JP2006229876A - 機器、能力通知方法及び能力通知プログラム - Google Patents

機器、能力通知方法及び能力通知プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 有している能力を通信相手等に容易に認知させることのできる機器、能力通知方法及び能力通知プログラムの提供を目的とする。
【解決手段】 ネットワークを介して通信可能な機器であって、当該機器の有する能力を示す文字列を記憶した記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記文字列を用いてホスト名を生成するホスト名生成手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、機器、能力通知方法及び能力通知プログラムに関し、特にネットワークを介して通信可能な機器、能力通知方法及び能力通知プログラムに関する。
プリンタ、FAX、及びコピー機をはじめ、ネットワークに接続されている機器と通信を開始する前にその機器の備えている能力を判別することができると便宜である。例えば、機器がIPSec能力を持っていることが予め分かっていれば、セキュアな通信を通信当初より行うことができる。
また、IPv6の使用が職場において推奨されている場合等に、通信相手となる機器がIPv6に対応いることが予め分かっていれば、IPv6のみによる通信を行うことができる(AppleTalk、Netware、Netbeui等、他のプロトコルについても同様である。)。
また、機器がワイヤレス通信の機能を備えていることが予め分かれば、ノートPC等よりワイヤレスなアクセスを行うことができる。
更に、機器に実装されているアプリケーションレベルの能力がわかっていれば、プロトコルレベルでの事前ネゴシエーションを省くことができる。
特開2003−087287号公報
しかしながら、機器の備えている能力を知るには、その機器のマニュアルを参照したり、又は、実際に通信を開始して機器に対して問い合わせを行ったりする必要があり、非常に手間のかかるものであった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、有している能力を通信相手等に容易に認知させることのできる機器、能力通知方法及び能力通知プログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、ネットワークを介して通信可能な機器であって、当該機器の有する能力を示す文字列を記録した記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記能力を示す文字列を用いてホスト名を生成するホスト名生成手段とを有することを特徴とする。
このような機器では、ホスト名に当該機器の能力を示す文字列が含まれているため、当該機器と通信を行う他の機器は、当該機器の能力を用意に知ることができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記機器における能力通知方法、又は前記機能力通知方法を機器に実行させるための能力通知プログラムとしてもよい。
本発明によれば、有している能力を通信相手等に容易に認知させることのできる機器、能力通知方法及び能力通知プログラムを提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における通信システムのネットワーク構成例を示す図である。図1において、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワーク110に、複合機101a、101b、及び101c1等と、PC(Personal Computer)102と、DNSサーバ(Domain Name Server)103と、ルータ104と等が相互に接続されている。なお、ネットワーク110は、有線又は無線の別は問わない。
複合機101a、101b、及び101c(以下、総称する場合「複合機101」という。)は、機器の一例であり、プリンタ、FAX、スキャナ、及びコピー等の複数の機能を1台で実現する機器である。
PC102、DNSサーバ103、及びルータ104は、一般的な、PC、DNSサーバ、又はルータである。
図2は、本実施形態の通信システムにおける複合機のハードウェアの構成例を示す図である。
本実施形態における複合機101は、コントローラ1と、オペレーションパネル20と、FCU(Facsimile Control Unit)21と、エンジン部22とを備える。
コントローラ1は、CPU2と、システムメモリ3と、ノースブリッジ(NB)4と、サウスブリッジ(SB)5と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)6と、ローカルメモリ7と、HDD(Hard Disk Drive)8と、Flash ROM9と、NVRAM10と、SDRAM11と、Ethernet(登録商標)インタフェース12と、USBインタフェース13と、IEEE1394インタフェース14と、セントロニクスインタフェース15と、外部記憶媒体用インタフェース16とを備える。
オペレーションパネル20は、コントローラ1内のASIC6に接続される。また、FCU21およびエンジン部22は、コントローラ1内のASIC6にバス23によって接続される。
コントローラ1内では、ASIC6にローカルメモリ7と、HDD8と、Flash ROM9と、NVRAM10と、SDRAM11と、などが接続されると共に、CPU2とASIC6とがCPUチップセットのNB4を介して接続されている。また、コントローラ1では、NB4を介してCPU2とASIC6とを接続することにより、CPU2のインタフェースが公開されていない場合に対応する。
ASIC6とNB4とは、AGP(Accelerated Graphics Port)17を介して接続されている。後述する本実施形態のソフトウェアの構成において、アプリケーションやプラットフォームを形成する一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC6とNB4とを低速のバスでなくAGP17を介して接続することで、パフォーマンスの低下を防いでいる。
CPU2は、ソフトウェアにより装置全体の制御を行う。NB4は、CPU2と、システムメモリ3と、SB5と、ASIC6、Ethernet(登録商標)インタフェース12と、USBインタフェース13と、IEEE1394インタフェース14と、セントロニクスインタフェース15と、外部記憶媒体用インタフェース16とを接続するためのブリッジである。SB5と、Ethernet(登録商標)インタフェース12と、USBインタフェース13と、IEEE1394インタフェース14と、セントロニクスインタフェース15と、外部記憶媒体用インタフェース16とは、バス18を介してNB4に接続されている。なお、SB5は、バス18とROMや周辺デバイス等とを接続するためのブリッジである。
システムメモリ3は、本実施形態を適用可能な複合機101などの描画用メモリなどとして用いるメモリである。ローカルメモリ7はコピー用画像バッファや、符号バッファとして用いるメモリである。
ASIC6は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD8は、画像データや文書データやプログラムやフォントデータやフォームなどのデータの蓄積などを行うストレージ(補助記憶装置)である。
Flash ROM9は、外部からのプログラムやデータなどを書き込むことが可能なメモリである。NVRAM10およびSDRAM11は、電源がOFFの状態でも情報を保持することができる不揮発性メモリである。
Ethernet(登録商標)インタフェース12は、本実施形態における複合機101をネットワークに接続するインタフェース機器である。USBインタフェース13と、IEEE1394インタフェース14と、セントロニクスインタフェース15とは、それぞれの規格に準じたインタフェースであり、ネットワークに接続されることもある。
外部記憶媒体用インタフェース16は、本実施形態における複合機101から脱着することが可能な媒体で外部記憶媒体の規格に準じた媒体のインタフェースである。例えばSDカードや、コンパクトフラッシュ(登録商標)や、ROM−DIMM等が外部記憶媒体として利用される。
また、オペレーションパネル20は、オペレータからの入力操作を受け付けると共に、オペレータに向けた表示を行う操作部である。なお、FCU21はメモリを有しており、このメモリは電源がOFFの時に受信したファクシミリデータを一時的に格納するために利用される。
なお、本実施形態における複合機101の構成によっては、Flash ROM9や、SDRAM11や、USBインタフェース13や、IEEE1394インタフェース14や、セントロニクスインタフェース15や、外部記憶媒体用インタフェース16や、FCU21は存在しないこともある。
図3は、本実施形態における複合機のソフトウェア構成例を示す図である。大きく分けると、アプリケーション部50とプラットフォーム部60とから構成される。プラットフォーム部60はあらかじめ定義されている関数によりアプリケーション部50からの処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインターフェース(API)を有するように構成されている。
アプリケーション部50は、プリンタや、コピーや、FAXおよびスキャナなどの画像形成処理に関連するユーザサービスに固有の処理を行うものである。アプリケーション部50は、ページ記述言語およびポストスクリプトを有する、プリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ51と、コピー用のアプリケーションであるコピーアプリ52と、FAX用アプリケーションであるFAXアプリ53と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ54と、ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ55とを有している。
また、プラットフォーム部60は、アプリケーション部50からの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生するコントロールサービスと、1つ以上のハードウェア資源の管理を行ってコントロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(SRM)63と、オペレーティングシステム(OS)61とを有するように構成されている。OS61は、プラットフォーム部60およびアプリケーション部50の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
コントロールサービスは、システムコントロールサービス(SCS)62と、エンジンコントロールサービス(ECS)64と、メモリコントロールサービス(MCS)65と、オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)66と、ファクスコントロールサービス(FCS)67と、ネットワークコントロールサービス(NCS)68と、セキュリティコントロールサービス(CCS)69と、などのサービスモジュールを有するように構成されている。
SRM63は、SCS62と共にシステムの制御およびハードウェア資源の管理を行うものである。例えば、SRM63のプロセスは、ハードウェア資源を利用する上位層からの要求に従って調停を行い、実行制御する。具体的には、SRM63は要求されたハードウェア資源が利用可能であるか(他の要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM63は上位層からの要求に対してハードウェア資源を利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作と、メモリ確保と、ファイル生成など)を直接実施している。
SCS62は、アプリケーションの管理や、操作部の制御や、システム画面の表示や、LEDの表示や、ハードウェア資源の管理や、割り込みアプリケーションの制御などの処理を行う。ECS64は、ハードウェアリソースのエンジン(図示せず)の制御を行う。MCS65は、メモリの取得および解放や、画像データの圧縮および伸張などのメモリ制御を行う。OCS66は、オペレータと本実施形態における複合機101の本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。
FCS67は、システムコントローラの各アプリケーション層からPSTN(Public Switched Telephone Network:公衆電話交換網)またはISDN(Integrated Services Digital Netword:総合サービス・デジタル網)を利用したFAX送受信YA、バックアップ用のメモリで管理されている各種FAXデータの登録/引用や、FAXの読み取りや、FAXの受信印刷などを行うためのAPIを提供する。
NCS68は、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供する。ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分け、各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行い、本実施形態の複合機101において主要な機能となるコントロールサービスである。CCS69はアプリケーション部50に対してセキュリティサービスを提供する。
また、先述したように、CPU2は本実施形態における複合機101全体の制御を行う。すなわちCPU2は、OS61上にSCS62と、SRM63と、ECS64と、MCS65と、OCS66と、FCS67と、NCS68と、CCS69とをそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、アプリケーション部50を形成するプリンタアプリ51と、コピーアプリ52と、ファクスアプリ53と、スキャナアプリ54と、ネットファイルアプリ55とを起動して実行させる。
このように本実施形態における複合機101は、各アプリケーションで共通的に必要な処理をプラットフォーム部60で一元的に処理することができる。
なお、本実施形態における複合機101の構成によっては、プリンタアプリ51や、コピーアプリ52や、ファクスアプリ53や、スキャナアプリ54や、ネットファイルアプリ55などの各アプリケーションや、FCS67や、CCS69などは存在しないこともある。
図4は、NCSの機能構成例を示す図である。図4において、NCS68は、データ受信部681、プロトコル制御部682、DNS(Domain Name System)処理部683、データ送信部684、能力設定部685、HTTP(HyperText Transfer Protocol)制御部686、SNMP(Simple Network Management Protocol)制御部687、及びマルチキャストプロトコルA制御部688等を有している。
データ受信部681及びデータ送信部684は、CCS69及びOCS66等をはじめとするプラットフォーム部60における各種サービスや、アプリケーション部50における各種アプリケーションとのメッセージやデータのやりとりを行う機能である。
DNS処理部683は、DNSプロトコルによる通信の制御を行う。DNS処理部683には、ホスト名処理部6831が含まれている。ホスト名処理部6831は、複合機101のホスト名の生成処理を行う機能である。後述するように、ホスト名の設定は、複合機101の有する各種の能力を示す文字列(以下「能力名」という。)を用いて行われる。
ホスト名生成処理部6831によって生成されるホスト名は、CCS69及び暗号化ライブラリ691によってハッシュ(Hash)化又は暗号化される。但し、ハッシュ化には、必ずしもCCS69は必要としない。
HTTP制御部686、SNMP制御部687、及びマルチキャストプロトコルA制御部688は、それぞれが対応するプロトコルによる通信を制御するための機能である。SNMP687及びマルチキャストプロトコルA制御部688は、他の複合機101等のホスト名の取得等を行う。
能力設定部685は、複合機101の有する各種の能力のうち、その能力名をホスト名に含めるものを選択させるための処理を制御する機能である。能力の選択は、オペレーションパネル20を介してユーザによって行われ、その設定内容は、OCS66及び能力設定部685を経由してHDD8又はNVRAM10に保存される。また、外部からのHTTPリクエストによる設定の場合、そのHTTPリクエストに含まれる設定内容は、HTTP制御部686及び能力設定部を経由してHDD8又はNVRAM10に保存される。但し、外部からの設定の場合、そのプロトコルは必ずしもHTTPである必要はない。
複合機101の各種の能力の能力名等は、HDD8又はNVRAM10に記憶されている能力テーブルに登録されている。
図5は、能力テーブルの構成例を示す図である。図5において、能力テーブル81は、複合機101の各能力について、ID、能力名、及びホスト名表示等が登録されているテーブルである。IDは、各能力を識別するための情報である。能力名は、各能力の能力名である。ホスト名表示は、能力名をホスト名に含めるか否かを示す情報である。図5の例では、「1」の場合はホスト名に含められ、「0」の場合は含められないことを示す。なお、図5の例では、複合機101の能力として、ハードウェア的な能力(ID:1〜3)、ネットワークプロトコル(ID:4〜8)、セッションプロトコル(ID:9〜13)、プロトコルの特徴的な使用方法(ID:14)、アプリケーションやデータに関するもの(ID:15、16)が例として示されている。
以下、図4の複合機101の処理手順について説明する。図6は、複合機のホスト名に含める能力名をWebページより選択させる際の処理を説明するためのフローチャートである。
例えば、PC102のWebブラウザは、ユーザからの指示に応じ、複合機101にアクセスすることにより複合機のホスト名に含める能力名を選択させるためのWebページ(以下「能力選択ページ」という。)を表示させる(S101)。
図7は、能力選択ページの表示例を示す図である。図7の能力選択ページ1020には、能力テーブル81に基づいて、複合機101の各能力の能力名が領域1122に表示され、また、領域1121に各能力名に対応させてチェックボタンが表示されている。すなわち、チェックボタンを選択することにより、対応している能力名をホスト名に含めることができる。
ユーザが、能力選択ページ1020おいて、その能力名をホスト名に含める能力を選択し(S102)、適用ボタン1023をクリックすると、Webブラウザは、能力選択ページ1020における設定内容を含むHTTPリクエストを複合機101に対して送信する(S104)。
複合機101の能力設定部685は、受信されたHTTPリクエストに含まれている設定内容をHDD8又はNVRAM10における能力テーブル81に反映する(S105、S106)。
続いて、ステップS104においてHTTPリクエストを受信した複合機101のNCSにおける処理について説明する。図8は、Webページからの能力選択の際のNCSの処理を説明するための図である。
WebブラウザからのHTTPリクエストは、HTTP制御部686に伝えられる(S111)。HTTP制御部686は、HTTPリクエストに基づいて能力設定部685を呼び出す(S112)。能力設定部685は、HDD8又はNVRAM10における能力テーブル81に設定内容を登録し(S113、S114)、登録処理の成否をHTTP制御部686に通知する(S115)。HTTP制御部686は、登録処理の成否を示すHTTPレスポンスをWebブラウザに対して送信する(S116)。
ホスト名に含める能力の選択は、オペレーションパネル20から行ってもよい。図9は、複合機のホスト名に含める能力名をオペレーションパネルより選択させる際の処理を説明するためのフローチャートである。
ユーザからの指示に応じ、複合機101がオペレーションパネル20の表示を行い(S201)、能力ごとに能力名を表示させ、その能力名をホスト名に含めるか否かをユーザに問い合わせる(S202)。
図10は、能力名選択時のオペレーションパネルの表示例を示す図である。図10に示されるような表示に応じ、ユーザは、表示された能力名をホスト名に含めるか否かを選択する(S203)。能力名の表示及び選択は能力テーブル81に登録されている各能力について行われ、全ての能力について選択が行われると(S204でYes)、能力設定部685は、オペレーションパネル20からの設定内容をHDD8又はNVRAM10における能力テーブル81に反映する(S205、S206)。
続いて、ステップS203及びS204において各能力について能力名をホスト名に含めるか否かが選択された際のNCSの処理について説明する。図11は、オペレーションパネルからの能力選択の際のNCSの処理を説明するための図である。
オペレーションパネル20より、各能力について能力名をホスト名に含めるか否かが選択されると(S211)、OCS66は、その設定内容を能力設定部685に通知する(S212)。能力設定部685は、HDD8又はNVRAM10における能力テーブル81に設定内容を登録し(S213、S214)、登録処理の成否をOCS66に通知する(S215)。OCS66は、登録処理の成否を示すメッセージをオペレーションパネル20に表示させる(S216)。
次に、複合機101におけるホスト名の生成処理について説明する。図12は、複合機におけるホスト名の生成処理を説明するためのフローチャートである。
ホスト名処理部6831は、能力テーブル81において、ホスト名表示が「1」、すなわち、ホスト名に能力名を含めるものとして設定されている1又は複数の能力の能力名を取得し(S301)、取得された能力名に基づいてホスト名を生成する(S302)。例えば、ホスト名処理部6831は、検索されたホスト名を所定の符号(例えば「_」(アンダーバー)等))によって連結することによりホスト名を生成する。なお、ここで生成されたホスト名を、以下「未加工のホスト名」という。
続いてホスト名処理部6831は、生成されたホスト名を必要に応じてHDD8又はNVRAM10へ保存し(S303)、ダイナミックDNSによりDNSサーバ103へ登録する(S304)。なお、単純に能力名を連結させた文字列をホスト名とすると、ホスト名が非常に長いものとなってしまう場合が考えられる。したがって、未加工のホスト名をハッシュ化することによってホスト名の長さを調節してもよい。また、セキュリティ上の観点より、未加工のホスト名又はそのハッシュ値を暗号化してもよい。なお、ハッシュ化又は暗号化された結果としてのホスト名を、以下「加工されたホスト名」という。また、未加工のホスト名と加工されたホスト名とを特に区別しない場合は単に「ホスト名」という。
図13は、ホスト名生成時のNCSの処理を説明するための図である。
ホスト名処理部6831は、HDD8又はNVRAM10における能力テーブル81より、ホスト名表示が「1」とされている能力の能力名を取得し(S311、S312)、取得された能力名を用いてホスト名(未加工のホスト名)を生成する。続いて、ホスト名処理部6831は、生成されたホスト名のハッシュ化又は暗号化等をCCS69に要求する(S313)。
CCS69は、暗号化ライブラリ691を用いてホスト名をハッシュ化又は暗号化し(S314、S315)、加工されたホスト名をホスト名処理部6831に出力する(S316)。ホスト名処理部6831は、加工されたホスト名をDNSサーバ103に登録する(S317)。また、ホスト名処理部6831は、必要に応じて加工されたホスト名をHDD8又はNVRAM10に登録する。
図14は、ハッシュ化されたホスト名が登録されたテーブルの例である。図14のテーブルには、選択された能力名(ホスト名の生成に用いられた能力名)と、ハッシュ化されたホスト名とが登録されている。図14のテーブルは、例えば、HDD8又はNVRAM10等に保存される。
また、図15は、暗号化されたホスト名が登録されたテーブルの例である。図15のテーブルには、選択された能力名と、暗号化されたホスト名とが登録されている。図15のテーブルは、例えば、HDD8又はNVRAM10等に保存される。
また、図16は、ダイナミックDNSによるホスト名の登録処理を説明するためのシーケンス図である。すなわち、図12におけるステップS304又は図13におけるステップS317における処理である。
複合機101のホスト名処理部6831は、ダイナミックDNSにより、例えば、加工されたホスト名「RM112233_AXU286」をAレコードに登録するようDNSサーバ103に要求する(S321)。DNSサーバ103は、複合機101からの要求に応じ、複合機101の加工されたホスト名をAレコードに登録し、登録処理の成否を複合機101に返信する(S322)。なお、加工されたホスト名をCNAMEレコードに登録するようにしてもよい。この場合の処理シーケンスは、Aレコードに登録する場合と同様である。
次に、複合機101以外の他の装置又は機器等が、複合機101のホスト名を入手するための処理についていくつかの例を説明する。
図17は、SNMPによりホスト名を入手するための処理を説明するためのシーケンス図である。
例えば、PC102は、ブロードキャストを発行することにより(S401)、そのブロードキャストに応答してきた複合機101のIPアドレスを取得する(S402)。PC102は、取得されたIPアドレスに基づいて、複合機101のホスト名をユニキャストによって取得する(S403、S404)。
図18は、SNMPによりホスト名の問い合わせを受けた複合機の処理を説明するための図である。
SNMPによるホスト名の問い合わせは、SNMP制御部687に伝えられる(S411)、SNMP制御部687は、HDD8又はNVRAM10に保存されているホスト名を取得し、取得されたホスト名を応答する(S412)。
また、図19は、マルチキャストプロトコルによりホスト名を入手するための処理を説明するためのシーケンス図である。
例えば、PC102は、マルチキャストDNS又は独自のマルチキャストプロトコル等のマルチキャストプロトコルによってホスト名を問い合わせることにより(S501)、その問い合わせを受信した複合機101よりホスト名等を受信する(S502)。
図20は、マルチキャストプロトコルによりホスト名の問い合わせを受けた複合機の処理を説明するための図である。
例えば、独自のマルチキャストプロトコル(マルチキャストプロトコルA)によるホスト名の問い合わせはマルチキャストプロトコルA制御部688に伝えられる(S511)、マルチキャストプロトコルA制御部688は、HDD8又はNVRAM10に保存されているホスト名を取得し、取得されたホスト名を応答する(S512)。
また、図21は、はDNSゾーン転送コマンドによりホスト名を入手するための処理を説明するためのシーケンス図である。
例えば、PC102は、複合機101に対してゾーン情報を要求することにより(S601)、複合機101より、複合機101のホスト名を含むゾーン情報を取得する(S602)。
また、図22は、DNSサーバからの逆引きによりホスト名を入手するための処理を説明するためのシーケンス図である。ここでは、ある複合機101が他の複合機101のホスト名を取得する例について説明する。
例えば、複合機101aが、複合機101bのIPアドレスに基づいてDNSサーバ103に複合機101bのホスト名を問い合わせると(S701)、DNSサーバ103は、PTRレコードに基づいて複合機101bのホスト名を逆引きし、複合機101aに対して逆引きされたホスト名を送信する(S702)。
図23は、DNSサーバからの逆引きによりホスト名を問い合わせる際の複合機の処理を説明するための図である。図23は、複合機101aを表しているものとする。
DNS処理部683は、複合機101bのIPアドレスに基づいてDNSサーバ103に対してホスト名を問い合わせることにより(S711)、DNSサーバ103より複合機101bのホスト名を受信する(S712)。
上記の処理によって、複合機101のホスト名を入手した装置等又はユーザは、ホスト名に基づいて複合機101の能力を容易に知ることができる。なお、ハッシュ化されたホスト名を入手した装置が、複合機101の未加工のホスト名を知るには、複合機101と同一のハッシュアルゴリズムを用いる必要がある。また、暗号化されたホスト名を入手した装置が、複合機101の未加工のホスト名を知るには、複合機101と同一の暗号化アルゴリズム及び暗号鍵等を用いる必要がある。
上述したように、本実施の形態における複合機101は、自身の能力を示す文字列を含めるように自動的にホスト名を生成するため、複合機101と通信を行う相手側は、複合機101のホスト名に基づいて、その能力を容易に知ることができる。したがって、プロトコルシーケンスを省くことができる。
また、複合機101は、ダイナミックDNSクライアント機能を備え、ダイナミックDNS方式により機器の能力を示す文字列をAレコードやCNAMEレコードとしてDNSサーバ103に登録するため、他の機器は、容易にその能力を参照することができる。
また、ホスト名の登録先としてCNAMEレコードを用いることにより、ある1つの複合機101の多くの能力を複数のDNSサーバ103に登録することができる。
また、複数の能力名が連結されたホスト名がハッシュ化されることにより、ホスト名の短縮化を図ることができ、インターネット上のホスト名の長さ制限を守ることができる。
また、ホスト名が暗号化されることにより、機器の能力の秘匿性が保たれる。
本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態における通信システムのネットワーク構成例を示す図である。 本実施形態の通信システムにおける複合機のハードウェアの構成例を示す図である。 本実施形態における複合機のソフトウェア構成例を示す図である。 NCSの機能構成例を示す図である。 能力テーブルの構成例を示す図である。 複合機のホスト名に含める能力名をWebページより選択させる際の処理を説明するためのフローチャートである。 能力選択ページの表示例を示す図である。 Webページからの能力選択の際のNCSの処理を説明するための図である。 複合機のホスト名に含める能力名をオペレーションパネルより選択させる際の処理を説明するためのフローチャートである。 能力名選択時のオペレーションパネルの表示例を示す図である。 オペレーションパネルからの能力選択の際のNCSの処理を説明するための図である。 複合機におけるホスト名の生成処理を説明するためのフローチャートである。 ホスト名生成時のNCSの処理を説明するための図である。 ハッシュ化されたホスト名が登録されたテーブルの例である。 暗号化されたホスト名が登録されたテーブルの例である。 ダイナミックDNSによるホスト名の登録処理を説明するためのシーケンス図である。 SNMPによりホスト名を入手するための処理を説明するためのシーケンス図である。 SNMPによりホスト名の問い合わせを受けた複合機の処理を説明するための図である。 マルチキャストプロトコルによりホスト名を入手するための処理を説明するためのシーケンス図である。 マルチキャストプロトコルによりホスト名の問い合わせを受けた複合機の処理を説明するための図である。 DNSゾーン転送コマンドによりホスト名を入手するための処理を説明するためのシーケンス図である。 DNSサーバからの逆引きによりホスト名を入手するための処理を説明するためのシーケンス図である。 DNSサーバからの逆引きによりホスト名を問い合わせる際の複合機の処理を説明するための図である。
符号の説明
1 コントローラ
2 CPU
3 システムメモリ
4 ノースブリッジ(NB)
5 サウスブリッジ(SB)
6 ASIC
7 ローカルメモリ
8 HDD
9 Flash ROM
10 NVRAM
11 SDRAM
12 Ethernet(登録商標)インタフェース12
13 USBインタフェース
14 IEEE1394インタフェース
15 セントロニクスインタフェース
16 外部記憶媒体用インタフェース
17 AGP
18、23 バス
20 オペレーションパネル
21 FCU
22 エンジン部
50 アプリケーション部
51 プリンタアプリ
52 コピーアプリ
53 ファクスアプリ
54 スキャナアプリ
55 ネットファイルアプリ
60 プラットフォーム部
61 オペレーティングシステム(OS)
62 システムコントロールサービス(SCS)
63 システムリソースマネージャ(SRM)
64 エンジンコントロールサービス(ECS)
65 メモリコントロールサービス(MCS)
66 オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)
67 ファクスコントロールサービス(FCS)
68 ネットワークコントロールサービス(NCS)
69 セキュリティコントロールサービス(CCS)
70 ネットワークインタフェース
101a、101b、101c 機器
102 PC
103 DNSサーバ
104 ルータ
110 ネットワーク
681 データ受信部
682 プロトコル制御部
683 DNS処理部
684 データ送信部
685 能力設定部
686 HTTP制御部
687 SNMP制御部
688 マルチキャストプロトコルA制御部
6831 ホスト名処理部

Claims (13)

  1. ネットワークを介して通信可能な機器であって、
    当該機器の有する能力を示す文字列を記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記文字列を用いてホスト名を生成するホスト名生成手段とを有することを特徴とする機器。
  2. 前記ホスト名生成手段によって生成されたホスト名の登録をDNSサーバに要求するホスト名登録手段を有することを特徴とする請求項1記載の機器。
  3. 前記ホスト名登録手段は、Aレコードへの登録を要求することを特徴とする請求項2記載の機器。
  4. 前記ホスト名登録手段は、CNAMEレコードへの登録を要求することを特徴とする請求項2記載の機器。
  5. 前記ホスト名生成手段によって生成されたホスト名をハッシュ化するハッシュ化手段を有することを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の機器。
  6. 前記ホスト名生成手段によって生成されたホスト名を暗号化する暗号化手段を有することを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載の機器。
  7. 前記記憶手段に記憶されている前記文字列の中からホスト名に含める文字列を選択させる選択手段を有し、
    前記ホスト名生成手段は、前記選択手段が選択させた文字列を用いてホスト名を生成することを特徴とする請求項1乃至6いずれか一項記載の機器。
  8. ネットワークを介して通信可能な機器における能力通知方法であって、
    当該機器の記憶装置に記憶されている、当該機器の能力を示す文字列を取得する文字列取得手順と、
    前記文字列取得手順において取得された文字列を用いてホスト名を生成するホスト名生成手順とを有することを特徴とする能力通知方法。
  9. 前記ホスト名生成手順において生成されたホスト名の登録をDNSサーバに要求するホスト名登録手順を有することを特徴とする請求項8記載の能力通知方法。
  10. 前記ホスト名生成手順において生成されたホスト名をハッシュ化するハッシュ化手順を有することを特徴とする請求項8又は9記載の能力通知方法。
  11. 前記ホスト名生成手順において生成されたホスト名を暗号化する暗号化手順を有することを特徴とする請求項8乃至10いずれか一項記載の能力通知方法。
  12. 当該機器の記憶装置に記憶されている前記文字列の中からホスト名に含める文字列を選択させる選択手順を有し、
    前記ホスト名生成手順は、前記選択手順において選択された文字列を用いてホスト名を生成することを特徴とする請求項8乃至11いずれか一項記載の能力通知方法。
  13. ネットワークを介して通信可能な機器に、
    当該機器の記憶装置に記憶されている、当該機器の能力を示す文字列を取得する文字列取得手順と、
    前記文字列取得手順において取得された文字列を用いてホスト名を生成するホスト名生成手順とを実行させるための能力通知プログラム。
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