JP2006255014A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006255014A
JP2006255014A JP2005073775A JP2005073775A JP2006255014A JP 2006255014 A JP2006255014 A JP 2006255014A JP 2005073775 A JP2005073775 A JP 2005073775A JP 2005073775 A JP2005073775 A JP 2005073775A JP 2006255014 A JP2006255014 A JP 2006255014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
ultrasonic transducer
frequency
diagnostic apparatus
bpf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005073775A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Sato
智夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2005073775A priority Critical patent/JP2006255014A/ja
Publication of JP2006255014A publication Critical patent/JP2006255014A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

【課題】 簡単且つ安価な構成で、一個の超音波トランスデューサから周波数帯域幅および中心周波数の異なる複数種類の超音波を発生させることができる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】 超音波診断装置2は、超音波トランスデューサ14を励振させるための駆動パルスを発する単極型のパルサ16と、超音波トランスデューサ14とパルサ16との間に接続され、ある特定の周波数帯域幅の出力のみを通過させる三個のバンドパスフィルタ(BPF1〜BPF3)17〜19と、これらBPF1〜BPF317〜19を選択的に切り替える切り替えスイッチ20とが設けられた超音波観測器11を備える。切り替えスイッチ20によりBPF1〜BPF317〜19を選択的に切り替えることで、一個の超音波トランスデューサ14から周波数帯域幅および中心周波数の異なる三種類の超音波が発せられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、超音波トランスデューサが先端に配設された超音波プローブと、生体からのエコー信号に基づいた超音波画像を表示する超音波観測器とから構成される超音波診断装置に関する。
近年、医療分野において、超音波画像を利用した医療診断が実用化されている。超音波画像は、超音波プローブから生体の所要部に超音波を照射し、超音波プローブとコネクタを介して接続された超音波観測器で、生体からのエコー信号を電気的に検出することによって得られる。
また、超音波を走査しながら照射することにより、超音波断層画像を得ることも可能で、超音波を送受信する超音波トランスデューサを機械的に回転あるいは揺動、もしくはスライドさせるメカニカルスキャン走査方式の超音波プローブや、複数の超音波トランスデューサをアレイ状に配列し、駆動する超音波トランスデューサを電子スイッチなどで選択的に切り替える電子スキャン走査方式の超音波プローブも知られている。
上記のようにして得られた超音波断層画像を利用して医療診断を行う場合、生体には固体差(例えば、脂肪量の差)や組織によって超音波の伝播特性が違うため、その深さ方向に応じた周波数の超音波を照射しなければ、的確な診断に供する超音波断層画像を得ることができない。
このため、従来は、周波数帯域幅および中心周波数の異なる超音波トランスデューサを搭載した複数の超音波内視鏡または鉗子チャンネルから挿入される細径の超音波プローブを準備し、これらを観察部位に応じて使い分けていた。しかし、最近になって、複合型圧電素子を使用した広帯域幅の周波数特性をもつ超音波トランスデューサが現れてからは、超音波トランスデューサに与える駆動パルスの幅や波数を変更することで、一個の超音波トランスデューサで周波数帯域幅および中心周波数の異なる複数種類の超音波を発生させることができるようになった(特許文献1〜6参照)。
特開平5−56980号公報 特開2000−5169号公報 特開2001−137779号公報 特開2001−340333号公報 特開2001−346798号公報 特開2002−315749号公報
しかしながら、特許文献1〜6に記載の技術では、いずれも駆動パルスを発生させる手段として2個のパルサまたはバイポーラパルサを用いているため、部品コストが嵩むうえに回路構成が複雑であるという問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、簡単且つ安価な構成で、一個の超音波トランスデューサから周波数帯域幅および中心周波数の異なる複数種類の超音波を発生させることができる超音波診断装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、生体の所要部に超音波を照射し、生体からのエコー信号を受信する超音波トランスデューサが先端に配設された超音波プローブと、前記エコー信号に基づいた超音波画像を表示する超音波観測器とから構成される超音波診断装置において、前記超音波観測器は、前記超音波トランスデューサを励振させるための駆動パルスを発する単極型のパルス発生手段と、前記超音波の周波数帯域幅およびピーク周波数を多段に変更する周波数特性変更手段とを備えたことを特徴とする。
なお、前記周波数特性変更手段は、前記超音波トランスデューサと前記パルス発生手段との間に接続され、ある特定の周波数帯域幅の出力のみを通過させる複数のバンドパスフィルタと、これらのバンドパスフィルタを選択的に切り替える切り替えスイッチとからなることが好ましい。
あるいは、前記周波数特性変更手段は、前記超音波トランスデューサと前記パルス発生手段との間に接続され、ある特定の周波数帯域以上の出力のみを通過させる複数のハイパスフィルタと、これらのハイパスフィルタを選択的に切り替える切り替えスイッチと、前記駆動パルスのパルス幅を制御するパルス幅制御回路とからなることが好ましい。
若しくは、前記超音波トランスデューサとして、そのピーク周波数が半値幅の中間の周波数よりも大きい周波数特性を有するものを用い、前記周波数特性変更手段は、前記駆動パルスのパルス幅を制御するパルス幅制御回路であることが好ましい。
前記超音波トランスデューサは、アレイ状に配列されていることが好ましい。また、前記超音波プローブの先端には、生体内の観察部位の像光を取り込むための対物光学系と、前記像光を撮像して撮像信号を出力する撮像素子とを有する撮像装置が配設されていることが好ましい。
本発明の超音波診断装置によれば、超音波トランスデューサを励振させるための駆動パルスを発する単極型のパルス発生手段と、超音波の周波数帯域幅およびピーク周波数を多段に変更する周波数特性変更手段とを超音波観測器に設けたので、簡単且つ安価な構成で、一個の超音波トランスデューサから周波数帯域幅および中心周波数の異なる複数種類の超音波を発生させることができる。これにより、観察部位に適応した超音波断層画像が得られ、的確な超音波診断に供することができる。
本発明の第1の実施形態を示す図1において、超音波診断装置2は、超音波内視鏡10と、この超音波内視鏡10が接続された超音波観測器11とからなる。超音波内視鏡10の先端には、超音波トランスデューサアレイ12および撮像装置13が配設されている。超音波トランスデューサアレイ12には、例えば、蒲鉾状に形成された支持体上に、1次元アレイ状に複数の超音波トランスデューサ14が配列されてなる、いわゆるコンベックス電子走査方式が採用されている。また、超音波トランスデューサ14には、広帯域幅の周波数特性T(図2参照)を持つものが用いられている。
撮像装置13は、生体内の観察部位の像光を取り込むための対物光学系(撮像レンズ、プリズムなど)と、像光を撮像して撮像信号を出力するCCDとを有し、コネクタやケーブルを介して内視鏡用プロセッサ(図示せず)に接続されている。この撮像装置13で取得した生体内の光学画像は、内視鏡用プロセッサのモニタを介して観察することができるようになっている。なお、図示はしていないが、超音波内視鏡10の先端には、生体内の所要部を採取するための穿刺針が挿通される穿刺針用チャンネルが設けられている。
超音波観測器11には、超音波トランスデューサアレイ12を構成する超音波トランスデューサ14の各々に接続された送受信部15が設けられている。送受信部15は、単極型(モノポーラ)のパルサ16と、低、中、高、三段の周波数帯域幅の出力のみを通過させる三個のバンドパスフィルタ(BPF1〜BPF3)17〜19と、これらBPF1〜BPF317〜19を選択的に切り替える切り替えスイッチ20と、超音波トランスデューサ14を介して生体からのエコー信号を受信するレシーバ21とからなる。なお、BPF1〜BPF317〜19および切り替えスイッチ20は、周波数特性変更手段を構成している。また、切り替えスイッチ20は、外部からオペレータが操作可能なようになっている。
超音波トランスデューサ14、パルサ16、およびBPF1〜BPF317〜19の周波数特性T、P、およびFB1〜FB3の関係は、図2に示すようになる。すなわち、超音波トランスデューサ14の広帯域幅の周波数特性Tに対して、パルサ16で発せられる駆動パルスの周波数特性Pが、高周波側が欠けるように重なり合っており、低、中、高周波数帯域幅の出力のみを通過させるBPF1〜BPF317〜19の周波数特性FB1〜FB3がさらに重なっている。
図2に示す各々の周波数特性の関係から、最終的に超音波トランスデューサ14から照射される超音波の周波数特性U1〜U3は、図3に示すように、超音波トランスデューサ14の周波数特性Tと駆動パルスの周波数特性Pとが重なり合った部分と、BPF1〜BPF317〜19の周波数特性FB1〜FB3によって通過を許容された部分とを合成したものとなる。つまり、切り替えスイッチ20によりBPF1〜BPF317〜19を選択的に切り替えることで、一個の超音波トランスデューサ14から周波数帯域幅および中心周波数の異なる三種類の超音波が発せられることとなる。
図1に戻って、パルサ16には、タイミングコントローラ22が接続されている。タイミングコントローラ22は、CPU23の制御の下に、駆動パルスを発生させるための励振信号をパルサ16に出力する。パルサ16は、この励振信号に基づいて、超音波トランスデューサ14に駆動パルスを発する。
一方、超音波トランスデューサ14を介してレシーバ21に受信されたエコー信号は、メモリ24に一旦格納された後、各超音波トランスデューサ14に対して一個宛設けられた位相整合演算部25に入力される。位相整合演算部25は、CPU23の制御の下に、各超音波トランスデューサ14からのエコー信号に時間差に応じた遅延を与えた後、各超音波トランスデューサ14からのエコー信号を加算する。
位相整合演算部25から出力された信号は、表示画像演算部26に入力される。表示画像演算部26は、位相整合演算部25からの信号に各種画像処理を施した後、テレビ信号の走査方式(NTSC方式)に変換する。モニタ27は、表示画像演算部26によりNTSC方式に変換された信号をアナログ信号に変換し、これを超音波断層画像として表示する。
生体内の超音波画像を取得する際には、超音波内視鏡10が生体内に挿入され、撮像装置13で得られる光学画像が内視鏡用プロセッサのモニタで観測されながら、生体内の所要部が探索される。
そして、生体内の所要部に超音波内視鏡10の先端が到達し、超音波画像を取得する指示がなされると、CPU23の制御の下に、タイミングコントローラ22からの励振信号によりパルサ16から駆動パルスが発せられ、BPF1〜BPF317〜19のうち、切り替えスイッチ20により選択されたBPFを介して、駆動パルスが各超音波トランスデューサ14に送信される。各超音波トランスデューサ14は、この駆動パルスにより励振され、これにより、超音波トランスデューサアレイ12から生体内の所要部に向けて、所望の周波数帯域幅および中心周波数を有する超音波が発せられる。
上記のように生体に超音波が照射されるとともに、生体からのエコー信号が超音波トランスデューサアレイ12で受信される。生体からのエコー信号は、レシーバ21に入力され、メモリ24に一旦格納される。メモリ24に格納されたエコー信号は、CPU23の制御の下に、位相整合演算部25で時間差に応じた遅延がかけられて加算される。
位相整合演算部25から出力されたエコー信号は、表示画像演算部26によりNTSC方式に変換され、アナログ信号に変換されてモニタ27に超音波断層画像として表示される。また、光学画像または超音波画像が観測されながら、必要に応じて穿刺針が操作され、生体内の所要部が採取される。
以上説明したように、超音波診断装置2は、超音波トランスデューサ14を励振させるための駆動パルスを発する単極型のパルサ16と、超音波トランスデューサ14とパルサ16との間に接続され、ある特定の周波数帯域幅の出力のみを通過させる三個のBPF1〜BPF317〜19と、これらBPF1〜BPF317〜19を選択的に切り替える切り替えスイッチ20とが設けられた超音波観測器11を備えたので、簡単且つ安価な構成で、一個の超音波トランスデューサから周波数帯域幅および中心周波数の異なる超音波を発生させることができる。
本発明の第2の実施形態を示す図4において、超音波診断装置30の超音波観測器31は、周波数特性変更手段として、低、中、高、三段の周波数帯域以上の出力のみを通過させる三個のハイパスフィルタ(HPF1〜HPF3)32〜34と、これらHPF1〜HPF332〜34を選択的に切り替える切り替えスイッチ35と、駆動パルスのパルス幅を制御するパルス幅制御回路36とが設けられた送受信部37を備えている。
超音波トランスデューサ14、パルサ16、およびHPF1〜HPF332〜34の周波数特性T、P1〜P3、およびFH1〜FH3の関係は、図5に示すようになる。すなわち、超音波トランスデューサ14の広帯域幅の周波数特性Tに対して、パルサ16で発生され、パルス幅制御回路36によりパルス幅が変更された三種の駆動パルスの周波数特性P1〜P3が、高周波側が欠けるように重なり合っており、低、中、高、三段の周波数帯域以上の出力のみを通過させるHPF1〜HPF332〜34の周波数特性FH1〜FH3がさらに重なっている。
図5に示す各々の周波数特性の関係から、最終的に超音波トランスデューサ14から照射される超音波の周波数特性U1〜U3は、T、P1〜P3、FH1〜FH3の重なった部分がそれぞれU1〜U3となって、第1の実施形態と同様に、図3に示すようになる。つまり、この場合も第1の実施形態と同様に、切り替えスイッチ35によりHPF1〜HPF332〜34を選択的に切り替えることで、一個の超音波トランスデューサ14から周波数帯域幅および中心周波数の異なる三種の超音波を発生させることができる。
本発明の第3の実施形態を示す図6において、超音波診断装置40の超音波観測器41は、周波数特性変更手段として、パルサ16で発せられる駆動パルスのパルス幅を制御するパルス幅制御回路42が設けられた送受信部43を備えている。また、超音波診断装置40では、図7に示すように、そのピーク周波数fPが半値幅(fH−fL)の中間の周波数fCよりも大きい周波数特性T’を有する超音波トランスデューサ44が用いられている。
図8に示すように、超音波トランスデューサ44は、バッキング材50と、電極(図示せず)に挟まれた圧電素子51と、第1〜第3音響整合層52〜54とからなる。バッキング材50は、エポキシ樹脂に金属微粒子を混入してなり、圧電素子51から生体と反対側に発せられる超音波を吸収する。第1〜第3音響整合層52〜54は、それぞれ、硼珪酸ガラス、ガラス微粒子が混入されたエポキシ樹脂、ウレタン樹脂からなり、生体と圧電素子51との間の音響インピーダンスの整合をとる。
バッキング材50の圧電素子51から0.4λの深さまでの部分は、0.4λの位置で反射率が0.6となるように、他の部分と組成が異なっている。このため、図9に示すように、超音波トランスデューサ44から発せられる超音波の実際の波形は、(A)に示す本来の超音波の波形(バッキング材50を改質する前の波形)に、(B)に示すバッキング材50の0.4λの位置からの反射波が重なり、(C)に示すようになる。これにより、図7に示す周波数特性T’を有する超音波トランスデューサ44が実現される。なお、上記で挙げた0.4λおよび反射率0.6という値は、バッキング材50の厚さを十分大きくし、バッキング材50を改質する前の出力が、例えば中心周波数8MHzで周波数帯域幅が4.8〜11.2MHz(比帯域80%)であったと仮定したときの値である。
超音波トランスデューサ44、およびパルサ16の周波数特性T’、およびP1〜P4の関係は、図10に示すようになる。すなわち、超音波トランスデューサ44の右肩上がりの広帯域幅の周波数特性T’に対して、パルサ16で発生され、パルス幅制御回路42によりパルス幅が変更された四種の駆動パルスの周波数特性P1〜P4が、周波数特性T’のピーク部分が欠けるように重なり合っている。
図10に示す各々の周波数特性の関係から、最終的に超音波トランスデューサ44から照射される超音波の周波数特性U’1〜U’4は、T’とP1〜P4の重なった部分がU’1〜U’4となって、図11に示すようになる。つまり、この場合も第1、第2の実施形態と同様に、パルス幅制御回路42により駆動パルスのパルス幅を変更することで、一個の超音波トランスデューサ14から周波数帯域幅および中心周波数の異なる四種の超音波を発生させることができる。この場合、バンドパスフィルタやハイパスフィルタ、切り替えスイッチなどを用いる必要がないので、第1、第2の実施形態と比べて、部品コストを低減させることができる。なお、パルス幅制御回路42によるパルス幅の変更は、外部からオペレータが操作可能となっている。
なお、バンドパスフィルタやハイパスフィルタの個数、パルス幅制御回路で変更する駆動パルスの個数は、上記実施形態で例示されている個数に特に限定されるものではなく、超音波診断装置の仕様に応じて適宜変更可能である。
上記実施形態では、コンベックス電子走査方式の1次元アレイ型超音波トランスデューサアレイ12、46を例示して説明したが、1.5次元、2次元アレイ型の超音波トランスデューサアレイは勿論のこと、複数の超音波トランスデューサを同心円上に配置した、いわゆるラジアル電子走査式の超音波トランスデューサアレイを採用した場合についても、本発明は有効である。また、電子走査方式に限らず、超音波トランスデューサを機械的に回転あるいは揺動、もしくはスライドさせるメカニカルスキャン走査方式を採用した場合も、本発明は有効である。
本発明の第1の実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 超音波トランスデューサ、パルサ、およびバンドパスフィルタの周波数特性の関係を示すグラフである。 超音波の周波数特性を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 超音波トランスデューサ、パルサ、およびハイパスフィルタの周波数特性の関係を示すグラフである。 本発明の第3の実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 超音波トランスデューサの周波数特性を示すグラフである。 超音波トランスデューサの構成を示す断面図である。 超音波トランスデューサから発せられる超音波の波形の成り立ちを説明する 図であり、(A)は、バッキング材を改質する前の波形、(B)は、バッキング材の改質した部分からの反射波、(C)は、超音波トランスデューサから発せられる実際の超音波の波形をそれぞれ示す。 超音波トランスデューサ、およびパルサの周波数特性の関係を示すグラフである。 最終的に出力される超音波の周波数特性を示すグラフである。
符号の説明
2、30、40 超音波診断装置
10、45 超音波内視鏡
11、31、41 超音波観測器
12、46 超音波トランスデューサアレイ
13 撮像装置
14、44 超音波トランスデューサ
16 パルサ
17〜19 バンドパスフィルタ(BPF1〜BPF3
20、35 切り替えスイッチ
23 CPU
27 モニタ
32〜34 ハイパスフィルタ(HPF1〜HPF3
36、42 パルス幅制御回路
T、T’ 超音波トランスデューサの周波数特性
P、P1〜P4 パルサの周波数特性
B1〜FB3 バンドパスフィルタの周波数特性
H1〜FH3 ハイパスフィルタの周波数特性
1〜U3、U’1〜U’4 超音波の周波数特性

Claims (6)

  1. 生体の所要部に超音波を照射し、生体からのエコー信号を受信する超音波トランスデューサが先端に配設された超音波プローブと、前記エコー信号に基づいた超音波画像を表示する超音波観測器とから構成される超音波診断装置において、
    前記超音波観測器は、前記超音波トランスデューサを励振させるための駆動パルスを発する単極型のパルス発生手段と、
    前記超音波の周波数帯域幅およびピーク周波数を多段に変更する周波数特性変更手段とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記周波数特性変更手段は、前記超音波トランスデューサと前記パルス発生手段との間に接続され、ある特定の周波数帯域幅の出力のみを通過させる複数のバンドパスフィルタと、
    これらのバンドパスフィルタを選択的に切り替える切り替えスイッチとからなることを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記周波数特性変更手段は、前記超音波トランスデューサと前記パルス発生手段との間に接続され、ある特定の周波数帯域以上の出力のみを通過させる複数のハイパスフィルタと、
    これらのハイパスフィルタを選択的に切り替える切り替えスイッチと、
    前記駆動パルスのパルス幅を制御するパルス幅制御回路とからなることを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  4. 前記超音波トランスデューサとして、そのピーク周波数が半値幅の中間の周波数よりも大きい周波数特性を有するものを用い、
    前記周波数特性変更手段は、前記駆動パルスのパルス幅を制御するパルス幅制御回路であることを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  5. 前記超音波トランスデューサは、アレイ状に配列されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の超音波診断装置。
  6. 前記超音波プローブの先端には、生体内の観察部位の像光を取り込むための対物光学系と、
    前記像光を撮像して撮像信号を出力する撮像素子とを有する撮像装置が配設されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の超音波診断装置。
JP2005073775A 2005-03-15 2005-03-15 超音波診断装置 Pending JP2006255014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005073775A JP2006255014A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005073775A JP2006255014A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 超音波診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006255014A true JP2006255014A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37094857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005073775A Pending JP2006255014A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 超音波診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006255014A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018519081A (ja) * 2015-06-30 2018-07-19 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. インピーダンス整合構造を有する血管内超音波装置
US10595817B2 (en) 2012-05-25 2020-03-24 Fujifilm Corporation Ultrasound diagnostic device, ultrasound diagnostic method and ultrasound diagnostic program storage medium
US10631822B2 (en) 2012-05-25 2020-04-28 Fijifilm Corporation Ultrasound diagnostic device, ultrasound diagnostic method and ultrasound diagnostic program storage medium
JP2020518427A (ja) * 2017-04-03 2020-06-25 ヘルマン ウルトラシャルテクニーク ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲーHerrmann Ultraschalltechnik Gmbh & Co.Kg 2つのソノトロードを備える超音波工具及びその動作方法
US10874375B2 (en) 2010-06-30 2020-12-29 Fujifilm Corporation Ultrasound diagnostic device and ultrasound diagnostic method
US11471132B2 (en) * 2018-06-29 2022-10-18 Fujifilm Corporation Ultrasound diagnostic apparatus and operation method of ultrasound diagnostic apparatus

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10874375B2 (en) 2010-06-30 2020-12-29 Fujifilm Corporation Ultrasound diagnostic device and ultrasound diagnostic method
US10595817B2 (en) 2012-05-25 2020-03-24 Fujifilm Corporation Ultrasound diagnostic device, ultrasound diagnostic method and ultrasound diagnostic program storage medium
US10631822B2 (en) 2012-05-25 2020-04-28 Fijifilm Corporation Ultrasound diagnostic device, ultrasound diagnostic method and ultrasound diagnostic program storage medium
JP2018519081A (ja) * 2015-06-30 2018-07-19 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. インピーダンス整合構造を有する血管内超音波装置
JP2020518427A (ja) * 2017-04-03 2020-06-25 ヘルマン ウルトラシャルテクニーク ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲーHerrmann Ultraschalltechnik Gmbh & Co.Kg 2つのソノトロードを備える超音波工具及びその動作方法
US11471132B2 (en) * 2018-06-29 2022-10-18 Fujifilm Corporation Ultrasound diagnostic apparatus and operation method of ultrasound diagnostic apparatus
US11998396B2 (en) 2018-06-29 2024-06-04 Fujifilm Corporation Ultrasound diagnostic apparatus and operation method of ultrasound diagnostic apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11998396B2 (en) Ultrasound diagnostic apparatus and operation method of ultrasound diagnostic apparatus
JP4590293B2 (ja) 超音波観測装置
US20070232924A1 (en) Ultrasonic probe and ultrasonic diagnosing apparatus
JP2007068918A (ja) 超音波プローブ、および超音波診断装置
US20050203405A1 (en) Ultrasonic imaging method and apparatus
US11737731B2 (en) Ultrasound diagnostic apparatus and operation method of ultrasound diagnostic apparatus
EP2039297B9 (en) Ultrasound diagnostic apparatus
JP7265593B2 (ja) 超音波システム、及び、超音波画像生成方法
JP2007229015A (ja) 超音波観測装置
US7632233B2 (en) Ultrasonic endoscope and ultrasonic endoscopic apparatus
JP2006255014A (ja) 超音波診断装置
US20230148999A1 (en) Ultrasound diagnostic apparatus and operation method of ultrasound diagnostic apparatus
JP4382382B2 (ja) 超音波診断装置及び超音波プローブ
JP2005342141A (ja) 超音波送信方法及び超音波送受信方法、並びに、超音波送受信装置
JPH07163559A (ja) 超音波診断装置の超音波スキャナ
WO2023047891A1 (ja) 超音波内視鏡システム、及び超音波内視鏡システムの作動方法
WO2023047876A1 (ja) 超音波診断システム、及び超音波診断システムの作動方法
JP2005253828A (ja) 超音波撮像装置
JP2021023729A (ja) 超音波観察ユニット、超音波診断装置、超音波振動子の駆動方法、超音波振動子の駆動プログラム
JPH04210053A (ja) 超音波観測装置
JPH0538338A (ja) 超音波診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070111