JP2006253788A - サービスローミング方法及び無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無線装置の移動に伴って通信ネットワークに接続するための通信サービス提供者及びそのアクセスポイントを変更する必要がある場合に、簡便な操作で同一の通信ネットワークに継続的に接続できるようにする。
【解決手段】 無線装置のメモリに、接続の可能性がある通信サービス提供者の国情報、識別情報、サービス名称及びアクセスポイントのアドレスを含むテーブルを格納しておく。1の通信サービス提供者のこれらの情報が書き込まれた外部記憶媒体を無線装置に取り付けて、まず国情報を読み取り、テーブルに含む国情報のいずれかに一致すれば次に識別情報を読み取る。テーブルに含む識別情報のいずれかに一致すればそのサービス名称をテーブルから読み出して無線装置の表示部に表示し、さらにテーブルから読み出したそのアクセスポイントのアドレスに無線装置の接続先として設定する。
【選択図】 図3

Description

本発明はサービスローミング方法及び無線装置に係り、特に外部記憶媒体から無線装置に読み取った通信サービス提供者の情報を予め無線装置のメモリに格納した情報と照合してアクセスポイントを選択するサービスローミング方法及び当該無線装置に関する。
携帯電話機に代表される無線装置の用途は、音声通信及び電子メールにとどまらず、インターネットを介した各種情報サービスの利用にまで拡大している。しかし従来の無線装置の多くは、インターネット接続が可能な機種であっても、通信サービス提供者及びそのアクセスポイントが固定されている。また、それらを変更することが可能であっても、変更先のアクセスポイントのアドレスの情報をダウンロードしたり、マニュアル入力したりするために一連の操作を要するという不便がある。
このため、無線装置の利用者が地理的に異なる範囲をカバーする2以上の通信サービス提供者のカバー範囲間を行き来する場合、インターネット接続におけるいわゆるサービスローミング(1台の無線装置を複数の通信サービスに対応させる切り換え使用)が可能であっても、その利点が十分生かせないという問題がある。
無線装置のサービスローミングの方法として、無線装置を動作させるために装着する加入者識別情報を書き込んだ外部記憶媒体を差し替える方法が知られている。この方法はGSM(Global System for Mobile Communications)規格において実施され、いわゆる第3世代移動通信の規格にもその概念が引き継がれている。
例えばGSM規格に定められた外部記憶媒体は、SIM(Subscriber Identity Module)カードと呼ばれるICカードであり、加入者電話番号、通信サービス提供者の国情報及び識別情報、アクセスポイントのアドレス等の情報が書き込まれている。また、第3世代移動通信においては、USIM(User Subscriber Identity Module)カードが外部記憶媒体として規格化されている。
SIMカードを取り付けた携帯電話機と情報端末(PDA等)とを接続し、当該情報端末において、SIMカードに書き込まれた国情報に基づく表示言語の設定、同じく通信サービス提供者の識別情報に基づく提供サービス利用プログラムの有無の判断、無の場合にダウンロード要求の発信等を行うという技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、携帯電話機のメモリに各種動作の条件(例えば着信音の種類、音量、着信拒否の条件等)を複数通り記憶させ、装着されたUSIMカードに書き込まれた識別に従って選んだ1の条件に従って携帯電話機の動作を設定するという技術も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−134257号公報(第2乃至7ページ、図3) 特開2002−368871号公報(第2乃至5ページ、図1)
無線装置の利用者にとっては、移動に伴って通信サービス提供者及びそのアクセスポイントを変更する必要がある場合でも、例えば適切な情報が書き込まれた外部記憶媒体を選んで装着するだけで済むような、できるだけ簡便な操作で同一のインターネット接続サービスを継続的に受けられることが有益である。さらに、外部記憶媒体に書き込まれた情報が適切でない場合にも、次善の対処として最小限の付加的な操作で同様の効果が得られることが有益である。
これに対して、上述した特許文献1に開示された技術は、サービス利用プログラムのダウンロード要求のようにある程度の手順を経て操作が行われることを前提としており、そのために携帯電話機よりも大画面を有して操作がしやすいPDAを構成に加えている。また、上述した特許文献2に開示された技術は、無線装置の内部的な動作条件を外部記憶媒体に書き込まれた情報に従って設定するものであるから、通信サービス提供者との関係によって決まる外部的な条件を反映させたり、外部記憶媒体に書き込まれた情報が適切でない場合に次善の対処をしたりすることができない。
このように、無線装置に外部記憶媒体を取り付けてインターネット接続の条件を変更したり、無線装置の内部的な動作条件を設定したりする従来の技術では、移動に伴って通信サービス提供者及びそのアクセスポイントを変更する必要がある場合に、できるだけ簡便な操作で同一のインターネット接続サービスを継続的に受けられるようにすることはできないという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、面倒な操作を省いてアクセスポイントを設定することのできるサービスローミング方法、及びこの方法を実施する無線装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のサービスローミング方法は、予め選択された通信サービス提供者の国情報を外部記憶媒体から無線装置に読み取って、前記無線装置のメモリに格納された通信サービス提供者の国情報と比較し、前記読み取られた国情報に一致する国情報が見出されたとき、前記外部記憶媒体から前記無線装置に読み取った前記予め選択された通信サービス提供者の識別情報と、前記メモリに格納されかつ前記読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者の識別情報とを比較し、前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されたとき、前記一致する識別情報を有する通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを前記メモリから読み出して前記無線装置の接続先として設定することを特徴とする。
また、本発明の無線装置は、通信サービス提供者の国情報、識別情報及びアクセスポイントのアドレスを含むテーブルを格納可能に構成されたメモリと、外部記憶媒体に書き込まれた情報を読み取る読み取り部と、表示部と、制御部とを備え、前記制御部は、予め選択された通信サービス提供者の国情報を、外部記憶媒体から前記読み取り部により読み取って、前記メモリに格納されたテーブルに含まれた国情報と比較し、前記読み取られた国情報に一致する国情報が見出されたとき、前記予め選択された通信サービス提供者の識別情報を前記外部記憶媒体から前記無線装置に読み取って、前記テーブルに含まれると共に前記読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者の識別情報と比較し、前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されたとき、前記テーブルから読み出した、前記一致する識別情報を有する通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを接続先として設定することを特徴とする。
本発明によれば、利用者にわかりやすく、かつ、簡便な操作のみで所望の接続をすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、図1乃至図4を参照して、本発明の実施例1を説明する。図1は、本発明の実施例1に係る無線装置、通信サービス提供者の地理的サービス範囲及びアクセスポイント、並びに通信ネットワークの関係概念を表す図である。1は当該無線装置である。図中に表された通信サービス提供者Aが地理的にカバーするサービス範囲2、通信サービス提供者Bが地理的にカバーするサービス範囲3及び通信サービス提供者Cが地理的にカバーするサービス範囲4を含む地理的範囲にわたって、無線装置1を移動させて使用することができるものとする。図中の破線両向きの矢印は、このことを表す。
通信サービス提供者A、B及びCは、地理的にカバーするサービス範囲は互いに異なるが、共通の通信ネットワーク5を介するサービスを利用者に提供することができるものとする。
20は無線装置1が通信ネットワーク5に接続するための、通信サービス提供者Aのアクセスポイントである。無線装置1がサービス範囲2にあるときは、アクセスポイント20を通じて通信ネットワーク5に接続し、通信ネットワーク5に接続された各種の情報サービス提供者(図示せず。)から情報のダウンロードを含む情報サービスを受けることができる。
無線装置1は同様にして、通信サービス提供者Bのサービス範囲3にあるときはアクセスポイント30を通じて通信ネットワーク5に接続することができる。また、通信サービス提供者Cのサービス範囲4にあるときは、アクセスポイント40を通じて通信ネットワーク5に接続することができる。
図2は、本発明の実施例1に係る無線装置1の主要な構成を表すブロック図である。図中の11はアンテナであり、12は送受信部である。無線装置1は、アンテナ11及び送受信部12により、図示しない通信サービス提供者A(又はB若しくはC)の移動通信網を介してアクセスポイント20(又はアクセスポイント30若しくはアクセスポイント40)に接続するための信号を送受信することができる。無線装置1はまた、図示しない通信サービス提供者A(又はB若しくはC)の移動通信網、アクセスポイント20(又はアクセスポイント30若しくはアクセスポイント40)及び通信ネットワーク5を介して、通信ネットワーク5に接続された各種の情報サービス提供者から情報のダウンロードを含む情報サービスを受けるための信号を送受信することができる。
無線装置1はメモリ13を備え、これに通信サービス提供者A、B及びCそれぞれの国情報、事業者を識別する識別情報、サービスの名称並びにアクセスポイント20、30及び40のアドレスを含むテーブルを格納することができる。当該テーブルについて、図3を参照して説明する。図3は、当該テーブルのエントリーのうち、通信サービス提供者A、B及びCに関する内容を説明する図である。
図3によれば、通信サービス提供者Aについては、国情報が“LLLL”、識別情報が“PPPP”、アクセスポイントのアドレスが“XXXX”であるものとしている。通信サービス提供者Bについては、国情報が“MMMM”、識別情報が“QQQQ”、アクセスポイントのアドレスが“YYYY”であるものとしている。通信サービス提供者Cについては、国情報が“NNNN”、識別情報が“RRRR”、アクセスポイントのアドレスが“ZZZZ”であるものとしている。これらの内容は、説明の便宜上仮に与えたものである。
また、サービス名称は、通信サービス提供者A、B及びC共通に、“DOTCOMM”であるものとしている。このサービス“DOTCOMM”は、通信ネットワーク5に接続することにより受けられる情報提供サービスを包括的に表す。当該テーブルには、通信サービス提供者A、B又はC以外の通信サービス提供者に関するエントリーを書き込むことができるが、図3では省略している。
次に図2に戻って無線装置1の構成を続いて説明する。無線装置1は読み取り部14を備え、これに取り付けた外部記憶媒体15に書き込まれた情報を読み取ることができる。外部記憶媒体15には、1の通信サービス提供者(A、B若しくはC又はそれら以外)の国情報及び識別情報が書き込まれている。読み取り部14に取り付けられた外部記憶媒体15にこれらの情報が書き込まれた通信サービス提供者は、利用者によって予め選択されたものといえるから、「予め選択された通信サービス提供者」と呼ぶ。
無線装置1は表示部16を備え、これにメモリ13から読み出したテーブルの内容や、一連の操作メニューを表示することができる。無線装置1は操作部17を備え、これを介して利用者の操作を受けることができる。無線装置1は制御部18を備え、制御部18は共通バス19を通してこれに接続された送受信部12、メモリ13、読み取り部14、表示部16及び操作部17に対する動作の指示及び監視を行う。制御部18は例えばマイクロプロセッサにより構成され、これらの動作の指示及び監視を一連のプログラムの下に順序付けて行うことにより、以下に説明する無線装置1の動作を制御する。
次に図4を参照して、本発明の実施例1に係るサービスローミング方法及び無線装置1の動作を説明する。図4は、実施例1に係るサービスローミング方法(及び当該方法に係る無線装置1の動作)のフローチャートである。
外部記憶媒体15が読み取り部14に取り付けられた状態で、図4における処理が開始される(“START”)。なお、この処理の開始は、操作部17において通信ネットワーク5への接続操作又はその準備操作がされるように設定することが可能である。制御部18は読み取り部14を制御して、予め選択された1の通信サービス提供者の国情報を読み取る(ステップS1)。読み取られた国情報が、メモリ13に格納され図3に表されたテーブルに含まれた国情報のいずれかに一致するときは(ステップS2の“YES”)、制御部18は読み取り部14を制御して、予め選択された通信サービス提供者の識別情報を読み取る(ステップS3)。
読み取られた識別情報が、上記のテーブルに含まれステップS2において一致した国情報を持つ通信サービス提供者の識別情報に一致するときは(ステップS4の“YES”)、制御部18は上記のテーブルから当該識別情報の一致した通信サービス提供者のサービス名称を読み出して、表示部16に表示する(ステップS5)。制御部18はまた、上記のテーブルから当該識別情報の一致した通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを読み出して、通信ネットワーク5に接続するために送受信部12及びアンテナ11を通して送信する信号の宛先として設定する(ステップS6)。なお、サービス名称の表示が必要とされないならばステップS5を省略することもできる。
一例として、通信サービス提供者Aが予め選択されたと仮定すると、ステップS1では外部記憶媒体15から国情報“LLLL”が読み取られる。これが上記のテーブルに含まれた国情報の一つに一致するから、ステップS3では外部記憶媒体15から識別情報“PPPP”が読み取られる。これが上記のテーブルに含まれ国情報が一致した1の通信サービス提供者の識別情報に一致するから、制御部18は上記のテーブルから当該識別情報の一致した通信サービス提供者Aのサービス名称“DOTCOMM”を読み出して、表示部16に表示する。
また、制御部18は上記のテーブルから通信サービス提供者Aのアクセスポイントのアドレス“XXXX”を読み出して、通信ネットワーク5に接続するために送信する信号の宛先として設定する。その結果、操作部17において通信ネットワーク5に接続する操作を行う準備が整ったところで、この処理を終了する(“END”)。
記憶媒体15から読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者が上記のテーブルから見出されないとき(ステップS2の“NO”)、又は見出された場合でもその中に記憶媒体15から読み取られた識別情報に一致する識別情報を有するものが見出されないとき(ステップS4の“NO”)は、処理を終了する。この場合に、例えば国情報又は識別情報の一致が得られなかったことを表示部16に表示してもよい。これは、予めなされた通信サービス提供者の選択が適切でなかったと考えられる場合である。したがって、記憶媒体15を別の通信サービス提供者のものに代えて読み取り部14に取り付け、改めて図4の処理を開始することができる。
以上説明したとおり、上記のテーブルに含まれた1の通信サービス提供者の国情報及び識別情報が書き込まれた外部記憶媒体15を読み取り部14に取り付けて処理を開始する操作を行うだけで、所望のサービス名称が表示部16に表示されると共に、無線装置1を通信ネットワーク5に接続するためのアクセスポイントのアドレスが設定される。
本発明の実施例1によれば、利用者にわかりやすい簡便な操作のみで、所望のサービスを提供する通信ネットワークに対して無線装置を接続することができる。
以下、図5を参照して、本発明の実施例2を説明する。なお、実施例2に係る無線装置、通信サービス提供者の地理的サービス範囲及びアクセスポイント、並びに通信ネットワークの関係は、実施例1と同じとする。また、実施例2に係る無線装置1の構成も、実施例1と同じとする。さらに、無線装置1のメモリ13に格納された通信サービス提供者の情報を含むテーブルも、実施例1と同じとする。したがって、実施例2においても図1乃至図3を適宜参照する。
図5は、実施例2に係るサービスローミング方法(及び当該方法に係る無線装置1の動作)のフローチャートである。実施例1と同様に、外部記憶媒体15が読み取り部14に取り付けられた状態で処理が開始されて(“START”)以降の、ステップS11、ステップS12の“YES”、ステップS13、ステップS14の“YES”、ステップS15及びステップS16からなる処理のフローは、図4のステップS1、ステップS2の“YES”、ステップS3、ステップS4の“YES”、ステップS5及びステップS6からなる処理のフローと同じであるから、説明は省略する。
記憶媒体15から読み取られた国情報が上記のメモリ13に格納されたテーブルに含まれた国情報のいずれにも一致しないとき(ステップS12の“NO”)、制御部18はアクセスポイントのアドレスが操作部17における操作により入力されるのを待つと共に、入力待ちであることを表示部16に表示する(ステップS17)。制御部18は、アクセスポイントのアドレスが操作部17から入力される(ステップS18)と、その入力されたアドレスを通信ネットワーク5に接続するために送信する信号の宛先として設定する(ステップS16)。
この結果、予めなされた通信サービス提供者の選択が適切でなかったことが国情報の不一致から明らかになった場合に、利用者が接続すべき通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを知っているならば、そのアドレスを操作入力することによって当該アクセスポイントへの接続が可能になる。
ステップS14において、外部記憶媒体15から読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者が上記のテーブルから見出されたが、その中に記憶媒体15から読み取られた識別情報に一致する識別情報を有するものが見出されないとき(ステップS14の“NO”)は、処理を終了する。
本発明の実施例2によれば、予めなされた通信サービス提供者の選択が適切でなかったことが国情報の不一致から明らかになった場合、アクセスポイントのアドレスの入力操作によって通信ネットワークへ接続できる可能性があるという、付加的な効果が得られる。
以下、図6を参照して、本発明の実施例3を説明する。なお、実施例3に係る無線装置、通信サービス提供者の地理的サービス範囲及びアクセスポイント、並びに通信ネットワークの関係は、実施例1と同じとする。また、実施例3に係る無線装置1の構成も、実施例1と同じとする。さらに、無線装置1のメモリ13に格納された通信サービス提供者の情報を含むテーブルも、実施例1と同じとする。したがって、実施例3においても図1乃至図3を適宜参照する。
図6は、実施例3に係るサービスローミング方法(及び当該方法に係る無線装置1の動作)のフローチャートである。実施例1と同様に、外部記憶媒体15が読み取り部14に取り付けられた状態で処理が開始されて(“START”)以降の、ステップS21、ステップS22の“YES”、ステップS23、ステップS24の“YES”、ステップS25及びステップS26からなる処理のフローは、図4のステップS1、ステップS2の“YES”、ステップS3、ステップS4の“YES”、ステップS5及びステップS6からなる処理のフローと同じであるから、説明は省略する。
記憶媒体15から読み取られた国情報が上記のメモリ13に格納されたテーブルに含まれた国情報のいずれにも一致しないとき(ステップS22の“NO”)、制御部18は上記のテーブルに格納された各通信サービス提供者のサービス名称等の情報を表示部16に表示し、1の通信サービス提供者が操作部17における操作により選択されるのを待つ(ステップS27)。無線装置1が、表示部16に表示される階層化されたメニュー画面を順次たどるようにして操作部17から操作されるように構成されている場合、この処理のフローは、例えば上記の国情報の不一致が検出された後にいずれかの階層のメニュー画面を表示部16に表示した後上述した選択待ちの画面表示に至るようにすることができる。
1の通信サービス提供者が選択される(ステップS28)と、制御部18はそのアクセスポイントのアドレスを上記のテーブルから読み出して、通信ネットワーク5に接続するために送信する信号の宛先として設定する(ステップS26)。この結果、予めなされた通信サービス提供者の選択が適切でなかったことが国情報の不一致から明らかになった場合に、利用者が接続すべき通信サービス提供者又はそのサービス名称を認識しているならば、それを選択する操作をすることによって当該通信サービス提供者のアクセスポイントへの接続が可能になる。
ステップS24において、外部記憶媒体15から読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者が上記のテーブルから見出されたが、その中に記憶媒体15から読み取られた識別情報に一致する識別情報を有するものが見出されないとき(ステップS24の“NO”)は、処理を終了する。
本発明の実施例3によれば、予めなされた通信サービス提供者の選択が適切でなかったことが国情報の不一致から明らかになった場合、接続すべき通信サービス提供者又はそのサービス名称の選択操作によって通信ネットワークへ接続できる可能性があるという、付加的な効果が得られる。
以下、図7を参照して、本発明の実施例4を説明する。なお、実施例4に係る無線装置、通信サービス提供者の地理的サービス範囲及びアクセスポイント、並びに通信ネットワークの関係は、実施例1と同じとする。また、実施例4に係る無線装置1の構成も、実施例1と同じとする。さらに、無線装置1のメモリ13に格納された通信サービス提供者の情報を含むテーブルも、実施例1と同じとする。したがって、実施例4においても図1乃至図3を適宜参照する。
図7は、実施例4に係るサービスローミング方法(及び当該方法に係る無線装置1の動作)のフローチャートである。実施例1と同様に、外部記憶媒体15が読み取り部14に取り付けられた状態で処理が開始されて(“START”)以降の、ステップS31、ステップS32の“YES”、ステップS33、ステップS34の“YES”、ステップS35及びステップS36からなる処理のフローは、図4のステップS1、ステップS2の“YES”、ステップS3、ステップS4の“YES”、ステップS5及びステップS6からなる処理のフローと同じであるから、説明は省略する。
また、記憶媒体15から読み取られた国情報が上記のメモリ13に格納されたテーブルに含まれた国情報のいずれにも一致しないとき(ステップS32の“NO”)、アクセスポイントのアドレスが操作部17から入力されるのを待つ表示を行い(ステップS37)、その入力がされた(ステップS38)後、入力されたアドレスを接続先として設定する(ステップS36)という処理のフローは、実施例2で説明した図5のステップS17、ステップS18及びステップS16からなる処理のフローと同じである。
なお、記憶媒体15から読み取られた国情報が上記のメモリ13に格納されたテーブルに含まれた国情報のいずれにも一致しないとき(ステップS32の“NO”)は、ステップS37、S38及びS36を省いて、実施例1において図4を参照して説明したものと同様に処理を終了してもよい。あるいは、実施例3で説明した図6のステップS27、ステップS28及びステップS26からなる処理のフローと同様に、メモリ13のテーブルに格納された各通信サービス提供者のサービス名称等の情報を表示部16に表示して1の通信サービス提供者を選択させ、そのアクセスポイントのアドレスを接続先として設定するようにしてもよい。
ステップS34に戻り、外部記憶媒体15から読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者が上記のテーブルから見出されたが、その中に記憶媒体15から読み取られた識別情報に一致する識別情報を有するものが見出されないとき(ステップS34の“NO”)、制御部18はアクセスポイントのアドレスが操作部17における操作により入力されるのを待つと共に、入力待ちであることを表示部16に表示する(ステップS39)。制御部18は、アクセスポイントのアドレスが操作部17から入力される(ステップS40)と、その入力されたアドレスを通信ネットワーク5に接続するために送信する信号の宛先として設定する(ステップS36)。
この結果、予めなされた通信サービス提供者の選択が適切でなかったことが識別情報の不一致から明らかになった場合に、利用者が接続すべき通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを知っているならば、そのアドレスを操作入力することによって当該アクセスポイントへの接続が可能になる。
本発明の実施例4によれば、予めなされた通信サービス提供者の選択が適切でなかったことが識別情報の不一致から明らかになった場合、アクセスポイントのアドレスの入力操作によって通信ネットワークへ接続できる可能性があるという、付加的な効果が得られる。
以下、図8を参照して、本発明の実施例5を説明する。なお、実施例5に係る無線装置、通信サービス提供者の地理的サービス範囲及びアクセスポイント、並びに通信ネットワークの関係は、実施例1と同じとする。また、実施例5に係る無線装置1の構成も、実施例1と同じとする。さらに、無線装置1のメモリ13に格納された通信サービス提供者の情報を含むテーブルも、実施例1と同じとする。したがって、実施例5においても図1乃至図3を適宜参照する。
図8は、実施例5に係るサービスローミング方法(及び当該方法に係る無線装置1の動作)のフローチャートである。実施例1と同様に、外部記憶媒体15が読み取り部14に取り付けられた状態で処理が開始されて(“START”)以降の、ステップS41、ステップS42の“YES”、ステップS43、ステップS44の“YES”、ステップS45及びステップS46からなる処理のフローは、図4のステップS1、ステップS2の“YES”、ステップS3、ステップS4の“YES”、ステップS5及びステップS6からなる処理のフローと同じであるから、説明は省略する。
また、記憶媒体15から読み取られた国情報が上記のメモリ13に格納されたテーブルに含まれた国情報のいずれにも一致しないとき(ステップS42の“NO”)、メモリ13のテーブルに格納された各通信サービス提供者のサービス名称等の情報を表示部16に表示して(ステップS47)1の通信サービス提供者を選択させ(ステップS48)、そのアクセスポイントのアドレスを接続先として設定する(ステップS46)という処理のフローは、実施例3で説明した図6のステップS27、ステップS28及びステップS26からなる処理のフローと同じである。
なお、記憶媒体15から読み取られた国情報が上記のメモリ13に格納されたテーブルに含まれた国情報のいずれにも一致しないとき(ステップS42の“NO”)は、図4(実施例1)と同様に処理を終了してもよい。あるいは、実施例2で説明した図5のステップS17、ステップS18及びステップS16からなる処理のフローと同様に、アクセスポイントのアドレスが操作部17から入力されるのを待つ表示を行い、入力されたアドレスを接続先として設定するようにしてもよい。
ステップS44において、外部記憶媒体15から読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者が上記のテーブルから見出されたが、その中に記憶媒体15から読み取られた識別情報に一致する識別情報を有するものが見出されないとき(ステップS44の“NO”)、制御部18は上記のテーブルに格納された各通信サービス提供者のサービス名称等の情報を表示部16に表示し、1の通信サービス提供者が操作部17における操作により選択されるのを待つ(ステップS49)。無線装置1が、表示部16に表示される階層化されたメニュー画面を順次たどるようにして操作部17から操作されるように構成されている場合、この処理のフローは、例えば上記の識別情報の不一致が検出された後にいずれかの階層のメニュー画面を表示部16に表示した後、上述した選択待ちの画面表示に至るようにすることができる。
1の通信サービス提供者が選択される(ステップS50)と、制御部18はそのアクセスポイントのアドレスを上記のテーブルから読み出して、通信ネットワーク5に接続するために送信する信号の宛先として設定する(ステップS46)。この結果、予めなされた通信サービス提供者の選択が適切でなかったことが識別情報の不一致から明らかになった場合に、利用者が接続すべき通信サービス提供者又はそのサービス名称を認識しているならば、それを選択する操作をすることによって当該通信サービス提供者のアクセスポイントへの接続が可能になる。
本発明の実施例5によれば、予めなされた通信サービス提供者の選択が適切でなかったことが識別情報の不一致から明らかになった場合、接続すべき通信サービス提供者又はそのサービス名称の選択操作によって通信ネットワークへ接続できる可能性があるという、付加的な効果が得られる。
以下、図9を参照して、本発明の実施例6を説明する。なお、実施例6に係る無線装置、通信サービス提供者の地理的サービス範囲及びアクセスポイント、並びに通信ネットワークの関係は、実施例1と同じとする。また、実施例6に係る無線装置1の構成も、実施例1と同じとする。さらに、無線装置1のメモリ13に格納された通信サービス提供者の情報を含むテーブルも、実施例1と同じとする。したがって、実施例6においても図1乃至図3を適宜参照する。
図9は、実施例6に係るサービスローミング方法(及び当該方法に係る無線装置1の動作)のフローチャートである。実施例1と同様に、外部記憶媒体15が読み取り部14に取り付けられた状態で処理が開始されて(“START”)以降の、ステップS51、ステップS52の“YES”、ステップS53、ステップS54の“YES”、ステップS55及びステップS56からなる処理のフローは、図4のステップS1、ステップS2の“YES”、ステップS3、ステップS4の“YES”、ステップS5及びステップS6からなる処理のフローと同じであるから、説明は省略する。
ステップS52において、記憶媒体15から読み取られた国情報が上記のメモリ13に格納されたテーブルに含まれた国情報のいずれにも一致しないとき(ステップS52の“NO”)、アクセスポイントのアドレスが操作部17から入力されるのを待つ表示を行い(ステップS57)、その入力がされた(ステップS58)後、入力されたアドレスを接続先として設定する(ステップS56)という処理のフローは、実施例2で説明した図5のステップS17、ステップS18及びステップS16からなる処理のフローと同じである。
なお、記憶媒体15から読み取られた国情報が上記のメモリ13に格納されたテーブルに含まれた国情報のいずれにも一致しないとき(ステップS52の“NO”)は、ステップS57、S58及びS56を省いて、実施例1で図4を参照して説明したのと同様に処理を終了してもよい。あるいは、実施例3で説明した図6のステップS27、ステップS28及びステップS26からなる処理のフローと同様に、メモリ13のテーブルに格納された各通信サービス提供者のサービス名称等の情報を表示部16に表示して1の通信サービス提供者を選択させ、そのアクセスポイントのアドレスを接続先として設定するようにしてもよい。
ステップS54において、外部記憶媒体15から読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者が上記のテーブルから見出されたが、その中に記憶媒体15から読み取られた識別情報に一致する識別情報を有するものが見出されないとき(ステップS54の“NO”)、制御部18はその時点で接続している通信サービス提供者(例えば、図1の通信サービス提供者A、B又はCのいずれか)のアクセスポイント(例えば、図1のアクセスポイント20、30又は40のいずれか)を通じて、移動に伴い通信サービス提供者及びそのアクセスポイントを変更して通信ネットワーク5に接続するために必要な情報(変更先の通信サービス提供者の識別情報、サービスの名称及びアクセスポイントのアドレスを含む)のダウンロードを要求する(ステップS59)。
当該ダウンロードの要求は、送受信部12及びアンテナ11から、当該接続している通信サービス提供者の移動通信網及びアクセスポイントを経て、通信ネットワーク5に接続されそれらの情報を提供する情報サービス提供者の1に宛てて送られる。要求に対して応答が得られた場合には、上記の接続変更に必要な情報が、上述した経路を逆にたどって無線装置1にダウンロードされる。制御部18はダウンロードされた情報に基づいて、上記のメモリ13に格納されたテーブルに書き込む(ステップS60)。
外部記憶媒体15から読み取られた通信サービス提供者の識別情報が上記の拡張されたテーブルに含まれ国情報が一致した通信サービス提供者の識別情報に一致するときは(ステップS61の“YES”)、制御部18は上記のテーブルから当該識別情報の一致した通信サービス提供者のサービス名称を読み出して、表示部16に表示する(ステップS55)。制御部18はまた、上記のテーブルから当該識別情報の一致した通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを読み出して、通信ネットワーク5に接続するために送受信部12及びアンテナ11を通して送信する信号の宛先として設定する(ステップS56)。
なお、ステップS55を省いてサービス名称を表示しないで済ませることもできる。その場合は、ステップS59においてサービスの名称のダウンロードを要求しないでもよい。
外部記憶媒体15から読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者が上記の拡張されたテーブルから見出されたが、その中に記憶媒体15から読み取られた識別情報に一致する識別情報を有するものが見出されないとき(ステップS61の“NO”)は、処理を終了する。この場合に、例えば国情報又は識別情報の一致が得られなかったことを表示部16に表示してもよい。処理の終了に代えて、実施例2で説明した図5のステップS17、ステップS18及びステップS16からなる処理のフローと同様に、アクセスポイントのアドレスが操作部17から入力されるのを待つ表示を行い、入力されたアドレスを接続先として設定するようにしてもよい。
上記のステップS61の“NO”の場合、実施例3で説明した図6のステップS27、ステップS28及びステップS26からなる処理のフローと同様に、メモリ13のテーブルに格納された各通信サービス提供者のサービス名称等の情報を表示部16に表示して1の通信サービス提供者を選択させ、そのアクセスポイントのアドレスを接続先として設定するようにしてもよい。
本発明の実施例6によれば、予めなされた通信サービス提供者の選択が適切でなかったことが識別情報の不一致から明らかになった場合、接続変更先の情報を通信ネットワークからダウンロードして追加することにより通信ネットワークに接続できる可能性があるという、付加的な効果が得られる。
本発明の実施例1に係る無線装置及び通信ネットワーク等の関係概念を表す図。 実施例1に係る無線装置の主要な構成を表すブロック図。 実施例1に係る無線装置のメモリに格納したテーブルの内容を説明する図。 実施例1に係るサービスローミング方法のフローチャート。 実施例2に係るサービスローミング方法のフローチャート。 実施例3に係るサービスローミング方法のフローチャート。 実施例4に係るサービスローミング方法のフローチャート。 実施例5に係るサービスローミング方法のフローチャート。 実施例6に係るサービスローミング方法のフローチャート。
符号の説明
1 無線装置
2 通信サービス提供者Aの地理的サービス範囲
20 通信サービス提供者Aのアクセスポイント
3 通信サービス提供者Bの地理的サービス範囲
30 通信サービス提供者Bのアクセスポイント
4 通信サービス提供者Cの地理的サービス範囲
40 通信サービス提供者Cのアクセスポイント
5 通信ネットワーク
11 アンテナ
12 送受信部
13 メモリ
14 読み取り部
15 外部記憶媒体
16 表示部
17 操作部
18 制御部
19 共通バス

Claims (16)

  1. 予め選択された通信サービス提供者の国情報を外部記憶媒体から無線装置に読み取って、前記無線装置のメモリに格納された通信サービス提供者の国情報と比較し、
    前記読み取られた国情報に一致する国情報が見出されたとき、前記外部記憶媒体から前記無線装置に読み取った前記予め選択された通信サービス提供者の識別情報と、前記メモリに格納されかつ前記読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者の識別情報とを比較し、
    前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されたとき、前記一致する識別情報を有する通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを前記メモリから読み出して前記無線装置の接続先として設定する
    ことを特徴とするサービスローミング方法。
  2. 前記読み取られた国情報に一致する国情報が見出されないとき、入力手段によって入力されたアドレスを前記無線装置の接続先として設定すること
    を特徴とする請求項1に記載のサービスローミング方法。
  3. 前記読み取られた国情報に一致する国情報が見出されないとき、前記メモリに含まれた通信サービス提供者を前記表示手段に表示し、該表示された通信サービス提供者の中から入力手段によって選択された通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを前記無線装置の接続先として設定することを特徴とする請求項1に記載のサービスローミング方法。
  4. 前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されたとき、さらに前記一致する識別情報を有する通信サービス提供者のサービスの名称を前記メモリから読み出して前記無線装置の表示手段に表示することを特徴とする請求項1に記載のサービスローミング方法。
  5. 前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されないとき、入力手段によって入力されたアドレスを前記無線装置の接続先として設定することを特徴とする請求項1に記載のサービスローミング方法。
  6. 前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されないとき、前記メモリに含まれた通信サービス提供者を前記表示手段に表示し、該表示された通信サービス提供者の中から入力手段によって選択された通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを前記無線装置の接続先として設定することを特徴とする請求項1に記載のサービスローミング方法。
  7. 前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されないとき、前記読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者の識別情報及びアクセスポイントのアドレスをダウンロードにより取得して前記メモリに書き込み、
    前記読み取られた識別情報と前記メモリに含まれ前記読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者の識別情報とを比較し、
    前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されたとき、前記メモリから読み出した、前記一致する識別情報を有する通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを前記無線装置の接続先として設定することを特徴とする請求項1に記載のサービスローミング方法。
  8. 前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されたとき、さらに前記一致する識別情報を有する通信サービス提供者のサービスの名称を前記メモリから読み出して前記無線装置の表示手段に表示することを特徴とする請求項7に記載のサービスローミング方法。
  9. 通信サービス提供者の国情報、識別情報及びアクセスポイントのアドレスを含むテーブルを格納可能に構成されたメモリと、
    外部記憶媒体に書き込まれた情報を読み取る読み取り部と、
    表示部と、
    制御部とを備え、前記制御部は、
    予め選択された通信サービス提供者の国情報を、外部記憶媒体から前記読み取り部により読み取って、前記メモリに格納されたテーブルに含まれた国情報と比較し、
    前記読み取られた国情報に一致する国情報が見出されたとき、前記予め選択された通信サービス提供者の識別情報を前記外部記憶媒体から前記無線装置に読み取って、前記テーブルに含まれると共に前記読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者の識別情報と比較し、
    前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されたとき、前記テーブルから読み出した、前記一致する識別情報を有する通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを接続先として設定する
    ことを特徴とする無線装置。
  10. 更に少なくとも文字を入力可能な入力手段を有し、
    前記制御部は、前記読み取られた国情報に一致する国情報が前記テーブルから見出されないとき、前記入力手段によって入力されたアドレスを接続先として設定することを特徴とする請求項9に記載の無線装置。
  11. 更に少なくとも表示された情報を選択できる入力手段を有し、
    前記制御部は、前記読み取られた国情報に一致する国情報が見出されないとき、前記テーブルに含まれた通信サービス提供者を前記表示部に表示し、前記表示部に表示された通信サービス提供者の中から前記入力手段によって選択された通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを接続先として設定することを特徴とする請求項9に記載の無線装置。
  12. 前記制御部は、前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されたとき、さらに前記一致する識別情報を有する通信サービス提供者のサービスの名称を前記表示部に表示することを特徴とする請求項9に記載の無線装置。
  13. 更に少なくとも文字入力可能な入力手段を有し、
    前記制御部は、前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されないとき、前記入力手段によって入力されたアドレスを接続先として設定することを特徴とする請求項9に記載の無線装置。
  14. 更に少なくとも表示された情報を選択できる入力手段を有し、
    前記制御部は、前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されないとき、前記テーブルに含まれた通信サービス提供者を前記表示部に表示し、前記入力手段によって選択された通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを接続先として設定することを特徴とする請求項9に記載の無線装置。
  15. 通信ネットワークのアクセスポイントに接続すると共に前記通信ネットワークから情報をダウンロードするための信号を送受信するアンテナ及び送受信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されないとき、前記読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者の識別情報及びアクセスポイントのアドレスを前記アンテナ及び送受信部を介してダウンロードすることにより取得して前記テーブルに書き込み、
    前記読み取られた識別情報と前記テーブルに含まれ前記読み取られた国情報に一致する国情報を有する通信サービス提供者の識別情報とを比較し、
    前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されたとき、前記テーブルから読み出した前記一致する識別情報を有する通信サービス提供者のアクセスポイントのアドレスを接続先として設定することを特徴とする請求項9に記載の無線装置。
  16. 前記制御部は、
    前記読み取られた識別情報に一致する識別情報が見出されたとき、前記テーブルから読み出した前記一致する識別情報を有する通信サービス提供者のサービスの名称を前記表示部に表示することを特徴とする請求項15に記載の無線装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011139219A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Nec Corp 移動通信システム及び通信方法、移動端末とそのプログラム

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