JP2006238538A

JP2006238538A - モーターの構造

Info

Publication number: JP2006238538A
Application number: JP2005046498A
Authority: JP
Inventors: Jr-Shiun Chen; 志勳陳; Ching-Min Yang; 清閔楊
Original assignee: Kiko Kagi Kofun Yugenkoshi
Current assignee: Kiko Kagi Kofun Yugenkoshi
Priority date: 2005-02-23
Filing date: 2005-02-23
Publication date: 2006-09-07

Abstract

【課題】モーターの構造を提供する。
【解決手段】主にローター機構、固定子機構を含む。該ローター機構は駆動部、磁性部品を含み、該磁性部品は該駆動部の下端に設置する。該固定子機構は極片、コイル、承台を含み、該コイルは該承台上に設置する固定子フレーム上に巻設し、該極片上には感磁部を設置し、該極片は該承台上に設置する。こうして該ローター機構は該固定子機構上に可動設置され、該極片の感磁部は該磁性部品に対応し、該コイルは通電後、該磁性部品と整流運転の機能を達成する。
【選択図】図３

Description

本発明は一種のモーターの構造に関する。特に一種のブラシレスモーター中のローター機構と固定子機構間の構造で、ブラシレスモーター中の磁性部品と極片間の構造に係る。

公知のファンは基本的には２種類に分類される。一つは軸流ファンでもう一つは遠心ファンである。該軸流ファンはコストが低廉で体積が小さいという特徴を具える。一方、該遠心ファンはファン羽が薄く、気流の密度が高いという長所を持つが、コストが高く騒音が大きいという欠点も擁する。
また上記ファンが使用する動力もブラシレスモーターとカーボンブラシモーターの２種類に大別できる。該ブラシレスモーターの構造はコイルを固定子上に巻き付け、ローター上には磁性部品を設置するものである。これはカーボンブラシモーターの構造とはちょうど反対である。カーボンブラシモーターはコイルをローター上に巻き付け、磁性部品を固定子上に設置する。
よって、ブラシレスモーターは整流子とカーボンブラシ間の接触により、回転中のローターコイルに対して通電及び整流を行う必要がなく、カーボンブラシが不要な状況において、固定子を利用しコイルに通電後、ローターと磁性部品磁場間の相互吸引或いは反発の方式により整流運転の機能を達成する。そのため、現在のファンは軸流ファン、遠心ファンに限らず、ブラシレスモーターを動力として採用する場合が多くなっている。

図１に示すように、公知のファンの構造は主にローター機構１１、固定子機構１２を含む。該ローター機構１１は駆動部１１１、磁性部品１１２を含み、該磁性部品１１２は該駆動部品１１１内周囲に設置する。該駆動部１１１は図中では軸流ファン羽１１１c、伝動軸１１１d、こしき部１１１f、を含み、該伝動軸１１１d上にはベアリング１１１eを設置する。
該固定子機構１２は極片１２１、コイル１２２、承台１２３を含み、該極片１２１は該承台１２３上に設置する。該コイル１２２は該承台１２３上に設置する固定子フレーム１２４上に設置する。
次に図２に示すように、該承台１２３は外フレーム１３と相互に接続し、該承台１２３上に回路板１２３aを設置する。組立て時には、該磁性部品１１２を該駆動部１１１のこしき部１１１f内に設置し、該ベアリング１１１eを該承台１２３上に開設する中空収容室１２３b に設置する。最後に該ローター機構１１を該固定子機構１２上に可動設置し、これにより該極片１２１は該磁性部品１１２に対応し相互に不接触となる。こうして、該コイル１２２は通電後、該磁性部品１１２と整流運転の機能を達成する。

公知構造には以下の欠点があった。
すなわち公知のファン構造が採用する磁性部品と極片の組合せ排列方式はこしき部の厚さを縮小することができないため、最近のファン業界で求められるよりコンパクトかつ送風量の大きな構造とはなり得ない。
本発明は上記構造の問題点を解決したモーターの構造を提供するものである。

上記課題を解決するため、本発明は下記のモーターの構造を提供する。
それは主にブラシレスモーターの厚さを縮小することができ、
さらにそれはブラシレスモーターの重量を軽量化可能で、
またそれはブラシレスモーターの運転効率を向上させることができることを特徴とするモーターの構造である。

上記のように、本発明はブラシレスモーターの厚さを縮小することができ、またブラシレスモーターの重量を軽量化可能で、さらにブラシレスモーターの運転効率を向上させることができる。

図３に示すように、本発明第一最適実施例は主にローター機構２１、固定子機構２２を含む。
該ローター機構２１は駆動部２１１、磁性部品２１２を含み、該磁性部品２１２は該駆動部２１１の下端２１１aに設置する。該駆動部２１１は本最適実施例中では軸流ファン羽２１１c、伝動軸２１１d、こしき部２１１fを含み、該伝動軸２１１d上にはベアリング２１１eを設置する。
該固定子機構２２は極片２２１、コイル２２２、承台２２３を含む。該コイル２２２は該承台２２３上に設置する固定子フレーム２２４上に設置し、該極片２２１上には感磁部２２１aを突出設置する。該極片２２１は該承台２２３上に設置する。

次に図４に示すように、該承台２２３は該外フレーム２３と相互に接続し、該承台２２３上には回路板２２３aを設置する。組立て時には、該駆動部２１１のこしき部２１１f下端２１１aにおいて定位槽２１１bを開設し、該磁性部品２１２を該こしき部２１１fの定位槽２１１b内に設置する。続いて該ベアリング２１１eを該承台２２３上に開設する中空収容室２２３bに設置し、最後に該ローター機構２１を該固定子機構２２上に可動設置し、これにより該極片２２１の感磁部２２１aは該磁性部品２１２に対応し相互に不接触となる。こうして、該コイル２２２は通電後、該磁性部品２１２と整流運転の機能を達成する。

続いて図５、６に示すように、本発明第二最適実施例は遠心ファンに実施する。その特徴は以下の通りである。
駆動部３１１は遠心ファン羽３１１c、伝動軸３１１d、こしき部３１１fを含み、該伝動軸３１１d上にはベアリング３１１eを設置する。外フレーム３３は底蓋３３１と上蓋３３２を含む。

公知のファン構造の分解断面指示図である。公知のファン構造の組合せ断面指示図である。本発明第一最適実施例の分解断面指示図である。本発明第一最適実施例の組合せ断面指示図である。本発明第二最適実施例の分解断面指示図である。本発明第二最適実施例の組合せ断面指示図である。

符号の説明

１１ローター機構
１１１駆動部
１１１c 軸流ファン羽
１１１d 伝動軸
１１１e ベアリング
１１１f こしき部
１１２磁性部品
１２固定子機構
１２１極片
１２２コイル
１２３承台
１２３a 回路板
１２３b 中空収容室
１２４固定子フレーム
１３外フレーム
２１ローター機構
２１１駆動部
２１１a 下端
２１１b 定位槽
２１１c 軸流ファン羽
２１１d 伝動軸
２１１e ベアリング
２１１f こしき部
２１２磁性部品
２２固定子機構
２２１極片
２２１a 感磁部
２２２コイル
２２３承台
２２３a 回路板
２２３b 中空収容室
２２４固定子フレーム
２３外フレーム
３１１駆動部
３１１c 遠心ファン羽
３１１d 伝動軸
３１１e ベアリング
３１１f こしき部
３３外フレーム
３３１底蓋
３３２上蓋

Claims

主にローター機構、固定子機構を含み、
該ローター機構は駆動部、磁性部品を含み、該磁性部品は該駆動部の下端に設置し、
該固定子機構は極片、コイル、承台を含み、該コイルは該極片上に巻設し、該極片上には感磁部を設置し、該極片は該承台上に設置し、
こうして該ローター機構は該固定子機構上に可動設置され、該極片の感磁部は該磁性部品に対応し、該コイルは通電後、該磁性部品と整流運転の機能を達成することを特徴とするモーターの構造。
前記駆動部下端には定位槽を開設し、前記磁性部品を設置することを特徴とする請求項１記載のモーターの構造。
前記承台と外フレームは相互に接続、設置することを特徴とする請求項１記載のモーターの構造。
前記承台上には回路板を設置することを特徴とする請求項１記載のモーターの構造。
前記駆動部は軸流ファン羽、こしき部、伝動軸を含むことを特徴とする請求項１記載のモーターの構造。
前記伝動軸上にはベアリングを設置することを特徴とする請求項５記載のモーターの構造。
前記駆動部は遠心ファン羽、こしき部、伝動軸を含むことを特徴とする請求項１記載のモーターの構造。
前記伝動軸上にはベアリングを設置することを特徴とする請求項７記載のモーターの構造。