JP2006260458A - データ検索装置、生体認証装置、データ検索方法、及び生体認証方法 - Google Patents

データ検索装置、生体認証装置、データ検索方法、及び生体認証方法 Download PDF

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聡司 藤原
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Abstract

【課題】複数の登録データの中から照合対象データに該当するものを高速に検索することが可能なデータ検索装置を提供すること。
【解決手段】データ検索装置は、複数の登録データの時間帯毎の利用頻度を管理する管理手段と、照合対象データを取得する取得手段と、前記取得手段により照合対象データを取得した時間が属する時間帯において利用頻度順に登録データを選出し、利用頻度順に選出される登録データと前記取得手段により取得した照合対象データとを順に照合し、この照合対象データに該当する登録データを検索する検索手段とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、取得データと複数の登録済みデータとを照合し、取得データに該当する登録済みデータを検索するデータ検索装置及びデータ検索方法に関する。また、本発明は、認証対象の生体特徴データと複数の登録済み生体特徴データとを照合し、照合結果に基づき認証対象の生体特徴データの持ち主を認証する生体認証装置及び生体認証方法に関する。
近年、顔画像データを利用して本人認証を行ない、セキュリティを必要とする部屋のドアの開閉など制御する顔認証装置が提案されている。さらに、利用頻度に基づき、認証の閾値をコントロールする技術も提案されている。例えば、利用頻度が高い場合には閾値を下げ利用し易くし、利用頻度が低い場合には閾値を上げセキュリティを高める技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−183734号公報
顔画像などの生体特徴データを利用した生体認証装置は、複数の登録済みの生体特徴データ(辞書データ)の中から順に登録済みの生体特徴データを一つずつ選出し、選出した登録済みの生体特徴データと、カメラなどの撮影により利用者から得られた認証対象の生体特徴データとを照合し、照合結果に基づき認証対象の者を認証している。例えば、登録済みの生体特徴データと認証対象の生体特徴データとの類似度計算に基づき利用者を認証している。高性能なCPUを利用することにより、類似度計算の時間短縮を図ることはできる。
しかしながら、上記したように複数の登録済みの生体特徴データの中から順に生体特徴データを一つずつ選出し、認証対象の生体特徴データと照らし合わせるため、登録済みの生体特徴データの増加に伴う認証時間の長時間化という問題は依然として解決できない。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の登録済みデータの中から検索対象データに該当するものを高速に検索することが可能なデータ検索装置及びデータ検索方法を提供することにある。また、本発明の目的は、複数の登録済み生体特徴データに基づき認証対象の生体(利用者)を高速に認証することが可能な生体認証装置及び生体認証方法を提供することにある。
この発明のデータ検索装置、生体認証装置、データ検索方法、及び生体認証方法は、以下のように構成されている。
(1)この発明は、複数の登録データの時間帯毎の利用頻度を管理する管理手段と、検索対象データを取得する取得手段と、前記取得手段により検索対象データを取得した時間が属する時間帯において利用頻度順に登録データを選出し、利用頻度順に選出される登録データと前記取得手段により取得した検索対象データとを順に照合し、この検索対象データに該当する登録データを検索する検索手段とを備えたことを特徴とするデータ検索装置である。
(2)この発明は、複数の登録利用者の時間帯毎の利用頻度を管理するとともに、これら複数の登録利用者の生体特徴データを管理する管理手段と、認証対象の生体特徴データを取得する取得手段と、前記取得手段により認証対象の生体特徴データを取得した時間が属する時間帯において利用頻度順に登録利用者の生体特徴データを選出し、利用頻度順に選出される登録利用者の生体特徴データと前記取得手段により取得した認証対象の生体特徴データとを照合し、照合結果に基づき認証対象の生体を認証する生体認証手段と、前記生体認証手段による生体認証結果に基づき動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする生体認証装置である。
(3)この発明は、複数の登録データの時間帯毎の利用頻度を管理し、検索対象データを取得し、検索対象データを取得した時間が属する時間帯において利用頻度順に登録データを選出し、利用頻度順に選出される登録データと前記取得手段により取得した検索対象データとを順に照合し、この検索対象データに該当する登録データを検索することを特徴とするデータ検索方法である。
(4)この発明は、複数の登録利用者の時間帯毎の利用頻度を管理するとともに、これら複数の登録利用者の生体特徴データを管理し、認証対象の生体特徴データを取得し、認証対象の生体特徴データを取得した時間が属する時間帯において利用頻度順に登録利用者の生体特徴データを選出し、利用頻度順に選出される登録利用者の生体特徴データと前記取得手段により取得した認証対象の生体特徴データとを照合し、照合結果に基づき認証対象の生体を認証し、生体認証結果に基づき動作を制御することを特徴とする生体認証方法である。
本発明によれば、複数の登録済みデータの中から検索対象データに該当するものを高速に検索することが可能なデータ検索装置及びデータ検索方法を提供できる。また、本発明によれば、複数の登録済み生体特徴データに基づき認証対象の生体(利用者)を高速に認証することが可能な生体認証装置及び生体認証方法を提供できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、この発明の一例の顔認証装置(データ検索装置、生体認証装置)の概略構成を示す図である。この実施形態では、生体認証の一例として顔認証について説明する。つまり、生体特徴データは、顔画像データに相当する。
図1に示すように、顔認証装置1は、ユーザインターフェース部2、処理部3、ゲート施錠制御部4を備えている。さらにユーザインターフェース部2は、顔画像撮像部5及び顔画像表示部6を備えている。処理部3は、本人辞書データ検索部7、本人辞書データ格納部8を備えている。
以下、本人辞書データ検索部7による高速検索(認証)アルゴリズムについて説明する。処理部3(本人辞書データ格納部8)は、複数の登録利用者の時間帯毎の利用頻度を管理するとともに、これら複数の登録利用者の本人辞書データ(顔画像データ)を管理する。例えば、処理部3(本人辞書データ格納部8)は、1日を一定時間帯の複数ブロックに分け、ブロック毎に登録利用者(本人辞書データ)の利用頻度を記録する。認証時には、処理部3(本人辞書データ検索部7)は、現在時刻(認証時刻)が属するブロックから、利用頻度の高い登録利用者の本人辞書データ(顔画像データ)を順に選出し、選出された利用頻度の高い登録利用者の本人辞書データ(顔画像データ)と顔画像撮像部5の撮像により得られた顔画像データ(照合対象の生体特徴データ)とを照合し、照合結果に基づき照合対象の利用者(生体)を認証する。
ブロック数は、顔認証装置を設置する環境に応じて設定することが望ましい。図2に示すように、例えば、1日(24時間)を2時間毎の12ブロックに分割するケースについて説明する。具体的には、以下の通りである。
ブロック番号1:[0時〜2時)
ブロック番号2:[2時〜4時)
ブロック番号3:[4時〜6時)
ブロック番号4:[6時〜8時)
ブロック番号5:[8時〜10時)
ブロック番号6:[10時〜12時)
ブロック番号7:[12時〜14時)
ブロック番号8:[14時〜16時)
ブロック番号9:[16時〜18時)
ブロック番号10:[18時〜20時)
ブロック番号11:[20時〜22時)
ブロック番号12:[22時〜24時]
*[]は閉区間を示し、()は開区間を示す。例えば、ブロック番号2は、2時を含み、4時を含まないことを示す。
ブロック数を決めた後、図2に示すように、登録利用者数(本人辞書データ数)×ブロック数のHij(実数変数)を用意する。Hijは、登録利用者iの本人辞書データのブロックjにおける利用頻度を表し、0から1までの実数値をとる(0≦Hij≦1)。この利用頻度Hijは、1に近づくほど、登録利用者iがブロックjに該当する時刻で頻繁に顔認証装置を利用していることを表し(登録利用者iの本人辞書データにより登録利用者iが頻繁に認証されていることを表し)、逆に0に近づくほど、利用頻度が低いことを表している(登録利用者iの本人辞書データによる登録利用者iの認証頻度が低いことを表している)。
また、利用頻度Hil(登録利用者iにおける全てのブロックl)は、登録利用者iの本人辞書データにより登録利用者iが認証された時に、全ブロックにおいて一斉に更新される。更新式を以下のように定義する。
ij(t+1)=gHij(t)+(1−g)Uij(t)
t:更新ステップ(現時点の利用頻度Hijと次回の利用頻度Hijとを区別するために表示上設けた変数
g:実数パラメータ(0.5<g<1.0)
ij(t):0−1離散変数
ij(0)=0(初期値)
ブロックjに該当する時刻で登録利用者iの本人辞書データにより登録利用者iが認証されると、ブロックjにおいてはUij(t)=1となり、ブロックjを除くブロックlにおいてはUil(l≠j)(t)=0となる。つまり、Uij(t)は、0−1離散変数である。
上記の更新式により、認証が行われたブロックj(つまりUij(t)=1)の利用頻度Hijは1に近づく方向へ増加し、ブロックj以外のブロックl(つまりUil(l≠j)(t)=0)の利用頻度Hilはすべて0に近づく方向へ減少する。この増加、減少については、急激に変化するものではなく、その変化量は、上記の更新式における実数パラメータgで調整する。実数パラメータgは0.5から1.0の間の値をとり、実数パラメータgが1.0に近いほど変化量は増し、0.5に近いほど変化量は緩やかになる。この実数パラメータgの値は環境毎に最適な値を設定することが望ましい。
図3は、Uij(t)の具体例を示す図である。図3に示すように、ブロック5に該当する時刻で登録利用者iの本人辞書データにより登録利用者iが認証されると、ブロック5においてはUi5(t)=1となり、ブロック5を除くブロックlにおいてはUil(l≠5)(t)=0となる。
次に、図4に示すフローチャートを参照して、利用頻度Hijを用いた照合(認証)処理、及び利用頻度更新処理について説明する。
例えば、利用頻度をいくつかの段階に分けてグループ化する。グループ数は、環境毎に最適な値を設定することが望ましい。ここでは、例えば、利用頻度レベル低、利用頻度レベル中、利用頻度レベル高の3段階に分けてグループ化するケースについて説明する。例えば、利用頻度レベル低を0≦Hij≦0.33、利用頻度レベル中を0.34≦Hij≦0.66、利用頻度レベル高を0.67≦Hij≦1.0とする。利用頻度レベル低に該当する本人辞書データは、1つになることもあるし、複数になることもある。さらには、利用頻度レベル低に該当する本人辞書データが存在しないこともある。利用頻度レベル中についても同様で、利用頻度レベル中に該当する本人辞書データは、1つになることもあるし、複数になることもある。さらには、利用頻度レベル中に該当する本人辞書データが存在しないこともある。利用頻度レベル高についても同様で、利用頻度レベル高に該当する本人辞書データは、1つになることもあるし、複数になることもある。さらには、利用頻度レベル高に該当する本人辞書データが存在しないこともある。
顔認証装置1は、登録利用者iの検知に対応して登録利用者iの認証を開始する。或いは、顔認証装置1は、登録利用者iからの認証要求(入力操作など)に対応して登録利用者iの認証を開始する(ST10)。この認証開始により、顔画像撮像部5は、登録利用者iの顔画像を撮像し、撮像により取得した顔画像データ(照合対象の生体特徴データ)を出力する(ST11)。
処理部3は、現在時刻(撮像時刻)に対応するブロック番号をjとして確定する(ST12)。例えば、図2に示すブロックの例を参照すると、現在時刻(撮像時刻)が10時の場合には、現在時刻(撮像時刻)に対応する対応するブロック番号は6となる。以降の処理では、現在時刻(撮像時刻)に対応するブロックjにおける利用頻度レベル高に該当する本人辞書データが選出され、必要に応じて次のステップでブロックjにおける利用頻度レベル中に該当する本人辞書データが選出され、さらに必要に応じて次のステップでブロックjにおける利用頻低に該当する本人辞書データが選出される。
最初に、処理部3は、Hkjにおける全てのk(k:変数、k=1〜n、n:顔画像データの登録者数)から、利用頻度レベル高に該当する登録利用者全ての本人辞書データを選出する。つまり、処理部3は、0.67≦Hkj≦1.0の範囲に収まるHkjに該当する登録利用者全ての本人辞書データを選出する。さらに、処理部3は、選出された利用頻度レベル高に該当する登録利用者全ての本人辞書データのそれぞれと、撮像により得られた顔画像データとの照合を試み(ST13)、照合結果(類似度)に基づき照合対象の利用者iを認証する。
利用頻度レベル高に該当する所定の登録利用者の本人辞書データにより利用者iの照合(認証)に成功すれば(ST14、YES)、利用頻度レベル中及び利用頻度レベル低に該当する登録利用者の本人辞書データを利用することなく認証処理は終了し、利用頻度の更新処理(ST20〜ST22)へ移行する。さらに、顔画像表示部6は、認証された顔画像と認証結果(認証OK)を表示し、ゲート施錠制御部4は、施錠を解放する。
利用頻度高に該当する登録利用者全ての本人辞書データにより利用者iの照合(認証)に成功しなければ(ST14、NO)、処理部3は、Hkjにおける全てのkから、利用頻度レベル高を除いた利用頻度レベル中に該当する登録利用者全ての本人辞書データを選出する。つまり、処理部3は、利用頻度レベル高に該当する登録利用者全ての本人辞書データを選出しないロジックにより、利用頻度レベル中に該当する登録利用者全ての本人辞書データを選出する。さらに、処理部3は、選出された利用頻度レベル中に該当する登録利用者全ての本人辞書データのそれぞれと、撮像により得られた顔画像データとの照合を試み(ST15)、照合結果(類似度)に基づき照合対象の利用者iを認証する。
利用頻度レベル中に該当する所定の登録利用者の本人辞書データにより利用者iの照合(認証)に成功すれば(ST16、YES)、利用頻度レベル低に該当する登録利用者の本人辞書データを利用することなく認証処理は終了し、利用頻度の更新処理(ST20〜ST22)へ移行する。さらに、顔画像表示部6は、認証された顔画像と認証結果(認証OK)を表示し、ゲート施錠制御部4は、施錠を解放する。
利用頻度中に該当する登録利用者全ての本人辞書データにより利用者iの照合(認証)に成功しなければ(ST16、NO)、処理部3は、Hkjにおける全てのkから、利用頻度レベル高及び利用頻度レベル中を除いた利用頻度レベル低に該当する登録利用者全ての本人辞書データを選出する。つまり、処理部3は、利用頻度レベル高及び利用頻度レベル中に該当する登録利用者全ての本人辞書データを選出しないロジックにより、利用頻度レベル低に該当する登録利用者全ての本人辞書データを選出する。さらに、処理部3は、選出された利用頻度レベル低に該当する登録利用者全ての本人辞書データのそれぞれと、撮像により得られた顔画像データとの照合を試み(ST17)、照合結果(類似度)に基づき照合対象の利用者iを認証する。
利用頻度レベル低に該当する所定の登録利用者の本人辞書データにより利用者iの照合(認証)に成功すれば(ST18、YES)、認証処理は終了し、利用頻度の更新処理(ST20〜ST22)へ移行する。さらに、顔画像表示部6は、認証された顔画像と認証結果(認証OK)を表示し、ゲート施錠制御部4は、施錠を解放する。利用頻度低に該当する登録利用者全ての本人辞書データにより利用者iの認証に成功しなければ、この顔認証装置に登録された登録利用者全ての本人辞書データとの照合に失敗したことになり、認証エラーとなる。
顔認証装置は、過去にブロックjに属する時刻で登録利用者iを頻繁に認証していれば、ブロックjに属する時刻における登録利用者iの認証時には利用頻度レベル高に該当する登録利用者の本人辞書データによる照合(認証)の段階(ST13の段階)で、照合(認証)に成功する可能性が高くなる。従って、利用頻度レベル中及び利用頻度レベル低に該当する登録利用者の本人辞書データを利用することなく認証処理を終了することができ、結果的に大幅な認証時間の短縮を図ることができる。
上記したように、処理部3が、照合(認証)に成功すると(ST14、YES)(ST16、YES)(ST18、YES)、処理部3は、照合成功時のkをiに設定する(ST20)。これにより、登録利用者番号(登録利用者ID)が確定する。以降の処理からは、登録利用者iのすべてのブロックl(l:変数、l=1〜m、m:ブロック数)における利用頻度Hilの更新処理が実行される。
上記認証では、図2に示す利用者数(登録済みの本人辞書データの数)×ブロック数のマトリクスにおいて、登録利用者iのブロックjが対象となった。よって、Uij=1、Uil(l≠j)=0となる。そして、登録利用者iの全ブロックlの利用頻度Hijが、上記した更新式に従って更新される。Uijは更新式を説明する上で用いた形式上の変数であり、省略した論理を実現することも可能である。実際の論理では主記憶域の節約を考慮して、使用しないことが望ましい。
なお、以下のように、本人辞書データを選出するようにしてもよい。ST13において選出された利用頻度レベル高に該当する本人辞書データが複数ある場合には、ここで選出された利用頻度レベル高に該当する複数の本人辞書データの中から、さらに利用頻度レベルの高いものから順に選出し、選出された本人辞書データと、撮像により得られた顔画像データとを照合するようにしてもよい。
同様に、ST15において選出された利用頻度レベル中に該当する本人辞書データが複数ある場合には、ここで選出された利用頻度レベル中に該当する複数の本人辞書データの中から、さらに利用頻度レベルの高いものから順に選出し、選出された本人辞書データと、撮像により得られた顔画像データとを照合するようにしてもよい。
同様に、ST17において選出された利用頻度レベル低に該当する本人辞書データが複数ある場合には、ここで選出された利用頻度レベル低に該当する複数の本人辞書データの中から、さらに利用頻度レベルの高いものから順に選出し、選出された本人辞書データと、撮像により得られた顔画像データとを照合するようにしてもよい。
つまり、利用頻度をいくつかの段階にグループ分けすることなく、利用頻度順(利用頻度の高いものから順)に本人辞書データを選出し、選出された本人辞書データによる照合処理を行うようにしてもよい。
従来の顔認証装置では、利用者撮像画像に対して、格納している全ての本人辞書データそれぞれに一つずつ照合を試みていたため、全検索アルゴリズムとなっており、検索に多大な時間を要していた。本発明の顔認証装置は、1日を複数にブロック化した単位で利用頻度を記録し、利用頻度を複数のレベルでグループ化することにより、検索範囲を絞ることができ、検索時間の高速化を図ることができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
この発明の一例の顔認証装置(データ検索装置)の概略構成を示す図である。 1日(24時間)を2時間毎の12ブロックに分割し、各ブロックにおける登録利用者iの本人辞書データの利用頻度管理を示す図である。 利用頻度の更新処理の具体例を示す図である。 利用頻度Hijを用いた照合(認証)処理及び利用頻度更新処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…顔認証装置、2…ユーザインターフェース部、3…処理部、4…ゲート施錠制御部、5…顔画像撮像部、6…顔画像表示部、7…本人辞書データ検索部、8…本人辞書データ格納部

Claims (8)

  1. 複数の登録データの時間帯毎の利用頻度を管理する管理手段と、
    検索対象データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により検索対象データを取得した時間が属する時間帯において利用頻度順に登録データを選出し、利用頻度順に選出される登録データと前記取得手段により取得した検索対象データとを順に照合し、この検索対象データに該当する登録データを検索する検索手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ検索装置。
  2. 複数の登録データの時間帯毎の利用頻度を管理する管理手段と、
    検索対象データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により検索対象データを取得した時間が属する時間帯において利用頻度順に登録データを選出し、利用頻度順に選出される登録データと前記取得手段により取得した検索対象データとを順に照合し、この検索対象データに該当する登録データを検索する検索手段と、
    を備え、
    前記管理手段は、前記検索手段による検索結果に基づき登録データの利用頻度を更新する、
    を備えたことを特徴とするデータ検索装置。
  3. 複数の登録データの時間帯毎の利用頻度を管理する管理手段と、
    検索対象データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により検索対象データを取得した時間が属する時間帯において利用頻度順に登録データを選出し、利用頻度順に選出される登録データと前記取得手段により取得した検索対象データとを順に照合し、この検索対象データに該当する登録データを検索する検索手段と、
    を備え、
    前記管理手段は、前記取得手段により取得した検索対象データに該当した登録データの利用頻度を上げることを特徴とするデータ検索装置。
  4. 複数の登録利用者の時間帯毎の利用頻度を管理するとともに、これら複数の登録利用者の生体特徴データを管理する管理手段と、
    認証対象の生体特徴データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により認証対象の生体特徴データを取得した時間が属する時間帯において利用頻度順に登録利用者の生体特徴データを選出し、利用頻度順に選出される登録利用者の生体特徴データと前記取得手段により取得した認証対象の生体特徴データとを照合し、照合結果に基づき認証対象の生体を認証する生体認証手段と、
    前記生体認証手段による生体認証結果に基づき動作を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする生体認証装置。
  5. 複数の登録利用者の時間帯毎の利用頻度を管理するとともに、これら複数の登録利用者の生体特徴データを管理する管理手段と、
    認証対象の生体特徴データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により認証対象の生体特徴データを取得した時間が属する時間帯において第1の利用頻度レベルに該当する1又は複数の登録利用者の生体特徴データを選出し、この第1の利用頻度レベルに該当する1又は複数の登録利用者の生体特徴データと前記取得手段により取得した認証対象の生体特徴データとを照合し、照合結果に基づき認証対象の生体を認証する第1の生体認証手段と、
    前記第1の生体認証手段による生体認証に失敗した場合に、前記取得手段により認証対象の生体特徴データを取得した時間が属する時間帯において前記第1の利用頻度レベルより低い第2の利用頻度レベルに該当する1又は複数の登録利用者の生体特徴データを選出し、この第2の利用頻度レベルに該当する1又は複数の登録利用者の生体特徴データと前記取得手段により取得した認証対象の生体特徴データとを照合し、照合結果に基づき認証対象の生体を認証する第2の生体認証手段と、
    前記第1及び第2の生体認証手段による生体認証結果に基づき動作を制御する制御手段と、
    を備え
    前記管理手段は、前記第1及び第2の生体認証手段による生体認証結果に基づき登録利用者の生体特徴データの利用頻度を更新する、
    を備えたことを特徴とする生体認証装置。
  6. 複数の登録利用者の時間帯毎の利用頻度を管理するとともに、これら複数の登録利用者の生体特徴データを管理する管理手段と、
    認証対象の生体特徴データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により認証対象の生体特徴データを取得した時間が属する時間帯において第1の利用頻度レベルに該当する1又は複数の登録利用者の生体特徴データを選出し、この第1の利用頻度レベルに該当する1又は複数の登録利用者の生体特徴データと前記取得手段により取得した認証対象の生体特徴データとを照合し、照合結果に基づき認証対象の生体を認証する第1の生体認証手段と、
    前記第1の生体認証手段による生体認証に失敗した場合に、前記取得手段により認証対象の生体特徴データを取得した時間が属する時間帯において前記第1の利用頻度レベルより低い第2の利用頻度レベルに該当する1又は複数の登録利用者の生体特徴データを選出し、この第2の利用頻度レベルに該当する1又は複数の登録利用者の生体特徴データと前記取得手段により取得した認証対象の生体特徴データとを照合し、照合結果に基づき認証対象の生体を認証する第2の生体認証手段と、
    前記第1及び第2の生体認証手段による生体認証結果に基づき動作を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記管理手段は、前記第1及び第2の生体認証手段による生体認証結果に基づいて、前記取得手段により取得した認証対象の生体特徴データに該当した登録利用者の生体特徴データの利用頻度を上げることを特徴とする生体認証装置。
  7. 複数の登録データの時間帯毎の利用頻度を管理し、
    検索対象データを取得し、
    検索対象データを取得した時間が属する時間帯において利用頻度順に登録データを選出し、利用頻度順に選出される登録データと前記取得手段により取得した検索対象データとを順に照合し、この検索対象データに該当する登録データを検索する、
    ことを特徴とするデータ検索方法。
  8. 複数の登録利用者の時間帯毎の利用頻度を管理するとともに、これら複数の登録利用者の生体特徴データを管理し、
    認証対象の生体特徴データを取得し、
    認証対象の生体特徴データを取得した時間が属する時間帯において利用頻度順に登録利用者の生体特徴データを選出し、利用頻度順に選出される登録利用者の生体特徴データと前記取得手段により取得した認証対象の生体特徴データとを照合し、照合結果に基づき認証対象の生体を認証し、
    生体認証結果に基づき動作を制御する、
    ことを特徴とする生体認証方法。
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JP2008205525A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Canon Inc 記録再生装置
US8810366B2 (en) 2009-04-07 2014-08-19 Sony Corporation Service providing device, service providing method, biometric information authentication server, biometric information authentication method, program, and service providing system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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