JP2006248311A - Accelerator interlocking device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はアクセルインターロック装置について、特に駐車ブレーキの故障を防止するアクセルインターロック装置に関する。 The present invention relates to an accelerator interlock device, and more particularly to an accelerator interlock device that prevents a parking brake from malfunctioning.
例えば、ワンマンバスなどにおいて、乗降口の扉を閉め忘れた状態や扉の閉まりが不完全な状態で発進すると乗降客の身体に危険が及ぶおそれがある。そのため、特許文献1および特許文献2のように、バスなどの車両の安全装備として、扉が完全に閉鎖された状態以外でのアクセルペダルの踏み込みを規制するアクセルインターロック装置が従来から公知である。
ところで駐車状態から自動車を発進させる場合、通常は駐車ブレーキを解除した後にアクセルを踏み込んで自動車を発進させる。しかし、駐車ブレーキの解除を忘れていてもアクセルペダルを踏み込むことで自動車を発進させることは可能である。
上記のように駐車ブレーキの解除を忘れたまま自動車を発進させた場合には、駐車ブレーキの引きずりが発生しているので、駐車ブレーキのブレーキドラムが著しく摩耗する。そして、最悪の場合にはブレーキドラムが焼き付いて、駐車ブレーキが故障してしまう場合さえある。
By the way, when the vehicle is started from the parking state, the vehicle is usually started by depressing the accelerator after releasing the parking brake. However, even if you forget to release the parking brake, you can start the car by depressing the accelerator pedal.
When the automobile is started without forgetting to release the parking brake as described above, the parking brake brake drum is worn, and the parking brake brake drum is significantly worn. In the worst case, the brake drum may burn and the parking brake may even fail.
しかし、上記特許文献のアクセルインターロック装置では、駐車ブレーキの作動時にはアクセルペダルの踏み込みが規制されないので、上記問題が解決されない点で改善の余地があった。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためにされたものであり、その目的は、駐車ブレーキの解除を忘れたままでの自動車の発進を防止し、これによって駐車ブレーキの故障を防止するアクセルインターロック装置を提供することである。
However, the accelerator interlock device of the above-mentioned patent document has room for improvement in that the above problem cannot be solved because the depression of the accelerator pedal is not restricted when the parking brake is operated.
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems of the prior art, and an object of the present invention is to prevent the start of the vehicle without forgetting to release the parking brake, thereby preventing the parking brake from being broken. It is to provide a locking device.
請求項1の発明は、駐車ブレーキの作動または解除を検知する駐車ブレーキ検知手段と、アクセルペダルの踏み込みを規制するインターロック機構と、前記駐車ブレーキの作動時に前記インターロック機構を作動させる制御手段と、を有することを特徴とするアクセルインターロック装置である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ドアの開放または閉鎖を検知するドア開閉検知手段をさらに有し、前記制御手段は、前記駐車ブレーキの作動時または前記ドアの開放時のいずれかの状態で前記インターロック機構を作動させることを特徴とする。
The invention of
The invention of
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記インターロック機構は、アクセルペダルの踏み込みを流体圧で規制する流体圧シリンダと、前記流体圧シリンダの圧力供給を制御する電磁弁と、を有することを特徴とする。
(作用)
請求項1の発明では、駐車ブレーキ検知手段が駐車ブレーキの作動または解除を検知する。制御手段は駐車ブレーキの作動時にインターロック機構を作動させ、該インターロック機構がアクセルペダルの踏み込みを規制する。
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the interlock mechanism includes a fluid pressure cylinder that restricts depression of an accelerator pedal by fluid pressure, and an electromagnetic that controls pressure supply of the fluid pressure cylinder. And a valve.
(Function)
In the invention of
請求項2の発明では、駐車ブレーキ検知手段が駐車ブレーキの作動または解除を検知し、ドア開閉検知手段がドアの開放または閉鎖を検知する。制御手段は駐車ブレーキの作動時またはドアの開放時のいずれかの状態でインターロック機構を作動させ、該インターロック機構がアクセルペダルの踏み込みを規制する。
請求項3の発明では、電磁弁が流体圧シリンダの圧力供給を制御し、流体圧により伸縮する流体圧シリンダがアクセルペダルの踏み込みを規制する。
In the invention of
In the invention of claim 3, the solenoid valve controls the pressure supply of the fluid pressure cylinder, and the fluid pressure cylinder that expands and contracts by the fluid pressure regulates the depression of the accelerator pedal.
本発明によれば、駐車ブレーキの作動時にはインターロック機構によってアクセルペダルの踏み込みが規制されるので、駐車ブレーキの解除を忘れたままでの自動車の発進が不可能となる。したがって、本発明によれば自動車の発進時に駐車ブレーキの引きずりが発生することはなく、駐車ブレーキが故障するおそれは著しく低減する。 According to the present invention, since the depression of the accelerator pedal is restricted by the interlock mechanism when the parking brake is operated, it is impossible to start the automobile without forgetting to release the parking brake. Therefore, according to the present invention, the parking brake is not dragged when the vehicle starts, and the possibility that the parking brake breaks down is significantly reduced.
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1実施形態の構成)
図1は第1実施形態のアクセルインターロック装置の回路ブロック図であり、図2はインターロック機構のアクセルペダル近傍の構成を示す図である(請求項1および請求項3のアクセルインターロック装置に対応する)。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail based on the drawings.
(Configuration of the first embodiment)
FIG. 1 is a circuit block diagram of an accelerator interlock device according to a first embodiment, and FIG. 2 is a diagram showing a configuration in the vicinity of an accelerator pedal of an interlock mechanism (in the accelerator interlock device according to
第1実施形態のアクセルインターロック装置は、駐車ブレーキ検知手段としての駐車ブレーキスイッチ1と、制御手段としての第1リレー2と、インターロック機構3とを有している。第1実施形態におけるインターロック機構3は、圧力源4と、電磁弁5と、エアシリンダ6とから構成されている。
図1において、駐車ブレーキスイッチ1は、駐車ブレーキ(図示を省略する)の作動時にオンとなり、駐車ブレーキの解除時にオフとなるように設定されている。なお、駐車ブレーキスイッチ1には、第1リレー2のコイルと駐車ブレーキランプ7とが接続されている。
The accelerator interlock device of the first embodiment includes a
In FIG. 1, the
第1リレー2のコイルは、一方が電源8に接続され、他方がダイオード9を介して駐車ブレーキスイッチ1に接続されている。第1リレー2のコイルは、駐車ブレーキスイッチ1のオンによって励磁されて第1リレー2のオン/オフを切り替える。また、インターロック機構3の電磁弁5は第1リレー2を介して電源8に接続されている。
インターロック機構3のエアシリンダ6は、押し出し側の室に圧縮空気(エア)を供給することで伸張する単動シリンダである。また、エアシリンダ6のピストンロッド10の先端にはボールジョイント雄部11が取り付けられている。一方、アクセルペダル12の裏面にはボールジョイント雌部13が設けられている。そして、アクセルペダル12はボールジョイント11,13を介してピストンロッド10に接続されている(図2参照)。なお、ピストンロッド10のストロークは、アクセルペダル12の移動範囲に対応するように設定されている。
One of the coils of the
The
エアシリンダ6と圧力源4とはエア通路で接続され、該エア通路の中間に電磁弁5が設けられている。第1リレー2がオンの時には、電磁弁5は圧力源4からエアシリンダ6へのエア通路を開放し、エアシリンダ6の押し出し側の室にエアを供給する。一方、第1リレー2がオフの時には、電磁弁5は圧力源4からエアシリンダ6へのエア通路を遮断し、かつエアシリンダ6の押し出し側の室のエアを大気に開放する。
The
ここで、エアシリンダ6の押し出し側の室にエアが供給された状態では、エアシリンダ6は伸張状態でロックされる。一方、押し出し側の室のエアが大気に開放された状態では、エアシリンダ6はアクセルペダル12の戻りに応じて伸張し、運転手のアクセルペダル12の踏み込みに応じて収縮する。
(第1実施形態の作用、効果)
第1実施形態のアクセルインターロック装置は上記のように構成され、以下その作用を説明する。
Here, in a state where air is supplied to the push-out side chamber of the
(Operation and effect of the first embodiment)
The accelerator interlock device of 1st Embodiment is comprised as mentioned above, and demonstrates the effect | action below.
まず、駐車時に運転手がアクセルペダル12を戻して駐車ブレーキを作動させることにより、駐車ブレーキスイッチ1がオンとなる。これにより、駐車ブレーキランプ7が点灯し、かつ第1リレー2のコイルが通電により励磁され、第1リレー2はオンになる。
第1リレー2のオンによって、電磁弁5は圧力源4からエアシリンダ6へのエア通路を開放する。そして、エアシリンダ5の押し出し側の室にエアが供給され、エアシリンダ6が伸張状態で固定される。したがって、駐車ブレーキの作動時にアクセルペダル12を踏み込もうとしても、押し出し側の室内のエアによってピストンロッド10を押し込むことができず、ピストンロッド10が支え棒となってアクセルペダル12の踏み込みが規制される。
First, the
When the
一方、発進時に運転手が駐車ブレーキを解除することで駐車ブレーキスイッチ1がオフとなる。これにより、駐車ブレーキランプ7が消灯し、かつ第1リレー2のコイルの通電がなくなることで第1リレー2がオフになる。
第1リレー2のオフによって、電磁弁5は圧力源4からエアシリンダ6へのエア通路を遮断し、エアシリンダ6の押し出し側の室のエアが大気に開放される。そして、押し出し側の室のエアが大気に開放されることでピストンロッド10が往復動可能となり、運転手はアクセルペダル12を踏み込むことができるようになる。
On the other hand, the
When the
この結果、第1実施形態では、駐車ブレーキの作動時にはインターロック機構3によりアクセルペダル12を踏み込むことができなくなる。したがって、発進時に駐車ブレーキの引きずりが発生せず、駐車ブレーキのブレーキドラムが無駄に摩耗することがない。
(第2実施形態の構成)
図3は第2実施形態のアクセルインターロック装置の回路ブロック図である(請求項1から請求項3のアクセルインターロック装置に対応する)。第2実施形態は、第1実施形態に、ドア開閉検知手段としてのドア開閉スイッチ14と、制御手段としての第2リレー15とを付加した点で相違する。なお、第1実施形態と共通の構成には同一符号を付して説明を省略する。
As a result, in the first embodiment, the
(Configuration of Second Embodiment)
FIG. 3 is a circuit block diagram of the accelerator interlock device of the second embodiment (corresponding to the accelerator interlock device of
図3において、ドア開閉スイッチ14は、自動車のドア(図示を省略する)の開放時にオンとなり、ドアの閉鎖時にオフとなるように設定されている。第2リレー15のコイルは、一方が電源8に接続され、他方がドア開閉スイッチ14に接続されている。第2リレー15のコイルは、ドア開閉スイッチ14のオンによって励磁されて第2リレー15のオン/オフを切り替える。
In FIG. 3, the door opening / closing switch 14 is set to be turned on when an automobile door (not shown) is opened and turned off when the door is closed. One of the coils of the second relay 15 is connected to the
また、図3において、第1リレー2および第2リレー15は並列に接続されており、電磁弁5は並列接続された第1リレー2および第2リレー15を介して電源8に接続されている。第1リレー2または第2リレー15の少なくとも一方がオンの時には、電磁弁5は圧力源4からエアシリンダ6へのエア通路を開放し、エアシリンダ6の押し出し側の室にエアを供給する。一方、第1リレー2および第2リレー15の両方がオフの時には、電磁弁5は圧力源4からエアシリンダ6へのエア通路を遮断し、かつ押し出し側の室のエアを大気に開放する。
In FIG. 3, the
(第2実施形態の作用、効果)
第2実施形態のアクセルインターロック装置は上記のように構成され、以下その作用を説明する。
駐車時に運転手がアクセルペダル12を戻して駐車ブレーキを作動させることによって駐車ブレーキスイッチ1がオンとなる。これにより、駐車ブレーキランプ7が点灯し、かつ第1リレー2のコイルが通電により励磁され、第1リレー2はオンになる。
(Operation and effect of the second embodiment)
The accelerator interlock device of 2nd Embodiment is comprised as mentioned above, and demonstrates the effect | action below.
The
また、ドアの開放時にはドア開閉スイッチ14がオンとなり、第2リレー15のコイルが通電により励磁され、第2リレー15はオンになる。
上記の第1リレー2または第2リレー15のいずれか一方のオン(駐車ブレーキの作動時またはドアの開放時の少なくとも一方)によって、電磁弁5は圧力源4からエアシリンダ6へのエア通路を開放する。そして、エアシリンダ6の押し出し側の室にエアが供給され、エアシリンダ6が伸張状態で固定される。
When the door is opened, the door opening / closing switch 14 is turned on, the coil of the second relay 15 is excited by energization, and the second relay 15 is turned on.
When one of the
したがって、これらの場合にアクセルペダル12を踏み込もうとしても、押し出し側の室内のエアによってピストンロッド10を押し込むことができず、ピストンロッド10が支え棒となってアクセルペダル12の踏み込みが規制される。
一方、運転手が駐車ブレーキを解除し、かつドアを閉鎖することで、駐車ブレーキスイッチ1およびドア開閉スイッチ14がオフとなる。これにより、駐車ブレーキランプ7が消灯し、かつ第1リレー2および第2リレー15のコイルの通電がなくなることで第1リレー2および第2リレー15がオフになる。
Therefore, even if the
On the other hand, when the driver releases the parking brake and closes the door, the
第1リレー2および第2リレー15のオフによって、電磁弁5は圧力源4からエアシリンダ6へのエア通路を遮断し、エアシリンダ6の押し出し側の室のエアが大気に開放される。そして、押し出し側の室のエアが大気に開放されることでピストンロッド10が往復動可能となり、運転手はアクセルペダル12を踏み込むことができるようになる。
この結果、第2実施形態では第1実施形態の効果に加え、ドアの開放時においてもアクセルペダル12を踏み込むことができなくなる。すなわち、運転手の不注意等で乗客の乗降中に自動車が急発進することがなくなるので、乗客の安全が確保される。
When the
As a result, in the second embodiment, in addition to the effects of the first embodiment, the
(実施形態の補足事項)
以上、本発明を上記の実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、インターロック機構3にエアシリンダ6を使用する例を示したが、油圧シリンダを用いるようにしてもよい。また、本発明には、リレーによりソレノイドを制御してアクセルペダルの踏み込みを規制するインターロック機構や、リレーによりモータを制御してアクセルペダルの踏み込みを規制するインターロック機構を適用してもよい。
(Supplementary items of the embodiment)
As mentioned above, although this invention has been demonstrated by said embodiment, the technical scope of this invention is not limited to the said embodiment. For example, in the above-described embodiment, an example in which the
バス、トラック等に適用されるアクセルインターロック装置に使用できる。 It can be used for accelerator interlock devices applied to buses, trucks, etc.
1 駐車ブレーキスイッチ
2 第1リレー
3 インターロック機構
4 圧力源
5 電磁弁
6 エアシリンダ
7 駐車ブレーキランプ
8 電源
9 ダイオード
10 ピストンロッド
11 ボールジョイント雄部
12 アクセルペダル
13 ボールジョイント雌部
14 ドア開閉スイッチ
15 第2リレー
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記制御手段は、前記駐車ブレーキの作動時または前記ドアの開放時のいずれかの状態で前記インターロック機構を作動させることを特徴とする請求項1に記載のアクセルインターロック装置。 A door opening / closing detecting means for detecting opening or closing of the door;
2. The accelerator interlock device according to claim 1, wherein the control unit operates the interlock mechanism in a state where the parking brake is operated or the door is opened. 3.
The said interlock mechanism has a fluid pressure cylinder which controls depression of an accelerator pedal with fluid pressure, and an electromagnetic valve which controls the pressure supply of the said fluid pressure cylinder. The accelerator interlock device as described.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005065486A JP2006248311A (en) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | Accelerator interlocking device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005065486A JP2006248311A (en) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | Accelerator interlocking device |
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---|---|
JP2006248311A true JP2006248311A (en) | 2006-09-21 |
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ID=37089259
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JP2005065486A Withdrawn JP2006248311A (en) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | Accelerator interlocking device |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012060768A (en) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Denso Corp | Start control device |
CN113459820A (en) * | 2020-03-30 | 2021-10-01 | 纳恩博(常州)科技有限公司 | Method of controlling vehicle start, system thereof, vehicle, and medium |
-
2005
- 2005-03-09 JP JP2005065486A patent/JP2006248311A/en not_active Withdrawn
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US8700240B2 (en) | 2010-09-08 | 2014-04-15 | Denso Corporation | Start control system for vehicle |
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Legal Events
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