JP2006236640A - 振り子式転倒検出スイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】 スイッチ傾倒時に接点が導通するスイッチにおいて、小形でかつ接触信頼性を高めた振り子式転倒検出スイッチを提供することを目的とする。
【解決手段】 ベース6の略中央部に凹部を設け、該凹部に可動接片5を配設する。該可動接片5の上面にはゴムカバー4が嵌着されている。そして、前記可動接片5を押圧するため、操作部3を前記ゴムカバー4上面に配設し、該操作部3をカバー1の略中央部に設けた貫通孔1aから突出させ、前記ベース6と前記カバー1を嵌着させる。そして、操作部3の軸3bに錘2をネジで嵌合し、該操作部3を鉛直下方に向け、スイッチ水平時には該操作部先端の凸部3dが可動接片5を押圧せず、オフの状態となるが、スイッチ傾倒時には、操作部3は鉛直下方を向いたまま該操作部先端の凸部3dがゴムカバー4を押圧し、その付勢により該ゴムカバー4が前記可動接片5を押圧することにより固定接片6eと接触しオンとなる。
【選択図】 図3
【解決手段】 ベース6の略中央部に凹部を設け、該凹部に可動接片5を配設する。該可動接片5の上面にはゴムカバー4が嵌着されている。そして、前記可動接片5を押圧するため、操作部3を前記ゴムカバー4上面に配設し、該操作部3をカバー1の略中央部に設けた貫通孔1aから突出させ、前記ベース6と前記カバー1を嵌着させる。そして、操作部3の軸3bに錘2をネジで嵌合し、該操作部3を鉛直下方に向け、スイッチ水平時には該操作部先端の凸部3dが可動接片5を押圧せず、オフの状態となるが、スイッチ傾倒時には、操作部3は鉛直下方を向いたまま該操作部先端の凸部3dがゴムカバー4を押圧し、その付勢により該ゴムカバー4が前記可動接片5を押圧することにより固定接片6eと接触しオンとなる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、先端に凸部を有する操作部に配設した傾倒自在の錘を垂下させて該錘の自重により垂下した状態を維持し、スイッチ傾倒時に前記操作部の凸部がスイッチ本体内の可動接片を押圧して固定接片と接触する振り子式転倒検出スイッチに関する。
従来、スイッチ傾倒時にその傾倒を検出する振り子式転倒検出スイッチは、図4(a)に示すようにバネ可動接片101を使用し、該振り子式転倒検出スイッチ水平時には接点102が固定接点103と接触し、該振り子式転倒検出スイッチ傾倒時には、図4(b)に示すように振り子107は自重により鉛直下方を向いたたまま押圧部105が受け部104を押圧し、その付勢によりバネ可動接片101も押圧され接点102と固定接点103が開離されていた。
なし
しかしながら、上記の振り子式転倒検出スイッチは、図4(a)に示すように、電路の切替を行う可動接片にバネ可動接片101を使用しており、可動接片自体が横長で大きく、その結果スイッチ全体の外形が大きくなってしまい、省スペースを要する機器への接続は困難であった。また、ケースの略中央部の貫通孔109と該貫通孔109から突出させた押圧部105との間にOリング等の防水、防塵用部材を配設していないため密閉性の問題から接触信頼性に不安があった。
本発明は上記目的を達成するために、電路の切替を行う可動接片に略ドーム状の可動接片を使用し、従来のバネ可動接片よりも小さくスイッチ全体を小形化できるようにした。さらに絶縁性のゴムカバーを可動接片を覆うように配設し、接点付近の密閉性を保つことのできる構造としたため、接触信頼性を高めたスイッチを提供できるようにした。
本発明の振り子式転倒検出スイッチは以下のような効果を奏することができる。
(1)電路の切替を行う可動接片に略ドーム状の可動接片を使用しているため、片側を固定して残った片側で接点を開閉していたバネ可動接片を用いていた従来の振り子式転倒検出スイッチよりも、接触機構部を省スペースで構成することができ、結果としてスイッチ全体の小形化を図ることができ、機器の軽薄短小化に貢献できる。
(2)ベース上面の凹部内に配設した固定接片上に可動接片を載置し、該可動接片を絶縁性のゴムカバーで覆ったため、接点付近の密閉性を保つことができ、防水性、防塵性に優れ、悪環境下においても接触信頼性の高い振り子式転倒検出スイッチを提供できる。
(1)電路の切替を行う可動接片に略ドーム状の可動接片を使用しているため、片側を固定して残った片側で接点を開閉していたバネ可動接片を用いていた従来の振り子式転倒検出スイッチよりも、接触機構部を省スペースで構成することができ、結果としてスイッチ全体の小形化を図ることができ、機器の軽薄短小化に貢献できる。
(2)ベース上面の凹部内に配設した固定接片上に可動接片を載置し、該可動接片を絶縁性のゴムカバーで覆ったため、接点付近の密閉性を保つことができ、防水性、防塵性に優れ、悪環境下においても接触信頼性の高い振り子式転倒検出スイッチを提供できる。
本発明によれば、略ドーム状の可動接片を使用しているため、接触機構部を小形化することができ、さらに前記可動接片が絶縁性のゴムカバーで覆って接点付近の密閉性を保つ構造としたため、防水性、防塵性に優れ、極めて接触信頼性の高い振り子式転倒検出スイッチが得られる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の振り子式転倒検出スイッチの分解斜視図、図2は本発明の振り子式転倒検出スイッチのベースの平面図である。
図中6は本発明のスイッチにおけるベースであり、上面に凹部を有し、該凹部内の略中央部とさらには前記凹部内の周囲に一対の固定接片6eをインサート成形により配備し、該固定接片6e各々から接触端子6fを接続し、また該固定接片6e上には略ドーム状の可動接片5が配設される。該可動接片5は前記凹部外周に形成された立ち上げ縁部6aにより前記凹部内の略中央部に固定される。前記可動接片5の上面には絶縁性のゴムカバー4の縁部4aが立ち上げ縁部6aと固定片6bとの間に密閉性を保つように嵌着されている。そして、前記ゴムカバー4を介して前記可動接片5を押圧するため鍔部3cを有した操作部3を前記ゴムカバー4上面に配設し、該操作部3をカバー1の略中央部に設けた貫通孔1aから突出させる。そして、前記操作部3を前記カバー1の貫通孔1aから突出させた後、前記ベースの突起6cと前記カバー1の内面に設けた凹部(図示なし)を嵌着させ、さらに前記カバー1側面の係合片1bの略中央部に設けた係合孔1cを前記ベース側面の爪6dと嵌着させる。そして、前記ベース6と前記カバー1の嵌着の後、カバー1の貫通孔1aから突出した操作部3における軸3bの先端に設けた嵌合軸3aと球状の錘2をネジ締め嵌合する。嵌合軸3aと錘2を一体化させる方法としては、ネジ締めに限定することなく、圧入等のように凹凸関係により種々の方法が考えられる。
図3は本発明の振り子式転倒検出スイッチの動作図である。図3(a)は可動接片5が固定接片6eと導通していないオフの状態、図3(b)は可動接片5が固定接片6eと導通しているオンの状態を示す。
図3(a)のように、スイッチ水平時には操作部3の先端の錘2の自重により垂下した状態であるので、該操作部3先端の凸部3dはゴムカバー4および可動接片5を押圧しないため、該可動接片は固定接片6eと導通せず、オフの状態となる。
一方、図3(b)のようにスイッチ傾倒時には該スイッチは傾倒しているのに対し操作部3は自重により鉛直下方を向いたまま、球面状に形成された操作部3の鍔部3cが前記貫通孔1aの内面を線接触し、該操作部先端の凸部3dがゴムカバー4を押圧し、その付勢により該ゴムカバー4を介して可動接片5を押圧することにより、該可動接片5が固定接片6eと接触して導通状態になり、オンとなる。
上記において、本発明の振り子式転倒検出スイッチの実施例を示したが、本発明の振り子式転倒検出スイッチを取り付ける各種機器の大きさに応じてスイッチの外形や端子の種類を変えることが可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
1 カバー
1a、109 貫通孔
1b 係合片
1c 係合孔
2 錘
3 操作部
3a 嵌合軸
3b 軸
3c 鍔部
3d 凸部
4 ゴムカバー
4a 縁部
5 可動接片
6 ベース
6a 立ち上げ縁部
6b 固定片
6c 突起
6d 爪
6e 固定接片
6f、106 接触端子
101 バネ可動接片
102 接点
103 固定接点
104 受け部
105 押圧部
107 振り子
108 ケース
1a、109 貫通孔
1b 係合片
1c 係合孔
2 錘
3 操作部
3a 嵌合軸
3b 軸
3c 鍔部
3d 凸部
4 ゴムカバー
4a 縁部
5 可動接片
6 ベース
6a 立ち上げ縁部
6b 固定片
6c 突起
6d 爪
6e 固定接片
6f、106 接触端子
101 バネ可動接片
102 接点
103 固定接点
104 受け部
105 押圧部
107 振り子
108 ケース
Claims (2)
- ベースの上面に凹部を設け、該凹部内の略中央部とその周辺に一対の固定接片を配備するとともに、該固定接片のそれぞれに接続された端子を前記ベースの周囲に配設し、前記凹部内に配設した固定接片上に載置させた略ドーム状の可動接片を介して前記凹部を絶縁性のゴムカバーで覆い、該ゴムカバーを介して前記可動接片を押圧する操作部を配設するとともに該操作部に鍔部を設けて突出させる貫通孔を形成したカバーを前記ベースに嵌合させて構成したスイッチにおいて、前記ゴムカバーを押圧する前記操作部の鍔部の先端に凸部を設けるとともに、他端に自重により前記操作部が傾倒自在をなす錘を配設し、該錘を垂下させて前記スイッチを機器に取り付けて該スイッチの傾きにより前記操作部が常に錘の自重で垂下した状態を維持して前記操作部の凸部が前記ゴムカバーを介して前記可動接片の略中央部を押圧して前期凹部内の略中央部に配設した固定接片と接触することを特徴とした振り子式転倒検出スイッチ。
- 前記操作部の鍔部を球面状に形成し、前記貫通孔の内面に線接触させたことを特徴とする請求項1記載の振り子式転倒検出スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005046571A JP2006236640A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 振り子式転倒検出スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005046571A JP2006236640A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 振り子式転倒検出スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006236640A true JP2006236640A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37044066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005046571A Pending JP2006236640A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 振り子式転倒検出スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006236640A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013162264A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 映像表示装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS508756Y1 (ja) * | 1969-12-15 | 1975-03-17 | ||
JPH02101430U (ja) * | 1989-01-28 | 1990-08-13 | ||
JP2002008493A (ja) * | 2000-06-21 | 2002-01-11 | Alps Electric Co Ltd | 多方向入力装置 |
-
2005
- 2005-02-23 JP JP2005046571A patent/JP2006236640A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS508756Y1 (ja) * | 1969-12-15 | 1975-03-17 | ||
JPH02101430U (ja) * | 1989-01-28 | 1990-08-13 | ||
JP2002008493A (ja) * | 2000-06-21 | 2002-01-11 | Alps Electric Co Ltd | 多方向入力装置 |
Cited By (1)
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JP2013162264A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 映像表示装置 |
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A02 | Decision of refusal |
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