JP2006254699A - 減磁装置、永久磁石を有する製品の解体装置、減磁方法、永久磁石を有する製品の解体方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 永久磁石を有するモータの巻線の少なくとも2つの端子間に高周波電圧を印加して永久磁石を減磁するようにした。また、解体装置の各部に永久磁石を減磁する減磁部を設けて減磁するようにした。
【選択図】 図7
Description
図1は一般的な3相4極の永久磁石を有するモータの構造の一例を示す断面図である。図において、1は内周面に軸方向へ延びる複数のスロット2a、2b、2c、2d、2e、2fが設けられている円筒状のステータコアであり、スロット2a、2b、2c、2d、2e、2fの各隣接するスロット間にはティース部3a、3b、3c、3d、3e、3fが形成されている。4はティース部3a、3b、3c、3d、3e、3fに直接巻き付けられている巻線である。5はステータコア1及びコイル4を有するステータである。
図14は、この発明の実施の形態2を表す永久磁石を有する製品を破砕する解体(破砕)装置の簡略図である。図において、21は圧縮機などの製品を投入するための投入口、22は投入口21に投入された製品を砕いて破砕するための刃部を有するローラ状の破砕部、23は破砕部22によって破砕された破砕片を排出する排出口、24は排出された破砕片を収容するため収容部、25aは、破砕部22の近傍でたとえば破砕部22の上部に取り付けられ破砕部22と略直行する方向に磁界を印加するための第1コイル、25bは収容部24の近傍たとえば収容部24の下部に取り付けられ、収容部と略直交する方向に磁界を印加するための第2コイル、11はコイル25a、25bの各端子に接続され電力を供給する電源、112は、各端子に供給する電圧の大きさ、周波数、印加時間を制御する制御手段、20は解体(破砕)装置であり、投入口21、破砕部22、排出口23、収容部24、コイル25a、25b、電源11などで構成されている。
Claims (14)
- 高周波電圧を発生させる高周波電源と、前記高周波電源より発生した高周波電圧を永久磁石を有するモータの巻線の少なくとも2つの端子間に印加する電圧印加手段と、前記電圧印加手段により印加される電圧の大きさあるいは電圧の周波数あるいは電圧印加時間のうち少なくとも1つを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段により制御された電圧を印加することによって前記モータを加熱して前記永久磁石を減磁するようにしたことを特徴とする減磁装置。
- 容器内部に収納された永久磁石形モータに通電するため前記容器に設けられた密封端子を有する圧縮機と、前記密封端子の少なくとも2つの端子間に前記容器の外部より高周波電圧を印加する電圧印加手段と、前記電圧印加手段により印加される電圧の大きさ、電圧の周波数、電圧印加時間のうち少なくとも1つを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段により制御された電圧を印加することによって前記モータを加熱して前記永久磁石を減磁するようにしたことを特徴とする減磁装置。
- 印加する電圧の周波数を可変にする可変周波数制御手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の減磁装置。
- モータの温度を検知する温度検知手段を備え、前記温度検知手段により検知されたモータの温度が予め設定された温度になった場合に電圧の印加を停止するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの1項に記載の減磁装置。
- モータの巻線の抵抗値を検知する抵抗検知手段と、前記抵抗検知手段により検知された抵抗値をもとにモータの温度を推定する温度推定手段と、を備え、前記温度推定手段により推定された前記モータの温度が予め設定された温度以上になった場合に電圧の印加を停止するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの1項に記載の減磁装置。
- 永久磁石を有する製品を破砕する破砕部と、前記破砕部に付着した永久磁石を有する破砕片を加熱して前記破砕片の永久磁石を熱的に減磁する熱減磁あるいは前記破砕部に付着した永久磁石を有する破砕片に磁界を与えて前記破砕片の永久磁石を電気的に減磁する電気減磁のうちの少なくともいずれか一方を行う減磁部と、を備えたことを特徴とする永久磁石を有する製品の解体装置。
- 永久磁石を有する製品を破砕する破砕部と、前記破砕部で破砕された破砕片を排出する排出口と、前記排出口より排出された破砕片を収容する収容部と、前記収容部に付着あるいは収容された永久磁石を有する破砕片を加熱して前記破砕片の永久磁石を熱的に減磁する熱減磁部あるいは前記収容部に付着あるいは収容された永久磁石を有する破砕片に磁界を与えて前記破砕片の永久磁石を電気的に減磁する電気減磁部のうちの少なくとも一方と、を備えたことを特徴とする永久磁石を有する製品の解体装置。
- 収容部あるいは前記収容部近傍に設けられたコイルに時間と共に減衰する交流電圧を印加して前記破砕部に付着した前記永久磁石の破砕片に磁界を与える減磁部を備えたことを特徴とする請求項7に記載の永久磁石を有する製品の解体装置。
- 破砕部で破砕した破砕片を収容する収容部を非磁性体材料で構成したことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の永久磁石を有する製品の解体装置。
- 破砕部あるいは前記破砕部近傍に設けられたコイルに時間と共に減衰する交流電圧を印加して前記破砕部に付着した前記永久磁石の破砕片に磁界を与える減磁部を備えたことを特徴とする請求項6乃至請求項9のうちの一項に記載の永久磁石を有する製品の解体装置。
- 永久磁石を有するモータの巻線の少なくとも2つの端子間に高周波電圧を印加する高周波電圧印加ステップと、前記高周波電圧印加ステップにより高周波電圧を前記モータに印加することによって前記モータを加熱するモータ加熱ステップと、を備え、前記モータの永久磁石が減磁されるまでの間前記モータを加熱するようにしたことを特徴とする減磁方法。
- 容器内部に収納された永久磁石形モータの巻線に通電するため前記容器に設けられた密封端子に前記容器外部から高周波電圧を引加する電圧印加ステップと、前記電圧印加ステップにより電圧を前記密封端子に印加することによって前記容器内部のモータを加熱する加熱ステップと、前記加熱ステップにより加熱された前記モータの巻線の抵抗値を検知する抵抗検知ステップと、前記抵抗検知ステップにて検知された巻線の抵抗値からモータの温度を推定する温度推定ステップと、を備え、前記温度推定ステップにより推定された温度に基づいて高周波電圧の印加時間を制御するようしたことを特徴とする減磁方法。
- 永久磁石を有する製品を投入する投入ステップと、前記投入ステップにより投入された製品を破砕する破砕ステップと、前記破砕ステップにより破砕された破砕片を排出する排出ステップと、前記排出ステップにより排出された前記破砕片を収容する収容ステップと、を備え、前記破砕ステップ以降に前記破砕片を加熱して前記破砕片の永久磁石を減磁する加熱ステップあるいは前記破砕片に磁界を与えて前記破砕片の永久磁石を減磁する磁界付与ステップのうち少なくとも一方のステップを有したことを特徴とする永久磁石を有する製品の解体方法。
- 解体装置に設けられたコイルに時間と共に減衰する交流電圧を印加する電圧印加ステップを備え、前記電圧印加ステップにて前記コイルに電圧を印加することによって破砕片に磁界を与えて前記永久磁石を減磁させるようにしたことを特徴とする請求項13に記載の永久磁石を有する製品の解体方法。
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