JP2006246665A - 配電盤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 制御機器ユニットを人の手の届く位置まで引き下ろすことにより、安全性が高く、保守性に優れた配電盤を提供する。
【解決手段】 制御機器ユニット2を筐体1の制御機器支持体3に固定した配電盤において、制御機器支持体3の両側部に接続されるように筐体1の上部から下方部に延びる固定ビーム8を配置し、固定ビーム8と制御機器支持体3を平行リンクで接続し、さらにこのリンクにスプリングを接続したリンク機構を備えるものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 制御機器ユニット2を筐体1の制御機器支持体3に固定した配電盤において、制御機器支持体3の両側部に接続されるように筐体1の上部から下方部に延びる固定ビーム8を配置し、固定ビーム8と制御機器支持体3を平行リンクで接続し、さらにこのリンクにスプリングを接続したリンク機構を備えるものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、配電盤に配置している制御機器ユニットを保守するために取出す機構に関する。
従来、比較的大型の配電盤において、高所に配置された機器ユニットを保守する場合、脚立を用いる方法や昇降テーブルを用いる方法がある。
前者の脚立を用いる方法を、図2に示す。図2は、従来の配電盤を示す構造図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。図において、1は筐体、2は制御機器ユニット、3は制御機器支持体、4は充電部、5は保護カバ、6は脚立である。制御機器ユニット2は制御機器支持体3に取付けられておりその制御部下には動力回路の充電部4があり充電部4前面には保護カバ5が設けられている。このように、高い位置に配置している制御機器ユニット2を保守する場合、脚立6を用いて手の届く位置まで上がって保守を行っている。
一方、後者の昇降テーブルを用いる方法では、電子機器ユニットを、昇降テーブルに載せ下に降し、保守後、再び昇降テーブルに載せて、高所に移動し、所定の場所に固定していた(例えば、特許文献1)。
特開平10―270875号公報
前者の脚立を用いる方法を、図2に示す。図2は、従来の配電盤を示す構造図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。図において、1は筐体、2は制御機器ユニット、3は制御機器支持体、4は充電部、5は保護カバ、6は脚立である。制御機器ユニット2は制御機器支持体3に取付けられておりその制御部下には動力回路の充電部4があり充電部4前面には保護カバ5が設けられている。このように、高い位置に配置している制御機器ユニット2を保守する場合、脚立6を用いて手の届く位置まで上がって保守を行っている。
一方、後者の昇降テーブルを用いる方法では、電子機器ユニットを、昇降テーブルに載せ下に降し、保守後、再び昇降テーブルに載せて、高所に移動し、所定の場所に固定していた(例えば、特許文献1)。
ところが、従来の配電盤では、脚立に上がって作業するため、転倒の危険性があること、保守作業の効率が悪いという問題があった。
また、昇降テーブルを用いる方法では、設備にコストがかかり、取り外しにも時間がかかるなど作業性に問題がある。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、制御機器ユニットを人の手の届く位置まで引き下ろすことにより、安全性が高く、保守性に優れた配電盤を提供することを目的とする。
また、昇降テーブルを用いる方法では、設備にコストがかかり、取り外しにも時間がかかるなど作業性に問題がある。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、制御機器ユニットを人の手の届く位置まで引き下ろすことにより、安全性が高く、保守性に優れた配電盤を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、制御機器ユニットを筐体の制御機器支持体に固定した配電盤において、前記制御機器支持体の両側部に接続されるように前記筐体の上部から下方部に延びる固定ビームを配置し、前記固定ビームと前記制御機器支持体とを平行リンクで接続し、さらにこのリンクにスプリングを接続したリンク機構を備えたものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記スプリングは、ガススプリングとするものである。
また、請求項3に記載の発明は、前記制御機器ユニットを収納後に、前記制御機器支持体を係止する係止部材を設けたものである。
請求項1に記載の発明は、制御機器ユニットを筐体の制御機器支持体に固定した配電盤において、前記制御機器支持体の両側部に接続されるように前記筐体の上部から下方部に延びる固定ビームを配置し、前記固定ビームと前記制御機器支持体とを平行リンクで接続し、さらにこのリンクにスプリングを接続したリンク機構を備えたものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記スプリングは、ガススプリングとするものである。
また、請求項3に記載の発明は、前記制御機器ユニットを収納後に、前記制御機器支持体を係止する係止部材を設けたものである。
請求項1から3に記載の発明によれば、不安定な作業がなくなり、安全性が向上し、操作が簡単で保守作業が容易にできる配電盤が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1は、本発明の配電盤を示す構造図で、(a)は引出し前の初期状態の側面図、(b)は機器引出しの中間状態の側面図、(c)は引出後の最終状態の側面図、(d)は最終状態の正面図ある。
図において、1は筐体、2は制御機器ユニット、3は制御機器支持体、4は充電部、7はガススプング、8は固定ビーム、9は第1リンク、10は第2リンク、11はガススプリング固定部、12〜17は回転軸である。
筐体1の両側に固定ビーム8が配置されており、固定ビーム8に第1リンク9および第2リンク10が回転軸12、回転軸13を介して取付られており、第1リンク9および第2リンク10は回転可能な構造となっている。制御機器支持体3は第1リンク9および第2リンク10それぞれ回転軸14と回転軸15を介して取付られており、回転可能な構造となっている。
つぎに、動作について説明する。
ガススプリング7の片側は第1リンク9に回転軸16を介して取付られており、もう片側はガススプリング固定部11にある回転軸17を介して取付られている。両端とも回転可能な構造となっている。制御機器支持体3が下に引き下ろされる場合、第1リンク9は回転軸12を中心に、第2リンク10は回転軸13を中心に回転して、中間状態、最終状態に引き下ろされる。その際、ガススプリング7は両端の回転軸16、回転軸17それぞれを中心に回転しながら伸縮される。制御機器支持体3は最終状態に引き下ろされると、充電部4の前に降下され、充電部を保護することができる。
保守作業が終わった後、人の手で持上げることにより、元の位置に収納することができる。この時、係止部材をはめることにより、制御機器支持体3を固定することができ、制御機器ユニット2を安全に稼動させることができる。
ガススプリング7を使用することにより引き下ろし、引き上げ作業が容易に行える。
また、制御機器ユニット2を人の手の届く位置まで引き下ろすことにより、安全性・保守性を向上することができる。
図1は、本発明の配電盤を示す構造図で、(a)は引出し前の初期状態の側面図、(b)は機器引出しの中間状態の側面図、(c)は引出後の最終状態の側面図、(d)は最終状態の正面図ある。
図において、1は筐体、2は制御機器ユニット、3は制御機器支持体、4は充電部、7はガススプング、8は固定ビーム、9は第1リンク、10は第2リンク、11はガススプリング固定部、12〜17は回転軸である。
筐体1の両側に固定ビーム8が配置されており、固定ビーム8に第1リンク9および第2リンク10が回転軸12、回転軸13を介して取付られており、第1リンク9および第2リンク10は回転可能な構造となっている。制御機器支持体3は第1リンク9および第2リンク10それぞれ回転軸14と回転軸15を介して取付られており、回転可能な構造となっている。
つぎに、動作について説明する。
ガススプリング7の片側は第1リンク9に回転軸16を介して取付られており、もう片側はガススプリング固定部11にある回転軸17を介して取付られている。両端とも回転可能な構造となっている。制御機器支持体3が下に引き下ろされる場合、第1リンク9は回転軸12を中心に、第2リンク10は回転軸13を中心に回転して、中間状態、最終状態に引き下ろされる。その際、ガススプリング7は両端の回転軸16、回転軸17それぞれを中心に回転しながら伸縮される。制御機器支持体3は最終状態に引き下ろされると、充電部4の前に降下され、充電部を保護することができる。
保守作業が終わった後、人の手で持上げることにより、元の位置に収納することができる。この時、係止部材をはめることにより、制御機器支持体3を固定することができ、制御機器ユニット2を安全に稼動させることができる。
ガススプリング7を使用することにより引き下ろし、引き上げ作業が容易に行える。
また、制御機器ユニット2を人の手の届く位置まで引き下ろすことにより、安全性・保守性を向上することができる。
1 筐体
2 制御機器ユニット
3 制御機器支持体
4 充電部
5 保護カバ
6 脚立
7 ガススプリング
8 固定ビーム
9 第1リンク
・ 第2リンク
・ ガススプリング固定部
12〜17 回転軸
2 制御機器ユニット
3 制御機器支持体
4 充電部
5 保護カバ
6 脚立
7 ガススプリング
8 固定ビーム
9 第1リンク
・ 第2リンク
・ ガススプリング固定部
12〜17 回転軸
Claims (3)
- 制御機器ユニットを筐体の制御機器支持体に固定した配電盤において、
前記制御機器支持体の両側部に接続されるように前記筐体の上部から下方部に延びる固定ビームを配置し、前記固定ビームと前記制御機器支持体とを平行リンクで接続し、さらにこのリンクにスプリングを接続したリンク機構を備えたことを特徴とする配電盤。 - 前記スプリングは、ガススプリングであることを特徴とする請求項1記載の配電盤。
- 前記制御機器ユニットを収納後に、前記制御機器支持体を係止する係止部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の配電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005061920A JP2006246665A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005061920A JP2006246665A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 配電盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006246665A true JP2006246665A (ja) | 2006-09-14 |
Family
ID=37052468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005061920A Pending JP2006246665A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 配電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006246665A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015513887A (ja) * | 2012-02-23 | 2015-05-14 | ウン ジン カン | 手動型地下埋設式電気設備コンテナシステム |
KR101759154B1 (ko) * | 2015-12-17 | 2017-07-31 | 주식회사 나래트랜드 | 분전함 |
KR101931233B1 (ko) * | 2018-06-21 | 2019-03-13 | 동양종합엔지니어링 주식회사 | 공동주택의 안정된 전원배치를 위한 배전반 |
US10296131B2 (en) | 2016-03-30 | 2019-05-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Monitoring and controlling apparatus |
-
2005
- 2005-03-07 JP JP2005061920A patent/JP2006246665A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101759154B1 (ko) * | 2015-12-17 | 2017-07-31 | 주식회사 나래트랜드 | 분전함 |
US10296131B2 (en) | 2016-03-30 | 2019-05-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Monitoring and controlling apparatus |
KR101931233B1 (ko) * | 2018-06-21 | 2019-03-13 | 동양종합엔지니어링 주식회사 | 공동주택의 안정된 전원배치를 위한 배전반 |
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