JP2006230548A - 体調判定装置およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】音声入力以外に、カメラでの表情入力等複数の体調入力を必要としシステムが大がかりになり、音声入力をカオス解析し一般被験者の教師データで学習したニューラルネットワークに入力し判定することで判定結果が使用者の体調とずれる場合があるという課題を有していた。
【解決手段】マイク102と、人毎に予め特定の音声を登録する音声登録手段103と、特定された人の登録音声と入力音声との比較により音声認識する音声認識手段104と、音声認識率を算出する音声認識率算出手段105と、体調判定手段106を備え、体調判定手段106は、音声認識率算出手段105で算出された音声認識率に応じて体調を判定することで、特定の個人について、音声する入力だけで、予め登録した音声との音声認識率の算出という処理だけで体調を判定できる体調判定装置を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、話者音声を音声認識により解析して体調判定を行う体調判定装置およびそのプログラムに関するものである。
従来、病気に至る前に、脈拍、呼吸、体温等の生理量測定以外に、音声を用いて心身の健康状態を判定する装置として、鬱状態において現れる無表情、音声のトーン低下、運動量の低下を検出して、精神的な健康状態を評価するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来の体調判定装置の回路構成を表すブロック図である。図5において、パソコン1と、パソコン1に接続されたディスプレイ3と、CCDカメラ4と、マイク5と、スピーカ6と、加速度センサ7とを備えている。
パソコン1は、CCDカメラ4の出力を解析する表情解析部11と、マイク5の出力を解析する音声解析部12と、加速度センサ7の出力を受信して解析する加速度解析部13と、各解析部11、12、13の解析結果に基づいて精神状態を判定する精神状態判定部14と、過去10日間の入力データと判定結果を格納するためのメモリ15と、対処方法判定部16、予め設定してある連絡先に対し自動的に連絡を行うためのモデム17を備えている。精神状態判定部14は、鬱状態の可能性判断の際に使用されるカウンタ14a、14bを内蔵している。
表情解析部11では、CCDカメラ4の撮像画像についてエッジ抽出処理を行なった後、2値化して使用者の顔に相当する領域を表情データとして抽出し、5分ぶんの表情データから、表情データの変化量Hを求め、この表情変化量Hと使用者の過去10日間における表情データの変化量を平均した値αとが比較され、その比較結果が精神状態判定部14に入力されるとともに、メモリ15に格納される。
また、音声解析部12は、マイク5に入力された音声について周波数解析処理を行なった後、平均周波数Fを音声データとして演算する。この音声データは、パソコン1の起動時及び稼働中1時間毎にパソコン1から使用者に対して行われる質問に応答することにより入力される。このとき、質問内容は、ディスプレイ3に表示されるとともに、スピーカ6から音声で出力される。そして、得られた平均周波数Fと予め普段の会話における音声について求めておいた平均周波数の値βとが比較され、その比較結果が精神状態判定部14に入力されるとともに、メモリ15に格納される。
更に、加速度解析部13では、加速度センサ7入力されたデータから移動量Dが演算され、得られた移動量Dと使用者の過去10日間における移動量を平均した値γとが比較され、その比較結果が精神状態判定部14に入力されるとともに、メモリ15に格納される。
精神状態判定部14では、各解析部11、12、13の出力に基づいて、使用者の鬱状態を3段階にレベル分けして判定する。判定は各解析部の結果を総合的に判定するか、各解析部の結果のうち最も高い鬱状態レベルで判定するか、各解析部の結果の鬱状態レベルの平均値等で判定するかで行う。
対処方法判定部16では、最も鬱病の疑いが高いレベル3の時には、医療機関等の予め設定してある連絡先に対しモデム17を介して自動的に連絡を行う。そして、連絡を受けた医療機関等においては、その使用者に対し電話等によるカウンセリング等が行われるものである。
また、ネットワークを介して接続した携帯電話等のクライアント装置より入力された使用者音声をサーバ装置でカオス解析した結果をニューラルネットワークに入力して使用者の健康状態や精神状態を表す指標値を求め、クライアント装置に提示するものがあった(例えば、特許文献2参照)。
図6は、特許文献2に記載された従来の体調判定装置の解析サーバのカオス解析処理の詳細動作を示すフローチャートである。
解析サーバは、ネットワークを介して接続した携帯電話から入力された使用者の話者音声についてカオス解析を行うことで疲労度や痴呆度等を判定して、結果を使用者の携帯電話に提示するものである。
図6において、解析サーバは、解析要求チェックを行い(ステップS31)、解析要求があったかどうかを判断する(ステップS32)。解析要求がない場合はそのままカオス解析処理を抜ける。一方、解析要求があった場合は、データベースに録音されている話者音声の時系列データから、あらかじめ指定されたサンプル点数分のデータを、無音部除去処理のために時系列の中央部から解析データとして抽出する(ステップS33)。
時系列の解析データを抽出した後、解析サーバは、その時系列データをカオス計算し、話者音声の特徴量を求める(ステップS34)。このカオス計算では、状態ベクトル(リアプノフ指数(L)、エントロピー(E)、F−constant(F))を計算し、計算した状態ベクトルをニューラルネットワークに入力することにより、話者音声の時系列データを数値化する。
ニューラルネットワークは、疲労度であれば、システムの運用前に50〜100人の被験者について行ったフリッカー試験や自覚症状調べのスコア等の別の疲労度テストの結果から疲労値を算出し、その時点の各被験者の音声からカオス計算した状態ベクトルを入力した時、その疲労値にできるだけ近い値が出力されるように、フリッカー試験や自覚症状調べのスコアを教師データとして学習している。痴呆度であれば、一般に信頼性があるとされている別の痴呆度テストの結果を教師データとして学習している。
話者音声の特徴量を求めた後は、データベースに録音されている当該話者音声のファイルを削除(ステップS35)し、当該カオス計算による解析結果をデータベースに登録して(ステップS36)、一連のカオス解析処理を終了するものである。
特開2000−245718号公報 特開2004−240394号公報
前記特許文献1に記載された従来の構成では、無表情、音声のトーン低下、運動量の低下の評価を行い鬱状態を判定して、判定した鬱状態のレベルに応じて、対処方法を指示することで、使用者は鬱状態の解消に努めることができ、鬱病の疑いがあるような場合には、自動的に医療機関等に連絡することで、使用者がその指示やカウンセリングを仰ぐことができる。
しかしながら、鬱状態の判定の精度を上げるために、音声入力だけでなく、カメラによる表情入力、加速度センサによる運動量入力も必要としているため、システムが大がかりになり、また鬱病の疑いがあるような場合には、自動的に医療機関等に連絡するものの、連絡を受けた医療機関等が、その使用者に対しカウンセリングを行うために電話等によるヒアリングをあれこれ行わねばならないという課題を有していた。また、音声の周波数は、同一個人においても体調や心理的な影響に左右されやすく不安定なため、周波数の低下が鬱状態によるものか、その他の体調要因や心理的要因によるものかは区別しにくいという課題を有していた。
また、前記特許文献2に記載された従来の構成では、ネットワークを介して接続した携帯電話等のクライアント装置より入力された使用者音声をサーバ装置でカオス解析した結果をニューラルネットワークに入力して使用者の健康状態や精神状態を表す指標値を求め、クライアント装置に提示することで、使用者は携帯用のクライアント装置を利用して声を録音するだけで、自分の健康状態や精神状態等をいつでも好きな場所でチェックすることができるが、ニューラルネットワークに学習させている教師データは、事前に50人〜100人の被験者について行った音声と疲労テスト結果から導かれたものであり、携帯電話から音声を入力する使用者の疲労度と必ずしも一致するものではないという課題を有していた。
また、健康状態や精神状態の判定結果は、携帯用のクライアント装置で音声を入力した本人にしか提示されないので、家族等が遠隔からその健康状態や精神状態の判定結果を把握できないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、特定の個人について、音声入力だけで、簡単な処理で体調を判定し、また医療機関や家族等外部から要求があった時や、体調が悪いと判定した時には、予め登録した医療機関や家族等に最近のデータを添付して連絡することで、連絡を受けた医療機関や家族も最近の使用者の傾向を把握でき迅速な対応ができる体調判定装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、音声を入力するための音声入力手段と、一人または複数の人毎に予め特定の音声を登録するための音声登録手段と、前記音声入力手段で入力する人を特定する話者特定手段と、前記音声登録手段に登録された音声から前記話者特定手段により特定された人の登録音声と前記音声入力手段により入力された音声との比較により音声認識するための音声認識手段と、前記音声認識手段での音声認識率を算出する音声認識率算出手段と、体調判定手段を備え、前記体調判定手段は、前記音声認識率算出手段で算出された音声認識率に応じて体調を判定する体調判定装置としたものである。
これによって、特定の個人について、音声入力だけで、簡単な処理で体調を判定できる体調判定装置を提供することができる。
また、音声認識率算出手段は、音素毎の認識率を算出し、また判定結果を障害の出やすい特定音素の認識率に応じて修正することで、脳血管障害等に起因する体調悪化等で現れる発話明瞭度の低下を加味して体調を判定できる体調判定装置を提供することができる。
本発明は、特定の個人について、音声する入力だけで、予め登録した音声との音声認識率の算出という処理だけで体調を判定できる体調判定装置を提供することができる。
また、音素毎の認識率を算出し、また判定結果を障害の出やすい特定音素の認識率に応じて修正することで、脳血管障害等に起因する体調悪化等で現れる音素明瞭度の低下を加味して体調を判定できる体調判定装置を提供することができる。
第1の発明は、音声を入力するための音声入力手段と、一人または複数の人毎に予め特定の音声を登録するための音声登録手段と、前記音声入力手段で入力する人を特定する話者特定手段と、前記音声登録手段に登録された音声から前記話者特定手段により特定された人の登録音声と前記音声入力手段により入力された音声との比較により音声認識するための音声認識手段と、前記音声認識手段での音声認識率を算出する音声認識率算出手段と、体調判定手段を備え、前記体調判定手段は、前記音声認識率算出手段で算出された音声認識率に応じて体調を判定するようにしたことで、特定の個人について、音声する入力だけで、予め登録した音声との音声認識率の算出という処理だけで体調を判定できる体調判定装置を提供することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、音声認識率算出手段は、音素毎の認識率を算出することで、脳血管障害等に起因する体調悪化等で現れる音素明瞭度の低下を加味して体調を判定できる体調判定装置を提供することができる。
第3の発明は、特に第2の発明において、体調判定装置は、特定音素毎の認識率を算出する特定音素認識率算出手段を備え、体調判定手段は、特定音素認識率算出手段で算出した特定音素認識率に応じて判定した結果の修正を行うことで、判定結果が障害の出やすい特定音素の認識率に応じて修正され、脳血管障害等に起因する体調悪化等で現れる発話明瞭度の低下をより反映して体調を判定できる体調判定装置を提供することができる。
第4の発明は、特に第1〜3の発明において、体調判定装置は、音声登録手段に登録された音声と同じ言語の音声入力を促す音声入力促し手段と、前記音声入力促し手段の動作時点と音声入力手段への音声入力がなされた時点の時間を計時する計時手段を備え、体調判定手段は、前記音声入力促し手段の動作の前後所定時間内に音声入力手段により入力された音声についてのみ音声認識率算出手段で算出された音声認識率に応じて体調を判定することで、音声入力促し手段の促しによって音声入力を忘れることなく行え体調管理ができる体調判定装置を提供することができる。
第5の発明は、特に第4の発明において、体調判定装置は、時刻計時手段を備え、音声入力促し手段は、前記時刻計時手段が予め決められた時刻を計時した時に動作することで、毎日定時刻に音声入力促し手段の促しによって音声入力を忘れることなく行え、体内リズムに合わせて体調管理ができる体調判定装置を提供することができる。
第6の発明は、特に第1〜5の発明において、体調判定装置は、現在の季節を検知するための季節検知手段を備え、体調判定手段は、前記季節検知手段の検知した季節に応じて判定した結果の修正を行うことで、たとえば体調の悪くなりやすい夏や冬等の季節や季節の変わり目では判定結果の危険度をやや高めに修正して、より早めに体調の危険度を把握できる体調判定装置を提供することができる。
第7の発明は、特に第1〜6の発明において、体調判定装置は、気温を検知するための気温検知手段を備え、体調判定手段は、前記季節検知手段の検知した季節に応じて判定した結果の修正を行うことで、たとえば体調の悪くなりやすい高温時や低温時や急激な気温の変化時には判定結果の危険度をやや高めに修正して、より早めに体調の危険度を把握できる体調判定装置を提供することができる。
第8の発明は、特に第1〜7の発明において、体調判定装置は、少なくとも1回分の入力された音声と判定結果を記憶するための記憶手段と、外部との通信を行うための外部通信手段と、外部からの要求に従い音声入力促し手段の起動を行う音声入力促し起動手段を備え、音声入力促し手段は、外部からの要求に応じて音声入力促し起動手段により起動され、前記外部通信手段は、外部からの要求があった場合または体調判定手段が判定した結果が予め決められた閾値より悪い場合に、音声登録手段の登録内容と前記記憶手段に記憶されているデータを添付して予め決められた連絡先に通報を行うことで、連絡を受けた医療機関や家族も最近の使用者の傾向を把握でき迅速な対応ができ、必要に応じて外部から体調データや判定を取得して体調を見守ることができる体調判定装置を提供することができる。
第9の発明は、コンピュータに第1〜8の発明のいずれか1項記載の体調判定装置の少なくとも一部の機能を実行させるためのプログラムとしたもので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の体調判定装置の少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における体調判定装置の構成を示すブロック図である。また、図2は、同体調判定装置の動作の流れを示すフローチャートである。
図1において、101は体調判定装置本体で、102は音声入力手段であるマイク、103は一人または複数の人毎に予め特定の音声を登録するための音声登録手段で、音声登録手段103は、本実施の形態では、特定の話者1人についてのみ登録可能なものである。また、104は音声登録手段103の登録音声とマイク102により入力された音声との比較により音声認識するための音声認識手段、105は音声認識手段104での音声認識率を算出する音声認識率算出手段、106は音声認識率算出手段105で算出された音声認識率に応じて体調を判定する体調判定手段である。
107は音声認識手段104での特定音素毎の認識率を算出する特定音素認識率算出手段、108は音声登録手段103に登録された音声と同じ言語の音声入力を促す音声入力促し手段、109は音声入力促し手段108の動作時点とマイク102への音声入力がなされた時点の時間を計時する計時手段、110は音声入力促し手段108が動作する時刻を計時するための時刻計時手段、111は現在の季節を検知するための季節検知手段であるカレンダー手段、112は気温を検知するための気温検知手段、113は報知手段である。
以上のように構成された体調判定装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者は体調の良い時に、話者名とともに、予め決められた特定の音声、例えば「お馬がパカパカ走っています」等の音声をマイク102から入力して音声登録手段103に登録しておく。音声認識手段104は、登録された音声について、特徴ベクトルを抽出しておく。即ち、まず登録された音声について音声のパワー変化から音素(/o/、/u/、/m/、/a/、/g/、/a/等)区切りを抽出しておく。
音声登録手段103への特定音声の登録が済むと、時刻計時手段110は予め決められた時刻(本実施の形態では20:00)になると、音声入力促し手段108が、「音声入力の時間になりました。『お馬がパカパカ走っています』としゃべってください」と音声登録手段103に登録された特定音声と同じ内容の音声入力を促す。計時手段109は音声入力促し手段108の動作時点とマイク102に特定音声が入力された時点の時間を計時し、所定時間内(本実施の形態では±30分以内)であれば、マイク102に入力された音声を有効として音声認識手段104に入力する(図2ステップ1〜3)。
音声認識手段104は、入力された音声について、音声登録手段103の登録音声との比較処理を行う。即ち、まず登録された音声について音声のパワー変化から音素(/o/、/u/、/m/、/a/、/g/、/a/等)区切りを抽出し、音素区切り毎に音声登録手段103波形とのパターンマッチングを行い、音声登録手段103に登録されている音声の波形との同期をとり、各音素毎の波形の類似度を算出する。音声認識率算出手段105は、音声認識手段104によって算出された各音素毎の波形のパターン類似度から各音素毎の音声認識率を算出し、所定の閾値以上の認識率(本実施の形態では50%)以上の音素数の全音素数に対する割合を認識率として算出する(ステップ4、5)。
この時、特定音素認識率算出手段107は、構音異常を発見しやすいと言われている/p/、/k/について、所定の閾値以上の認識率(本実施の形態では50%)以上の/p/及び/k/の音素数の、全/p/及び/k/音素数に対する割合を認識率として算出する。
体調判定手段106は、音声認識率算出手段105が算出した、所定音声の全音素について、所定の閾値以上の認識率(本実施の形態では50%)以上の音素数の全音素数に対する割合を認識率に応じて体調レベルを判定する。即ち、10%未満が1、10%以上20%未満が2、・・・、90%以上が10というように、体調レベルを判定する(ステップ6)。
さらに、体調判定手段106は、特定音素認識率算出手段107が算出した特定音素についての認識率が50%未満の時や、現在の季節が夏か冬(本実施の形態では夏を5月15日〜9月15日、冬を11月15日〜3月15日としている)や、気温が高温又は低温(本実施の形態では高温を27℃以上、冬を10℃以下としている)の時には、各々体調レベルを1レベル減じて体調レベルとする(ステップ7〜12)。
体調レベルの判定が終了すると、報知手段113で、話者名、入力時刻、認識率、特定音素認識率、判定結果、アドバイス等を報知する(ステップ13)。判定された体調レベルが所定値未満(本実施の形態では5未満)であれば、注意表示を行う。
また、本実施の形態では、1つの特定音声について体調を判定するようにしたが、複数の特定音声について各々入力し、全ての特定音声についての判定結果を総合的に判定(各判定結果の平均レベルを採用する等で判定)するようにしてもかまわない。
また、本実施の形態では、音素毎の認識としてパワー波形のパターンマッチングによる手法を用いたが、別の特徴ベクトルを用いてもかまわない。
また、本実施の形態では、音声入力促し手段108は音声で音声入力を促すようにしたが、アラーム音等で音声入力を促すようにしてもかまわない。
さらに、本実施の形態では、現在の季節を検知するための季節検知手段としてカレンダー手段を用いたが、音声入力の際に使用者に日時または季節を入力させるようにしてもかまわない。またインターネットなど通信ネットワークに接続して外部の情報サーバ装置から入手するようにしてもかまわない。
また、本実施の形態では、各々の閾値は予め決められたものとしたが、設定手段で設定できるようにしてもかまわない。
以上のように、本実施の形態においては、マイク102と、特定の人について予め特定の音声を登録するための音声登録手段103と、音声登録手段103の登録音声とマイク102により入力された音声との比較により音声認識するための音声認識手段104と、音声認識手段104での音声認識率を算出する音声認識率算出手段105と、体調判定手段106を備え、体調判定手段106は、音声認識率算出手段105で算出された音声認識率に応じて体調を判定するようにしたことで、特定の個人について、音声する入力だけで、予め登録した音声との音声認識率の算出という処理だけで体調を判定できる体調判定装置を提供することができる。
また、音声認識率算出手段105は、音素毎の認識率を算出することで、脳血管障害等に起因する体調悪化等で現れる音素明瞭度の低下を加味して体調を判定できる体調判定装置を提供することができる。
さらに、特定音素毎の認識率を算出する特定音素認識率算出手段107を備え、体調判定手段106は、特定音素認識率算出手段107で算出した特定音素認識率に応じて判定した結果の修正を行うことで、判定結果が障害の出やすい特定音素の認識率に応じて修正され、脳血管障害等に起因する体調悪化等で現れる発話明瞭度の低下をより反映して体調を判定できる体調判定装置を提供することができる。
また、音声登録手段103に登録された音声と同じ言語の音声入力を促す音声入力促し手段108と、音声入力促し手段108の動作時点とマイク102への音声入力がなされた時点の時間を計時する計時手段109を備え、体調判定手段106は、音声入力促し手段108の動作の前後所定時間内にマイク102により入力された音声についてのみ音声認識率算出手段105で算出された音声認識率に応じて体調を判定することで、音声入力促し手段108の促しによって音声入力を忘れることなく行え体調管理ができる体調判定装置を提供することができる。
また、時刻計時手段110を備え、音声入力促し手段108は、時刻計時手段110が予め決められた時刻を計時した時に動作することで、毎日定時刻に音声入力促し手段の促しによって音声入力を忘れることなく行え、体内リズムに合わせて体調管理ができる体調判定装置を提供することができる。
また、現在の季節を検知するためのカレンダー手段111または気温を検知するための気温検知手段112を備え、体調判定手段106は、季節や高温時や低温時や急激な気温の変化時には判定した結果の修正を行うことで、体調の悪くなりやすい時には判定結果の危険度をやや高めに修正して、より早めに体調の危険度を把握できる体調判定装置を提供することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における体調判定装置の構成を示すブロック図である。また、図4は、同体調判定装置の動作の流れを示すフローチャートである。
図3において、図1の構成に加えて、話者特定ボタン114と、記憶手段115と、外部通信手段116と、外部からの要求に従い音声入力促し手段108の起動を行う音声入力促し起動手段117を備えている。
以上のように構成された体調判定装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者は体調の良い時に、話者特定ボタン114(本実施の形態では、1〜5の番号が表示されており、予め各番号は特定個人に割り振られ、番号毎の話者名を登録できるようにしている)を押して、予め決められた特定の音声をマイク102から入力して音声登録手段103に登録しておく。音声認識手段104は、登録された音声について、特徴ベクトルを抽出しておく。即ち、まず登録された音声について音声のパワー変化から音素(/o/、/u/、/m/、/a/、/g/、/a/等)区切りを抽出しておく。
音声登録手段103への特定音声の登録が済むと、時刻計時手段110は予め決められた時刻(本実施の形態では20:00)になると、音声入力促し手段108が、「音声入力の時間になりました。『お馬がパカパカ走っています』としゃべってください」と音声登録手段103に登録された特定音声と同じ内容の音声入力を促す。使用者は、自分の話者特定ボタン114を押して、マイク102から音声を入力する。計時手段109は音声入力促し手段108の動作時点とマイク102に特定音声が入力された時点の時間を計時し、所定時間内(本実施の形態では±30分以内)であれば、マイク102に入力された音声を有効として音声認識手段104に入力する(図4ステップ14、ステップ16、ステップ17)。
体調判定手段106が、マイク102に入力された音声から体調判定を行う動作は、実施の形態1と同様である(ステップ18〜20、ステップ22)。この時、記憶手段115に話者名、入力日時、入力音声、及び音声認識率算出手段105や特定音素認識率算出手段107で算出された認識率、体調判定手段106で判定された体調レベルを記憶(本実施の形態では最大10回分のデータを記憶)する(ステップ21)。
体調判定手段106が判定した体調レベルが5未満の時には、予め登録された連絡先(医療機関や家族など)へ音声登録手段103に登録された音声データ及び記憶手段115に記憶しているデータを添付して通報を行う(ステップ23)。また、体調判定手段106が判定した体調レベルとは無関係に、予め登録された連絡先からのデータ送信要求があった時にも、音声登録手段103に登録された音声データ及び記憶手段115に記憶しているデータを添付して通報を行う(ステップ25、ステップ24)。また、予め登録された連絡先から、音声入力促し起動手段117に対して起動要求が出された時には、音声入力促し起動手段117は、音声入力促し手段108に対して動作起動をかける(ステップ15、ステップ16)。
また、本実施の形態では、記憶手段115に記憶するデータは最大10回分の記憶としたが、記憶手段115の記憶容量に応じて任意の回数分記憶するようにしてもかまわない。
以上のように、本実施の形態においては、少なくとも1回分の入力された音声と判定結果を記憶するための記憶手段115と、外部との通信を行うための外部通信手段116と、外部からの要求に従い音声入力促し手段108の起動を行う音声入力促し起動手段117を備え、音声入力促し手段108は、外部からの要求に応じて音声入力促し起動手段117により起動され、外部通信手段116は、外部からの要求があった場合または体調判定手段106が判定した結果が予め決められた閾値より悪い場合に、音声登録手段103の登録内容と記憶手段115に記憶されているデータを添付して予め決められた連絡先に通報を行うことで、連絡を受けた医療機関や家族も最近の使用者の傾向を把握でき迅速な対応ができ、必要に応じて外部から体調データや判定を取得して体調を見守ることができる体調判定装置を提供することができる。
なお、本実施の形態で説明した体調判定装置の各手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
また、図1や図3で説明した体調判定装置は、システムの形態で実施しても構わない。たとえば、カレンダー手段111、気温検知手段112、体調判定手段106等は体調判定装置本体101と離れて、通信ネットワークで接続されたサーバ装置であってもよい。
以上のように、本発明にかかる体調判定装置およびそのプログラムは、本人が自分自身の健康管理のために予防機器として用いるだけでなく、例えば離れた所に住んでいる親や家族の健康を、遠隔から家族が見守ることが可能となる。このため、家庭用の人の見守り機器として有用である。
本発明の実施の形態1における体調判定装置の構成を示すブロック図 同体調判定装置の動作の流れを示すフローチャート 本発明の実施の形態2における体調判定装置の構成を示すブロック図 同体調判定装置の動作の流れを示すフローチャート 従来の体調判定装置の回路構成を表すブロック図 従来の従来の体調判定装置の解析サーバのカオス解析処理の詳細動作を示すフローチャート
符号の説明
101 体調判定装置本体
102 マイク(音声入力手段)
103 音声登録手段
104 音声認識手段
105 音声認識率算出手段
106 体調判定手段
107 特定音素認識率算出手段
108 音声入力促し手段
109 計時手段
110 時刻計時手段
111 カレンダー手段(季節検知手段)
112 気温検知手段
114 話者特定ボタン(話者特定手段)
115 記憶手段
116 外部通信手段
117 音声入力促し起動手段

Claims (9)

  1. 音声を入力するための音声入力手段と、一人または複数の人毎に予め特定の音声を登録するための音声登録手段と、前記音声入力手段で入力する人を特定する話者特定手段と、前記音声登録手段に登録された音声から前記話者特定手段により特定された人の登録音声と前記音声入力手段により入力された音声との比較により音声認識するための音声認識手段と、前記音声認識手段での音声認識率を算出する音声認識率算出手段と、体調判定手段とを備え、前記体調判定手段は、前記音声認識率算出手段で算出された音声認識率に応じて体調を判定する体調判定装置。
  2. 音声認識率算出手段は、音素毎の認識率を算出する請求項1記載の体調判定装置。
  3. 特定音素毎の認識率を算出する特定音素認識率算出手段を備え、体調判定手段は、特定音素認識率算出手段で算出した特定音素認識率に応じて判定した結果の修正を行う請求項2記載の体調判定装置。
  4. 音声登録手段に登録された音声と同じ言語の音声入力を促す音声入力促し手段と、前記音声入力促し手段の動作時点と音声入力手段への音声入力がなされた時点の時間を計時する計時手段を備え、体調判定手段は、前記音声入力促し手段の動作の前後所定時間内に音声入力手段により入力された音声についてのみ音声認識率算出手段で算出された音声認識率に応じて体調を判定する請求項1〜3のいずれか1項記載の体調判定装置。
  5. 時刻計時手段を備え、音声入力促し手段は、前記時刻計時手段が予め決められた時刻を計時した時に動作する請求項4記載の体調判定装置。
  6. 現在の季節を検知するための季節検知手段を備え、体調判定手段は、前記季節検知手段の検知した季節に応じて判定した結果の修正を行う請求項1〜5のいずれか1項記載の体調判定装置。
  7. 気温を検知するための気温検知手段を備え、体調判定手段は、前記季節検知手段の検知した季節に応じて判定した結果の修正を行う請求項1〜6のいずれか1項記載の体調判定装置。
  8. 少なくとも1回分の入力された音声と判定結果を記憶するための記憶手段と、外部との通信を行うための外部通信手段と、外部からの要求に従い音声入力促し手段の起動を行う音声入力促し起動手段を備え、前記音声入力促し手段は、外部からの要求に応じて前記音声入力促し起動手段により起動され、前記外部通信手段は、外部からの要求があった場合または体調判定手段が判定した結果が予め決められた閾値より悪い場合に、音声登録手段の登録内容と前記記憶手段に記憶されているデータを添付して予め決められた連絡先に通報を行う請求項1〜7のいずれか1項記載の体調判定装置。
  9. コンピュータに請求項1〜8のいずれか1項記載の体調判定装置の少なくとも一部の機能を実行させるためのプログラム。
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