーム
N 要求帯域
Ne 空き帯域
RB Ring帯域

Claims (5)

  1. 複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークの制御方法であって、
    前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定された前記リング状伝送路における帯域保証値を認識する工程と、
    任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する工程と、
    を含むことを特徴とする情報ネットワークの制御方法。
  2. 複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークの制御方法であって、
    前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定されたリング状伝送路における帯域保証値を全ての前記通信ノードに通知する工程と、
    任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する工程と、
    を含むことを特徴とする情報ネットワークの制御方法。
  3. リング状伝送路に接続されて情報ネットワークを構成し、前記情報ネットワーク上に流すフレームに複数の優先度を付与する通信ノードであって、
    前記優先度の各々の階層について、自通信ノードに設定された前記リング状伝送路における帯域保証値を他の前記通信ノードに通知する通知手段と、
    前記リング状伝送路に接続された全ての前記通信ノードにおける前記帯域保証値を記憶する記憶手段と、
    自通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、複数の前記通信ノードにおける現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する判別手段と、
    を含むことを特徴とする通信ノード。
  4. 複数の通信ノードがリング状伝送路にて接続され、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークを管理するネットワーク管理装置であって、
    前記優先度の各々の階層について、個々の前記通信ノードに設定されたリング状伝送路における帯域保証値を収集する収集手段と、
    任意の前記通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送容量を超過するか否かを判別する判別手段と、
    を含むことを特徴とするネットワーク管理装置。
  5. 複数の通信ノードと、前記通信ノード間を接続するリング状伝送路とを含み、前記通信ノード間で授受されるフレームに複数の優先度が付与された情報ネットワークシステムであって、
    個々の前記通信ノードは、
    前記リング状伝送路に接続された全ての前記通信ノードにおける前記帯域保証値を記憶する記憶手段と、
    自通信ノードにおいて新たな前記帯域保証値の割り当てを受け付けるとき、複数の前記通信ノードにおける現在の前記帯域保証値の総和と新たな前記帯域保証値の割り当て値との和が、前記リング状伝送路の物理的な伝送帯域を超過するか否かを判別する判別手段と、
    を含むことを特徴とする情報ネットワークシステム。
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