JP2006240238A - Petボトル成形機の延伸ロッド昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 PETボトル成形機におけるプリフォーム延伸用ロッドの成形条件の設定を、位置調整や部品交換等をすることなく簡単に行うことができるPETボトル成形機の昇降装置を提供すること。
【解決手段】 プリフォームを成形型内でロッドにより延伸後、ブローして所定の形状とするPETボトル成形機の延伸ロッド昇降装置であって、前記延伸ロッドを電気的に制御可能なモータにより駆動させるようにした。電気的に制御可能なモータとしては、サーボモータあるいはステッピングモータを用いることができる。なお、PETボトル成形機はロータリー式のものが好ましい。
【選択図】 図1
【解決手段】 プリフォームを成形型内でロッドにより延伸後、ブローして所定の形状とするPETボトル成形機の延伸ロッド昇降装置であって、前記延伸ロッドを電気的に制御可能なモータにより駆動させるようにした。電気的に制御可能なモータとしては、サーボモータあるいはステッピングモータを用いることができる。なお、PETボトル成形機はロータリー式のものが好ましい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、PETボトル成形機におけるプリフォーム延伸用ロッドの成形条件の設定を、位置調整や部品交換等をすることなく簡単に行うことができるPETボトル成形機の昇降装置に関するものである。
従来から、PETボトルの成形はプリフォームと称される有底筒状の予備成形体を成形型内でロッドにより延伸後、ブローして所定の形状とする2軸延伸法により行われている。また、生産するPETボトルの形状は多種多用であり、製品形状に合わせて成形型の交換が行われている。この場合、前記プリフォーム延伸用ロッドの昇降タイミング、昇降スピード、昇降ストローク等の条件設定も各製品に合わせて調整する必要がある。
しかしながら、特許文献1に示されるように、従来の成形機においてはプリフォーム延伸用ロッドの昇降動はカムを使用して機械的に行うのが普通であり、この結果、各製品に対応した最適なカム部品の製作および交換作業を強いられるという問題点があった。また、新製品や試作品の成形条件を探り出す場合に、例えばロッドの昇降スピードを変更する時はカム部品を再度製作して交換せねばならず、時間的にもコスト的にも高くなるという問題点があった。
特表2004−508980号公報
本発明は上記のような従来の問題点を解決して、PETボトル成形機におけるプリフォーム延伸用ロッドの成形条件の設定を、位置調整や部品交換等をすることなく簡単に行うことができるPETボトル成形機の延伸ロッド昇降装置を提供することを目的として完成されたものである。
上記課題を解決するためになされた本発明のPETボトル成形機の延伸ロッド昇降装置は、プリフォームを成形型内でロッドにより延伸後、ブローして所定の形状とするPETボトル成形機の延伸ロッド昇降装置であって、前記延伸ロッドを、電気的に制御可能なモータにより駆動させるようにしたことを特徴とするものである。
本発明では、延伸ロッドを電気的に制御可能なモータにより駆動させるようにしたので、ロッドの昇降タイミング、昇降スピード、昇降ストローク等の条件設定は、従来のように個別のカム部品を製作して対応する必要がなく、全て電気的な信号の入力で簡単に行うことができることとなる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい形態を示す。
図面は、本発明をロータリー式のPETボトル成形機に適用した場合を示すもので、図1は一つのセクションの断面図を示すものである。図において、1は成形用金型であり、この金型は円盤状の回転式ブローテーブル2上に複数個(例えば、4個とか6個)均等に配置されている。また、3はブローヘッド、4は延伸ロッド、5は有底筒状のプリフォームである。
図面は、本発明をロータリー式のPETボトル成形機に適用した場合を示すもので、図1は一つのセクションの断面図を示すものである。図において、1は成形用金型であり、この金型は円盤状の回転式ブローテーブル2上に複数個(例えば、4個とか6個)均等に配置されている。また、3はブローヘッド、4は延伸ロッド、5は有底筒状のプリフォームである。
この成形機では、前工程で所定温度まで加熱されたプリフォーム5を成形用金型1内へ移送後、ブローヘッド3を下降してプリフォーム5の口天と密着させ、次いで延伸ロッド4をプリフォーム5の内部へ挿入するとともに所定ストローク分だけ下降してプリフォーム5の延伸を行う。次いで、ブローエアを入れて成形用金型1のキャビティ内面に添ったボトル形状とし、その後、延伸ロッド4を元の位置まで上昇した後、成形用金型1を開いてPETボトルを取り出す。以上の工程を、ブローテーブル2の1回転中に行うことで、連続的にPETボトルを生産する。
そして本発明では、前記延伸ロッド4が電気的に制御可能なモータにより駆動されるように構成されている。電気的に制御可能なモータとしては、例えばサーボモータあるいはステッピングモータ等があり、図示のものではサーボモータ6を用いている。
図2に示されるように、サーボモータ6の先端部にはボールネジを有する駆動ユニット7が設けられ、ブラケット8を介して延伸ロッド4が取り付けられており、延伸ロッド4はサーボモータ6の駆動に従って昇降動する構造となっている。従って、サーボモータ6への電気信号の入力を制御することにより、延伸ロッド4を任意に作動させることが可能となる。
図2に示されるように、サーボモータ6の先端部にはボールネジを有する駆動ユニット7が設けられ、ブラケット8を介して延伸ロッド4が取り付けられており、延伸ロッド4はサーボモータ6の駆動に従って昇降動する構造となっている。従って、サーボモータ6への電気信号の入力を制御することにより、延伸ロッド4を任意に作動させることが可能となる。
より具体的には、例えば図3に示されるように、成形する製品に応じて延伸ロッド4を待機位置から成形用金型1の底部付近までの距離(L)のストロークで昇降動させる必要があり、従来は各製品に対応した最適なカム部品の製作および交換作業を行っていた。これに対して、本発明では前記サーボモータ6への電気信号の入力を変更するだけで簡単に、しかも確実にストロークを制御することができることとなる。また、ストローク調整だけでなく、延伸ロッド4の昇降タイミング、昇降スピード等も調整する必要があるが、この場合もサーボモータ6への電気信号の入力を変更するだけで簡単に制御することができる。
以上の説明からも明らかなように、本発明はプリフォーム5を成形型1内でロッド4により延伸後、ブローして所定の形状とするPETボトル成形機において、前記延伸ロッド4を、電気的に制御可能なモータにより駆動させるようにしたので、延伸ロッド4の作動条件の設定を、位置調整や部品交換等をすることなく簡単かつ確実に行うことができることとなる。更には、新製品や試作品の成形条件を探り出す場合、従来は思考錯誤を繰り返し長時間かけてカム部品の製作および交換作業を行っていたが、本発明によればサーボモータ6への電気信号の入力を変更するだけの簡単な操作で短時間に最適な成形条件を割り出すこと可能となり、時間的にもコスト的にも大幅に低減化できるという利点も有するものである。
1 成形用金型
2 ブローテーブル
3 ブローヘッド
4 延伸ロッド
5 プリフォーム
6 サーボモータ
7 駆動ユニット
8 ブラケット
2 ブローテーブル
3 ブローヘッド
4 延伸ロッド
5 プリフォーム
6 サーボモータ
7 駆動ユニット
8 ブラケット
Claims (3)
- プリフォームを成形型内でロッドにより延伸後、ブローして所定の形状とするPETボトル成形機の延伸ロッド昇降装置であって、前記延伸ロッドを電気的に制御可能なモータにより駆動させるようにしたことを特徴とするPETボトル成形機の延伸ロッド昇降装置。
- 電気的に制御可能なモータが、サーボモータあるいはステッピングモータである請求項1に記載のPETボトル成形機の延伸ロッド昇降装置。
- PETボトル成形機がロータリー式である請求項1または2に記載のPETボトル成形機の延伸ロッド昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005062446A JP2006240238A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | Petボトル成形機の延伸ロッド昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005062446A JP2006240238A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | Petボトル成形機の延伸ロッド昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006240238A true JP2006240238A (ja) | 2006-09-14 |
Family
ID=37047097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005062446A Pending JP2006240238A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | Petボトル成形機の延伸ロッド昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006240238A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2117806A2 (de) | 2007-02-15 | 2009-11-18 | KHS Corpoplast GmbH & Co. KG | Verfahren und vorrichtung zur blasformung von behältern unter verwendung eines servomotors für die reckstange |
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JP2004209785A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Aoki Technical Laboratory Inc | 延伸ロッドの伸長駆動装置 |
-
2005
- 2005-03-07 JP JP2005062446A patent/JP2006240238A/ja active Pending
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EP2117806B1 (de) * | 2007-02-15 | 2016-01-06 | KHS Corpoplast GmbH | Verfahren und vorrichtung zur blasformung von behältern unter verwendung eines servomotors für die reckstange |
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