JP2006229659A - 動画像圧縮方法及び装置並びにプログラム - Google Patents

動画像圧縮方法及び装置並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】高圧縮率又は高品質の動画像圧縮を行うことができる動画像圧縮方法を提供する。
【解決手段】縮小器20は原画像を縮小し、符号化器21、24、27は縮小Iフレーム、縮小Bフレーム、縮小Pフレームを生成し、データサイズ比較器30は、縮小Iフレーム、縮小Bフレーム、縮小Pフレームのデータサイズを比較し、データサイズが最も小さくなるフレームタイプの選択を指示するフレームタイプ選択信号SAを出力する。メイン符号化器34は、画質が一定水準にあることが要請される場合には、フレームタイプ選択信号SAが指示するフレームタイプで原画像の符号化を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、MPEG規格の動画像圧縮を行う場合等に使用して好適な動画像圧縮方法及び装置並びにプログラムに関する。
一般に、動画像は、連続して与えられる原画像(静止画像、フレーム)で構成されるが、このような動画像の圧縮は、原画像を符号化し、Iフレーム(フレーム内符号化画像)や、Bフレーム(双方向予測符号化画像)や、Pフレーム(フレーム間順方向予測符号化画像)を生成することにより行われる。
図4は従来の動画像圧縮装置の一例の概略的構成図である。図4中、1は動画像圧縮装置に連続して与えられる原画像列(フレーム列)であり、2f〜2f+6は原画像、3はIフレームとすべき原画像を符号化してIフレームを生成する符号化器である。
4は2つの原画像間の差分画像を抽出する差分器、5は差分器4が出力する差分画像を符号化してPフレームを生成する符号化器、6は3つの原画像間の差分画像を抽出する差分器、7は差分器6が出力する差分画像を符号化してBフレームを生成する符号化器である。
ここで一般に、動画像における前後の原画像は相関が高いため、IフレームよりもBフレームやPフレームの方が圧縮率が高い。しかし、動画像の圧縮には、最初にIフレームの生成が必須であり、また、Iフレームには、動画の編集が容易であるとか、早送り/逆再生が容易であるといった利点がある。このため、通常は、数十〜数百フレームに1回はIフレームが挿入される。
原画像をIフレーム、Bフレーム、Pフレームのどのフレームにするかは、GOP(Group Of Pictures)で決めた順序を繰り返すことで行なわれる。例えば、GOPにIBBBPBBBPBBBPBBBを選択した場合には、IBBBPBBBPBBBPBBBIBBBPBBBPBBBPBBBIBBBPBBBPBBBPBBBIBB・・・というように符号化が繰り返される。これによって、高い圧縮率と使い易さを両立させている。
この場合に問題となるのは、シーン・チェンジ(Scene Change)と呼ばれるもので、例えば、ビデオ録画で一時停止後に再開した場合や、番組がCMに切り替わった場合のように、前のフレームと全く相関のないフレームというのが存在するが、このようなフレームをBフレームやPフレームにしてしまうと、品質の低い圧縮結果となってしまう。
例えば、図5に示すように、原画像2fをIフレーム、原画像2f+1、2f+2をPフレームとした場合において、原画像2f+2、2f+3間でシーン・チェンジが発生した場合において、原画像2f+3をPフレームとする場合には、差分器4が出力する情報量は大きくなり、符号化器5が出力するPフレームは低品質、低圧縮率のものとなってしまう。
これを避けるためには、シーン・チェンジの発生を検出し、原画像2f+3については、PフレームやBフレームではなく、Iフレームとする仕組みを組み込むことが、より高い圧縮率と高画質を得るために必要となる。
図6は従来のシーン・チェンジ検出器を備えた動画像圧縮装置の一例の概略的構成図である。この動画像圧縮装置は、シーン・チェンジ検出器8とセレクタ9を設け、その他については、図4に示す従来の動画像圧縮装置と同様に構成したものである。
シーン・チェンジ検出器8は、原画像列1を観測し、シーン・チェンジ発生を検出したときは、シーン・チェンジ検出信号を選択制御信号としてセレクタ9に与えるものである。セレクタ9は、シーン・チェンジ検出信号が与えられない場合には、差分器4が出力する差分画像を選択して符号化器5に与え、シーン・チェンジ検出信号が与えられた場合には、シーン・チェンジした原画像を選択して符号化器5に与えるものである。
したがって、例えば、原画像2f+2、2f+3間にシーン・チェンジが発生しない場合には、シーン・チェンジ検出器8は、シーン・チェンジ検出信号を出力せず、原画像2f+3はPフレームとされる。これに対して、原画像2f+2、2f+3間にシーン・チェンジが発生した場合には、シーン・チェンジ検出器8は、シーン・チェンジ検出信号を出力し、原画像2f+3はIフレームとされる。
シーン・チェンジ検出方式には、例えば、原画像間の画素差分を取る画素差分法と、原画像間の画像の動きを検出する動きベクトル法がある。画素差分法は、原画像間の同一の位置にある画素同士の差の絶対値を累積し、予め決めておいた境界値より大きくなった場合にシーン・チェンジが発生したと判断する方法である。
図7は画素差分法を採用するシーン・チェンジ検出器の一例の概略的構成図である。図7中、10は2つの原画像間の画素の差分を算出する引算器、11は引算器10の出力の絶対値を算出する絶対値器、12は絶対値器11の出力を累積加算する累積加算器、13は累積加算器12の出力と予め決めておいた境界値を比較し、累積加算器12の出力が境界値よりも大きくなったとき、シーン・チェンジ検出信号を出力する比較器である。
また、動きベクトル法は、図8に示すように、原画像の小さく区切られた矩形領域14の個々に対して2つの原画像間に同一画像がないかを検索し、同一画像がない矩形領域14が多数を占めた場合に、シーン・チェンジが発生したと判断する方法であり、画素差分法よりも高精度でシーン・チェンジの発生を検出することが可能である。
特開2002−185817号公報 特開平7−50839号公報
画素差分法や動きベクトル法によるシーン・チェンジ検出方式には、不得手な動画像が存在し、例えば、カメラがフラッシュを光らせた場合や、カメラを大きく移動させた場合や、画像にノイズが多く含まれている場合に誤検出や未検出が出てしまうことがあり、その際に、画像の圧縮率が低下してしまうという問題点があった。
本発明は、かかる点に鑑み、シーン・チェンジの発生を高精度で検出し、高圧縮率又は高品質の動画像圧縮を行うことができる動画像圧縮方法及び装置並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明中、第1の発明は、動画像圧縮方法の発明であり、原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程を含むものである。
本発明中、第2の発明は、動画像圧縮方法の発明であり、原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、前記複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程を含むものである。
本発明中、第3の発明は、動画像圧縮装置の発明であり、原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する手段と、前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する手段を有するものである。
本発明中、第4の発明は、動画像圧縮装置の発明であり、原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する手段と、前記複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する手段を有するものである。
本発明中、第5の発明は、動画像圧縮プログラムの発明であり、原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程をコンピュータに実行させるプログラムを含むものである。
本発明中、第6の発明は、動画像圧縮プログラムの発明であり、原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、前記複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程をコンピュータに実行させるプログラムを含むものである。
本発明中、第1、第3、第5の発明によれば、原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成し、複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出する工程が実行されるので、これによって、シーン・チェンジを高精度で検出することができ、また、検出した符号化方法で原画像を符号化する工程が実行されるので、高圧縮率の動画像圧縮を行うことができる。
本発明中、第2、第4、第6の発明によれば、原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出する工程が実行されるので、これによって、シーン・チェンジを高精度で検出することができ、また、検出した符号化方法で原画像を符号化する工程が実行されるので、高品質の動画像圧縮を行うことができる。
図1は本発明の動画像圧縮装置の一実施形態の概略的構成図である。図1中、20は動画像を構成する原画像のフレームサイズを縮小して縮小原画像を出力する縮小器であり、例えば、原画像のフレームサイズを1/64に縮小する。
21は縮小器20が出力する縮小原画像を入力して縮小Iフレームを生成する符号化器、22は符号化器21が生成した縮小Iフレームを復号して縮小Iフレーム復号画像を生成するローカル復号器、23はローカル復号器22が生成する縮小Iフレーム復号画像を参照画像として格納するための参照画像メモリである。
24は縮小器20が出力する縮小原画像と参照画像を入力して縮小Bフレームを生成する符号化器、25は符号化器24が生成した縮小Bフレームを復号して縮小Bフレーム復号画像を生成するローカル復号器、26はローカル復号器25が生成する縮小Bフレーム復号画像を参照画像として格納するための参照画像メモリである。
27は縮小器20が出力する縮小原画像と参照画像を入力して縮小Pフレームを生成する符号化器、28は符号化器27が生成した縮小Pフレームを復号して縮小Pフレーム復号画像を生成するローカル復号器、29はローカル復号器28が出力する縮小Pフレーム復号画像を参照画像として格納するための参照画像メモリである。
30は符号化器21が出力する縮小Iフレームのデータサイズと、符号化器24が出力する縮小Bフレームのデータサイズと、符号化器27が出力する縮小Pフレームのデータサイズを比較し、データサイズが最も小さい縮小符号化フレームのフレームタイプを、原画像を符号化するフレームとして選択することを示すフレームタイプ選択信号SAを出力するデータサイズ比較器である。
31はローカル復号器22が出力する縮小Iフレーム復号画像と、ローカル復号器25が出力する縮小Bフレーム復号画像と、ローカル復号器28が出力する縮小Pフレーム復号画像を、それぞれ縮小器20が出力する縮小原画像と比較し、画質が最も良い縮小符号化フレーム復号画像に対応する縮小符号化フレームのフレームタイプを、原画像を符号化するフレームとして選択することを示すフレームタイプ選択信号SBを出力する画質比較器である。
32はデータサイズ比較器30が出力するフレームタイプ選択信号SA又は画質比較器31が出力するフレームタイプ選択信号SBを選択して出力するセレクタであり、本発明の動画像圧縮装置の一実施形態からの出力データが時間あたり一定量であることが要請される場合には、画質比較器31が出力するフレームタイプ選択信号SBを選択し、画質が一定水準にあることが要請される場合には、データサイズ比較器30が出力するフレームタイプ選択信号SAを選択するものである。
33はフレームタイプ選択信号SA又はフレームタイプ選択信号SBを選択制御信号として、参照画像メモリ23、26、29に格納されている参照画像を必要に応じて選択的に符号器24、27に転送する参照画像選択器である。
34は原画像を符号化してIフレーム、Bフレーム又はPフレームを生成するメイン符号化器、35はメイン符号化器34が生成したIフレーム、Bフレーム又はPフレームを復号して、Iフレーム復号画像、Bフレーム復号画像又はPフレーム復号画像を生成するローカル復号器、36はローカル復号器35が出力する符号化フレーム復号画像を参照画像として格納するための参照画像メモリである。
図2は画質比較器31の一部分の概略的構成図であり、縮小Iフレーム復号画像画質検出部を示しており、縮小Bフレーム復号画像画質検出部及び縮小Pフレーム復号画像画質検出部も同様に構成されている。
図2中、37は縮小器20が出力する縮小原画像、38はローカル復号器22が出力する縮小Iフレーム復号画像、39は縮小原画像37と縮小Iフレーム復号画像38との間の画素の差分を算出する引算器、40は引算器39の出力の絶対値を算出する絶対値器、41は絶対値器40の出力を累積加算する累積加算器である。
画質比較器31は、縮小Iフレーム復号画像画質検出部の累積加算器41の出力と、縮小Bフレーム復号画像画質検出部の累積加算器の出力と、縮小Pフレーム復号画像画質検出部の累積加算器の出力を比較して、累積加算器の出力が最も小さい縮小符号化フレーム復号画像が縮小原画像に最も近い画像と判断し、累積加算器の出力が最も小さい縮小符号化フレーム復号画像に対応する縮小符号化フレームのフレームタイプを、原画像を符号化するフレームとして選択することを示すフレームタイプ選択信号SBを出力する。
図3は本発明の動画像圧縮装置の一実施形態の動作(本発明の動画像圧縮方法の一実施形態)を説明するための図である。本発明の動画像圧縮装置の一実施形態では、まず、第1原画像(第1フレーム)が入力されると、メイン符号化器34で第1原画像のIフレームへの符号化が開始される(S1)と共に、縮小器20で縮小原画像の生成が開始される(S2)。
そして、縮小器20が出力する縮小原画像の縮小Iフレームへの符号化が符号化器21で行われ(S3)、更に、縮小Iフレームの復号がローカル復号器22で行われ、ローカル復号器22が出力する縮小Iフレーム復号画像が参照画像として参照画像メモリ23に格納される。
次に、第2原画像(第2フレーム)が入力されると、縮小器20で縮小原画像が生成される(S4)。そして、縮小器20が出力する縮小原画像の縮小Iフレームへの符号化が符号化器21で行われ(S5)、更に、縮小Iフレームの復号がローカル復号器22で行われ、ローカル復号器22が出力する縮小Iフレーム復号画像が参照画像として参照画像メモリ23に格納される。
また、縮小器20が出力する縮小原画像の縮小Bフレームへの符号化が、参照画像メモリ23に格納されている縮小Iフレーム復号画像を参照画像として符号化器24で行われ(S6)、更に、縮小Bフレームの復号がローカル復号器25で行われ、ローカル復号器25が出力する縮小Bフレーム復号画像が参照画像として参照画像メモリ26に格納される。
また、縮小器20が出力する縮小原画像の縮小Pフレームへの符号化が、参照画像メモリ23に格納されている縮小Iフレーム復号画像を参照画像として符号化器27で行われ(S7)、更に、縮小Pフレームの復号がローカル復号器28で行われ、ローカル復号器28が出力する縮小Pフレーム復号画像が参照画像として参照画像メモリ29に格納される。なお、ステップS5、S6、S7は並行して行われる。
次に、縮小Iフレーム、縮小Bフレーム、縮小Pフレームのデータサイズがデータサイズ比較器30で比較される(S8)と共に、第2原画像の縮小画像と縮小Iフレーム復号画像、縮小Bフレーム復号画像及び縮小Pフレーム復号画像との比較が画質比較器31で行われる。
ここで、セレクタ32が、データサイズ比較器30が出力するフレームタイプ選択信号SAを選択するように制御されている場合には、メイン符号化器34は、第1原画像のIフレームへの符号化が終了すると、フレームタイプ選択信号SAに制御されて第2原画像の符号化フレームへの符号化を開始する(S9)。
次に、第3原画像が入力されると、縮小器20で縮小原画像が生成される(S10)。そして、縮小器20が出力する縮小原画像の縮小Iフレームへの符号化が符号化器21で行われ(S11)、更に、縮小Iフレームの復号がローカル復号器22で行われ、ローカル復号器22が出力する縮小Iフレーム復号画像が参照画像として参照画像メモリ23に格納される。
また、縮小器20が出力する縮小原画像の縮小Bフレームへの符号化が、参照画像選択器33が選択した参照画像を使用して符号化器24で行われ(S12)、更に、縮小Bフレームの復号がローカル復号器25で行われ、ローカル復号器25が出力する縮小Bフレーム復号画像が参照画像として参照画像メモリ26に格納される。
また、縮小器20が出力する縮小原画像の縮小Pフレームへの符号化が、参照画像選択器33が選択した参照画像を使用して符号化器27で行われ(S13)、更に、縮小Pフレームの復号がローカル復号器28で行われ、ローカル復号器28が出力する縮小Pフレーム復号画像が参照画像として参照画像メモリ29に格納される。
次に、縮小Iフレーム、縮小Bフレーム、縮小Pフレームのデータサイズがデータサイズ比較器30で比較される(S14)と共に、第2原画像フレームの縮小画像と縮小Iフレーム復号画像、縮小Bフレーム復号画像及び縮小Pフレーム復号画像との比較が画質比較器31で行われる。
ここで、前述のように、セレクタ32が、データサイズ比較器30が出力するフレームタイプ選択信号SAを選択するように制御されている場合には、メイン符号化器34は、第2原画像の符号化フレームへの符号化が終了すると、フレームタイプ選択信号SAに制御されて第2原画像の符号化フレームへの符号化を開始する(S15)。また、参照画像選択器33は、フレームタイプ選択信号SAの内容に応じて、参照画像の符号化器24、27への無転送又は転送を行う。
以下、同様の動作が繰り返される。なお、セレクタ32が、画質比較器31が出力するフレームタイプ選択信号SBを選択するように制御される場合には、フレームタイプ選択信号SAの代わりにフレームタイプ選択信号SBが使用されるが、各部の動作はフレームタイプ選択信号SAが選択された場合と同様である。
以上のように、本発明の動画像圧縮装置の一実施形態によれば、原画像を縮小し、縮小Iフレーム、縮小Bフレーム、縮小Pフレームを生成し、これら縮小Iフレーム、縮小Bフレーム、縮小Pフレームからデータサイズが最も小さくなるフレームタイプ(符号化方法)を検出する工程が実行される。
そして、また、セレクタ32が、データサイズ比較器30が出力するフレームサイズ選択信号SAを選択するように制御される場合には、原画像について、データサイズ比較器30で検出したデータサイズが最も小さくなるフレームタイプへの符号化が実行される。
したがって、シーン・チェンジを高精度で検出することができ、また、従来のシーン・チェンジ検出器が不得手とした動画像、例えば、カメラがフラッシュを光らせた場合や、カメラを大きく移動させた場合や、原画像にノイズが多く含まれている場合においても、適切なフレーム選択を行うことができ、高圧縮率の動画像圧縮を行うことができる。
また、本発明の動画像圧縮装置の一実施形態によれば、縮小Iフレーム、縮小Bフレーム、縮小Pフレームを復号し、縮小Iフレーム復号画像、縮小Bフレーム復号画像、縮小Pフレーム復号画像のうち、品質が最も良いフレームタイプ(符号化方法)を検出する工程が実行される。
そして、また、セレクタ32が、画質比較器31が出力するフレームサイズ選択信号SBを選択するように制御される場合には、原画像について、画質比較器31で検出した品質が最も良いフレームタイプへの符号化が実行される。
したがって、この場合においても、シーン・チェンジを高精度で検出することができ、また、従来のシーン・チェンジ検出器が不得手とした動画像、例えば、カメラがフラッシュを光らせた場合や、カメラを大きく移動させた場合や、原画像にノイズが多く含まれている場合においても、適切なフレーム選択を行うことができ、高品質の動画像圧縮を行うことができる。
なお、本発明の動画像圧縮装置の一実施形態においては、データサイズ比較器30及び画質比較器31を設けるようにした場合について説明したが、この代わりに、データサイズ比較器30又は画質比較器31のいずれか一方のみを設けるようにしても良い。
また、縮小器20、ローカル復号器22、25、28を含む符号化器21、24、27、データサイズ比較器30、画質比較器31、セレクタ32、参照画像選択器33及びローカル復号器35を含むメイン符号化器34の代わりに、これらの機能を達成するためのプログラムを含む動画像圧縮プログラムと、このような動画像圧縮プログラムを実行するコンピュータを使用するようにしても良い。
ここで、本発明を整理すると、本発明には、少なくとも、以下の動画像圧縮方法及び装置並びにプログラムが含まれる。
(付記1)原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程を含むことを特徴とする動画像圧縮方法。
(付記2)原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、前記複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程を含むことを特徴とする動画像圧縮方法。
(付記3)原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程、又は、前記複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程を選択して実行する工程を含むことを特徴とする動画像圧縮方法。
(付記4)原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する手段と、前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する手段を有することを特徴とする動画像圧縮装置。
(付記5)原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する手段と、前記複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する手段を有することを特徴とする動画像圧縮装置。
(付記6)原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する手段と、前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程、又は、前記複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程を選択して実行する手段を含むことを特徴とする動画像圧縮装置。
(付記7)原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とする動画像圧縮プログラム。
(付記8)原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、前記複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とする動画像圧縮プログラム。
(付記9)原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程、又は、前記複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程を選択して行う工程をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とする動画像圧縮プログラム。
本発明の動画像圧縮装置の一実施形態の概略的構成図である。 本発明の動画像圧縮装置の一実施形態が備える画質比較器の一部分の概略的構成図である。 本発明の動画像圧縮装置の一実施形態の動作(本発明の動画像圧縮方法の一実施形態)を説明するための図である。 従来の動画像圧縮装置の一例の概略的構成図である。 シーン・チェンジ検出の必要性を説明するための図である。 従来のシーン・チェンジ検出器を備えた動画像圧縮装置の一例の概略的構成図である。 画素差分法を採用するシーン・チェンジ検出器の一例の概略的構成図である。 動きベクトル法によるシーン・チェンジ検出を説明するための図である。
符号の説明
20…縮小器
21、24、27…符号化器
22、25、28…ローカル復号器
23、26、29…参照画像メモリ
30…データサイズ比較器
31…画質比較器
32…セレクタ
33…参照画像選択器
34…メイン符号化器
35…ローカル復号器
36…参照画像メモリ
37…縮小原画像
38…縮小Iフレーム復号画像
39…引算器
40…絶対値器
41…累積加算器

Claims (5)

  1. 原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、
    前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程を含む
    ことを特徴とする動画像圧縮方法。
  2. 原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、
    前記複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程を含む
    ことを特徴とする動画像圧縮方法。
  3. 原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する手段と、
    前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する手段を有する
    ことを特徴とする動画像圧縮装置。
  4. 原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する手段と、
    前記複数の符号化画像から品質が最も良い符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する手段を有する
    ことを特徴とする動画像圧縮装置。
  5. 原画像を縮小し、符号化方法が異なる複数の符号化画像を生成する工程と、前記複数の符号化画像からデータサイズが最も小さくなる符号化方法を検出し、該検出した符号化方法で前記原画像を符号化する工程をコンピュータに実行させるプログラムを含む
    ことを特徴とする動画像圧縮プログラム。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055440A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corp 画像符号化装置および画像符号化プログラム

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