JP2006235883A - 情報検索装置、情報検索方法、情報検索制御プログラムおよびそれを記録した記録媒体、ならびに情報検索装置を備えたテレビ放送受信装置 - Google Patents

情報検索装置、情報検索方法、情報検索制御プログラムおよびそれを記録した記録媒体、ならびに情報検索装置を備えたテレビ放送受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザの操作の利便性を維持し、ユーザの検索時の嗜好を即時に反映した検索結果をユーザに提示することが可能な情報検索装置を提供する。
【解決手段】 本発明の情報検索装置は、番組情報をジャンル単位で抽出するジャンル検索部111と、ジャンル情報が記憶されるジャンル保持部102と、上記ジャンル検索部111にジャンル検索実行の指示信号を入力する操作画面表示キー103aと、上記ジャンル検索部111にジャンル情報指定の指定信号を入力する十字キー103bとを備えている。上記ジャンル検索部111は、上記操作画面表示キー103aから指示信号が入力された時、上記ジャンル保持部102から選択したジャンル情報に基づきグループ検索を実行すると共に、上記十字キー103bから指定信号が入力された時、該指定信号に対応付けられたジャンル情報に基づきジャンル検索を実行し、かつ該ジャンル情報を上記ジャンル保持部102に記憶させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報検索装置に関するものであり、特に、複数の情報(レコード)からなるデータベースより、ユーザが所望のレコードを効率よく取得するための検索機能を備えた情報検索装置に関するものである。
近年の情報通信技術のめざましい進展は、産業界のみならず、身近な生活環境にも大きな影響を及ぼしている。インターネットなどの通信分野における急速なデジタル化は言うまでもなく、放送の分野においても、情報源として我々の生活に最も密着していると言ってもよいテレビ放送が、デジタル化により大きく変化しようとしている。デジタル放送により新たにもたらされる利益・サービスはさまざまであるが、中でもユーザの利便性に最も関係が深いサービスとして、電子番組表(EPG;Electronic Program Guide)が挙げられる。
電子番組表は、現在新聞などで見られるテレビ放送の番組欄のように、各局の番組情報を電子的に一覧にし、テレビ放送受信装置に表示されるものである。一般的に、電子番組表は、テレビ放送受信装置において、放送局から映像情報や音声情報とともに送信される番組関連情報に基づいて作成される。この電子番組表を利用することにより、ユーザは簡単に見たい番組を選択したり、視聴予約や録画予約を行ったりすることができる。
デジタルテレビ放送では、従来のアナログテレビ放送に比べ、提供される番組数は大幅に増加し、また取得可能な番組に関する情報量も膨大になる。そのため、必要な情報(例えば、現在視聴可能な番組、または自分が好きな分野の番組についての情報)を、誰もが利用できるシンプルな操作で、効率よく入手できることが望ましい。
各放送局から送信される、電子番組表を作成するために必要な情報は、CS・BS・地上デジタルテレビ放送など放送メディアごとに作成された運用規定で規定されており、どの放送局からも共通の項目を有する番組情報を入手できる。番組情報の項目は、例えば、番組名、番組内容、番組開始時間、番組終了時間などを始め、コピーコントロール情報、ジャンル、視聴年齢制限、有料番組情報など、種々多様である。
これらの情報の中で、ジャンル情報(具体的には、放送局が送信する信号に含まれる、コンテント記述子以下に記述される、番組のジャンルを示すパラメータ)を用いれば、番組情報のデータベースから、ユーザが所望のジャンルに属する番組のみをジャンル単位で抽出するジャンル検索を行うことも可能となる。これにより、ユーザは、例えば、ニュース、映画、スポーツ、ドラマなど、自分の好みに合わせて番組を一覧表示するなどすることができる。テレビ放送受信装置の多くは、所望のジャンルを入力することで、ジャンル別に番組の検索を行える機能が備わっているものもある。
しかしながら、従来の方法の多くは、ジャンル検索操作画面を呼び出した後、ユーザが所望のジャンルを入力あるいは選択する操作を都度行わなければならず、ユーザにとって、操作が煩雑になるという問題が生じる。
そこで、ジャンル検索において、ユーザの嗜好を学習し、ユーザに対して検索操作の利便性を向上させるための技術として、特許文献1に開示されたディジタル放送受信装置がある。
特許文献1には、番組が視聴されるたびにその番組のジャンルを取得して、ジャンル別視聴頻度を記録し、その頻度に応じて特定のジャンルの番組情報を番組視聴中に取得しておき、ユーザがジャンル検索の指示を出したときには、あらかじめ取得しておいた情報から番組情報を提示する機能を備えた、ディジタル放送受信装置が開示されている。
これにより、ユーザは、自身がよく視聴する番組が属するジャンルについて、検索時に都度ジャンルを入力したり、選択したりすることなく、簡単な操作で番組情報を取得することが可能となる。
特許第3594524号(2004年9月10日登録)
しかしながら、上記特許文献1に開示されたディジタル放送受信装置におけるジャンル検索方法では、ユーザにとって煩雑な操作が必要なくなるという利点を有するものの、以下に示す問題点を有している。
上記特許文献1のディジタル放送受信装置におけるジャンル検索方法では、ジャンルの使用頻度は、そのジャンルに属する番組を視聴した回数の蓄積によっているので、ユーザの好みを反映するのに時間を要する。
具体的には、ジャンルの使用頻度は、視聴を行った番組のジャンルについて記録されるようになっており、一定時間その番組を視聴して初めて1回カウントされるようになっている。そのため、1回カウントされるのに一定の時間を要し、その分使用頻度の蓄積回数は少なくなるので、時間をかけないと、ユーザの好みのジャンルを反映できないといった問題がある。
さらに、視聴された番組からジャンルの使用頻度を記録するという上記特許文献1の方法では、視聴頻度によって決定される検索対象のジャンルは、必ずしもユーザが検索したいと望んでいるジャンルであるとは限らない。したがって、ジャンル検索操作画面においては、ユーザの検索時の嗜好を反映して、検索結果を提示することができないといった問題もある。
なぜなら、ユーザによっては、ジャンル検索を行わなくても、頻繁に視聴する番組がある場合や、逆に、ジャンル検索を行う頻度は高いが、見る回数は少ない番組がある場合もあり、よく視聴されるジャンルが、そのままよく検索されるジャンルであるとは限らないからである。
具体的な例を挙げると、あるユーザが、ジャンル検索機能を用いてよく視聴するのがニュース番組であり、ジャンル検索機能を用いずによく視聴するのがスポーツ番組である場合、上記特許文献1の方法では、検索対象として自動決定されるのは、最も視聴されている「スポーツ」のジャンルとなってしまい、ユーザがジャンル検索機能を頻繁に用いる「ニュース」のジャンルとは一致しないことになる。
つまり、上記特許文献1に開示された技術では、時間をかけずにユーザの検索時の嗜好を反映し、その検索結果を提示することができないという問題が生じる。
本発明は、上記の各問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザにとって煩雑な操作が必要なくなるという利点を維持しつつ、ユーザの検索時の嗜好、つまりジャンル検索を行うための条件となる所望のジャンルを即時に反映した検索結果をユーザに提示することが可能な、情報検索装置およびそれを備えたテレビ放送受信装置を提供することにある。
本発明に係る情報検索装置は、上記の課題を解決するために、複数のレコードからなるデータベースであって、複数のレコードを分類するためのグループを有するデータベースから、ある特定の検索対象となるグループに属するレコードを、該グループを特定するためのグループ情報に基づいてグループ単位で抽出するグループ検索を実行する検索手段を備えた情報検索装置において、上記グループ情報が記憶されるグループ情報記憶手段と、上記検索手段に、グループ検索を実行させるための指示信号を入力する指示信号入力手段と、上記検索手段に、グループ情報を指定する指定信号を入力する指定信号入力手段とを備え、上記検索手段は、上記指示信号入力手段からの指示信号が入力されたとき、上記グループ情報記憶手段から所定の規則で選択したグループ情報に基づいてグループ検索を実行すると共に、上記指定信号入力手段からの指定信号が入力されたとき、該指定信号に対応付けられたグループ情報に基づいてグループ検索を実行し、かつ、該グループ情報を上記グループ情報記憶手段に記憶させることを特徴としている。
上記の構成によれば、検索手段は、グループ検索を実行させるための指示信号が入力されたとき、グループ情報記憶手段に記憶されているグループ情報を参照し、所定の規則に基づいて選択したグループ情報に基づいてグループ検索を実行するようになっているので、グループ情報を選択するための規則を、ユーザの嗜好に合わせて選択するような規則にすれば、常にユーザの嗜好にあったグループ情報でグループ検索を実行することができる。
これにより、ユーザは、グループ検索を実行させるための指示信号を入力するという操作だけで、ユーザの嗜好にあったグループ情報でグループ検索を実行するが可能となる。
また、上記検索手段は、グループ情報を指定する指定信号が入力されたとき、該指定信号に対応付けられたグループ情報に基づいてグループ検索を実行するようになっているので、グループ情報記憶手段に記憶されているグループ情報だけでなく、指定されたグループ情報に基づいてグループ検索を実行することができる。この場合、グループ情報の指定は、情報検索装置のユーザが行うので、通常、ユーザの嗜好が反映されたグループ情報でグループ検索が実行されることになる。しかも、指定されたグループ情報は、グループ情報記憶手段に記憶されるようになるので、グループ情報記憶手段にはユーザの嗜好を反映したグループ情報が記憶されることになる。
これにより、ユーザは、グループ情報を指定する指定信号を入力するという操作だけで、ユーザの嗜好にあったグループ情報でグループ検索を実行するが可能となる。
従って、ユーザの嗜好にあったグループ検索を実行するために、ユーザは、グループ検索を実行させるための指示信号を入力するという操作、あるいはグループ情報を指定する指定信号を入力するという操作だけで済むので、ユーザにとって煩雑な操作が必要なくなるという利点を維持しつつ、ユーザの検索時の嗜好、即時に反映した検索結果をユーザに提示することが可能となる。
ここで、グループ情報記憶手段に記憶されたグループ情報の選択基準となる所定の規則とは、例えば、該グループ情報記憶手段に記憶されたグループ情報のうち、最新のグループ情報を選択することや、検索頻度の一番高いグループ情報を選択すること等が考えられる。
また、グループ情報記憶手段に記憶されているグループ情報は、新たなグループ情報によって常に更新されるようにしてもよい。この場合、グループ情報記憶手段に記憶されているグループ情報を常に最新の情報にすることができる。
さらに、上記検索手段は、グループ情報記憶手段に対して、グループ情報を記憶させる際に、記憶順を明確にするための情報を該グループ情報に付加して記憶させると共に、上記指示信号入力手段からの指示信号が入力されたとき、上記グループ情報記憶手段から最新のグループ情報を選択し、該グループ情報に基づいてグループ検索を実行するようにしてもよい。
この場合、検索手段は、指示信号入力手段からの指示信号が入力されたとき、上記グループ情報記憶手段から最新のグループ情報を選択し、該グループ情報に基づいてグループ検索を実行することで、ユーザは、グループ検索実行時に、直前にグループ検索したグループ情報に基づいた検索結果を常に得ることができる。
つまり、直前にグループ検索したグループ情報は、通常、ユーザの嗜好に合ったグループ情報であるので、ユーザは、グループ検索実行時に、自分の嗜好にあったグループの検索結果を常に得ることができる。
さらに、上記指定信号が入力されてからの経過時間を計測する計時手段を備え、上記検索手段は、上記計時手段による計測時間が所定時間経過したときに、上記指定信号に対応付けられたグループ情報に基づいてグループ検索を実行するようにしてもよい。
この場合、検索手段は、計時手段による計測時間が所定時間経過したときに、指定信号に対応付けられたグループ情報に基づいてグループ検索を実行するようになっているので、所定時間が経過するまでは指定されたグループ情報に基づいたグループ検索を実行しない。つまり、所定時間が経過するまでに、検索手段に新たな指定信号が入力されれば、計時手段によって、新たな指定信号が入力されてからの経過時間の計測が開始され、計時手段によって新たに経過時間の計測が開始される。
例えばグループ情報の指定を、グループ検索の実行画面上でカーソルを移動させて行う場合には、カーソルの移動がグループ情報の指定になるので、カーソルが移動する度にグループ検索が実行されることになる。もし、ユーザが所望するグループ情報にカーソルを移動させるまでに、途中それとは異なるグループ情報に順次カーソルを移動させなければならない構成であれば、カーソルの移動中、ユーザが所望するグループ情報が選択されたのではない時にはグループ検索が実行されないようにすることが望ましい。
しかしながら、上記のように、グループ情報が指定されから、所定時間経過するまでグループ検索を行わないようにすれば、カーソル移動によってグループ情報を指定する場合であっても、グループ検索実行までの経過時間を適切に設定すれば、ユーザにとって所望するグループ情報にカーソルを移動させるまでに順次グループ検索を実行することなく、ユーザが所望するグループ情報のみに基づいて、ユーザにとって簡単な操作でグループ検索を実行することができる。
したがって、より快適で利便性の高いグループ検索の実行画面を実現することができる。
上記検索手段は、上記グループ情報記憶手段に対して、グループ情報を記憶させる際に、該グループ情報の検索頻度を示す情報を該グループ情報に付加して記憶させると共に、上記指示信号入力手段からの指示信号が入力されたとき、上記グループ情報記憶手段から検索頻度の一番高いグループ情報を選択し、該グループ情報に基づいてグループ検索を実行するようにしてもよい。
この場合、検索手段は、指示信号入力手段からの指示信号が入力されたとき、上記グループ情報記憶手段から検索頻度の一番高いグループ情報を選択し、該グループ情報に基づいてグループ検索を実行することで、ユーザは、グループ検索実行時に、検索頻度の一番高いグループ情報に基づいた検索結果を常に得ることができる。
つまり、検索頻度の一番高いグループ情報は、通常、ユーザの嗜好に合ったグループ情報であるので、ユーザは、グループ検索実行時に、自分の嗜好にあったグループの検索結果を得ることができる。
さらに、グループ検索の実行画面を表示する表示手段を備え、上記検索手段は、上記指示信号入力手段から指示信号が入力されたときに、上記表示手段にグループ検索の実行画面を表示させるようにしてもよい。
この場合、検索手段は、指示信号入力手段から指示信号が入力されたときに、上記表示手段にグループ検索の実行画面を表示させるようになる。さらに、検索手段は、上述したように、指示信号入力手段から指示信号が入力されたときに、グループ情報記憶手段に記憶されたグループ情報に基づいてグループ検索を実行する。つまり、検索手段は、指示信号が入力されれば、グループ検索の実行画面の表示指示と、グループ検索の実行とを同時に行うことになる。
これにより、ユーザは、指示信号入力手段から指示信号を入力するという操作だけで、表示手段にグループ検索の実行画面の表示と、グループ検索の実行とを同時に行わせることができる。この場合、表示手段に表示されるグループ検索の実行画面には、グループ検索結果が表示される。
本発明に係る情報検索方法は、上記の課題を解決するために、複数のレコードからなり、複数のレコードを分類するためのグループを有するデータベースから、ある特定の検索対象となるグループに属するレコードを、該グループを特定するためのグループ情報に基づいてグループ検索を実行する情報検索方法において、グループ検索を実行させるための指示信号が入力されたとき、グループ情報が記憶されたグループ情報記憶手段から所定の規則で選択したグループ情報に基づいてグループ検索を実行するステップと、グループ情報を指定する指定信号が入力されたとき、該指定信号に対応付けられたグループ情報に基づいてグループ検索を実行し、かつ、該グループ情報を上記グループ情報記憶手段に記憶させるステップとを含んでいる。
上記の構成によれば、グループ検索を実行させるときの検索処理ステップと、グループ情報を指定したときの検索処理ステップとが別々に行われるが、後者の検索処理ステップにおいては、指定されたグループ情報でグループ検索を実行した場合にそのグループ情報を前者の検索処理ステップで使用するグループ情報記憶手段に記憶させるようになっているので、後者の検索処理ステップで記憶されるグループ情報が前者の検索処理ステップに反映されることになる。
これにより、例えば、後者の検索処理ステップにおいて、ユーザの好みのジャンル情報を指定してジャンル検索を実行すれば、前者の検索処理ステップにおいてユーザの嗜好をより反映させたジャンル検索を実行することが可能となる。
本発明の情報検索制御プログラムは、上記の課題を解決するために、複数のレコードからなり、複数のレコードを分類するためのグループを有するデータベースから、ある特定の検索対象となるグループに属するレコードを、該グループを特定するためのグループ情報に基づいてグループ検索を実行する情報検索制御プログラムにおいて、コンピュータに、グループ検索を実行させるための指示信号が入力されたとき、上記グループ情報が記憶されたグループ情報記憶手段から所定の規則で選択したグループ情報に基づいてグループ検索を実行する手順と、グループ情報を指定する指定信号が入力されたとき、該指定信号に対応付けられたグループ情報に基づいてグループ検索を実行し、かつ、該グループ情報を上記グループ情報記憶手段に記憶させる手順とを実行させる情報検索制御プログラムである。
この場合、汎用のコンピュータにより簡単に、情報検索の制御を行うことが可能となる。
また、上記情報検索制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録するようにすれば、そのコンピュータを備えているだけで、ユーザにとって煩雑な操作が必要なくなるという利点を維持しつつ、ユーザの検索時の嗜好、つまりグループ検索を行うための条件となる所望のグループを即時に反映した検索結果をユーザに提示することが可能な情報検索装置を、簡単に、実現することが可能となる。
さらに、本発明に係る情報検索装置を、テレビ放送受信装置に用いてもよい。
この場合、テレビ放送受信装置においては、データベースにおけるグループがニュース、ドラマ等の番組のジャンルとなるので、ユーザの検索時の嗜好、つまりジャンル検索を行うための条件となる所望のジャンルを即時に反映した検索結果をユーザに提示することが可能な情報検索装置を、簡単に、実現することが可能となる。
本発明に係る情報検索装置は、以上のように、グループ情報が記憶されるグループ情報記憶手段と、検索手段に、グループ検索を実行させるための指示信号を入力する指示信号入力手段と、上記検索手段に、グループ情報を指定する指定信号を入力する指定信号入力手段とを備え、上記検索手段は、上記指示信号入力手段からの指示信号が入力されたとき、上記グループ情報記憶手段から所定の規則で選択したグループ情報に基づいてグループ検索を実行すると共に、上記指定信号入力手段からの指定信号が入力されたとき、該指定信号に対応付けられたグループ情報に基づいてグループ検索を実行し、かつ該グループ情報を上記グループ情報記憶手段に記憶させることで、従って、ユーザの嗜好にあったグループ検索を実行するために、ユーザは、グループ検索を実行させるための指示信号を入力するという操作、あるいはグループ情報を指定する指定信号を入力するという操作だけで済む。この結果、ユーザにとって煩雑な操作が必要なくなるという利点を維持しつつ、ユーザの検索時の嗜好、即時に反映した検索結果をユーザに提示することが可能となる。
以上のことから、上記構成の情報検索装置によれば、ユーザの検索操作の利便性を維持しつつ、ユーザの検索時の嗜好を、即座に反映することが可能となるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態について、説明すれば以下の通りである。なお、本実施の形態では、本発明の情報検索装置をデジタルテレビ放送受信装置(以下、単にテレビ放送受信機と称する)に適用した例について説明する。本発明の情報検索装置は、複数のレコードからなるデータベースであって、複数のレコードを分類するためのグループを有するデータベースから、ある特定の検索対象となるグループに属するレコードを、該グループを特定するためのグループ情報に基づいてグループ検索を実行する装置である。従って、本実施の形態では、情報検索装置を、レコードをテレビ番組、グループをジャンルとすれば、ジャンル検索装置として説明する。
図2は、本実施の形態に係るテレビ放送受信機の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態に係るテレビ放送受信機1は、デジタル放送用のチューナおよび復調部2と、TS(トランスポートストリーム)デコーダ3と、AV(オーディオビジュアル)デコーダ4と、音声出力部5と、グラフィックス生成部6と、画像重畳部7と、映像出力部8と、外部インターフェース9と、CPU10と、メモリ11と、操作部103と、を備えた構成となっている。
図2では、上記CPU10は、テレビ放送受信機1を統括制御するものである。さらに、CPU10は、ジャンル検索を制御するためのジャンル検索制御部101を含み、データベースからのレコードの抽出、検索結果の出力を行う。また、メモリ11は、ジャンル保持部102(グループ情報記憶手段)と、後段の番組情報データベース104とを含んでいる。なお、ジャンル検索制御部101、ジャンル保持部102、操作部103により情報検索装置100が構成され、上記グラフィックス生成部6、画像重畳部7、映像出力部8により表示部(表示手段)105が構成されている。上記情報検索装置100、ジャンル検索制御部101およびジャンル保持部102の詳細については後述する。
ここではまず、デジタル放送信号の流れとともに、テレビ放送受信機1の各構成要素について説明する。
上記デジタル放送用のチューナおよび復調部2は、アンテナ(図示せず)を通じてデジタル放送の信号が供給されると、受信信号の選局を行った後、その信号形態に従った復調および誤り訂正を行い、多重化デジタルデータを形成し、この多重化デジタルデータをTSデコーダ3に出力する。
上記TSデコーダ3は、デジタル放送用のチューナおよび復調部2より出力された多重化デジタルデータをデコードしてTSを抽出し、目的別のTSパケットに分離して後段のAVデコーダ4およびCPU10に出力する。ここで、TSとは固定長のTSパケットが連続した信号列のことであり、各TSパケットは、映像・音声信号以外に番組情報や選局に必要な情報などのデータ信号を含むことがある。ここでは、抽出したTSを、AVデコーダ4への出力用の、映像・音声信号を含むTSパケットと、CPU10への出力用の、放送情報関連のデータ信号を含むTSパケットとに分離する。
上記AVデコーダ4は、TSデコーダ3からのTSパケットをデコードし、音声信号および映像信号を形成し、音声信号であれば音声出力部5へ、映像信号であれば表示部105を構成する画像重畳部7へ、それぞれ出力する。
一方、CPU10は、TSデコーダ3から受け取ったTSパケットをメモリ11に保存する。このときに、メモリ11には情報検索装置100がジャンル検索を実行する際に用いる番組情報データベース(データベース)104が保存される。この番組情報データベース104は、複数のレコードからなっており、本実施の形態では、ひとつのレコードがひとつの番組についての情報を有している。背景技術の項目でも述べた通り、これらの情報の中のひとつがジャンル情報(以下、ジャンルコードと称する)であり、このジャンルコード(グループ情報)を用いれば、ユーザが所望のジャンル(グループ)に属する番組のみを番組情報データベース104から抽出することが可能となる。
情報検索装置100により、番組情報データベース104から抽出されたレコードは、後段のグラフィックス生成部6によりOSD(On Screen Display)表示されるジャンル検索結果として生成される。
グラフィックス生成部6は、上記画像重畳部7へ出力するための、OSD情報を形成する。このOSD情報は、メモリ11に記憶された各種情報、例えば、番組情報データベース104から作成される電子番組表(EPG)、ユーザがテレビ放送受信機1を操作するためのメニュー画面(GUI)などである。ユーザがジャンル検索を行う際の操作画面や、ジャンル検索を実行したときの検索結果などもOSD情報に含まれる。
上記画像重畳部7は、上述の、AVデコーダ4にてデコードされた映像信号と、上記ジャンル検索の操作画面や、ジャンル検索結果などのOSD情報からなる画像とを重ね合わせ、表示部105を構成する映像出力部8に送る。この映像出力部8としては、LCD(液晶ディスプレイ)、PDP(プラズマディスプレイパネル)、またはCRT(cathode-ray tube)ディスプレイなどの表示装置が用いられる。
また、上記CPU10は、操作部103からの信号を処理し、その動作を各部へ指示をするようになっている。この操作部103は、テレビ放送受信機1を動作させるための信号を入力する信号入力手段であり、テレビ放送受信機1自体に設けられた第1操作部103αと、装置外部でリモート操作するためのリモートコントローラ(リモコン)等を用いる第2操作部103βとで構成されている。なお、上記第2操作部103βとしては、上述のリモコンの他に、他の有線の入力機器(キーボードやマウスなど)であってもよい。
さらに、上記CPU10は、外部インターフェース9を介して、外部との通信の処理を行ったりする。例えば、番組情報データベース104に保存される番組情報は、電話回線、LAN(Local Area Network)、インターネットなどを通じて外部の記憶装置(図示せず)から、または外部の記録媒体(図示せず)などから、取得することも可能である。
また、本実施の形態において、本発明に係る情報検索装置100がジャンル検索を行う際に用いる番組情報データベース104は、メモリ11内に保存されているが、これに限らず、また、装置本体内に保存されていなくてもよい。番組情報データベース104が情報検索装置100よりアクセス可能な状態でさえあれば、本発明に係る情報検索装置100は、それを参照してジャンル検索を実行することが可能である。例えば、各放送局から送信されるデジタル信号を通じて取得可能な番組情報データベース(図示せず)、あるいは、上述の電話回線、LAN、インターネットなどを通じてアクセス可能な外部の記憶装置、または外部の記録媒体に保存されている番組情報データベース104aなどを参照しても、ジャンル検索を実行することが可能である。
続いて、図1を用いて、情報検索装置100についてより詳細に説明を行う。
上記情報検索装置100は、図1に示すように、ジャンル検索制御部101と、ジャンル保持部102と、操作部103、とを備えている。番組情報データベース104は、情報検索装置100からアクセス可能なように設けられ、番組情報データベース104から抽出されたジャンル検索結果は、ジャンル検索制御部101のジャンル検索部(検索手段)111を経て、表示部105へ出力され、表示されるようになっている。
ジャンル保持部102には、ジャンル検索部111が検索対象となるジャンルを参照するためのジャンルコードが記憶されている。このジャンル保持部102には、例えば書換え可能な不揮発性メモリが用いられる。
本実施の形態において、上記操作部103としては、上述のように、テレビ放送受信機1の外部から、情報検索装置100を動作させるための指示を入力するリモコン送受信手段を想定する。
すなわち、操作部103は、送信側(リモコン側)において、少なくとも、(a)ジャンル検索を操作するのに必要なジャンル検索操作画面を表示部105にワンプッシュで表示させるための操作画面表示キー(指示信号入力手段)103aと、(b)検索対象となるジャンルを選択するために必要な、カーソルを動かすための十字キー(指定信号入力手段)103bと、を含んでいる。
なお、以下では、操作画面表示キー103aを押下するユーザの操作を、操作a(指示信号入力)と称し、十字キー103bを押下するユーザの操作を、操作b(指定信号入力)と称する。
また、受信側(受光部側)において、リモコン側の各キー操作による信号(例えば赤外線による信号)を受光する受光手段(図示せず)を有している。
受光手段によって受光された信号は、ジャンル検索制御部101に送られる。例えば、操作部103において、上記のような操作子(各キー)は、表示部105に表示されるGUI画像に連動している。これにより、ユーザは、操作部103およびGUI画像を用いてテレビ放送受信機1のあらゆる操作を簡単に行うことが可能となっている。このGUI画像の例としては、ジャンル検索操作画面、ジャンル検索結果としての電子番組表、などである。そして、このGUI画像は、上記グラフィックス生成部6において生成される。上記ジャンル検索操作画面、ジャンル検索結果としての電子番組表の表示例については、図4を用いて後述する。
ジャンル検索制御部101は、情報検索装置100を統括制御する手段であり、操作部103より出力される信号に基づいてジャンル検索を実行し、検索結果を表示部105に表示するための各種制御を行う。より詳細には、ジャンル検索制御部101は、さらに、ジャンル検索部111を含む。
ジャンル検索部111は、操作部103より出力された信号を受信し、その指示内容に応じて、番組情報データベース104から番組情報をジャンル単位で抽出し、検索結果を表示部105に出力する、ジャンル検索を実行するための手段である。
このジャンル検索部111は、さらに、操作部103から受信された信号の内容を判定するための入力信号判定部111aと、ジャンル保持部102に記憶されている情報を変更するためのジャンル変更部111bと、十字キー103bがユーザによって押下されたことにより、ジャンルコードが指定された場合に、その指定されたジャンルコードを保持しておくためのジャンル一時保持部111cを有している。
ジャンル検索部111は、上記操作部103より出力される信号を受信した際、入力信号判定部111aを用いて、操作画面表示キー103aの信号か、十字キー103bの信号かを判定し、もし、前者(操作a)であれば、上記ジャンル保持部102に記憶されているジャンルコードを参照し、参照したジャンルコードに基づいて、そのジャンルに属する番組を番組情報データベース104からジャンルごとに抽出し、検索結果を表示部105に出力する、ジャンル検索(以下ジャンル検索Aと称する)を実行するための手段である。かつ、もし、後者(操作b)であれば、十字キー103bが指定するジャンルコードに基づいて、そのジャンルコードに対応付けられたジャンルに属する番組を、番組情報データベース104からジャンルごとに抽出し、検索結果を表示部105に出力すると同時に、ジャンル一時保持部111cに保存しておいたそのジャンルを示すジャンルコードを、ジャンル変更部111bを用いてジャンル保持部102へ記憶させる、すなわちジャンル保持部102の情報を変更する保持情報変更処理を行う、ジャンル検索(以下ジャンル検索Bと称する)を実行するための手段でもある。
なお、上記ジャンル一時保持部111cとは、操作部103より出力された信号がジャンルコードを指定する信号であった場合に(すなわち、ユーザ操作bを行った場合に)、その操作部103が指定するジャンルコードを一時的に保持するための手段である。
上述の構成によれば、ジャンル検索部111は、入力信号判定部111aが操作部103からの信号を操作b(指定信号入力)と判定したときに、操作部103の十字キー103bより指定されたジャンルコードに基づいて、ジャンル検索Bを実行し、所定のタイミングで保持情報変更処理を実行する。これにより、ジャンル保持部102に記憶されているジャンルコードは、常に、直前のジャンル検索Bが実行された時に検索対象となったジャンルのジャンルコードが記憶されていることになる。
すなわち、次にジャンル検索Aの実行が操作部103の操作画面表示キー103aより指示され、入力信号判定部111aがそれを判定したのちに、ジャンル検索部111がジャンル保持部102を参照してジャンル検索Aを実行すると、前回ジャンル検索Bが実行された際に検索対象となったジャンルと同じジャンルについての番組情報が抽出され、表示部105へ出力される。
したがって、ジャンル検索部111が、ジャンル検索時に参照するジャンルコードは、常に、直前に実行されたジャンル検索で検索対象となったジャンルを示すジャンルコードとなるように維持することができる。
ユーザが前回検索したジャンルを次回も同様に検索する可能性は高い。このような場合に、検索の都度、所望のジャンルを選択し、検索を実行させるため指示を入力するという、ユーザの手間を省くことが可能となるという効果を奏する。ユーザが、ある特定の一つのジャンルについてジャンル検索を行い、何度も番組情報を抽出するようなケースでは、特にその効果が大きい。
なお、上述のジャンル検索Bにおける、上記保持情報変更処理は、所定の条件に応じて実行されてもよい。例えば、ジャンル一時保持部111c記憶されているジャンルコードと、ジャンル保持部102に記憶されているジャンルコードとを比較して、同一のジャンルコードであれば、保持情報変更処理を実行しなくてもすむようにしてもよい。
あるいは、ユーザが常に一定のジャンルについてのジャンル検索を行いたいと望んでいるような場合は、ジャンル保持部102に所望のジャンルコードを記憶させた後に、以後ジャンル保持部102に対して保持情報変更処理が実行されないようにジャンル変更部111bをロックする構成にしてもよい。
これにより、ユーザはどのようなジャンルについて検索を行った後でも、ジャンル検索操作画面を呼び出した時には、常に自分が望んでいるジャンルについての検索結果が表示されるようにすることが可能である。
また、この保持情報変更処理は、ジャンル変更部111bおよびジャンル一時保持部111cを用いて、ジャンル検索Aにおいても実行されるようにしてもよい。この場合、ジャンル検索のパターンによらず、すべてのジャンル検索において、検索の度に、ジャンル保持部102に直前のジャンルコードが記憶されることになる。
また、本実施の形態においては、このジャンル保持部102は、ひとつのジャンルコードを保持する構成であるが、これに限定されない。例えばジャンル保持部102が複数のジャンルコードを保持できる構成にしてもよい。
この場合、例えば、ジャンルコードがジャンル保持部102に記憶される時に、記憶順が明確になるように、記憶された順番、あるいは時刻などの情報を該ジャンルコードに付加して記憶するようにすればよい。そして、ジャンル検索部111が、所定の規則、例えばジャンル保持部102から、常に最新のジャンルコードを選択するようにすれば、本実施の形態と略同様の効果を得られる。また、この場合では、ジャンル検索部111が2番目、3番目に新しいジャンルコードも選択できるようにすれば、それらをジャンル検索の第二、第三候補として、ジャンル検索操作画面に表示させるなどすることも可能である。
あるいは、一定の期間内にジャンルごとに検索された頻度が明確になるように、検索回数を示す情報をジャンルコードに付加して、該ジャンルコードをジャンル保持部102に記憶させるようにしてもよい。そして、ジャンル検索部111が、所定の規則、例えば、最も検索頻度の高いジャンルコードを選択するようにすれば、検索操作画面が表示されるときには、必ず最も頻繁にジャンル検索が行われているジャンルについての検索結果が表示されるように設定することができる。
つまり、最も頻繁にジャンル検索が行われているジャンルは、通常、ユーザの嗜好に合致したジャンルであるので、ユーザは上述の操作aを実施するのみで、常に自分の嗜好に合ったジャンルについての検索結果を得ることができる。
次に、図3を参照しながら、本発明に係る情報検索装置100のジャンル検索処理の手順を説明する。
図3は、本発明に係る情報検索装置100によるジャンル検索処理のフローを示すシーケンス図である。
なお、ユーザの指示が操作部103を用いて入力されてから、ジャンル検索の検索結果が表示部105に表示されるまで、あるいは、ジャンル保持部102の保持情報変更処理が完了するまでを1サイクルとし、上述のジャンル検索A、Bのパターン別にそれぞれ1サイクル分のフローを図3に示す。
なお、図3中の、ジャンル検索A’(破線より上部)は、初期状態からのジャンル検索パターンを示す。また、ジャンル検索Aと同様、ユーザの操作aを契機として発生する。
ここで、上記ジャンル検索A’の初期状態とは、テレビ放送受信機1が製品出荷時の状態にある場合や、すべてのカスタマイズ情報が消去され、初期値に戻された状態のことを指す。
ジャンル検索Bは、ユーザの操作bが契機となって発生するジャンル検索パターンを示す。
ジャンル検索Aは、ジャンル検索A’が実行されて以降、ユーザの操作aを契機として発生するジャンル検索パターンを示す。
ここでは、一例として、テレビ放送受信機1のジャンル保持部102には初期値として製品出荷時に「ジャンル1」に割り当てられたジャンルコードC1が設定されており、それを初期状態とする。
この他にも、初期値となるジャンルコードC1を別の領域に有し、ジャンル保持部102には参照するべき値がない状態を初期状態とする場合も想定できる。この場合は、最初に操作部103の操作画面表示キー103aが押下されたときに、初めてのジャンル検索か否かを判定し、初めてのジャンル検索であれば、上記の領域から初期値となるジャンルコードC1を取得し、そうでなければジャンル保持部102からジャンルコードを取得することになる。
図3に示される各ブロックは図1に示す各ブロックに対応しており、同一の構成要素には、同一の符号を付してある。
以下、順にジャンル検索の手順を説明する。
操作部103の操作画面表示キー103aがユーザにより押下されると、操作画面表示指示信号(指示信号)がジャンル検索制御部101に出力される(矢印A1’)。次に、ジャンル検索部111は、入力信号判定部111aによって、操作画面表示指示信号が入力されたことを判定し、この場合は、表示部105に表示させるジャンル検索操作画面を出力し(P2)、ジャンル保持部102にアクセスし(矢印A2’)、ジャンル保持部102に記憶されているジャンルコードを取得する(矢印A3’)。
このとき、初期状態から初めてジャンル検索Aが実行されることになるので、P1の時点では、ジャンル保持部102には、初期値として「ジャンル1」に割り当てられているジャンルコードC1が記憶されている。なお、情報検索装置100は、番組情報データベース104でジャンル分類に使用される1からnまでのジャンルに対して、ジャンルコードC1からCnが割り当てられるテーブルを保持しており、このことにより、ジャンルコードとジャンルを対応付けることが可能となっている。
次に、番組情報データベース104にアクセスし(矢印A4’)、取得したジャンルコードC1に対応付けられている「ジャンル1」に属する番組のみを、該データベースから抽出する(矢印A5’)。
最後に、番組情報データベース104から抽出した番組の情報を、検索結果として表示部105に表示させるために出力して(矢印A6’)、ジャンル検索A’は完了する。
続いて、ジャンル検索A’が完了し、操作画面と検索結果が表示されている状態(P4)で、操作部103の十字キー103bがユーザにより押下され、「ジャンル2」が指定されたと想定する。そうすると、「ジャンル2」の情報を含んだジャンル指定信号(指定信号)がジャンル検索制御部101に出力される(矢印B1)。
次に、ジャンル検索部111は、入力信号判定部111aによって、ジャンル指定信号が入力されたことを判定する。この場合は、上記ユーザの操作bにより指定されたジャンルコード、すなわちジャンルコードC2をジャンル一時保持部111cに記憶させると共に、該ジャンルコードに基づき番組情報データベース104にアクセスし(矢印B4)、取得したジャンルコードC2に対応付けられている「ジャンル2」に属する番組のみを、該データベースから抽出する(矢印B5)。
次に、ジャンル検索制御部101は、番組情報データベース104から抽出した番組の情報を、検索結果として表示部105に表示させるために出力する(矢印B6)。
そして、ジャンル検索部111は、ジャンル変更部111bを用いてジャンル一時保持部111cに記憶させておいたジャンルコード、すなわちジャンルコードC2を、ジャンル保持部102に記憶させて(矢印B7)ジャンル検索Bは完了する。
本実施の形態においては、ジャンル保持部102はひとつのジャンルコードを有することが可能であるので、この時点で、P3におけるジャンル保持部102のジャンルコードは、ジャンルコードC1からジャンルコードC2へと更新されている。
なお、ジャンル検索Bの処理サイクルにおいて、矢印B7の保持情報変更処理は、矢印B6の処理の後には限定されず、ジャンル一時保持部111cに、指定されたジャンルコードが記憶されてから、次回のジャンル検索Aにおいてジャンル保持部102が参照されるまでの間の任意のタイミングで実行されればよい。
上述のジャンル検索Bのサイクルは、ユーザにより操作bが実行されるごとに繰り返される。ここでは、操作部103の十字キー103bがユーザによって押下されたことより、最終的に、「ジャンル4」が指定され、「ジャンル4」に属する番組についての検索結果が表示された(P6)後に、操作画面が一旦閉じられたと想定し、次のサイクルに移る。従って、この時点でP3におけるジャンル保持部102のジャンルコードは、ジャンルコードC4へと更新されている。
続いて、操作部103の操作画面表示キー103aがユーザにより再び押下されると、操作画面表示指示信号(指示信号)がジャンル検索制御部101に出力される(矢印A1)。次に、ジャンル検索部111は、入力信号判定部111aによって、操作画面表示指示信号が入力されたことを判定し、この場合は、表示部105に表示させるジャンル検索操作画面を出力し(P8)、ジャンル保持部102にアクセスし(矢印A2)、ジャンル保持部102に記憶されているジャンルコードを取得する(矢印A3)。
このとき、P3の時点からP5の時点に至るまで、ジャンル変更部111bによる保持情報変更処理は行われていない。したがって、P5の時点では、P3の時点と同様に、ジャンル保持部102には、「ジャンル4」に割り当てられているジャンルコードC4が記憶されている。
以下のフロー(矢印A4から矢印A6)については、既述のジャンル検索A’と同様であるので説明を省略する。ジャンル検索Aは、「ジャンル4」についての検索結果が表示部105に表示された段階で(P10)完了する。
次に、ジャンル検索を行う際の操作画面のOSD情報とジャンル検索を実行したときの検索結果のOSD情報とを表示部105に表示した際の表示例を図4に示す。
図4(a)から図4(f)は、ジャンル検索を行う際の操作画面およびジャンル検索結果を表示する場合の表示例を示す図である。
画面40は、それぞれ図2に示すテレビ放送受信機1の映像出力部8が有する表示領域を示す。テレビ放送受信機1が受信するテレビ映像やGUI画像が表示される領域である。
図4(b)に表示されているジャンル検索操作画面41は、ジャンル検索のための操作画面であり、例えば、操作部103に備えられた、操作画面表示キーを押下することによって表示させることが可能である。また、図4(c)、図4(d)、および図4(f)に表示されている操作画面と同一のものである。
ジャンル検索操作画面41は、さらに、現在選択されているジャンルを示し、かつ、他の選択可能なジャンルを表示するためのジャンル表示領域42と、現在選択されているジャンルに属する番組を検索結果として一覧で表示するための検索結果表示領域43とを含んでいる。
本実施の形態において、ジャンルの種類は7種類であり、その7つのジャンルごとにジャンルボタンが割り当てられ、ジャンル表示領域42内に表示されている。
なお、現在選択されているジャンルを示すカーソルは、ジャンル表示領域42において、ジャンルボタンの色を変えることで表示されている。図4(b)は、ジャンル検索操作画面41において、現在ジャンルボタン421が選択されていて、ジャンルボタン421を割り当てられているジャンル1に属する番組が、検索結果表示領域43に表示されているという状態を示している。なお、このカーソルは、例えば、操作部103に備えられた、十字キーの上下方向を示すキーを押下することによって移動させるこができる。これにより、現在選択されているジャンルとは別のジャンルを選択することが可能となる。
本実施の形態において、情報検索装置100は、図3における2つのジャンル検索A(A’)およびBのサイクルを任意に繰り返すことでジャンル検索を実行する。図3に基づき説明したフローに即して、次に、図4(a)から図4(f)までの遷移画面を用いて具体的に説明すれば、以下の通りである。
まず図4(a)の画面40は初期状態を示す。操作部103の操作画面表示キーがユーザにより押下されると、ジャンル検索Aのフローに基づき、図4(b)の画面40に遷移する。このとき、初めてジャンル検索操作画面41が表示されるので、「ジャンル1」が自動で選択され、検索結果表示領域43には「ジャンル1」に属する番組(「番組11」〜「番組14」)が一覧表示される。ここでは、上述の通り、テレビ放送受信機1のジャンル保持部102には初期値として製品出荷時にジャンルコードC1が設定されていると想定する。
続いて、ジャンル検索操作画面41を呼び出した図4(b)の画面40の状態から、操作部103の十字キーの下方向キーがユーザにより押下されると、ジャンル検索Bのフローに基づき、図4(c)の画面40に遷移する。このとき、カーソルは、ジャンルボタン421からジャンルボタン422へと移動し、検索結果表示領域43には「ジャンル2」に属する番組(「番組21」〜「番組25」)が一覧表示される。ユーザは、カーソルを移動させた後、別途検索開始のためのキーを押下する必要はない。これにより、ジャンル検索を行うためのユーザの操作数を減らすことが可能となる。
続いて同様に、さらに別のジャンル、例えば「ジャンル4」の番組についての番組情報が欲しい場合は、操作部103の下方向キーを2回押下するのみで、ジャンル検索Bのフローに基づき、図4(d)の画面40に遷移する。このときも上述の通り、カーソルの移動と連動してジャンル検索が実行されるので、別途検索開始のためのキーを押下することなく、「ジャンル4」に属する番組(「番組41」〜「番組46」)を検索結果表示領域43に一覧表示させることが可能である。さらに、ジャンル保持部102が記憶するジャンルコードは、後段の「ジャンル3」を示すジャンルコードから「ジャンル4」を示すジャンルコードへと更新される。
次に、図4(d)の画面40からジャンル検索操作画面41を閉じる操作を行ったのち(図4(e)の画面40へ遷移)、再びジャンル検索操作画面41を同様の方法で呼び出す(図4(f)の画面40へ遷移)場合を説明する。
図4(d)および図4(e)の時点では、ジャンル保持部102には、「ジャンル4」を示すジャンルコードが記憶されている。
図4(e)の画面40の状態から、再びユーザによって、操作部103の操作画面表示キーが押下されたときは、ジャンル検索Aのフローに基づき、図4(f)の画面40に遷移する。このとき、ジャンル保持部102には「ジャンル4」記憶されているので、ジャンル検索部111がそれに基づいてジャンル検索を実行する。そのため、呼び出されたジャンル検索操作画面41には、ジャンル表示領域42においてはジャンルボタン424が選択された状態が表示され、また、検索結果表示領域43においては「ジャンル4」に属する番組(「番組42」〜「番組47」)が一覧表示される。
この図4(e)の時点で、一覧表示される番組情報は、上記図4(d)の時点で一覧表示されている番組情報と同じであるとは限らない。なぜなら番組情報は日々更新され各放送局から送信されるものだからである。したがって、検索結果表示領域43に表示される番組情報は、そのジャンル検索が実行された時点で最新のものが表示されることになる。
なお、本実施の形態においては、図4(c)の画面40と図4(d)の画面40との間には、「ジャンル3」が選択された状態のジャンル表示領域42と「ジャンル3」に属する番組を一覧表示した状態の検索結果表示領域43とを有する画面40(図示せず)が存在する。つまり、カーソルの移動と連動してジャンルボタンが選択されるたびにジャンル検索および更新を実行する構成である。
しかし上記の構成に限らず、カーソルの移動と連動しつつも、カーソルがそのジャンルボタンに滞在している時間に応じて、ジャンル検索および更新の処理を選択的に実行する構成も可能である。この構成については後述する。
次に、ジャンル検索A’が完了した状態(図3の破線の時点)以降のジャンル検索Bおよびジャンル検索Aの処理の流れについて、図5のフローチャートを用いて説明する。
図5は、本実施の形態による情報検索装置100がジャンル検索Bおよびジャンル検索Aを実行するときの処理の流れを示したフローチャートである。
テレビ放送受信機1の電源が投入され、図4(a)の状態から、操作部103から信号が入力されると(ステップS501においてYES)、ジャンル検索部111の入力信号判定部111aが上記信号がA:操作画面表示指示信号であるか、B:ジャンル指定信号であるかを判定する(ステップS502)。
〔ジャンル検索B−ジャンル指定信号が入力された場合〕
上記信号がB:ジャンル指定信号であると判定された場合は(ステップS502においてB)、ジャンル検索部111は、上記操作部103の十字キー103bの押下により指定されたジャンルのジャンルコードをジャンル一時保持部111cに記憶させる(ステップS505)。
次に、ジャンル検索部111は、上記指定されたジャンルのジャンルコードに基づき、番組情報データベース104より番組情報を抽出し(ステップS506)、抽出した番組情報を検索結果として表示部105に出力する(ステップS507)。
最後に、上記ステップS504にてジャンル一時保持部111cに記憶させたジャンルコードを、直前に検索したジャンルのジャンルコードとしてジャンル保持部102に記憶させる(ステップS508)。
〔ジャンル検索A−操作画面表示指示信号が入力された場合〕
上記信号がA:操作画面表示指示信号であると判定された場合は(ステップS502においてA)、ジャンル検索部111は、上記操作部103の操作画面表示キー103aの押下により、ジャンル検索操作画面41の情報を表示部105に出力する(ステップS509)。
次に、ジャンル検索部111は、ジャンル保持部102に記憶されているジャンルコードを取得する(ステップS510)。
続いて、ジャンル検索部111は、上記取得したジャンルコードに基づき、番組情報データベース104より番組情報を抽出し(ステップS511)、抽出した番組情報を検索結果として表示部105に出力する(ステップS512)。
上記各ジャンル検索処理が完了した後は、テレビ放送受信機1の電源が落とされない間は、操作部103からの信号を待ち受ける状態に戻る(ステップS513においてNO)。
また本実施の形態において、ジャンル検索制御部101には、さらに計時部(計時手段)112が設けられていてもよい。この構成によれば、ジャンル検索操作画面41のジャンル表示領域42で示されるカーソルの移動と、ジャンル検索を連動させつつも、別途操作キーを入力することなく、カーソルがそのジャンルボタンに滞在している時間に応じて、ジャンル検索処理を選択的に実行することができる。
上記構成によれば、計時部112は、操作部103の十字キー103bが押下されることにより、ある特定のジャンルボタンが選択されてからの経過時間を計測する。検索手段は、そのジャンルボタンが所定の時間選択され続けた場合のみ、そのジャンルについてのジャンル検索を実行する。
具体的には、上記の所定の時間を1秒とすると、現在検索対象として「ジャンル2」が選択されていて、ユーザが操作部103の十字キー103bの下方向キーを1回押下し、「ジャンル3」を選択したとする。このとき、もし「ジャンル3」が選択されてから1秒が経過したことが計時手段により判定されれば、検索手段はこの「ジャンル3」についてのグループ検索を実行する。一方、もし「ジャンル3」が選択されてから1秒経過しないうちに、ユーザが操作部103の十字キー103bの下方向キーをさらに1回押下し、別の「ジャンル4」を選択した場合、「ジャンル3」についてのジャンル検索は実行されずに、操作部103により入力された指定信号に基づき、「ジャンル4」が選択されてからの経過時間の計測が計時手段により再び開始される。
これにより、1秒を経過して選択され続けたジャンルについてのみジャンル検索を選択的に実行することが可能となる。
ここで、計時部112が設けられている場合の、ジャンル検索Bの処理の流れについて、図6のフローチャートを参照しながら以下に説明する。
図6は、本実施の形態による情報検索装置100が計時部112を備え、ジャンル検索Bを実行するときの処理の流れを示したフローチャートである。
まず、始めのステップS601およびS602は、図5におけるステップS501およびステップS502と同様であるのでここでは説明を省略する。
次に、操作部103より受信した信号が、ジャンル指定信号であると判定された場合は(ステップS602においてB)、計時部112は、ユーザの操作bにより選択されたジャンルボタンにカーソルが移動してからの経過時間の計測を開始する(ステップS603)。
ここで、計測している経過時間が1秒を越えれば(ステップS604においてYES)、既述のジャンル検索を実行する(ステップS605からステップS608)。
上記各ジャンル検索処理が完了した後は、テレビ放送受信機1の電源が落とされない間は、操作部103からの信号を待ち受ける状態に戻る(ステップS613においてNO)。
もしステップS604において、経過時間が1秒以内であれば(ステップS604においてNO)、ステップS614に移行して信号待ち受け状態となり、もし操作部103から信号が入力されれば(ステップS614においてYES)、ステップS602に移行する。
上述の例のように、ユーザによって1秒以内の短い時間しか選択されないグループについては、ユーザは検索を望んでいるとは考えにくい。あるいは、上述の例で言えば、「ジャンル2」から別の「ジャンル4」を選択するためには、「ジャンル3」を一旦選択するより他ないという場合があると考える方が自然である。
以上のことから、検索手段は、ユーザが本当に検索を行いたいと望んでいるグループについてのみグループ検索を実行することが可能となる。また、検索を望んでいないグループが選択された際には、その都度発生する検索処理は省略され、そのために浪費される時間、装置の資源などを節約することができる。結果として、ユーザの検索操作の利便性を維持することにつながる。
上記の各処理によれば、ユーザは操作部103の操作画面表示キー103aおよび/または十字キー103bの上下方向キーを押下するのみで、情報検索装置100にジャンル検索を実行させることができ、新たに検索を開始するための指示を入力する必要がなくなることから、結果としてジャンル検索に係るユーザの操作数を減らすことが可能となる。
さらに、ユーザが操作部103の操作画面表示キー103a押下したときに、情報検索装置100がジャンル検索Aを実行する際には、ジャンル検索部111がジャンル保持部102に記憶されているジャンルコードに基づいて、検索を行うので、別途検索対象となるジャンルを選択する操作が不要となる。しかも、そのジャンルコードは、直前に検索されたジャンルを示しているので、ジャンル検索操作画面41を呼び出したときには、ジャンル検索操作画面41は、その直前に検索されたジャンルの検索結果が検索結果表示領域43に一覧表示された状態で開かれる。
ある特定ジャンルについて検索を行ったユーザが、次回もその特定のジャンルについて検索を行いたいと望んでいる可能性は高い。したがって、ユーザの嗜好を反映し、検索のためにジャンルを都度選択するという煩わしい操作からユーザを解放することができる。
さらに、上記各処理によれば、ジャンル保持部102のジャンルコードは、ジャンル変更部111bにより、ジャンル検索が行われる度に、直前に検索をしたジャンルを示すジャンルコードへと更新される。したがって、従来のように一定時間視聴行う度にユーザの嗜好についての情報を蓄積する方法と比べて、短時間で、しかも視聴時の嗜好ではなく、ジャンル検索時の嗜好をより高い精度で反映することが可能となる。
以上のことから、上記各処理を行う情報検索装置によれば、ユーザの検索操作の利便性を維持しつつ、ユーザの検索時の嗜好を、即座に反映することが可能となるという効果を奏する。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
なお、上記実施形態の情報検索装置の各部や各処理ステップは、CPUなどの演算手段が、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶手段に記憶されたプログラムを実行し、キーボードなどの入力手段、ディスプレイなどの出力手段、あるいは、インターフェース回路などの通信手段を制御することにより実現することができる。したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態の情報検索装置の各種機能および各種処理を実現することができる。また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で上記の各種機能および各種処理を実現することができる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読み取り可能なプログラムメディアであっても良い。
また、何れの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
また、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
本発明によれば、ユーザの検索操作における利便性を維持しつつ、ユーザの嗜好をより高い精度で即座に反映させたグループ検索方法を実現することができるので、本発明に係る情報検索装置は、グループ情報を有する複数のレコードからなるデータベースから、グループ単位でレコードを抽出するグループ検索方法を頻繁に実施する際に、好適に用いることができる。具体的な応用分野を挙げるとすれば、例えば、デジタルテレビ放送の電子番組表からのジャンル検索、住所録からのメンバのグループ検索、外部記憶装置に蓄積された記事からの分野別ニュース検索、インターネットを介して提供される分野ごとの用語検索サービスなどが考えられる。
また、本発明に係る情報検索装置は、デジタルテレビ放送受信装置、パソコン、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末装置など、上記データベースにアクセス可能であって、検索のための入出力ユーザインターフェースを有しているどのような装置にも適用できる。
本発明の実施形態を示すものであり、情報検索装置の要部構成を示すブロック図である。 図1に示す情報検索装置を備えたテレビ放送受信機の要部構成を示すブロック図である。 図1に示す情報検索装置のジャンル検索処理の流れを示すシーケンス図である。 (a)から(f)は、図2に示すテレビ放送受信機における表示部に、ジャンル検索を行う際の操作画面およびジャンル検索結果を表示する場合の表示例を示す図である。 図1に示す情報検索装置がジャンル検索Bおよびジャンル検索Aを実行するときの処理の流れを示したフローチャートである。 図1に示す情報検索装置が計時部を備えた場合の、ジャンル検索Bを実行するときの処理の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
1 テレビ放送受信機
2 チューナおよび復調部
3 TSデコーダ
4 AVデコーダ
5 音声出力部
6 グラフィックス生成部
7 画像重畳部
8 映像出力部
9 外部インターフェース
10 CPU
11 メモリ
40 画面
41 ジャンル検索操作画面
42 ジャンル表示領域
43 検索結果表示領域
100 情報検索装置
101 ジャンル検索制御部
102 ジャンル保持部(グループ情報記憶手段)
103 操作部
103a 操作画面表示キー(指示信号入力手段)
103b 十字キー(指定信号入力手段)
104 番組情報データベース(データベース)
105 表示部(表示手段)
111 ジャンル検索部(検索手段)
111a 入力信号判定部
111b ジャンル変更部
111c ジャンル一時保持部
112 計時部(計時手段)
421 ジャンルボタン
422 ジャンルボタン
424 ジャンルボタン

Claims (9)

  1. 複数のレコードからなるデータベースであって、複数のレコードを分類するためのグループを有するデータベースから、ある特定の検索対象となるグループに属するレコードを、該グループを特定するためのグループ情報に基づいてグループ単位で抽出するグループ検索を実行する検索手段を備えた情報検索装置において、
    上記グループ情報が記憶されるグループ情報記憶手段と、
    上記検索手段に、グループ検索を実行させるための指示信号を入力する指示信号入力手段と、
    上記検索手段に、グループ情報を指定する指定信号を入力する指定信号入力手段とを備え、
    上記検索手段は、
    上記指示信号入力手段からの指示信号が入力されたとき、上記グループ情報記憶手段から所定の規則で選択したグループ情報に基づいてグループ検索を実行すると共に、
    上記指定信号入力手段からの指定信号が入力されたとき、該指定信号に対応付けられたグループ情報に基づいてグループ検索を実行し、かつ、該グループ情報を上記グループ情報記憶手段に記憶させることを特徴とする情報検索装置。
  2. 上記検索手段は、グループ情報記憶手段に対して、グループ情報を記憶させる際に、記憶順を明確にするための情報を該グループ情報に付加して記憶させると共に、上記指示信号入力手段からの指示信号が入力されたとき、上記グループ情報記憶手段から最新のグループ情報を選択し、該グループ情報に基づいてグループ検索を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  3. 上記指定信号が入力されてからの経過時間を計測する計時手段を備え、
    上記検索手段は、上記計時手段による計測時間が所定時間経過したときに、上記指定信号に対応付けられたグループ情報に基づいてグループ検索を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  4. 上記検索手段は、上記グループ情報記憶手段に対して、グループ情報を記憶させる際に、該グループ情報の検索頻度を示す情報を該グループ情報に付加して記憶させると共に、上記指示信号入力手段からの指示信号が入力されたとき、上記グループ情報記憶手段から検索頻度の一番高いグループ情報を選択し、該グループ情報に基づいてグループ検索を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  5. さらに、グループ検索の実行画面を表示する表示手段を備え、
    上記検索手段は、上記指示信号入力手段から指示信号が入力されたときに、上記表示手段にグループ検索の実行画面を表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
  6. 複数のレコードからなり、複数のレコードを分類するためのグループを有するデータベースから、ある特定の検索対象となるグループに属するレコードを、該グループを特定するためのグループ情報に基づいてグループ検索を実行する情報検索方法において、
    グループ検索を実行させるための指示信号が入力されたとき、グループ情報が記憶されたグループ情報記憶手段から所定の規則で選択したグループ情報に基づいてグループ検索を実行するステップと、
    グループ情報を指定する指定信号が入力されたとき、該指定信号に対応付けられたグループ情報に基づいてグループ検索を実行し、かつ、該グループ情報を上記グループ情報記憶手段に記憶させるステップとを含んでいる情報検索方法。
  7. 複数のレコードからなり、複数のレコードを分類するためのグループを有するデータベースから、ある特定の検索対象となるグループに属するレコードを、該グループを特定するためのグループ情報に基づいてグループ検索を実行する情報検索制御プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    グループ検索を実行させるための指示信号が入力されたとき、上記グループ情報が記憶されたグループ情報記憶手段から所定の規則で選択したグループ情報に基づいてグループ検索を実行する手順と、
    グループ情報を指定する指定信号が入力されたとき、該指定信号に対応付けられたグループ情報に基づいてグループ検索を実行し、かつ、該グループ情報を上記グループ情報記憶手段に記憶させる手順とを実行させる情報検索制御プログラム。
  8. 請求項7に記載の情報検索制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 請求項1から6のいずれか1項に記載の情報検索装置を備えたテレビ放送受信装置。
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