JP2006259510A - カラオケ装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】楽曲関連情報を利用者の所有する携帯電話等に容易に転送できるようにし、カラオケに付随するサービスをより向上させる。
【解決手段】カラオケ演奏制御とともに、楽曲の演奏前、演奏中、歌詞テロップ表示終了後の少なくともいずれかのタイミングで、HDDから読み出した楽曲データ中に含まれているQRデータ部に基づいて、楽曲関連情報をQRコードの画像60としてモニタに表示させることができる。そして、このようにモニタに表示されたQRコードの画像60を、利用者が所有するカメラ付き携帯電話にて読み取れば、楽曲関連情報をカメラ付き携帯電話(70)に取り込むことができる。この楽曲関連情報は、楽曲に関連するサイトの情報(例えばその楽曲に対応するいわゆるアーティストのWEBサイトなどを示す情報、つまりURL)や、その楽曲に対応する着信メロディ等である。
【選択図】図4

Description

本発明は、カラオケ装置に関し、特に、楽曲関連情報を利用者がより利用し易くするための技術に関する。
従来、楽曲を再生するカラオケ装置が知られており、カラオケ装置においては、その楽曲の再生に伴って歌詞テロップを表示装置へ表示するのが一般的である。また、カラオケ演奏に関わる付随的な情報を表示して利用者へ報知したいという要望もある。例えば特許文献1に開示されたカラオケ装置では、予約曲一覧等の付随的な情報を表示する際、歌詞テロップを表示している表示装置にその付随的な情報を表示させると歌詞テロップあるいはその付随的な情報が見づらくなってしまうことに鑑み、予約曲一覧等の付随的な情報を表示する表示装置と、歌詞テロップを表示する情報装置とを別個に準備するようにした。
特開2000−399895号公報
ところで、カラオケ演奏に関わる付随的な情報の中には、例えば楽曲関連サイトの情報がある。楽曲関連サイトとは、例えば楽曲に対応するいわゆるアーティストのWEBサイトや、その楽曲が主題歌となっているテレビドラマのWEBサイトや、いわゆるタイアップ先となる企業等のWEBサイトなどを示す情報(つまり、URL)である。このような楽曲関連情報を利用者に対して提供したいという要望がある。
しかしながら、特許文献1に記載のカラオケ装置において実現する場合には、表示装置を複数準備しなくてはならず、構成の複雑化及びコストアップを招来してしまう。
また、単に楽曲関連サイトのURLが表示されるだけであれば、そのURLを書き留めたり、(もしもプリントアウト可能な構成であれば)プリントアウトさせたりして、別途パソコン等から当該サイトにアクセスしなくてはならず面倒である。また、携帯電話であれば、表示装置の表示内容を見ながらURLを携帯電話に入力操作することもできる。しかし、URLを直接入力する操作は面倒である。
そこで本発明は、楽曲関連情報を利用者の所有する携帯電話等に容易に転送できるようにし、カラオケに付随するサービスをより向上させることを目的とする。
上述した問題点を解決するためになされた本発明のカラオケ装置(1:なお、この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄において説明した構成要素を括弧内に示すが、この記載によって特許請求の範囲を限定することを意味するものではない。)は、カラオケ用の楽曲データ毎に準備され、楽曲に関連するサイトの情報や楽曲に対応する着信メロディ等、楽曲に関連する情報を二次元コードとして表示可能な状態で記憶しておく記憶手段(13)と、選択された楽曲を演奏し且つ歌詞テロップを表示装置(24)に表示させるとともに、楽曲の演奏前、演奏中、歌詞テロップ表示終了後の少なくともいずれかのタイミングで、記憶手段(13)から読み出した楽曲関連情報を二次元コードの画像として表示装置(24)に所定時間表示させる制御手段(14)とを備えている。
本発明のカラオケ装置(1)によれば、記憶手段(13)がカラオケ用の楽曲に関連する情報(楽曲関連情報)を記憶している。この楽曲関連情報は、カラオケ用の楽曲データ毎に準備され、楽曲に関連するサイトの情報(例えばその楽曲に対応するいわゆるアーティストのWEBサイトや、その楽曲が主題歌となっているテレビドラマのWEBサイトや、いわゆるタイアップ先となる企業等のWEBサイトなどを示す情報、つまりURL)や、その楽曲に対応する着信メロディ等である。また、カラオケ装置が採点機能を有する場合には、後述するランキングサイトなども「楽曲関連情報」として考えられる。そして、この楽曲関連情報は二次元コードとして表示可能な状態で記憶されている。
二次元コードとしては、例えばQRコードなどがよく知られているが、表示装置(24)に表示させる場合には、QRコード規格に基づくビットマップグラフィックスデータにする必要がある。したがって、このビットマップグラフィックスデータの状態で記憶手段(13)に記憶させておいてもよいし、あるいは、表示させる際にビットマップグラフィックスデータに変換して表示させても良い。その場合には、変換前の形式のデータを記憶手段(13)に記憶させておけばよい。
そして制御手段(14)は、選択された楽曲を演奏し且つ歌詞テロップを表示装置(24)に表示させる。このようなカラオケの基本的な演奏制御とともに、楽曲の演奏前、演奏中、歌詞テロップ表示終了後の少なくともいずれかのタイミングで、記憶手段(13)から読み出した楽曲関連情報を二次元コードの画像(60)として表示装置(24)に所定時間表示させる。
このように表示装置(24)に表示された二次元コードの画像(60)を、例えば(カラオケ装置の)利用者が所有する「二次元コード読み取り機能を有する」カメラ付き携帯電話(70:具体的にはFOMA900i(登録商標)などの機種が挙げられる)にて読み取れば、楽曲関連情報をカメラ付き携帯電話(70)に取り込むことができる。
例えば楽曲に関連するサイト情報をカメラ付き携帯電話(70)に取り込んだ場合には、そのサイト情報を用いて、アーティストのWEBサイトや、その楽曲が主題歌となっているテレビドラマのWEBサイトや、いわゆるタイアップ先となる企業等のWEBサイトなどへアクセスすることが期待できる。このように利用者にアクセスしてもらえば、楽曲に関わるさらなる情報をWEBページの形でより詳細に(カラオケ装置の)利用者に提供できる。これらはWEBサイトの開設者側にとってのメリットが大きい。
また、着信メロディを取り込んだ場合には、その着信メロディをカメラ付き携帯電話(70)のために使用することができ、(カラオケ装置の)利用者にとってのメリットが大きい。
いずれにしても、楽曲関連情報が表示装置(24)に表示されるが、それが二次元コードの画像(60)の形式で表示されるため、画面の一部に表示するだけで済む。つまり、人間が情報内容そのものを認識するのではなく、カメラ付き携帯電話(70)にて読み取ることができるサイズの二次元コード画像であればよいため、同じ表示装置(24)に歌詞テロップと共に表示させても歌詞テロップの視認性を損なうことがほとんどない。
そして、楽曲関連サイトの情報であれば、人間が視認できる文字・記号形式で表示された場合には、それを見た利用者が表示装置の表示内容を見ながらURLを携帯電話に入力操作しなくてはならず入力操作が面倒であった。しかし、本発明のように二次元コードの画像(60)として表示させれば、その画像をカメラ付き携帯電話で読み取るための操作をするだけでよく、非常に簡単な操作で済む。つまり、楽曲関連情報を利用者の所有する携帯電話等に容易に転送することができ、カラオケに付随するサービスをより向上させることができる。
なお、カメラ付き携帯電話に限らず、画像読取ができる携帯端末であれば同様の効果が期待できる。但し、カメラ付き携帯電話であれば、通信機能も備えているため、楽曲関連情報として楽曲関連サイトの情報を提供すれば、即座に当該サイトにアクセスできる。また、着信メロディであれば、即座に携帯電話の「着信メロディ」として使用できる。そして、携帯電話は利用者が常時携帯している可能性が高いので、非常に実効性が高くなる。
楽曲関連情報は、楽曲の演奏前、演奏中、歌詞テロップ表示終了後の少なくともいずれかのタイミングで表示装置(24)に所定時間表示させるのであるが、楽曲関連情報の種類によって表示タイミングを工夫してもよい。例えば、楽曲関連情報が楽曲に関連するサイト情報である場合には、楽曲の演奏前、演奏中、歌詞テロップ表示終了後のいずれかのタイミングにおいても表示させる(請求項2参照)。また、楽曲関連情報が着信メロディの場合には、楽曲の歌詞テロップ表示終了後のタイミングにおいてのみ表示させる(請求項3参照)。
これらいずれの楽曲関連情報も二次元コードの画像(60)として表示させるのであるが、着信メロディと楽曲に関連するサイト情報を比較すると、着信メロディのデータ量の方が大きく、二次元コードにした場合にも相対的に大きくなり、「楽曲に関連するサイト情報」を示す二次元コードであれば相対的に小さなサイズとなる。そのため「楽曲に関連するサイト情報」を示す二次元コードの画像(60)であれば演奏中も含めて表示しても邪魔になりにくいが、着信メロディを示す二次元コードの場合は相対的に大きなサイズとなる。もちろん、歌詞テロップの表示自体に影響はないが、いわゆる背景画像を隠してしまうエリアが大きくなる。そのため、着信メロディを示す二次元コードの画像(60)の表示タイミングに関しては、歌詞テロップ表示終了後に限定することで、そのような不都合を回避できる。
なお、着信メロディを示す二次元コードの画像(60)表示タイミングを歌詞テロップ表示終了後に限定することは、次のような観点からも好ましい。つまり、カラオケ楽曲の歌唱を行う利用者は、間違いなくその楽曲に対する嗜好が強いのであるから、この歌唱後にその楽曲の着信メロディを入手できる構成とすれば、カラオケ遊興の魅力を増すことができる。但し、着信メロディ欲しさで演奏前に着信メロディを入手し、カラオケ楽曲の演奏をキャンセルすることも想定される。したがって、楽曲を歌いきった場合に限ってその楽曲に対応する着信メロディを入力できるようにすれば、そのような問題を解決できる。
このように着信メロディを示す二次元コードの画像(60)を表示する場合には、請求項4に示すように、採点結果に基づいて表示の有無を制御してもよい。つまり、請求項3に記載のカラオケ装置において、歌唱音声を入力するための音声入力手段(23)を備え、カラオケ用の楽曲データには、歌唱旋律を示すデータも含まれており、制御手段(13,17)は、カラオケ楽曲の演奏中に音声入力手段(23)を介して入力された歌唱音声に基づいて得た音高データと歌唱旋律を示すデータとの一致度合いに基づいて採点処理を実行し、その採点処理の結果、所定レベル以上の得点であった場合に限り、記憶手段(13)から読み出した楽曲関連情報を二次元コードの画像(60)として表示装置(24)に表示させることを特徴とする。
このようにすれば、上手く歌唱できた場合に限り着信メロディを入手することができるため、カラオケのエンターテイメント性がより向上し、カラオケに付随するサービスをより向上させる点でも好ましい。
カラオケ装置の中には、いわゆる通信カラオケ装置と呼ばれるように、ネットワークを介してホスト装置と接続可能な構成のものがある。この場合、ホスト装置からカラオケ装置側へは新曲データ等を配信してもらい、一方、カラオケ装置からホスト装置側へは歌唱実績やあるいは採点機能を備えたカラオケ装置における採点結果をアップロードする。ホスト装置では、このアップロードされた採点結果を集計し、その採点結果に基づいて作成したランキングを報知することが考えられる。このようなランキングの報知を行うサイトをランキングサイト(80)と称す。
物理的にはネットワークを介してカラオケ装置とホスト装置とが接続可能であったとしても、カラオケ装置がホスト装置との接続を常時行っているとは限らない。一般的には、カラオケ装置の利用がほとんどないと思われる時間帯(例えば深夜)において、ホスト装置からカラオケ装置への新曲データ等の配信及びカラオケ装置からホスト装置への種々のデータのアップロードを行うことが多く、多くても1日1回程度である。
このようなタイミングでしか接続できないとすると、利用者としては自分の歌唱を採点した結果に基づく全国ランキング等をリアルタイムに知ることができない。また、採点結果に基づく懸賞企画などをリアルタイムで実現することはできない。これをリアルタイムで実現しようとすると、カラオケ装置からホスト装置へ常時アクセス可能な状態にしておく必要があり、ランニングコストが高くなってしまう。
そこで、請求項5に係るカラオケ装置(1)は、次のような構成を採用した。つまり、請求項1に記載のカラオケ装置において、楽曲関連情報は、採点結果の集計及びランキングを報知するサイトであるランキングサイト(80)の情報であり、カラオケ歌唱の音声信号を入力するための音声信号入力手段(23)を備え、カラオケ用の楽曲データには、歌唱旋律を示すデータも含まれており、制御手段(14,17)が次のような制御を実行する。
まず、音声信号入力手段(23)を介して入力された音声信号をサンプリングしてカラオケ歌唱の音高データを抽出し、その抽出した音高データと、カラオケ演奏に同期してその演奏曲に対応する歌唱旋律データとに基づいて採点処理を実行する。そして、その採点処理の結果と、採点対象の楽曲の識別情報と、記憶手段(13)から読み出した楽曲関連情報とを含む情報に対応する二次元コードを生成する。そして、その生成した二次元コードの画像(60)を表示装置(24)に表示させるのである。
このようにすれば、表示装置(24)に表示された二次元コードの画像(60)を、例えば(カラオケ装置の)利用者が所有するカメラ付き携帯電話(70)にて読み取り、楽曲関連情報に示されているランキングサイトにアクセスすることが期待できる。ランキングサイト(80)にアクセスしてもらえれば、全国規模でリアルタイムのランキング等の実現ができる。また、採点結果に基づく懸賞企画をリアルタイムで実現でき、その際には、応募者が携帯電話から応募することとなるため、携帯電話の操作による個人情報の収集等も可能となる。利用者側にとっても、懸賞への応募の利便性が増す。
上述したように、表示装置に表示される二次元コードの画像(60)は、人間が情報内容そのものを認識することはできない。そのため、請求項6に示すような工夫が考えられる。つまり、楽曲関連情報には、表示装置(24)に表示させる二次元コードの画像(60)が何を示すものであるかを説明するための情報も含ませておく。そして、制御手段(14)が、表示装置(24)に二次元コードの画像(60)を表示させる際、その表示させる二次元コードの画像(60)が何を示すものであるかの説明(65)も表示させるのである。
このようにすれば、楽曲関連サイトの二次元コードなのか、着信メロディの二次元コードなのか、あるいはそれ以外か、といったことを利用者が容易に認識できる。
ところで、一般的にカラオケ装置において複数の曲が予約されている場合、ある曲の演奏が終了すると次の曲の演奏を開始する。
しかしながら、何ら考慮をしないと、歌詞テロップ表示終了後に表示装置に二次元コードの画像(60)を表示させた場合、カラオケ演奏自体も終了して次の曲の演奏が開始するまでに利用者が二次元コード画像(60)をカメラ付き携帯電話にて読み取ってない可能性もある。
そこで、請求項7に示すような工夫が考えられる。つまり、利用者からの操作を受け付ける操作受付手段(10)を備え、制御手段(14)が、選択された楽曲の歌詞テロップ表示終了後のタイミングにおいて表示装置(24)に二次元コードの画像(60)を表示させた場合、操作受付手段(10)を介して所定の操作が入力されるまでは二次元コードの画像(60)を表示装置(24)に表示させ続けるのである。
なお、請求項7に示すように、請求項1〜6のいずれかに記載のカラオケ装置における制御手段は、コンピュータを機能させるプログラムとして実現できる。したがって、本発明は、プログラムの発明として実現できる。また、このようなプログラムの場合、例えば、FD、MO、DVD−ROM、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として本プログラムを記録しておき、ROMあるいはバックアップRAMをコンピュータに組み込んで用いても良い。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[通信カラオケ装置及びその周辺機器の構成]
図1は、本実施形態のカラオケ装置としての通信カラオケ装置1の構成及び稼働時の周辺機器の構成を示すブロック図である。
本実施形態の通信カラオケ装置1は、通信カラオケ装置1全体の制御を司るCPU14、及びこのCPU14に接続された以下の各部、すなわち曲の予約操作などを行うための操作パネル10、画像情報等を映像化するための映像処理部11、MPEG2映像データの再生手段となるMPEGデコーダ12、カラオケ演奏用の楽曲データや映像データその他各種データを記憶しているハードディスク(HDD)13、システムプログラムや各種の設定に必要な設定データなどを記憶しておくメモリ15、LANインターフェース16、カラオケ歌唱者の歌唱に対する採点を行う採点部17、MIDIデータ(楽曲データ)に基づく演奏再生を行うMIDI音源部18、MIDI音源部18による再生音及び利用者(歌唱者)の歌声をミキシングする等して適宜音声処理を施す音声処理部19を備えている。
音声処理部19はアンプ20と接続されており、音声処理部19から出力された音声情報に係る電気信号はアンプ20によって増幅等されてスピーカ22に出力され、このスピーカ22から伴奏曲及び利用者(歌唱者)の歌声等が発せられる。また、利用者(歌唱者)の歌声等はマイクロフォン(以下、単にマイクと称す。)23を介して音声処理部19に入力される。また、映像処理部11は背景画及び歌詞等を表示するモニタ26と接続されている。また、LANインターフェース16はLANハブ装置25に接続されている。このLANハブ装置25にはADSLモデム27が接続されていると共に、カラオケ店舗内LAN網を介して、別室(1,2)に設置された(別の)通信カラオケ装置1とも接続されている。ADSLモデム27はルータ機能を内蔵しており、通信カラオケ装置1は、このADSLモデム27、そしてインターネット30を経由して配信センタ50との通信を行うことができるよう構成されている。
ここで、操作パネル10は、この通信カラオケ装置1の本体前面に設けられており、利用者によって操作され、任意の曲の選択、演奏音の音程の調整、演奏と歌との音量バランスの調整、その他エコー、音量、トーンなど各種調整を行うためのスイッチ類と、現在演奏中の曲コードや予約曲数などを表示するための表示パネルを備えている。本実施形態の表示パネルは、7セグメントLEDで構成されており、6桁の数字や記号を表示可能なものである。
また、HDD13には、楽曲データや画像情報などのコンテンツデータなどが記憶されている。そして、操作パネル10の操作部を介して曲が選択されると、CPU14は、楽曲データや画像情報をHDD13から呼び出して、映像処理部11およびMIDI音源部18に同期させて出力するようになっている。
CPU14から出力されるMIDIデータは、MIDI音源部18においてアナログの演奏音信号に変換された後、音声処理部19へ送られ、マイク23を介して入力される利用者の歌唱音信号と適度な割合でミキシングされる。そして、このミキシングされた歌唱音信号と演奏音信号はアンプ20へ送られて電気的に増幅される。さらに、アンプ20からスピーカ22に出力され音声及び演奏音となってスピーカ22から外部へ出力される。
一方、映像処理部11は、CPU14の制御の下、CPU14によってハードディスク13から読み出された画像情報(歌詞データ)に基づいて歌詞映像の再生を行うものである。CPU14によりハードディスク13から読み出された画像情報(背景画データ)は、MPEGデコーダ12によって背景映像として再生された後に映像処理部11によって歌詞映像と合成され、モニタ26へ出力される。これによって、モニタ26の画面に背景映像とともに歌詞テロップが表示される。
なお、これらCPU14が実行する処理のためのソフトウェアもハードディスク13に格納されている。
このような構成のため、利用者は、モニタ26に表示される歌詞テロップを参照しながら、スピーカ22より流れるカラオケ演奏にあわせ、マイク23を使って歌唱できるようになっている。
また、本実施形態の通信カラオケ装置1は、カラオケ演奏にあわせて歌っている人の歌唱状態を採点してその採点結果を出力する歌唱採点機能を備えている。利用者が通信カラオケ装置1で歌唱採点機能を利用したい場合、パネルやリモコンなどの操作パネル10から演奏予約用の一連の楽曲番号に引き続いて所定の操作キーを押す。それにより、歌唱採点機能の作動命令を示す符号が付加された楽曲番号がCPU14に転送される。CPU14はこの楽曲を演奏処理するときは歌唱採点機能を作動させるものとして演奏予約処理する。もちろん、利用者による課金手続きなどによって歌唱採点機能が作動するようにしても良い。例えば、別途課金装置を通信カラオケ装置1に接続し、採点して欲しい楽曲が演奏される直前や前奏の演奏中など適宜な時期に所定の料金を課金装置に投入することで歌唱採点機能が作動するよう構成してもよい。
この歌唱採点を実施するのが採点部17である。採点部17にはマイク23から歌唱音声が入力するよう構成されており、採点部17は、その入力した歌唱音声をサンプリングして解析することで歌唱音高やリズムなどを採点要素として抽出する。一方、ハードディスク13に格納されている伴奏音楽生成データをデータバス及びCPU14を介して受け取り、このデータ中のボーカルデータ(歌唱旋律データ)を採点基準データとして取得する。そして、この取得した採点基準データによる採点要素と上述の歌唱音声から抽出した採点要素とを比較し、歌唱音声がどの程度ボーカルデータに近いかによって採点する。なお、このボーカルデータは、いわゆるガイドメロディ機能として相対的に小さな音量で伴奏楽音と共にスピーカ22から出力される機能を実現する場合にも用いられる。
この採点結果のデータはCPU14に転送され、CPU14は転送された採点データを受け取るとメモリ15に格納していく。そしてCPU14は、カラオケ楽曲における採点区間の終了点を検知すると、採点部17に採点データの生成を停止させ、採点区間中にメモリ15に蓄積された採点データを集計し、得点結果の値(つまり得点)を確定させる。
[通信カラオケ装置の作動等]
[楽曲データの構造]
上述したように、HDD13には楽曲データが記憶されているのであるが、本実施形態では、図2(a)に示すように、楽曲に関する管理情報を記憶しているヘッダ情報部、曲のタイトルを画像表示する際に用いるタイトル画像情報を記憶しているタイトル画像部、楽曲演奏用のMIDIデータを記憶しているMIDIデータ部、歌詞テロップデータを記憶しているテロップデータ部、楽曲関連情報を二次元コードの一種であるQRコードとして表示するためのQRデータを記憶しているQRデータ部によって楽曲データが構成されている。
この内、QRデータ部は、図2(b)に示すように、制御フラグ・説明文・ベースデータ・スクリプトを含んでおり、説明文とスクリプトはテキスト形式のデータ、ベースデータはバイナリまたはテキスト形式のデータで構成されている。このQRデータ部は、楽曲関連情報をQRコードの画像60(図1、図4、図6、図8参照)としてモニタ24表示させるためのデータを記憶する部分である。楽曲関連情報とは、カラオケ用の楽曲データ毎に準備されており、楽曲に関連するサイトの情報や楽曲に対応する着信メロディ等、楽曲に関連する情報を意味する。なお、楽曲関連情報は全ての楽曲について存在するとは限らず、楽曲関連情報が存在しない楽曲もある。
そして、この内の制御フラグは、図2(c)に示すように、QRデータ部有無・表示タイミング設定・採点制御設定・スクリプト設定の各フラグを有している。
QRデータ部有無フラグは、QRデータ部に実体的なデータが存在するか否かを示すためのフラグであり、有効/無効のいずれかを示すフラグが設定される。つまり、上述したように、楽曲関連情報は全ての楽曲について存在するとは限らず、楽曲関連情報が存在しない楽曲もあるため、それをこのQRデータ部有無フラグによって判断することができる。
また、表示タイミング設定フラグは、QRコードの画像60をカラオケ演奏前・演奏中・歌詞テロップ表示終了後のいずれのタイミングで表示を開始させるのかを規定しているフラグである。つまり、「前」を示すフラグが設定されている場合には、カラオケ演奏前からQRコードの画像60の表示が開始されるため、当然ながら、カラオケ演奏中及び歌詞テロップ表示終了後においても表示が継続される。
また、採点制御設定フラグは、QRコードの画像60を表示するか否かを採点部17における採点結果である得点に基づいて条件判断する場合の、その条件となる得点を規定しているフラグである。例えば、このフラグが70を示していたら、採点結果が70点以上であるという条件をクリアして初めてQRコードの画像60を表示することとなり、採点結果が70点未満であればQRコードの画像60の表示は実行しないこととなる。
また、スクリプト設定フラグは、スクリプトデータの有効/無効を規定しているフラグである。このスクリプトデータの利用方法等に関しては、後述の具体例にて詳しく説明する。
以上が、楽曲データの構造及び特にQRデータ部の構造についての説明であった。QRデータ部については、種々の設定が可能であるが、ここでは、具体例としてサンプル1,2,3の3例を説明する。
[サンプル1]
図3に示すサンプル1の場合のQRデータ部は、楽曲の演奏開始時からその楽曲に関わるWebサイトのURLを通知するような設定である。
図3(b)に示すように、サンプル1のQRデータ部の制御フラグは、QRデータ部有無フラグが「有効」、表示タイミング設定フラグが「前」、採点制御設定フラグが「0」、スクリプト設定フラグが「無効」となっている。そして、 図3(a)に示すように、説明文は「携帯でアクセスしよう!¥nひろゆきのホームページ¥0」である。また、ベースデータは、その楽曲に関わるWebサイトのURLを示す「http://www.hiroyuki.ne.jp¥0」である。また、スクリプトデータは「¥0」である。
このようなサンプル1の設定のQRデータ部を用いた場合のカラオケ演奏時における画面遷移を図4に示す。
図4(a)は、通信カラオケ装置1が待機状態の場合にユーザによって選曲操作が行われた際の、モニタ24における曲番号受付画面の状態を示している。待機状態の画面活用の一環として、例えば新譜案内と呼ばれる最新の楽曲の告知表示などが行われており、さらに、ユーザによる選曲操作に応じて、入力した曲番号と、曲番号に対応した曲名が確認表示される。
選曲操作が終了すると、図4(b)に示すオープニング画面に遷移し、曲名及び作詞・作曲者名等が表示されると共に、画面右上にQRデータの画像60が表示される。さらに、そのQRコードの画像60の横(つまり画面上部)には、QRコードの画像60が何を意味しているのかを文章にて示す説明65「携帯でアクセスしよう!ひろゆきのホームページ」が表示される。
このオープニング画面にてQRデータの画像60及びQRコードの画像60が何を意味しているのかを文章にて示す説明65が表示されるのは、図4(b)の表示タイミング設定フラグが「前」に設定されているからである。また、説明65は、図4(a)に示す説明文を用いて生成、表示される。また、QRコードの画像60は、図4(a)に示すベースデータを用いて生成、表示される。
図4(b)に示すように、オープニング画面にて表示されたQRデータの画像60及び説明65は、その後、カラオケ演奏が始まり歌詞テロップが表示されている演奏中画面(図4(c)参照)や、歌詞テロップの表示が終了した後奏中画面(図4(d)参照)においても表示され続ける。
なお、採点制御設定フラグが「0」であるため、QRコードの画像60等の表示は採点結果には何ら影響を受けない。
このようにモニタ24に表示されたQRコードの画像60を、例えば利用者が所有するQRコード読み取り機能を有するカメラ付き携帯電話70(例えばFOMA900i(登録商標)などの機種が挙げられる)にて読み取れば、楽曲関連情報(この場合は、その楽曲に関わるWebサイトのURL)をカメラ付き携帯電話70に取り込むことができる。このようにしてカメラ付き携帯電話70を介して利用者にアクセスしてもらえば、楽曲に関わるさらなる情報をWEBページの形でより詳細に利用者に提供できる。
[サンプル2]
図5に示すサンプル2の場合のQRデータ部は、楽曲の演奏終了時に採点で70点以上を獲得した場合にだけ、その楽曲の着信メロディをQRコードの画像60として表示するような設定である。
図5(b)に示すように、サンプル1のQRデータ部の制御フラグは、QRデータ部有無フラグが「有効」、表示タイミング設定フラグが「後」、採点制御設定フラグが「70」、スクリプト設定フラグが「無効」となっている。そして、 図5(a)に示すように、説明文は「高得点獲得!¥n着信メロディプレゼント¥0」である。また、ベースデータは、そのカラオケ楽曲に対応する着信メロディのバイナリデータである。また、スクリプトデータは「¥0」である。
このようなサンプル2の設定のQRデータ部を用いた場合のカラオケ演奏時における画面遷移を図6に示す。
図6(a)は、通信カラオケ装置1が待機状態の場合にユーザによって選曲操作が行われた際の、モニタ24における曲番号受付画面の状態を示している。待機状態の画面活用の一環として、例えば新譜案内と呼ばれる最新の楽曲の告知表示などが行われており、さらに、ユーザによる選曲操作に応じて、入力した曲番号と、曲番号に対応した曲名が確認表示される。
選曲操作が終了すると、図6(b)に示すオープニング画面に遷移し、曲名及び作詞・作曲者名等が表示されるが、サンプル1の場合のオープニング画面(図4(b)参照)のようなQRデータの画像60及び説明65は表示されない。これは、表示タイミング設定フラグが「後」に設定されているからである。
このように表示タイミング設定フラグが「後」に設定されているため、カラオケ演奏が始まり歌詞テロップが表示されている演奏中画面(図6(c)参照)においても、やはりQRデータの画像60及び説明65は表示されない。
そして、歌詞テロップの表示が終了した後奏中画面(図6(d)参照)において、画面中央にQRコードの画像60が表示される。さらに、そのQRコードの画像60の上(つまり画面上部)には、QRコードの画像60が何を意味しているのかを文章にて示す説明65「高得点獲得!着信メロディプレゼント」が表示される。この後奏中画面にてQRデータの画像60及び説明65が初めて表示されるのは、図5(b)の表示タイミング設定フラグが「後」に設定されているからである。また、説明65は、図5(a)に示す説明文を用いて生成、表示される。また、QRコードの画像60は、図5(a)に示すベースデータを用いて生成、表示される。
但し、この着信メロディに対応するQRコードの画像60及び説明65が表示されるためには、採点部17(図1参照)による採点の結果、得点が70点以上であった場合に限る。これは、採点制御設定フラグが70となっているからである。上述したように、この採点制御設定フラグは、QRコードの画像60を表示するか否かを採点部17における採点結果である得点に基づいて条件判断する場合の、その条件となる得点を規定しているフラグであるため、採点結果が70点以上であるという条件をクリアして初めてQRコードの画像60を表示することとなる。採点結果が70点未満であればQRコードの画像60の表示は実行しない。
このようにモニタ24に表示されたQRコードの画像60を、例えば利用者が所有するQRコード読み取り機能を有するカメラ付き携帯電話70にて読み取れば、楽曲関連情報(この場合は、その楽曲に関わる着信メロディ)をカメラ付き携帯電話70に取り込むことができる。そして、その着信メロディをカメラ付き携帯電話70のために使用することもできる。
但し、採点の結果、得点が70点以上でないとQRコードの画像60が表示されないため、着信メロディを取り込むことができない。そのため、カラオケ利用者は、高得点を目指して頑張ることとなり、カラオケの楽しみがより向上する。
[サンプル3]
図7に示すサンプル3の場合のQRデータ部は、楽曲の演奏終了時に採点で50点以上を獲得した場合にだけ、演奏結果(ここでは、カラオケ装置の製造番号、曲番号、得点)をランキングサイト80(図1参照)へ送るよう誘導を行うための情報をQRコードの画像60として表示するような設定である。
図7(b)に示すように、サンプル3のQRデータ部の制御フラグは、QRデータ部有無フラグが「有効」、表示タイミング設定フラグが「後」、採点制御設定フラグが「50」、スクリプト設定フラグが「有効」となっている。そして、 図7(a)に示すように、説明文は「%score点を獲得!ランキングサイトで¥n懸賞に応募しよう¥0」である。なお、表示の際には、「%score」部分は、採点部17における採点結果である得点に置換される。また、ベースデータは、ランキングサイトのURLを示す「http://www.joyranking.co.jp¥0」である。また、スクリプトデータは「/&%serial&%songnum&%score¥0」である。このうち、「%serial」はそのカラオケ楽曲を演奏したカラオケ装置の製造番号に置換され、「%songnum」は演奏された曲の曲番号に置換される。また、「%score」部分は、上述のように、採点部17における採点結果である得点に置換される。
このようなサンプル3の設定のQRデータ部を用いた場合のカラオケ演奏時における画面遷移を図8に示す。
図8(a)は、通信カラオケ装置1が待機状態の場合にユーザによって選曲操作が行われた際の、モニタ24における曲番号受付画面の状態を示している。待機状態の画面活用の一環として、例えば新譜案内と呼ばれる最新の楽曲の告知表示などが行われており、さらに、ユーザによる選曲操作に応じて、入力した曲番号と、曲番号に対応した曲名が確認表示される。
選曲操作が終了すると、図8(b)に示すオープニング画面に遷移し、曲名及び作詞・作曲者名等が表示されるが、サンプル1の場合のオープニング画面(図4(b)参照)のようなQRデータの画像60及び説明65は表示されない。これは、表示タイミング設定フラグが「後」に設定されているからである。
このように表示タイミング設定フラグが「後」に設定されているため、カラオケ演奏が始まり歌詞テロップが表示されている演奏中画面(図8(c)参照)においても、やはりQRデータの画像60及び説明65は表示されない。
そして、歌詞テロップの表示が終了した後奏中画面(図8(d)参照)において、画面中央やや下側にQRコードの画像60が表示される。さらに、そのQRコードの画像60の上(つまり画面中央やや上側)には、QRコードの画像60が何を意味しているのかを文章にて示す説明65「83点を獲得!ランキングサイトで懸賞に応募しよう」が表示される。この後奏中画面にてQRデータの画像60及び説明65が初めて表示されるのは、図7(b)の表示タイミング設定フラグが「後」に設定されているからである。また、説明65は、図7(a)に示す説明文を用いて生成、表示される。なお、上述したように、説明65中の「83点」は採点部17における採点結果に基づいている。
また、QRコードの画像60は、図7(a)に示すベースデータ及びスクリプトデータを用いて生成、表示される。なお、QRコードの画像60に含まれるデータの生成に際しては、上述したように、カラオケ装置の製造番号、曲番号、採点部17における採点結果である得点が利用される。例えば、製造番号98210001のカラオケ装置において、曲番号49826番のカラオケを歌唱して83点を獲得した場合には、QRコードの画像60にて示される情報は、「http://www.joyranking.co.jp/&98210001&49826&83」である。つまり、ランキングサイトのURL情報と、演奏結果(ここでは、カラオケ装置の製造番号、曲番号、得点)とが含まれている。
但し、このランキングサイトへの応募するためのQRコードの画像60及び説明65が表示されるためには、採点部17(図1参照)による採点の結果、得点が50点以上であった場合に限る。これは、採点制御設定フラグが50となっているからである。上述したように、この採点制御設定フラグは、QRコードの画像60を表示するか否かを採点部17における採点結果である得点に基づいて条件判断する場合の、その条件となる得点を規定しているフラグであるため、採点結果が50点以上であるという条件をクリアして初めてQRコードの画像60を表示することとなる。採点結果が50点未満であればQRコードの画像60の表示は実行しない。これは、あまり低い点数、つまり49点未満の採点結果であるにもかかわらずランキングへの応募があると、ランキングサイトにおけるデータ処理負荷が無用に多くなるため、応募条件を50点以上としたものである。
このようにモニタ24に表示されたQRコードの画像60を、例えば利用者が所有するQRコード読み取り機能を有するカメラ付き携帯電話70にて読み取れば、楽曲関連情報(この場合は、ランキングサイトへの応募用情報)をカメラ付き携帯電話70に取り込むことができる。そして、その取り込んだ情報に基づいてランキングサイトへアクセスして懸賞に応募することが容易に行える。そのため、カラオケ利用者は、高得点を目指して頑張ることとなり、カラオケの楽しみがより向上する。
[フローチャートの説明]
上述したサンプル1,2,3の何れの設定のQRデータ部を有する楽曲データを用いた場合にも、通信カラオケ装置1のCPU14は、図9,図10のフローチャートに示すような処理を実行する。これらのフローチャートに関して説明する。
図9は、通信カラオケ装置1のCPU14によって実行されるカラオケ演奏に伴って実行するQRコードの画像60等の表示に関する処理を示すフローチャートであり、図10は、図9に示す処理中において呼び出されるQRデータ表示処理に係るサブルーチンを示すフローチャートである。
(図9のフローチャートの説明)
図9に示すように、カラオケサービスが開始(S110)されると、選曲待機画面表示(新譜案内)を行う(S120)。この選曲待機画面は、例えば図4(a)に示すオープニング画面から選曲番号と曲名の表示を除いたものに相当する。
そして、操作パネル10からの入力による選曲を待つ(S130)。選曲されればS140へ移行してカラオケ演奏を開始する。このカラオケ演奏が開始すると、カラオケ装置の製造番号及び曲番号が確定する。これらの番号はメモリ15に格納される。
S140にて演奏が開始されると、選曲された曲番号に応じた楽曲データをHDD13から読み出し、モニタ24にタイトル画面表示を行う(S150)。このタイトル画面表示は、図2(a)に示すタイトル画像部を用いて行う。
次に、QRデータ部中の制御フラグの設定状態の内、QRデータ部有無フラグが「有効」であり、且つ表示タイミング設定フラグが「前」であるか否かを判断する(S160)。S160にて否定判断の場合には、S180へ移行して演奏処理が開始する。一方、S160にて肯定判断の場合には、S170へ移行してQRデータ表示処理を実行した後、演奏処理が開始される(S180)。上述したサンプル1(図3,図4参照)の場合には、このタイミングでQRデータ表示処理(S170)が開始される。なお、QRデータ表示処理に関しては、後で図10を参照して詳しく説明する。
S180にて演奏処理が開始すると、採点部17(図1参照)では採点処理を開始する。この採点処理は、演奏処理と並列で実行されり。上述したように、採点部17における採点の結果のデータは、CPU14に転送され、CPU14は転送された採点データを受け取るとメモリ15に格納していく。そしてCPU14は、カラオケ楽曲における採点区間の終了点を検知すると、採点部17に採点データの生成を停止させ、採点区間中にメモリ15に蓄積された採点データを集計し、得点結果の値(つまり得点)を確定させる。
CPU14は、演奏開始まで待機し(S190)、演奏が開始すると、QRデータ部中の制御フラグの設定状態の内、QRデータ部有無フラグが「有効」であり、且つ表示タイミング設定フラグが「中」であるか否かを判断する(S200)。S200にて否定判断の場合には、S220へ移行して最後の字幕(歌詞テロップ)が消去(表示終了)されるまで待機する。一方、S200にて肯定判断の場合には、S210へ移行してQRデータ表示処理を実行した後、S220へ移行する。
そして、S220において最後の字幕が消去された場合には、S230へ移行する。S230では、QRデータ部中の制御フラグの設定状態の内、QRデータ部有無フラグが「有効」であり、且つ表示タイミング設定フラグが「後」であるか否かを判断する。S230にて否定判断の場合には、S250へ移行して演奏終了まで待機する。一方、S230にて肯定判断の場合には、S240へ移行してQRデータ表示処理を実行した後、S250へ移行する。上述したサンプル2(図5,図6参照)及びサンプル3(図7,図8参照)の場合には、このタイミングでQRデータ表示処理(S240)が開始される。
そして、S250において演奏終了まで待機した場合には、S260へ移行する。S260では、S230と同様、QRデータ部中の制御フラグの設定状態の内、QRデータ部有無フラグが「有効」であり、且つ表示タイミング設定フラグが「後」であるか否かを判断する。S260にて否定判断の場合には、S270へ移行して画面の初期化を行う。つまり、S170やS210にてQRデータ表示処理の実行を開始した場合には、S260にて否定判断となるため、演奏終了時に自動的に画面初期化(S280)される。
一方、S260にて肯定判断の場合には、S270へ移行して操作パネル10等からのキー入力待ちとなる。そして、操作パネル10等からのキー入力があれば、S270へ移行して画面の初期化を行う。つまり、操作パネル10等からのキー入力を待って画面初期化が行われる。
(図10のフローチャートの説明)
次に、図9のS170,S210,S240にて実行されるQRデータ表示処理に関して、図10のフローチャートを参照して説明する。
まず、各演奏値を取得する(S310)。この演奏値とは、メモリ15に格納されているカラオケ装置の製造番号及び曲番号と、採点結果(以下、採点得点とも称す。)である。但し、図9のS170におけるタイミングでこのQRデータ表示処理が実行する場合には、採点得点は格納されていない。一方、図9のS240におけるタイミングでこのQRデータ表示処理が実行する場合には、採点得点は格納されている。
次に、楽曲データ中からQRデータ部を取得する(S320)。そして、採点得点が、QRデータ部の制御フラグ中の採点制御設定フラグによる値以上か否か判断する(S330)。採点得点が採点制御設定フラグによる値未満の場合(S330:NO)には、そのまま本QRデータ表示処理を終了するが、採点得点が採点制御設定フラグによる値以上の場合(S330:YES)には、S340へ移行する。なお、採点得点自体が存在しない場合には、S330で肯定判断となる。
S340では、QRデータ部の制御フラグ中のスクリプト設定フラグが「有効」か否か判断する。スクリプト設定が有効であれば(S340:NO)、S350へ移行する。S350では、説明文のテキスト変換処理を実行し、続くS360ではスクリプトのテキスト変換処理を行う。そして、S370では、変換処理後のスクリプトデータをベースでの後方に結合する。
一方、スクリプト設定が有効でなければ(S340:NO)、S350〜S370の処理を実行することなくS380へ移行する。
S380では、QRコード規格に基づくビットマップグラフィックスデータの変換生成を行う。そして、S390では説明文の表示、S400ではS380にて生成されたQRコードビットマップの表示を行う。
これがQRデータ表示処理の概要であるが、上述したサンプル1〜3の場合を例にとってさらに説明する。
サンプル1の場合には、図9に示すように、タイトル画面が表示された(図9のS150)タイミングでQRデータ表示処理(図9のS170)が実行されるため、当然ながら採点は実行されていない。そのため、図10のS330では肯定判断となるが、図3(b)に示すようにスクリプト設定は「無効」なので、S340にて否定判断となる。そのため、S380〜S400の処理が実行されることによって、図4に示すQRコードの画像60及び説明65がモニタ24に表示されることとなる。
サンプル2の場合には、図9に示すように、字幕(歌詞テロップ)の表示終了後のタイミングでQRデータ表示処理(図9のS240)が実行されるため、その時点では採点得点が存在する。そのため、図10のS330では、その採点得点が採点制御設定フラグによる値以上でなければ(S330:NO)、QRコードの画像60等の表示自体がなされない。一方、採点得点が採点制御設定フラグによる値以上であれば(S330:YES)、S340へ移行するが、サンプル2の場合は図5(b)に示すようにスクリプト設定は「無効」なので、S340にて否定判断となる。そのため、S380〜S400の処理が実行されることによって、図6に示すQRコードの画像60及び説明65がモニタ24に表示されることとなる。
サンプル3の場合には、図9に示すように、字幕(歌詞テロップ)の表示終了後のタイミングでQRデータ表示処理(図9のS240)が実行されるため、その時点では採点得点が存在する。そのため、図10のS330では、その採点得点が採点制御設定フラグによる値以上でなければ(S330:NO)、QRコードの画像60等の表示自体がなされない。一方、採点得点が採点制御設定フラグによる値以上であれば(S330:YES)、S340へ移行するが、このサンプル3の場合は図7(b)に示すようにスクリプト設定が「有効」なので、S340にて肯定判断となる。そのため、S350〜S400の処理が実行されることにより、S310にて取得した演奏値を加味した説明文が表示され(S350,S390)、またS310にて取得した演奏値を加味したスクリプトデータがベースデータに結合された内容に対応するQRコードの画像60及び説明65(図8参照)がモニタ24に表示されることとなる(S360,S370,S400)。
[効果の説明]
(1)本実施形態の通信カラオケ装置1によれば、カラオケ演奏制御とともに、楽曲の演奏前、演奏中、歌詞テロップ表示終了後の少なくともいずれかのタイミングで、HDD13から読み出した楽曲データ中に含まれているQRデータ部に基づいて、楽曲関連情報をQRコードの画像60としてモニタ24に所定時間表示させることができる。
そして、このようにモニタ24に表示されたQRコードの画像60を、例えば(カラオケ装置の)利用者が所有するカメラ付き携帯電話70にて読み取れば、楽曲関連情報をカメラ付き携帯電話(70)に取り込むことができる。この楽曲関連情報は、カラオケ用の楽曲データ毎に準備され、楽曲に関連するサイトの情報(例えばその楽曲に対応するいわゆるアーティストのWEBサイトや、その楽曲が主題歌となっているテレビドラマのWEBサイトや、いわゆるタイアップ先となる企業等のWEBサイトなどを示す情報、つまりURL)や、その楽曲に対応する着信メロディ等である。
サンプル1の楽曲関連情報は、その楽曲に関わるWebサイトのURLであるため、それがカメラ付き携帯電話70に取り込まれれば、カメラ付き携帯電話70を介して利用者にアクセスしてもらえることとなる。その場合、楽曲に関わるさらなる情報をWEBページの形でより詳細に利用者に提供できる。
また、サンプル2の楽曲関連情報は、カラオケ演奏曲に関わる着信メロディであるため、カメラ付き携帯電話70に取り込んで、カメラ付き携帯電話70のために使用することができる。なお、本実施形態の場合には、採点の結果、得点が70点以上でないとQRコードの画像60が表示されないため、着信メロディを取り込むことができない。そのため、カラオケ利用者は、高得点を目指して頑張ることとなり、カラオケの楽しみがより向上する。
また、サンプル3の楽曲関連情報は、ランキングサイトへの応募用情報であるため、それをカメラ付き携帯電話70に取り込めば、その取り込んだ情報に基づいてランキングサイトへアクセスして懸賞に応募することが容易に行える。そのため、カラオケ利用者は、高得点を目指して頑張ることとなり、カラオケの楽しみがより向上する。
(2)楽曲関連情報をQRコードの画像60の形式で利用者側へ提供している。そのため、画面の一部に表示するだけで済む。つまり、人間が情報内容そのものを認識するのではなく、カメラ付き携帯電話70にて読み取ることができるサイズの二次元コード画像であればよいため、例えばサンプル1のようなQRコードの画像60(図4,図6参照)の場合は、同じモニタ24に歌詞テロップと共に表示させても歌詞テロップの視認性を損なうことがほとんどない。
そして、例えばサンプル1のような楽曲関連サイトの情報であれば、人間が視認できる文字・記号形式で表示された場合には、それを見た利用者が表示装置の表示内容を見ながらURLを携帯電話に入力操作しなくてはならず入力操作が面倒である。しかし、QRコードの画像60として表示させれば、その画像をカメラ付き携帯電話70で読み取るための操作をするだけでよく、非常に簡単な操作で済む。つまり、楽曲関連情報を利用者の所有する携帯電話等に容易に転送することができ、カラオケに付随するサービスをより向上させることができる。
(3)本実施形態では、QRコードの画像60等の表示タイミングを楽曲関連情報の内容に応じて変更している。つまり、サンプル1のような楽曲に関連するサイト情報である場合には、楽曲の演奏前、演奏中、歌詞テロップ表示終了後のいずれかのタイミングにおいても表示させている。また、サンプル2のような着信メロディの場合には、楽曲の歌詞テロップ表示終了後から表示させている。
着信メロディと楽曲に関連するサイト情報を比較すると、着信メロディのデータ量の方が大きく、QRコードの画像60にした場合にも相対的に大きくなる。そのためサンプル1のような「楽曲に関連するサイト情報」を示すQRコードの画像60であれば演奏中も含めて表示しても邪魔になりにくいが、サンプル2のような着信メロディを示すQRコードの画像60の場合は相対的に大きなサイズとなる。そのため、着信メロディを示すQRコードの画像60の表示タイミングに関しては、歌詞テロップ表示終了後に限定することで、そのような不都合を回避したのである。
なお、サンプル2のような着信メロディを示すQRコードの画像60の表示タイミングを歌詞テロップ表示終了後に限定することは、次のような観点からも好ましい。つまり、カラオケ楽曲の歌唱を行う利用者は、間違いなくその楽曲に対する嗜好が強いのであるから、この歌唱後にその楽曲の着信メロディを入手できる構成とすれば、カラオケ遊興の魅力を増すことができる。但し、着信メロディ欲しさで演奏前に着信メロディを入手し、カラオケ楽曲の演奏をキャンセルすることも想定される。したがって、本実施形態では、採点結果に連動し、具体的には、サンプル2の場合は70点以上の得点がないと着信メロディを示すQRコードの画像60を表示しないようにした。このようにすれば、上手く歌唱できた場合に限り着信メロディを入手することができるため、カラオケのエンターテイメント性がより向上し、カラオケに付随するサービスをより向上させる点でも好ましい。
(3)サンプル3の場合には、楽曲関連情報としてランキングサイトへの応募用情報をQRコードの画像60として表示するようにした。
通信カラオケ装置1が物理的にはネットワークを介して配信センタ50と接続可能であったとしても、通信カラオケ装置1が配信センタ50との接続を常時行っているとは限らない。一般的には、通信カラオケ装置1の利用がほとんどないと思われる時間帯(例えば深夜)において、配信センタ50から通信カラオケ装置1への新曲データ等の配信及び通信カラオケ装置1から配信センタ50への種々のデータのアップロードを行うことが多く、多くても1日1回程度である。
このようなタイミングでしか接続できないとすると、利用者としては自分の歌唱を採点した結果に基づく全国ランキング等をリアルタイムに知ることができない。また、採点結果に基づく懸賞企画などをリアルタイムで実現することはできない。これをリアルタイムで実現しようとすると、通信カラオケ装置1から配信センタ50へ常時アクセス可能な状態にしておく必要があり、ランニングコストが高くなってしまう。
これに対して本実施形態の通信カラオケ装置1であれば、モニタ24に表示されたQRコードの画像60を利用者が所有するカメラ付き携帯電話70にて読み取り、楽曲関連情報に示されているランキングサイトにアクセスすることが期待できる。ランキングサイトにアクセスしてもらえれば、全国規模でリアルタイムのランキング等の実現ができる。また、採点結果に基づく懸賞企画をリアルタイムで実現でき、その際には、応募者が携帯電話から応募することとなるため、携帯電話の操作による個人情報の収集等も可能となる。利用者側にとっても、懸賞への応募の利便性が増す。
(4)QRコードの画像60は、人間が情報内容そのものを認識することはできない。そこで本実施形態の場合には、QRコードの画像60だけをモニタ24に表示するのではなく、そのQRコードの画像60が何を示すものであるかの説明65も表示している。これによって、QRコードの画像60が楽曲関連サイトを示しているのか、着信メロディの二次元コードなのか、ランキングサイトへの応募用情報なのか、といったことを利用者が認識できる。
(5)一般的にカラオケ装置において複数の曲が予約されている場合、ある曲の演奏が終了すると次の曲の演奏を開始する。しかしながら、何ら考慮をしないと、図9のS240の処理を実行して、歌詞テロップ表示終了後にモニタ24にQRコードの画像60を表示させた場合、次の曲の演奏が開始するまでに利用者がQRコードの画像60をカメラ付き携帯電話70にて読み取ってない可能性もある。
それに対して本実施形態の場合には、図9に示すように、演奏が終了しても(S250)、操作パネル10等からのキー入力を待って画面初期化(S280)が行われる。つまり、利用者はモニタ24に表示されたQRコードの画像60をカメラ付き携帯電話70にて読み取ったら、その後に操作パネル10等からのキー入力を行えばよい。これにより、上述した問題を解決できる。
[別実施形態]
(a)上記実施形態の場合には、QRコードの画像60の表示を開始したら、その後、図9のS280にて画面初期化を実行するまで表示を継続している。但し、継続表示しなくてはならないわけではなく、例えば演奏中などにおいて、間奏部分のみ表示する、といった態様を採用しても良い。
(b)モニタ24に表示されたQRコードの画像60を読み取るために、上記実施携帯では、利用者が所有するカメラ付き携帯電話70を想定した。しかし、それに限らず、QRコードの画像読取ができる携帯端末であれば同様の効果が期待できる。但し、カメラ付き携帯電話70であれば、通信機能も備えているため、楽曲関連情報として楽曲関連サイトの情報を提供すれば、即座に当該サイトにアクセスできる。また、着信メロディであれば、即座に携帯電話の「着信メロディ」として使用できる。そして、携帯電話は利用者が常時携帯している可能性が高いので、非常に実効性が高くなる。
(c)上記サンプル2の場合には、着信メロディに対応するQRコードの画像60を表示する条件として、採点結果として70点以上の得点があることを要求した。しかし、採点結果は条件とせず、例えば楽曲を歌いきったらQRコードの画像60を表示するようにしてもよい。
(d)上記実施形態では、二次元コードの具体例としてQRコードを採用したが、他の二次元コードであってもよい。
実施形態の通信カラオケ装置1の構成及び稼働時の周辺機器の構成を示すブロック図である。 実施形態の通信カラオケ装置1において用いられる楽曲データの構造を示す説明図である。 サンプル1の場合のQRデータ部の構造を示す説明図である。 サンプル1の場合の画面遷移を示す説明図である。 サンプル2の場合のQRデータ部の構造を示す説明図である。 サンプル2の場合の画面遷移を示す説明図である。 サンプル3の場合のQRデータ部の構造を示す説明図である。 サンプル3の場合の画面遷移を示す説明図である。 実施形態の通信カラオケ装置1のCPU14によって実行されるQRコードの画像60等の表示に関する処理を示すフローチャートである。 図9に示す処理中において呼び出されるQRデータ表示処理に係るサブルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1…通信カラオケ装置、10…操作パネル、11…映像処理部、12…MPEGEデコーダ、13…ハードディスク、14…CPU、15…メモリ、16…LANインターフェース、17…採点部、18…MIDI音源部、19…音声処理部、20…アンプ、22…スピーカ、23…マイクロフォン、25…LANハブ装置、26…モニタ、27…ADSLモデム、30…インターネット、50…配信センタ、60…QRコードの画像、65…QRコードの画像60が何を意味しているのかを文章にて示す説明、70…カメラ付き携帯電話、80…ランキングサイト。

Claims (8)

  1. カラオケ用の楽曲データ毎に準備され、楽曲に関連するサイトの情報や楽曲に対応する着信メロディ等、楽曲に関連する情報を二次元コードとして表示可能な状態で記憶しておく記憶手段と、
    選択された楽曲を演奏し且つ歌詞テロップを表示装置に表示させるとともに、楽曲の演奏前、演奏中、歌詞テロップ表示終了後の少なくともいずれかのタイミングで、前記記憶手段から読み出した前記楽曲関連情報を二次元コードの画像として前記表示装置に所定時間表示させる制御手段とを備えたカラオケ装置。
  2. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記楽曲関連情報は、楽曲に関連するサイトの情報であり、
    前記制御手段は、選択された楽曲の演奏前、演奏中、歌詞テロップ表示終了後のいずれのタイミングにおいても、前記記憶手段から読み出した前記楽曲関連情報を二次元コードの画像として表示装置に所定時間表示させることを特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記楽曲関連情報は、楽曲に対応する着信メロディであり、
    前記制御手段は、選択された楽曲の歌詞テロップ表示終了後のタイミングにおいてのみ、前記記憶手段から読み出した前記楽曲関連情報を二次元コードの画像として表示装置に所定時間表示させることを特徴とするカラオケ装置。
  4. 請求項3に記載のカラオケ装置において、
    歌唱音声を入力するための音声入力手段を備え、
    前記カラオケ用の楽曲データには、歌唱旋律を示すデータも含まれており、
    前記制御手段は、前記カラオケ楽曲の演奏中に前記音声入力手段を介して入力された歌唱音声に基づいて得た音高データと前記歌唱旋律を示すデータとの一致度合いに基づいて採点処理を実行し、その採点処理の結果、所定レベル以上の得点であった場合に限り、前記記憶手段から読み出した前記楽曲関連情報を二次元コードの画像として表示装置に表示させることを特徴とするカラオケ装置。
  5. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記楽曲関連情報は、採点結果の集計及びランキングを報知するサイトであるランキングサイトの情報であり、
    カラオケ歌唱の音声信号を入力するための音声信号入力手段を備え、
    前記カラオケ用の楽曲データには、歌唱旋律を示すデータも含まれており、
    前記制御手段は、前記音声信号入力手段を介して入力された音声信号をサンプリングしてカラオケ歌唱の音高データを抽出し、その抽出した音高データと、カラオケ演奏に同期してその演奏曲に対応する前記歌唱旋律データとに基づいて採点処理を実行し、その採点処理の結果と、採点対象の楽曲の識別情報と、前記記憶手段から読み出した前記楽曲関連情報とを含む情報に対応する二次元コードを生成し、その生成した二次元コードの画像を表示装置に表示させることを特徴とするカラオケ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のカラオケ装置において、
    前記楽曲関連情報には、前記表示装置に表示させる二次元コードの画像が何を示すものであるかを説明するための情報も含まれており、
    前記制御手段は、前記表示装置に二次元コードの画像を表示させる際、その表示させる二次元コードの画像が何を示すものであるかの説明も表示させることを特徴とするカラオケ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のカラオケ装置において、
    利用者からの操作を受け付ける操作受付手段を備え、
    前記制御手段は、選択された楽曲の歌詞テロップ表示終了後のタイミングにおいて前記表示装置に二次元コードの画像を表示させた場合、前記操作受付手段を介して所定の操作が入力されるまでは前記二次元コードの画像を前記表示装置に表示させ続けることを特徴とするカラオケ装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のカラオケ装置において、おける前記制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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