JP2006237729A - 数値通知装置および携帯通信端末および数値通知プログラムおよび数値通知方法 - Google Patents

数値通知装置および携帯通信端末および数値通知プログラムおよび数値通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 非接触ICカードなどを備えた携帯通信端末において、非接触ICカードの残高の減少が発生した場合、周囲に残高情報が漏洩することなく、ユーザのみが残高を知ることを目的とする。
【解決手段】 しきい値指定部12は、残金がいくらになった場合はユーザに通知するというような金額をしきい値として指定する。通知方法指定部11は、しきい値指定部12が指定したしきい値に対して、通知部の備える通知方法から、どの通知方法で通知するかを指定する。非接触ICカードの残高の減少が発生した場合、判定部5は残高としきい値とを比較し、ユーザへ通知するかどうかを判定する。判定部5が通知すると判定した場合、通知部3は、指定された通知方法により、ユーザへ通知する。通知するように指定した残金と通知方法とは、ユーザのみが認識しているため、他者へ残高を漏洩することはない。
【選択図】 図2

Description

本発明は数値通知機能を備えた装置および数値通知機能を備えたプログラムおよび数値通知機能を備えた装置における数値通知方法および数値通知機能を備えた携帯通信端末に関するものである。
従来から、非接触IC(Integrated Circuit)カードを使用した電子マネーシステムが考えられている。非接触ICカードは、ISO14443等で規格化が進んでいる。非接触ICカードは、一般にプラスチック製のカードにICを埋め込んだものであり、磁気カードに比べて記憶容量やセキュリティの点で優れている。そのため、非接触ICカードは、電子マネーを保持し、乗車券用や定期券用の自動改札、店舗端末や自動販売機などにおける代金決済に利用する事ができる。非接触ICカードは、専用の機械を使用して充填を行えば、その充填分だけ残高を増加する事ができる。
一方、近年、この非接触ICカードを、携帯電話機を代表とする携帯通信端末装置に搭載する事が進められている。非接触ICカードは、電磁波などの無線によって比較的近接した相手装置と、接触することなくデータ送受信できるようになされたものである。非接触ICカードを携帯通信端末装置に搭載すれば、当該携帯通信端末装置が、電波の届く範囲にある場合、ネットワークに存在する銀行などのサーバにアクセスする事により、ICカード内の残金を充填することが可能である。
特開2003−101679号公報 特開2003−060748号公報
従来は、非接触ICカードを携帯通信端末装置に搭載した構成において、残高の減少や増加が発生した場合、携帯通信端末装置に搭載されているLCD(LIQUID CRYSTAL DISPLAY)などに数字で表示する事により、利用者に残高を知らせる方法が一般的である。しかし、周囲に人が居る場合にはLCDを見られる状況が考えられ、残高が漏洩する可能性があり、セキュリティ性が低いといった課題があった。
また、従来は、音声により残高を利用者に知らせる方法も考えられた。しかし、これも周囲の環境により残高が漏洩する確立が高く、セキュリティ性が低いといった課題があった。
本発明は、数値を記憶する数値記憶部と、上記数値記憶部が記憶した上記数値をユーザへ通知する通知方法を指定する通知方法指定部と、上記通知方法指定部が指定した上記通知方法を記憶する通知方法記憶部と、上記数値をユーザへ通知するかの判定に使用するしきい値を指定するしきい値指定部と、上記しきい値指定部が指定した上記しきい値を記憶するしきい値記憶部と、上記しきい値記憶部が記憶した上記しきい値と上記数値とを比較し、上記数値をユーザへ通知するかを判定する判定部と、上記判定部が通知すると判定した場合、上記通知方法記憶部が記憶した上記通知方法により上記数値をユーザへ通知する通知部とを備えることを特徴とする。
本発明による数値通知装置によれば、個々の利用者が、残高通知方法として独自に異なる方法を設定できる。そのため、残高の減少や増加が発生した場合には周囲に残高情報が漏洩することなく、ユーザのみが残高を知ることが可能である。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
図1は、実施の形態における携帯通信端末と非接触ICモジュール200とのハードウェアの構成の一例を表した図を示す。携帯通信端末100は、例えば、携帯電話機などである。携帯通信端末100はCPU(Central Processing Unit)制御装置101を中心とする。CPU制御装置101は、無線制御装置102とLCD104とタッチパネル105と電源装置106とメモリ107とバイブレータ108とイルミネーションライト109と音声入出力切り換え装置110と非接触ICモジュール200とを接続する。CPU制御装置101は、携帯通信端末100の機能を実現するための主要部である。CPU制御装置101は、例えば、メインCPU、サブCPUなどを備える。
無線制御装置102は、アンテナ103を使用して高周波送受信を制御する部位である。無線制御装置102は、例えば、直行変長期、ゲインアンプ、パワーアンプ、ミキサー、変復調機、フィルタなどを備える。
アンテナ103は、データの送受信を行う部位である。
LCD104は、ユーザに対して情報を表示する部位である。LCD104は、例えば、LCDドライバ、LCD表示デバイスなどを備える。
タッチパネル105は、ユーザが携帯通信端末100に対して操作情報を入力する為の部位である。タッチパネル105は、例えば、キーボードなどであっても構わない。
電源装置106は、バッテリ電源をもとに各ブロックに必要な電力を生成、供給する部位である。電源装置106は、例えば、電源回路、充電回路、保護回路などを備えるものである。
メモリ107は、CPU制御装置101の動作に必要な情報及びユーザの固有情報などを記憶する部位である。メモリ107は、SDRAM、Flash ROMなどである。
バイブレータ108は、電話やメールの着信を知らせるなどのために、CPU制御装置101からの制御により振動を発生させる部位である。バイブレータ108は、振動のパターンを任意に設定可能である。
イルミネーションライト109は、電話やメールの着信を知らせることや、充電時やカメラ撮影時のインジケータなどとして、CPU制御装置101からの制御により光を発生させる部位である。イルミネーションライト109は、光のパターン及び輝度を任意に設定可能である。
音声入出力切り換え装置110は、マイク112からのアナログ音声信号をデジタル信号に変換するため、および、入力されたデジタル信号をスピーカ駆動するための部位である。音声入出力切り換え装置110は、例えば、マイクアンプ、フィルタ、A/D変換器、D/A変換器、スピーカアンプなどを備えるものである。
スピーカー111は、アナログ音声信号を出力する部位である。
マイク112は、アナログ音声信号を入力する部位である。
非接触ICモジュール200は、CPU制御装置101と接続される。非接触ICモジュール200は、内部に専用のCPU200Aとデータやプログラム等を保持する不揮発メモリなどであるFlash ROMなどのメモリ200Bとメモリに対してデータを読み書きするリーダ/ライタ200Cとを備える。非接触ICモジュール200は、無線通信を行う為の非接触ICモジュールアンテナ201を介して非接触ICモジュール200対応の外部機器又は同等のICカードとの間でデータ等の送受信を行う。非接触ICモジュール200は、CPU制御装置101からの制御により内部情報を任意に読み出すことが可能である。
実施の形態1.
図2は、実施の形態1における携帯通信端末100と非接触ICモジュール200との機能を示した機能ブロック図を示す。図2に基づいて、携帯通信端末100と非接触ICモジュール200との機能を説明する。
図2において、携帯通信端末100は、非接触ICモジュール200とデータの送受信を行う。携帯通信端末100は、入力部1と記憶部2と通知部3と特定部4と判定部5と伝達部6と読込み部7とを備える。
入力部1は、通知方法指定部11としきい値指定部12とを備える。入力部1は、図1のタッチパネル105などである。
通知方法指定部11は、非接触ICモジュール200の管理する数値をユーザへ通知する方法を指定する。しきい値指定部12は、非接触ICモジュール200の管理する数値を、ユーザへ通知するか通知しないかを決定するしきい値を指定する。例えば、数値がいくつ以下になった場合は通知するなどである。
記憶部2は、通知方法記憶部21としきい値記憶部22とを備える。記憶部2は、図1のメモリ107などである。
通知方法記憶部21は、通知方法指定部11が指定した通知する方法を記憶する。しきい値記憶部22は、しきい値指定部12が指定したしきい値を記憶する。
通知部3は、イルミネーション部31と音声出力部32とバイブレーション部33と表示部34とを備える。
イルミネーション部31は、光を発生させる。イルミネーション部31は、点滅や光の色などによって、さまざまな光り方をすることが可能である。イルミネーション部31は、図1のイルミネーションライト109などである。音声出力部32は、音や声などを出力する。音声出力部32は、電子音や音楽など、さまざまな出力をすることが可能である。音声出力部32は、図1のスピーカー111などである。バイブレーション部33は、振動を発生させる。バイブレーション部33は、振動に強弱をつけることや振動時間と停止時間の長さなどにより、さまざまな振動を発生することが可能である。バイブレーション部33は、図1のバイブレータ108などである。表示部34は、情報を表示する。表示部34は、文字表示、画像表示、映像表示などさまざまな表示が可能である。表示部34は、図1のLCD104などである。
特定部4は、通知方法特定部41としきい値特定部42とを備える。特定部4は、図1のCPU制御装置101などである。
通知方法特定部41は、通知方法記憶部21が記憶した通知する方法から、使用する通知方法を特定する。しきい値特定部42は、非接触ICモジュール200の管理する数値が、しきい値記憶部22が記憶したしきい値のどのしきい値に該当するかを特定する。
判定部5は、しきい値記憶部22が記憶したしきい値と非接触ICモジュール200が記憶した数値とから、ユーザへ数値を通知するかを判定する。判定部5は、図1のCPU制御装置101などである。
伝達部6は、非接触ICモジュール200を監視し、非接触ICモジュール200の状態を読込み部7へ伝達する。伝達部6は、第1伝達部61を備える。
第1伝達部61は、非接触ICモジュール200の管理する数値が更新されたかを監視する。第1伝達部61は、非接触ICモジュール200の管理する数値が更新された場合、非接触ICモジュール200の管理する数値が更新されたことを読込み部7へ伝達する。
読込み部7は、第1伝達部61から非接触ICモジュール200の管理する数値が更新されたことを伝達された場合、更新された後の非接触ICモジュール200の管理する数値を読込む。
非接触ICモジュール200は、数値を管理する。数値とは、例えば、残金を表す金額情報や、特定の場所などで、決済に使用できるポイントなどである。非接触ICモジュール200は、数値を使用した場合、使用した数値に基づき管理している数値を更新する。
図3は、携帯通信端末100がユーザへ残金などの情報を通知する動作を表したフローチャートを示す。図3のフローチャートに基づき、携帯通信端末100がユーザへ残金などの情報を通知する動作を説明する。ここでは、非接触ICモジュール200の管理する数値は、残金情報であるとする。非接触ICモジュール200は、記憶している残金情報を元に、決済を行うものとする。
しきい値指定ステップS101では、しきい値指定部12は、しきい値を指定する。ここでは、しきい値指定部12は、ユーザへ残金を通知するかを決定する金額値を指定する。ここで指定した金額値は、残金が金額値よりも小さい場合は、ユーザへ残金を通知することを意味するものとする。
しきい値記憶ステップS102では、しきい値記憶部22は、しきい値指定部12が指定したしきい値を記憶する。つまり、しきい値記憶部22は、しきい値指定部12が指定した金額値を記憶する。
通知方法指定ステップS103では、通知方法指定部11は、しきい値記憶部22が記憶したしきい値に対して、ユーザへ通知する方法を指定する。つまり、通知方法指定部11は、しきい値指定部12が指定した金額値に対して、通知する方法を指定する。
通知方法記憶ステップS104では、通知方法記憶部21は、通知方法指定部11が指定した通知する方法を記憶する。
第1伝達ステップS105では、第1伝達部61は、非接触ICモジュール200の管理する残金が更新されたかを監視する。第1伝達部61は、非接触ICモジュール200の管理する残金が更新された場合、非接触ICモジュール200の管理する残金が更新されたことを読込み部7へ伝達する。
読込みステップS106では、読込み部7は、第1伝達部61から非接触ICモジュール200の管理する残金が更新されたことが伝達された場合、更新された後の非接触ICモジュール200の管理する残金を読込む。
しきい値取得ステップS107では、判定部5は、しきい値記憶部22が記憶したしきい値を取得する。図1において、CPU制御装置101は、メモリ107よりしきい値を取得する。
判定ステップS108では、判定部5は、しきい値記憶部22から取得したしきい値と読込み部7が読込んだ残金とを比較する。判定部5は、しきい値記憶部22から取得したしきい値と読込み部7が読込んだ残金とを比較した結果から、ユーザへ残金を通知するか判定する。判定部5は、読込み部7が読込んだ残金がしきい値記憶部22から取得したしきい値よりも小さい場合は、ユーザへ残金を通知すると判定する。
通知方法特定ステップS109では、通知方法特定部41は、通知方法記憶部21が記憶したユーザへ通知する方法を取得する。
通知ステップS110では、通知部3は、通知方法特定部41が特定したユーザへ通知する方法によって、ユーザへ残金を通知する。
つまり、上述した動作を図1に置き換えると以下のようになる。
まずユーザは、タッチパネル105を介して任意のしきい値及び通知パターンを設定する。ユーザが設定した情報はメモリ107に保存される。そして、非接触ICモジュール200が利用された事がCPU制御装置101で認識された場合、CPU制御装置101は、非接触ICモジュール200のメモリ200Bにアクセスし残金情報を入手する。次に、CPU制御装置101は、メモリ107にアクセスし、ユーザにより設定されたしきい値を入手する。CPU制御装置101は、残金情報とユーザの設定したしきい値とを比較し、残金情報をユーザへ通知するかを判定する。CPU制御装置101は、残金情報がユーザの設定したしきい値よりも小さい場合、ユーザへ通知すると判定する。残金情報をユーザへ通知すると判定した場合には使用者が設定した通知パターンにより使用者に認知させる。
本実施の形態によれば、残高通知方法が個々の利用者独自で異なるため、残高の減少や増加が発生した場合には周囲に残高情報が漏洩することなく、利用者のみが残高を知ることが可能である。
つまり、本実施の形態をまとめると次のようになる。
非接触ICカードモジュールを搭載した携帯通信端末装置において、残金表示以外の方法で使用者に残金情報を通知する事を特徴とした携帯通信端末装置である。
携帯通信端末装置は、使用者があらかじめしきい値、通知パターンを設定し、使用後の残金がしきい値を超えた場合に、設定された通知パターンにより使用者に残金情報を通知することを特徴とする。
実施の形態2.
実施の形態1では、しきい値の設定を1つのみした場合を説明した。しかし、しきい値は、ユーザの判断により任意に複数設定する事も可能である。設定できるしきい値の数はメモリ107の容量に依存する。また、通知方法も、ユーザにより任意に設定する事が可能であり、しきい値毎に異なった通知方法を設定する事が可能である。
実施の形態2では、2つのしきい値を設定した場合について説明する。
実施の形態2における携帯通信端末100と非接触ICモジュール200との機能を示した機能ブロック図は、実施の形態1で使用した図2を用いる。
図4は、2つのしきい値を設定した場合の、携帯通信端末100がユーザへ残金などの情報を通知する動作を表したフローチャートを示す。図4のフローチャートに基づき、2つのしきい値を設定した場合の、携帯通信端末100がユーザへ数値を通知する動作を説明する。ここでは、実施の形態1と同様に、非接触ICモジュール200の管理する数値は、残金情報であるとする。非接触ICモジュール200は、記憶している残金情報を元に、決済を行うものとする。
しきい値指定ステップS201では、しきい値指定部12は、しきい値を指定する。ここでは、しきい値指定部12は、ユーザへ残金を通知するかを決定する金額値を指定する。実施の形態2では、2つのしきい値を指定する例であるため、しきい値Aとしきい値Bとを指定する。ここで指定した金額値は、残金が金額値よりも小さい場合は、ユーザへ残金を通知することを意味するものとする。また、しきい値A>しきい値Bとする。つまり、しきい値Aよりも残金が小さい場合、必ず残金をユーザへ通知することとなる。
しきい値記憶ステップS202では、しきい値記憶部22は、しきい値指定部12が指定したしきい値Aとしきい値Bとを記憶する。
通知方法指定ステップS203では、通知方法指定部11は、しきい値記憶部22が記憶したしきい値に対して、ユーザへ通知する方法を指定する。しきい値記憶部22が複数のしきい値を記憶している場合、通知方法指定部11は、しきい値記憶部22が記憶している複数のしきい値それぞれに対して、ユーザへ通知する方法を指定する。つまり、ここでは、通知方法指定部11は、しきい値記憶部22がしきい値Aとしきい値Bとを指定したため、しきい値Aとしきい値Bとのそれぞれに対してユーザへ通知する方法を指定する。
通知方法記憶ステップS204では、通知方法記憶部21は、通知方法指定部11が指定した通知する方法を記憶する。通知方法指定部11が複数のしきい値それぞれに対して、ユーザへ通知する方法を指定した場合、通知方法記憶部21は、通知方法指定部11が指定したユーザへ通知する方法を、複数のしきい値それぞれに対して記憶する。ここでは、しきい値Aとしきい値Bとのそれぞれに対して指定された、ユーザへ通知する方法を記憶する。
第1伝達ステップS205では、第1伝達部61は、非接触ICモジュール200の管理する残金が更新されたか監視する。第1伝達部61は、非接触ICモジュール200の管理する残金が更新された場合、非接触ICモジュール200の管理する残金が更新されたことを読込み部7へ伝達する。
読込みステップS206では、読込み部7は、第1伝達部61から非接触ICモジュール200の管理する残金が更新されたことが伝達された場合、更新された後の非接触ICモジュール200の管理する残金を読込む。
しきい値取得ステップS207では、判定部5は、しきい値記憶部22が記憶したしきい値Aを取得する。
判定ステップS208では、判定部5は、しきい値記憶部22から取得したしきい値Aと読込み部7が読込んだ残金とを比較する。判定部5は、しきい値記憶部22から取得したしきい値Aと読込み部7が読込んだ残金とを比較した結果から、ユーザへ残金を通知するか判定する。読込み部7が読込んだ残金がしきい値記憶部22から取得したしきい値Aよりも小さい場合は、ユーザへ残金を通知すると判定する。
しきい値特定ステップS209では、しきい値特定部42は、しきい値記憶部22が記憶したしきい値Bを取得する。
しきい値特定ステップS210では、しきい値特定部42は、しきい値記憶部22から取得したしきい値Bと読込み部7が読込んだ残金とを比較する。
通知方法特定ステップS211では、通知方法特定部41は、しきい値特定部42の比較の結果が、読込み部7が読込んだ残金がしきい値記憶部22から取得したしきい値Bよりも大きい場合、該当する通知方法Aを通知方法記憶部21から取得する。つまり、通知方法特定部41は、しきい値A>残金>しきい値Bの場合は、通知方法Aを取得する。
通知方法特定ステップS212では、通知方法特定部41は、しきい値特定部42の比較が、読込み部7が読込んだ残金がしきい値記憶部22から取得したしきい値Bよりも小さい場合、該当する通知方法Bを通知方法記憶部21から取得する。つまり、通知方法特定部41は、しきい値A>しきい値B>残金の場合は、通知方法Bを取得する。
通知ステップS213では、通知部3は、通知方法特定部41が特定したユーザへ通知する方法である通知方法Aによって、ユーザへ残金を通知する。
通知ステップS214では、通知部3は、通知方法特定部41が特定したユーザへ通知する方法である通知方法Bによって、ユーザへ残金を通知する。
つまり、上述した動作を図1に置き換えると以下のようになる。
まずユーザは、タッチパネル105を介して任意のしきい値及び通知パターンを設定する。ユーザが設定した情報はメモリ107に保存される。そして、非接触ICモジュール200が利用された事がCPU制御装置101で認識された場合、CPU制御装置101は、非接触ICモジュール200のメモリ200Bにアクセスし残金情報を入手する。次に、CPU制御装置101は、メモリ107にアクセスし、ユーザにより設定されたしきい値Aを入手する。CPU制御装置101は、残金情報とユーザの設定したしきい値Aとを比較し、残金情報をユーザへ通知するかを判定する。ここでは、残金情報がしきい値Aよりも大きい場合には、そのまま終了する。残金情報がしきい値Aよりも小さい場合には、続いて設定されているしきい値Bを入手する。CPU制御装置101は、残金情報とユーザの設定したしきい値Bとを比較し、残金情報をユーザへ通知する方法を特定する。残金情報がしきい値Bよりも大きい場合には、しきい値Aに対して設定した通知パターンAによりユーザに認知させる。残金情報がしきい値Bよりも小さい場合には、しきい値Bに対して設定した通知パターンBによりユーザに認知させる。
上記では、設定した金額値及びパターンは2つとしたが、さらにしきい値および通知方法を複数指定することも可能である。しきい値及び通知方法が複数指定された場合には、設定されたしきい値の金額の大きい順に、しきい値と残金との比較を繰り返すことで、どのしきい値に残金が該当するのかを判定することが可能である。つまり、しきい値特定ステップS209とS210とを繰り返す事により対応可能となる。
上述した通知パターンの一例として、図2のバイブレーション部33による通知方法があげられる。ユーザはあらかじめ複数の残金とその残金に対応する振動パターンを設定し、非接触ICモジュール200使用後に残金毎に設定された振動パターンにより残金を知る事が可能である。この場合、振動パターンはユーザのみが知っているため、また、振動は周囲へ伝わりづらいため、残金情報が周囲に伝わることなく、ユーザのみが知る事が可能である。
上記について、ユーザがバイブレーション部33による通知方法を設定した場合についての例を説明する。図5は、通知方法としきい値との組み合わせの一例を示す。ここで、しきい値は金額値である。
初めにユーザの残金は30000円であったとする。ここで、ユーザが非接触ICモジュール200により10000円使用したとする。このとき、残金は20000円となるため、どの金額値よりも大きくなりユーザには何も通知されない。更にユーザが非接触ICモジュール200により6000円使用したとする。このとき、残金は14000円となるため、設定Aの金額値より小さくなる。そのため、ユーザが設定したパターンAにより通知される。更にユーザが10000円使用したとする。このとき、残金は4000円となるため、設定A、Bの金額値より小さくなるが、更に設定Cの金額値と比較されこれよりも小さいため、設定パターンCにより通知される。
通知方法は、イルミネーション部31の光り方で通知する方法や、残金情報以外のアニメーションや画像などを表示部34に表示して通知する方法や、音声出力部32でメロディを鼓動させ通知する方法等でも良い。
また、通知方法は、バイブレーション部33やイルミネーション部31などを組み合わせて指定可能とする構成でも良い。通知方法を複数の方法を組み合わせて設定することにより、1つ目のしきい値の場合はバイブレーション部33が振動し、2つ目のしきい値ではイルミネーション部31が点灯するなど、ユーザの指定範囲が広がる。そのため、通知方法の固有性が強くなり周囲へ情報が漏洩する確率を更に低くすることが可能となる。
バイブレーション部33やイルミネーション部31など、複数通知パターンを組み合わせて設定した場合についての例を説明する。図6は、通知方法としきい値との組み合わせの一例を示す。このように設定されている場合、非接触ICモジュール200の使用後の残金が20000円以上は通知無し。非接触ICモジュール200の使用後の残金が15000円以上20000円未満の場合はバイブレーション部のパターンAにより通知する。非接触ICモジュール200の使用後の残金が10000円以上15000円未満の場合はイルミネーション部31のパターンEにより通知する。以下同様に、非接触ICモジュール200の使用後の残高に伴って通知パターンが変更されユーザに通知される。
本実施の形態では、しきい値を利用者が複数かつ可変に設定することにより、各利用者固有の適切なしきい値が設定可能である。
つまり、本実施の形態をまとめると次のようになる。
上述した実施の形態1の携帯通信端末装置は、さらに、使用者が設定するしきい値は任意に複数設定する事が可能であることを特徴とする。
また、上述した実施の形態1の携帯通信端末装置は、使用者が設定する通知パターンはイルミネーション、音声出力、バイブ、表示部の少なくとも1つ以上であることを特徴とする。
また、上述した実施の形態1の携帯通信端末装置は、使用者が複数設定するしきい値毎に、通知パターンを任意に選択し設定可能であることを特徴とする。
実施の形態3.
実施の形態1および実施の形態2では、非接触ICモジュール200の記憶した数値が更新された場合に、更新後の数値を通知する動作を説明した。実施の形態3では、非接触ICモジュール200を使用して決済しようとしたが、残高が足りないような場合に、その不足金額を他人に知られることなく、ユーザのみに知らせる方法について説明する。
図7は、実施の形態3における携帯通信端末100と非接触ICモジュール200との機能を示した機能ブロック図を示す。図7は、実施の形態1および実施の形態2で使用した図2の構成と同様の部分を含んでいる。そのため、図7が、図2と異なる部分について説明する。
図7が、図2と異なるのは、伝達部6と読込み部7と算出部8と判定部5と非接触ICモジュール200とについてである。
伝達部6は第2伝達部62を備える。第2伝達部62は、非接触ICモジュール200が、非接触ICモジュール200の管理する数値を更新する変更情報を取得したかを監視する。第2伝達部は、非接触ICモジュール200が変更情報を取得した場合、非接触ICモジュール200が変更情報を取得したことを読込み部7へ伝達する。例えば、非接触ICモジュール200の管理する数値が残金である場合、変更情報は、決済金額などである。また非接触ICモジュール200の管理する数値がポイント数などである場合、変更情報は、使用されるポイントなどである。
読込み部7は、第2伝達部62から非接触ICモジュール200が変更情報を取得したことが伝達された場合、非接触ICモジュール200が取得した変更情報と数値とを読込む。
算出部8は、読込み部7が読込んだ変更情報と数値とから、変更情報と数値との差分を算出する。
判定部5は、読込み部7が読込んだ変更情報と数値とを比較し、数値が不足しないかを判定する。例えば、非接触ICモジュール200の管理する数値が残金である場合、変更情報である決済金額分の決済を行うと、残金が不足しないかを判定する。また、判定部5は、しきい値記憶部22が記憶したしきい値と算出部8が算出した差分とから、ユーザへ数値を通知するか判定する。
非接触ICモジュール200は、数値を管理する。非接触ICモジュール200は、管理する数値の変更情報を取得した場合、取得した変更情報を記憶する。また、非接触ICモジュール200は、数値を使用した場合には、取得した変更情報に基づき管理している数値を更新する。
図8は、携帯通信端末100が、非接触ICモジュール200の使用後の不足金額を、ユーザへ通知する動作を表したフローチャートを示す。図8のフローチャートに基づき、携帯通信端末100が、非接触ICモジュール200の使用後の不足金額を、ユーザへ通知する動作を説明する。ここでは、実施の形態1と同様に、非接触ICモジュール200の管理する数値は、残金情報であるとする。非接触ICモジュール200は、記憶している残金情報を元に、決済を行うものとする。つまり、非接触ICモジュール200が取得する変更情報は、決済金額である。
ステップS301からステップS304までのステップはそれぞれ、ステップS101からステップS104までのステップと同様である。
第2伝達ステップS305では、第2伝達部62は、非接触ICモジュール200の管理する残金を更新する決済金額を取得したかを監視する。第2伝達部は、非接触ICモジュール200が決済金額を取得した場合、非接触ICモジュール200が決済金額を取得したことを読込み部7へ伝達する。
変更情報読込みステップS306では、読込み部7は、伝達部6から非接触ICモジュール200が決済金額を取得したことが伝達された場合、非接触ICモジュール200が取得した決済金額を読込む。
残高読込みステップS307では、読込み部7は、非接触ICモジュール200から残高を読込む。
残高比較ステップS308では、判定部5は、読込み部7が読込んだ決済金額と残高とを比較する。
残高判定ステップS309では、判定部5は、読込み部7が読込んだ決済金額と残高とを比較した結果から、残高が不足しないかを判定する。判定部5は、残高が不足すると判定した場合、差分算出ステップ310へ進み、残高が不足しないと判定した場合、処理を終了する。
差分算出ステップS310では、算出部8は、読込み部7が読込んだ決済金額と残高とから不足金額を算出する。
しきい値取得ステップS311では、判定部5は、しきい値記憶部22が記憶したしきい値を取得する。
判定ステップS312では、判定部5は、しきい値記憶部22から取得したしきい値と算出部8が算出した不足金額とを比較する。判定部5は、しきい値記憶部22から取得したしきい値と算出部8が算出した不足金額とを比較した結果から、ユーザへ不足金額を通知するか判定する。判定部5は、算出部8が算出した不足金額がしきい値記憶部22から取得したしきい値よりも大きい場合は、ユーザへ不足金額を通知すると判定する。
通知方法特定ステップS313では、通知方法特定部41は、通知方法記憶部21が記憶したユーザへ通知する方法を取得する。
通知ステップS314では、通知部3は、通知方法特定部41が特定したユーザへ通知する方法によって、ユーザへ残金を通知する。
つまり、上述した動作を図1に置き換えると以下のようになる。
まずユーザは、タッチパネル105を介して任意のしきい値及び通知パターンを設定する。ユーザが設定した情報はメモリ107に保存される。そして、非接触ICモジュール200が利用された事がCPU制御装置101で認識された場合、CPU制御装置101は、非接触ICモジュール200のメモリ200Bにアクセスし決済される金額情報を入手する。次に、CPU制御装置101は、非接触ICモジュール200のメモリ200Bにアクセスし残金情報を入手する。そして、CPU制御装置101は、残高情報と決済される金額情報を比較し、残高情報が大きい場合はそのまま終了し、残高情報が小さい場合には残高情報と決済される金額情報の差分を算出する。つまり、差分とは不足金額である。次に、CPU制御装置101は、メモリ107にアクセスし、ユーザにより設定されたしきい値を入手する。CPU制御装置101は、不足金額とユーザの設定したしきい値とを比較し、不足金額をユーザへ通知するかを判定する。不足金額をユーザへ通知すると判定した場合には、ユーザが設定した通知パターンによりユーザに認知させる。
本実施の形態によれば、不足金額の通知方法が個々の利用者独自で異なるため、不足金が発生した場合に、周囲に不足金額が漏洩することなく、利用者のみが不足金額を知ることが可能である。
つまり、本実施の形態をまとめると次のようになる。
非接触ICカードモジュールを搭載した携帯通信端末装置において、購買後に残高が不足する場合に使用者があらかじめ設定した通知パターンにより使用者に不足額を通知することを特徴とする携帯通信端末装置である。
携帯通信端末装置は、使用者があらかじめしきい値、通知パターンを設定し、不足金額がしきい値を超えた場合に、設定された通知パターンにより使用者に不足金額を通知することを特徴とする。
実施の形態4.
実施の形態3では、しきい値の設定を1つのみした場合を説明した。しかし、しきい値は、実施の形態2と同様に、ユーザの判断により任意に複数設定する事も可能である。設定できるしきい値の数はメモリ107の容量に依存する。また、通知方法も、ユーザにより任意に設定する事が可能であり、金額値の毎に異なったパターンの通知方法を設定する事が可能である。
実施の形態4では、不足金額を他人に知られることなく、ユーザのみに知らせる方法において、2つのしきい値を設定した場合について説明する。
実施の形態4における携帯通信端末100と非接触ICモジュール200との機能を示した機能ブロック図は、実施の形態3で使用した図7を用いる。
図9は、2つのしきい値を設定した場合に、携帯通信端末100が、非接触ICモジュール200の使用後の不足金額を、ユーザへ通知する動作を表したフローチャートを示す。図9のフローチャートに基づき、2つのしきい値を設定した場合に、携帯通信端末100が、非接触ICモジュール200の使用後の不足金額を、ユーザへ通知する動作を説明する。ここでは、実施の形態1と同様に、非接触ICモジュール200の管理する数値は、残金情報であるとする。非接触ICモジュール200は、記憶している残金情報を元に、決済を行うものとする。つまり、非接触ICモジュール200が取得する変更情報は、決済金額である。
ステップS401からステップS404までのステップはそれぞれ、ステップS201からステップS204までのステップと同様である。また、ステップS405からステップS410までのステップはそれぞれ、ステップS305からステップS310までのステップと同様である。
しきい値取得ステップS411では、判定部5は、しきい値記憶部22が記憶したしきい値Aを取得する。
判定ステップS412では、判定部5は、しきい値記憶部22から取得したしきい値Aと算出部8が算出した不足金額とを比較する。判定部5は、しきい値記憶部22から取得したしきい値Aと算出部8が算出した不足金額とを比較した結果から、ユーザへ残金を通知するか判定する。判定部5は、算出部8が算出した不足金額がしきい値記憶部22から取得したしきい値Aよりも大きい場合は、ユーザへ残金を通知すると判定する。
しきい値特定ステップS413では、しきい値特定部42は、しきい値記憶部22が記憶したしきい値Bを取得する。
しきい値特定ステップS414では、しきい値特定部42は、しきい値記憶部22から取得したしきい値Bと算出部8が算出した不足金額とを比較する。
通知方法特定ステップS415では、通知方法特定部41は、しきい値特定部42の比較の結果が、算出部8が算出した不足金額がしきい値記憶部22から取得したしきい値Bよりも小さい場合、該当する通知方法Aを通知方法記憶部21から取得する。つまり、通知方法特定部41は、しきい値A<不足金額<しきい値Bの場合は、通知方法Aを取得する。
通知方法特定ステップS416では、通知方法特定部41は、しきい値特定部42の比較の結果が、算出部8が算出した不足金額がしきい値記憶部22から取得したしきい値Bよりも大きい場合、該当する通知方法Bを通知方法記憶部21から取得する。つまり、通知方法特定部41は、しきい値A<しきい値B<残金の場合は、通知方法Bを取得する。
通知ステップS417では、通知部3は、通知方法特定部41が特定したユーザへ通知する方法である通知方法Aによって、ユーザへ残金を通知する。
通知ステップS418では、通知部3は、通知方法特定部41が特定したユーザへ通知する方法である通知方法Bによって、ユーザへ残金を通知する。
つまり、上述した動作を図1に置き換えると以下のようになる。
まずユーザは、タッチパネル105を介して任意のしきい値及び通知パターンを設定する。ユーザが設定した情報はメモリ107に保存される。そして、非接触ICモジュール200が利用された事がCPU制御装置101で認識された場合、CPU制御装置101は、非接触ICモジュール200のメモリ200Bにアクセスし決済される金額情報を入手する。次に、CPU制御装置101は、非接触ICモジュール200のメモリ200Bにアクセスし残金情報を入手する。そして、CPU制御装置101は、残高情報と決済される金額情報を比較し、残高情報が大きい場合はそのまま終了し、残高情報が小さい場合には残高情報と決済される金額情報の差分を算出する。つまり、差分とは不足金額である。次に、CPU制御装置101は、メモリ107にアクセスし、ユーザにより設定されたしきい値Aを入手する。CPU制御装置101は、不足金額とユーザの設定したしきい値とを比較し、不足金額をユーザへ通知するかを判定する。ここでは、不足金額がしきい値Aよりも小さい場合には、そのまま終了する。不足金額がしきい値Aよりも大きい場合には、CPU制御装置101は、続いて設定されているしきい値Bを入手する。CPU制御装置101は、不足金額とユーザの設定したしきい値Bとを比較し、不足金額をユーザへ通知する方法を特定する。不足金額がしきい値Bよりも小さい場合には、しきい値Aに対して設定した通知パターンAによりユーザに認知させる。不足金額がしきい値Bよりも大きい場合には、しきい値Bに対して設定した通知パターンBによりユーザに認知させる。
上記では、設定した金額値及びパターンは2つとしたが、更にしきい値および通知方法を複数指定することも可能である。しきい値及び通知方法が複数指定された場合には、設定されたしきい値の金額の小さい順に、しきい値と不足金額との比較を繰り返すことで、どのしきい値に残金が該当するのかを判定することが可能である。つまり、しきい値特定ステップS413とS414とを繰り返す事により対応可能となる。
上記について、ユーザがバイブレーション部33による通知方法を設定した場合について例を説明する。実施の形態2と同様に図5に基づいて説明する。図5は、ユーザが設定した通知方法としきい値の組み合わせを示す。
初めにユーザの残金は5000円であったとする。ここで、ユーザが非接触ICモジュール200により2000円使用したとする。このとき、残金は足りているため、決済可能である。よってユーザには何も通知されない。更にユーザが非接触ICモジュール200により5000円使用したとする。このとき、不足金は2000円となる。しかし、不足金はユーザが設定したどの金額値よりも小さいので、ユーザには何も通知されない。且つ、決済もされないため、残金は3000円のままとなる。次にユーザが非接触ICモジュール200により20000円使用したとする。このとき、不足金は17000円となる。不足金は、設定B、Cの金額値より大きくなるが、更に設定Aの金額値と比較され、これよりも大きいため、設定パターンAにより通知される。
上述した通知パターンの一例として、実施の形態2に示したものと同様のものが考えられ、効果も同様である。つまり、通知方法は、バイブレーション部33による通知する方法やイルミネーション部31の光り方のパターンで通知する方法や、残金情報以外のアニメーションや画像などを表示部34に表示して通知する方法や、音声出力部32で任意のメロディを鼓動させ通知する方法などが考えられる。
また、通知方法は、バイブレーション部33やイルミネーション部31などを組み合わせて指定可能とする構成でも良い。通知方法を複数の方法を組み合わせて設定することにより、1つ目のしきい値の場合はバイブレーション部33が振動し、2つ目のしきい値ではイルミネーション部31が点灯するなど、ユーザの指定範囲が広がる。そのため、通知方法の固有性が強くなり周囲への漏洩する確率を更に低くすることが可能となる。
つまり、本実施の形態では、しきい値を利用者が複数かつ可変に設定することにより、各利用者固有の適切なしきい値が設定可能である。
上記では、非接触ICモジュール200が取得した変更情報と管理している数値とを、携帯通信端末100に読込み、携帯通信端末100にて変更後数値の算出を行った。つまり、変更情報の入力は、非接触ICモジュール200が行い、変更後数値の算出は、携帯通信端末100が行う。
しかし、他にも次のような方法を取ることも可能である。
非接触ICモジュール200は、非接触ICモジュール200が取得した変更情報と管理している数値とから変更後数値を算出する。そして、携帯通信端末100は、非接触ICモジュール200が算出した変更後数値を読込むという方法である。つまり、変更情報の入力と変更後数値の算出とを、非接触ICモジュール200が行う。
図10は、変更情報の入力と変更後数値の算出とを、非接触ICモジュール200が行う場合の、携帯通信端末100と非接触ICモジュール200との機能ブロック図を示す。
図7に示した機能ブロック図と図10に示した機能ブロック図との構成は概ね同様である。そのため、図10については、図7と違いがある部分を説明する。
図7に示した機能ブロック図と図10に示した機能ブロック図とで違いのある部分は、非接触ICモジュール200と判定部5と読込み部7と算出部8とである。
非接触ICモジュール200は、管理する数値の変更情報を取得した場合、変更後数値を算出し、変更後数値を記憶する。上述した不足金額を通知する例に当てはめると次のようになる。非接触ICモジュール200は、決済金額を取得した場合、残金と取得した決済金額とから不足金額の算出を行い、算出した不足金額を記憶する。
判定部5は、変更後数値から数値の不足が発生するかどうかを判定する。上述した不足金額を通知する例に当てはめると、判定部5は、不足金額が0より大きいか否かで、不足金が発生しているかどうかを判定する。
読込み部7は、第2伝達部62から非接触ICモジュール200の管理が変更情報を取得したことが伝達された場合、非接触ICモジュール200が算出した変更後数値を読込む。上述した不足金額を通知する例に当てはめると、読込み部7は、非接触ICモジュール200が算出した不足金額を読込む。
算出部8は、非接触ICモジュール200で変更後数値を算出するため、携帯通信端末100には必要なくなる。そのため、算出部8は、図10に示す構成には存在していない。
処理は次のような流れになる。まず、非接触ICモジュール200は、決済金額を取得した場合、不足金額を算出する。次に、読込み部7は、非接触ICモジュール200が算出した不足金額を読込む。そして、判定部5は、読込み部7が読込んだ不足金額によって、不足金が発生するかどうかを判定する。判定部5は、不足金が発生すると判定した場合には、読込み部7が読込んだ不足金額としきい値記憶部22が記憶したしきい値とから、不足金をユーザへ通知するか判定する。
また、他にも次のような方法を取ることも可能である。
携帯通信端末100は、変更情報を入力する入力部を備える。そして、携帯通信端末100は、非接触ICモジュール200から読込んだ数値と入力部から入力された変更情報とから、携帯通信端末100が変更後数値を算出する。つまり、変更情報の入力と変更後数値の算出とを、携帯通信端末100が行う。
図11は、変更情報の入力と変更後数値の算出とを、携帯通信端末100が行う場合の、携帯通信端末100と非接触ICモジュール200との機能ブロック図を示す。
図7に示した機能ブロック図と図11に示した機能ブロック図との構成は概ね同様である。そのため、図11については、図7と違いがある部分を説明する。
図7に示した機能ブロック図と図11に示した機能ブロック図とで違いのある部分は、入力部1と判定部5と算出部8とである。
入力部1は、変更情報入力部13を備える。変更情報入力部13は、非接触ICモジュール200の管理する数値を変更する変更情報を入力する。上述した不足金額を通知する例に当てはめると、変更情報入力部13は、決済金額を入力する。
判定部5は、読込み部7が非接触ICモジュール200から読込んだ数値と、変更情報入力部13が入力した変更情報とから、数値の不足が発生するかどうかを判定する。上述した不足金額を通知する例に当てはめると、判定部5は、読込み部7が非接触ICモジュール200から読込んだ残金と、変更情報入力部13が入力した決済金額とから、不足金が発生するかどうかを判定する。
算出部8は、変更情報入力部13が入力した変更情報と読込み部7が読込んだ数値とに基づいて、変更後数値を算出する。上述した不足金額を通知する例に当てはめると、算出部8は、変更情報入力部13が入力した決済金額と読込み部7が読込んだ残金とに基づいて、不足金を算出する。
処理は次のような流れになる。まず、変更情報入力部13は、変更情報入力部13は、決済金額を入力する。次に、判定部5は、読込み部7が非接触ICモジュール200から読込んだ残金と、変更情報入力部13が入力した決済金額とから、不足金が発生するかどうかを判定する。判定部5が、不足金が発生すると判定した場合、算出部8は、変更情報入力部13が入力した決済金額と読込み部7が読込んだ残金とに基づいて、不足金を算出する。判定部5は、算出部8が算出した不足金としきい値記憶部22が記憶したしきい値とから、不足金をユーザへ通知するか判定する。
上述したような構成を取ることにより、変更情報の入力と変更後数値を算出とは、携帯通信端末100と非接触ICモジュール200とのどちらが行うことも可能である。
つまり、本実施の形態をまとめると次のようになる。
上述した実施の形態3の携帯通信端末装置は、さらに、使用者が設定するしきい値は任意に複数設定する事が可能であることを特徴とする。
また、上述した実施の形態3の携帯通信端末装置は、使用者が設定する通知パターンはイルミネーション、音声出力、バイブ、表示部の少なくとも一つ以上であることを特徴とする。
また、上述した実施の形態3の携帯通信端末装置は、使用者が複数設定するしきい値毎に、通知パターンを任意に選択し設定可能であることを特徴とする。
実施の形態5.
次に、非接触ICモジュール200を備えていない、または、非接触ICモジュール200とデータの送受信を行わない携帯通信端末100である数値通知装置300において、上述した残金の通知と不足金額の通知とを実現する方法について説明する。
図12は、実施の形態5にかかる数値通知装置300のハードウェアの構成の一例を表した図を示す。図12は、図1のハードウェアの構成から非接触ICモジュール200を削ったものである。つまり、数値通知装置300は、図1の携帯通信端末100と同様である。
図13は、実施の形態5における数値通知装置300の機能を示した機能ブロック図を示す。図13に基づいて、数値通知装置300の機能を説明する。図13の数値通知装置300は、図2の携帯通信端末100と概ね同様である。そのため、図13については、図2と違いがある部分について説明する。
図2に示した機能ブロック図と図13に示した機能ブロック図とで違いのある部分は、入力部1と記憶部2と伝達部6と読込み部7と算出部8とである。
入力部1は、変更情報入力部13を備える。変更情報入力部13は、記憶部2が記憶する数値を変更する変更情報を入力する。つまり、上述した実施の形態1から実施の形態4では、非接触ICモジュール200が取得していた変更情報を入力する。入力部1は、図12のタッチパネル105などである。
記憶部2は、数値記憶部23を備える。数値記憶部23は、上述した実施の形態では、非接触ICモジュール200が管理していた数値を記憶する。記憶部2は、図12のメモリ107などである。
伝達部6と読込み部7とは、非接触ICモジュール200とのデータの送受信を行うための機能であるため、本実施の形態においては、数値通知装置300には必要ない。
算出部8は、変更情報入力部13が入力した変更情報と数値記憶部23が記憶する数値とに基づいて、変更後数値を算出する。算出部8は、図12のCPU制御装置101などである。
更新部9は、算出部8が算出した変更後数値で、数値記憶部23が記憶する数値を更新する。更新部9は、図12のCPU制御装置101などである。
つまり、上述した実施の形態1から実施の形態4において、非接触ICモジュール200が行っていた機能をすべて数値通知装置300に持たせている。このような構成にすることで、非接触ICモジュール200を備えていない、または、非接触ICモジュール200とデータの送受信を行わない数値通知装置300においても、実施の形態1から実施の形態4までで説明した動作を実現することが可能である。
携帯電話などに応用することで、残高の減少や増加が発生した場合に、周囲に残高情報が漏洩することなく、利用者のみが残高を知ることが可能である。
実施の形態における携帯通信端末と非接触ICモジュール200とのハードウェアの構成の一例を表した図を示す。 実施の形態1における携帯通信端末100と非接触ICモジュール200との機能を示した機能ブロック図を示す。 携帯通信端末100がユーザへ残金などの情報を通知する動作を表したフローチャートを示す。 2つのしきい値を設定した場合の、携帯通信端末100がユーザへ残金などの情報を通知する動作を表したフローチャートを示す。 通知方法としきい値との組み合わせの一例を示す。 通知方法としきい値との組み合わせの一例を示す。 実施の形態3における携帯通信端末100と非接触ICモジュール200との機能を示した機能ブロック図を示す。 携帯通信端末100が、非接触ICモジュール200の使用後の不足金額を、ユーザへ通知する動作を表したフローチャートを示す。 2つのしきい値を設定した場合に、携帯通信端末100が、非接触ICモジュール200の使用後の不足金額を、ユーザへ通知する動作を表したフローチャートを示す。 変更情報の入力と変更後数値の算出とを、非接触ICモジュール200が行う場合の、携帯通信端末100と非接触ICモジュール200との機能ブロック図を示す。 変更情報の入力と変更後数値の算出とを、携帯通信端末100が行う場合の、携帯通信端末100と非接触ICモジュール200との機能ブロック図を示す。 実施の形態5にかかる数値通知装置のハードウェアの構成の一例を表した図を示す。 実施の形態5における数値通知装置の機能を示した機能ブロック図を示す。
符号の説明
100 携帯通信端末、101 CPU制御装置、102 無線制御装置、103 アンテナ、104 LCD、105 タッチパネル、106 電源装置、107 メモリ、108 バイブレータ、109 イルミネーションライト、110 音声入出力切り換え装置、111 スピーカー、112 マイク、200 非接触ICモジュール、200A CPU、200B メモリ、200C リーダ/ライタ、201 非接触ICモジュールアンテナ、1 入力部、11 通知方法指定部、12 しきい値指定部、13 変更情報入力部、2 記憶部、21 通知方法記憶部、22 しきい値記憶部、23 数値記憶部、3 通知部、31 イルミネーション部、32 音声出力部、33 バイブレーション部、34 表示部、4 特定部、41 通知方法特定部、42 しきい値特定部、5 判定部、6 伝達部、61 第1伝達部、62 第2伝達部、7 読込み部、8 算出部、9 更新部。

Claims (15)

  1. 数値を記憶する数値記憶部と、
    上記数値記憶部が記憶した上記数値をユーザへ通知する通知方法を指定する通知方法指定部と、
    上記通知方法指定部が指定した上記通知方法を記憶する通知方法記憶部と、
    上記数値をユーザへ通知するかの判定に使用するしきい値を指定するしきい値指定部と、
    上記しきい値指定部が指定した上記しきい値を記憶するしきい値記憶部と、
    上記しきい値記憶部が記憶した上記しきい値と上記数値とを比較し、上記数値をユーザへ通知するかを判定する判定部と、
    上記判定部が通知すると判定した場合、上記通知方法記憶部が記憶した上記通知方法により上記数値をユーザへ通知する通知部とを備えることを特徴とする数値通知装置。
  2. 上記しきい値指定部は、複数のしきい値を指定し、
    上記しきい値記憶部は、上記しきい値指定部が指定した上記複数のしきい値を記憶し、
    上記通知方法指定部は、上記しきい値記憶部が記憶した上記複数のしきい値それぞれに対して、通知方法を指定し、
    上記通知方法記憶部は、上記通知方法指定部が指定した上記通知方法を記憶し、
    上記数値通知装置は、さらに、
    上記複数のしきい値と上記数値とを比較し、上記数値に対応するしきい値を特定するしきい値特定部と、
    上記通知方法記憶部が記憶した上記通知方法から、上記しきい値特定部が特定した上記しきい値に該当する上記通知方法を特定する通知方法特定部とを備え、
    上記通知部は、上記判定部が通知すると判定した場合、上記通知方法特定部が特定した上記通知方法により上記数値をユーザへ通知することを特徴とする請求項1記載の数値通知装置。
  3. 上記数値通知装置は、さらに、
    上記数値記憶部が記憶した上記数値を変更する変更情報を入力する入力部と、
    上記数値と上記入力部が入力した上記変更情報とから、上記数値を変更した変更後数値を算出する算出部と、
    上記算出部が算出した上記変更後数値で、上記数値記憶部が記憶した上記数値を更新後数値として更新する更新部とを備え、
    上記判定部は、上記更新部が上記数値を上記更新後数値として更新した場合、上記しきい値記憶部が記憶した上記しきい値と上記更新後数値とを比較し、上記更新後数値をユーザへ通知するかを判定し、
    上記通知部は、上記判定部が通知すると判定した場合、上記通知方法記憶部が記憶した上記通知方法により、上記更新後数値をユーザへ通知することを特徴とする請求項1記載の数値通知装置。
  4. 上記数値通知装置は、さらに、
    上記数値記憶部が記憶した上記数値を変更する変更情報を入力する入力部と、
    上記数値と上記入力部が入力した上記変更情報とから、上記数値を変更した変更後数値を算出する算出部とを備え、
    上記判定部は、上記算出部が上記変更後数値を算出した場合、上記しきい値記憶部が記憶した上記しきい値と上記変更後数値とを比較し、上記変更後数値をユーザへ通知するかを判定し、
    上記通知部は、上記判定部が通知すると判定した場合、上記通知方法記憶部が記憶した上記通知方法により上記変更後数値をユーザへ通知することを特徴とする請求項1記載の数値通知装置。
  5. 上記数値通知装置は、さらに、
    電灯を燈すイルミネーション部と、
    音声を出力する音声出力部と、
    振動を起こすバイブレーション部と、
    画像と映像と文字との少なくとも1つ以上を表示する表示部とを備え、
    上記通知方法は、上記イルミネーション部と上記音声出力部と上記バイブレーション部と上記表示部との少なくとも1つ以上を使用した通知方法であることを特徴とする請求項1記載の数値通知装置。
  6. 数値を記憶する非接触IC(Integrated Circuit)モジュールとデータ交換する携帯通信端末において、
    上記非接触ICモジュールが記憶した上記数値を読込む読込み部と、
    上記読込み部が読込んだ上記数値をユーザへ通知する通知方法を指定する通知方法指定部と、
    上記通知方法指定部が指定した上記通知方法により上記数値をユーザへ通知する通知部とを備えることを特徴とする携帯通信端末。
  7. 上記携帯通信端末は、さらに、
    上記通知方法指定部が指定した上記通知方法を記憶する通知方法記憶部と、
    上記数値をユーザへ通知するかの判定に使用するしきい値を指定するしきい値指定部と、
    上記しきい値指定部が指定した上記しきい値を記憶するしきい値記憶部と、
    上記しきい値記憶部が記憶した上記しきい値と上記数値とを比較し、上記数値をユーザへ通知するかを判定する判定部とを備え、
    上記通知部は、上記判定部が通知すると判定した場合、上記通知方法記憶部が記憶した上記通知方法により上記数値をユーザへ通知することを特徴とする請求項6記載の携帯通信端末。
  8. 上記しきい値指定部は、複数のしきい値を指定し、
    上記しきい値記憶部は、上記しきい値指定部が指定した上記複数のしきい値を記憶し、
    上記通知方法指定部は、上記しきい値記憶部が記憶した上記複数のしきい値それぞれに対して、通知方法を指定し、
    上記通知方法記憶部は、上記通知方法指定部が指定した上記通知方法を記憶し、
    上記携帯通信端末は、さらに、
    上記複数のしきい値と上記数値とを比較し、上記数値に対応するしきい値を特定するしきい値特定部と、
    上記通知方法記憶部が記憶した上記通知方法から、上記しきい値特定部が特定した上記しきい値に該当する上記通知方法を特定する通知方法特定部とを備え、
    上記通知部は、上記判定部が通知すると判定した場合、上記通知方法特定部が特定した上記通知方法により上記数値をユーザへ通知することを特徴とする
    請求項7記載の携帯通信端末。
  9. 上記非接触ICモジュールは、上記数値の変更情報を取得した場合、上記変更情報で上記数値を変更した変更後数値を算出し、算出した変更後数値で、上記数値を更新し、
    上記携帯通信端末は、さらに、
    上記非接触ICモジュールが記憶した上記数値が更新されたかを監視し、上記数値が更新された場合、上記数値が更新されたことを上記読込み部へ伝達する第1伝達部を備え、
    上記読込み部は、上記第1伝達部から上記数値が更新されたことを伝達された場合、上記非接触ICモジュールが記憶した、更新された上記数値を更新後数値として読込み、
    上記判定部は、上記読込み部が上記更新後数値を読込んだ場合、上記しきい値記憶部が記憶した上記しきい値と上記更新後数値とを比較し、上記更新後数値をユーザへ通知するかを判定し、
    上記通知部は、上記判定部が通知すると判定した場合、上記通知方法記憶部が記憶した上記通知方法により上記更新後数値をユーザへ通知することを特徴とする請求項7記載の携帯通信端末。
  10. 上記非接触ICモジュールは、上記数値の変更情報を取得した場合、上記変更情報を記憶し、
    上記携帯通信端末は、さらに、
    上記非接触ICモジュールが上記数値の変更情報を取得したかを監視し、上記非接触ICモジュールが変更情報を取得した場合、上記非接触ICモジュールが変更情報を取得したことを上記読込み部へ伝達する第2伝達部を備え、
    上記読込み部は、上記第2伝達部から上記非接触ICモジュールが変更情報を取得したことを伝達された場合、上記非接触ICモジュールが記憶した上記数値と上記変更情報とを読込み、
    上記携帯通信端末は、さらに、
    上記読込み部が読込んだ上記数値と上記変更情報とから、上記数値を変更した変更後数値を算出する算出部を備え、
    上記判定部は、上記算出部が上記変更後数値を算出した場合、上記しきい値記憶部が記憶した上記しきい値と上記変更後数値とを比較し、上記変更後数値をユーザへ通知するかを判定し、
    上記通知部は、上記判定部が通知すると判定した場合、上記通知方法記憶部が記憶した上記通知方法により上記変更後数値をユーザへ通知することを特徴とする請求項7記載の携帯通信端末。
  11. 上記非接触ICモジュールは、上記数値の変更情報を取得した場合、上記変更情報で上記数値を変更した変更後数値を算出し、算出した上記変更後数値を記憶し、
    上記携帯通信端末は、さらに、
    上記非接触ICモジュールが上記数値の変更情報を取得したかを監視し、上記非接触ICモジュールが変更情報を取得した場合、上記非接触ICモジュールが変更情報を取得したことを上記読込み部へ伝達する第2伝達部を備え、
    上記読込み部は、上記第2伝達部から上記非接触ICモジュールが変更情報を取得したことを伝達された場合、上記非接触ICモジュールが記憶した上記変更後数値を読込み、
    上記判定部は、上記読込み部が上記変更後数値を読込んだ場合、上記しきい値記憶部が記憶した上記しきい値と上記変更後数値とを比較し、上記変更後数値をユーザへ通知するかを判定し、
    上記通知部は、上記判定部が通知すると判定した場合、上記通知方法記憶部が記憶した上記通知方法により上記変更後数値をユーザへ通知することを特徴とする請求項7記載の携帯通信端末。
  12. 上記携帯通信端末は、さらに、
    上記読込み部が読込んだ上記数値を変更する変更情報を入力する入力部を備え、
    上記読込み部は、上記入力部が上記変更情報を入力した場合、上記非接触ICモジュールが記憶した上記数値を読込み、
    上記携帯通信端末は、さらに、
    上記読込み部が読込んだ上記数値と上記変更情報とから、上記数値を変更した変更後数値を算出する算出部とを備え、
    上記判定部は、上記算出部が上記変更後数値を算出した場合、上記しきい値記憶部が記憶した上記しきい値と上記変更後数値とを比較し、上記変更後数値をユーザへ通知するかを判定し、
    上記通知部は、上記判定部が通知すると判定した場合、上記通知方法記憶部が記憶した上記通知方法により上記変更後数値をユーザへ通知することを特徴とする請求項7記載の携帯通信端末。
  13. 上記携帯通信端末は、さらに、
    電灯を燈すイルミネーション部と、
    音声を出力する音声出力部と、
    振動を起こすバイブレーション部と、
    画像と映像と文字との少なくとも1つ以上を表示する表示部とを備え、
    上記通知方法は、上記イルミネーション部と上記音声出力部と上記バイブレーション部と上記表示部との少なくとも1つ以上を使用した通知方法であることを特徴とする請求項6記載の携帯通信端末。
  14. 数値を記憶する数値記憶ステップと、
    上記数値記憶ステップで記憶した上記数値をユーザへ通知する通知方法を指定する通知方法指定ステップと、
    上記通知方法指定ステップで指定した上記通知方法を記憶する通知方法記憶ステップと、
    上記数値をユーザへ通知するかの判定に使用するしきい値を指定するしきい値指定ステップと、
    上記しきい値指定ステップで指定した上記しきい値を記憶するしきい値記憶ステップと、
    上記しきい値記憶ステップで記憶した上記しきい値と上記数値とを比較し、上記数値をユーザへ通知するかを判定する判定ステップと、
    上記判定ステップで通知すると判定した場合、上記通知方法記憶ステップが記憶した上記通知方法により上記数値をユーザへ通知する通知ステップとをコンピュータに実行させるための数値通知プログラム。
  15. 数値を記憶する数値記憶ステップと、
    上記数値記憶ステップで記憶した上記数値をユーザへ通知する通知方法を指定する通知方法指定ステップと、
    上記通知方法指定ステップで指定した上記通知方法を通知方法記憶部に記憶する通知方法記憶ステップと、
    上記数値をユーザへ通知するかの判定に使用するしきい値を指定するしきい値指定ステップと、
    上記しきい値指定ステップで指定した上記しきい値をしきい値記憶部に記憶するしきい値記憶ステップと、
    上記しきい値記憶ステップで上記しきい値記憶部に記憶した上記しきい値と上記数値とを比較し、上記数値をユーザへ通知するかを判定する判定ステップと、
    上記判定ステップで通知すると判定した場合、上記通知方法記憶ステップで通知方法記憶部に記憶した上記通知方法により上記数値をユーザへ通知する通知ステップとを備えることを特徴とする数値通知装置の数値通知方法。
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