JP2006251131A - ベルト駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 剛性の弱いベルト部材であっても蛇行規制のためのフランジ部材への乗り上げや変形をほとんど生じることなく、割れなどの不具合を防止できるベルト駆動装置を得る。
【解決手段】 駆動ローラ21及び従動ローラ25に中間転写ベルト10を無端状に張り設け、駆動ローラ21からの回転駆動力によってベルト10をA方向に回転させるベルト駆動装置。ベルト10の両端縁部にはガイドリブ11が貼着されており、ローラ21,25の両端に設けたフランジ22,26にガイドリブ11が当接することよってベルト10の蛇行を規制する。従動ローラ25の両端に設けたフランジ26の側面角度が、駆動ローラ21の両端に設けたフランジ22の側面角度よりも大きく設定されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ベルト駆動装置、特に、複写機やプリンタなどの画像形成装置に組み込まれる中間転写ベルトなどのベルト駆動装置に関する。
近年、カラー画像形成装置における高画質化の要求に伴って様々な技術が開発されてきた。その中の一つに中間転写ベルトの薄膜化がある。中間転写ベルトは、駆動ローラ及び従動ローラを含む複数のローラに無端状に張り設けられて一方向に回転駆動され、感光体ドラム上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のトナー画像が転写ローラから付与される静電気力で転写される。この転写時において、転写ローラの感光体ドラムに対する押圧力が強すぎると、トナーどおしの分子間力が静電気力よりも強くなり、トナー画像の中央部が転写不良となる中抜け現象が発生する。
このような中抜け現象を防止するために、本発明者らは、中間転写ベルトの厚みを薄くすることが有効であり、従来100〜150μm程度であった厚みから85μm程度の薄い中間転写ベルトを使用することで一定の高画質化を達成できることを見出した。
ところで、従来から、中間転写ベルトはローラの両端に設けたフランジ部材によって蛇行あるいは斜行を規制されており、特許文献1,2にはこの種の蛇行規制技術が開示されている。しかしながら、高画質化を目的とする薄い中間転写ベルトは剛性が弱く、フランジ部材による蛇行規制で変形やフランジ部材への乗り上げを生じ、割れなどが発生する問題点が生じた。
特開2001−106319号公報 特開2002−132057号公報
そこで、本発明の目的は、剛性の弱いベルト部材であっても蛇行規制のためのフランジ部材への乗り上げや変形をほとんど生じることなく、割れなどの不具合を防止できるベルト駆動装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明に係るベルト駆動装置は、駆動ローラ及び従動ローラを含む複数のローラにベルト部材を無端状に張り設け、駆動ローラからの回転駆動力によって該ベルト部材を一方向に回転させ、前記ローラの両端に設けたフランジ部材によって該ベルト部材の蛇行を規制するベルト駆動装置において、それぞれのローラの両端に設けたフランジ部材の側面であって前記ベルト部材の縁部が圧接する部分の角度が各ローラに設けたフランジ部材ごとに異なっていることを特徴とする。
具体的には、ベルト部材のゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度が、ベルト部材の張り側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度よりも大きいことが好ましい。ここで、ベルト部材のゆるみ側とは、回転駆動力をベルト部材に伝達する駆動ローラよりも回転方向の下流側を意味し、ゆるみ側に位置するローラとは回転駆動力を伝達しない従動ローラを意味する。また、ベルト部材の張り側とは、駆動ローラよりも回転方向の上流側を意味し、張り側に位置するローラとは回転駆動ローラを意味する。
ベルト部材のゆるみ側ではベルト部材のローラに対する張力が張り側よりも小さく、蛇行が生じたときに、ベルト部材のゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面にベルト部材の縁部が乗り上げやすい。そこで、ゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度を大きく設定することにより、厚みの薄いベルト部材であっても該フランジ部材に乗り上げることがなくなり、ベルト部材の変形、割れなどが未然に防止される。ベルト部材のゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度は20°以上であることが好ましい。
一方、ベルト部材の張り側に位置するローラでは該ローラに対するベルト部材の張力が比較的大きいため、そのフランジ部材の側面角度は従来のものと同じであってもよい。それゆえ、ベルト部材の張り側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度は30°以下であってもよい。
本発明に係るベルト駆動装置においては、ベルト部材の変形、割れなどをより効果的に防止するために、ベルト部材のゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材間の幅が、ベルト部材の張り側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材間の幅よりも小さいことが好ましい。また、ベルト部材のゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材と該ローラを支持するフレームとの隙間が、ベルト部材の張り側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材と該ローラを支持するフレームとの隙間よりも大きいことが好ましい。
さらに、本発明に係るベルト駆動装置において、ベルト部材のヤング率をE(MPa)、ベルト厚みt(mm)としたとき、E×t<300の不等式を満足することが好ましい。ベルト部材の割れとフランジ部材への乗り上げを良好に防止することができる。
また、本発明に係るベルト駆動装置にあっては、ベルト部材の張り側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度が、ベルト部材のゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度よりも大きくてもよい。この場合、ベルト部材の直進性が良好となる。
以下、本発明に係るベルト駆動装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。
(画像形成装置の概略構成、図1参照)
図1に示す画像形成装置は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色の画像を合成するように構成したプリンタ本体1と、画像読取り装置2と制御部3とで構成されている。
画像読取り装置2は、図示しない原稿台ガラス上に載置された原稿の画像をCCD素子などのイメージセンサで読み取る周知のものであり、原稿画像はイメージセンサでRGB(赤、緑、青)の三原色に分解されて電気信号に変換される。その画像データは制御部3において各種のデータ処理を受け、さらに、YMCK(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の各再現色に変換される。YMCKの画像データは制御部3のメモリ4に格納され、位置ずれ補正などの必要な補正を受ける。
プリンタ本体1は、感光体ドラム31、レーザ走査光学装置32、現像装置33などを含むYMCKの画像を形成するプリントヘッド30(30Y,30M,30C,30K)が中間転写ベルト10の直下に並置されている。各プリントヘッド30においては、レーザ走査光学装置32が前記YMCKの画像データの転送を受け、感光体ドラム31上に潜像を形成し、現像装置33によってトナー画像を形成する。このような電子写真プロセスは周知であり、その説明は省略する。
中間転写ベルト10は、駆動ローラ21及びテンションを付与するための従動ローラ25に無端状に張り渡され、駆動ローラ21から伝達される回転駆動力によって矢印A方向に回転駆動される。中間転写ベルト10の内面側には各感光体ドラム31と対向する位置に1次転写ローラ18が配置されている。
中間転写ベルト10には駆動ローラ21と対向する部分に2次転写ローラ19が配置されている。また、中間転写ベルト10には従動ローラ25と対向する部分に残留トナーを払拭するためのクリーニングブレード15が接触し、該ブレード15で払拭されたトナーは廃棄ボトル16に収容される。
プリンタ本体1の下段には積層されている用紙を1枚ずつ給紙する自動給紙部40が設置されている。また、2次転写部の直上には、トナーを加熱定着するための定着ユニット50が配置されている。
各感光体ドラム31上に形成されたトナー画像は、矢印A方向に回転駆動される中間転写ベルト10上に順次1次転写され、4色の画像が合成される。一方、用紙は1枚ずつ自動給紙部40から上方に給紙され、2次転写部で中間転写ベルト10から合成トナー画像が2次転写される。その後、用紙は定着ユニット50に搬送されてトナー画像の加熱定着を施され、排出ローラ51からトレイ52上に排出される。
(第1実施例、図2〜図10参照)
中間転写ベルト10は、図2に示すように、駆動ローラ21と従動ローラ25とに無端状に張り渡され、矢印A方向への回転時に蛇行を規制するために、ベルト10の裏面側であって両端縁部の全周にわたってゴム製のガイドリブ11が設けられている。
さらに、前記ローラ21,25の両端にはガイドリブ11を受けるためのポリアセタール樹脂製のフランジ22,26が設けられている。このフランジ22,26の外側面には、図3に示すように、角度θ1を有する規制面22a,26aが形成され、該規制面22a,26aにはガイドリブ11の角部11aが対向している。規制面22a,26aは傾斜した平面であり、その上部は半径R断面円弧状とされている。
また、従動ローラ25はばね25a(図4参照)にて付勢され、中間転写ベルト10に所定のテンションを付与している。
ガイドリブ11は、ウレタン製ゴムのものが使用され、中間転写ベルト10の裏面縁部に接着剤で貼り付けられている。中間転写ベルト10がその回転時において蛇行を生じて(蛇行力F1参照)、ベルト10の幅方向に移動しようとすると、移動方向と反対側のガイドリブ11の角部11aがフランジ22,26の規制面22a,26aに圧接し、これにてベルト10の蛇行が規制されることになる。
図3は、フランジ22,26が中間転写ベルト10の蛇行を規制している状態を示している。中間転写ベルト10が駆動ローラ21から伝達される駆動力により回転すると、ベルト10の裏面両端縁部に設けられたガイドリブ11はフランジ22,26に巻きかかっていく際、蛇行力F1により角部11aは点線で示すように変形させられながら蛇行を規制する。このようなガイドリブ11の変形はフランジ反力F2とベルト10自身の曲率反力F3を合成した力にベルト張力F4が打ち勝つことにより生じる。
しかし、図4に示すように、ベルト10が駆動ローラ21に巻きかかっていく側10aはベルト張力F4が強くなり、ベルト張力F4の強い側を張り側と称する。一方、ベルト10が駆動ローラ21によって送られていく側10bはベルト張力F4が弱くなり、ベルト張力F4の弱い側をゆるみ側と称する。そして、本第1実施例において、張り側10aには駆動ローラ21が位置し、ゆるみ側10bには従動ローラ25が位置している。
張力が張り側のほうがゆるみ側よりも大きくなるのは、張り側10aの張力をT1、ゆるみ側10bの張力をT2、駆動ローラ21の摩擦係数をμ、駆動ローラ21のベルト10の巻付け角度をθとすると、T1−T2=T2×(eμθ−1)のオイラーの式で表されるように、T1>T2となるからである。
さらに、中間転写ベルト10は前記クリーニングブレード15との摩擦による反力F5を受け、ゆるみ側10bの張力は前記オイラーの式で示される張力T2よりも小さくなる。
それゆえ、ゆるみ側10bではベルト10の張力F4が弱く、ガイドリブ11を変形させるのに十分な張力が得られなくなる。そして、ガイドリブ11が従動ローラ25のフランジ26に突入して角部11aの端面位置Xが、図3に示す規制面26aの上部円弧面に位置すると、フランジ反力F2が上方側に作用し、ガイドリブ11は円弧面に乗り上げ始める。ここで、端面位置Xとは規制面26aの斜面部分の上方への延長線とベルト10が交わった位置である。
前記ガイドリブ11の乗り上げを防止するためには、図5に示すように、規制面26aの側面角度θ1を大きく設定することが必要となる。この角度θ1を、例えば、30°に設定すると、規制面26aの上部円弧面が0.3mm延長される。ガイドリブ11の直進性は0.3mm以下であるので、該円弧面が0.3mm延長されると、端面位置Xが円弧面にかからなくなる。ガイドリブ11の直進性にもよるが、ゆるみ側10bの蛇行規制用フランジ26の角度θ1を20°以上に設定することにより、ベルト10に蛇行が生じても端面位置Xは円弧面にかからないようにすることができる。これにて、中間転写ベルト10の蛇行によるフランジ26への乗り上げを防止して、変形、割れなどの不具合を未然に防止できる。
図5において、側面角度θ1が20°のときのすくい余裕量x1は0.4mmであるのに対して、側面角度θ1を30°に設定すると、そのすくい余裕量x2は0.7mmになる。
一方、ベルト10の張り側10aでガイドリブ11が突入する駆動ローラ21のフランジ22では、ベルト張力F4が十分に得られるので、端面位置Xがフランジ22の規制面22aの上部円弧面にかかったとしても、ガイドリブ11を変形させて図3に示す状態になり、ガイドリブ11がそれ以上円弧面に乗り上げることはない。
しかし、規制面22aの側面角度θ1が大きいと、上向きのフランジ反力F2と下向きのベルト張力F4は、図6に示すような変形(変形量Y)を起こしてしまう。この変形量Yを小さくするには張り側のフランジ22において側面角度θ1を20°にすることが好ましい。
本発明者らが行った実験例による、ガイドリブ11の硬度とフランジ22,26の規制面22a,26aの最適側面角度θ1との関係は図7に示すとおりである。また、各硬度ごとの側面角度θ1の最適設定値を表1に示す。本第1実施例において、リブ硬度は80°、フランジ22の側面角度θ1は20°、フランジ26の側面角度θ1は30°である。
Figure 2006251131
ところで、本第1実施例の構成において、中間ベルト10としては厚み85μmのポリアミドイミド製のベルトを使用し、張り側のフランジ22の規制面22aの角度θ1を30°以下に、ゆるみ側のフランジ26の規制面26aの角度θ1を20°以上に設定した結果、ベルト10のフランジ22,26への乗り上げ、割れを防止することができた。
本第1実施例のポリアミドイミドを主材料としたベルト10のヤング率は3000MPaであり、ベルト10の張り側10aの限界厚みは100μmであると実験から判明している。また、ベルト10の主材料をポリカーボネイトとすると、そのヤング率は2000MPaであり、ベルト10の張り側10aの限界厚みは150μmである。
以上の実験例に基づくと、他のベルト素材において、例えば、ポリアミド、ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレートなどにおいても、それらのヤング率E(MPa)、ベルト厚みt(mm)との関係が、E×t<300の不等式を満足させることにより、ベルト10のフランジ22,26への乗り上げ、割れを防止することができる。
また、本発明者らは、ベルト10の張り側10aにおいて、図6に示したようなベルト変形が発生する際の応力を実験的に求めた。その結果を図8に示す。駆動ローラ21のフランジ22の規制面22aの側面角度θ1が30°のとき、ベルト割れ限界の10MPaを超えてしまう。しかし、側面角度θ1を20°にすることによりベルト10が受ける応力が低くなる。
一方、ゆるみ側10bにおいては、従動ローラ25のフランジ26の規制面26aの側面角度θ1を30°に設定しても、ベルト張力F4が弱いのでベルト10が受ける応力は小さく、ベルト割れは生じない。
また、図2に示すように、張り側のフランジ22,22間の幅L1とゆるみ側のフランジ26,26間の幅L2との関係を、L1>L2に設定することが好ましい。この関係を満足することで、端面位置Xが規制面26aの円弧面よりも図3中左側となり、ベルト10のフランジ26への乗り上げ防止に有利になる。
さらに、図9に示すように、ベルト10の張り側10aに位置する駆動ローラ21の両端に設けたフランジ22と該ローラ21を支持するフレーム27a,27bとの隙間L3と、ゆるみ側に位置する従動ローラ25の両端に設けたフランジ26と該ローラ25を支持するフレーム28a,28bとの隙間L4との関係を、L3<L4に設定することが好ましい。ローラ21,25の支軸はそれぞれフレーム27a,27b,28a,28bに対して軸方向に移動自在に設けられている。
即ち、矢印B方向に中間転写ベルト10が蛇行したとすると、駆動ローラ21及び従動ローラ25は、図10に示すように、ベルト10の蛇行力F1によりフレーム27b,28b側に寄せられる。前記L3<L4の関係を満足することで、寄せられたときに蛇行規制を行っているフランジ26はフレーム28bとの間に若干の隙間を有し、図3に示した端面位置Xが規制面26aの円弧面よりもさらに左側に位置することになり、ベルト10のフランジ26への乗り上げ防止に有利になる。
(第2実施例、図11参照)
第2実施例は、図11に示すように、中間転写ベルト10を3軸で保持したものである。即ち、中間転写ベルト10は、駆動ローラ21と、クリーニングブレード15が設けられている従動ローラ25と、ばね29aによってテンションを付与されたテンションローラ29とによって保持されている。
本第2実施例では、中間転写ベルト10は矢印A方向に回転駆動され、張り側は10a,10cであり、ゆるみ側は10bである。そして、各ローラ21,25,29にはその両端に蛇行規制用フランジが設けられ、側面角度θ1などは前記第1実施例と同様に設定されている。
(第3実施例、図12参照)
第3実施例は、図12に示すように、中間転写ベルト10の裏面側の両端縁部に設けたガイドリブ11の外側面を蛇行規制用フランジ22,26の規制面22a,26aに外向きに当接させたものである。その側面角度θ1などは前記第1実施例と同様に設定されている。
(他の実施例)
なお、本発明に係るベルト駆動装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。特に、中間転写ベルトやガイドリブ、蛇行規制用フランジなどの材質は任意である。
本発明が適用される画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 本発明に係るベルト駆動装置の第1実施例を示す一部を切り欠いた斜視図である。 前記ベルト駆動装置の要部を示す断面図である。 前記ベルト駆動装置の概略正面図である。 前記ベルト駆動装置における規制角度の説明図である。 前記ベルト駆動装置における蛇行時のベルト変形を示す説明図である。 前記ベルト駆動装置におけるガイドリブの硬度と最適規制角度との関係を示すグラフである。 前記ベルト駆動装置におけるベルト厚みと蛇行時の応力との関係を示すグラフである。 前記ベルト駆動装置におけるフランジとフレームとの隙間を示す説明図である。 図9に示した隙間で蛇行が生じた場合を示す説明図である。 本発明に係るベルト駆動装置の第2実施例を示す概略構成図である。 本発明に係るベルト駆動装置の第3実施例を示す概略断面図である。
符号の説明
1…プリンタ本体
10…中間転写ベルト
10a…張り側
10b…ゆるみ側
11…ガイドリブ
21…駆動ローラ
25…従動ローラ
22,26…フランジ
22a,26a…蛇行規制面
θ1…側面角度

Claims (7)

  1. 駆動ローラ及び従動ローラを含む複数のローラにベルト部材を無端状に張り設け、駆動ローラからの回転駆動力によって該ベルト部材を一方向に回転させ、前記ローラの両端に設けたフランジ部材によって該ベルト部材の蛇行を規制するベルト駆動装置において、
    それぞれのローラの両端に設けたフランジ部材の側面であって前記ベルト部材の縁部が圧接する部分の角度が各ローラに設けたフランジ部材ごとに異なっていること、
    を特徴とするベルト駆動装置。
  2. 前記ベルト部材のゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度が、ベルト部材の張り側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のベルト駆動装置。
  3. 前記ベルト部材のゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材間の幅が、ベルト部材の張り側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材間の幅よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載のベルト駆動装置。
  4. 前記ベルト部材のゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材と該ローラを支持するフレームとの隙間が、ベルト部材の張り側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材と該ローラを支持するフレームとの隙間よりも大きいことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のベルト駆動装置。
  5. 前記ベルト部材のヤング率をE(MPa)、ベルト厚みt(mm)としたとき、E×t<300の不等式を満足することを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のベルト駆動装置。
  6. 前記ベルト部材のゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度が20°以上であり、ベルト部材の張り側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度が30°以下であることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のベルト駆動装置。
  7. 前記ベルト部材の張り側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度が、ベルト部材のゆるみ側に位置するローラの両端に設けたフランジ部材の側面角度よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のベルト駆動装置。
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