JP2006231330A - 物体をディスペンスするシステム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 物体を自動的にディスペンスするシステム及び方法を提供する。
【解決手段】 基部と、基部に取り付けられかつ自動制御下でローディング位置とディスペンシング位置との間を移動可能なシャトルとを含む自動ディスペンシングアセンブリを提供する。シャトルには、物体、例えばカバーを搬送するように構成された凹部が含まれる。シャトルにおける凹部の深さは、物体の1つの厚さと概ね同じであるか2つの物体の厚さより小さい。シャトルに近接して収蔵モジュールが取り付けられる。収蔵モジュールは、複数の物体を収蔵しかつ次にディスペンスされる物体を露出する開口部を含んで構成される。凹部は、収蔵モジュールにおいてローディング位置で開口部に隣接して配置され、凹部の端部は、シャトルがディスペンシング位置に移動するときに、収蔵モジュールにおいてディスペンスされる物体を他の物体から分離する。
【選択図】 図1
【解決手段】 基部と、基部に取り付けられかつ自動制御下でローディング位置とディスペンシング位置との間を移動可能なシャトルとを含む自動ディスペンシングアセンブリを提供する。シャトルには、物体、例えばカバーを搬送するように構成された凹部が含まれる。シャトルにおける凹部の深さは、物体の1つの厚さと概ね同じであるか2つの物体の厚さより小さい。シャトルに近接して収蔵モジュールが取り付けられる。収蔵モジュールは、複数の物体を収蔵しかつ次にディスペンスされる物体を露出する開口部を含んで構成される。凹部は、収蔵モジュールにおいてローディング位置で開口部に隣接して配置され、凹部の端部は、シャトルがディスペンシング位置に移動するときに、収蔵モジュールにおいてディスペンスされる物体を他の物体から分離する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、物体をディスペンスするためのシステム及び方法に関する。
診断検査室で長い間用いられてきた古い手動の扱いにくい技術から得られるのは、再現性の低い不正確な結果であることが多かった。今日でさえ、分子及び細胞に基づく診断システムの大部分は、費用効果が高い方法で大規模並列解析を行うことができない時代遅れの不完全な技術を用いている。ゲノム科学革命が薬剤の発見及び開発における標的確認で用いる潜在的マーカに対する要求を加速したことによって、システム能力は更なるストレスにさらされている。結果的に、効率的な標本の取扱い、処理及び分析を可能にする追加的な自動化及び並列処理が捜し求められている。
保健医療産業全体にわたって、費用削減に重点を置きながら、労力及び関連費用を低減する努力が続けられている。スライド上で標本を調製及び染色する直接費を構成しているのは人件費である。従って、スライドを調製する人件費の割合を下げるために多大な努力がなされてきた。
顕微鏡スライドカバーは通常薄くて壊れ易く、比較的正確に平面研磨された表面を有するので、積み重ねたときに互いに付着し離れ難い傾向がある。カバーの分離を確実に成し遂げるには、ただ1枚のカバーをすぐ隣のカバー上にスライドさせればよいが、一団となったスリップはそのようなスリップのスタック(積み重ね)の端部から束になってスライドする傾向があり、そのような束から1枚のスリップを引き抜くには注意を払って器用に行う必要があるので、実際にはこれは容易ではない。大量のカバーを日常的に顕微鏡スライドに与えなければならないならば、この操作が技術者の標準作業量全体に占める割合はかなりのものになる場合がある。
そこで本発明は、上記従来の状況に鑑み、物体を自動的にディスペンスする(決まった量を小出しに供給する)システム及び方法を提供する。
一実施形態に基づけば、自動ディスペンシングアセンブリには、基部と、基部に取り付けられかつ自動制御下でローディング位置とディスペンシング位置との間を移動可能なシャトルとが含まれる。シャトルには、物体(例えばカバー)を搬送するように構成された凹部が設けられる。シャトルにおける凹部の深さは、物体1つの厚さと概ね同じであるかそれより小さい。シャトルに近接して収蔵モジュールが取り付けられる。収蔵モジュールは、複数の物体を収蔵しかつ次にディスペンスされる物体を露出する開口部を含んで構成される。凹部は、収蔵モジュールにおいてローディング位置で開口部に隣接して配置され、凹部の端部は、シャトルがディスペンシング位置に移動するときに、収蔵モジュールにおいて、ディスペンスされる物体を他の物体から分離する。
本発明のシステム及び方法は、物体収蔵モジュールに収蔵された物体を所望の場所でディスペンスしかつディスペンスされる物体を収蔵モジュール内の他の物体から分離する操作を自動化することができるので、操作者の労力及び関連費用を低減するのみならず、効率的な標本の取扱い、処理及び分析をも可能にする。
図1を参照すると、カバーを自動的に1つずつディスペンスするためのカバーディスペンシング装置100の一実施形態が示されている。装置100には、シャトル102と、カバー収蔵モジュール104(マガジンとも呼ばれる)が含まれる。収蔵モジュール104に隣接してシャトル102を双方向的に動かすためのアクチュエータ106が結合される。シャトル102には、1枚のカバー204の厚さと概ね同じであるかそれより僅かに小さい深さの凹部202が含まれる(図2(A)及び(B)にシャトル102の上面図及び側面図を示す)。シャトル102が収蔵モジュール104の下に配置されたローディング位置にあるとき、収蔵モジュール104の最も下にあるカバーは重力によって下に落ち凹部202に填まる。シャトル102の残りの表面部分の高さは、実質的に滑らかかつ平らであり、操作中に収蔵モジュール104の下端部との衝突をちょうど避けるように構成されている。
アクチュエータ106は、連結具112を介してシャトル102に結合された伸び縮み可能なアーム110を含む。図1及び図3に示されている実施形態において、アーム110が伸びているときにシャトル102はローディング位置にある。図4に示されているように、アーム110が引っ込むとシャトル102はディスペンシング位置まで移動する。ディスペンシング位置では、凹部202においてカバーが露出されており、自動カバー取扱システム(図示せず)が近づくことができる。
シャトル102、収蔵モジュール104及びアクチュエータ106を基部114に結合することができる。図示されている実施形態において、収蔵モジュール104は基部106に固定され、シャトル102は、基部114の通路116内を往復運動することによって収蔵モジュール104に関連して動くように配置される。更なる実施形態においては、収蔵モジュール104とシャトル102は共に互いに関連して動くように構成されることがある。通路116は長寸の開口部502(図5(A))を有して構成されることができ、これにより、基部114の一側上にアクチュエータ106が取り付けられ、連結具112が開口部502に配置されて基部114の他側上でシャトル102及び/または収蔵モジュール104に結合されることが可能になる。
基部114及び/または通路116は、シャトル102(及び/または収蔵モジュール104)の移動における摩擦を低減する手段を含むことがある。例えば、ある実施形態においては、移動面間の摩擦係数を低減するために基部114及び/またはシャトル102を含油材料で製作することができる。通路116とシャトル102とが接触する表面積を小さくするために、通路116及び/またはシャトルに1若しくは複数のレール118を設けることもできる。ある実施形態においては、レール118は、通路116の側部及び底部の接合部の少なくとも一部に沿った僅かに盛り上がった隅肉として構成される。他の実施形態においては、1若しくは複数のレール118を通路116の中央部分に構成することができる。そのような実施形態においては、レール118に係合するための1若しくは複数の対応するスロット(図示せず)をシャトル102の底部に設けることができる。更なる実施形態においては、レール118の代わりにまたはそれに加えて玉軸受または他の適切な摩擦低減部品を用いて、収蔵モジュール104、シャトル102、基部114、通路116間の動きを容易にすることができる。
凹部202を通路116及び/または収蔵モジュール104と一直線上に維持する助けとなるように、シャトル102、通路116、収蔵モジュール104、または装置100の他の適切な部品に1若しくは複数のアライメントガイド124を設けることもできる。例えば、シャトル102には、基部114において案内部材702(図7)に係合するスロットとして構成されるアライメントガイド124を設けることができる。案内部材702は、基部114の開口部から突出するねじ部品または他の適切な案内部材である場合がある。
装置100には、カバー取扱システムによって凹部202から回収されるカバーが在るかどうかを自動コントローラ112に示すように適合された1若しくは複数のセンサ120を設けることができる。例えば、センサ120は、シャトル102、連結具112、及び/またはアクチュエータ106のアーム110の位置を示す信号を検出及び生成することができる。図示された実施形態において、センサ120は、通路116の1つに配置された光学センサである。光学センサの1つの部品は光を発し、その光は少し離れた別のセンサ部品によって検出される。シャトル102がディスペンシング位置に移動するときに光が検出されないようにするために、センサ部品間の空間に移動するシャトル102の一端につまみ206を配置することができる。光の遮断により、光学センサ120によってコントローラ112に送られる信号が変化する。
凹部202にカバー204が在ることを示す状態に光学センサ120からの信号が変化するときを判定する連続実行論理命令を備えたコンピュータ処理装置をコントローラ112に設けることができる。コントローラ112は、その後、カバー204を回収することによりカバー取扱システム(図示せず)を操作しかつ顕微鏡スライド上の生物試料などの調整された標本上にカバー204を載置する信号を生成することができる。凹部202に開口部206を設ければ、カバー204と凹部202間に真空が形成されることを防止するのに役立ち、それによって、凹部202からのカバー204の取外しを容易にすることができる。開口部206はまた、カバー取扱装置が吸引によってカバー204を持ち上げカバー204が凹部202に存在しないとき、真空が形成されてエラー状態を生じさせることを防止することもできる。
ある実施形態において、カバー204を回収して標本の上にカバー204を載置する前に、物質を洗浄、付加するか、境界を決めるか、或いはカバー204を準備するカバー取扱システムを設けることができる。その上に、凹部202及び/またはカバー204には、カバー取扱システムが凹部202におけるカバー204の位置及び/または方向を判定することができるようにするための検出可能な部品を設けることができる。例えば、カバー取扱システムには、凹部202及び/またはカバー204の表面上に含まれ得る所定のパターンの塗料または他の物質を検出するセンサを設けることができる。
カバー取扱システムは、カバー204が凹部202からいつ取り外されたかを示すカバー204の処理状態を示す1若しくは複数の信号をコントローラ112に送ることができる。コントローラ112は、必要に応じて別のカバー204を凹部202にローディングするためにシャトル102(及び/または収蔵モジュール104)を動かすための駆動信号をアクチュエータ106に送信するように結合されることができる。
アクチュエータ106は、アーム110の位置を示すフィードバック信号をコントローラ112に送信することができる。コントローラ112は、位置情報を用いて、アクチュエータ106に駆動信号を送信するのをいつ止めるかを決定する。例えば、コントローラ112は、装置100の部品の大きさ、形状、方向及び/または場所に関する情報によりプログラムされることやそのような情報を利用できる状態にあることが可能である。コントローラ112には、別のカバー204を凹部202にローディングすることができるように、凹部202が位置決めされるときを判定する論理命令が含まれることがある。センサ120はまた、通常、つまみ206がセンサ部品間で動くときに状態を変化させることになる。コントローラ112は変化した状態の情報を用いてシャトル102が動いたことを判定することができる。
装置100において可動部品の位置を制御するための他の適切な手段、例えば機械停止装置及び/またはセンサを連結具112上または装置100の他の適切な部分に設けることができる。例えば、カバー204が凹部202にあるときを検出しかつそのような状態を示す信号をコントローラ112に供給する重量センサ及び/または光学センサを凹部202に設けることができる。装置100上の部品間では無線及び/または有線通信インタフェースを介して信号を送受信することができる。コントローラ112はまた、自動処理システムにおいて他の部品を操作する1若しくは複数の他の部品コントローラのみならず中央制御ユニットとインタフェースをとることができる。
ここで図6(A)〜(D)を参照されたい。収蔵モジュール104の一実施形態の斜視図及び上面図をそれぞれ図6(A)、(B)に示す。カバー204のスタックを収蔵モジュール104の中空部602の開かれた側面にローディングし、シャトル102に隣接して配置された収蔵モジュール104の他側面上の開口部604からディスペンスすることができる。収蔵モジュール104を基部114に取外し可能に取着することができるように、フランジ606または他の適切な構造を収蔵モジュール104に設けることができる。フランジ606が確実に基部114上に適切に載置されるのに役立つように、スロット506を設けることができ、これは図5(A)〜(C)において基部114のそれぞれの上面図及び側断面図に最も良く示されている。
図6(A)に示されているように、収蔵モジュール104の2つの互いに対向する側面608は、収蔵モジュール104におけるカバー204の載置及び取外しを容易にするために相当な開口部を含むことができる。シャトル102がディスペンシング位置からローディング位置へ移動するときカバー204が滑り落ちるか或いは収蔵モジュール104とシャトル102の間に引っかかることのないように、シャトル102に隣接した側面608の端部部分は、凹部202を囲繞するシャトル102の部分からカバー204の厚さ以下の距離であるように構成される。
図示された実施形態において、収蔵モジュール104には、カバー204を載置することができる正方形、長方形、または他の適切な形状の内部中空部602を側壁608に沿って形成する2つの別の対向する側壁612が含まれる。図6(C)は、中空部602に面した側壁612の断面図であり、図6(D)は、側壁612の更なる断面図であり、先細になった案内部材614、616をそれぞれ壁612、608上に示す。中空部602の適所におけるカバー204の載置を容易にするために先細になった案内部材614、616が設けられることがあり、中空部602の底部まで徐々に幅が広くなるように実質的に中空部602の深さの全部または一部に沿って延在することができる。1若しくは複数の壁608、612上には1若しくは複数の案内部材614、616を設けることができる。或いは、壁614、616を中空部602全体で全幅に沿って適切に先細にすることができる。
カバー704を含む装置100の断面側面図を図7に示す。カバー204のスタックに汚染物が導入されるのを防ぐために、収蔵モジュール104の上方にカバー704を配置することができる。カバー704は、装置100の他の部分の上に延在し、1若しくは複数の適切な留め具708によって基部114に取着され得る。ディスペンスされたカバー204へのアクセスを可能にするために、カバー704に凹部202の上方に開口部706が構成される。
図7はまた、アクチュエータ106が入力ポート710及び出力ポート712を備え、流体のフローを収容し、アクチュエータ106を操作することができることを示している。1若しくは複数の取付部材714、例えば取っ手または他の適切な構造などを基部114に固定し、アクチュエータ106を装置100に結合/支持することができる。基部114に1若しくは複数の開口部718を更に儲け、装置を自動試料処理システムなど別の機器に取り付けることができるようにすることができる。
適切に構成された凹部202を有する対応するシャトル102に沿って、異なる大きさ及び形状のカバー204を収容するように構成された複数のカバー収蔵モジュール104を設けることができることに留意されたい。重力及び/または加えられた力を用いてカバー204を収蔵モジュール104から供給することができることにも留意されたい。例えば、カバー204のスタックの頂部に適切な圧力を加えるために収蔵モジュール104にばね荷重をかけることができる。
収蔵モジュール104及びシャトル102を任意の適切な方向に向けることができる。図1及び図7に示す実施形態において、収蔵モジュール104はシャトル102の上に配置され、カバー204は凹部202に平らに置かれる。しかし、ディスペンスされたカバー810を掴むのに用いられる機器の種類により、シャトル102及び収蔵モジュール806をある角度をなして方向付けすることができることが予想される。例えば、実質的に垂直である凹部804を有して構成されたシャトル802を含むカバーディスペンシング装置800の一実施形態の正面図及び上面図をそれぞれ図8(A)、(B)に示す。本明細書に記載の装置100と同様に、アクチュエータ(図示せず)により収蔵モジュール806における開口部を横切るようにシャトル802を動かし、カバー810のスタックの一端から1枚のカバー810を取り外すことができる。基部808または装置100が取り付けられる装置または機器の他の適切な部分は、シャトルが収蔵モジュール806を通過するときに凹部804の開放端814からからカバー810を受容するためにスロット812を有して構成されることができる。
ある実施形態において、よりアクセスしやすい場所/方向にカバー810を載置するためにスロット812に角度をつけることができる。凹部804の側壁を先細にし、凹部804に開口部を設けてカバー810が容易に離れるようにすることができる。カバー810がスロット812にディスペンスされたら、シャトル802はローディング位置に戻ることができる。2つの側から及び/または2つの端部に沿ってカバー810の一部分をしっかり握ることができるようにスロット812を構成することができることに留意されたい。そのような構成においては、機械式グリッパによるほか吸着カップまたは静電装置などの他の装置によるカバー810の把持が可能になる。シャトル802が引っかかったような動きをして滑らかに動かないことがないように、収蔵モジュール806には、カバー810の垂直なスタックをシャトル802に向けて動かすべく力を加える手段(ばね押しキャップ818として示されている)が含まれることにも留意されたい。
他の実施形態において、収蔵モジュール104、806が静止シャトル102、802に関連して動くように装置100、800中の部品を配置することができる。更に、装置100、800中の部品を動かすのに任意の適切な型及び数のアクチュエータ106を用いることができ、例えば、特に空気作用により及び/または油圧的、電磁的、圧電的、機械的、電気機械的に駆動されるアクチュエータを用いることができる。
シャトル102はまた、2つまたはそれ以上の凹部202、804を有する構成にしてもよい。更に、収蔵モジュール104、806を通過しかつ個々のまたは複数のカバー204、810をディスペンスする一連の凹部202、804を有するコンベヤーベルトなど別の構造を用いてシャトル102、802を具現することができる。例えば、スロット812の長さを、1若しくは複数の自動試料処理システムによって用いられるようになっている一連の次々にディスペンスされるカバー810を収容するのに必要な大きさにすることができる。シャトル802の動きは、各カバー810がディスペンスされるときに一連のカバー810をスロットに沿って動かすことができる。
図9乃至図11を参照すると、カバーディスペンシング装置100、800を利用しかつ複数の試料の処理を同時にかつ個々に制御するように適合された試料処理システム900の複数の図が示されている。例として示した試料処理システム900は、カバー載置及び取外し能力、試薬の精密吸引及び分注(dispensing)、標本902に対する個々の温度制御を備えた自給式の自動システムである。
ある実施形態において、試料処理システム900には、台930と、台930に保持されるか或いは台930に結合されて複数の試薬容器944を保持するように適合され得るラック942とが含まれる。ラック942はまた、試薬を異なる選択温度に維持するための1若しくは複数の個別に制御可能な加熱要素を有して構成することができる。試料処理システム900はまた、複数の標本902を異なる環境条件、例えば、異なる温度、光及び/または湿度レベルに独立して維持するように構成することができる。
ある実施形態において、台930に対して1次元、2次元、及び/または3次元に位置決めすることができる移動可能なアーム914にロボット装置940が搭載される。種々の異なる操作及び機能、特に、カバーの把持及び解放、標本へのカバーの位置決め及び取外し、物質のローディング及び分注、標本の周りにバリヤを作るためのシーラントのローディング及び分注、標本内容物の混合、標本902の洗浄、標本902の乾燥などを行うために、異なる種類の付属装置を受け入れるようにロボット装置940を構成することができる。
ある実施形態において、ロボット装置940には、標本902を形成するために収蔵部に1若しくは複数の大きさのカバーをディスペンスするように適合されたカバー取扱装置906が含まれる。カバーを自動的に1枚ずつディスペンスできるようなカバーディスペンシング装置100、800をシステム900に設けることができる。カバー取扱装置906を改変して、カバーディスペンシング装置100の凹部202及び/または、カバーディスペンシング装置100、800または試料処理システム900内またはその付近の他の適切な場所からばらのカバーを回収するようにすることもできる。ロボットヘッド940には更に、定量ポンプ、真空ポンプ、ケーブル装置、ロボットヘッド940を制御する部品及びデバイスを含むプリント回路板が含まれることもある。
収蔵モジュール104は、補充可能であり、アルミニウム、ステンレス鋼、プラスチックまたは他の適切な材料から製作することができる。
試料処理システム900は、標本902または試料処理システム900の他の場所におけるカバーの位置及び方向を検出する1若しくは複数のセンサを有して構成されることができる。ある実施形態において、1若しくは複数のセンサを移動可能なアーム914及び/またはロボット装置940の上または中に配置することができる。センサを移動可能なアーム914及び/またはロボット装置940と同じ場所に配置するのに加えて或いはそれに代えて静止位置に配置することもできる。
ある実施形態において、1若しくは複数の物質、例えば試薬を標本902上に分注するように適合された物質分注装置904を試料処理システム900に設けることができる。カバー取扱装置906を物質分注装置904と併用し、処理中の適時に標本上でのカバーの載置及び取外しを自動化することができる。
物質分注装置904、カバーディスペンシング装置100、カバー取扱装置906など試料処理システム900中の部品の操作及び機能性を制御する論理命令を実行するために、試料処理システム900にコントローラ908を設けることができる。標本902の微小環境を制御するために試料処理システム900において部品を操作するようにコントローラ908を適合させることもできる。特定のプロトコル及び処理に対応してプログラムされた論理命令は、特定の時間に取るべき動作、例えば、特に標本902上にカバーを載置する、標本902からカバーを取り外す、試薬を加熱または冷却する、特定の試薬を標本902に分注する、標本902を加熱または冷却する、及び/または、標本902及び/またはカバーを洗浄するなどを指定することができる。例えば、ユーザインターフェイスを介して特定の処理と特定の標本902または標本群902とを関連付けることができる。処理は、試料を含む収蔵部に第1の試薬を分注する、標本902上にカバーを載置及び密封する、標本902からカバーを取り外す、標本902から試薬を洗浄する、標本902を乾燥させる、第2の選択試薬を標本902に分注する、再び標本902にカバーをする、種々の動作を選択的に繰り返すなどの動作を指定することができる。
図12〜15を参照すると、図9〜11のカバー取扱装置906として用いられ得る種々の機器の実施形態の例が示されている。エフェクタ1006は、ロボットヘッド1004に結合されている。1若しくは複数のディスペンシング装置100、800は、大きさまたは他の特性が1つでも異なるカバーをディスペンスすることができる。エフェクタ1006がディスペンシング装置100、800からカバーを回収することができるように、ロボットヘッド1004はディスペンシング装置100、800の近くへ移動するように適合されている。エフェクタ1006を操作し、標本へのカバーの載置及び取外しを含む複数の機能を実行することができる。
カバーを把持及び解放する真空パッドエフェクタ1024を含む真空装置1022が含まれるカバー取扱システム1020の一実施形態を図13に示す。真空装置1022には、水分離器1026、真空センサ1028、真空ポンプ1030、真空緩衝器1032及び/または空気弁1034が含まれることがある。カバー取扱システム1020の操作を制御する信号をコントローラ908(図9)に供給するように真空センサ1028を構成することができる。
真空センサ1028が圧力の増加を示すとき、コントローラ908の論理によれば、真空ポンプ1030によって真空圧が働くエフェクタ1024の開口部をカバーが塞いでいると考えられる。カバーを適所に載置した後に、真空ポンプ1030の電源を切って空気弁1034を開き、正の空気圧によって真空パッドエフェクタ1024からカバーを外すことができるようにする。操作は、カバーが真空パッドエフェクタ1024に付着しないようにする。
カバー204を把持及び解放する電磁式取付装置1042を更に含む電磁エフェクタ1040を有する実施形態を図14に示す。そのような実施形態において、カバー204は、1若しくは複数の磁気部分を有する構成である場合がある。例えば、カバー204は、磁気塗料または被覆剤、ケミカルコーティング、導電性材料、箔、または他の適切な材料を有して構成されることができる。カバー204が互いに付着しないように、材料を塗装、エンボス、または別の構成にすることができる。カバー204上に磁気材料を吸引及び反発する正及び負の電界を発生させるように電磁式取付装置1042を操作することができる。
カバー204を把持及び解放する機械式グリッパ機器1062を更に含むエフェクタ1060を有する一実施形態を図15に示す。グリッパ機器1062には、1次元若しくは複数次元運動をする2つまたはそれ以上のフィンガーまたはグリッパを設けることができる。カバー204の取扱いを容易にするために、グリッパにパッド(当て物)をしたり、ゴムまたは他の適切な物質で覆ったりすることができる。電気機械式フィンガーの位置及び操作は、コントローラ908により制御可能である。
種々の実施形態において、コントローラ908は、ロボットヘッド1004及びエフェクタ1006、1024、1042、1062の操作を制御する。標本を乱すこと及び気泡の形成を最小にするような方法で標本へのカバー204の載置及び取外しを制御するように、コントローラ908により実行される論理命令を適合させることができる。例えば、ロボットヘッド1004及びエフェクタ1006、1024、1042、1062を操作し、1つの端部または隅から開始して、気泡を最小にするためにカバー204をゆっくり下げることによって、ディスペンスされたカバー204を標本上に載置することができる。カバー204を取り外す種々のプロセスは、例えば標本からカバー204の端部を剥がし、その後、標本及び/またはカバー204を吹き飛ばすか洗い落とし、或いは使用済みのカバー204を廃棄物トレイに廃棄するなどの処理が完了した後、用いられることができる。
ある実施形態において、エフェクタ1006、1024、1042、1062及びロボットヘッド1004を互いに独立して動くように構成することができる。エフェクタ1006、1024、1042、1062に加えて、またはそれに代えて、他の適切な機器を用いてカバー204を取り扱うことができることに留意されたい。
他の機構を用いてカバー204をディスペンスできることにも留意されたい。例えば、ステッパー電動機、サーボモータ、またはDCモータなどの適切なモータにより駆動されるスピンドルまたはシャフト上に取り付けられた1若しくは複数のベルト、パッド、またはローラーを用いて、シャトル102の代わりにカバー204を1つずつディスペンスすることができる。ベルト/ローラー/パッドを、ゴム、プラスチック、ガラスまたは他の適切な材料から製作することができる。ベルト/ローラー/パッドには、カバー204の端部上の穴に係合してスピンドルの回転に合わせてカバー204を1つずつ動かすようなスプロケットを設けることができる。シャフトの回転に合わせて、台上へ、入れ物へ、容器または他の適切な場所へカバー204を1つずつディスペンスすることができる。
ある実施形態においては、カバー204のラックを傾斜させ、カバー204のスタックから1枚のカバー204を一度にディスペンスできるように構成することができる。そのようなスタックに異なる厚さ及び形状のカバー204を設けることができる。
他の実施形態においては、ロボット装置940に針またはプローブを取り付け、この針またはプローブを操作してカバー204の端部に設けられた穴からカバー204を上下させることができる。針を穴に挿入し、カバー204を持ち上げて所望の標本まで搬送することができる。適切なアクチュエータ、モータ、または他の機構によって、針に1次元若しくは複数次元運動をさせることができる。
更なる実施形態においては、カバー204を保持するための受口を含み得る円形トレイ(回転ラック)にカバー204を載置することができる。エフェクタ1006、1024、1042、1062によって1若しくは複数のカバー204に一度にアクセスできるように、モータまたは他の適切な機構によってトレイを駆動して円を描くように動かすことができる。
他の実施形態においては、ロボット装置940上に取り付けられた封入容器にカバー204を設けることができる。封入容器から標本上に一度に1若しくは複数のカバー204をディスペンスすることができる。適切な形状のピストンまたは他の機構によって、封入容器においてスロットからカバー204を押し出すことができる。
カバー204を、電気機械式グリッパまたは他の適切な機器によって剥がすことができる連続巻きプラスチックまたは他の適切な材料に構成することができる。ロボット装置940またはシステム900の他の適切な場所から連続巻きカバー材料をディスペンスすることができる。巻かれた状態からの取外しを容易にするためにカバー204を穿孔処理するか、或いは所望のカバー材料長さを切り離すためにロボット装置940または他の適切な場所にカッティングエッジまたは機器を設けることができる。1つのカバー204の長さを一度に検出するレーザセンサ、カバー材料の正確に計った一部分をディスペンスするようにギアを付けられた機械エゼクタ、または他の適切な機構によって、ディスペンシングを制御することができる。
連続巻きカバー材料とカバー204を含む封入容器をロボット装置940上に自動的に取り付けかつ取り外すように、コントローラ908を適合させることができる。更に、残りのまたはディスペンスされたカバー枚数を検出または計数し、封入容器が空になる時及び交換の必要性を判定するようにコントローラ908を適合させることもできる。システム900においてロボット装置940が近づける場所に交換用封入容器を設けることができる。空になった封入容器は、システム900または他の適切な場所に備えられた廃棄物入れに廃棄することができる。所定量及び/または全てのカバー204のディスペンシングが終わったとき補充警告メッセージを発するようにコントローラ908を構成することができる。
個々のカバー204は、カバー204が互いに付着しないようにする助けとなるように、ラック中で離しておくか或いは薄い紙切れなどの適切なスペーサによって分離することができる。カバー204には、ケミカルコーティング(全体的または部分的に、例えば端部上のペイントライン)または他の分離器が含まれることがあるが、これらは、エフェクタ1006、1024、1042、1062を有するスタックから1枚のカバー204を一度に取り外すことを可能にする。種々の形状のカバー204、例えば長い連続ファンフォールド(扇子折り)カバー204のスタックを設けることもできる。ここで、カバー204の端部は、互いに少なくとも部分的に結合されている。端部同士の結合は、エフェクタ1006、1024、1042、1062からの力、または他の適切な分離/切断装置によって分離可能である。
自動試料処理システム900においてカバー204をディスペンスするためにカバーディスペンシング装置100、800を用いることができるが、コインなどのカバースリップ以外の物体及び他の実質的に平らな物体をディスペンスするようにディスペンシング装置100、800を適合させることもできる。ほとんど如何なる大きさ、形状、数の物体でも1若しくは複数を一度にディスペンスされ、このとき、自動処理機は、或いは人間でさえも、このような物体に近づくことができる。
本明細書では種々の実施形態について説明しているが、これらの実施形態は説明のためのものであり、特許請求の範囲を制限するものではないことは理解されるであろう。上記した実施形態を変形、改変、付加、改良することが可能である。例えば、当業者であれば、本明細書中に開示された構造体及び方法を提供するのに必要なステップを容易に実現するであろうし、本明細書中で与えられている処理パラメータ、材料、寸法は例示目的に過ぎないことも理解できるであろう。所望の構造及び変更を達成するためにパラメータ、材料、寸法を変更することができ、それは特許請求の範囲内のことである。例えば、多くの新規な機能を有する特定のシステムについて説明してきたが、有用性を維持する一方で、他の機能を含むか含まないかいずれかであるシステムにおいてそれぞれの異なる機能を実現することができる。
100、800 カバーディスペンシング装置
102 シャトル
104 カバー収蔵モジュール
106 アクチュエータ
110 アーム
114 基部
116 通路
118 レール
122 コントローラ
202 凹部
204 カバー
900 試料処理システム
906 カバー取扱装置
102 シャトル
104 カバー収蔵モジュール
106 アクチュエータ
110 アーム
114 基部
116 通路
118 レール
122 コントローラ
202 凹部
204 カバー
900 試料処理システム
906 カバー取扱装置
Claims (20)
- 自動ディスペンシングアセンブリであって、
基部と、
前記基部に取り付けられかつ自動制御下でローディング位置とディスペンシング位置との間を移動可能なシャトルと、
シャトルに近接して取り付けられた収蔵モジュールとを含み、
前記シャトルが、物体を搬送するように構成された凹部を含み、前記シャトルにおける前記凹部の深さが前記物体の1つの厚さと概ね同じであり、
前記収蔵モジュールが、複数の物体を収蔵するように構成され、かつ次にディスペンスされる物体を露出する開口部を含み、
前記凹部が前記ローディング位置において前記収蔵モジュールの前記開口部に隣接して配置され、前記シャトルが前記ディスペンシング位置に移動すると、前記凹部の端部が、前記ディスペンスされる前記物体を収蔵モジュールの他の物体から分離することを特徴とするアセンブリ。 - 前記基部が、含油材料で製作されることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記基部が通路を含み、前記シャトルが前記通路内に配置されることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記基部と前記シャトルの間に1若しくは複数のレールを更に含み、前記シャトルが前記レールに沿って前記通路内を移動することを特徴とする請求項3に記載のアセンブリ。
- 前記シャトルを前記ローディング位置と前記ディスペンシング位置との間で動かすために結合されたアクチュエータを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記シャトル及び前記アクチュエータからなる群の少なくとも1つの位置を示す信号を検出及び生成するために結合されたセンサを更に含むことを特徴とする請求項5に記載のアセンブリ。
- 前記凹部からの前記物体の取外しを容易にするための、前記凹部を貫通する開口部を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記センサが、前記ディスペンシング位置及び前記ローディング位置からなる群の少なくとも1つに前記シャトルが到達したときに前記シャトルの存在を光学的に検出するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のアセンブリ。
- コントローラを更に含み、
前記コントローラが、
取扱システムの操作を制御して前記凹部から前記物体を取り外し、
前記センサから信号を受信し、かつ
別の物体がディスペンスされるべきかを自動的に判断することによって前記アクチュエータの操作を制御するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のアセンブリ。 - 前記取扱システムが前記凹部における前記物体の方向を判定できるようにするための検出可能な部品を前記アセンブリ上または前記物体上に更に含むことを特徴とする請求項9に記載のアセンブリ。
- 前記物体が、重力及びからなる群の少なくとも1つによって、前記収蔵モジュールから供給されることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
- 物体をディスペンスする方法であって、
前記シャトルと自動コントローラの間に結合されたアクチュエータを介して物体モジュールにおける開口部に隣接してシャトルを往復摺動させる過程と、
前記シャトルが第1の位置にあるとき前記物体収蔵モジュールから物体を受容する過程であって、前記物体が前記シャトルの凹部に受容され、前記凹部の深さが前記物体1つの厚さと概ね同じであるような該過程と、
前記凹部の端部部分で前記凹部において前記物体の1つの端部に力を及ぼし、前記シャトルが前記第1の位置から第2の位置へ移動するときに前記物体収蔵モジュールにおいて前記物体を残りの物体から分離し、前記残りの物体を前記物体収蔵モジュールに保持する過程とを含むことを特徴とする方法。 - 前記シャトルが基部の通路内に配置され、前記通路が、前記シャトルと前記基部間の摩擦を低減するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 前記シャトルが、前記第1の位置及び前記第2の位置からなる群の少なくとも1つにあるときに、前記シャトルの位置を自動的に検出する過程を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 前記シャトル及び前記アクチュエータからなる群の少なくとも1つの位置を示す信号を生成する過程を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 装置であって、
シャトルと、
複数の物体の1つにアクセスできるようにするための開口部を含む物体収蔵モジュールと、
アクチュエータとを含み、
前記アクチュエータが、自動コントローラとつながっており、かつ前記シャトル及び前記収蔵モジュールからなる群の少なくとも1つを互いに双方向的に動かすように構成されており、
前記シャトルが、前記収蔵モジュールから物体を受容するように構成された凹部を含み、前記凹部の深さが物体1つの厚さと概ね同じであることを特徴とする装置。 - 物体取扱システムによって回収されるような物体が在るかどうかを前記自動コントローラへ示すように適合されたセンサを更に含むことを特徴とする請求項16に記載の装置。
- 異なる大きさの物体を収容するように構成された複数の物体収蔵モジュールと、
前記複数の収蔵モジュールに対応する複数のシャトルとを更に含み、
前記シャトルにおける前記凹部が、前記対応する収蔵モジュールにおいて前記物体を収容する大きさであることを特徴とする請求項16に記載の装置。 - 前記自動コントローラが、
前記センサから信号を受信し、
物体取扱システムの操作を制御して前記凹部から前記物体を取り外し、かつ
別の物体がディスペンスされるべきかを自動的に判断することによって前記アクチュエータの操作を制御するように構成されていることを特徴とする請求項17に記載の装置。 - 基部を更に含み、
前記シャトルと前記収蔵モジュールが前記基部に結合され、
前記基部が、前記シャトル及び前記収蔵モジュールの少なくとも一方の移動における摩擦を低減する手段を含むことを特徴とする請求項19に記載の装置。
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