JP2006245725A - マイクロフォンシステム - Google Patents

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Kenichi Tamiya
健一 田宮
隆二 ▲若▼槻
Ryuji Wakatsuki
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Abstract

【課題】音源との位置に拘わらずに一定の音質で収音することができるマイクロフォンシステムを提供する。
【解決手段】マイク選択制御部14は、話者方向判別部13により検出された音源の方向または位置にしたがって、その音源の方向を向いているマイクロフォン11またはその音源に最も近くに位置するマイクロフォン11のスイッチ15をONにし、他のマイクロフォン11のスイッチ15をOFFとする。これにより、スイッチ15がONとなっているマイクロフォン11の受音信号のみが合成され、音声として出力される。このように、マイクロフォンシステム1では、収音対象となる音源の方向を向いているマイクロフォン11や収音対象となる音源の位置に最も近いマイクロフォン11の受音信号のみが出力されるため、結果として音源との位置に拘わらずに一定の音質で収音することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数個のマイクロフォンを備えたマイクロフォンシステムに関する。
一般にマイクロフォンは、その指向性の有無によって無指向性、単一指向性、双指向性などに分類される。図15に各種マイクロフォンの指向特性を示す。図15(a)は無指向性、(b)は単一指向性、(c)は双指向性のマイクロフォンを示す。これらのマイクロフォンは、用途によって使い分けられる。例えば、講演会やライブステージにおける演者など所定の音源から収音・拡声を行う場合は、単一指向性のマイクロフォンが用いられる。この単一指向性のマイクロフォンは、マイクロフォンの正面など所定の指向方向から来る音に対して最も感度が良くなるように設定されている。したがって、マイクロフォンが音源からの音を一定の音質で収音するためには、常にマイクロフォンの指向方向に音源が位置する必要がある。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開平6−335081号公報
しかしながら、例えば講演会やライブステージなどでは、演者が常に静止しているとは限らず、むしろ動作が伴うため、演者の口をマイクロフォンの指向方向に常に位置させるのは困難である。また、マイクロフォンの指向方向に音源が位置しないと、次のような問題が生じてしまう。
音源の位置がマイクロフォンの指向方向から外れると、音量が小さくなる。また、周波数によって指向特性が異なるため、マイクロフォンの指向軸と音源との角度によって音質が変わる場合もある。
このように、従来のマイクロフォンでは、音源との位置が変化すると、音源からの音を一定の音質で収音することが困難であった。そこで、本発明は上述したような課題を解決するためになされたものであり、音源との位置に拘わらずに一定の音質で収音することができるマイクロフォンシステムを提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために本発明にかかるマイクロフォンシステムは、立体的に配置された複数のマイクロフォンと、音源の方向を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいてマイクロフォンからの出力を個別に制御する制御手段とを有することを特徴とする。
上記マイクロフォンシステムにおいて、制御手段は、マイクロフォンからの出力をそれぞれON/OFFするスイッチと、検出手段の検出結果に基づいてスイッチのON/OFFを個別に制御するON/OFF制御部とからなるようにしてもよい。
また、上記マイクロフォンシステムにおいて、制御手段は、マイクロフォンからの出力をそれぞれ増幅または減衰するゲイン調整器と、検出手段の検出結果に基づいてゲイン調整器のゲインを個別に制御するゲイン制御部とからなるようにしてもよい。
また、上記マイクロフォンシステムにおいて、制御手段は、マイクロフォンから出力される音声信号にそれぞれ遅延を付加する遅延回路と、それぞれ遅延を付加された音声信号の総和をとる加算回路と、検出手段の検出結果に基づいて遅延回路によって付加される遅延量を個別に制御する遅延制御部とからなるようにしてもよい。
上記マイクロフォンシステムにおいて、検出手段は、マイクロフォンの出力から音源の方向を特定する処理部からなるようにしてもよい。また、検出手段は、カメラとこのカメラによって撮像された画像から音源の方向を特定する画像処理装置とからなるようにしてもよい。また、検出手段は、赤外線センサとこの赤外線センサからの出力から音源の方向を特定する処理部とからなるようにしてもよい。また、検出手段により検出された音源が収音対象となる音源か否かを判別する判別手段をさらに備えるようにしてもよい。
また、上記マイクロフォンシステムにおいて、マイクロフォンからの出力信号の周波数特性を補正する補正手段をさらに備えるようにしてもよい。
本発明によれば、検出手段の出力に基づいてマイクロフォンの出力を制御するため、音源との位置に拘わらずに一定の音質で収音することが可能となる。
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明にかかる第1の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかるマイクロフォンシステムの構成を模式的に表す図である。図1に示すマイクロフォンシステム1は、所定の形状のベースに立体的に配設された複数のマイクロフォン11と、音源の方向や位置を検出するための情報を検出するセンサ12と、このセンサ12により検出された情報から音源の位置や方向を判別する話者方向判別部13と、この話者方向判別部13の判別結果に基づいて受音信号を出力するマイクロフォン11を選択するマイク選択制御部14と、このマイク選択制御部14の指示に基づいて各マイクロフォン11から出力される受音信号をON/OFFするスイッチ15と、各スイッチ15の出力信号を加算する加算回路23とから構成されている。
マイクロフォン11は、図2に示すような単一指向性を有する公知の超小型マイクロフォンである。このようなマイクロフォン11は、多面体や球体からなるベースに立体的に複数配設される。このベースについて、図3〜7を参照して説明する。図3〜7は、ベースの構成を模式的に示す図である。
ベースは、図3(a),(b)に示すような球面、図4に示すような多角錐台、図5(a)〜(c)に示すような正多面体、図6(a)に示すような星形正多面体、図7(a)〜(m)に示すような準正多面体などの形状を有し、その頂点や面上に複数のマイクロフォン11が立体的に配置される。このとき、各マイクロフォン11は、指向軸の延長線がベースの重心を通り、かつ、指向方向がベースの重心と反対側を向くように配設される。なお、ベースは、音響的に不透過で十分に吸音性を有するようにしてもよい。また、マイクロフォン11は、ベースの内部に配設するようにしてもよい。
センサ12は、音源の位置や方向を特定するための情報をリアルタイムに検出するセンサであり、例えば、音源から発せられる音を検出する複数の音源特定用マイクロフォンから構成することができる。
話者方向判別部13は、センサ12の信号出力から音源の位置や方向を検出する音源位置解析装置から構成される。この話者方向判別部13は、センサ12から出力される音声信号の大きさからセンサ12に対する音源の相対位置を特定し、この相対位置と、センサ12とマイクロフォン11との位置関係とから、マイクロフォン11に対する音源の位置や方向を特定するものである。
マイク選択制御部14は、話者方向判別部13により判別された収音対象となる音源の方向を向いているマイクロフォン11やその位置に近いマイクロフォン11のスイッチ15をONにし、他のマイクロフォン11のスイッチ15をOFFにする。
次に、マイクロフォンシステム1の動作について説明する。まず、講演会やライブステージにおける演者などの音源から音が発せられると、話者方向判別部13は、センサ12により検出された音の音源の方向または位置を検出する。
次いで、マイク選択制御部14は、話者方向判別部13により検出された音源の方向または位置にしたがって、その音源の方向を向いているマイクロフォン11またはその音源に最も近くに位置するマイクロフォン11のスイッチ15をONにし、他のマイクロフォン11のスイッチ15をOFFとする。これにより、スイッチ15がONとなっているマイクロフォン11の受音信号のみが合成され、音声として出力される。このように、マイクロフォンシステム1では、収音対象となる音源の方向を向いているマイクロフォン11や収音対象となる音源の位置に最も近いマイクロフォン11の受音信号のみが出力されるため、結果として音源との位置に拘わらずに一定の音質で収音することが可能となる。
なお、センサ12としては、本実施の形態ではマイクロフォン11とは別に音源位置解析用マイクを設けるものとして説明したが、マイクロフォン11の一部または全部を音源位置解析用マイクとしても用いるようにしてもよい。
さらに、センサ12としては、音源の位置や方向を特定するものであれば上述した音源位置解析専用マイクのみならず、音源の画像を検出する超小型カメラ、音源の熱を検出する赤外線センサ等の熱感知センサ、ベースの角速度や加速度を検出するジャイロセンサ、超音波を送受信する超音波センサなどを用いるようにしてもよい。
また、話者方向判別部13による音源の方向または位置の判別は、上述したようなセンサ(マイク)12からの音声出力の大小に基づいて音源の方向を特定する代わりに、複数のマイクロフォン11の受音信号の位相差、相関を分析することにより音源の位置を特定するようにしてもよい。また、カメラや赤外線センサをセンサ12として用いる場合は、画像認識や温度分布分析によって判別するようにしてもよい。例えば、画像認識により判別する場合は、センサ(カメラ)12より検出された音源の位置や方向に口など動いているものが画像から認識されると、収音対象となる音源がそこに存在すると判別する。また、温度分布分析によって判別する場合は、赤外線センサ等の熱監視センサをさらに設け、センサ(赤外線センサ)12により検出された音源の位置や方向に演者が存在することが温度分布から認識されると、センサ12が検出した音源は収音対象となる音源であると判別する。
また、本実施の形態では、マイクロフォン11からの出力を制御するためにスイッチ15を用いたが、図8に示すようにスイッチ15の替わりにゲイン調整器16を設けるようにしてもよい。この場合、マイク選択制御部14は、話者方向判別部13によって収音対象となる音源の方向または位置が判別されると、その音源の方向を向いているマイクロフォン11やその音源に最も近いマイクロフォン11と接続されたゲイン調整器16のゲインを大きくし、他のマイクロフォン11と接続されたゲイン調整器16のゲインを減衰させる。このようにしても、収音対象となる音源の方向を向いているマイクロフォン11や収音対象となる音源に最も近いマイクロフォン11の受音信号のみが増幅されることになるため、結果として音源との位置に拘わらずに一定の音質で収音することが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明にかかる第2の実施の形態について説明する。図9は、本実施の形態にかかるマイクロフォンシステムの構成を模式的に表す図である。なお、本実施の形態において、上述した第1の実施の形態と同等の構成要素については、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
図9に示すマイクロフォンシステム2は、所定の形状のベースに立体的に配設された複数のマイクロフォン21と、センサ12により検出された音源の方向または位置を検出する話者方向判別部13と、各マイクロフォン21から出力される受音信号に遅延を付加する遅延回路22と、この遅延回路22により遅延が付加された各マイクロフォン21の受音信号を加算する加算回路23と、話者方向判別部13の判別結果に基づいて各マイクロフォン21の受音信号に加える遅延を決定する遅延加算処理制御部24とを有する。
マイクロフォン21は、図10に示すような無指向性の公知の超小型マイクロフォンである。このようなマイクロフォン21は、上述した図3〜7に示すような球面、多角錐台、正多面体、星形正多面体、準正多面体などの形状を有するベースの頂点や面上に立体的に配置される。なお、ベースは、例えば図6(b),(c)に示すように音響的に透過な形状を有するようにしてもよい。また、マイクロフォン21は、ベースの内部に配設するようにしてもよい。これら複数のマイクロフォン21は、遅延回路22と加算回路23とによる遅延加算処理によって、単数または複数の指向性を有するアレイマイクロフォンとして作用する。
遅延加算処理制御部24は、各遅延回路22がマイクロフォン21の受音信号に加算する遅延量を決定することにより、受音指向性制御を行う。この受音指向性制御について図11を参照して説明する。
まず、マイクロフォン21の間隔(以下、アレイ長という)に比べてマイクロフォン21と音源との距離が十分遠い場合、図11(a)に示すように、各マイクロフォン21の受音信号がマイクロフォン21と音源とを結ぶ直線lに対して垂直な任意の平面Sで同位相となる平面波になるように、遅延回路22によって各マイクロフォン21の受音信号それぞれに遅延量を付加する。例えば、図11(a)の場合、平面Sで同位相となるようマイクロフォン21a〜21eの受音信号にそれぞれdt0〜dt4の遅延量を付加する。特定の位相の信号のみが強め合うことで、特定方向の受音特性が得られる。このように音源の方向に指向軸を合わせ、特定の方向から到来する音のみを収音することにより、マイクロフォン21と音源との距離が遠い場合であっても、一定の音質で収音することが可能となる。
一方、アレイ長に比べてマイクロフォン21と音源との距離が近い場合、図11(b)に示すように、各マイクロフォン21の受音信号が音源Gを中心とする任意の球面bで同位相となる球面波となるように、遅延回路22によって各マイクロフォン21の受音信号それぞれに遅延量を付加する。例えば、図11(b)の場合、球面bで同位相となるようマイクロフォン21a〜21eの受音信号にそれぞれdt0〜dt4の遅延量を付加する。特定の位相の信号のみが強め合うことで、特定方向の受音特性が得られる。このように音源の位置に指向軸を合わせ、より具体的には音源Gに焦点を合わせ、空間上の特定の位置から到来する音のみを収音することにより、マイクロフォン21と音源との距離が近い場合であっても、一定の音質で収音することが可能となる。
次に、マイクロフォンシステム2の動作について説明する。まず、講演会やライブステージにおける演者などの音源から音が発せられると、話者方向判別部13は、センサ12の信号出力を分析し、その音源の方向または位置を検出する。
次いで、遅延加算処理制御部24は、遅延回路22および加算回路23を用いて受音指向性制御を行い、話者方向判別部13により検出した音源の方向にアレイマイクロフォンの指向性を持たせる。例えば、遅延加算処理制御部24は、上述したように音源の方向に指向軸を合わせ、特定の方向から到来する音のみを収音する。また、音源の位置が特定でき、かつ、アレイ長に比べて音源の位置が近い場合、遅延加算処理制御部24は、上述したように音源の位置に指向軸を合わせ、特定の位置から到来する音のみを収音するようにしてもよい。このような受音指向性制御が行われた各マイクロフォン21の受音信号が音声として出力される。このようにマイクロフォンシステム2では、音源の方向または音源の位置に指向軸を合わせて収音した受音信号のみが出力されることになるため、音源との位置に拘わらずに一定の音質で収音することが可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明にかかる第3の実施の形態について説明する。図12は、本実施の形態にかかるマイクロフォンシステムの構成を模式的に示す図である。なお、本実施の形態において、上述した第1,2の実施の形態と同等の構成要素については、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
図12に示すマイクロフォンシステム3は、所定の形状のベースに立体的に配設された複数のマイクロフォン21と、センサ12により検出された音源の方向または位置を検出する話者方向判別部13と、センサ12により検出された音源が収音対象ではない音源か否かを判別する非話者方向判別部31と、各マイクロフォン21から出力される受音信号に遅延を付加する遅延回路22と、話者方向判別部13および非話者方向判別部31の判別結果に基づいて各マイクロフォン21の受音信号に加える遅延を決定する遅延加算処理制御部32と、この遅延加算処理制御部32の指示に基づいて各マイクロフォン21から出力される受音信号を増幅または減衰するゲイン調整器33と、各ゲイン調整器33の出力信号を加算する加算回路23とを有する。
非話者方向判別部31は、センサ12により検出された音源が収音対象ではない音源を判別する。この判別は、センサ12の信号出力から音源の位置や方向を分析することにより行われる。例えば、センサ12の信号出力から分析した音源の位置または方向が、収音対象となる音源として想定し得ない所定の位置または方向にある場合、非話者方向判別部31は、その音源を収音対象ではない音源として判別する。
遅延加算処理制御部32は、話者方向判別部13により音源の位置または方向が判別されると、各遅延回路22がマイクロフォン21の受音信号に加算する遅延量を決定し、複数のマイクロフォン21からなるアレイマイクロフォンの受音指向性制御を行う。また、遅延加算処理制御部32は、非話者方向判別部31により収音対象ではない音源が判別されると、その音源の方向または位置に指向性の死角を形成されるように各遅延回路22がマイクロフォン21の受音信号に加算する遅延量を決定し、その音源からの音を収音しないようにする。
次に、マイクロフォンシステム3の動作について説明する。まず、講演会やライブステージにおける演者などの音源から音が発せられると、話者方向判別部13は、センサ12の信号出力を分析し、その音源の位置または方向を検出する。また、非話者方向判別部31は、センサ12の信号出力を分析し、その音源が収音対象ではない音源か否かを判別する。
次いで、遅延加算処理制御部32は、話者方向判別部13により判別された音源の位置または方向と、非話者方向判別部31の判別結果に基づいて各遅延回路22がマイクロフォン21の受音信号に加える遅延量を決定し、受音指向性制御を行う。まず、非話者方向判別部31により収音対象ではない音源と判別されない場合、遅延加算処理制御部32は、話者方向判別部13により検出した音源の方向または位置にアレイマイクロフォンの指向性を持たせる。一方、非話者方向判別部31により収音対象ではない音源と判別された場合、遅延加算処理制御部32は、検出した音源の方向または位置に指向性の死角が形成されるよう各遅延回路22の遅延量を決定し、その音源からの音を収音しないようにする。
このような処理が行われた各マイクロフォン21の受音信号が音声として出力される。このように、マイクロフォンシステム3では、収音対象となる音源に対しては受音指向性制御を行い、収音対象ではない音源に対してはその音源の方向に指向性の死角を形成することにより、収音対象となる音源の方向または位置に指向軸を合わせて収音した受信信号のみが出力されることになるため、音源との位置に拘わらず一定の音質で収音することが可能となる。
なお、本実施の形態では、遅延加算処理制御部32により遅延回路22と加算回路23を用いて無指向性のマイクロフォン21からの出力を遅延加算処理を行うようにしたが、図1で示したマイク選択制御部14によりスイッチ15を用いて単一指向性のマイクロフォン11の出力を制御するようにしてもよい。この場合、マイク選択制御部14は、非話者方向判別部31により収音対象ではない音源と判別されないと、話者方向判別部13により検出した音源の位置または方向を向いているマイクロフォン21のスイッチ15をONにする。一方、非話者方向判別部31により収音対象ではない音源と判別されると、その音源の方向を向いているマイクロフォン21のスイッチ15をOFFにする。このようにしても、音源との位置に拘わらず一定の音質で収音することが可能となる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明にかかる第4の実施の形態について説明する。図13は、本実施の形態にかかるマイクロフォンシステムの構成を模式的に表す図である。なお、本実施の形態において、上述した第1〜3の実施の形態と同等の構成要素については、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
図13に示すマイクロフォンシステム4は、所定の形状のベースに立体的に配設された複数の複数のマイクロフォン21と、センサ12により検出された音源の方向または位置を検出する話者方向判別部13と、話者方向判別部13の判別結果に基づいて各マイクロフォン21の受音信号に加える遅延とゲイン調整量を決定する遅延加算処理制御部32と、この遅延加算処理制御部32の指示に基づいて各マイクロフォン21から出力される受音信号に遅延を付加する遅延回路22、および、遅延回路の出力信号を増幅または減衰するゲイン調整器33と、話者方向判別部13の判別結果に基づいてマイクロフォン21の受音信号の周波数特性の補正量を決定する等化器制御部42と、等化器制御部42の指示に基づいて各ゲイン調整器33の出力信号の周波数特性の補正を行う等化器41と、各等化器の出力信号を加算して音声出力信号を出力する加算回路23とを有する。
等化器制御部42は、話者方向判別部13により音源の方向または位置が検出されると、各マイクロフォン21毎に設けられた等化器41を用いて、その音源の位置や方向に基づき、その方向における各マイクロフォン21の周波数特性がフラットに近付くように、または、加算回路23の出力信号である音声出力信号の周波数特性が所望の特性となるように、受音信号の周波数特性を補正する。
次に、マイクロフォンシステム4の動作について説明する。まず、講演会やライブステージにおける演者などの音源から音が発せられると、話者方向判別部13は、センサ12の信号出力を分析し、その音源の位置または方向を検出する。
遅延加算処理制御部24は、話者方向判別部13により音源の位置または方向が判別されると、各遅延回路22がマイクロフォン21の受音信号に加える遅延量を決定し、その音源に対して受音指向性制御を行う。ここで、例えば、遅延加算処理制御部24は、マイクロフォンシステム4における位置と、音源の位置または方向とに基づいて、その音源の収音に不要と判断したマイクロフォン21のゲイン調整量を0とするようにしてもよい。
遅延加算処理制御部24により受音指向性制御が行われたマイクロフォン21の受音信号に対して、等化器制御部42は、等化器41を用いて等化処理を行う。このような処理が行われた各マイクロフォン21からの受音信号が音声として出力される。このように、マイクロホンシステム4では、受音指向性制御が行われた受音信号に対して等化処理を行って周波数特性を補正するため、音源との位置に拘わらず、より一定の音質で収音することが可能となる。
なお、本実施の形態では、等化器41をマイクロフォン21毎に設けるようにしたが、図14に示すように各マイクロフォン21の受音信号の加算後に等化器41を設けるようにしてもよい。この場合、等化器制御部42は、遅延加算処理制御部24により受音指向性制御がされた各マイクロフォン21の受音信号を加算したものに対して周波数特性を補正する。このようにしても、音源との位置に拘わらず、より一定の音質で収音することが可能となる。
また、本実施の形態では、遅延加算処理制御部32により遅延回路22と加算回路23を用いて無指向性のマイクロフォン21からの出力を制御しての指向性収音処理を行うようにしたが、図1で示したマイク選択制御部14によりスイッチ15を用いて単一指向性のマイクロフォン11の出力を制御するようにしてもよい。
なお、第1〜4の実施の形態において、各信号処理は、マイク本体内で行わないようにしてもよい。この場合、各マイクロフォンからの信号線がマイク本体の外部に導出されような形態にしてもよい。
第1の実施の形態のマイクロフォンシステムの構成を示す模式図である。 単一指向性マイクの周波数帯域別指向特性を示す図である。 (a),(b)球面のベースの構成を模式的に示す図である。 多角錐台のベースの構成を模式的に示す図である。 (a)〜(c)正多面体のベースの構成を模式的に示す図である。 (a)〜(c)星形正多面体のベースの構成を模式的に示す図である。 (a)〜(m)準正多面体のベースの構成を模式的に示す図である。 第1の実施の形態の他のマイクロフォンシステムの構成を示す模式図である。 第2の実施の形態のマイクロフォンシステムの構成を示す模式図である。 無指向性マイクの周波数帯域別指向特性を示す図である。 (a)マイクロフォンと音源とが遠い場合、(b)マイクロフォンと音源とが近い場合の受音指向性制御を説明するための模式図である。 第3の実施の形態のマイクロフォンシステムの構成を示す模式図である。 第4の実施の形態のマイクロフォンシステムの構成を示す模式図である。 第4の実施の形態の他のマイクロフォンシステムの構成を示す模式図である。 (a)無指向性、(b)単一指向性、(c)双指向性のマイクロフォンの指向性を説明する画面図である。
符号の説明
1,2,3,4…マイクロフォンシステム、11,21…マイクロフォン、12…センサ、13…話者方向判別部、14…マイク選択制御部、15…スイッチ、16…ゲイン調整器、22…遅延回路、23…加算回路、24…遅延加算処理制御部、31…非話者方向判別部、32…遅延加算処理制御部、33…ゲイン調整器、41…等化器、42…等化器制御部。

Claims (9)

  1. 立体的に配置された複数のマイクロフォンと、
    音源の方向を検出する検出手段と、
    この検出手段の検出結果に基づいて前記マイクロフォンからの出力を個別に制御する制御手段と
    を有することを特徴とするマイクロフォンシステム。
  2. 前記制御手段は、
    前記マイクロフォンからの出力をそれぞれON/OFFするスイッチと、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記スイッチのON/OFFを個別に制御するON/OFF制御部とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のマイクロフォンシステム。
  3. 前記制御手段は、
    前記マイクロフォンからの出力をそれぞれ増幅または減衰するゲイン調整器と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記ゲイン調整器のゲインを個別に制御するゲイン制御部とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のマイクロフォンシステム。
  4. 前記制御手段は、
    前記マイクロフォンから出力される音声信号にそれぞれ遅延を付加する遅延回路と、
    それぞれ遅延を付加された音声信号の総和をとる加算回路と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記遅延回路によって付加される遅延量を個別に制御する遅延制御部とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のマイクロフォンシステム。
  5. 前記検出手段は、前記マイクロフォンの出力から前記音源の方向を特定する処理部からなる
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のマイクロフォンシステム。
  6. 前記検出手段は、カメラとこのカメラによって撮像された画像から前記音源の方向を特定する画像処理装置とからなる
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のマイクロフォンシステム。
  7. 前記検出手段は、赤外線センサとこの赤外線センサからの出力から前記音源の方向を特定する処理部とからなる
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のマイクロフォンシステム。
  8. 前記検出手段により検出された音源が収音対象となる音源か否かを判別する判別手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載のマイクロフォンシステム。
  9. 前記マイクロフォンからの出力信号の周波数特性を補正する補正手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のマイクロフォンシステム。
JP2005055488A 2005-03-01 2005-03-01 マイクロフォンシステム Pending JP2006245725A (ja)

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