JP2006239845A - 回転刃物装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 丸刃の遊星運動を行なわせる動力伝達部分の摩耗や騒音を生じなく、高速回転可能で耐久性に優れた回転刃物装置を提供すること。
【解決手段】 モータにより駆動される軸筒部26が設けられた回転体25と、その回転体25を回転自由に設けた固定側のベース1とからなり、その軸筒部の周りに位置するベース1に多数の第一マグネット18を等角度間隔で環状に配置し、その回転体25の中心Cを中心とする対称位置に、丸刃55が着脱可能に設けられた刃物ホルダー45を回転自由に設け、その刃物ホルダー45に多数の第二マグネット51を等角度間隔で環状に配置し、さらに、それら第二マグネット51を第一マグネット18に対して同一平面上に配置するように設け、回転体25を回転させることにより、第一マグネット18と第二マグネット51の吸引作用によって丸刃55が自転しつつベース1の周りを公転する遊星運動を行う。
【選択図】 図2
【解決手段】 モータにより駆動される軸筒部26が設けられた回転体25と、その回転体25を回転自由に設けた固定側のベース1とからなり、その軸筒部の周りに位置するベース1に多数の第一マグネット18を等角度間隔で環状に配置し、その回転体25の中心Cを中心とする対称位置に、丸刃55が着脱可能に設けられた刃物ホルダー45を回転自由に設け、その刃物ホルダー45に多数の第二マグネット51を等角度間隔で環状に配置し、さらに、それら第二マグネット51を第一マグネット18に対して同一平面上に配置するように設け、回転体25を回転させることにより、第一マグネット18と第二マグネット51の吸引作用によって丸刃55が自転しつつベース1の周りを公転する遊星運動を行う。
【選択図】 図2
Description
本発明は、食品切截機等に用いられる回転刃物装置に関する。
食品切截機等に用いられる回転刃物には、丸刃ユニットと、回転中心から偏心した位置に設けられる
なぎ刃 構造のものとが知られている。従来の丸刃ユニットには、歯車若しくはチェーン又はベルトを用いる伝動機構によって丸刃を自転させつつ公転させるいわゆる遊星運動を行なわせる構造とされている。
なぎ刃 構造のものとが知られている。従来の丸刃ユニットには、歯車若しくはチェーン又はベルトを用いる伝動機構によって丸刃を自転させつつ公転させるいわゆる遊星運動を行なわせる構造とされている。
ところが、歯車を用いる伝動機構では、歯車が噛み合って接触しながら動力を伝達するので、歯車の噛み合い音を生じると共に歯面の摩耗を生ずる。また、歯車の潤滑油がシール部分から外方に漏れることがあり、このような潤滑油の漏れについては、特に食品機械において衛生面の点から好ましくないと言える。
例えば、特開平11−2297号公報には、電気カミソリ、研磨機等に利用可能な遊星歯車装置が開示されている。その遊星歯車装置は、機枠に固定したモータの回転軸を機枠に設けた管状突部に遊嵌し、その管状突部に固定した太陽歯車と噛み合ってその周りを自転し、公転する複数の遊星歯車の回転軸を管状突部に回転可能に装着した中空回転盤より外方に夫々突出させ、モータの回転軸に固定された中空回転盤を回転させることにより遊星歯車の回転軸に固定される刃物を回転させる構造とされている。
上記チェーン用いる伝動機構では、チェーンが高速で走行すればするほど騒音が大きくなり、チェーンに弛みを生じるためにテンションの調整や点検作業をしなければならない等の煩わしさを伴う。同様に、ベルトを用いる伝動機構においても、ベルトに弛みを生じるためにテンションの調整や点検作業を要する。また、チェーンやベルトは摩耗が避けられないことから、所定の耐用期間を経過すれば新しいものに交換をしなければならない。
特開平11−2297号公報
実用新案登録第3017044号公報
本発明の目的は、丸刃の遊星運動を行なわせる動力伝達部分の摩耗や騒音を生じなく、高速回転可能で耐久性に優れた回転刃物装置を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、モータにより駆動される回転軸に挿入する軸筒部が設けられた回転体と、その回転体を回転自由に設けた固定側のベースとからなり、その軸筒部の周りに位置する該ベースの円形外周部に多数の第一マグネットを等角度間隔で環状に配置し、その回転体の前記軸筒部の中心を中心とする対称位置に、丸刃が着脱可能に設けられた少なくとも二つの刃物ホルダーを回転自由に設け、その刃物ホルダーの円形外周部に多数の第二マグネットを等角度間隔で環状に配置し、さらに、それらの第二マグネットを前記第一マグネットに対して同一平面上に配置するように設け、前記モータにより回転体を回転させることにより、第一マグネットと第二マグネットの吸引作用によって各々の刃物ホルダーに固定された丸刃が自転しつつベースの周りを公転する遊星運動を行い、その丸刃の回転軌跡範囲内に送り込まれる被切截物を切截することができるように構成したことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の回転刃物装置において、前記第一マグネット及び第二マグネットが夫々偶数個であって、隣り合うマグネットのN極・S極の極性を交互に変えて配置されていることを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載の回転刃物装置において、前記丸刃が前記回転体の前面又は背面に配置されるように構成したことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項4に記載した発明は、請求項1から3の何れかに記載の回転刃物装置において、前記ベースの後端部と前記回転軸を支持する固定側の支持部材の前端部とを雌雄の関係で係合自在に設け、そのベースを該支持部材から分離可能に設けたことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項5に記載した発明は、請求項1から3の何れかに記載の回転刃物装置において、前記ベースを前記回転体の回転方向と反対方向に回転可能に設け、前記モータにより回転体を回転させると同時にベースを該方向に回転させるように構成したことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項6に記載した発明は、請求項5に記載の回転刃物装置において、前記ベースの後端部と当該ベースを回転駆動させる駆動部材の前端部とを雌雄の関係で係合自在に設け、そのベースを該駆動部材から分離可能に設けたたことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項7に記載した発明は、請求項1から6の何れかに記載の回転刃物装置において、前記回転体に一つの刃物ホルダーを回転自由に設けると共に当該刃物ホルダーに対応するバランスウェイトを設けたことを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
この回転刃物装置は、丸刃の遊星運動をベースの第一マグネットと刃物ホルダーの第二マグネットの吸引作用によって非接触状態で行なうように構成しているので、動力伝達部分の摩耗や騒音がなく、高速回転可能で耐久性に優れる。加えて、従来の歯車方式の遊星運動機構に見られるような潤滑油の漏れを生じることがなくなるため、維持管理が極めて容易である。
この回転刃物装置は、丸刃の遊星運動をベースの第一マグネットと刃物ホルダーの第二マグネットの吸引作用によって非接触状態で行なうように構成しているので、動力伝達部分の摩耗や騒音がなく、高速回転可能で耐久性に優れる。加えて、従来の歯車方式の遊星運動機構に見られるような潤滑油の漏れを生じることがなくなるため、維持管理が極めて容易である。
(請求項2の発明)
この回転刃物装置は、ベースの第一マグネット及び刃物ホルダーの第二マグネットが夫々偶数個であって、隣り合うマグネットのN極・S極の極性を交互に変えて配置されているので、刃物ホルダーに固定される丸刃の遊星運動を円滑に行わせることができる。
この回転刃物装置は、ベースの第一マグネット及び刃物ホルダーの第二マグネットが夫々偶数個であって、隣り合うマグネットのN極・S極の極性を交互に変えて配置されているので、刃物ホルダーに固定される丸刃の遊星運動を円滑に行わせることができる。
(請求項3の発明)
この回転刃物装置は、丸刃を回転体の前面又は背面の何れにも配置可能であるので、各種機械装置に適用可能である。
この回転刃物装置は、丸刃を回転体の前面又は背面の何れにも配置可能であるので、各種機械装置に適用可能である。
(請求項4及び6の発明)
この回転刃物装置は、ベースの後端部を機械側の駆動部分から簡単に分離することができるので、丸刃の研磨等の保守作業時の利便性に優れている。
この回転刃物装置は、ベースの後端部を機械側の駆動部分から簡単に分離することができるので、丸刃の研磨等の保守作業時の利便性に優れている。
(請求項5の発明)
この回転刃物装置は、回転体の回転と同時にベースを当該回転体と反対方向に回転させるように構成しているので、ベースを固定している場合に比べて丸刃をより高速に回転することができ、回転体の回転が低速の場合においても被切截物を円滑に切截することが可能である。
この回転刃物装置は、回転体の回転と同時にベースを当該回転体と反対方向に回転させるように構成しているので、ベースを固定している場合に比べて丸刃をより高速に回転することができ、回転体の回転が低速の場合においても被切截物を円滑に切截することが可能である。
(請求項7の発明)
この回転刃物装置は、一つの丸刃を遊星運動させる構成としており、低速回転においてやや硬めの被切截物を安定して円滑に切截するのに適する。
この回転刃物装置は、一つの丸刃を遊星運動させる構成としており、低速回転においてやや硬めの被切截物を安定して円滑に切截するのに適する。
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は回転刃物装置の正面図、図2は同、縦断側面図、図3は要部の縦断側面図、図4は第一マグネットに対する第二マグネットの配置状態を説明する模式図、図5はカップリングを分離した状態で示した説明図、図6はベースに対する刃物ホルダーの遊星運動を順に説明する模式図(イ)及び(ロ)、図7は同、模式図(ハ)及び(ニ)、図8は本発明の回転刃物装置が適用される野菜切截機の側面図、図9は切截ケースの内部を示す正面図である。
図1に示す本発明の回転刃物装置Tは、少なくとも二つの刃物ホルダー45,45が回転自由に設けられた回転体25を固定側のベース1に回転自由に設け、図示しない野菜切截機等のモータにより駆動される回転体25を回転させることにより各々の刃物ホルダー45に固定された丸刃55を自転させつつベース1の周りを公転させる遊星運動を行うように構成されている。以下に、その構造について詳しく述べる。
そのベース1は、ほぼ円盤形状とされていて、その中心に位置するボス2に形成された穴3に2個のベアリング4,4を並列に装着し、それらのベアリング4の内輪に上記回転体25の軸筒部26が挿入されている。5は取付穴7に通したボルト8によりボス2の外端面に取付けられたリング部材である。図5に示すように、そのリング部材5には、正面側5aに3つの係止突起6aと3つの凹部6bを交互に環状に配置し、裏面側に形成された段穴部にオイルシール9を装着している。10は前記軸筒部26の大径部26aに内接するように穴3に装着されたオイルシールである。
図5に示す他方のリング部材11は、前記リング部材5と一対でカップリングを構成する。即ち、このリング部材11には、正面側11aに3つの係止突起12aと3つの凹部12bを交互に環状に配置し、外周縁に取付穴13を設けている。そして、リング部材11の凹部12bに上記リング部材5の係止突起6aを、リング部材11の係止突起12aにリング部材5の凹部6bを夫々係合自在に設けている。
なお、そのリング部材11は、野菜切截機等のモータにより駆動される刃物を回転させる回転軸65を回転自由に設けた固定側の支持台の前端部に取り付けられる。
なお、そのリング部材11は、野菜切截機等のモータにより駆動される刃物を回転させる回転軸65を回転自由に設けた固定側の支持台の前端部に取り付けられる。
この実施形態では、ベース1を固定する場合について述べているが、請求項5の発明においては、前記リング部材11に相当する構成部分をプーリー等の駆動部材に設け、そのプーリーの回転駆動によりベースを回転させる構成とすることも可能である。
図2、図4に示すように、ベース1の円形外周部15には、多数の第一マグネット18が前記穴3の中心を中心として等角度間隔で環状に配置されている。図6(イ)に示すように、第一マグネット18は、偶数個であって、隣り合うマグネットのN極・S極の極性を交互に変えて配置されている。16は第一マグネット18が外へ飛び出さないように円形外周部15の前端面に取付けられた環形状の押え板である。
回転体25の軸筒部26には、前記回転軸65を挿入する軸穴27を形成すると共に当該軸穴27に臨むように固定ボルト28を螺合するように設けている。その軸筒部26の前部には、直線形の回転片29を軸穴27に対して直交状に一体に設けている。その回転片29の背面側で、軸穴27の中心Cを中心とする対称位置に形成した段付き穴30には、軸受け部材35の座部35aを嵌合し、回転片29の前面に宛がった円形板31に通したボルト32を該座部35aに締付けて当該軸受け部材35を夫々固定している(図3)。
図3において、その軸受け部材35については、その中心に形成された穴36の奥側に2個のベアリング37,37を並列に装着し、それらのベアリング37に回転軸43の長軸部43aを挿入しスペーサー38を介してベアリング39を装着し、そのベアリング39の内輪側に宛がわれた止め片40に通したボルト41を締付けることにより回転軸43を取付けている。44は前記穴36の奥側の小径穴に装着されて回転軸43に接触するように設けられたオイルシールである。
刃物ホルダー45には、上記軸受け部材35に対して外側から装着可能に、大径の深い穴46と前記回転軸43の短軸部43bに対応する軸穴47とが中心部に連通させて形成されている。その軸穴47側のフランジ45aには、丸刃55の中心穴56を嵌合させるための円形突部48正面中心に形成し、当該円形突部48の周囲にネジ穴49を設けている。
図2、図4に示すように、この刃物ホルダー45の穴46側に形成された円形外周部45bには、多数の第二マグネット51が軸穴47の中心を中心として等角度間隔で環状に配置されている。図6(イ)に示すように、第二マグネット51は、偶数個であって、隣り合うマグネットのN極・S極の極性を交互に変えて配置されている。52は第二マグネット51が外へ飛び出さないように円形外周部45bの端面に取付けた押え板である。
なお、それらの第二マグネット51は、前記ベース1の第一マグネット18に対して同一平面上に配置するように設けられている。
なお、それらの第二マグネット51は、前記ベース1の第一マグネット18に対して同一平面上に配置するように設けられている。
しかして、上記刃物ホルダー45は、前記回転軸43の短軸部43bに軸穴47を嵌合させて止めネジ53で抜け止めを施して取付けられている。54は軸受け部材35の外周で座部35aと押え板52の間に介装されたダストシールである。
丸刃55は、その中心穴56を刃物ホルダー45の円形突部48に遊嵌させてから取付穴57に通したビス58をネジ穴49に螺合することにより当該刃物ホルダー45に取付けられている。
以上により、回転体25を図1に示す正面から見て右回転させることにより、第一マグネット18と第二マグネット51の吸引作用によって各々の刃物ホルダー45に固定された丸刃55が、図6、図7に示した(イ)〜(ロ)の順序で時計方向に自転しつつベース1の周りを時計方向に公転する遊星運動を行い、それら丸刃55の回転軌跡範囲内に送り込まれる被切截物を切截することができる本発明の回転刃物装置Tが構成される。
つぎに、本発明の回転刃物装置Tが適用される野菜切截機60について簡単に述べる。
図8において、野菜切截機60は、本体61の前部に開閉扉63を備えた切截ケース62を固定し、大根や葱などの野菜を該ケース62に形成された進入口62aに送り込む搬送コンベア64を本体61の上部に設けている。図9に示すように、切截ケース62の内部中央には、図示しないモータにより駆動される回転軸65が水平方向に突出するように設けられている。その回転軸65を回転自由に設けた支持台(図示せず)の前端部66には、前記リング部材11を取付ける。
図8において、野菜切截機60は、本体61の前部に開閉扉63を備えた切截ケース62を固定し、大根や葱などの野菜を該ケース62に形成された進入口62aに送り込む搬送コンベア64を本体61の上部に設けている。図9に示すように、切截ケース62の内部中央には、図示しないモータにより駆動される回転軸65が水平方向に突出するように設けられている。その回転軸65を回転自由に設けた支持台(図示せず)の前端部66には、前記リング部材11を取付ける。
本発明の回転刃物装置Tは、その軸筒部26の軸穴27を野菜切截機60の回転軸65に挿入して固定ボルト28を締付けることにより取り付けられる。この回転刃物装置Tを回転軸65に取り付けた状態において、リング部材11に対してリング部材5を雌雄の関係で係合させるため、ベース1は回転不能状態となる。
なお、野菜切截機60における進入口62aについては、図9に示すように、丸刃55の回転軌跡範囲内に配置されるように設けられる。
なお、野菜切截機60における進入口62aについては、図9に示すように、丸刃55の回転軌跡範囲内に配置されるように設けられる。
しかして、野菜切截機60のモータにより回転軸65が駆動回転されると、その回転軸65に固定された回転刃物装置Tの回転体25は正面から見て時計方向に回転し、第一マグネット18と第二マグネット51の吸引作用によって各々の刃物ホルダー45に固定された丸刃55が時計方向に自転しつつベース1の周りを時計方向に公転する遊星運動を行う。これにより、搬送コンベア64により進入口62aに送り込まれる野菜は、丸刃55,55によって所定厚さに連続的に切截される。
上記実施例は、本発明の回転刃物装置Tを野菜切截機60に適用する場合について述べているが、本発明はこれに限定されることなく他の各種機械器具、機械装置等に応用可能である。
以上に述べた通り、この回転刃物装置は、丸刃の遊星運動をベースの第一マグネットと刃物ホルダーの第二マグネットの吸引作用によって非接触状態で行なうように構成しているので、動力伝達部分の摩耗や騒音がなく、高速回転可能で耐久性に優れるという幾多の利点がある。
T・・・本発明の回転刃物装置
1・・・ベース
5,11・・・リング部材(カップリング)
15・・・ベースの円形外周部
18・・・第一マグネット
25・・・回転体
26・・・軸筒部
35・・・軸受け部材
43・・・回転軸
45・・・刃物ホルダー
45b・・・刃物ホルダーの円形外周部
51・・・第二マグネット
55・・・丸刃
65・・・(野菜切截機等の)回転軸
1・・・ベース
5,11・・・リング部材(カップリング)
15・・・ベースの円形外周部
18・・・第一マグネット
25・・・回転体
26・・・軸筒部
35・・・軸受け部材
43・・・回転軸
45・・・刃物ホルダー
45b・・・刃物ホルダーの円形外周部
51・・・第二マグネット
55・・・丸刃
65・・・(野菜切截機等の)回転軸
Claims (7)
- モータにより駆動される回転軸に挿入する軸筒部が設けられた回転体と、その回転体を回転自由に設けた固定側のベースとからなり、その軸筒部の周りに位置する該ベースの円形外周部に多数の第一マグネットを等角度間隔で環状に配置し、その回転体の前記軸筒部の中心を中心とする対称位置に、丸刃が着脱可能に設けられた少なくとも二つの刃物ホルダーを回転自由に設け、その刃物ホルダーの円形外周部に多数の第二マグネットを等角度間隔で環状に配置し、さらに、それらの第二マグネットを前記第一マグネットに対して同一平面上に配置するように設け、前記モータにより回転体を回転させることにより、第一マグネットと第二マグネットの吸引作用によって各々の刃物ホルダーに固定された丸刃が自転しつつベースの周りを公転する遊星運動を行い、その丸刃の回転軌跡範囲内に送り込まれる被切截物を切截することができるように構成したことを特徴とする回転刃物装置。
- 前記第一マグネット及び第二マグネットが夫々偶数個であって、隣り合うマグネットのN極・S極の極性を交互に変えて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転刃物装置。
- 前記丸刃が前記回転体の前面又は背面に配置されるように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転刃物装置。
- 前記ベースの後端部と前記回転軸を支持する固定側の支持部材の前端部とを雌雄の関係で係合自在に設け、そのベースを該支持部材から分離可能に設けたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の回転刃物装置。
- 前記ベースを前記回転体の回転方向と反対方向に回転可能に設け、前記モータにより回転体を回転させると同時にベースを該方向に回転させるように構成したことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の回転刃物装置。
- 前記ベースの後端部と当該ベースを回転駆動させる駆動部材の前端部とを雌雄の関係で係合自在に設け、そのベースを該駆動部材から分離可能に設けたことを特徴とする請求項5に記載の回転刃物装置。
- 前記回転体に一つの刃物ホルダーを回転自由に設けると共に当該刃物ホルダーに対応するバランスウェイトを設けたことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の回転刃物装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005061812A JP2006239845A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 回転刃物装置 |
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JP (1) | JP2006239845A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107696068A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-02-16 | 湖北科技学院 | 一种无声理发器 |
CN111037639A (zh) * | 2019-12-21 | 2020-04-21 | 广州新域机电制造有限公司 | 切丝刀行星式传动机构 |
-
2005
- 2005-03-07 JP JP2005061812A patent/JP2006239845A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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