JP2003323502A - 行動記録装置及び行動記録プログラム - Google Patents

行動記録装置及び行動記録プログラム

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JP2003323502A
JP2003323502A JP2002131902A JP2002131902A JP2003323502A JP 2003323502 A JP2003323502 A JP 2003323502A JP 2002131902 A JP2002131902 A JP 2002131902A JP 2002131902 A JP2002131902 A JP 2002131902A JP 2003323502 A JP2003323502 A JP 2003323502A
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Toru Yamakita
徹 山北
Tsutomu Yamaguchi
勉 山口
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者の行動を記録して利用者の健康を適切に
管理する行動記録装置及び行動記録プログラムを提供す
る。 【解決手段】加速度センサ9と方位センサ13で利用者
の動作パターンの加速度と周期の変化を監視し、変化を
検出すると、ROM3の地図情報DB、GSP10、高
度計11により場所の状態又は環境を認識して危険位置
かを判断し、加速度センサ9の出力値から危険動作かを
判断し、気温計14の出力値から危険状態かを判断す
る。危険位置、危険動作、又は危険状態であれば、脈拍
計16、血圧計17、体温計18及び発汗計20の出力
値から体内情報を得て、予め登録されている対応病状に
近似している又はいずれかの出力値が限界値を超えてい
れば警告を対策のガイダンスを表示部7に表示報知す
る。検出された動作パターンはEPROM4に動作パタ
ーンDBとして逐次登録され又は更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の行動を記
録して利用者の健康を管理する行動記録装置及び行動記
録プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、体調の健康管理には体温計や
血圧計あるいは万歩計(登録商標)が用いられている。
例えば体調不良となった場合、病院に限らず一般の家庭
などでも体温計で体温を測り、平熱よりもどの程度高く
なっているかによって体調不良の程度を判断することは
古くから行われている。
【0003】また、現今では携帯式の血圧計が市場に出
回っており、用心深い人では健康管理のために、そのよ
うな携帯式の血圧計を予め手元に用意している。そし
て、例えば仕事で遠方に出張などするとき又は通常のち
ょっとした出先などで体調不良となった場合などには、
自分で血圧を測定して体調不良の程度を判断することが
なされている。
【0004】また、常日頃から健康を維持するために、
ジョギングやスポーツの速歩とまでは行かないが、早歩
き程度の歩調で毎日一定の距離を歩くことが近年の潮流
となっている。その場合、万歩計(登録商標)を用いて
何歩歩いたか運動量を確認し、無理のない適正な運動を
行なうようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、体温計
や血圧計は、本人が体調に不安を感じたときに使用して
安心する根拠としたり、既に体調不良であると感じたと
きに使用して体調不良の程度を判断するものであり、万
歩計(登録商標)も単に運動量を知ることができるだけ
である。
【0006】つまり、一般に、体調は場所の移動や季節
の変わり目などによって大きく影響を受ける場合が多い
が、従来の体温計や血圧計あるいは万歩計(登録商標)
などでは、上記のように場所の移動や季節の変わり目に
応じた細かい健康管理は行われておらず、また、体調が
悪く変化しそうな兆候に応じて適宜の警告と助言の報知
を自動的に行うなどの健康管理も行われていない。
【0007】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
利用者の行動を記録して利用者の健康を管理し、場所の
移動や季節の変わり目に応じて体調が悪く変化しそうな
兆候を検出したとき利用者に適宜の警告と助言の報知を
自動的に行う行動記録装置及び行動記録プログラムを提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1記載の発
明の行動記録装置は、地図情報データベースを記憶する
手段と、位置を算出してこの算出した位置と上記地図情
報データベースとから場所を認識する手段と、認識され
た上記場所の高さを算出する手段と、少なくとも加速度
センサと方位センサとにより利用者の上記場所における
動作を基準座標内におけるX、Y、Z方向の加速度と変
化の周期とからなる動作パターンとして検出する手段
と、検出された複数種類の上記動作パターンを上記場所
及び上記高度の情報と対応付けて上記利用者の動作パタ
ーンデータベースとして記憶する手段と、上記加速度セ
ンサにより上記利用者の動作パターンにX、Y、Z方向
のいずれかの加速度と変化の周期のいずれかに変化が検
出されたとき、上記場所の環境が所定以上の環境である
かを判断する手段と、上記場所の環境が所定以上の環境
であると判断されたとき、危険な状態になる可能性を示
すガイダンスする手段と、を備えて構成される。
【0009】上記場所の環境を判断する手段は、例えば
請求項2記載のように、上記場所が移動の前後で、所定
以上の温度差を有するとき、高さに所定以上の差がある
とき、勾配が所定以上に急であるとき、移動速度が所定
以上速いとき、又は所定以上の標高であるとき、上記場
所の環境が所定以上の環境であると判断するように構成
される。
【0010】そして、この行動記録装置は、例えば請求
項3記載のように、体内情報を計測する手段と、上記体
内情報と対応病状とを対応付けて記憶する手段と、上記
体内情報の限度量を記憶する手段と、上記場所の環境を
判断する手段が上記場所の環境が所定の環境以上である
と判断したとき、上記計測された体内情報に対応する上
記対応病状が記憶されているかを調べる手段と、上記計
測された体内情報に対応する上記対応病状が記憶されて
いないとき、上記計測された体内情報の中に上記限度量
を超えたものが含まれているか判断する手段と、上記計
測された体内情報に対応する上記対応病状が記憶されて
いるとき又は上記計測された体内情報の中に上記限度量
を超えたものが含まれているときに、現在の動作パター
ンにおける警告と対策のガイダンスを報知する手段と、
を更に備えて構成される。
【0011】上記体内情報は、例えば請求項4記載のよ
うに、脈拍、血圧、体温、又は発汗量のいずれか又は全
部を含んで構成される。また、この行動記録装置は、例
えば請求項5記載のように、所定の位置から所定距離以
上であるかを判断する手段と、気温を計測する手段と、
上記所定の位置から上記所定距離以上であると判断され
たとき、移動の前後で計測された気温の差が所定以上で
あるかを判断する手段と、を更に備え、上記移動の前後
で計測された気温の差が所定以上であると判断されたと
き、上記場所の位置が示す状態又は環境が所定の状態又
は環境以上であると判断するように構成される。
【0012】更に、この行動記録装置は、例えば請求項
6記載のように、月日を計測する時計手段と、計測され
た月日から季節の変わり目であるかを判断する手段と、
を更に備え、上記計測された月日から季節の変わり目で
あると判断されたとき、上記場所の位置が示す状態又は
環境が所定の状態又は環境以上であると判断し、上記計
測された月日から季節の変わり目であると判断されなか
ったとき、上記移動の前後で計測された気温の差が所定
以上であるかを判断するように構成される。
【0013】次に、請求項7記載の発明の行動記録プロ
グラムは、コンピュータに、地図情報データベースを記
憶する処理と、位置を算出してこの算出した位置と上記
地図情報データベースとから場所を認識する処理と、認
識された上記場所の高さを算出する処理と、少なくとも
加速度センサと方位センサとにより利用者の上記場所に
おける動作を基準座標内におけるX、Y、Z方向の加速
度と変化の周期とからなる動作パターンとして検出する
処理と、検出された複数種類の上記動作パターンを上記
場所及び上記高度の情報と対応付けて上記利用者の動作
パターンデータベースとして記憶する処理と、体内情報
を計測する処理と、上記体内情報と対応病状とを対応付
けて記憶する処理と、上記体内情報の限度量を記憶する
処理と、上記加速度センサにより上記利用者の動作パタ
ーンにX、Y、Z方向のいずれかの加速度と変化の周期
のいずれかに変化が検出されたとき、上記場所の環境が
所定以上の環境であるかを判断する処理と、上記場所の
環境が所定以上の環境であると判断されたとき、上記計
測された体内情報に対応する上記対応病状が記憶されて
いるかを調べる処理と、上記計測された体内情報に対応
する上記対応病状が記憶されていないとき、上記計測さ
れた体内情報の中に上記限度量を超えたものが含まれて
いるか判断する処理と、上記計測された体内情報に対応
する上記対応病状が記憶されているとき又は上記計測さ
れた体内情報の中に上記限度量を超えたものが含まれて
いるときに、現在の動作パターンにおける警告と対策の
ガイダンスする処理と、を実行させるように構成され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、一実施の形態におけ
る行動記録装置のシステム構成図である。同図におい
て、行動記録装置1は、CPU(Central Processing Un
it)2、ROM(ReadOnly Memory)3、EPROM(Erasa
ble and Programmable Read Only Memory)4、RAM(R
andom Access Memory)5、入力部6、表示部7、外部記
憶部8、加速度センサ9、GPS10、高度計11、通
信制御部12、方位センサ13、及び気温計14が、バ
ス15を介して相互に接続されて構成される。
【0015】そして、上記の通信制御部12には、脈拍
計16、血圧計17、体温計18及び通信部19からな
る多機能計器と、通信部21を有する発汗計20の2つ
の周辺機器が無線接続されている。CPU2は、ROM
3に記憶されたプログラムに基づいて、後述するピーク
加速度の抽出、ピークタイミングの抽出、動作状態判別
処理、位置算出処理、高度算出処理、及び方位算出処理
等の処理、並びに気温、脈拍、血圧、体温等の監視を行
う。
【0016】ROM3は、上記プログラムを記憶すると
共に、地図情報のデータベース(DB)を予め記憶す
る。EPROM4は、後述する処理によって登録される
動作パターンのデータベース(DB)を記憶する。
【0017】RAM5は、ワーク領域として使用され、
またレジスタ1〜7(一部図示せず)を備えている。レ
ジスタ1〜7には、上記各種の計測計から出力される計
測値が一時的に記憶される。入力部6は、所定数のキー
やボタン等を備え、例えば本装置の利用者の動作パター
ンを登録する際の動作名を入力したり、行動開始の通知
入力を行うためなどに使用される。
【0018】表示部7は、例えば本体装置(行動記録装
置1)に折りたたまれた見開き型の表示装置であり入力
データの表示や、警告報知、ガイダンス等の表示を行
う。外部記憶部8は、カード型の着脱式フラッシュメモ
リ等で構成され、利用者の病状特定値、計測値限度量、
行動記録等を保存する。
【0019】加速度センサ9は、方位センサ13と共に
利用者の動作(行動)を検出するセンサであり、X軸方
向、Y軸方向、Z軸方向の加速度を検出し、この検出し
た各加速度情報をCPU2に出力する。GPS(Global
Positioning System)10は、地球低軌道に打ち上げら
れた複数の衛星から発信される電波を受信して現在位置
の経緯度や高度を測定するものであり、全地球測位シス
テムとも呼ばれ、小型のアンテナと小さな処理装置で数
m〜数十mの精度で現在位置を特定でき、この現在位置
情報をCPU2に出力する。
【0020】高度計11は、気圧を計測し、CPU2に
出力する。CPUは、例えば通信制御部12を介して取
得した基準位置の高度と気圧の情報から現在位置の高さ
情報を算出する。通信制御部12は、一方では通信部1
9を介して出力される脈拍計16、血圧計17、及び体
温計18の出力や、通信部21を介して出力される発汗
計20の出力を受信し、他方では後述する検出された異
常に応じたガイダンスと、そのときの位置情報とを、家
又は病院のパソコン等へ送信する。
【0021】方位センサ13は、現在位置における東西
南北の方位を検出して、この検出した方位情報をCPU
2に出力する。CPU2は、この方位情報と加速度セン
サ9から得られる加速度情報とから、利用者の移動方向
と移動速度等を算出する。気温計14は、現在の外気温
度を検出して、この検出した外気の温度情報をCPU2
に出力する。
【0022】脈拍計16、血圧計17、及び体温計1
8、並びに発汗計20は、それぞれ利用者の脈拍、血
圧、及び体温、並びに発汗量を計測して、これらの計測
値データを本体装置の通信制御部12に送信する。図2
は、上記の行動記録装置1及びその2つの周辺機器の利
用者への取り付け状態を示す図である。
【0023】行動記録装置1は、同図に示すように、利
用者22の例えば腰などの常に一定した位置に取り付け
られる。これは、もし取り付け位置が一定していない
と、方位センサ13と加速度センサ9とによって得られ
る利用者の同一行動パターンが、登録時と登録後の実際
の行動時とで全く異なる行動パターンになってしまい、
正しい行動パターンの検出が出来なくなってしまうから
である。
【0024】また、脈拍計16、血圧計17、及び体温
計18の多機能計器は例えば腕時計型の計器であり、左
右いずれかの手首にはめて用いられる、また、発汗計2
0は不健康な発汗の際の発汗場所として知られるこめか
みの近傍、例えば眼鏡のつるまたは補聴器のつるなどに
取り付けられる。
【0025】以上の構成において、本例における種々の
処理を以下に説明する。先ず、動作パターンの登録処理
について説明する。この処理は、利用者によって個々に
動作パターンが異なることから、各動作パターンの特徴
を個々に抽出して、その抽出した動作パターンを予めE
PROM4に、動作パターンデータベース(DB)とし
て登録する処理である。尚、登録する動作パターンとし
ては、例えば後述するように、「電車に乗る」、「歩
行」、「走る」、「エレベータに乗る」等の日常行われ
る動作を登録する。
【0026】図3は、動作パターンの登録処理を説明す
るフローチャートである。利用者はまず、行動記録装置
1を、図2に示したように腰などに取り付け、登録しよ
うとする動作を行う。このとき行動記録装置1のCPU
2は、加速度センサ9と方位センサ13とによって、基
準方位をX軸として、利用者の行動に基づいて発生する
X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向のセンサ出力の周期
と振幅から加速度を抽出する(S1)。
【0027】先ず、加速度センサ9の説明に先立って図
4により、加速度センサから出力されるデータがどのよ
うなデータであるかを説明する。同図は横軸に時間t
(sec(秒))を示し、縦軸に加速度(G)を示して
いる。同図に示すように、加速度センサ9から出力され
るデータは波形データであり、この波形データは、同図
の例では、ピークa1、a2及びa3を有している。
【0028】横軸方向のほぼ同一高さのピーク間隔すな
わちピークa1とa3のピーク間隔は周期を示し、縦軸
方向のピーク間隔すなわちピークa1とa2のピーク間
隔又はピークa2とa3のピーク間隔は加速度を示して
いる。同図の例では、ピークa1とa3で示される同一
高さのピーク間隔(周期)は、|t1 −t3 |であり、
ピークa1とa2で示される縦軸方向のピーク間隔(加
速度)は「−(|g1−g2 |)」であり、同様にピー
クa2とa3で示される縦軸方向のピーク間隔(加速
度)は「+(|g2 −g1 |)」である。
【0029】尚、上記の周期及び加速度の情報は、利用
者の動作の特徴を含んでおり、後の処理で説明するよう
に、抽出された情報は、該当する動作名を対応させた動
作パターンデータとして、データベースに格納される。
図5(a) 〜(c) は、上記の加速度センサ9の出力状態を
具体的に示す図であり、同図(a) はX軸方向の出力を示
し、同図(b) はY軸方向の出力を示し、そして同図(c)
はZ軸方向の出力を示している。尚、上記各方向は方位
センサ13の出力によって特定される。
【0030】ここで、図3のフローチャートに戻り、C
PU2は、上述した処理S1によって得られたデータか
ら、ピーク点の抽出処理を行う(S2)。このピーク点
の抽出処理は、例えば入力するX軸方向のデータをシリ
アルに受信し、入力データが+(プラス)から−(マイ
ナス)に転じる点、及び入力データが−(マイナス)か
ら+(プラス)に転じる点をピーク点として抽出する処
理である。
【0031】次に、CPU2は、得られたピーク点のデ
ータからピーク間隔を計算する(S3)。例えば図5
(a) に示す例では、抽出された各ピーク点のうち、X1
からX6 までの各ピーク点では、その同一高さのピーク
間隔は、プラス側で見ると|tx1−tx2|、|tx2−t
x3|であり、マイナス側で見ると|tx4−tx5|、|t
x5−tx6|であって、それぞれのピーク間隔(周期)が
計算される。
【0032】次に、得られたピーク点のデータからピー
ク加速度を算出する(S4)。例えば、図5(a)に示
す例では、ピーク加速度は、上述したように縦軸のピー
ク間隔であって|gx1−gx4|、|gx4−gx2|、|g
x2−gx5|、|gx5−gx3|、|gx3−gx6|であり、
これらのピーク間隔(加速度)が計算される。
【0033】次に、上記計算によって得られた各周期及
び加速度の平均値を求める(S5)。ここで、周期の平
均値をtx0 とし、加速度の平均値をgx0 とし、それぞ
れを計算する。 以上の処理によって、まず最初に例え
ばX軸方向の周期と加速度が計算される。
【0034】次に、上記のように最初にX軸方向の周期
と加速度が計算されたのであれば、続いてY軸方向及び
Z軸方向の周期と加速度の計算がなされているか否かを
判断する(S6)。そして、Y軸方向及びZ軸方向につ
いても同様の処理を行い、周期と加速度が計算される
(S6がNO、S2〜S6)。
【0035】したがって、上記の処理によってY軸方向
の周期は、図5(b) に示す例の場合であれば、プラス側
で|ty1−ty2|、|ty2−ty3|、マイナス側で|t
y4−ty5|、|ty5−ty6|であり、これらから周期の
平均値ty0が計算される。また、加速度は|gy1−gy4
|、|gy4−gy2|、|gy2−gy5|、|gy5−gy3
|、|gy3−gy6|であり、同様に加速度の平均値gy0
が計算される。
【0036】尚、Z軸方向に関する周期と加速度は、図
5(c) の例ではピーク点が無く、周期tz0は0である。
但し、加速度gz0 については直流成分として出力され
る。以上の処理によって得られた情報は表示部7に表示
される(S7)。図6は、上記の表示部7に表示される
表示例を示す図である。上記の計算結果はX方向、Y方
向、Z方向に対する加速度と間隔としてそれぞれ表示さ
れる。
【0037】図3に示す処理では、図6に示すような表
示において、次に、利用者は動作名を入力する(S
8)。この動作名の入力処理では、利用者は入力部6を
操作して例えば図6に示すように「電車に乗る」という
動作名を入力する。この場合、動作名の表示領域はプル
ダウンメニューとなっており、「動作名」の表示領域を
ペン等の先端でタッチ入力することで、予め決められた
「電車に乗る」、「歩行」、「歩く」、「エレベータに
乗る」、「ジョギング」等の動作名がプルダウン表示さ
れ、その中から所望する動作名をタッチして入力する。
【0038】次に、利用者は「登録」のボタン6aをペ
ン等の先端でタッチ入力し、上記データをEPROM4
に登録する。尚、「戻る」のボタン6bをタッチ入力す
ることによって、前の処理に戻すこともできる。図7
(a) は、上記の動作パターンを動作パターンデータベー
スに登録する登録例を示す図であり、図7(b) は、それ
ら動作パターンの数値例を示す図である。同図(a) に示
すように、動作パターンデータベース23の動作パター
ン欄23−1には、上述した「電車に乗る」の動作パタ
ーンを行った後、他の動作パターンの登録処理を繰り返
し行って登録された動作パターンの例が、上記の「電車
に乗る」の動作パターンに続いて「歩行」、「走る」、
「エレベータに乗る」、「ジョギング」等の動作パター
ンが登録されている。
【0039】そして、動作パターンデータベース23の
X方向欄23−2には、上記の各動作パターンに対応す
る加速度と周期のデータが登録されている。同様に、Y
方向欄23−3には、各動作パターンに対応する加速度
と周期のデータが登録され、Z方向欄23−4には、各
動作パターンに対応する加速度と周期のデータが登録さ
れている。
【0040】図8(a) は、EPROM4における病状特
定メモリ領域の病状特定データのデータ構成を示す図で
あり、同図(b) は、同じく限度量メモリ領域の限度量デ
ータのデータ構成を示す図である。同図(a) に示すよう
に、病状特定メモリ領域に登録される病状特定データ
は、1レコードにつき、脈拍(回/分)、血圧(水銀圧
力計の指針に換算された値)、発汗(cc(1cm^
3))/分、及び体温(℃)の4つのデータが登録され
る。また、これら4つのデータに対して対応病状が登録
されている。
【0041】対応病状は例えば「心臓注意」、「カゼ注
意」などがあり、例えば対応病状の「心臓注意」では、
上記4つのデータの値が全て高い値を示したときであ
る。また、対応病状の「カゼ注意」では、体温と脈拍の
値が高いときである。また、図8(b) に示す限度量メモ
リ領域に登録される限度量データは、上記の脈拍、血
圧、発汗、及び体温について、異常がある場合の1分間
の限度量を示している。すなわち、1分間に同図(b) に
登録されている限度量以上の測定値があった場合は何ら
かの異常があるとみなすものである。
【0042】尚、同図(a),(b) に示すデータは個人別に
設定自在であるが、例えば予め10代女性〜70代女
性、10代男性〜70代男性のデフォルト値を用意して
おき、個人の性別、年齢を入力すれば自動的にデフォル
ト値から読み出されて登録されるようにしても良い。
【0043】上記の構成において、行動記録装置1は、
利用者にとっての危険動作または危険位置の検出を行っ
てガイダンスを行う。図9(a) は、危険動作を検出する
場合の例を示す図であり、同図(b) は、危険位置を検出
する場合の例を示す図である。同図(a) において、駅2
4における×印25は、利用者22の現在位置を示して
いる。駅前ロータリー26に黒丸印27又は黒四角28
で示す位置は、駅24の出口より所定の距離だけ離れた
所である。
【0044】いま、×印25の位置に居る利用者22
が、実線矢印a又は破線矢印bで示すように、黒丸印2
7又は・印28で示す位置(タクシー乗り場又は公衆バ
ス乗り場)に移動したとする。このとき、まず駅出口が
検出され、続いて所定距離が検出されて、これを危険位
置の検出とする。
【0045】例えば、駅24からロータリー26に向か
って急に走ったことが検出された場合、すなわち×印2
5の位置から黒丸27又は・印28の位置まで一定速度
以上で移動した場合、且つその移動が上記のように建物
内から外であった場合等には利用者22は危険位置に在
るとみなし、利用者22の体に変調があれば上記の移動
を危険動作とみなす。例えば、冬季であれば駅の中は暖
房で暖かく外は寒くて、その温度差は大きいため駅の中
から外に駆け足で出て行くような場合は体に可也の負担
がかかり、心臓、脳に悪影響をおよぼしかねず危険動作
とみなす。
【0046】また、図9(b) は、利用者22が、車で山
の中の道e−fと交差する道c−dを走行中である。こ
のような場合、道路条件が変化する位置、例えば上り、
下り、トンネルなどを走行する場合を危険位置として検
出する。例えば○印31の位置が標高2000mであ
り、この○印31の位置から×印32の位置まで、勾配
20%の登り道であるとき、あるいは、×印32の位置
からトンネル33に入って△印34の位置に抜けるま
で、などが危険位置として検出される。尚、上記の標高
や勾配は、カーナビゲーションの地図データに記録され
ているものとする。
【0047】次に、上述した処理によって構築された動
作パターンデータベース、登録された病状特定データと
限度量データを有する行動記録装置1を利用し、利用者
22が周辺装置として脈拍計16、血圧計17、体温計
18及び発汗計20を身に付けて行動記録を行う。
【0048】図10は、上記利用者22の行動記録の動
作に伴って行動記録装置1が速度センサ9の変化を検出
する処理を示すフローチャートである。この処理は、具
体的に行動記録処理に移行する際の端緒となる検出処理
である。同図において、先ず、X軸方向の加速度を測定
する(ST1)。そして、前述と同様ピーク点の抽出を
行って(ST2)、ピーク間隔(周期)に変化があるか
否かを判断する(ST3)。
【0049】この判断は、例えばRAM5のレジスタ1
に直前の動作の周期のデータを保存し、新たに加速度セ
ンサ9から送られてくる周期のデータと比較し、予め設
定された閾値の範囲内であるかを判断する処理である。
ここで、周期に変化が有る場合(ST3がYes)、そ
の場合は利用者22の動作が変わったものと判断して行
動記録処理である後述するST4の処理に移行する。他
方、周期に変化が無い場合(例え変化があっても、上記
閾値の範囲内である場合)(ST3がNo)、次に、ピ
ーク間隔(加速度)に変化があるか否かを判断する(S
T5)。
【0050】ここで、加速度に変化が有る場合(ST5
がYes)、この場合も利用者22の動作が変わったも
のと判断してST4の行動記録処理に移行する。他方、
加速度にも変化が無い場合は(ST5がNo)、次にY
軸方向の加速度測定に移行する(ST6)。
【0051】そして、Y軸方向についてもピーク点の検
出を行い(ST7)、そのピーク間隔(周期)に変化が
あるか否かを判断する。この判断で、ピーク間隔(周
期)に変化があった場合は(ST8がYes)、利用者
の動作が変わったものと判断してST4の行動記録処理
に移行する。他方、周期に変化が無い場合は(ST8が
No)、更に加速度に変化があるか否かを判断する(S
T9)、そして、変化が有れば(ST9がYes)、S
T4の行動記録処理に移行する。他方、変化が無ければ
(ST9がNo)、さらに、Z軸方向についても同様に
処理を行い(ST10〜ST12)、周期に変化が有る
場合(ST11がYes)、又は加速度に変化がある場
合(ST12がYes)には、ST4の行動記録処理に
移行する。他方、周期に変化が無く(ST11がN
o)、且つ加速度にも変化が無い場合(ST12がN
o)には、処理を終了する(ST13)。
【0052】このようにX方向、Y方向及びZ方向の周
期及び加速度に変化が無い場合は、利用者22の行動は
前の動作と変わらないと判断して、ST4の行動記録処
理は行われない。他方、以上の処理によって、利用者2
2の動作が変わった場合は、加速度センサ9によってそ
の変化が確実に検出されることにより、ST4の行動記
録処理に移行する。
【0053】図11は上記の周期と加速度の変化検出処
理によって利用者22の動作パターンが変化したと判断
された場合に行われる行動記録処理を説明するフローチ
ャートである。尚、この行動記録処理は、利用者22が
行った新たな行動が何であるか、又何処で新たな行動を
行っているか、更にどの高さで新たな行動を行っている
かを検出し、記録する処理である。
【0054】同図において、先ず、動作状態判別処理を
行い(STP1)、次に位置検出処理を行い(STP
2)、更に高度検出処理を行う(STP3)。以下、具
体的に説明する。図12は、上記の動作状態判別処理を
説明するフローチャートである。先ず、前述の処理によ
って利用者22の動作パターンが変わったと判断した場
合、加速度センサ9は、各座標軸方向の加速度を抽出す
る(STP1−1)。
【0055】次に、1つの座標、例えばX軸方向につい
てピーク点を抽出する(STP1−2)。このピーク点
の抽出処理は前述の処理と同様であり、検出したピーク
点のデータから周期を計算する(STP1−3)。ま
た、検出したピーク点のデータから加速度を計算する
(STP1−4)。そして、それぞれの平均値を求める
(STP1−5)。
【0056】続いて、X軸方向以外の他の軸方向につい
ても同様の処理が行われたかを判断し(STP1−
6)、処理がなされていなければ(STP1−6がN
o)、STP1−2〜STP1−6を繰り返す。これに
より、X、Y及びZの各軸方向の周期と加速度の平均値
がそれぞれ得られる。
【0057】以上のようにして得られた結果は、例えば
RAM5のレジスタに保存され、当該データと同様の動
作パターンがあるか登録データベースを検索する(ST
P1−7)。この処理では、前述のようにしてEPRO
M4に登録した動作パターンデータベースを検索して、
その動作パターンデータベースの中に上記の検出処理に
よって得られた利用者22の動作パターンに近似(又は
一致、以下同様)する動作パターンが検索される。
【0058】次に、上記検索処理によって近似する動作
パターンが検出されると(STP1−8がYes)、当
該動作パターンの登録データの更新処理を行う(STP
1−9)。この場合、当該動作名を読み出し、RAM5
のレジスタに一時保存する(STP1−10)。その
後、日時を補正してデータベースを更新する(STP1
−11)。すなわち、常に更新された動作パターンを登
録することによって、利用者の動作の変遷を加味した情
報を登録し、後々の健康管理に役立てるようにする。
【0059】一方、上記検索処理によって近似する動作
パターンが存在しない場合(STP1−8がNo)、今
回の処理によって得た動作パターンを新たに登録するか
否か判断する(STP1−12)。ここで、新たな動作
パターンを登録しない場合(STP1−12がNo)、
処理を終了する。
【0060】他方、新たな動作パターンを登録する場合
(STP1−12がYes)、動作パターンの登録処理
を実行する(STP1−13)。この登録処理では、前
述と同様に、動作名を入力し、入力した動作名を一時保
管し(STP1−14)、日時を入力してデータベース
に記録する(STP1−11)。
【0061】以上のように、上記動作状態判別処理によ
って、動作パターンの情報から利用者22の新たな動作
名が分かり、現在の利用者22の動作として保存され
る。図13は、図11の行動記録処理における位置検出
処理(STP2)を説明するフローチャートである。先
ず、GPS10で検出した位置データをCPU2に送信
する。CPU2は送信された位置データから測位算出処
理を行い、緯度及び経度を計算する(STP2−1)。
【0062】次に、計算した緯度及び経度のデータから
地図データベースを検索する(STP2−2)。この地
図データベースには緯度及び経度に対応する名称が登録
されており、地図上の位置を特定してポイントとなる位
置の名称を抽出する(STP2−3)。そして、当該名
称をRAM5のレジスタに一時保管する(STP2−
4)。
【0063】図14は、図11の行動記録処理における
高度算出処理(STP3)を説明するフローチャートで
ある。同図において、先ず、高度計11によって気圧を
計測する(STP3−1)。次に、基準となる高度と気
圧のデータを読み出し(STP3−2)、計測した気圧
のデータと基準となる高度と気圧のデータから高度を算
出する(STP3−3)。このようにして、計算した高
度のデータはRAM5のレジスタに保存される(STP
3−4)。
【0064】以上、動作状態判別処理(STP1)、位
置検出処理(STP2)、高度検出処理(STP3)に
よって利用者22が行った新たな動作の内容と、場所
と、高度が分かり(図9(a),(b) 参照)、これらのデー
タは上記レジスタに登録されている。
【0065】図11において、上記利用者22が行った
新たな動作に対応する内容と、場所と、高度の記録に続
いて、利用者22の脈拍、血圧、発汗量、及び体温を計
測する(STP4)。そして、この計測した脈拍、血
圧、発汗量、及び体温のデータと共に、上記得られてい
る動作パターン、位置、及び高さ、並びに本日の日時
を、それぞれ対応付けてデータベースに記録する(ST
P5)。
【0066】この後、上記記録した動作パターン、位
置、高さ、及びその位置情報から得られる移動速度や勾
配等から、危険位置または危険動作かを検出し、危険位
置または危険動作であれば利用者22に対し表示部7に
よって後述する異常であることのガイダンスを行う(S
TP6)。
【0067】尚、図11において、上記の動作パターン
検出処理とは拘わり無く、利用者22が自己の現在状態
が危険であるか否かを知りたいときは、任意に入力部6
の所定キーを入力操作することによって、直ちにSTP
4以降の処理を行うことができる。
【0068】図15は、上記STP6の処理を更に詳し
く説明するフローチャート(その1)である。尚、この
処理は、図10の行動記録開始に当たって利用者が予め
「歩くキー」を入力操作したことによって、上記のST
P6で行われる処理である。また、この処理では、平地
から山へ登る、ビルのエレベータ又は観光タワーのエレ
ベータで最上階に上がる、冬の屋内から寒い外気の中に
出る等の行動が記録され、危険度が監視される。
【0069】図15において、まず、いま居る位置の高
さは所定の高さ以上であるか否かを判断する(STP6
−101)。そして、所定の高さ以上であるときは(S
TP6−101がYes)、危険位置に居ると判断し
て、直ちに図11のSTP4で計測しSTP5でデータ
ベースに記録されている脈拍、血圧、発汗量、及び体温
を読み出し、これら4つのデータに近似する対応病状が
あるか、図8(a) の病状特定メモリ領域に登録されてい
る病状特データを検索し(STP6−109)、近似す
る対応病状があるか否かを判断する(STP6−11
0)。
【0070】そして、近似する対応病状が見つかったと
きは(STP6−110がYes)、病状と緊急処置の
実施のガイダンスを行う(STP6−111)。この処
理では、図8(a) の対応する病状データから読み出され
た異常データとその対応病状の警告報知が表示分7の表
示装置に表示される。
【0071】他方、近似する対応病状が無いときは(S
TP6−110がNo)、上記で脈拍、血圧、発汗量、
及び体温の4つのデータの中のいずれかに、限度を超え
る値を持つデータが測定されているか否かを判断する
(STP6−112)。この処理では、図8(b) に示す
限度量メモリ領域の限度データが参照される。
【0072】そして、4つのデータの中のいずれにも、
限度を超える値を持つデータがないときは(STP6−
112がNo)、危険地域にいること、危険状態にある
ことのガイダンスを行なって(STP6−114)処理
を終了する。他方、4つのデータの中のいずれかに、限
度を超える値を持つデータがあれば(STP6−112
がYes)、異常であることのガイダンスを行う(ST
P6−113)。
【0073】図16は、上記のように異常であるとき表
示部7に表示されるガイダンスの一例を示す図である。
同図は、4つのデータのうちで脈拍が限度値を超えてい
た場合のガイダンスの例を示しており、「脈拍EF回、
ゆっくり歩いて下さい」と表示されている。ここで、脈
拍のEF回は、限度データとして登録されている脈拍の
限度値を超えている脈拍数である。
【0074】このように、病状が特定できない場合でも
異常ありとみなした場合は、心筋梗塞、脳出血などを発
症する危険性がある。したがって、異常となっている
「測定項目名」(この例では「脈拍数」)と「ゆっく
り」と現在の「動作パターン」(この例では「歩く」)
とを組み合わせてガイダンスする。
【0075】また、例えば、季節の変り目に遠方に出張
をして体調が変化した場合などには「ゆっくりと休息を
取って下さい」といったようなガイダンスを行なうよう
にする。ところで、図15のSTP6−101で、高さ
が所定高さ以上でないときは、危険位置ではないので、
次に、高低差が所定値以上であるか否かを判断する(S
TP6−102)。この処理は、前回測定しときの高さ
と、それから所定時間後に測定したときの高さを比較
し、その差が所定値以上であるか否かを判断する処理で
ある。
【0076】そして、高低差が所定値以上であれば(S
TP6−102がYes)、この場合も危険位置に居る
と判断して、前述のSTP6−109〜STP6−11
3の処理に移るが、高低差が所定値以上ではない場合は
(STP6−102がNo)、危険位置ではないので、
次に、前回測定しときの高さと位置、及びそれから所定
時間後に測定したときの高さと位置から、移動した道程
の勾配を求める(STP6−103)。
【0077】そして、この勾配が所定の勾配率以上であ
るか否かを判断し(STP6−104)、勾配が所定率
以上であれば(STP6−104がYes)、危険動作
であると判断して、前述のSTP6−109〜STP6
−113の処理に移るが、勾配が所定率以上ではない場
合は(STP6−104がNo)、続いて、所定位置か
ら所定距離以上の位置に居るか否かを判断する(STP
6−105)。
【0078】上記の所定位置は、例えば図9(a) に示す
駅24の構内の×印25の位置であり、上記の所定距離
は、例えば同図(a) の実線矢印a又は破線矢印bで示す
距離である。そして、所定距離以上の位置に居ると判断
したときは(STP6−105がYes)、続いて、外
気温の差が所定値以上であるか否かを判断する(STP
6−108)。この処理では、例えば駅24の構内の×
印25の位置で測定された気温データと、黒丸27又は
黒四角28で示す位置で測定された気温データとが比較
され、その差が所定値以上であるか否かが判断される。
【0079】この判断で、気温差が所定値以上であると
きは(STP6−108がYes)、危険位置であると
判断して、前述のSTP6−109〜STP6−113
の処理に移るが、気温差が所定値以上ではない場合は
(STP6−108がNo)、直ちに処理を終了する。
【0080】他方、上記STP6−105の判断で、所
定距離以上の位置に移動していないときは(STP6−
105がNo)、次に、その移動速度が所定スピード以
上であるか否かを判断する(STP6−106)。そし
て、移動速度が所定スピード以上であれば(STP6−
106がYes)、危険動作であると判断して、前述の
STP6−109〜STP6−113の処理に移るが、
移動速度が所定スピード以上ではない場合は(STP6
−106がNo)、続いて、内蔵の計時部の現在月日か
らの季節情報に基づいて、いまは季節の変わり目である
か否かを判断する(STP6−107)。
【0081】一般に、季節の変り目は気温、湿度、気圧
等の変化によって体調を崩しがちであり、特に秋から初
冬にかけては、夏の暑さや不摂生による疲れが残ってい
るため、消化器系の障害を始めとする体の不調が多くな
る。また、徐々に寒くなって空気が乾燥するため、呼吸
器系の病気にかかりやすくなる。
【0082】したがって、他の判断基準では異常が無い
場合でも、季節の変わり目であれば(STP6−107
がYes)、常に危険位置に居ると判断して、前述のS
TP6−109〜STP6−113の処理に移る。他
方、季節の変わり目でない場合は(STP6−10
7)、前述のSTP6−108の処理に移る。
【0083】このようにして、歩行時の動作パターン、
位置、高さ、これらのデータから算出された高低差、移
動スピード、勾配、更には季節の変わり目、外気温の温
度差等を判断基準とし、危険位置に居たり、危険動作を
行った場合は表示装置に危険位置、危険動作に応じたガ
イダンス表示し、さらに、測定された脈拍、血圧、発汗
量、及び体温から、病状や異常があるかを判断し、病状
や異常があつた場合にもその病状や異常に応じたガイダ
ンスを表示装置に表示する。
【0084】また、このようにして平均歩行速度や場所
に応じて記録された行動記録による体内の管理情報は、
後日の健康管理用データとして用いられる。図17は、
図11のSTP6の処理を更に詳しく説明するフローチ
ャート(その2)である。この処理は、図10の行動記
録開始に当たって利用者が予め「車キー」を入力操作し
たことによって、STP6で行われる処理である。尚、
移動速度が所定以上の速度であることと地図データベー
スから位置を検出して、利用者22が山道などを車を運
転して走行していると判断するようにしてもよい。
【0085】図17において、まず、標高は所定の高さ
以上であるか否かを判断する(STP6−201)。例
えば図9(b) に示す山道c−dを走行中であって、○印
31の位置が標高2000m以上であったような場合、
一般にこのように標高が高くなると酸素が希薄となり気
圧も低下するので体に変調をきたしやすくなる。
【0086】したがって、標高が所定の高さ以上である
ときは(STP6−201がYes)、危険位置に在る
と判断して、この場合はSTP6−206〜STP6−
210の処理を行う。このSTP6−206〜STP6
−210の処理は、図15に示したSTP6−109〜
STP6−113の処理とそれぞれ同一である。
【0087】上記STP6−201の判断で、標高が所
定の高さ以上ではない場合は(STP6−201がN
o)、次に、勾配が所定比率以上であるか否かを判断す
る(STP6−202)。例えば図9(b) に示す山道c
−dを走行中であって、○印31の位置から×印32の
位置に向かっており、この勾配が20%の登り道である
ときは、気圧や気温が急変する虞がある。
【0088】したがって、勾配が所定比率以上であると
きは(STP6−202がYes)、危険状態に入って
いると判断して、前述のSTP6−206〜STP6−
210の処理を行う。他方、勾配が所定比率以上ではな
い場合は(STP6−202がNo)、続いて、トンネ
ルを通過中か否かを判断する(STP6−203)。例
えば図9(b) に示す山道c−dを走行中であって、×印
32の位置からトンネル33に入り△印34の位置に抜
けるべく走行中であった場合、このような場合も気圧や
気温が急変する虞がある。
【0089】したがって、トンネルを通過中であるとき
は(STP6−203がYes)、この場合も危険位置
を走行中と判断して、前述のSTP6−206〜STP
6−210の処理を行う。他方、トンネルを通過中では
無い場合は(STP6−203がNo)、次に、所定以
上のスピードであるか否かを判断する(STP6−20
4)。
【0090】一般に、車の運転では、体調が良いときは
多少のスピードの出し過ぎでも支障なく運転できるが、
体調が不良であると、少しのスピードの出し過ぎでも、
事故を起こしやすくなる。したがって、所定以上のスピ
ードであるときは(STP6−204がYes)、危険
状態に入っていると判断して、前述のSTP6−206
〜STP6−210の処理を行う。他方、所定以上のス
ピードでは無い場合は(STP6−204がNo)、続
いて、内蔵の計時部の現在月日からの季節情報に基づい
て、いまは季節の変わり目であるか否かを判断する(S
TP6−205)。
【0091】この季節の変わり目であるかを判断する理
由は図15で説明したが、本例の場合は車の中にいるの
で、季節の変わり目でない場合は(STP6−205が
No)、外気温度を測ることなく直ちに処理を終了す
る。一方、季節の変わり目であった場合は(STP6−
205がYes)、前述のSTP6−206〜STP6
−210の処理を行う。
【0092】尚、本例の場合、STP6−210の処理
では、車の運転中に、標高が高すぎたり、急勾配の坂で
あったり、長いトンネルを抜けるときなどで、気圧変化
によって体調に変化が有った場合には、「ゆっくりと走
行して下さい」などのガイダンスを行なうようにする。
【0093】また、(STP6−209がNo)であっ
た場合は表示部6に危険位置、危険動作にあることのガ
イダンス表示(STP6−114)を行なう。このよう
に、利用者は、車を運手して山道などを走行中であって
も、位置や周囲の状態に応じて細かな体調変化を検出さ
れ、適切なガイダンスを受けることができるので、安心
して車を運転して遠方に出かけることがでる。
【0094】尚、上記実施の形態では、異常時のガイダ
ンスを表示部7の表示装置に表示報知するようにしてい
るが、これに限ることなく、携帯電話等の通信装置を介
して異常に応じたガイダンスと位置情報とを家、又は病
院のパソコンへ送信するようにしてもよい。これは利用
者が高齢者の場合に好ましい方法といえる。
【0095】また、このような行動記録装置を用いた健
康管理は、人間に対してだけではなく、犬などのペット
の散歩用にも適用でき、その場合のガイダンスは、無線
または引き綱に仕込んだ配線を介して、人の持つ表示装
置に表示させるようにするとよい。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
位置や状態の検出データと体内情報の検出データとによ
り場所や状態と体調に応じた警告と対策の適切なガイダ
ンスを利用者に提供することができ、ユーザ毎に異なる
体調に合わせた細かい健康管理ができるので、便利であ
る。
【0097】また、各種の病気に陥り易い季節の変り目
に体内情報を検出して、季節と体調に応じた警告と対策
の適切なガイダンスを利用者に報知することができるの
で、特に体調の調節機能の低下している高齢者の健康管
理に好適な行動記録装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態における行動記録装置のシステム
構成図である。
【図2】行動記録装置及びその2つの周辺機器の利用者
への取り付け状態を示す図である。
【図3】行動記録装置による動作パターンの登録処理を
説明するフローチャートである。
【図4】行動記録装置の加速度センサから出力される基
本データを説明するための図である。
【図5】(a) 〜(c) は加速度センサのX、Y、Z方向の
出力状態を具体的に示す図である。
【図6】行動記録装置の表示部に表示される動作パター
ンの表示例を示す図である。
【図7】(a) は動作パターンの動作パターンデータベー
スへの登録例を示す図、(b) は動作パターンの数値例を
示す図である。
【図8】(a) はEPROMの病状特定メモリ領域の病状
特定データのデータ構成を示す図、(b) は限度量メモリ
領域の限度量データのデータ構成を示す図である。
【図9】(a) は行動記録装置により危険動作を検出する
場合の例を示す図、(b) は同じく危険位置を検出する場
合の例を示す図である。
【図10】利用者の行動記録の動作に伴って行動記録装
置が速度センサの変化を検出する処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】周期と加速度の変化検出処理によって利用者
の動作パターンが変化したと判断された場合に行われる
行動記録処理を説明するフローチャートである。
【図12】図11の行動記録処理における動作状態判別
処理(STP1)を説明するフローチャートである。
【図13】図11の行動記録処理における位置検出処理
(STP2)を説明するフローチャートである。
【図14】図11の行動記録処理における高度算出処理
(STP3)を説明するフローチャートである。
【図15】図11のSTP6の処理を更に詳しく説明す
るフローチャート(その1)である。
【図16】表示部に表示されるガイダンスの一例を示す
図である。
【図17】図11のSTP6の処理を更に詳しく説明す
るフローチャート(その2)である。
【符号の説明】
1 行動記録装置 2 CPU 3 ROM 4 EPROM 5 RAM 6 入力部 6a 登録ボタン 6b 戻るボタン 7 表示部 8 外部記憶部 9 加速度センサ 10 GPS 11 高度計 12 通信制御部 13 方位センサ 14 気温計 15 バス 16 脈拍計 17 血圧計 18 体温計 19 通信部 20 発汗計 21 通信部 22 利用者 23 動作パターンデータベース 23−1 動作パターン欄 23−2 X方向欄 23−3 Y方向欄 23−4 Z方向欄 24 駅 25 利用者の現在位置 26 駅前ロータリー 27、28 駅出口からの所定距離 31 標高の高い道 32 勾配の急な道 33 トンネル 34 トンネルを抜け出た位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C017 AA08 AA10 AA16 AA20 AB02 AB07 AB08 BB13 BC11 BC14 BD10 CC02 FF30 4C038 VA04 VB40 VC20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図情報データベースを記憶する手段
    と、 位置を算出してこの算出した位置と前記地図情報データ
    ベースとから場所を認識する手段と、 認識された前記場所の高さを算出する手段と、 少なくとも加速度センサと方位センサとにより利用者の
    前記場所における動作を基準座標内におけるX、Y、Z
    方向の加速度と変化の周期とからなる動作パターンとし
    て検出する手段と、 検出された複数種類の前記動作パターンを前記場所及び
    前記高度の情報と対応付けて前記利用者の動作パターン
    データベースとして記憶する手段と、 前記加速度センサにより前記利用者の動作パターンに
    X、Y、Z方向のいずれかの加速度と変化の周期のいず
    れかに変化が検出されたとき、前記場所の環境が所定以
    上の環境であるかを判断する手段と、 前記場所の環境が所定以上の環境であると判断されたと
    き、危険な状態になる可能性を示すガイダンスをする手
    段と、 を備えたことを特徴とする行動記録装置。
  2. 【請求項2】 前記場所の環境を判断する手段は、前記
    場所が移動の前後で、所定以上の温度差を有するとき、
    高さに所定以上の差があるとき、勾配が所定以上に急で
    あるとき、移動速度が所定以上速いとき、又は所定以上
    の標高であるとき、前記場所の環境が所定以上の環境で
    あると判断することを特徴とする請求項1記載の行動記
    録装置。
  3. 【請求項3】 体内情報を計測する手段と、 前記体内情報と対応病状とを対応付けて記憶する手段
    と、 前記体内情報の限度量を記憶する手段と、 前記場所の環境を判断する手段が前記場所の環境が所定
    の環境以上であると判断したとき、前記計測された体内
    情報に対応する前記対応病状が記憶されているかを調べ
    る手段と、 前記計測された体内情報に対応する前記対応病状が記憶
    されていないとき、前記計測された体内情報の中に前記
    限度量を超えたものが含まれているか判断する手段と、 前記計測された体内情報に対応する前記対応病状が記憶
    されているとき又は前記計測された体内情報の中に前記
    限度量を超えたものが含まれているときに、現在の動作
    パターンにおける警告と対策のガイダンスを報知する手
    段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の行
    動記録装置。
  4. 【請求項4】 前記体内情報は、脈拍、血圧、体温、又
    は発汗量のいずれか又は全部を含むことを特徴とする請
    求項2記載の行動記録装置。
  5. 【請求項5】 所定の位置から所定距離以上であるかを
    判断する手段と、 気温を計測する手段と、 前記所定の位置から前記所定距離以上であると判断され
    たとき、移動の前後で計測された気温の差が所定以上で
    あるかを判断する手段と、 を更に備え、 前記移動の前後で計測された気温の差が所定以上である
    と判断されたとき、前記場所の位置が示す状態又は環境
    が所定の状態又は環境以上であると判断することを特徴
    とする請求項2記載の行動記録装置。
  6. 【請求項6】 月日を計測する時計手段と、 計測された月日から季節の変わり目であるかを判断する
    手段と、 を更に備え、 前記計測された月日から季節の変わり目であると判断さ
    れたとき、前記場所の位置が示す状態又は環境が所定の
    状態又は環境以上であると判断し、 前記計測された月日から季節の変わり目であると判断さ
    れなかったとき、前記移動の前後で計測された気温の差
    が所定以上であるかを判断することを特徴とする請求項
    2又は5記載の行動記録装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータに、 地図情報データベースを記憶する処理と、 位置を算出してこの算出した位置と前記地図情報データ
    ベースとから場所を認識する処理と、 認識された前記場所の高さを算出する処理と、 少なくとも加速度センサと方位センサとにより利用者の
    前記場所における動作を基準座標内におけるX、Y、Z
    方向の加速度と変化の周期とからなる動作パターンとし
    て検出する処理と、 検出された複数種類の前記動作パターンを前記場所及び
    前記高度の情報と対応付けて前記利用者の動作パターン
    データベースとして記憶する処理と、 体内情報を計測する処理と、 前記体内情報と対応病状とを対応付けて記憶する処理
    と、 前記体内情報の限度量を記憶する処理と、 前記加速度センサにより前記利用者の動作パターンに
    X、Y、Z方向のいずれかの加速度と変化の周期のいず
    れかに変化が検出されたとき、前記場所の環境が所定以
    上の環境であるかを判断する処理と、 前記場所の環境が所定以上の環境であると判断されたと
    き、前記計測された体内情報に対応する前記対応病状が
    記憶されているかを調べる処理と、 前記計測された体内情報に対応する前記対応病状が記憶
    されていないとき、前記計測された体内情報の中に前記
    限度量を超えたものが含まれているか判断する処理と、 前記計測された体内情報に対応する前記対応病状が記憶
    されているとき又は前記計測された体内情報の中に前記
    限度量を超えたものが含まれているときに、現在の動作
    パターンにおける警告と対策のガイダンスする処理と、 を実行させることを特徴とする行動記録プログラム。
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