JP2006226220A - タービン調速弁 - Google Patents

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JP2006226220A
JP2006226220A JP2005042457A JP2005042457A JP2006226220A JP 2006226220 A JP2006226220 A JP 2006226220A JP 2005042457 A JP2005042457 A JP 2005042457A JP 2005042457 A JP2005042457 A JP 2005042457A JP 2006226220 A JP2006226220 A JP 2006226220A
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turbine
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JP2005042457A
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Shusaku Hamada
周作 浜田
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Shin Nippon Machinery Co Ltd
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Shin Nippon Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】調速弁カバーを貫通する弁棒を有するタービン用調速弁において、該貫通部からの流体のリークをなくすことができるタービン調速弁を提供すること。
【解決手段】調速弁1の弁棒2を軸方向に摺動させることにより、タービンへの流入蒸気量を調整するタービン調速弁において、調速弁カバー3を貫通する弁棒2の両端にシールヘッド4を固定するとともに、このシールヘッド4と調速弁カバー3の間にベローズ5を介設して1対のシール室6を形成し、この1対のシール室6を均圧管7により接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タービン調速弁に関し、特に、調速弁カバーを貫通する弁棒を有するタービン用調速弁において、該貫通部からの流体のリークをなくすことができるタービン調速弁に関するものである。
例えば、従来から使用されている蒸気タービン用調速弁においては、図2に示すように、調速弁1の弁棒2は、同じ軸径で調速弁カバー3を2箇所貫通させ、弁棒2の両端を大気圧に開放することにより、調速弁1の内部圧力と大気圧による差圧で、弁棒2にスラスト荷重が発生することを防止している。
このため、弁棒のリーク処理配管12等を設けて、軸貫通部からのリーク蒸気の処理を行う必要があった。
また、調速弁1を開閉させる機械式ガバナ10は、通常は調速弁1の開方向の作動機能しかないため、リンク機構11には、弁を常時全閉方向に引っ張るリターンスプリング13を設ける必要があった。
本発明は、上記従来のタービン調速弁が有する問題点に鑑み、調速弁カバーを貫通する弁棒を有するタービン用調速弁において、該貫通部からの流体のリークをなくすことができるタービン調速弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のタービン調速弁は、調速弁の弁棒を軸方向に摺動させることにより、タービンへの流入流体量を調整するタービン調速弁において、調速弁カバーを貫通する弁棒の両端にシールヘッドを固定するとともに、該シールヘッドと調速弁カバーの間にベローズを介設して1対のシール室を形成し、該1対のシール室を均圧管により接続したことを特徴とする。
この場合において、ベローズに弁棒を弁の閉方向に付勢するばね力を付与することができる。
本発明のタービン調速弁によれば、調速弁の弁棒を軸方向に摺動させることにより、タービンへの流入流体量を調整するタービン調速弁において、調速弁カバーを貫通する弁棒の両端にシールヘッドを固定するとともに、該シールヘッドと調速弁カバーの間にベローズを介設して1対のシール室を形成し、該1対のシール室を均圧管により接続することから、弁棒が摺動しても各シール室を均圧管で連通して同じ圧力に保ち、弁棒両端の差圧によるスラスト荷重の発生を防止するとともに、弁棒両端をシール室で外部と遮断することにより、流体のリークの発生をなくすことができる。
また、ベローズに弁棒を弁の閉方向に付勢するばね力を付与することにより、従来のリターンスプリングを不要として省略することができる。
以下、本発明のタービン調速弁の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1に、本発明のタービン調速弁の第1実施例を示す。
このタービン調速弁は、調速弁1の弁棒2を軸方向に摺動させることにより、タービンへの流入蒸気量を調整するようにしている。
そして、このタービン調速弁は、かかる既知の構成において、調速弁カバー3を貫通する弁棒2の両端にシールヘッド4を固定するとともに、該シールヘッド4と調速弁カバー3の間にベローズ5を介設して1対のシール室6を形成し、該1対のシール室6を均圧管7により接続している。
弁棒2は、調速弁1をその中間部に有し、軸方向に摺動することにより、調速弁1を動かしてタービンへの流入蒸気量を調整することができる。
シールヘッド4は短円柱状の栓体からなり、内側の中心部に弁棒2の各端部が螺合する雌ねじ8が形成されている。
また、シールヘッド4の均圧管7の接続部には、該均圧管7とシール室6とを連通させる連通孔9が形成されるとともに、シールヘッド4の一方は、駆動側として、機械式ガバナ10のリンク機構11に接続されている。
ベローズ5は、金属や合成樹脂の蛇腹状伸縮管からなり、該ベローズ5には、弁棒2を弁1の閉方向に付勢するばね力が付与されている。このベローズ5のばねを利用し、あらかじめ弁1の閉方向に働くようにベローズ5の位置をセットしておくことで、従来のリターンスプリングが不要となる。
また、ベローズ5をシールヘッド4と調速弁カバー3の間に介設することにより、外部と隔離された1対のシール室6が形成されており、この1対のシール室6は、中空管からなる均圧管7で接続することにより相互に連通している。
なお、本実施例では、2箇所のベローズ5及び弁棒2の両端はそれぞれ同じ径とされている。
かくして、本実施例のタービン調速弁は、調速弁1の弁棒2を軸方向に摺動させることにより、タービンへの流入蒸気量を調整するタービン調速弁において、調速弁カバー3を貫通する弁棒2の両端にシールヘッド4を固定するとともに、該シールヘッド4と調速弁カバー3の間にベローズ5を介設して1対のシール室6を形成し、該1対のシール室6を均圧管7により接続することから、弁棒2が摺動しても各シール室6を均圧管7で連通して同じ圧力に保ち、弁棒2両端の差圧によるスラスト荷重の発生を防止するとともに、弁棒2両端をシール室6で外部と遮断することにより、蒸気のリークの発生をなくすことができる。
この場合、ベローズ5に弁棒2を弁の閉方向に付勢するばね力を付与することにより、従来のリターンスプリングを不要として省略することができる。
以上、本発明のタービン調速弁について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、実施例に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明のタービン調速弁は、調速弁カバーを貫通する弁棒を有するタービン用調速弁において、該貫通部からの流体のリークをなくすことができることから、例えば、構造を簡略化しコストの低減を図るようなタービン調速弁の用途に好適に用いることができる。
本発明のタービン調速弁の一実施例を示す断面図である。 従来のタービン調速弁を示す断面図である。
符号の説明
1 調速弁
2 弁棒
3 調速弁カバー
4 シールヘッド
5 ベローズ
6 シール室
7 均圧管
8 雌ねじ
9 連通孔
10 機械式ガバナ
11 リンク機構

Claims (2)

  1. 調速弁の弁棒を軸方向に摺動させることにより、タービンへの流入流体量を調整するタービン調速弁において、調速弁カバーを貫通する弁棒の両端にシールヘッドを固定するとともに、該シールヘッドと調速弁カバーの間にベローズを介設して1対のシール室を形成し、該1対のシール室を均圧管により接続したことを特徴とするタービン調速弁。
  2. ベローズに弁棒を弁の閉方向に付勢するばね力を付与したことを特徴とする請求項1記載のタービン調速弁。
JP2005042457A 2005-02-18 2005-02-18 タービン調速弁 Pending JP2006226220A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015534621A (ja) * 2012-09-20 2015-12-03 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 一体型アクチュエータ、ガスタービンエンジンおよび対応する作動方法

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