JP2006251532A - バックライト製造管理システム及びバックライト製造管理方法 - Google Patents

バックライト製造管理システム及びバックライト製造管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 製造コストの削減が実現できるバックライト製造管理システムを提供する。
【解決手段】 データ記録部24は、入力端末21から複数の発光デバイス集合体の光学特性が入力され、当該光学特性のデータを記録する。特性計算部25は、複数の発光デバイス集合体を合成した光学特性が所望の光学特性に近似するよう合成の光学特性を計算する。配置決定部26は、特性計算部25による計算結果に適合するように複数の発光デバイス集合体から最適な発光デバイス集合体を選択し、ランプユニット上での発光デバイス集合体の配置を決定する。出力部27は、配置決定部26による決定結果を出力する。読み取り部22は、発光デバイス集合体に付加された識別コードを読み取る。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像表示を行う液晶表示装置の液晶パネルを背面から照明するバックライトであって均一な色度や輝度を持つランプユニットを備えたバックライトの製造を管理するバックライト製造管理システム及びバックライト製造管理方法に関する。
例えば、液晶表示装置(Liquid Crystal Display:LCD)は、陰極線管(Cathode-Ray Tube:CRT)表示装置と比較して大型画面化、軽量化、薄型化、低電力消費化等が図られることから、例えば自発光型のPDP表示装置(Plasma Display Panel)等とともにテレビジョン受像機や各種のディスプレィ用に用いられるようになっている。液晶表示装置は、各種サイズの2枚の透明基板の間に液晶を封入し、電圧を印加することにより液晶分子の向きを変えて光透過率を変化させて所定の画像等を光学的に表示する液晶パネルを備える。
液晶表示装置は、液晶自体が発光体ではないために、液晶パネルに照明光を供給する光源部が備えられる。光源部としては、一般に液晶パネルに対して背面部の側方から照明光を供給するサイドライト方式や背面部から照明光を直接供給する直下型のバックライト方式が採用されている。
直下型のバックライト方式を採用した液晶表示装置はLCDパネル部とバックライトユニット部から構成される。液晶表示装置で均一な輝度、色度の表示画像を得るためには、バックライトユニットからの照射光が面状に均一な輝度、色度であることが必要である。
バックライトユニットはCCFL(冷陰極線管)やLED等の発光デバイスで構成される。発光デバイスで構成するランプユニットはG,B,Rを発光する発光デバイスを複数組み合わせ発光デバイス集合体を構成し白色光を合成する。しかし、発光デバイスの色度や輝度のばらつきにより発光デバイス集合体の色度や輝度には、ばらつきが発生する。
そこで、従来は、下記特許文献1に開示されている発光ダイオードの配列方法の如く、色度や輝度の近似した発光デバイス集合体を選別し組み合わせ、ランプユニットを構成していた。すなわち、この発光ダイオードの配列方法は、発光ダイオードの必要とする特性値の特性測定を行って測定された特性値を各発光ダイオード毎に記憶し、特性値を記憶した発光ダイオードを一時的に保管し、必要数の発光ダイオードがそろった時点で隣合う発光ダイオード毎に要求される特性値がほぼ同一となるように必要数の発光ダイオードを配列しなおすという方法である。
特開2004−047620号公報
ところで、従来の方法では、使用できる発光デバイス集合体が限定され、使用できない規格外発光デバイス集合体が大量に発生し製造コストの増大につながっていた。
課題をまとめると、バックライトは、ランプユニットごとに色度や輝度が異なっているので、液晶表示装置の表示画像が製品ごとにばらつき製品品質のばらつきとなっていた。また、製品品質を揃えることを目的に上記特許文献1のように、均一の光源を得るため、できるだけ近似した光学特性を持つ発光デバイスでランプユニットを構成しようとすると、発光デバイス集合体を色度や輝度別に選別、管理することになり、製造コストの削減が困難となる虞があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、製造コストの削減が実現できるバックライト製造管理システム及びバックライト製造管理方法の提供を目的とする。また、組み付け作業の生産性を向上できるバックライト製造管理システム及びバックライト製造管理方法の提供を目的とする。また、ランニングコストの削減が実現できるバックライト製造管理システム及びバックライト製造管理方法の提供を目的とする。
本発明に係るバックライト製造管理システムは、上記課題を解決するために、液晶パネルを背面から照明するバックライトの製造を管理するバックライト製造管理システムにおいて、バックライトを構成するランプユニットに配置する複数の発光デバイス集合体の各光学特性データを記録するデータ記録手段と、複数の発光デバイス集合体を合成して得られる光学特性が所望の光学特性に近似するよう合成の光学特性を上記データ記録手段に記録された各光学特性を用いて計算する特性計算手段と、上記特性計算手段による計算結果に適合するように複数の発光デバイス集合体から最適な発光デバイス集合体を選択し、ランプユニット上での発光デバイス集合体の配置を決定する配置決定手段と、上記配置決定手段による決定結果である製造管理情報を出力する出力手段とを備える。
このバックライト製造管理システムによれば、バックライトを製造する際に、LEDなど発光デバイスに色度や輝度のばらつきがあっても均一な色度や輝度を実現するべく発光デバイスの色度や輝度を測定し、データ記録手段により色度や輝度等の光学特性をデータとして記録し、特性計算手段が複数の発光デバイスの合成の色度や輝度が所望の色度や輝度に近似するよう合成の色度や輝度を計算し、配置決定手段が上記計算結果を実現すべく多数の発光デバイスから最適な発光デバイスを選択し、その配置を決定し、出力手段が外部に出力する。
本発明に係るバックライト製造管理方法は、上記課題を解決するために液晶パネルを背面から照明するバックライトの製造を管理するためのバックライト製造管理方法において、バックライトを構成するランプユニットに配置する複数の発光デバイス集合体の各光学特性データをデータ記録媒体に記録するデータ記録工程と、複数の発光デバイス集合体を合成して得られる光学特性が所望の光学特性に近似するよう合成の光学特性を上記データ記録工程によって上記データ記録媒体に記録された各光学特性データを用いて計算する特性計算工程と、上記特性計算工程による計算結果に適合するように複数の発光デバイス集合体から最適な発光デバイス集合体を選択し、ランプユニット上での発光デバイス集合体の配置を決定する配置決定工程と、上記配置決定工程による決定結果である製造管理情報を出力する出力工程とを備える。
このバックライト製造管理方法によれば、バックライトを製造する際に、LEDなど発光デバイスに色度や輝度のばらつきがあっても均一な色度や輝度を実現するべく発光デバイスの色度や輝度を測定し、データ記録工程により色度や輝度等の光学特性をデータとして記録し、特性計算工程が複数の発光デバイスの合成の色度や輝度が所望の色度や輝度に近似するよう合成の色度や輝度を計算し、配置決定工程が上記計算結果を実現すべく多数の発光デバイスから最適な発光デバイスを選択し、その配置を決定し、出力工程が外部に出力する。
また、発光デバイス集合体には識別コードが付され、識別コードと光学特性データ(色度や輝度データ)が関連づけられて記録されており識別コードを読み取り手段により読み取ると、その配置が指示される。
このとき、指示はモニターに表示され、指示書などで指示され人手により実現される場合と、電気信号により指示され機械装置により実現される場合がある。
また、バックライト組立工程において、発光デバイス集合体を含む各部品および半製品にも識別コードが付され生産データと関連づけられ記録されることで製造履歴が管理でき、製品の製造諸条件、例えば部品の生産ロットを照会することが可能で、生産時の指示と製造履歴管理ができる。
本発明に係るよれば、異なった光学特性(色度や輝度)をもつ発光デバイス集合体でランプユニットが製造できるので、使用可能な発光デバイス集合体の選択が大幅に増加し、発光デバイス集合体の不良数が減少し製造コストが削減できる。また、発光デバイス集合体取り付けの指示がモニターに表示されるので、人手による組み付け作業の生産性が大幅に向上する。また、発光デバイス集合体の配置を入力手段(読み取り手段)により再確認できるので、取付間違いを未然防止することが可能である。
また、機械装置による自動化が可能なので、生産性向上と配置間違いによる不良品発生を低減させることが可能である。さらに、発光デバイス集合体を選別して在庫、保管することが少なくなるので、ランニングコストが大幅に削減できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。この実施の形態は、画像表示を行う液晶表示装置の液晶パネルを背面から照明するバックライトであって均一な色度や輝度を持つランプユニットを備えたバックライトの製造を管理するためのバックライト製造管理システムである。
このバックライト製造管理システムは、後述する発光デバイス集合体を発光デバイス集合体取り付けフレーム上に配置してランプユニットを形成するための情報(製造管理情報)を出力する。この製造管理情報に基づいて、作業者が発光デバイス集合体を発光デバイス集合体取り付けフレームに配置し、それを固定することで、ランプユニットを製造することができる。また、上記製造管理情報を電気信号として受信した組み立て機械装置にて発光デバイス集合体を後述する保管庫から取り出し、発光デバイス集合体取り付けフレームに配置し、それを固定することで自動的にランプユニットを製造することもできる。
バックライト製造管理システムは、従来のように、色度や輝度の近似した発光デバイスの集合体を選別し組み合わせるための情報を出力するのではなく、色度や輝度にばらつきがある発光デバイス集合体を用いてランプユニットを製造するための製造管理情報を出力するところに特徴がある。
先ず、バックライト製造管理システムによって製造されるバックライトが液晶表示装置のどの部分で用いられるのか、またバックライトはどのような構造であるのかを説明しておく。
図1には、直下型のバックライト方式を採用した液晶モジュールの概略構造を示す。液晶モジュールはLCDパネル部1とバックライトユニット部7から構成される。LCDパネル部1は偏光板2、ガラス基板(CF側)3、カラー液晶4、ガラス基板(TFT側)5、偏光板6からなる。バックライトユニット部7は拡散板8、レンズシート9等の光学系、ランプユニット10からなる。
ランプユニット10は、図2に示すごとく、発光デバイス集合体取り付けフレーム11上に複数の発光デバイス集合体12を配置し、固定してなる。図2では、便宜上、発光デバイス集合体12の配置の説明のため、X,Y座標を図示している。発光デバイス集合体取り付けフレーム11上には、Y方向の1,2,3,4,5及び6という合計6行毎に、X方向の1,2及び3の列に並べた各3個の発光デバイス集合体12が配置されている。したがって、ランプユニット10は、発光デバイス集合体取り付けフレーム11上に合計18個の発光デバイス集合体12を備えている。
ランプユニット10への発光デバイス集合体12の配置位置、数は生産品目によって異なる。特に、本実施の形態のバックライト製造管理システムは、発光デバイス集合体12を発光デバイス集合体取り付けフレーム11上に配置するときの配置位置の決定方法に特徴がある。詳細は後述する。
発光デバイス集合体12は、図3(a)に側面を、図3(b)に上面を示す如く、基板13上に例えばG(緑)、B(青),R(赤)の発光色の異なった発光デバイス14、15及び16を装備している。発光デバイス集合体12は、発光デバイス14、15及び16のG,B及びRの発光を合成することで白色光を得ることが可能となっている。1個の発光デバイス集合体12における発光デバイスの実装数と、G,B,Rの比率は任意に設定されてよい。また、基板13には識別コード17が付加されている。識別コード17は、例えば刻印、印刷、ラベルなどで記録されており、識別コードを読み取る識別コード読み取り部にあわせ任意に選択可能とする。識別コード読み取り部については後述する。
図4に示すごとく、発光デバイス14、15及び16は複数の工程(N-p、N≧p>0)により基板13に実装され、発光デバイス集合体12として組みつけられる。例えば、発光デバイスがLEDである場合の発光デバイス集合体の要部について説明する。
各LEDは、発光部を樹脂ホルダによって保持するとともに樹脂ホルダから一対の端子を引き出してなる。各LEDには、詳細を省略するが出射光の主成分を発光部の外周方向に出射する指向性を有するいわゆるサイドエミッション型のLEDが用いられている。
発光デバイス集合体12は、各配線基板13が全て同一仕様で形成されており、図示を省略するが各配線基板13に各LEDをシリーズで接続する配線パターンや各LEDの端子を接続するランド等が形成されている。各配線基板13には、幅方向の一側部の近傍でかつ一方側に位置して入力用コネクタが実装されるとともに、他方側に位置して出力用コネクタが実装されている。
次に、図5を参照してバックライト製造管理システム20の構成、動作について説明する。バックライト製造管理システム20は、入力端末21から複数の発光デバイス集合体の光学特性が入力され、当該光学特性のデータを記録するデータ記録部24と、複数の発光デバイス集合体を合成して得られる光学特性が所望の光学特性に近似するよう合成の光学特性をデータ記録部24に記録された各光学特性を用いて計算する特性計算部25と、特性計算部25による計算結果に適合するように複数の発光デバイス集合体から最適な発光デバイス集合体を選択し、ランプユニット上での発光デバイス集合体の配置を決定する配置決定部26と、配置決定部26による決定結果を出力する出力部27とを備える。また、バックライト製造管理システム20は、発光デバイス集合体に付加された識別コードを読み取る読み取り部22をさらに備える。
特に、データ記録部24と特性計算部25と配置決定部26は、製造管理情報生成部23を構成する。よって、製造管理情報生成部23は、複数の発光デバイス集合体を合成して得られる光学特性が所望の光学特性に近似するよう合成の光学特性を計算し、計算結果に適合するように複数の発光デバイス集合体から最適な発光デバイス集合体を選択し、ランプユニット上での発光デバイス集合体の配置を決定する情報を生成すると定義できる。
データ記録部24は読み取り部22にて読み取られた識別コード17と、発光デバイス集合体12の光学特性とを関連づけて記録する。また、特性計算部25はデータ記録部24にて識別コードに関連づけられて記録された光学特性データを用いて、複数の発光デバイス集合体を合成した光学特性が所望の光学特性に近似するよう合成の光学特性を計算する。
配置決定部26は特性計算部25による計算結果に適合するように複数の発光デバイス集合体から最適な発光デバイス集合体を選択し、ランプユニット上での発光デバイス集合体の配置を決定する。
特性計算部25における特性計算処理と、配置決定部26における配置決定処理について以下に説明する。
発光デバイス集合体12は工程(N−q、N≧p>q>0)において発光デバイス集合体取り付けフレーム11に配置、固定されるが均一な色度や輝度を得るため、周囲の発光デバイス集合体12との色度や輝度バランスを図るべく最適配置を求める必要がある。
そこで、特性計算部25は、以下の原理に基づいて、複数の発光デバイス集合体を合成した光学特性を計算する。光学特性としては、発光体の色度と輝度に関する特性を考慮する。
発光体の色度は図6に示される色度図で表現される。ランプユニット10全体の色度が、例えば、色度範囲30内に所望されたとする。色度範囲30内の発光デバイス集合体を組み合わせれば実現できるが使用可能な発光デバイス集合体が限定されるため、範囲31内の発光デバイス集合体を組み合わせることとする。
図7に示すA,B2点の色度を持つ発光デバイス集合体が存在する場合、その合成色度は加法混色の原理によりA,B2点を結ぶ直線上に存在することになる。各座標をA(a、a)、B(b、b)とし、ABを結ぶ直線をm:nに内分する点が合成色度の座標Cとすると、
C((na+mb)/(m+n)、(na+mb)/(m+n))
で表される。
この式にあって、m,nを適宜に選択し、特性計算部25において範囲31内の発光デバイス集合体12の組み合わせを計算し、選択することで範囲30の色度を得ることが可能となる。合成色度は複数の色度座標からも同様に算出される。
配置決定部26は、特性計算部25において計算された計算結果に基づいて複数の発光デバイス集合体12の発光デバイス集合体取り付けフレーム11上の配置位置を決定する。
出力部27は、例えばGUI部とモニタからなり、配置決定部26にて決定された複数の発光デバイス集合体の発光デバイス集合体取り付けフレーム11上の配置位置を製造管理情報の画像として出力する。
出力部27のモニタを作業者が確認することにより、所定の保管庫から上記識別コードに基づいて保管されている、発光デバイス集合体12を取り出し、発光デバイス集合体取り付けフレーム11上に配置し、固定する。
したがって、バックライト製造管理システム20を用いれば、異なった光学特性(色度や輝度)を持つ発光デバイス集合体12を発光デバイス集合体取り付けフレーム11上に配置してランプユニット10を製造できる。そして、このランプユニット10を用いて図1に示すようなバックライトユニット7を製造できる。このため、使用可能な発光デバイス集合体の選択が大幅に増加し、発光デバイス集合体の不良数が減少し、よって製造コストが削減できる。
また、バックライト製造管理システム20を用いれば、発光デバイス集合体12の発光デバイス集合体取り付けフレーム11への取り付けの指示が出力部27のモニター上に表示されるので、作業者という人手による組み付け作業の生産性が大幅に向上する。
また、発光デバイス集合体12の配置を出力部27のモニターにより確認できるので、取り付け間違いを大幅に防ぐことができる。また、発光デバイス集合体を選別して在庫、保管することが少なくなるので、ランニングコストが大幅に削減できる。
なお、特性計算部25の計算アルゴリズムは加法混色原理の他、例えば図8に示すごとく一定範囲の色度と発光デバイス取り付けフレーム座標を予め設定するなど任意のアルゴリズムでも良い。図8には発光デバイス色度範囲32として、A(a,a)→B(b,b)→C(c,c)が設定されており、それに対応した発光デバイス取り付けフレーム配置座標として34{D(1、2)、E(2、4)、F(3,2)}、35{G(1、1)、H(2、2)、I(3,1)}が設定されている。図2に示した発光デバイス集合体取り付けフレーム11上では、34−D,34−E,34−F及び35−G,35−H,35−Iとして示している。これを、例えば図7におけるA点、B点及びC点と対応させて見る。A点とB点との間の色度は、3つの発光デバイス集合体12を34−D,34−E,34−Fという位置に配置することによって得ることができる。また、B点とC点との間の色度は、3つの発光デバイス集合体12を35−G,35−H,35−Iの位置に配置することによって得ることができる。
次に、図9を参照して、他の実施の形態となるバックライト製造管理システム40について説明する。このバックライト製造管理システム40は、例えば2台のコンピュータのような入力端末41及び42と、発光デバイス集合体12に付加された識別コードを読み取る読み取り部43と、図5に示した上記製造管理情報生成部23の変形となる生産指示兼製造管理部44と、入力部52及び54と、出力部(モニタ)51及び53とを備える。
生産指示兼製造管理部44は、コンピュータ内で製造データ記録部45と、製造データ関連付け部46と、製造データ追跡部47と、データ計算部48と、製造データGUI部49と、指示GUI部50とを実現する。ここでいうコンピュータとは、周知のように、演算処理部と、記録媒体などを含む構成のものである。
製造データ記録部45は、発光デバイス集合体12の予め測定された光学特性(輝度や色度)を含む製造データを記録する。この光学特性を含む製造データは、入力端末41によって入力される。上記製造データには、発光デバイス集合体の、上記図4に示した各製造工程における製造データの他、製造番号、製造月日、製造場所、発光デバイスの種類、仕様等が記述されている。
製造データ関連付け部46は、読み取り部43によって発光デバイス集合体12から読み取られた識別コード17と、製造データ記録部45によって記録された光学特性を含む製造データとを関連付ける。
データ計算部48は、上記特性計算部25に相当し、複数の発光デバイス集合体を合成した光学特性が所望の光学特性に近似するよう合成の光学特性を計算する。また、図7に示したような任意のアルゴリズムを実行して特性を計算してもよい。
指示GUI部50は、図5に示した配置決定部26に相当し、データ計算部48にて計算された光学特性に適合するように複数の発光デバイス集合体から最適な発光デバイス集合体を選択し、ランプユニット上での発光デバイス集合体の配置を決定し、その決定情報をグラフィカル表示するためにインターフェースし、モニタ53に表示する。
製造データ追跡部47は、例えばあるバックライトの部品構成やその製造データを追跡する。製造データGUI部49は、製造データ追跡部47にて追跡された製造データ等をグラフィカル表示するためにインターフェースし、モニタ51に表示する。
発光デバイス集合体12の色度データを含む各工程の製造データは、各入力端末41、42から、製造データ記録部45に記録され、部品及び半製品に付けられた識別コードにより関連つけられているので、例えばあるバックライトの部品構成やその製造データを、製造データ追跡部47にて追跡調査し、製造データGUI部49を経てモニタ51に表示させることにより、製造履歴管理することが可能である。
製造データ追跡部47により、バックライトの部品構成やその製造データを追跡し、データ記録部45が記録している製造データと識別コードとの関連から、生産時の指示と製造履歴管理を行う。
これによって、バックライト組立工程において、発光デバイス集合体を含む各部品および半製品にも識別コードが付され生産データと関連づけられ記録されることで製造履歴が管理でき、製品の製造諸条件、例えば部品の生産ロットを照会することが可能で、生産時の指示と製造履歴管理ができる。
バックライト製造管理システム40によって、生成されてモニタ53に表示された上記ランプユニット上での発光デバイス集合体の配置を決定した情報を基に、組み立て工程では、作業者が発光デバイス集合体を発光デバイス集合体取り付けフレームに配置し、それを固定することで、ランプユニットを製造することができる。また、上記情報を電気信号として受信した組み立て機械装置にて発光デバイス集合体を後述する保管庫から取り出し、発光デバイス集合体取り付けフレームに配置し、それを固定することで自動的にランプユニットを製造することもできる。
以下に、上記決定情報の生成から、自動組み立て工程に至る動作について説明する。例えば、図10に示すごとく、発光デバイス集合体12が集合体保管器60上に保管されている。読み取り部43にて発光デバイス集合体12の識別コード17を読み取ることにより、製造データ記録部45、製造データ関連付け部46、データ計算部48、指示GUI部50、製造データ追跡部47、製造データGUI部49をコンピューター内で実現する生産指示兼製造履歴管理部44がモニタ53に対象発光デバイス集合体と発光デバイス取り付けフレーム11への設置・固定位置を表示する。モニタ53には、「番号123・・・」の発光デバイス集合体を、例えば上記図2に示した発光デバイス集合体取り付けフレーム11の設置位置(座標(X,Y)=(2、3))に配置せよという上記決定情報が表示されている。
そして、図11に示すごとく、生産指示兼製造履歴部44より指示を電気信号にて発信することで、機械装置にて発光デバイス集合体12の設置・固定を実現することが可能である。
発光デバイス集合体12は集合体保持器60上に配置されている。たとえば3軸ロボット61に、読み取り部43と発光デバイス集合体把持・固定器62が設けられており、発光デバイス集合体12の識別コード17を読み取ることで生産指示兼製造履歴部44より電気指示信号が3軸ロボット制御装置63に入力される。
3軸ロボット61は上記制御装置63の制御に従い選択された保持器60上の発光デバイス集合体12を把持し、発光デバイス取り付けフレーム11に配置し、自動固定器により固定する。
また、このバックライト制御管理システム40では、配置終了した発光デバイス集合体12の識別コード17を読み取り部43で再度読み取り、データー計算部48の指示結果と照合することで発光デバイス集合体の設置間違いが防止できる。
以上説明したように、バックライト製造管理システム40によれば、異なった光学特性(色度や輝度)をもつ発光デバイス集合体でランプユニットが製造できるので、使用可能な発光デバイス集合体の選択が大幅に増加し、発光デバイス集合体の不良数が減少し製造コストが削減できる。
また、発光デバイス集合体取り付けの指示がモニターに表示されるので、人手による組み付け作業の生産性が大幅に向上する。また、発光デバイス集合体の配置を読み取り部により再確認できるので、取付間違いを未然防止することが可能である。
また、機械装置による自動化が可能なので、生産性向上と配置間違いによる不良品発生を低減させることが可能である。また、発光デバイス集合体を選別して在庫、保管することが少なくなるので、ランニングコストが大幅に削減できる。
直下型のバックライト方式を採用した液晶モジュールの概略構造を示す図である。 ランプユニットの平面図である。 発光デバイス集合体の側面図及び上面図である。 発光デバイスの発光デバイス集合体への組み付け工程を説明するための図である。 バックライト製造管理システムの構成を示すブロック図である。 発光デバイス集合体の組み合わせ使用を説明するために用いる色度特性図である。 加法混色の原理によりA,B2点を結ぶ直線上に存在する合成色度を求める原理を説明するために用いる色度特性図である。 一定範囲の色度と発光デバイス取り付けフレーム座標を予め設定するアルゴリズムを説明するための図である。 他の実施の形態となるバックライト製造管理システムの構成を示すブロック図である。 管理情報の決定に基づく組み立て工程を示す図である。 自動組み立て装置による自動組み立て手順を示す図である。
符号の説明
7 バックライトユニット、10 ランプユニット、11 発光デバイス集合体取り付けフレーム、12 発光デバイス集合体、17 識別コード、20 バックライト製造管理システム、21 入力端末、22 読み取り部、23 製造管理情報生成部、24 データ記録部、25 特性計算部、26 配置決定部、27 出力部

Claims (5)

  1. 液晶パネルを背面から照明するバックライトの製造を管理するバックライト製造管理システムにおいて、
    バックライトを構成するランプユニットに配置する複数の発光デバイス集合体の各光学特性データを記録するデータ記録手段と、
    複数の発光デバイス集合体を合成して得られる光学特性が所望の光学特性に近似するよう合成の光学特性を上記データ記録手段に記録された各光学特性データを用いて計算する特性計算手段と、
    上記特性計算手段による計算結果に適合するように複数の発光デバイス集合体から最適な発光デバイス集合体を選択し、ランプユニット上での発光デバイス集合体の配置を決定する配置決定手段と、
    上記配置決定手段による決定結果である製造管理情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とするバックライト製造管理システム。
  2. 上記発光デバイス集合体には識別コードが付されており、この識別コードを読み取る読み取り手段をさらに備え、上記データ記録手段は上記読み取り手段にて読み取られた識別コードと上記光学特性データとを関連づけて記録し、上記特性計算手段は上記データ記録手段にて識別コードに関連づけられて記録された上記光学特性データを用いて上記合成の特性を計算し、上記配置決定手段は上記特性計算手段による計算結果に適合するように複数の発光デバイス集合体から最適な発光デバイス集合体を選択し、ランプユニット上での発光デバイス集合体の配置を決定することを特徴とする請求項1記載のバックライト製造管理システム。
  3. 上記発光デバイス集合体を含む各部品および半製品にも識別コートが付されており、上記データ記録手段は上記発光デバイス集合体を含む各部品および半製品の識別コードと、上記光学特性データを含む製造データとを関連づけて記録していることを特徴とする請求項1記載のバックライト製造管理システム。
  4. 上記バックライトの部品構成やその製造データを追跡する製造データ追跡手段をさらに備え、上記製造データ追跡手段を用いて、上記データ記録手段が記録している上記製造データと上記識別コードとの関連から、生産時の指示と製造履歴管理を行うことを特徴とする請求項3記載のバックライト製造管理システム。
  5. 液晶パネルを背面から照明するバックライトの製造を管理するためのバックライト製造管理方法において、
    バックライトを構成するランプユニットに配置する複数の発光デバイス集合体の各光学特性データをデータ記録媒体に記録するデータ記録工程と、
    複数の発光デバイス集合体を合成して得られる光学特性が所望の光学特性に近似するよう合成の光学特性を上記データ記録工程によって上記データ記録媒体に記録された各光学特性データを用いて計算する特性計算工程と、
    上記特性計算工程による計算結果に適合するように複数の発光デバイス集合体から最適な発光デバイス集合体を選択し、ランプユニット上での発光デバイス集合体の配置を決定する配置決定工程と、
    上記配置決定工程による決定結果である製造管理情報を出力する出力工程と
    を備えることを特徴とするバックライト製造管理方法。
JP2005069729A 2005-03-11 2005-03-11 バックライト製造管理システム及びバックライト製造管理方法 Withdrawn JP2006251532A (ja)

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