JP2006226619A - ガスバーナー - Google Patents

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Abstract

【課題】 バーナー本体と上部カバーとの間に自然空気を供給し、燃焼時に足りない空気を補充することで燃焼を促せるようにするガスバーナーを提供すること。
【解決手段】 本発明によるガスバーナーは、リング状からなり、内周面の上面に円周面に沿って混合ガス噴出孔11が形成されたバーナー本体10の上面にそれぞれ円周方向に少なくとも三つ以上の突出部12を設け、前記突出部12の上面に上部カバー50を取り付け、前記上部カバー50と突出部12との間に形成された隙間により自然空気が供給されるようにすることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ガスバーナーに関し、より詳しくは、バーナー本体と上部カバーとの間に適当な隙間を設けて、自然空気を供給し、燃焼時に足りない空気を補充することで燃焼を促せ、一酸化炭素及び窒素酸化物などの発生を低減するようにするガスバーナーに関する。
一般に、ガスバーナーは、瞬間的に強い火力が要求されるにつれ、ガスの圧力と熱量の高い液化石油ガス(LPG)などを用いる準低圧バーナーが使用されており、最近は、低コストでありながら圧力の低い液化天然ガス(LNG)などを使用して高熱の火炎が得られる多様な形態や構造のガスバーナーが開発され使用されている。
前記のようなガスバーナーの一例としては、本出願人により先出願された韓国特許出願第2003-0077643号「ガスバーナー」に開示されたものがある(特許文献1参照)。
図1は、従来によるガスバーナーの一実施例を示す図であり、図示のように、リング状からなり、内周面の上面に円周面に沿って複数の混合ガス噴出孔1aが形成されたバーナー本体1と、一端は、前記バーナー本体1の一側に連通され、他端には、空気の流入量を調節する空気調節口2aが設けられ、前記空気調節口2aの中央にガス流入管2bから供給されるガスが空気と互いに混合されるようにする混合管2とからなるガスバーナーにおいて、前記バーナー本体1の下方及び中心部に設けられ、送風ファン4から送風された空気を上側に噴出するように複数の空気噴射孔3aが形成された第1の空気タンク3と、前記第1の空気タンク3に流路管4aで連結され、駆動モータ4bにより空気を送風する送風ファン4と、前記バーナー本体1の上側に取り付けられ、中央に火炎噴出部5aが設けられ、前記火炎噴出部5aを介して火炎が噴出する火炎が噴出する1次燃焼室の上部カバー5とを備えている。
前記のように構成された従来のガスバーナーは、ガス流入管2bに都市ガス配管を接続し、ガス弁を開くと、ガスが混合管2の内部に流入し、前記混合管2の端部に設けられた空気調節口2aを通して流入した空気と混合され、バーナー本体1の上面に形成された混合ガス噴出孔1aを通して1次燃焼空間部Fに噴出されながら火炎が発生する。
そして、送風ファン4から発生した空気は、流路管4aを通して第1の空気タンク3の上面に形成された空気噴射孔3aに噴出されながら混合ガス噴出孔1aから噴出する混合ガスが1次燃焼空間部Fで燃焼を開始して上昇し、混合や拡散作用を経て、未燃焼の混合ガスを2次燃焼空間部Sで燃焼させるものである。
このとき、前記最上面の空気噴射孔3aは、垂直状になっており、段差面上には外側に傾斜するように形成され、調理容器6の外側に火炎が広がるようにするものである。
また、前記バーナー本体1の上面に取り付けられた1次燃焼室の上部カバー5により調理容器などから零れた汁などが1次燃焼室の上部カバー5の外部面に沿って流れたり、前記1次燃焼室の上部カバー5の火炎噴出部5aの内径を最小化し、前記バーナー本体1の混合ガス噴出孔1aに当たらないようにして火が消されることがなくなる。
前記したような従来のガスバーナーは、調理容器6などから零れた汁を1次燃焼室の上部カバー5で遮断し、混合ガス噴出孔1aが塞がったり火が消されたりすることを防止し、未燃焼の黄炎に送風ファンで空気を供給し、強い火力を維持するという利点があった。
しかし、従来のガスバーナーは、バーナー本体と上部カバーとの間に自然空気が流入せず、自然空気が足りないという問題があった。
韓国特許出願第2003−0077643号
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、バーナー本体と上部カバーとの間に自然空気を供給し、燃焼時に足りない空気を補充することで、燃焼を促せるようにするガスバーナーを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明によるガスバーナーは、リング状からなり、内周面の上面に円周面に沿って混合ガス噴出孔が形成されたバーナー本体と、一端は、前記バーナー本体の一側に連通され、他端には、空気の流入量を調節する空気調節口が設けられ、前記空気調節口の中央にガス流入管から供給されるガスが空気と互いに混合されるようにする混合管と、前記バーナー本体の下方及び中心部に設けられ、送風ファンから送風された空気を上側に噴出するように複数の空気噴射孔が形成された第1の空気タンクと、前記第1の空気タンクに流路管で連結され、駆動モータにより空気を送風する送風ファンと、前記バーナー本体の上側に取り付けられ、中央に火炎噴出部が設けられ、前記火炎噴出部を介して火炎が噴出する上部カバーとから構成されるガスバーナーにおいて、前記バーナー本体の上面にそれぞれ円周方向に少なくとも三つ以上の突出部を設け、前記突出部の上面に前記上部カバーを取り付け、前記上部カバーと突出部との間に形成された隙間により自然空気が供給されるようにすることを特徴する。
また、前記第1の空気タンクと連結管で連結され、リング状からなると共に、内周面に複数の空気噴出孔が形成された第2の空気タンクが前記バーナー本体の上側に設けられている。
また、前記第1の空気タンクの上面に複数の段差面が形成されている。
また、前記空気タンクの段差面上に複数の空気噴射孔を外側方向に傾斜するように形成させている。
また、前記流路管には、空気調節口が設けられている。
また、前記流路管は、フレキシブル管からなっている。
また、前記流路管は、複数のガスバーナーが設けられる固定管と、前記固定管の一側に 送風ファンと連通しているフレキシブル管からなっている。
また、前記固定管とガスバーナーとが連結される部位には、空気量を調節する空気調節弁が設けられている。
また、前記固定管は、四角パイプからなっている。
また、前記混合ガス噴出孔は、内側に傾斜するように形成されている。
また、前記上部カバーの火炎噴出部の内径よりも前記バーナーヘッドの混合ガス噴出孔の形成位置が大きくなっており、
前記火炎噴出部の内側に上部から零れ落ちた汁などが前記1次火炎ガス噴出孔に当たらないようにしている。
このような本発明によるガスバーナーによれば、バーナー本体と上部カバーとの間に自然空気を供給し、燃焼時に足りない空気を補充することで燃焼を促せると共に、一酸化炭素及び窒素化合物の発生を低減することができる。
また、バーナー本体の上部に1次燃焼室の上部カバーを設けることにより、調理容器などから零れ落ちた汁などによる1次混合ガス噴出孔の閉塞を防止すると共に
、火が消されることを防止することができる。
また、空気調節口を通して流入する1次自然空気とガス流入管から供給されるガスとを混合し、バーナーヘッドの混合ガス噴出孔から噴出させ、第1の燃焼空間部で燃焼させ、このとき、未燃焼の混合ガスは、送風ファンから発生する強制空気が空気タンクの空気噴射孔を通して噴出するようにし、第1の燃焼空間部の火炎を第2の燃焼空間部に拡散燃焼させることでガスの完全燃焼を可能とすると共に、強い火力を維持することを可能とする。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面に基づいて詳しく説明する。
図2乃至図4は、本発明によるガスバーナーの一実施例を示す図であり、図示のように、 ガスバーナー100は、バーナー本体10と、混合管20と、第1の空気タンク30と、 送風ファン40と、上部カバー50とから構成されている。
前記バーナー本体10は、リング状からなり、内周面の上面に円周面に沿って混合ガス噴出孔11が複数形成されている。
また、前記バーナー本体10の上面に円周方向に少なくとも三つ以上の突出部12、より好ましくは、四つの突出部12を設け、前記突出部12の上面に取り付けられる上部カバー50との間に形成された隙間13により自然空気(2次自然空気)が供給されるようにし、混合ガス噴出孔11から噴出して燃焼する従来の一般的な燃焼方法で火力を著しく増大させるため、空気噴射孔31から空気が噴出しながら新しい火柱を形成すると共に、未燃分を含んだ1次燃焼空間部の火炎の上昇を誘導し、再燃焼する際の火炎速度による圧力の差により、自然空気流入部32とは異なる隙間13から燃焼中の火炎の影響を受ける2次空気が流入するようにして、一酸化炭素及び窒素化合物の発生を著しく低減し、火力を増大させる。
一方、本発明を説明するための概念として、2次自然空気といったのは、後述する混合管に流入し、ガスと混合される自然空気(以下、1次自然空気)と区別するためのものであり、かつ、送風ファン30から供給される空気は、自然空気に対応する強制空気と名づけて説明する。
前記混合管20は、一端は、前記バーナー本体10の一側に連通され、他端には、空気の流入量を調節する空気調節口21が設けられ、前記空気調節口21の中央にガス流入管22の端部のノズルチップ23から供給されるガスが1次自然空気と互いに混合されるようにするものである。
前記第1の空気タンク30は、バーナー本体10の中心部に設けられ、送風ファン40から送風された空気を上側に噴出するように上面に複数の空気噴射孔31が形成され、前記第1の空気タンク30の外径がバーナー本体10の内径よりも小さくなることにより、自然空気(2次自然空気)流入部32が形成され、バーナー本体10の下部の2次自然空気がバーナー本体10の燃焼空間部に供給されるようになっている。
また、前記第1の空気タンク30は、複数の段差面33を形成することにより、断面積が拡大し、吸熱を容易にし、燃焼を促せる加熱された強制空気を噴出させ、圧力が上昇すると共に騒音が減少する効果を有する。
前記空気噴射孔31は、最上面には、垂直状に形成されており、段差面33上には、外側に傾斜するように形成されている。
前記したように外側に空気噴射孔31を形成することにより、送風ファン40から供給される強制空気を空気調節口43により適切に供給されるように調節しながら調理容器の中央下部に拡散するようにして混合ガス噴出孔11を通して第1の燃焼空間部Fで1次燃焼している火炎を完全燃焼させるように、上方向に噴出するようにする(混合ガス噴出孔から吐出して着火燃焼する空間を第1の燃焼空間部で表し、図中の仮想線で示す)。
また、前記バーナー本体10と第1の空気タンク30とは、鋳造などの製造方法で一体に形成されることが好ましい。
前記送風ファン40は、第1の空気タンク30に流路管41で連結され、駆動モータ42により強制空気を送風する。
前記流路管41は、単一のバーナーのみを設置するときは、フレキシブル管で形成し、 複数のバーナーを設置する場合には、鋼管などで設置して作業性を向上させる。
また、前記流路管41上には、空気調節口43が設けられ、送風ファン40で発生した 強制空気の量を外部から調節して第1の空気タンク30に供給するようになっている。
前記上部カバー50は、バーナー本体10の上側に取り付けられ、中央に火炎噴出部51が設けられ、前記火炎噴出部51を介して火炎が噴出するものであり、口径をバーナー本体10の40%以下に縮小したが、第1の空気タンク30の空気噴射孔31の角度(垂直でなく外部方向に角度を与える)により調理容器の中央下部で接触するときに広く拡散し、効率よく加熱することが可能となる。
また、前記上部カバー50の火炎噴出部51の内径aよりも前記バーナーヘッド10の混合ガス噴出孔11の形成位置bが大きくなっており、前記火炎噴出部51の内側に浸透した汁などが前記1次火炎ガス噴出孔11に当たらないようにすることが好ましい。
すなわち、火炎噴出部51の直径を縮小することにより、直上部から零れ落ちる汁などの浸透を抑制し、浸透しても水平的に距離が離れていることから、混合ガス噴出孔11に直接当たらず、火が消されなくなる。
また、前記上部カバー50の火炎噴出部51の上側を第2の燃焼空間部Sで表し、図中の仮想線で表して説明する。
図5は、本発明によるガスバーナーが複数設置された状態を示す図である。
図示のように、ガスバーナー100は、調理台などに複数設置することができるが、これは、流路管41を固定管41aとフレキシブル管41bとから構成するものである。
すなわち、固定管41aの上面に所定の間隔で本発明によるガスバーナー100を設置し、前記固定管41aの一側に送風ファン40と連通しているフレキシブル管41bを設置する。
また、前記固定管41aは、四角パイプから形成し、ガスバーナー100の第1の空気タンク30との結合及び設置を容易にすることが好ましい。
また、前記固定管41aとガスバーナー100とが連結される部位には、空気量を調節する空気調節弁44を設けることにより、送風ファン40から供給される空気の量を調節する。
また、前記空気調節弁44は、ガス用ボール弁を設けて、レバーの回転により弁の開放程度を調節し、強制空気の量を調節する。
前記のように設置した状態で送風ファン40で発生した強制空気をフレキシブル管41bを通して固定管41aに流動させ、前記固定管41aに所定の間隔で設けられたガスバーナー100の第1の空気タンク30に空気を供給している。
このとき、送風ファンの静圧及び風量によって設けられるガスバーナー100の数により、それぞれ送風ファン40から適正量の空気が供給されるようにするために、手動調節する空気調節弁44を調節して空気量を調節する。
図6は、本発明によるガスバーナーの他の実施例を示す断面図である。
ここで、一実施例と同様の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。
図示のように、ガスバーナー100は、バーナー本体10と、混合管20と、第1の空気タンク30と、送風ファン40と、上部カバー50とから構成されたのは一実施例と同様であり、ただし、前記第1の空気タンク30と連通している第2の空気タンク60をバーナー本体10の上部に設けている点で異なる。
前記第2の空気タンク60は、前記第1の空気タンク30の一側に連結管61で連結され、内周面に複数の空気噴出孔62が形成されており、連結管61と第2の空気タンク60とは、フランジ63で結合されている。
また、前記第2の空気タンク60は、リング状からなり、内周面は下側が広く、上側は狭い形の傾斜面から形成され、火気を上側に誘導するようになっており、傾斜面上に複数の空気噴出孔62が形成される。
また、前記第2の空気タンク60の内周面の最上端にも複数の空気噴出孔62が形成され、空気の吐出が容易であると共に、空気噴出孔62から未燃分を再燃焼する新しい火柱が生成され、さらに燃焼し、火炎が加熱物に対する接触面積を拡大し、より近距離で加熱できるように、上側に約45°〜60°傾斜するように穿孔されるのが最も好ましい。
また、第2の空気タンク60の噴出孔62に噴出される空気量を調節するために、第2の空気調節口64を設けても良い。
また、前記第2の空気タンク60の空気噴出孔62から噴出される空気領域を第3の燃焼空間部Tで表し、図中の仮想線で表して説明する。
一方、説明していない符号70は、調理容器を示している。
本発明による作用を詳しく説明すると、次のようになる。
ガス流入管22に都市ガス配管を接続し、ガス弁を開くと、ガスが混合管20の内部に流入し、前記混合管20の端部に設けられた空気調節口21を通して流入した1次自然空気と混合され、バーナー本体10の上面に形成された混合ガス噴出孔11を通して第1の燃焼空間部Fに噴出されながら火炎が発生する。
このとき、バーナー本体10と第1の空気タンク30の下方に設けられた流入部32を介して2次自然空気が供給されると共にバーナー本体10と上部カバー50の外周面に形成されたそれぞれの隙間13によっても2次自然空気が供給され、燃焼を促せることになる。
そして、送風ファン40で発生した強制空気は、流路管41を通して第1の空気タンク30の上面に形成された空気噴射孔31に噴出されながら第1の燃焼空間部Fで燃焼している混合ガスの燃焼を促せることになり、前記
第1の燃焼空間部Fで燃焼している火炎を上昇させると共に、混合や拡散作用を経て、未燃焼の混合ガスを第2の燃焼空間部Sで再燃焼させることになる。
このとき、前記最上面の空気噴射孔31は、垂直状からなり、段差面33の上には、外側に傾斜するように形成されており、調理容器70の外側に火炎が拡散するようにする。
また、前記バーナー本体10の上面に取り付けられた上部カバー50により調理容器70などから零れ落ちた汁などが上部カバー50の外部面に沿って流れたり、前記上部カバー50の火炎噴出部51の内径を最小化し、前記バーナーヘッド10の混合ガス噴出孔11に当たらないようにして火が消されなくなる。
また、本発明の他の実施例による第2の空気タンク60の空気が第1の空気タンク30に連結管61を通して流入すると、第1の空気タンク30から噴出する空気により2次燃焼した混合ガスが、第2の空気タンク60に形成された空気噴出孔62に噴出される空気によりもう一度第2の燃焼空間部Tで最終に未燃分のガスが完全燃焼し、火力が増大する。
以上のように、上記実施の形態を参照して詳細に説明され図示されたが、本発明は、これに限定されるものでなく、このような本発明の基本的な技術的思想を逸脱しない範囲内で、当業界の通常の知識を有する者にとっては、他の多くの変更が可能であろう。また、本発明は、添付の特許請求の範囲により解釈されるべきであることは言うまでもない。
従来によるガスバーナーの一実施例を示す図である。 本発明によるガスバーナーの一実施例を示す断面図である。 本発明によるガスバーナーの要部分解斜視図である。 本発明によるガスバーナーの平面図である。 本発明によるガスバーナーが複数設置された状態を示す図である。 本発明によるガスバーナーの他の実施例を示す断面図である。
符号の説明
10 バーナー本体
11 混合ガス噴出孔
12 突出部
13 隙間
20 混合管
21 空気調節口
22 ガス流入管
23 ノズルチップ
30 第1の空気タンク
31 空気噴射孔
32 自然空気流入部
33 段差面
40 送風ファン
41 流路管
41a 固定管
41b フレキシブル管
42 駆動モータ
50 上部カバー
51 火炎噴出部
60 第2の空気タンク
61 連結管
62 空気噴出孔

Claims (11)

  1. リング状からなり、内周面の上面に円周面に沿って混合ガス噴出孔(11)が形成されたバーナー本体(10)と、一端は、前記バーナー本体(10)の一側に連通され、他端には、空気の流入量を調節する空気調節口(21)が設けられ、前記空気調節口(21)の中央にガス流入管(22)から供給されるガスが空気と互いに混合されるようにする混合管(20)と、前記バーナー本体(10)の下方及び中心部に設けられ、送風ファン(40)から送風された空気を上側に噴出するように複数の空気噴射孔(31)が形成された第1の空気タンク(30)と、前記第1の空気タンク(30)に流路管(41)で連結され、駆動モータ(42)により空気を送風する送風ファン(40)と、前記バーナー本体(10)の上側に取り付けられ、中央に火炎噴出部(51)が設けられ、前記火炎噴出部(51)を介して火炎が噴出する上部カバー(50)とから構成されるガスバーナーにおいて、
    前記バーナー本体(10)の上面にそれぞれ円周方向に少なくとも三つ以上の突出部 (12)を設け、前記突出部(12)の上面に前記上部カバー(50)を取り付け、前記上部カバー(50)と突出部(12)との間に形成された隙間により自然空気が供給されるようにすることを特徴とするガスバーナー。
  2. 前記第1の空気タンク(30)と連結管(61)で連結され、リング状からなると共に、内周面に複数の空気噴出孔(62)が形成された第2の空気タンク(60)が前記バーナー本体(10)の上側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガスバーナー。
  3. 前記第1の空気タンク(30)の上面に複数の段差面(33)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスバーナー。
  4. 前記空気タンク(12)の段差面(33)上に複数の空気噴射孔(31)を外側方向に傾斜するように形成させていることを特徴とする請求項3に記載のガスバーナー。
  5. 前記流路管(41)には、空気調節口(43)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスバーナー。
  6. 前記流路管(41)は、フレキシブル管からなっていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスバーナー。
  7. 前記流路管(31)は、複数のガスバーナーが設けられる固定管(41a)と、前記固定管(41a)の一側に送風ファン(40)と連通しているフレキシブル管(41b)からなっていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスバーナー。
  8. 前記固定管(41a)とガスバーナー(100)とが連結される部位には、空気量を調節する空気調節弁(44)が設けられていることを特徴とする請求項7に記載のガスバーナー。
  9. 前記固定管(41a)は、四角パイプからなっていることを特徴とする請求項7に記載のガスバーナー。
  10. 前記混合ガス噴出孔(11)は、内側に傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスバーナー。
  11. 前記上部カバー(50)の火炎噴出部(51)の内径(a)よりも前記バーナーヘッド(10)の混合ガス噴出孔(11)の形成位置(b)が大きくなっており、前記火炎噴出部(51)の内側に上部から零れ落ちた汁などが前記1次火炎ガス噴出孔(11)に当たらないようにしていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスバーナー。
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