JP2006232388A - 袋内液体排出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 詰め替え用液体袋製品をその専用容器に補充することなく、そのまま使うことのできる袋内液体排出器を提供することにある。
【解決手段】 上下方向に配置された取付盤2の表面に切断されて生じた排出口部分を開閉挟持体8でその両側から挟んで塞がれ排出口側が下向きになる状態で液体袋aを取り付けると共に、液体袋aの上部側を取付盤2に保持し、液体袋aの排出口部分を挟む開閉挟持体8の長さ方向の両側を支持する第一支持受51と第二支持受52とを取付盤2の表面の下部側に取り付け、液体袋aの排出口部分を両側から挟んで塞ぐ開閉挟持体8の先端側に挿入されて開閉挟持体8を両側に押し開く作動子43の作動片42を作動させる開閉レバー4を上下方向回りに回動自在に取付盤2の表面の下部側に軸支した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば詰め替え用液体袋製品をその専用容器に補充することなく、そのまま使えるようにした袋内液体排出器に関するものである。
従来は例えばシャンプー、台所用洗剤などを使用する場合、専用容器に液体が入っている状態で使用し、なくなると、詰め替え用液体袋から液体を専用容器に補充している。
実開昭53−2593 実開昭63−45693
しかし、詰め替え用袋内の液体を専用容器に補充するのは、液体の一部をこぼしたり、詰め替えるのに時間がかかり、非常に大変であり、面倒であった。
また、例えば洗浄液などの液体を溜めるタンクが上部側に取り付けられ、その下部側から洗浄液などの液体を排出する液体排出器が例えばトイレなど設置されて使用されている。この排出器にあっては、下部に排出機構が設けられているが、排出機構は長期使用によって液体の一部が付着して詰まり易くなり、定期的に清掃しなければならないという不都合があった。
この発明は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、詰め替え用液体袋製品をその専用容器に補充することなく、そのまま使うことのできる袋内液体排出器を提供することにある。
以上の目的を達成するために、請求項1の発明は、上下方向に配置された取付盤の表面に切断されて生じた排出口部分を開閉挟持体でその両側から挟んで塞がれ排出口側が下向きになる状態で液体袋を取り付けると共に、液体袋の上部側を取付盤に保持し、液体袋の排出口部分を挟む開閉挟持体の長さ方向の両側を支持する第一支持受と第二支持受とを取付盤の表面の下部側に取り付け、液体袋の排出口部分を両側から挟んで塞ぐ開閉挟持体の先端側に挿入されて開閉挟持体を両側に押し開く作動子の作動片を作動させる開閉レバーを上下方向回りに回動自在に取付盤の表面の下部側に軸支した手段よりなるものである。
また、請求項2の発明は、上下方向に配置された取付盤の表面に切断されて生じた排出口部分を開閉挟持体でその両側から挟んで塞がれ排出口側が下向きになる状態で液体袋を取り付けると共に、液体袋の上部側を取付盤に保持し、液体袋の排出口部分を挟む開閉挟持体の長さ方向の両側を支持する第一支持受と第二支持受とを取付盤の表面の下部側に取り付け、液体袋の排出口部分を両側から挟んで塞ぐ開閉挟持体の先端側に挿入されて開閉挟持体を両側に押し開く作動子の作動片を作動させる開閉レバーを上下方向回りに回動自在に取付盤の表面の下部側に軸支し、上下方向に配置された取付盤の下端に支持台を取り付け、液体袋から排出された液体を手で受けるために手を入れる手挿入口を取付盤の下部側に開口した手段よりなるものである。
また、請求項3の発明は、上下方向に配置された取付盤の表面に切断されて生じた排出口部分を開閉挟持体でその両側から挟んで塞がれ排出口側が下向きになる状態で液体袋を取り付けると共に、液体袋の上部側を取付盤に保持し、液体袋の排出口部分を挟む開閉挟持体の長さ方向の両側を支持する第一支持受と第二支持受とを取付盤の表面の下部側に取り付け、液体袋の排出口部分を両側から挟んで塞ぐ開閉挟持体の先端側に挿入されて開閉挟持体を両側に押し開く作動子の作動片を作動させる開閉レバーを上下方向回りに回動自在に取付盤の表面の下部側に軸支し、取付盤の裏面側に基端側が支持された自在アームの先端側を連結した手段よりなるものである。
以上の記載より明らかなように、この発明に係る袋内液体排出器によれば、詰め替え用液体袋製品をその専用容器に補充することなく、そのまま使うことができる。このため、補充する手間を省略でき、しかも、詰め替え用液体袋製品の取り替えの際に、液の一部がこぼれることもなく、更に、詰め替え用なので、専用容器に入った製品に比べて、安い値段で購入することもでき、経済的である。また、専用容器の場合には長期の使用により排出口が詰まることもあるが、詰め替え用液体袋の使用期間は余り長くないため排出口が液体によって詰まることもなく、このため、専用容器のように定期的な清掃も不要である等、極めて新規的有益なる効果を奏するものである。
以下、図面に記載の発明を実施するための最良の形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。
〔最良の形態−1〕
ここで、図1は液体袋を取り付けた状態の袋内液体排出器の正面図、図2は袋内液体排出器の正面図、図3は袋内液体排出器の側面図、図4(A)は開閉狭持体の平面図、(B)は開閉狭持体の側面図、(C)は(A)の矢視断面図、図5(A)は開閉狭持体の閉じた状態の平面図、(B)は開閉狭持体の開いた状態の平面図である。
図において、袋内液体排出器1は、詰め替え用液体袋aをその専用容器に補充することなく、そのまま使えるようにした機器で、取付盤2、支持台3、開閉レバー4、支持受5、ストッパー6、手挿入口7、開閉狭持体8、上部狭持体9などから構成されている。
取付盤2は、詰め替え用液体袋aをさかさまの状態で支持するために取り付けられる部分で、長方形状の板状の形状から成っており、垂直の状態で使用される。
支持台3は、取付盤2を直接支持するもので、平面から見て、例えば、長方形の形状をしている。取付盤2の下端に取り付けられている。支持台3の下面には、例えば、滑り止めが取り付けられていて、簡単にずれたりしないようになっている。
開閉レバー4は、取付盤2にさかさまに取り付けられた詰め替え用液体袋aの内部に入っている液体の排出口bの開閉を制御するための機器である。開閉レバー4はその基端が軸41に連結しており、この軸41を中心にして、上下方向に回動して、詰め替え用液体袋aの排出口bを開閉する。軸41は取付盤2に軸支されている。また、軸41を挟んで、開閉レバー4の向かい側には、作動片42が軸41に取り付けられている。作動片42の先端側には、作動子43が設けられている。この作動子43は、開閉狭持体8の先端側に挿入されて、両側に開閉狭持体8を押し開いて液体を排出する機能を果たすものである。作動子43は、開閉狭持体8の先端側に挿入し易い形状に形成されている。復帰バネ44は、操作された開閉レバー4を元の位置に復帰させるバネで、軸41の外周に螺旋状に取り付けられている。復帰バネ44には例えばコイルバネが使用されている。作動ストッパー45は、復帰バネ44によって復帰させた開閉レバー4を元の位置で正確に停止させるストッパーである。
支持受5は、開閉狭持体8を取付盤2に支持するもので、第一支持受51と第二支持受52から構成されている。第一支持受51と第二支持受52は、開閉狭持体8を2点で取付盤2に支持するもので、作動子43が作動する側にそれぞれ取り付けられている。第一支持受51と第二支持受52はそれぞれ、取付盤2の表面から水平方向に突出しており、その先端は、上向きに曲がっており、少し間をあけて、同様に上向きに突起片が形成されていて、その間に開閉狭持体8を挟んで、横方向に移動するのを阻止している。これにより、開閉狭持体8は第一支持受51と第二支持受52によって完全に動かないように支持されている。
ストッパー6は、作動させた開閉レバー4を作動位置で停止させる機能と、詰め替え用液体袋aの下端側を支持する機能を備えていて、取付盤2の表面から水平方向に突出して設けられている。ストッパー6は、軸41を挟んで、第一支持受51と第二支持受52の向かい側に位置している。
第一支持受51と第二支持受52の下側の取付盤2の箇所には、手挿入口7が開口されている。手挿入口7は、詰め替え用液体袋aから開閉レバー4の操作によって排出された液体を手で受けるために手を入れる部分である。
開閉狭持体8は、詰め替え用液体袋aの切断された液体の排出口b部分を両側から挟んで、排出口bを塞ぐ機能を果たし、開閉レバー4の操作によって開かれて、塞いでいた詰め替え用液体袋aの排出口bを一時的に開いて、液体が排出される状態をつくる。開閉狭持体8は、第一支持受51で支持される側に取っ手81が設けられ、取っ手81の基端側に開閉軸82が設けられており、開閉軸82を挟んで、取っ手81の反対側には、詰め替え用液体袋aの切断された液体の排出口b部分を直接両側から挟む狭持片83が設けられている。狭持片83の先端側は、作動子43が挿入されやすいように両側に向けて開いている。一対の取っ手81の片方の開閉軸82寄りには、第一係合部81aが形成されている。第一係合部81aは、例えば、溝状に形成されていて、第一支持受51に溝部分が係合して止められるようになっている。一対の狭持片83の片方の先端側には、第二係合部83aが形成されている。係合部83aは、例えば、溝状に形成されていて、第二支持受52に溝部分が係合して止められるようになっている。
上部狭持体9は、さかさまに取付盤2に取り付けた詰め替え用液体袋aの上部側を取付盤2に挟む形で保持するものである。上部狭持体9は、片側に取っ手91が設けられ、取っ手91の基端側に開閉軸92が設けられており、開閉軸92を挟んで、取っ手91の反対側には、さかさまにした詰め替え用液体袋aの上部側を直接両側から挟む狭持片93が設けられている。
次に、上記発明を実施するための最良の形態の構成に基づく使用方法について以下説明する。
まず、詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口側を開閉狭持体8で挟んで、内部の液が出ないようにした状態で詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口を切断する。切断後、開閉狭持体8で狭持された詰め替え用液体袋aをさかさまにして袋内液体排出器1の取付盤2に取り付ける。取付盤2に取り付ける場合には、詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口側を狭持した開閉狭持体8の第一係合部81aを支持受5の第一支持受51に係合し、第二係合部83aを支持受5の第二支持受52に係合して取り付ける。
そして、さかさまになった詰め替え用液体袋aの上部側を上部狭持体9で挟んで取付盤2に取り付ける。このとき、さかさまの詰め替え用液体袋aの下端側はストッパー6によって支持される。このようにして、さかさまの詰め替え用液体袋aは上部狭持体9と開閉狭持体8とストッパー6とによって取付盤2に確実に取り付けられ、動くこともない。
以上のようにして、取り付けた後、開閉レバー4を手で下向きに軸41を中心として回動させると、軸41を挟んで、開閉レバー4の向かい側の作動片42は、開閉狭持体8の先端側に向かって回動し、作動片42の先端の作動子43が両側に開いている開閉狭持体8の狭持片83の先端側の間に挿入され、挿入された作動子43は、狭持片83の両側に開いた先端側の内側にあたり、両側に押し開く。これにより、詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口を挟んでいた狭持片83は両側に開かれる。その結果、詰め替え用液体袋aの内部の液体が排出される。このとき、排出口bとなる切り口の下側の手挿入口7内には、片方の手があらかじめ挿入されているので、排出口bとなる切り口から排出された液体は、手のひらに溜まる。
一定量排出されたところで、開閉レバー4を掴んでいた手を離すと、復帰バネ44のはたらきによって、開閉レバー4は、元の位置に戻る。同様に、狭持片83の先端側を両側に押し開いていた作動子43の作動片42も元の位置に戻る。作動子43が元の位置に戻ると、両側に開いていた狭持片83は再び詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口側を両側から狭持して内部の液が排出されるのを防ぐ。これにより、詰め替え用液体袋aの内部の液が排出されるのが止まる。
詰め替え用液体袋aの内部の液体がなくなると、上部狭持体9を取り外し、支持受5に係合されていた開閉狭持体8を取り外すことにより、簡単に詰め替え用液体袋aを袋内液体排出器101から取り外すことができ、その後に詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口側を狭持していた開閉狭持体8を取り外し、新たな詰め替え用液体袋aを取り付け直して、以下同様な方法で袋内液体排出器1に取り付け使用する。
〔最良の形態−2〕
ここで、図6は液体袋を取り付けた状態の袋内液体排出器の正面図、図7は袋内液体排出器の正面図、図8は袋内液体排出器の側面図、図9(A)は開閉狭持体の平面図、(B)は開閉狭持体の側面図、(C)は(A)の矢視断面図、図10(A)は開閉狭持体の閉じた状態の平面図、(B)は開閉狭持体の開いた状態の平面図である。
図において、袋内液体排出器101は、詰め替え用液体袋aをその専用容器に補充することなく、そのまま使えるようにした機器で、取付盤102、開閉レバー104、支持受105、ストッパー106、開閉狭持体108、上部狭持体109、自在アーム103などから構成されている。
取付盤102は、詰め替え用液体袋aをさかさまの状態で支持するために取り付けられる部分で、長方形状の板状の形状から成っており、垂直の状態で使用される。
取付盤102は自在アーム103によって支持されている。自在アーム103はその基端側が図示しない例えば壁などに支持され、自在アーム103の先端側が取付盤102の裏面側に連結されていて、この自在アーム103によって取付盤102は所望の位置に動かすことができる。
開閉レバー104は、取付盤102にさかさまに取り付けられた詰め替え用液体袋aの内部に入っている液体の排出口bの開閉を制御するための機器である。開閉レバー104はその基端が軸141に連結しており、この軸141を中心にして、上下方向に回動して、詰め替え用液体袋aの排出口bを開閉する。軸141は取付盤102に軸支されている。また、軸141を挟んで、開閉レバー104の向かい側には、作動片142が軸141に取り付けられている。作動片142の先端側には、作動子143が設けられている。この作動子143は、開閉狭持体108の先端側に挿入されて、両側に開閉狭持体108を押し開いて液体を排出する機能を果たすものである。作動子143は、開閉狭持体108の先端側に挿入し易い形状に形成されている。復帰バネ144は、操作された開閉レバー104を元の位置に復帰させるバネで、軸141の外周に螺旋状に取り付けられている。復帰バネ144には例えばコイルバネが使用されている。作動ストッパー145は、復帰バネ144によって復帰させた開閉レバー104を元の位置で正確に停止させるストッパーである。
支持受105は、開閉狭持体108を取付盤102に支持するもので、第一支持受151と第二支持受152から構成されている。第一支持受151と第二支持受152は、開閉狭持体108を2点で取付盤102に支持するもので、作動子143が作動する側にそれぞれ取り付けられている。第一支持受151と第二支持受152はそれぞれ、取付盤102の表面から水平方向に突出しており、その先端は、上向きに曲がっており、少し間をあけて、同様に上向きに突起片が形成されていて、その間に開閉狭持体108を挟んで、横方向に移動するのを阻止している。これにより、開閉狭持体108は第一支持受151と第二支持受152によって完全に動かないように支持されている。
ストッパー106は、作動させた開閉レバー104を作動位置で停止させる機能と、詰め替え用液体袋aの下端側を支持する機能を備えていて、取付盤102の表面から水平方向に突出して設けられている。ストッパー106は、軸141を挟んで、第一支持受151と第二支持受152の向かい側に位置している。
開閉狭持体108は、詰め替え用液体袋aの切断された液体の排出口b部分を両側から挟んで、排出口bを塞ぐ機能を果たし、開閉レバー104の操作によって開かれて、塞いでいた詰め替え用液体袋aの排出口bを一時的に開いて、液体が排出される状態をつくる。開閉狭持体108は、第一支持受151で支持される側に取っ手181が設けられ、取っ手181の基端側に開閉軸182が設けられており、開閉軸182を挟んで、取っ手181の反対側には、詰め替え用液体袋aの切断された液体の排出口b部分を直接両側から挟む狭持片183が設けられている。狭持片183の先端側は、作動子143が挿入されやすいように両側に向けて開いている。一対の取っ手181の片方の開閉軸182寄りには、第一係合部181aが形成されている。第一係合部181aは、例えば、溝状に形成されていて、第一支持受151に溝部分が係合して止められるようになっている。一対の狭持片183の片方の先端側には、第二係合部183aが形成されている。係合部183aは、例えば、溝状に形成されていて、第二支持受152に溝部分が係合して止められるようになっている。
上部狭持体109は、さかさまに取付盤102に取り付けた詰め替え用液体袋aの上部側を取付盤102に挟む形で保持するものである。上部狭持体109は、片側に取っ手191が設けられ、取っ手191の基端側に開閉軸192が設けられており、開閉軸192を挟んで、取っ手191の反対側には、さかさまにした詰め替え用液体袋aの上部側を直接両側から挟む狭持片193が設けられている。
次に、上記発明を実施するための最良の形態の構成に基づく使用方法について以下説明する。
まず、詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口側を開閉狭持体108で挟んで、内部の液が出ないようにした状態で詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口を切断する。切断後、開閉狭持体108で狭持された詰め替え用液体袋aをさかさまにして袋内液体排出器101の取付盤102に取り付ける。取付盤102に取り付ける場合には、詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口側を狭持した開閉狭持体108の第一係合部181aを支持受105の第一支持受151に係合し、第二係合部183aを支持受105の第二支持受152に係合して取り付ける。
そして、さかさまになった詰め替え用液体袋aの上部側を上部狭持体109で挟んで取付盤102に取り付ける。このとき、さかさまの詰め替え用液体袋aの下端側はストッパー106によって支持される。このようにして、さかさまの詰め替え用液体袋aは上部狭持体109と開閉狭持体108とストッパー106とによって取付盤102に確実に取り付けられ、動くこともない。
以上のようにして、取り付けた後、開閉レバー104を手で下向きに軸141を中心として回動させると、軸141を挟んで、開閉レバー104の向かい側の作動片142は、開閉狭持体108の先端側に向かって回動し、作動片142の先端の作動子143が両側に開いている開閉狭持体108の狭持片183の先端側の間に挿入され、挿入された作動子143は、狭持片183の両側に開いた先端側の内側にあたり、両側に押し開く。これにより、詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口を挟んでいた狭持片183は両側に開かれる。その結果、詰め替え用液体袋aの内部の液体が排出される。このとき、排出口bとなる切り口の下側には、片方の手があらかじめ挿入されているので、排出口bとなる切り口から排出された液体は、手のひらに溜まる。
一定量排出されたところで、開閉レバー104を掴んでいた手を離すと、復帰バネ144のはたらきによって、開閉レバー104は、元の位置に戻る。同様に、狭持片183の先端側を両側に押し開いていた作動子143の作動片142も元の位置に戻る。作動子143が元の位置に戻ると、両側に開いていた狭持片183は再び詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口側を両側から狭持して内部の液が排出されるのを防ぐ。これにより、詰め替え用液体袋aの内部の液が排出されるのが止まる。
詰め替え用液体袋aの内部の液体がなくなると、上部狭持体109を取り外し、支持受105に係合されていた開閉狭持体108を取り外すことにより、簡単に詰め替え用液体袋aを袋内液体排出器101から取り外すことができ、その後に詰め替え用液体袋aの排出口bとなる切り口側を狭持していた開閉狭持体108を取り外し、新たな詰め替え用液体袋aを取り付け直して、以下同様な方法で袋内液体排出器101に取り付けて使用する。
なお、この発明は上記発明を実施するための最良の形態に限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。例えば前記説明においては、取付盤2を支持台3で支持或いは取付盤102を自在アーム103で支持する場合で説明したがこれに限定されるものではなく、取付盤を直接壁板などに取り付けてもよい。
この発明に係る袋内液体排出器での使用は、詰め替え用液体袋製品に限定されるものではなく、詰め替え専用以外の液体袋製品にも適用可能である。
この発明を実施するための最良の形態−1を示す液体袋を取り付けた状態の袋内液体排出器の正面図である。 この発明を実施するための最良の形態−1を示す袋内液体排出器の正面図である。 この発明を実施するための最良の形態−1を示す袋内液体排出器の側面図である。 (A)はこの発明を実施するための最良の形態−1を示す開閉狭持体の平面図である。(B)はこの発明を実施するための最良の形態−1を示す開閉狭持体の側面図である。(C)は(A)の矢視断面図である。 (A)はこの発明を実施するための最良の形態−1を示す開閉狭持体の閉じた状態の平面図である。(B)はこの発明を実施するための最良の形態−1を示す開閉狭持体の開いた状態の平面図である。 この発明を実施するための最良の形態−2を示す液体袋を取り付けた状態の袋内液体排出器の正面図である。 この発明を実施するための最良の形態−2を示す袋内液体排出器の正面図である。 この発明を実施するための最良の形態−2を示す袋内液体排出器の側面図である。 (A)はこの発明を実施するための最良の形態−2を示す開閉狭持体の平面図である。(B)はこの発明を実施するための最良の形態−2を示す開閉狭持体の側面図である。(C)は(A)の矢視断面図である。 (A)はこの発明を実施するための最良の形態−2を示す開閉狭持体の閉じた状態の平面図である。(B)はこの発明を実施するための最良の形態−2を示す開閉狭持体の開いた状態の平面図である。
符号の説明
1 袋内液体排出器
2 取付盤
3 支持台
4 開閉レバー
41 軸
42 作動片
43 作動子
44 復帰バネ
45 作動ストッパー
5 支持受
51 第一支持受
52 第二支持受
6 ストッパー
7 手挿入口
8 開閉狭持体
81 取っ手
81a 第一係合部
82 開閉軸
83 狭持片
83a 第二係合部
9 上部狭持体
91 取っ手
92 開閉軸
93 狭持片
101 袋内液体排出器
102 取付盤
103 自在アーム
104 開閉レバー
141 軸
142 作動片
143 作動子
144 復帰バネ
145 作動ストッパー
105 支持受
151 第一支持受
152 第二支持受
106 ストッパー
108 開閉狭持体
181 取っ手
181a 第一係合部
182 開閉軸
183 狭持片
183a 第二係合部
109 上部狭持体
191 取っ手
192 開閉軸
193 狭持片
a 詰め替え用液体袋
b 排出口

Claims (3)

  1. 上下方向に配置された取付盤の表面に切断されて生じた排出口部分を開閉挟持体でその両側から挟んで塞がれ排出口側が下向きになる状態で液体袋を取り付けると共に、液体袋の上部側を取付盤に保持し、液体袋の排出口部分を挟む開閉挟持体の長さ方向の両側を支持する第一支持受と第二支持受とを取付盤の表面の下部側に取り付け、液体袋の排出口部分を両側から挟んで塞ぐ開閉挟持体の先端側に挿入されて開閉挟持体を両側に押し開く作動子の作動片を作動させる開閉レバーを上下方向回りに回動自在に取付盤の表面の下部側に軸支したことを特徴とする袋内液体排出器。
  2. 上下方向に配置された取付盤の表面に切断されて生じた排出口部分を開閉挟持体でその両側から挟んで塞がれ排出口側が下向きになる状態で液体袋を取り付けると共に、液体袋の上部側を取付盤に保持し、液体袋の排出口部分を挟む開閉挟持体の長さ方向の両側を支持する第一支持受と第二支持受とを取付盤の表面の下部側に取り付け、液体袋の排出口部分を両側から挟んで塞ぐ開閉挟持体の先端側に挿入されて開閉挟持体を両側に押し開く作動子の作動片を作動させる開閉レバーを上下方向回りに回動自在に取付盤の表面の下部側に軸支し、上下方向に配置された取付盤の下端に支持台を取り付け、液体袋から排出された液体を手で受けるために手を入れる手挿入口を取付盤の下部側に開口したことを特徴とする袋内液体排出器。
  3. 上下方向に配置された取付盤の表面に切断されて生じた排出口部分を開閉挟持体でその両側から挟んで塞がれ排出口側が下向きになる状態で液体袋を取り付けると共に、液体袋の上部側を取付盤に保持し、液体袋の排出口部分を挟む開閉挟持体の長さ方向の両側を支持する第一支持受と第二支持受とを取付盤の表面の下部側に取り付け、液体袋の排出口部分を両側から挟んで塞ぐ開閉挟持体の先端側に挿入されて開閉挟持体を両側に押し開く作動子の作動片を作動させる開閉レバーを上下方向回りに回動自在に取付盤の表面の下部側に軸支し、取付盤の裏面側に基端側が支持された自在アームの先端側を連結したことを特徴とする袋内液体排出器。
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