JP2006227720A - プログラミング装置およびその情報表示方法 - Google Patents

プログラミング装置およびその情報表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プログラムのモニタやデバック操作を容易に行うことができ、且つ、ノウハウの流出を防ぐことができるプログラミング装置およびその情報表示方法を提供する。
【解決手段】プログラミング装置1は、表示手段が表示しているプログラムの表示領域のうちマウスやキーボード等の入力手段により範囲指定する表示領域選択手段4と、表示領域選択手段4によって選択された表示領域に対して表示属性情報を設定する属性設定手段6と、設定された表示属性情報をプログラム中の各命令コードと1対1に対応させて格納するデータ格納手段7と、データ格納手段7に格納された表示属性情報を解読し属性が設定されている領域についてはその領域を前記プログラムとは異なる表示形式でまとめて表示するブロック表示手段8と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マシンコントローラで使用するラダープログラムやモーションプログラムの内容、及び実行状態を表示可能なプログラム表示装置を有するプログラミング装置およびその情報表示方法に関する。
従来技術のプログラム表示装置を有するプログラミング装置は、対象のラダープログラムやモーションプログラムをプログラム表示装置上に表示すると同時にこれらの プログラムの実行状態をリアルタイムにマシンコントローラからモニタリングしていた(例えば、特許文献1参照)。
図11は、従来技術を示すラダープログラム表示画面の説明図である。
図11の例に示すように、従来技術によるラダープログラム表示画面ではプログラムの表示状態を変化させることでプログラムの実行状況を確認していた。
特開平10−340109号公報(第3−4頁、第3図)
しかしながら、マシンコントローラで使用するラダープログラムやモーションプログラムはステップ数が増加したりソフト構造が複雑になったりするとデバックやモニタすべき個所が非常に判り難くなるという問題があった。
また、プログラム中にそれぞれのメーカのノウハウとなるようなパラメータや演算式 などを表記しなければならない場合、これらの内容を他のユーザにも見られてしまうと いう問題もあった。このため、これまではプログラム単位でセキュリティを設定するという方法が一般的に考えられてきた。しかし、このような方法ではセキュリティを保持するためにプログラム構成を大きく変更する必要がありユーザの大きな負担となっていた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、プログラムのモニタやデバック操作を容易に行うことができ、且つ、ノウハウの流出を防ぐことができるプログラミング装置およびその情報表示方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、請求項1に記載の発明は、マシンコントローラで使用するラダープログラムやモーションプログラムの内容、及び実行状態を表示可能な表示手段を有するプログラミング装置において、前記表示手段が表示している表示領域のうちマウスやキーボード等の入力手段により任意の箇所を範囲指定する表示領域選択手段と、前記表示領域選択手段によって選択された表示領域に対して表示属性情報を設定する属性設定手段と、前記設定された表示属性情報を前記プログラム中の各命令コードと1対1に対応させて格納するデータ格納手段と、前記データ格納手段に格納された表示属性情報を解読し属性が設定されている領域についてはその領域を前記プログラムとは異なる表示形式でまとめて表示するブロック表示手段と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプログラミング装置において、前記設定された表示属性情報に対してセキュリティコードを設定するセキュリティ設定手段と、前記設定された表示属性情報に対応するセキュリティコードの対応表を前記プログラム中に一緒に格納する対応表格納手段と、前記プログラミング装置にログインするユーザ毎にそれぞれのID、パスワード、環境設定などのユーザ情報を登録するユーザ情報登録手段と、前記登録されているそれぞれのユーザ情報に対してそれぞれ前記プログラムの表示属性情報に対するセキュリティコード情報を保持するセキュリティコード情報保持手段と、前記ユーザ情報と前記プログラム中のセキュリティコードを比較し一致しない表示属性情報が設定されている箇所についてはその領域のプログラム内容の展開表示を阻止する比較阻止手段と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のプログラミング装置において、前記設定された表示属性情報に対してプログラムの実行完了条件としてレジスタの到達値、判断条件式を設定する完了条件設定手段と、前記表示属性情報と前記プログラムの実行完了条件の対応表を作成し前記プログラム中に一緒に格納する完了条件格納手段と、前記設定されたプログラムの実行完了条件が満たされた際に対応する表示属性情報が設定された表示領域の表示色または表示状態を変更する表示状態変更手段と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載のプログラミング装置において、前記設定したプログラムの実行完了条件の条件判断を前記マシンコントローラではなく前記プログラミング装置側で実行する実行完了判断手段を備えたことを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、マシンコントローラで使用するラダープログラムやモーションプログラムの内容、及び実行状態を表示可能な表示手段を有するプログラミング装置の情報表示方法において、ログインしたユーザ表示セキュリティ情報を取得し、プログラム−表示属性情報を読み込み、前記プログラム−表示属性情報に格納されている表示属性−セキュリティチェックテーブルを読み込み、前記ユーザ表示セキュリティ情報を基に前記表示属性−セキュリティテーブルをチェックし、前記表示属性−セキュリティテーブルに設定されている表示属性は前記ユーザ表示セキュリティ以上か判断し、前記設定されている表示属性は前記ユーザ表示セキュリティ以上であると判断した場合は対象の表示属性をもつプログラムを展開可能とし、一方、前記設定されている表示属性は前記ユーザ表示セキュリティ未満と判断した場合は対象の表示属性をもつプログラムを展開不可とすることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のプログラミング装置の情報表示方法において、前記設定された表示属性情報に対してセキュリティコードを設定し、前記設定された表示属性情報に対応するセキュリティコードの対応表を前記プログラム中に一緒に格納し、前記プログラミング装置にログインするユーザ毎にそれぞれのID、パスワード、環境設定などのユーザ情報を登録し、前記登録されているそれぞれのユーザ情報に対してそれぞれ前記プログラムの表示属性情報に対するセキュリティコード情報を保持し、前記ユーザ情報と前記プログラム中のセキュリティコードを比較して一致しない表示属性情報が設定されている箇所についてはその領域のプログラム内容の展開表示を阻止することを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載のプログラミング装置の情報表示方法において、前記設定された表示属性情報に対してプログラムの実行完了条件としてレジスタの到達値または判断条件式を設定し、前記表示属性情報と前記プログラムの実行完了条件の対応表を作成して前記プログラム中に一緒に格納し、前記設定されたプログラムの実行完了条件が満たされた際に対応する表示属性情報が設定された表示領域の表示色または表示状態を変更することを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、請求項5または6に記載のプログラミング装置の情報表示方法において、前記設定したプログラムの実行完了の判断を前記マシンコントローラではなく前記プログラミング装置側で実行することを特徴としている。
請求項1および5に記載のプログラミング装置およびその情報表示方法によると、プログラムの途中経過より、その結果のみ確認できれば良い個所、デバックやモニタに関係ない不必要な箇所、もしくはセキュリティを保持したい箇所を例えばマウスやキーボードなどの入力装置を用いて範囲指定し、この範囲指定したプログラムの複数領域を、ブロック型の 表示要素でまとめて表示するようにする(以降、このように任意に選択した領域を 元のプログラムとは異なる表示形態でまとめて表示することをブロック表示と称す)ことにより、ラダー/モーションプログラムの内、必要な箇所の実行結果を簡単に確認することができる。これにより、対象のプログラムのモニタやデバック操作を容易に行うことができる。また、プログラム作成装置の稼動現場においては、プログラム修正・パラメータの調整を行うことが多いが、そのうち、多くの場合はプログラムの特定箇所の修正や調整作業 が主になる。このような現場に本発明を適用することにより、現場での作業の簡略化、プログラムのメンテナンス性の向上を図ることができる。
また、請求項2および6に記載のプログラミング装置およびその情報表示方法によると、請求項1または5で設定したブロック表示領域に対してブロック表示している箇所のうち、セキュリティ設定をした箇所についてはセキュリティコードを入力しない限り、表示装置上にはプログラムの内容が表されない構成としているので、メーカのノウハウとなるパラメータやプログラムコードを表記しなければならない場合でもこれらのノウハウの流出を防ぐことができる。また、ブロック表示していない箇所は通常のプログラムが表示されるのでコードのセキュリティ保持とプログラムのメンテナンスの両立が可能になる。
また、 請求項3および7に記載のプログラミング装置およびその情報表示方法によると、プログラム情報表示装置では定周期にこれらプログラム完了条件で指定されたレジスタ値を監視し、レジスタ値が設定された完了条件を満たした際には該ブロックの表示色、もしくは 表示状態を変化させるようにしているので、セキュリティ保持のためプログラムの特定個所をブロック表示でしか表示しない場合でもそのプログラム内容を確認すること無く対象個所の処理が完了したかどうかを確認することが出来る。
また、請求項4および8に記載のプログラミング装置およびその情報表示方法によると、各属性情報に添付したプログラム実行完了条件の判断をコントローラ側でなくプログラミング装置側で行うことにより、コントローラの実行速度に影響されること無くプログラムの実行状態を容易に確認することができる。また、プログラム実行完了条件として単純なレジスタ値の一致以外にも複雑な条件式やスクリプトを 設定し、複数のレジスタの実行状態から完了条件の判断を行うことも比較的容易にできる。
このように本発明によると、対象のプログラムのモニタやデバック操作を容易に行うことが出来、ノウハウの流出を防ぐことができるプログラミング装置およびその情報表示方法を実現することができる。
以下、本発明の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は、第1実施例を示すプログラミング装置のブロック図である。
図1において、1はプログラミング装置、2は表示手段、3は入力手段、4は表示領域選択手段、5は表示領域、6は属性設定手段、7はデータ格納手段、8はブロック表示手段である。なお、図1ではプログラミング装置の機能のうち本実施例に係る部分のみ記載している。
本実施例である図1の特徴とする点は以下のとおりである。
すなわち、プログラミング装置1は、表示手段2が表示しているプログラムの表示領域のうちマウスやキーボード等の入力手段3により任意の箇所を範囲指定するための表示領域選択手段4と、表示領域選択手段4によって選択された表示領域5に対して表示属性情報を設定するための属性設定手段6と、前記設定された表示属性情報を前記プログラム中の各命令コードと1対1に対応させて格納するデータ格納手段7と、データ格納手段7に格納された表示属性情報を解読し属性が設定されている領域についてはその領域を前記プログラムとは異なる表示形式でまとめて表示するためのブロック表示手段8と、を備えるようにしている点である。
図2は、第1実施例を示すラダープログラム表示画面の説明図であり、従来技術である図11に相当するものである。
以下、図2を用いてプログラミング装置1のラダープログラム画面の表示例について説明する。
プログラムの途中経過よりその結果のみ確認できれば良い個所、デバックやモニタに関係ない不必要な箇所、もしくはセキュリティを保持したい箇所を、例えばマウスやキーボードなどの入力装置3を用いて範囲指定し、この範囲指定したプログラムの複数領域をブロック表示する。図2では「BLOCK−01」「BLOCK−02」がブロック表示の部分である。
図3は、第1実施例を示す表示属性の格納方法の説明図である。
以下図3を用いて、本発明データ格納手段7における表示属性の格納構成および本発明の動作について説明する。
ラダープログラムやモーションプログラム内に命令コード以外に画面上の行番号、表示属性情報を合わせて保存するようにする。この表示属性情報は図3に示すように、表示行ごとの命令コードに対する表示属性情報という形でそれぞれ1対1に対応させて一緒にプログラムに格納する構成にする。
この構成により、表示手段2に表示されるプログラムのうちユーザがマウス等3を使用して範囲指定した領域に対しては、その選択領域に対応する命令コードの表示属性を変更することが可能となり、表示する際にプログラムコード以外にブロック表示形式で表示することが可能となるのである。
図4は、第2実施例を示すセキュリティ設定に係る部分を含めたプログラミング装置のブロック図である。
図4において、9はセキュリティ設定手段、10は対応表格納手段、11はユーザ情報登録手段、12はセキュリティコード情報保持手段である。なお、図1と同じ説明符号のものは図1と同じ構成要素を示しているので説明は省略する。
本実施例を示した図4のプログラミング装置の特徴とする点は以下のとおりである。
すなわち、プログラミング装置1は、前記設定された表示属性情報に対してセキュリティコードを設定するためのセキュリティ設定手段9と、前記設定された表示属性情報に対応するセキュリティコードの対応表を前記プログラム中に一緒に格納する対応表格納手段10と、プログラミング装置1にログインするユーザ毎にそれぞれのID、パスワード、環境設定などのユーザ情報を登録するためのユーザ情報登録手段11と、前記登録されているそれぞれのユーザ情報に対してそれぞれ前記プログラムの表示属性情報に対するセキュリティコード情報を保持するセキュリティコード情報保持手段12と、前記ユーザ情報と前記プログラム中のセキュリティコードを比較し一致しない表示属性情報が設定されている箇所についてはその領域のプログラム内容を展開して表示手段2に表示することを阻止する比較阻止手段13と、を備えるようにしている点である。
図5は、第2実施例を示すプログラミング装置の全体処理の説明図であり、処理の流れを判りやすく図示したものである。
また、図6は、第2実施例を示すセキュリティ−表示属性チェックテーブルの説明図であり、プログラミング装置の各プログラム内に一緒に格納されるセキュリティ−表示属性チェックテーブルの例を示したものである。図6では、表示属性、セキュリティコードのほか完了条件も設定されているが、完了条件については第3実施例で詳細を説明する。
また、図7は、第2実施例を示すログインしたユーザ毎に設定されるユーザ表示セキュリティ情報テーブルの説明図である。
また、図8は、第2実施例を示すセキュリティ設定されたプログラムの表示判定手順の説明図である。
以下、図5乃至8を用いて本実施例のプログラミング装置のセキュリティ設定されたプログラムの表示判定手順について説明する。
本実施例では、第1実施例で設定したブロック表示領域に対してそれぞれセキュリティコードを設定することができる。セキュリティコードを設定した場合、ブロック表示領域に設定されている表示属性情報に対してセキュリティ値が設定される。 これらの情報は図6に示すような構成のテーブルに設定され、セキュリティ−表示属性 チェックテーブルとして対象プログラム内に一緒に格納される。
また、ログインする各ユーザのユーザ情報に対しても図7に示すような表示属性に対するセキュリティコードで構成されたテーブルを作成し、ユーザ表示セキュリティ情報テーブルとしてログインするユーザ毎にそれぞれ設定するようにしている。
表示装置でプログラムを表示する際には、はじめに図8に示すようにプログラム中の表示属性値に設定されているセキュリティコードと一致するセキュリティコードがログイン中のユーザ情報に格納されているユーザ表示セキュリティ情報内に設定されているかどうかを判定する。もし、セキュリティコードが一致した表示属性があれば、それらの表示属性が設定されている個所のプログラムについてはプログラムコードとブロック表示のどちらでも表示を行えるようにする。逆に、一致するセキュリティ情報が存在しない表示属性については、情報表示装置上のプログラム表示をブロック表示としてしか表示せずその箇所のプログラムの内容は表示しないようにする。
これにより、プログラム中にセキュリティ設定をした領域については不特定多数のユーザがこの内容を参照することを阻止することが可能となるのである。
図9は、第2実施例を示すセキュリティ設定されたプログラムに対する表示方法のフロー図である。
以下、図9を用いてセキュリティ設定されたプログラムに対する表示装置の情報表示方法について説明する。
先ず、ログインしたユーザ表示セキュリティ情報を取得する(ステップST1)。次に、プログラム−表示属性情報を読み込み(ステップST2)、プログラム中に格納されている
表示属性−セキュリティチェックテーブルを読み込む(ステップST3)。次に、ユーザ表示セキュリティ情報を基に、表示属性−セキュリティテーブルをチェックする(ステップST4)。次に、設定されている表示属性はユーザ表示セキュリティ以上か判断する(ステップST5)。判断の結果、設定されている表示属性はユーザ表示セキュリティ以上である場合は、対象の表示属性をもつプログラムは展開可とする(ステップST6)。一方、判断の結果、設定されている表示属性はユーザ表示セキュリティ未満の場合は、対象の表示属性をもつプログラムは展開不可とする(ステップST7)。次に、表示対象の表示属性−セキュリティテーブルのチェックが完了したか確認し(ステップST8)、表示対象の表示属性−セキュリティテーブルのチェックが完了した場合は、表示装置2にプログラムを表示する(ステップST9)。一方、表示対象の表示属性−セキュリティテーブルのチェックが完了していない場合は次の表示属性をチェックする(ステップST10)。
図10は、第3実施例を示すプログラムの実行完了時の表示状態変更および実行完了条件の条件判断に係る部分を含めたプログラミング装置のブロック図である。
図10において、14は完了条件設定手段、15は完了条件格納手段、16は表示状態変更手段、17は実行完了判断手段である。なお、図1、4と同じ説明符号のものは図1、4と同じ構成要素を示しているので、説明は省略する。
本実施例である図10の特徴とする点は以下のとおりである。
すなわち、プログラミング装置1は、 前記設定された表示属性情報に対して図6で示したようにプログラムの実行完了条件としてレジスタの到達値、判断条件式などを設定するための完了条件設定手段14と、前記表示属性情報と前記プログラムの実行完了条件の対応表を作成し前記プログラム中に一緒に格納する完了条件格納手段15と、前記設定されたプログラムの実行完了条件が満たされた際に対応する表示属性情報が設定された表示領域の表示色や表示状態を変更するための表示状態変更手段16を有し、完了条件として指定したレジスタの値が所定の値となり、条件を満たしたら、第1実施例で示したブロック表示領域の表示色や表示状態を変更するようにしている点と、設定したプログラムの実行完了条件を満たしているかどうかの判断を前記マシンコントローラではなくプログラミング装置1側で実行するための実行完了判断手段17を有し、各属性に設定した完了条件をコントローラ側では一切実行せずプログラミング装置1側でのみこれらの条件を使用するようにしている点である。
実行完了判断は、具体的には、ある属性に対する完了条件として設定されているレジスタ値についてその現在値をプログラム表示装置側で定周期でコントローラからモニタリングし、モニタしたレジスタ値が設定されている到達値や条件式などの完了条件を満たしているかどうかを判定する。プログラミング装置1側で実行条件の判断をするため完了条件としては単純な条件式以外にも一定の処理手順を記載したスクリプトを設定する形にしても良い。
したがって、ユーザはブロック表示されている箇所についてそのプログラム内容を確認しなくとも実行が完了したかどうかを簡単に確認することができ、各属性情報に添付したプログラム実行完了条件の判断をコントローラ側でなくプログラミング装置1側で行うことにより、コントローラの実行速度に影響されること無く、プログラムの実行状態を容易に確認することができるのである。
本発明は、マシンコントローラに限らず同様のプログラム表示装置を有するプログラミング装置に広く応用が可能である。
第1実施例を示すプログラミング装置のブロック図 第1実施例を示すラダープログラム表示画面の説明図 第1実施例を示す表示属性の格納方法の説明図 第2実施例を示すセキュリティ設定に係る部分を含めたプログラミング装置のブロック図 第2実施例を示すプログラミング装置の全体処理の説明図 第2実施例を示すセキュリティ−表示属性チェックテーブルの説明図 第2実施例を示すログインしたユーザ毎に設定されるユーザ表示セキュリティ情報テーブルの説明図 第2実施例を示すセキュリティ設定されたプログラムの表示判定手順の説明図 第2実施例を示すセキュリティ設定されたプログラムに対する表示方法のフロー図 第3実施例を示すプログラムの実行完了時の表示状態変更および実行完了条件の条件判断に係る部分を含めたプログラミング装置のブロック図 従来技術を示すラダープログラム表示画面の説明図
符号の説明
1 プログラミング装置
2 表示手段
3 入力手段
4 表示領域選択手段
5 表示領域
6 属性設定手段
7 データ格納手段
8 ブロック表示手段
9 セキュリティ設定手段
10 対応表格納手段
11 ユーザ情報登録手段
12 セキュリティコード情報保持手段
13 比較阻止手段
14 完了条件設定手段
15 完了条件格納手段
16 表示状態変更手段
17 実行完了判断手段

Claims (8)

  1. マシンコントローラで使用するラダープログラムやモーションプログラムの内容、及び実行状態を表示可能な表示手段を有するプログラミング装置において、
    前記表示手段が表示している表示領域のうちマウスやキーボード等の入力手段(3)により任意の箇所を範囲指定する表示領域選択手段(4)と、
    前記表示領域選択手段(4)によって選択された表示領域(5)に対して表示属性情報を設定する属性設定手段(6)と、
    前記設定された表示属性情報を前記プログラム中の各命令コードと1対1に対応させて格納するデータ格納手段(7)と、
    前記データ格納手段(7)に格納された表示属性情報を解読し属性が設定されている領域についてはその領域を前記プログラムとは異なる表示形式でまとめて表示するブロック表示手段(8)と、を備えたことを特徴とするプログラミング装置。
  2. 前記設定された表示属性情報に対してセキュリティコードを設定するセキュリティ設定手段(9)と、
    前記設定された表示属性情報に対応するセキュリティコードの対応表を前記プログラム中に一緒に格納する対応表格納手段(10)と、
    前記プログラミング装置(1)にログインするユーザ毎にそれぞれのID、パスワード、環境設定などのユーザ情報を登録するユーザ情報登録手段(11)と、
    前記登録されているそれぞれのユーザ情報に対してそれぞれ前記プログラムの表示属性情報に対するセキュリティコード情報を保持するセキュリティコード情報保持手段(12)と、
    前記ユーザ情報と前記プログラム中のセキュリティコードを比較し一致しない表示属性情報が設定されている箇所についてはその領域のプログラム内容の展開表示を阻止する比較阻止手段(13)と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のプログラミング装置。
  3. 前記設定された表示属性情報に対してプログラムの実行完了条件としてレジスタの到達値、判断条件式を設定する完了条件設定手段(14)と、
    前記表示属性情報と前記プログラムの実行完了条件の対応表を作成し前記プログラム中に一緒に格納する完了条件格納手段(15)と、
    前記設定されたプログラムの実行完了条件が満たされた際に対応する表示属性情報が設定された表示領域の表示色または表示状態を変更する表示状態変更手段(16)と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のプログラミング装置。
  4. 前記設定したプログラムの実行完了の判断を前記マシンコントローラではなく前記プログラミング装置側で実行する実行完了判断手段(17)を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のプログラミング装置。
  5. マシンコントローラで使用するラダープログラムやモーションプログラムの内容、及び実行状態を表示可能な表示手段を有するプログラミング装置の情報表示方法において、
    ログインしたユーザ表示セキュリティ情報を取得し、
    プログラム−表示属性情報を読み込み、
    前記プログラム−表示属性情報に格納されている表示属性−セキュリティチェックテーブルを読み込み、
    前記ユーザ表示セキュリティ情報を基に前記表示属性−セキュリティテーブルをチェックし、
    前記表示属性−セキュリティテーブルに設定されている表示属性は前記ユーザ表示セキュリティ以上か判断し、
    前記設定されている表示属性は前記ユーザ表示セキュリティ以上であると判断した場合は対象の表示属性をもつプログラムを展開可能とし、
    一方、前記設定されている表示属性は前記ユーザ表示セキュリティ未満と判断した場合は対象の表示属性をもつプログラムを展開不可とすることを特徴とするプログラミング装置の情報表示方法。
  6. 前記設定された表示属性情報に対してセキュリティコードを設定し、
    前記設定された表示属性情報に対応するセキュリティコードの対応表を前記プログラム中に一緒に格納し、
    前記プログラミング装置にログインするユーザ毎にそれぞれのID、パスワード、環境設定などのユーザ情報を登録し、
    前記登録されているそれぞれのユーザ情報に対してそれぞれ前記プログラムの表示属性情報に対するセキュリティコード情報を保持し、
    前記ユーザ情報と前記プログラム中のセキュリティコードを比較して一致しない表示属性情報が設定されている箇所についてはその領域のプログラム内容の展開表示を阻止することを特徴とする請求項5に記載のプログラミング装置の情報表示方法。
  7. 前記設定された表示属性情報に対してプログラムの実行完了条件としてレジスタの到達値または判断条件式を設定し、
    前記表示属性情報と前記プログラムの実行完了条件の対応表を作成して前記プログラム中に一緒に格納し、
    前記設定されたプログラムの実行完了条件が満たされた際に対応する表示属性情報が設定された表示領域の表示色または表示状態を変更することを特徴とする請求項5または6に記載のプログラミング装置の情報表示方法。
  8. 前記設定したプログラムの実行完了の判断を前記マシンコントローラではなく前記プログラミング装置側で実行することを特徴とする請求項5または6に記載のプログラミング装置の情報表示方法。
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